ヴァンゲリス

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ヴァンゲリス
VangelisElGrecopremiereDE2.jpg
基本情報
出生名 Ευάγγελος Οδυσσέας Παπαθανασίου
出生 1943年3月29日(71歳)
ギリシャの旗 ギリシャ
ジャンル ニューエイジ
電子音楽
プログレッシヴ・ロック
レーベル ヴァーティゴ
RCAレコード
ポリドール
アリスタ
イーストウエストジャパン
ソニー・ミュージック
ユニバーサル・ミュージック
共同作業者 ジョン・アンダーソン
イレーネ・パパス
スティーナ・ノルデンスタム
著名使用楽器
ヤマハ・CS-80・他(別記)

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ヴァンゲリス(Vangelis、Βαγγέλης、本名・エヴァンゲロス・オディセアス・パパサナスィウ(後述)、Ευάγγελος Οδυσσέας Παπαθανασίου [evˈaɲɟelos oðiˈseas papaθanaˈsiu]、Evangelos Odysseas Papathanassiou 1943年3月29日 - )は、ギリシャの音楽家(シンセサイザー奏者作曲家)。

概要[編集]

1970年代から現在まで、多方面にわたって世界的に活動している音楽家。

アメリカでは映画『炎のランナー』の音楽1982年3月に発表された第54回アカデミー賞オリジナル作曲賞を受賞し[1]、同年ビルボードアルバム及びシングルでチャート1位を獲得[2]、また1982年のリドリー・スコット監督の映画『ブレードランナー』の音楽を担当している。

活動拠点であるヨーロッパでは、1974年に報道された[3]イエスへの加入騒動[4]以前からソロ・アルバムをリリースしている。1992年のリドリー・スコット監督作品『1492 コロンブス』のサウンドトラック盤はドイツでアルバムが100万枚、シングル・カットされた「新大陸発見/コロンブスのテーマ」が150万枚売れた他、欧州17ヶ国でゴールド・ディスク/プラチナ・ディスクを獲得しており[5]、『炎のランナー』を凌ぐヒットとなった[6]

オリジナル・アルバムや映画音楽アルバムの他、テレビ音楽、舞台音楽なども多数手がけている。カール・セーガン制作のテレビドキュメンタリー『COSMOS(コスモス・宇宙)[7]でも、作品が印象的に使用された(テーマ曲として使用されたアルバム『天国と地獄』からの一節や、アルバム『反射率0.39』に収録されている「アルファ」等)。

日本では上記のCOSMOSを初め、邦画『南極物語』の音楽、さらに日韓同時開催となった2002 FIFAワールドカップ公式アンセムオリコンでシングルベスト10圏内に入った事などでも知られている(後述[8]

近年は、より国際的なイベントに関わる様になり、2000年のシドニーオリンピックの閉会式でオーストラリアからギリシャへオリンピックの旗を引き継ぐ際の音楽と指揮を担当、さらに2004年のアテネオリンピックでは公式エンブレムに付随するロゴ音楽も手がけている。また、2001年にはNASAの火星探査計画の一つである2001マーズ・オデッセイのテーマ音楽を担当、それに関連してアテネのゼウス神殿で催行されたライブ・イベント「Mythodea」を手がける等の活動を行っている[1]

略歴[編集]

ギリシャ中部の港町ヴォロスで、画家の父と音楽家の母のもとに生まれる[9]。4歳から独学でピアノと作曲を始め、6歳にして自作の演奏会を開いたと伝えられる[1]。高校時代からプロとしての音楽活動を開始、ジャズバンドヴァイブピアノオルガンなどを演奏した。高校卒業後、音楽学校等には進まず美術学校で映画と美術を学んだ。なお、音楽理論などはアリストテレスなる人物から個人教授を受けたとされる。

1963年アテネでポップバンド「フォーミンクス」[10]を結成し、多数のシングルを発表、ギリシャ国内でヒットする。

その後、デミス・ルソスDemis Roussos, ベースとヴォーカル)、ルカス・シデラス(Loukas Sideras, ドラムス)、アーギリス・コロリス(Argyris Koulouris,ギター)ら[11]The Papathanassiou Setを結成、シンガーのバックなどを務める。

1967年、『5000 Lies』の音楽で初めて映画作品に関わる[1]

1968年軍事クーデターを機に[9]国際的な活躍の場を求め、デミス、ルカスとロンドンを目指す[12]が、労働ビザ不所持のため入国拒否となり本来経由地であったフランスに逆送され同地に留まることを余儀なくされる。しかたなく3人はパリでアフロディテス・チャイルド(Aphrodite's Child)を結成、シングル「Rain and Tears」(「雨と涙」)を発表したところ思わぬ大ヒット[9]となる。そこでパリに居を定め、レコード会社と正式契約し、その後「I Want to Live」, 「Spring, Summer, Winter and Fall」などのヒットを放つ。1969年にはサンレモ音楽祭にも参加、欧州を中心に人気を集めるが、アルバム『End of the World』と『It's Five O'Clock』を発表後、音楽性をめぐるメンバー間の対立から解散状態となる[13]。しかし、レコード会社との契約を果たすため1972年[14]に一時的に再結成し、『新約聖書』の「ヨハネの黙示録」を題材にした[15]2枚組アルバム『666』を制作した[16]

以後、ソロ活動が本格化。パリを本拠に映画音楽やオリジナル作品を発表し、1973年には本格的なオリジナル・アルバム『アース』をヨーロッパでリリースする。1974年、イギリスに渡りロンドンで個人スタジオNEMOを開設、大手レコード会社RCAレコードと契約を結び、1975年の『天国と地獄』を初め、世界展開で作品群を続々とリリースする。

1975年、ギリシャのハードロック・バンド ソクラテス(Socrates Drank the Conium)のアルバム『Phos』にプロデューサー、キーボード奏者として参加。ハードロック色を廃し、地中海音楽を導入した本作は翌年にリリースされた。

1974年にはリック・ウェイクマンキーボード)の後任としてイエスへの加入を打診されているが、創作活動の制限を懸念した[15]ほか、ユニオン問題(当時のイギリスの音楽業界組合は外国人を厳しく排除する方針があった)もあり[3]、加入を断っている。しかし、この時からジョン・アンダーソン(Jon Anderson)との交遊が始まり、以後、相互のアルバムにゲスト参加するなどの交流が行われ、1979年以降はJon & Vangelis名義でアルバムを共同制作/リリースしている。

1980年代になると、映画『炎のランナー』(1981年)や『ブレードランナー』(1982年)、さらに日本では『南極物語』(1983年)等のサウンドトラックを手がけて話題となる。

1980年代半ばに拠点を再度パリに移すも、1989年にギリシャへ帰国。以後アテネに居を定め創作活動を続けている。

音楽性[編集]

ヴァンゲリスの音楽の特徴として、主に以下の点が挙げられている[17]

メロディ

ヴァンゲリスのメロディはシンプルで美しく[18]、強く印象に残るものが多い[19]。ギリシャおよび地中海東部地域に古くから伝わる5音階旋法にもとづくメロディを用いる事があり、また、5度の飛躍(ドからソへ:『炎のランナー』の序奏部分など)を好んで使うことが多いのも特徴である。

構成

多くのアルバムがシンフォニーの様な複数楽章によって構成されたトータルアルバムとなっており、アルバム全体がひとつのコンセプトに貫かれている場合が多い。特に『大地の祭礼』や『マスク』、『エル・グレコ』などは各パートに固有の題名をつけず、単にムーブメント+番号という構成になっている。

作曲と編曲

ヴァンゲリスは楽譜の読み書きが出来ないと発言している[9]。作曲はマルチ・キーボード形式で各種楽器を周囲に配置し[20]、それらを即興的に弾きながら行い、ほとんどの楽器をひとりで演奏してスタジオでの多重録音で音楽を造形していく。自身は編曲はシンセサイザーや各楽器を縦横に駆使した多彩で重厚な仕上げを用いる事が多く、特に「ヤマハ・CS-80」や各ポリフォニックシンセサイザーオーケストラの様な厚みや広がりを得る事を得意としている。また、さまざまな民族楽器や打楽器類を使って独特の色彩感や香りを出すアレンジも多い。その一方で、ジャズ的なインプロヴィゼーションの展開や現代音楽的な実験性も有しており[21]1970年代のライヴ公演もほとんどが即興演奏であった。
こうした作編曲方法を自身は「自発的音楽(Sponteus Music)」と呼んでいる。

ジャンル

ヴァンゲリスの作品はジャンルを超えてしまう場合が多い。オリジナルアルバム作品[22]に対するレコードレーベルの分類[23]も、所属会社や時期によって以下の様に相違がある。

ジャズ奏者としてのヴァンゲリス

シンセサイザーと出会うまでのヴァンゲリスは主にピアノとオルガン、ヴァイブ、パーカッションなどを演奏していた。
1964-65年ごろにギリシャのジャズピアニストGeorge Theodossiadisのクァルテットでヴァイブを演奏した録音がギリシャでCD化されている(Legend/El Capitan 2201556072)。
スタンダードナンバーからボサノヴァまで幅広いジャンルで卓越した即興を聴かせている。
ヴァンゲリスのもっとも古い録音と思われる。

主な作品[編集]

長期間、充実した活動を続けているヴァンゲリスの作品は膨大なものとなっているが、その中でも名作と呼ばれる作品、あるいはヴァンゲリスにとって転機となった作品が存在する(文中に記載されたチャート順位は『ダイレクト』の記述より)。

RCA時代以前[編集]

  • 雨と涙(Rain and Tears/シングル)
1968年にリリースされたアフロディテス・チャイルドのシングル。これがヨーロッパ全域でヒットした[9]事で、バンドはさらに活動が継続された。
一度解散したアフロディテス・チャイルドが一時的に再結成して1972年[14]に制作したアルバム。バンドによるアルバムだが作曲は全曲ヴァンゲリス。
1973年にリリースされたヴァンゲリスの実質的な初のオリジナル・ソロ・アルバム[24]

RCA時代[編集]

天国と地獄』は、1975年に大手レコード会社RCAレコードと契約したヴァンゲリスが初めて同社からリリースしたアルバム。全英チャートで31位まで上昇した。次作の『反射率0.39』は全英チャート18位を記録した
『天国と地獄』は、1974年の加入問題で交友が生まれたイエスジョン・アンダーソンがゲスト・ボーカルで参加していることと、第1部第3楽章が上記のテレビ番組『COSMOS』のオープニングで使用されたことで有名。
『反射率0.39』と『螺旋』も、ニュース番組のオープニングやバラエティ番組(占いの鑑定結果発表のBGM等)に使用されるなど、ヴァンゲリスを知らない人でも耳馴染みはある、という収録曲が多い作品である。なお、『日曜夕刊!こちらデスク』のテーマ曲としても知られる「パルスター」(『反射率0.39』の1曲目)は、後に「星空のプロムナード」の曲名でポール・モーリアによってカバー演奏されている。

ポリドール時代[編集]

1979年にリリースされた、ジョン・アンダーソンとのジョイント・プロジェクト「ジョン・アンド・ヴァンゲリス」初のアルバム。全英4位まで上昇した。
1981年、同名映画の音楽。アルバム全米1位(全英5位)になり、アカデミー賞オリジナル作曲賞を受賞した。
1983年にリリースされた、日本映画『南極物語』のサウンドトラック。この映画が当時の邦画No.1ヒットとなった(なお、この記録は『もののけ姫』に抜かれるまで持続した[6])。

ワーナー・ミュージック時代[編集]

1992年にリリースされた同名映画のサウンドトラック。特にヨーロッパでヒットした(概要を参照)。
1994年にリリースされた。事実上はサウンドトラックだが、一部に未使用曲が収録され、一方でメインテーマやエンドタイトルの収録が不完全なためか、欧米盤ジャケットではサウンドトラックとの文言が一切使用されておらず、形式上ヴァンゲリスの個人作品の体裁をとっている。
2001年リリース。NASAによる2001マーズ・オデッセイのテーマ音楽。

作品や経歴に関する特記事項[編集]

フォーミンクス(Forminx)[編集]

ギリシャ時代の1964-66ごろヴァンゲリスがオルガン奏者として在籍していたポップバンド。
ギリシャ版ビートルズといったバンドで、ギリシャ国内で9枚のシングルを発表しヒットチャートを賑わした。
海外進出も考えていたのか、歌詞は英語のものがほとんど。
全22曲をリリースしたが、その多くをヴァンゲリスが作曲している。
またリードヴォーカルを務めたTASSOS PAPASTAMATISが後年、フランスでソロシンガーとしてデビューする際に楽曲(Days of Love)を提供している。

アフロディテス・チャイルドAphrodite's Child[編集]

フォーミンクス解散後にヴァンゲリスが結成したAphrodite's Childは『Rain and Tears』『It's Five O'Clock』『666』の3アルバムと11枚のシングルを発表した。

映画音楽[編集]

ヴァンゲリスはギリシャ時代から多くの映画音楽を手がけているが、1970年代から始まったフレデリック・ロッシフ(Frédéric Rossif, フランスのドキュメンタリー映画監督)との共同作業はロッシフの死(1989年)まで続いた。アルバムとして正規発売されたものは『動物の黙示録』、『野生の祭典』、『野生』などがあるが、そのほかにもロッシフ作品のために多数の音楽を作曲している。ロッシフの他作品に用いた音楽を流用しているケースも多い。

一般には、1980年代に入ってからの『炎のランナー』や『ブレードランナー』が有名。『炎のランナー』はビルボードのシングル/アルバムチャートで全米No.1を獲得している。これはヴァンゲリスにとって唯一の全米No.1シングル/アルバムである。また、インストゥルメンタル唯一の全米No.1アルバムでもある。

『ブレードランナー』は、映画のクレジット画面ではオリジナル・サウンドトラック盤の発売が示唆されていたものの、ヴァンゲリス自身が「当時の他の活動と異なる音楽性で制作された」という理由で発売を急遽拒否したため発売されなかった。その後、1992年の『ブレードランナー・ディレクターズカット』の公開に伴い、実に10年以上経った1994年に、ようやく公式CDがリリースされている。

「映画音楽家とは思われたくない」[25]、「イエスに加入すれば自分のアルバムも売れるだろうが、そういった事には興味は無い」[15]等の発言にも示される様に、ヴァンゲリスは商業的成功に目立った執着を示していない。サウンドトラックに関しても、映像と切り離して劇伴をそのままCD化するのではなく、新たな収録曲順に変更する、本編用に提供した曲を再度CD収録用に編曲・演奏し直す(『炎のランナー』)、本編で印象的に使用されながらアルバム向きでない曲を収録せず、逆に本編で使用しなかったアルバム向きの曲を収録する(『ブレードランナー』)など、独立した音楽作品として成立するように工夫を凝らすことが多い。

スポーツ・イベント[編集]

オリンピックを始めとして様々なスポーツ・イベントでヴァンゲリスは起用されているが、中でも2002年3月にシングルでリリースされた2002 FIFAワールドカップ公式アンセムは、開催期間である2002年6月のテレビ放送等で頻繁にオン・エアされ、オリコンのチャートでもシングルのトップ10入りを果たした。週間ランキングの最高位は2002年7月第1週及び第2週の第6位。また、アテネ五輪誘致活動のために制作されたアニメーションのサウンドトラックや、シドニー五輪の閉会式、1997年にアテネで開催された世界陸上大会開会式の音楽なども担当している。

その他[編集]

2006年のアメリカ映画「ホリデイ (The Holiday)」の中の、DVDショップでのシーンにて、映画音楽の作曲家の役であるマイルズという男が「炎のランナー」のDVDを手にして、主人公のアマンダにこんなセリフを言っている。

「ヴァンゲリスの音楽だよ。彼は電子音楽を取り入れた草分け的な存在なんだ。」

しかし、実際にはヴァンゲリスは電子音楽としては後発であり、彼のことを草分けと言うのは誤りである。

ディスコグラフィ[編集]

ソロ・アルバム[編集]

題名 リリース レーベル 分類 特記事項
Sex Power 1970年 Phillips サウンドトラック 個人名義による初のアルバム
Fais Que Ton Rêve Soit Plus Long Que La Nuit
(Poème Symphonique)
1972年 Reprise Records オリジナル 1968年のフランス五月革命(学生騒乱)をテーマとした作品
動物の黙示録
L'Apocalypse des Animaux
1973年 Polydor サウンドトラック フランスのTV番組の為の音楽。F.ロッシフ監督作品
アース
Earth
1973年 Vertigo オリジナル ヴァンゲリス初の本格的オリジナルアルバム[24]
天国と地獄
Heaven and Hell
1975年 RCA オリジナル 日本を含め世界的にリリースされたRCA移籍後の第1作。ジョン・アンダーソンがヴォーカルで参加
イグナチオ/奇蹟のランナー
Ignacio /
Entends-Tu Les Chiens Aboyer?
1975年 Polydor サウンドトラック Francois Reichenbach監督のメキシコ映画のサントラ。海外では映画の原題をそのままタイトルとしたCDも存在する
野生の祭典
La Fete Sauvage
1976年 Polydor サウンドトラック 動物の黙示録』と同じF.ロッシフ監督の作品の為の音楽
反射率0.39
Albedo 0.39
1976年 RCA オリジナル RCAでの2作目。
螺旋
Spiral
1977年 RCA オリジナル RCAでの3作目。
霊感の舘
Beaubourg
1978年 RCA オリジナル RCAでの最後の作品。全編、現代音楽的インプロヴィゼーション
白羊宮の巨星
The Best of Vangelis
1978年 RCA ベストアルバム RCAの4枚のアルバムから選曲
野生
Opera Sauvage
1978年 Polydor サウンドトラック ジョン・アンダーソンがハープで参加。F.ロッシフ監督作品
Hypothesis 1978年 Affinity オリジナル 70年代初頭のスタジオ・セッション。「公認に関する注釈」を参照の事
ドラゴン
The Dragon
1979年 Charly オリジナル 70年代初頭のスタジオ・セッション。「公認に関する注釈」を参照の事
チャイナ(中國)
China
1979年 Polydor オリジナル ポリドール移籍後の初作品。
流氷原
See You Later
1980年 Polydor オリジナル ジョン・アンダーソンがヴォーカルで参加
炎のランナー
Chariots of Fire
1981年 Polydor サウンドトラック ビルボード全米1位作品
南極物語
Antarctica
1983年 Polydor サウンドトラック ヴァンゲリス初の邦画用音楽
大地の祭礼
Soil Festivities
1984年 Polydor オリジナル ポリドールでの3作目のオルジナル
マスク
Mask
1985年 Polydor オリジナル ポリドールでの4作目のオルジナル
瞑想-見えない絆
Invisible Connections
1985年 Grammophon[26] オリジナル 『霊感の館』同様、全編、現代音楽的インプロヴィゼーション
ダイレクト
Direct
1988年 Arista オリジナル アリスタレーベルでの唯一の作品
ザ・ベリー・ベスト・オブ・ヴァンゲリス
Themes
1989年 Polydor ベストアルバム 映画音楽のテーマ曲中心。アルバム初収録曲あり。
シティ
The City
1990年 WEA オリジナル 日本語のナレーション入り
1492 コロンブス
1492 - Conquest of Paradise
1992年 WEA サウンドトラック 同名映画のサウンドトラック
ブレードランナー
Blade Runner
1994年 WEA サウンドトラック ただし体裁としてはオリジナルアルバム。
Φόλος Τιμής στον Γκρέκο
A Tribute to El Greco
1995年 WEA オリジナル 3000枚限定盤
ヴォイシズ
Voices
1995年 WEA オリジナル 複数のボーカリストやコーラスが参加している。
ポートレイツ
Portraits
1996年 Polydor ベストアルバム アルバム初収録曲あり
オセアニック
Oceanic
1996年 WEA オリジナル 波の音も自前で録音
エル・グレコ
El Greco
1998年 WEA オリジナル 1995年の3000枚限定盤に3曲を追加し一般リリース
リプリーズ90-99〜ベスト・オブ・ヴァンゲリス
Reprise 1990-1999
1999年 WEA ベストアルバム アルバム初収録曲あり
The Music of Cosmos 2000年 BMG コンピレーション 2枚組CDのみ「Comet 16」初収録
Mythodea 2001年 ソニー・ミュージック オリジナル 2001マーズ・オデッセイのテーマ音楽
アンセム~2002 FIFA World Cup 公式アンセム
Anthem - 2002 FIFA World Cup TM Official Anthem
2002年 ソニー・ミュージック オリジナル
(シングル)
アルバムはコンピレーション
オデッセイ~ザ・ベスト・コレクション
Odyssey - The Definitive Collection
2003年 ユニバーサル ベストアルバム ヴァンゲリス自身によるリマスタリング。アルバム初収録曲あり。
アレキサンダー
Alexander
2004年 ソニー・ミュージック サウンドトラック 映画『アレキサンダー』の為の音楽
El Greco 2007年 ユニバーサル サウンドトラック 1995年及び1998年のEl Grecoとは別作品。日本未発売
「ブレードランナー」オリジナル・サウンドトラック<25周年記念エディション>
Blade Runner Trilogy [25th Anniversary]
2007年 ユニバーサル サウンドトラック 3枚組アルバム
Swiadectwo (Testimony) 2008年 Agora サウンドトラック ヨハネ・パウロ2世の半生を描いたポーランド映画のサントラ。オープニングとエンディングの音楽2曲をヴァンゲリスが書いている。日本未発売。

共同アルバム[編集]

ヴァンゲリスは多数のアーティストと共同作品を残している。ここでは主にアルバム単位の作品を取り上げた。

Jon & Vangelis(ジョン・アンド・ヴァンゲリス[編集]

イエスのヴォーカリスト、ジョン・アンダーソンとの共同作品。作詞はジョン、作曲・編曲・プロデュースはヴァンゲリスが担当。

題名 リリース レーベル 分類 特記事項
ショート・ストーリーズ

Short Stories

1979年 Polydor コラボレーション ジョン・アンダーソンとの第1回コラボ作品
フレンズ・オブ・ミスター・カイロ

The Friends of Mr. Cairo

1981年 Polydor コラボレーション ジョン・アンダーソンとのコラボ第2作
プライヴェイト・コレクション

Private Collection

1983年 Polydor コラボレーション ジョン・アンダーソンとのコラボ第3作
ページ・オブ・ライフ

Page of Life

1991年 Arista コラボレーション ジョン・アンダーソンとのコラボ第4作
Wisdom Chain 1984年 Arista コラボレーション 上記アルバム『ページ・オブ・ライフ』からの抜粋マキシだが、アルバム未収録の「Sing with Your Eyes」を収録。
ページ・オブ・ライフ

Page of Life

1998年 OmTown コラボレーション 上記アルバムと一部収録曲やアレンジが異なるアメリカ盤。ヴァンゲリスの承諾なく発売されたと言われる。

アンダーソン・ブラッフォード・ウェイクマン・ハウのアルバム『閃光』に収録されている曲「レッツ・プリテンド」もジョン・アンダーソンとヴァンゲリスの協作である。 2012年には「炎のランナー」のテーマに歌詞を付けた曲 "Race to the End" がジョン・アンダーソンのソロ・シングルとしてロンドン・オリンピックに合わせて発売されている。

with Irene Papas(イレーネ・パパス[編集]

ギリシャの女優で歌手、イレーネ・パパスとの共作。2枚のアルバムを制作。
ギリシャ民謡を素材にオリジナル作品も収録。どちらも自身のルーツに迫った大作。
ヴァンゲリスは編曲と演奏、プロデュースを担当している。

題名 リリース レーベル 分類 特記事項
Odes 1978年 Polydor コラボレーション コラボ第1作
Rhapsodies (Rapsodies) 1986年 Polydor コラボレーション コラボ第2作

with Demis Roussos(デミス・ルソス[編集]

  • Magic (1977)

編曲とプロデュースを担当。5曲を作曲(うち2曲はアルバム「アース」の曲を流用)。アフロディテス・チャイルドのメンバー(ルカス・シデラスとアナギリス・クルリス)も参加している。

  • Ainsi soit-il (1977)

4曲の作曲と編曲、演奏を担当。

  • Demis (1982)

2曲を提供。1曲(Race to the End)は「炎のランナー」のヴォーカルヴァージョン。

  • Reflection (1984)

スタンダードナンバーやオールディーズナンバーのカヴァーアルバム。ヴァンゲリスが編曲と演奏、プロデュースで全面的にバックアップしている。

with Milva(ミルヴァ[編集]

  • Ich hab' keine Angst (1981)

ヴァンゲリスの曲にドイツ語の歌詞を付けたもの(イタリア語版もある)。 編曲や演奏などにはかかわっていない。

  • Tra due sogni (1986)

こちらはイタリア語の歌詞を付けたもの(ドイツ語版もある)。 編曲・演奏・プロデュースを担当。

with Claudio Baglioni (クラウディオ・バリオーニ)[編集]

  • E tu (1974)

イタリアのシンガーソングライター。編曲と演奏、プロデュースを担当。

with Mariangela[編集]

  • Mariangela (1974)

イタリアの女性シンガー・ソングライター、マリアンジェラの同名アルバム。編曲と演奏、プロデュースを担当しているほか、Denny Beckermannの変名で4曲を提供。

with Socrates (ソクラテス)[編集]

  • Phos (1976)

ギリシャのハードロック・バンド。アルバムのプロデュースを担当。キーボードでも参加。 それまでは Socrates Drank the Conium というバンド名であったが、このアルバムでのみ、バンド名を短く Socrates としており、音楽的にもハードロックを排除した異色の作品となっている。

with Riccardo Cocciante (リカルド・コッチャンテ)[編集]

  • Concerto per Margherita (1976)

イタリアのシンガーソングライター。アルバムの編曲とプロデュースを担当。

with Patty Pravo (パティ・プラヴォ)[編集]

  • Tanto (1976)

イタリアの女性ポップシンガー。アルバムの編曲とプロデュースを担当。収録曲 "Tanto"/"Io ti venderei" がシングル・カットされている。

with Neuronium (ニューロニウム)[編集]

  • In London (1993)

スペインの電子音楽グループ。1981年の共演の音源。スペインのテレビ番組 "Musical Express" で共演した時の音源を含む。1996年にリマスターされ、ジャケットとタイトルを変更したアルバム "A Separate Affair" として発売されている。また、2002年には "In London (Platinum Edition)" として発売されている。


シングル[編集]

ヴァンゲリスは基本的にシングルヒットを狙うような音楽家ではないが、それでもアルバム発表時に主要な曲がシングルカットされて発売されてきた。 ここでは、アルバムに未収録のシングルと特別なもののみを挙げておく。

  • To The Unknown Man / To The Unknown Man Part 2 (1977)

アルバム『螺旋』からのシングル。B面の「Part 2」が未収録。

  • The Long March / The Long March Part 2(1979)

アルバム『チャイナ』から。少年合唱を伴ったB面の「Part 2」が未収録。

  • My Love / Domestic Logic One (1980)

アルバム『流氷原』のために録音されたが未収録となった。

  • Silent Portraits Part 1 / Part 2 (1984)

イタリアの写真家Gian Paolo Barbieriの写真集に添付された12 inchレコード。一般には市販されなかった。

  • Conquest Of Paradise / Moxica and the Horse / Line Open / Landscape (1992)

アルバム『1492 コロンブス』から。後2曲が未収録。

  • Ask The Mountains / Slow Piece (1996)

アルバム『ヴォイシズ」から。Slow Piece が未収録。

  • Ithaca (2004年)

俳優ショーン・コネリーの妻で画家、Micheline Roquebrune Conneryの画集"A Journey in Colour" に添付された特典CD。ショーン・コネリーによるカヴァフィの詩の朗読にヴァンゲリスが音楽を付けている(4分強)。

他のアーティストに対する楽曲提供やサポートなど[編集]

ギリシャ時代から多くのシンガーやグループに楽曲を提供してきた。 アルバムの編曲やプロデュース、キーボード演奏を請け負うことも。 レコード会社との契約の関係で「Denny Beckermann」等の変名でクレジットされている場合もある。

主なものは以下のとおり。(特記なきものはシングル)

  • Maria - Caro Professore / Il mondo lo sa (1966)
  • Aleka Kanellidou - The more I see you / Stranger (1967)
  • Ricardo Credi - Siga siga / Non et non (1967)
  • Zoe Kouroukli - Ciao, amore ciao / Non pensare a me (1967)
  • Vilma Lado - Une etoile / Le vent (1967)
  • Tammy - It tears me up / Heart of a child (1967)
  • Tasso Papastamatis - Days of love (1969)
  • Vana Verouti - Ed ora si / Tu c'eri gia (1969)
  • Paul Labbey - Mon bel ange blond / Ma romance (1970)
  • Raymond Lefevre - Stephanie (1970)
  • Melina Mercouri - Si Melina...m'etait contee (1973)

アルバムに4曲提供

  • Helen Banks - Do you know / Hazy day (1973)
  • Humanity - Bird of love / The pawn (1973)
  • The Yumas - Happiness / Tapata (1973)
  • Little Sammy Gaha - J'ai envie de toi / Cuckoo (1974)
  • François Wertheimer - Pour un peu mieux que d'habitude / Saturne (1974)
  • Dimitri - Pretty One / Rolly Miss Rolly and Sing all you want / The land (1974)
  • Richard Anthony - Qui t'a fait ca (1974)
  • Chrisma - Amore / Sweet baby Sue (1976)
  • Panda - Notturno / Dimenticare (1977)
  • Chrisma - Chinese Restaurant (1977)

アルバムのプロデュースを担当(弟のNico Papathanassiou名義になっているが、Vangelisも参加しているらしい)

  • Chrisma - U part I / U part II (1977)
  • I Nuovi Angeli - Mamma luna / Teresa la vispa (1977)
  • Chrisma - Hibernation (1979)

アルバムのプロデュースを担当(これも弟のNico Papathanassiou名義になっているが、Vangelisも参加しているらしい)

  • Peter Marsh - Don't be foolish / Doesn't matter (1980)
  • Stavros Logarides - SE ALLH GH (1980)
  • Ronny - Compare me with the rest (1981)
  • Vicky Leandros - Adler und Taube (1985)
  • Elaine Paige - All Things Considered (1985)
  • Suzanne Ciani - The velocity of love (1985)

アルバム中3曲でシンセを演奏

  • Julian Lloyd Webber - Un apres-midi (1986)
  • Maria Farantouri - 17 songs (1990)

アルバム中3曲を作曲・編曲

  • Montserrat Caballe - Friends for life (1998)

アルバム中2曲を作曲

  • Michael Hoppé - Solace (2003)

アルバム中1曲を作曲・演奏

別名での活動[編集]

どのような理由からかは不明だが、Alpha Beta, Odyssey, Mama O.といった別名でシングルを発表している。 レコード会社との契約の問題と、Vangelisの名で発表するには違和感があるディスコ曲のような場合に用いていたようだ。 現在確認できているものは以下のとおり。

  • Alpha Beta - Astral Abuse / Who Killed? (1971)
  • Odyssey - Who / Sad face (1974)
  • Mama O. - Red square / When the cat's away (1978)

公認に関する注釈[編集]

1978年/1979年に、ヴァンゲリス名義で2枚のアルバム『Hypothesis』(1978年5月・英Affinityレーベル)/『The Dragon』(1979年2月・英国Charlyレーベル)[9]がリリースされている。これは1971年(前者5月、後者6月)に行われたスタジオ・セッションを収録したもので、ジョルジオ・ゴメルスキー(Giorgio Gomelsky)がプロデューサーとしてクレジットされている。

しかし、このアルバムはヴァンゲリスの意思とは無関係にリリースされたものとされており、2003年にリリースされた『オデッセイ』の日本国内盤ライナーノーツに掲載されたディスコグラフィにも、その存在は記述されていない。ただし、両盤とも1988年にリリースされたCD『ダイレクト』の日本国内盤ライナーノーツに、『The Dragon』については1980年7月にリリースされたLP『動物の黙示録』の日本国内盤ライナーノーツにも、それぞれ記述されているので、注釈の上で掲載した。

未発表作品[編集]

ヴァンゲリスには未発表作品が多い。主に映画やTV番組のために書いたもので、映像と切り離して音楽だけ発売することに否定的なゆえと思われる。 ※一部の曲がベスト盤等に収録されているものもある。

映画音楽[編集]

  • Theodor and the Gun (1962)

FORMINXとして音楽を担当。バンドで出演も。

  • My brother the traffic policeman (1963)

同上。

  • 5000 Lies (1966)

ヴァンゲリス名義で担当した初の作品。

  • Frenzy (1968)
  • Apollo Goes on Holiday (1968)

以上5作はギリシャ時代の作品。

  • Salut Jerusalem (Henry Chapier監督、1973年)
  • Amore (同、1973年)
  • Ace Up My Sleeve (Ivan Passer監督、別題:Crime and Passion、邦題「結婚詐欺師は殺さない」、1975年)

オマー・シャリフカレン・ブラック主演のB級サスペンス映画。Crime and Passion名の米国版は音楽が他者のものに差し替えられている。

メインテーマは『ザ・ベリー・ベスト・オブ・ヴァンゲリス』、『オデッセイ』等に収録。
オープニングは『ザ・ベリー・ベスト・オブ・ヴァンゲリス』、『オデッセイ』等に収録。
クロージング(ただし、再演奏)は『ザ・ベリー・ベスト・オブ・ヴァンゲリス』に収録。
  • フランチェスコ(Francesco、Liliana Cavani監督、1989年)
  • プレイグ(The Plague、Luis Penzo監督、1992年)
テーマ曲は『リプリーズ90-99』に収録。
  • 赤い航路(Bitter Moon、ロマン・ポランスキー監督、1992年)
テーマ曲は『リプリーズ90-99』に収録。
  • Kavafis(Cavafy、Yannis Smaragdis監督、1995年)
メインテーマは『オデッセイ』に収録。

TVドキュメンタリ[編集]

  • Georges Mathieu ou la fureur d'etre(フレデリック・ロッシフ監督作品、1971年)

フランスの画家ジョルジュ・マチューのドキュメンタリ。 ヴァンゲリス自身も出演し、マチューの絵画制作に合わせて即興演奏を聴かせる。

  • Au pays des visages(同、1972年)

肖像写真を題材にしたドキュメンタリ。

  • Georges Braque ou le temp different(同、1974年)

フランスの画家ジョルジュ・ブラックのドキュメンタリ。

  • Pablo Picasso Peintre (同、邦題「ピカソの20世紀」、1981年)

パブロ・ピカソのドキュメンタリ。

  • Sauvage et Beau(同、邦題「野生と美」、1984年)

野生動物に関するドキュメンタリ。

  • Splendeur Sauvage(同、1986年)

同上

  • COSMOS a special edition(邦題「コスモス・スペシャル」、1986年)

カール・セーガン制作の宇宙科学番組。

  • Pasteur le Siecle(フレデリック・ロッシフ監督作品、1987年)

フランスの国立細菌研究所「パスツール研究所」に関するドキュメンタリ。

  • Morandi(フレデリック・ロッシフ監督作品、1989年)

イタリアの画家ジョルジョ・モランディのドキュメンタリ。

  • Les animaux de Frederic Rossif(フレデリック・ロッシフ監督作品、1989年)

野生動物に関するドキュメンタリ。既作品のダイジェスト。

  • Beaute Sauvage(フレデリック・ロッシフ監督作品、1989年)

野生動物に関するドキュメンタリ。

  • De Nuremberg a Nuremberg(フレデリック・ロッシフ監督作品、1989年)

ナチス・ドイツの成立から崩壊までを辿ったドキュメンタリ。最後の共同作品。

  • Jacques Cousteau(1991年)

海洋探検家クストーのドキュメンタリ。

舞台[編集]

  • RB Sque(Arabesque, バレエ 1983年)
  • Elektra(演劇 1983年)
  • Frankenstein, a Modern Prometheus(バレエ 1985年)
  • Beauty and the Beast(バレエ 1986年)
  • Rosenkrantz and Guildenstern are Dead(演劇 1989年)
  • Ifigeneia(演劇 1991年)
  • Sous haute surveillance(演劇 1992年)
  • Medea(演劇 1992年)
  • Empress Theodora(演劇 1994年)
  • Las Troyanas(演劇 2001年)
  • A Vihar -The Tempest-(演劇 2002年)
  • Le Troiane ed Ecuba(演劇 2003年)
  • Antigone(演劇 2005年)

イベント関連[編集]

  • アテネ五輪誘致運動のアニメーション音楽 (1990)

ライヴ・コンサート[編集]

ヴァンゲリスのライヴコンサートは少ないが、それでも90年代初頭までは欧州を中心にほぼ毎年1回のペースで開催している。後年になると有名曲をよく演奏するようになるが、70年代のコンサートはほとんどが即興演奏だったようだ。

  • 1973 London, UK (Queen Elisabeth Hall) May 27
  • 1974 Paris, France (Olympia) February 25
  • 1976 London, UK (Royal Albert Hall) February 11
  • 1978 Paris, France (Pavillon de Paris) June 19
  • 1979 London, UK (Drury Lane Theatre) April 28
  • 1979 Brussels, Belgium (Cirque Royale) May 17:オーケストラと共演
  • 1980 London, UK (Royal Festival Hall) April 12
  • 1980 Sophia Antipolis, France August 17
  • 1986 Los Angeles, USA (Royal Hall UCLA) November 7
  • 1987 Athens, Greece (Herod Atticus Theatre) September 25 and 27
  • 1988 Athens, Greece, "Olympic Flame Ceremony" (Panathinaiko stadium) August 25:オリンピック聖火リレーの出発式
  • 1989 Rome, Italy (Terme di Caracalla) July 17
  • 1990 Athens, Greece, "Song for Athens" (Olympic Stadium) September 25:アテネ五輪誘致のイベント
  • 1991 Rotterdam, The Netherlands "Eureka Concert" June 18
  • 1991 Athens, Greece "Night of Poetry / Antigone" (Herod Atticus Theatre) October 3
  • 1993 Athens, Greece "Elpida: Mythodia" (Herod Atticus Theatre) July 13
  • 1997 Athens, Greece "Openings ceremony World championship Athletics" (Olympic Stadium) August 1:世界陸上アテネ大会の開会式
  • 2001 Athens, Greece "Mythodea" (Olympieion Temple of Zeus) June 28

画家[編集]

ヴァンゲリスは、抽象画主体の画家としても活動しており、2003年6月5日から10月30日[27]までスペイン・バレンシア州協賛・イベリア航空後援によりバレンシア市で(後に他国でも)個展を開催、当該会場内では181ページからなる次の解説付き画集(スペイン語及び英語対訳)が50ユーロで有償頒布された。

  • 『VANGELIS』 2003年 縦23cm・横24cm ISBN 84-482-3090-6[28] (西文・Fernando Castro Frórez、Dora Eliopoulou-Rogan、英訳・Lambe & Nieto、John Davis、ヴァンゲリス作の絵画74点収録)

カナ表記[編集]

当該人物の名称(本名)のカナ表記は、記述時期、或いは記述者によって異なる場合がある。本項冒頭部に記述された表記の他、以下の例が確認されている。

ヴァンゲリス・パパサナシュー
ヴァンゲリス・O・パパタナシュー
  • アルバム『反射率0.39』のライナーノーツ(記述者は赤岩和美。ただし本名ではなく「フルネーム」として記述している)
ヴァンゲリス・パパサナシュウ
  • 黒田史朗・著『イエス』P208(音楽の友社刊・1979年)
エヴァンゲロス・オデッセイ・パパタナシユー(語尾は「シュー」ではなく「シユー」と発音)

使用楽器[編集]

ヴァンゲリスは原則としてキーボード奏者/シンセサイザー奏者だが、ギター[1]やドラムスも演奏する[15]マルチプレイヤーであり、また、シンセサイザーは年代やメーカーによって仕様変更や機種の更新が頻繁であるため、使用楽器は多岐に渡っている。以下は各アルバムのライナーノーツ等に記述された一例。


参考文献[編集]

国内盤付属ライナーノーツ/オビ
  • 反射率0.39(BMGビクター=BVCP-5025)
  • 螺旋/SPIRAL(BMGビクター=BVCP-5026)
  • 霊感の舘/Beaubourg(BMGビクター=BVCP-5027)
  • チャイナ/CHINA(ポリドール=813 5632)
  • 大地の祭礼/Soil Festivities(ポリドール=P33P 50003)
  • マスク/mask(ポリドール=POCP-2110)
  • ダイレクト/DIRECT(BMGビクター=A32D-66)
  • シティ/THE CITY(eastwest records=WMC5-270)
  • ブレードランナー(eastwest japan=AMCE-732)
  • ヴォイシス/VOICES(eastwest japan=AMCE-915)
  • オセアニック/OCEANIC(eastwest japan=AMCE-2056)
  • オデッセイ/ODYSSEY(ユニバーサル=UICZ-1106)


書籍

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e アルバム『オデッセイ~ザ・ベスト・コレクション』のライナーノーツより。
  2. ^ アルバムは1982年4月17日から5月8日まで4週連続1位(w:en:Number-one albums of 1982 (U.S.)を参照)。シングルは5月8日付けで1位(w:en:Hot 100 number-one hits of 1982 (USA)を参照)。
  3. ^ a b 黒田史朗・著『イエス』(音楽の友社・1979年刊)より。
  4. ^ 実際には諸事情から加入はしなかった。
  5. ^ アルバム『エル・グレコ』のライナーノーツより。
  6. ^ a b アルバム『オデッセイ~ザ・ベスト・コレクション』のオビの記述より。
  7. ^ 1980年、日本では大阪・朝日放送系列で全国放送。
  8. ^ なお、公式での訪日経験はない。
  9. ^ a b c d e f アルバム『ダイレクト』のライナーノーツより。
  10. ^ アルバム『ダイレクト』及び『オデッセイ~ザ・ベスト・コレクション』のライナーノーツで用いられているカナ表記。
  11. ^ 前2者のカナ表記は黒田史朗・著『イエス』(音楽の友社・1979年刊)の記述による。
  12. ^ Argyris Koulourisは兵役のため同行しなかった。
  13. ^ 商業的な成功をめざすデミス、ルカスとの意見対立が原因だった。
  14. ^ a b 反射率0.39』など、ヴァンゲリスのアルバムに収録されているディスコグラフィー等には1972年リリースとされている。ただし、ポリグラムからリリースされたCD(番号=838 430-2)には「1971 Polygram International Music B.V.」とクレジットされている。
  15. ^ a b c d アルバム『反射率0.39』国内盤のライナーノーツより。
  16. ^ このときは兵役を終えたArgyris Koulourisも4人目のメンバーとして参加している。
  17. ^ 本節の内容は主としてアルバムの国内盤のライナーノーツや雑誌の評論等を参考にしている。特記すべき点についてはその都度注釈を加えている。
  18. ^ アルバム『シティ』のライナーノーツより。
  19. ^ アルバム『オセアニック』国内盤のライナーノーツ等。
  20. ^ アルバム『ダイレクト』その他のジャケットに掲載された写真や解説より。
  21. ^ アルバム『霊感の舘』のオビ及びライナーノーツより。
  22. ^ 映画音楽などに使われる事を前提としていない自発的同機に基づく作品
  23. ^ アルバムのオビ記載やカタログ等のジャンル表記
  24. ^ a b ソロ作品の録音はそれ以前から行っている。ただしそれらは公式な作品としてはリリースされていない(公認に関する注釈を参照)。
  25. ^ アルバム『ブレードランナー』のライナーノーツより。
  26. ^ ユニバーサルミュージッククラシックレーベル
  27. ^ これは画集上に明示された期間表記で実際は9月30日が最終日としてパンフレットに表示されている。
  28. ^ a b 同本の奥付に表示あり。ただし、インターネット上の書籍検索では『Goya y Maella en Valencia』なる別の本がこのISBN番号の本として表示されるが、バルセロナ州政府公式ウェブサイトの2006年書籍リスト(pdf)276ページ下部にはこのヴァンゲリスの本が掲載されている。
  29. ^ 『天国と地獄』ではベーゼンドルファー製ピアノを使っている

関連項目[編集]

外部リンク[編集]