東京地下鉄南北線

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東京地下鉄南北線
南北線の9000系電車
南北線の9000系電車
路線総延長 21.3 km
軌間 1067 mm
電圧 1500 V (直流)
最高速度 80 km/h
駅・施設・接続路線
xHSTa
日吉駅
STR
TUNNELa
東急目黒線
tSTR
HSTR HSTR tKRZ
JR東埼京線湘南新宿ライン
HSTR HSTR
HSTR + tINT
0.0 N-01 目黒駅 三田線 ←JR東:山手線
tSTR
tINT
1.3 N-02 白金台駅 三田線
tSTRrg tABZrf
tINTCPICl tINTCPICr
2.3 N-03 白金高輪駅 三田線
tHSTR tSTRrf tSTR
都営三田線
tINT
3.6 N-04 麻布十番駅 大江戸線
tBHF
4.8 N-05 六本木一丁目駅
tINT
5.7 N-06 溜池山王駅 銀座線丸ノ内線千代田線
tINT
6.6 N-07 永田町駅 有楽町線半蔵門線丸ノ内線千代田線
STRrg HSTR HSTR tKRZ
←JR東:中央線(各駅停車)
STR STRrg HSTR tKRZ
←JR東:中央線(快速)
INTl
CPIC + INTr
CPIC tINTCPICr
7.9 N-08 四ツ谷駅 丸ノ内線
ÜWol ÜWur tSTR
ÜWu+l ÜWo+r tSTR
KRZt KRZt tABZ3rg tABZrf
東京地下鉄有楽町線連絡線
STR INTCPICl
CPIC + ENDEe
tINTCPICr
8.9 N-09 市ケ谷駅 有楽町線新宿線
STRrf INTCPICl CPIC tINTCPICr
10.0 N-10 飯田橋駅 東西線有楽町線大江戸線
HSTR STRrf tSTR
tINT
11.4 N-11 後楽園駅 丸ノ内線三田線大江戸線
tBHF
12.7 N-12 東大前駅
tBHF
13.6 N-13 本駒込駅
HUB63
tBHF + HUB82
15.0 N-14 駒込駅
HSTR
HUB26 + HSTR
tKRZ
←JR東:湘南新宿ライン→
HSTR
HBHF + HUB83
tKRZ
←JR東:山手線→
tSTR
tBHF
16.4 N-15 西ケ原駅
tSTR
HSTR HSTR tKRZ
←JR東:宇都宮線高崎線・湘南新宿ライン→
HSTR
HBHF + HUB81
tKRZ
←JR東:京浜東北線
HELEV
HUB26 + HELEV
tKRZ + HELEV
←JR東:東北上越長野山形秋田新幹線
uHSTR
uHBHF + HUB26
tSTR + uHSTR
都電荒川線(王子駅前停留所)→
HUB62
tBHF + HUB82
17.4 N-16 王子駅
tBHF
18.6 N-17 王子神谷駅
tKDSr tABZrf
王子検車区
tBHF
20.2 N-18 志茂駅
tBHF
21.3 N-19 赤羽岩淵駅
tSTR
埼玉高速鉄道埼玉高速鉄道線
TUNNELe
HST
浦和美園駅
KDSe
浦和美園車両基地

南北線(なんぼくせん)は、東京都品川区目黒駅から北区赤羽岩淵駅を結ぶ東京地下鉄(東京メトロ)が運営する鉄道路線鉄道要覧における名称は7号線南北線である。

路線名の由来は東京を南北に貫くことから。車体および路線図や乗り換え案内で使用されるラインカラーは「エメラルド」:南北線N

目次

[編集] 路線データ

[編集] 概要

1968年昭和43年)の都市交通審議会答申第10号において、東京7号線は、「目黒方面より飯倉片町永田町市ケ谷駒込及び王子の各方面を経て赤羽方面に至る路線」として示された。1972年(昭和47年)の答申第15号では、将来の検討対象とされていた埼玉方面への延伸区間が川口市中央部浦和市東部間と改められた。その後1985年(昭和60年)の運輸政策審議会答申第7号では、目黒~清正公前(現:白金高輪駅)間を都営三田線と共用するものとされ、また埼玉県内は鳩ヶ谷市中央経由で東川口から浦和市東部へと変更された。このうち目黒~赤羽岩淵間が南北線として順次開業している。また赤羽岩淵~浦和美園間は埼玉高速鉄道線として開業している。

7号という路線番号が示すように、計画そのものは1960年代になされていたが、着工は大幅に遅れ、1991年平成3年)に部分開業、2000年(平成12年)に全線開業した。全体的に地中深い駅が多い。

全線でATOによる自動運転とワンマン運転を実施しており、全駅にホームドアシステム(川崎重工業製)を装備する。

六本木一丁目駅のホームドア
六本木一丁目駅のホームドア

[編集] 運賃計算の特例

目黒駅~白金高輪駅間は東京都交通局が第二種鉄道事業者となり、都営三田線と共用で営業している。このため、運賃計算方法も同区間については東京地下鉄・東京都交通局間の協議により以下のように定められている。

  1. 目黒駅~白金高輪駅~麻布十番駅以遠
    • 東京メトロの定める運賃による
  2. 目黒駅~白金高輪駅~三田駅以遠
  3. 目黒駅~白金高輪駅相互間の場合
    • 東京メトロ・都営地下鉄のうち利用者に有利な扱いをする特定区間となっており、現行ではより低額な東京メトロの運賃表を一律に適用している。また、定期券回数券は当該区間に通用するものを両者で同額により発行している。また、白金高輪~目黒間は都営三田線の一部として、東京都シルバーパスで乗車できる(他の東京メトロ線には不適用)。

なお、目黒~白金高輪間は東京メトロ施設の扱いになる(該当区間は東京地下鉄が第一種鉄道事業者)ので、都営地下鉄の区間で行っているAMラジオ再送信を行っていない。また、東京都交通局の企画乗車券も発売されていない。

[編集] 沿革

[編集] 運転

南北線に乗り入れる埼玉高速鉄道2000系電車
南北線に乗り入れる埼玉高速鉄道2000系電車
南北線に乗り入れる東急3000系
南北線に乗り入れる東急3000系
南北線に乗り入れる東急5080系電車
南北線に乗り入れる東急5080系電車

目黒駅から東急目黒線日吉駅まで、赤羽岩淵駅から埼玉高速鉄道線浦和美園駅までそれぞれ相互直通運転を実施している。また、先述の通り白金高輪駅~目黒駅間は都営三田線との共用区間のため、同線の列車も走行する。そのため、2008年6月22日のダイヤ改正までは麻布十番駅以北(埼玉高速鉄道線も含む)においては、目黒方面の電車は、武蔵小杉行(同改正以前は武蔵小杉~日吉間は未開業)と白金高輪行が交互に運転され(早朝・深夜を除く)、白金高輪行の電車は、白金高輪駅において都営三田線の武蔵小杉行と接続する(早朝・深夜、およびダイヤが乱れている場合を除く)ようになっていた。

2006年9月25日より東急目黒線直通列車の一部が同線内にて急行としての運行を開始したが、その後も南北線(および相互直通運転をしている埼玉高速鉄道線)内は全列車が各駅停車となっている。なお、南北線内での種別表示については目黒方面行の急行列車のみ行われ、各駅停車においては行先のみ表示される。

また、東急線と建設予定の神奈川東部方面線を経由しての相模鉄道との直通運転も2019年度を目途に検討されている。

[編集] 臨時列車など

主に行楽日となる休日を中心に臨時列車みなとみらい号」が横浜高速鉄道みなとみらい線元町・中華街駅と埼玉高速鉄道線浦和美園駅の間に運転されている。これには東急5080系が運用に就き、東京地下鉄の9000系は運用されていない(2007年春の運転分までは埼玉高速鉄道2000系が充当された)。

2006年8月運転分までの停車駅は、当線と埼玉高速鉄道線・東急目黒線内が各駅停車、東横線とみなとみらい線が急行運転だったが、目黒線が急行運転を開始した後の同年12月運転分からは当線と埼玉高速鉄道線内が各駅停車、東急目黒線・東横線とみなとみらい線内が急行運転になった。

なお、2005年2月11日に都営三田線高島平駅から「みなとみらい号」が運転された際には、王子神谷駅~白金高輪駅間で接続臨時列車「みなとみらいリレー号」が9000系を使用して運転された。

また、東京湾大華火祭の開催日にも有楽町線新木場駅へ直通する臨時列車「レインボー号」が運転されているが、こちらは9000系の転落防止器具取り付け車が運用にあたる(2007年は運転なし)。

2004年8月には、都営三田線の6300形(6331F)が試験のために埼玉高速鉄道浦和美園車両基地へ入線し、その際に南北線白金高輪~赤羽岩淵間を深夜に走行した実績がある。

[編集] 車両

[編集] 自社車両

車両は独自の乗降促進音発車サイン音)と車内LED表示装置を持つため、東京地下鉄の中でも特殊な存在となっている。この9000系で採用された2段表示式車内LED表示装置は、後に半蔵門線08系副都心線有楽町線7000系改造車にも採用された。

[編集] 乗り入れ車両

[編集] 共用区間走行車両

[編集] 駅一覧

駅所在地はすべて東京都内。

駅番号 駅名 駅間キロ 累計キロ 接続路線 所在地
東京急行電鉄目黒線日吉駅まで直通運転
N-01 目黒駅*1 - 0.0 都営地下鉄三田線三田線(I-01)(共用)
東日本旅客鉄道山手線
東京急行電鉄目黒線(直通運転)
品川区
N-02 白金台駅*2 1.3 1.3 都営地下鉄:三田線三田線(I-02)(共用) 港区
N-03 白金高輪駅*2 1.0 2.3 都営地下鉄:三田線三田線(I-03)(西高島平方面)
N-04 麻布十番駅 1.3 3.6 都営地下鉄:大江戸線大江戸線(E-22)
N-05 六本木一丁目駅 1.2 4.8  
N-06 溜池山王駅 0.9 5.7 東京地下鉄:銀座線銀座線(G-06)、丸ノ内線丸ノ内線国会議事堂前駅:M-14)、千代田線千代田線(国会議事堂前駅:C-07) 千代田区
N-07 永田町駅 0.9 6.6 東京地下鉄:有楽町線有楽町線(Y-16)、半蔵門線半蔵門線(Z-04)、銀座線銀座線(赤坂見附駅:G-05)、丸ノ内線丸ノ内線(赤坂見附駅:M-13)
N-08 四ツ谷駅 1.3 7.9 東京地下鉄:丸ノ内線丸ノ内線(M-12)
東日本旅客鉄道:中央線(快速)中央・総武線(各駅停車)
新宿区
N-09 市ケ谷駅 1.0 8.9 東京地下鉄:有楽町線有楽町線(Y-14)
都営地下鉄:新宿線新宿線(S-04)
東日本旅客鉄道:中央・総武線(各駅停車)
N-10 飯田橋駅 1.1 10.0 東京地下鉄:東西線東西線(T-06)、有楽町線有楽町線(Y-13)
都営地下鉄:大江戸線大江戸線(E-06)
東日本旅客鉄道:中央・総武線(各駅停車)
N-11 後楽園駅 1.4 11.4 東京地下鉄:丸ノ内線丸ノ内線(M-22)
都営地下鉄:三田線三田線(春日駅:I-13)、大江戸線大江戸線(春日駅:E-07)
文京区
N-12 東大前駅 1.3 12.7  
N-13 本駒込駅 0.9 13.6  
N-14 駒込駅 1.4 15.0 東日本旅客鉄道:山手線 豊島区
N-15 西ケ原駅 1.4 16.4   北区
N-16 王子駅 1.0 17.4 東日本旅客鉄道:京浜東北線
東京都交通局都電荒川線王子駅前
N-17 王子神谷駅 1.2 18.6  
N-18 志茂駅 1.6 20.2  
N-19 赤羽岩淵駅*2 1.1 21.3 埼玉高速鉄道埼玉高速鉄道線(直通運転)
埼玉高速鉄道埼玉高速鉄道線浦和美園駅まで直通運転
*1 東急電鉄の管理駅である。 *2 他社接続の駅で、東京地下鉄の管理駅である。

[編集] 連絡線

市ケ谷駅の四ツ谷寄りに有楽町線との連絡線が存在する。南北線や埼玉高速鉄道の車両が点検整備のために新木場CRや、さらに有楽町線桜田門駅千代田線霞ケ関駅への連絡線を経て綾瀬工場へ向かう場合に使われる。また、東京湾大華火祭での新木場行臨時列車や半蔵門線8000系車両を新木場CRへ回送するのにも利用される。

回送の際の経路は以下の通り。

鷺沼~<田園都市線>~二子玉川~<大井町線>~大岡山~<目黒線・南北線>~市ケ谷~<有楽町線>~新木場

2007年11月30日12月7日放送のテレビ朝日の番組『タモリ倶楽部』では、9000系による特別列車「タモリ倶楽部号」として王子検車区から有楽町線・千代田線を経由して綾瀬工場まで走らせる企画を放送したが、その際にこの連絡線が紹介されている。

[編集] その他

  • 半蔵門線と同じく線内に地上区間が存在せず、すべての駅が地下にある(南北線・半蔵門線以外の東京メトロの路線はどの路線にも地上駅が1つはある)。
  • すべての駅のホームとホームドアは8両編成まで対応可能に設計されているが、白金台白金高輪溜池山王永田町以外の駅は6両分しか設置されていない。また、後楽園王子の両駅は赤羽岩淵寄り、その他の駅は目黒寄りにホームの未使用部分があるが、壁によって仕切られているため、立入りはできない(ただし、市ケ谷駅はエレベーター通路のみ使用している)。1991年の駒込~赤羽岩淵間開業時では4両編成だったが、1996年の四ツ谷延伸開業時からは6両編成で運行されている。8両編成化は未定である(当初は全線開通時に実施される予定だった)。
  • 駒込より南の区間はレールに継ぎ目が無い。また、後楽園と飯田橋の間は当路線で最大の急勾配と急カーブが存在する。急勾配の理由は既設の地下鉄と神田川を避けるため(何れも前述の『タモリ倶楽部』より)。
  • 2006年から、駅の発車案内表示器の更新に伴い、接近放送の最後に「ご乗車の際は、手荷物をドアに挟まれないようにご注意下さい。」という接近放送が追加された(ホームドアにも手荷物を挟まれないようにする注意が書かれたステッカーを貼り付けた)。また、発車サイン音鳴動終了後に運転士が車内のマイクを使い車外スピーカーからホームに乗車を促進する呼びかけをするようになった。この時に赤羽岩淵~四ツ谷間の各駅では改札口付近の発車案内を撤去し、同時にホームの発車案内を交換している。
  • 開業当初、南北線は他の営団地下鉄路線と全く連絡のない独立路線だったため、各種の実験的な試みがなされた。都内の地下鉄では初めてのワンマン運転・ホームドアに加え、後のパスネットの基となるプリペイド乗車カードNSメトロカード」(1996年に「SFメトロカード」へ移行)を当初から導入した。また、赤羽岩淵・志茂・王子・駒込の各駅では「ふれあいコーナー」を設け、休憩用の椅子やテーブル、給茶機を設置して、お茶が自由に飲めるようになっていた(このスペースは現在は本駒込・東大前・麻布十番の3駅にしかない)。
  • かつてはオリジナルの接近メロディが使用されていたが、溜池山王までの開通時に廃止されている
  • 目黒以外の各駅に6色のステーションカラーを3駅ずつ配置し、それをホームドア、エスカレータのベルト、メディアウォール、ベンチなどに配色している。配置駅は、黄色が白金台・四ツ谷・駒込、橙色が白金高輪・市ケ谷・西ケ原、赤色が麻布十番・飯田橋・王子、紫色が六本木一丁目・後楽園・王子神谷、青色が溜池山王・東大前・志茂、緑色が永田町・本駒込・赤羽岩淵である。
  • 運行ダイヤでは武蔵小杉行きよりも日吉行きや白金高輪行きのほうが多くなっているが、駅に設置されている時刻表では「無印:武蔵小杉行き」となっている。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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