旭天鵬勝
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| 旭天鵬 勝 | |
|---|---|
| 四股名 | 旭天鵬 |
| 本名 | 太田 勝 |
| 愛称 | テンホー |
| 生年月日 | 1974年9月13日(34歳) |
| 出身 | モンゴル・ナライハ出身 |
| 身長 | 191cm |
| 体重 | 161kg |
| BMI | 43.85 |
| 所属部屋 | 大島部屋 |
| 得意技 | 右四つ、寄り |
| 成績 | |
| 現在の番付 | 西前頭2枚目 |
| 最高位 | 西関脇 |
| 生涯戦歴 | 685勝646敗22休(104場所) |
| 幕内戦歴 | 455勝475敗15休(63場所) |
| 賞 | 敢闘賞5回 |
| データ | |
| 初土俵 | 1992年3月場所 |
| 入幕 | 1998年1月場所 |
| 趣味 | 映画鑑賞 |
| 備考 | |
| 金星2個(貴乃花1個、朝青龍1個) | |
| 2009年5月25日現在 | |
旭天鵬 勝(きょくてんほう まさる、1974年9月13日 - )は、モンゴル国ナライハ出身で大島部屋所属の現役大相撲力士。本名は太田 勝(おおた まさる)、モンゴル名はНямжавын ЦЭВЭГНЯМ (Nyamjyab Tsebeknyam:ニャムジャブ・ツェベクニャム)。最高位は西関脇(2003年7、11月場所、2004年5月場所)。身長191cm、体重160kg、長身で、懐の深さを生かした取り口である。得意手は右四つ、寄り。愛称は「テンホー」。
目次 |
[編集] 来歴
1992年に旭鷲山、旭天山らとともに来日し大島部屋に入門、初のモンゴル出身力士となる。もともと相撲や柔道の経験はほとんどなく、中学時代はバスケットボールをしていた。
来日して半年後、稽古の厳しさや日本の食文化等に馴染めず、ともに来日した5人とモンゴル大使館に駆け込むが、モンゴルの実家まで来た師匠大島に「今に相撲はモンゴルの時代になる」と説得され、部屋へ戻った。
来日後の3カ月間は通訳がついたものの、ほとんど辞書を使わずに流暢な日本語を修得。その経験を買われて、2000年5月30日に、「学習ストラテジー概論:効果的な言語習得のために」というテーマで、早稲田大学日本語研究教育センター教授の宮崎里司と対話形式で授業を行ったことがある。その模様は、同教授の著書「外国人力士はなぜ日本語がうまいのか」(日本語学研究所、2001年、ISBN 4625683181)でも紹介されている。
[編集] 略歴
- 1992年(平成4年)3月場所 - 初土俵
- 1996年(平成8年)1月場所 - 幕下で7戦全勝、優勝同点、決定戦ではこの場所幕下付出でデビューした熊谷(後の海鵬)に敗れている。
- 1996年(平成8年)3月場所 - 新十両
- 1998年(平成10年)1月場所 - 新入幕
- 2000年(平成12年)1月場所 - 幕内で、初の二桁(11勝)勝利を収め、初の敢闘賞受賞。
- 2002年(平成14年)1月場所 - 新小結
- 2002年(平成14年)9月場所 - 貴乃花から初金星を挙げる。このころから上位に定着し始める。
- 2003年(平成15年)3月場所 - 朝青龍がモンゴル力士初の横綱となった場所に、3日目に掛け投げで朝青龍を破り横綱昇進後、初の黒星をつけ、旭天鵬自身2個目の金星を挙げる。西前頭筆頭で9勝し、2度目の敢闘賞受賞。 *2003年(平成15年)5月場所 - 三役(小結)で初の勝ち越し(10勝)を収め、2場所連続3度目の敢闘賞受賞。
- 2003年(平成15年)7月場所 - 新関脇
- 2003年(平成15年)9月場所 - 東前頭2枚目で10勝し、4度目の敢闘賞受賞。再び翌場所関脇に復帰。
- 2004年(平成16年)1月 - 日本国籍取得を申請
- 2005年(平成17年)5月12日 - モンゴル国籍を離脱
- 2005年6月22日 - 旭天山と共に日本国籍を取得し帰化。モンゴル出身力士としては初めて。
- 2006年(平成18年)1月 - モンゴル政府よりスポーツ功労賞受賞。同賞は、オリンピックのメダリストなどに贈られるもの。大相撲力士では、旭鷲山、朝青龍に続いて3人目。
- 2006年(平成18年)5月23日 - 婚約を発表
- 2006年(平成18年)7月場所 - 幕内連続出場660回を記録。現役力士では土佐ノ海と並び1位となる。
- 2007年(平成19年)5月場所 - 場所前に人身事故を起こし出場停止処分を受ける。これにより現役力士では単独1位となっていた幕内連続出場は720回で途切れることになる。関取に昇格して初の休場。又翌7月場所は平成11年(1999年)3月以来、8年ぶりの十両陥落となった。
- 2007年(平成19年)7月場所 - 8年ぶりの十両で12勝し、優勝決定戦巴戦で惜しくも岩木山に敗れたが、十両では格の違いを見せつけ、翌場所の幕内復帰を決めた。
- 2007年(平成19年)9月場所 - 幕内復帰の場所で、自身幕内で初めてとなる12勝を挙げ、千秋楽まで横綱の白鵬と優勝争いをし、4年ぶり5回目の敢闘賞を受賞。
- 2009年(平成21年)3月場所 – 前場所西前頭筆頭で9勝6敗と勝ち越して、17場所ぶりに小結に復帰した。34歳5ヶ月での三役昇進(新三役含む)は戦後では大関経験者を除き、9番目の高齢昇進であった。
[編集] 取り口など
右四つ得意とされ、実際に右四つに組むことが多いが、左四つでも遜色なく取れるいわゆる「なまくら四つ」である。右でも左でも胸を合わせたがっぷりの体勢になれば十分で、廻しを引き付けて吊り寄り気味に寄って出る。懐が深いために、両上手のいわゆる外四つの状態でもある程度相撲がとれ、逆転の叩きや引き落としも決まる。しかし、自身も腰が高いことが多い為、寄って出ながら土俵際で逆転を食らうことが多い。立合いではガバッと足を出して差すか上手を狙うが当たりは強くなく、また突き押しが不得手な為、立合いで優位に立てなければあまり攻め手はないのが実情である。
現在30代半ばのベテランながらがっぷり四つになれば新進気鋭の若手にも負けないが、上位陣には昔から滅法弱く、現在の横綱・大関陣には対戦成績で大きく引き離されている。
怪我に強く、上記の謹慎による休場を除けば幕内で休場したことはない。その為もあってか体の張りは若々しく、最近では大相撲中継でアナウンサーや解説者にしきりに「体が若い」などと感嘆される。
[編集] エピソード
- 初土俵が大阪ということでゆかりがあるのか、婚約発表の記者会見で婚約者に褒められ「照れるがな」と返すなど、インタビューでは関西弁が混じることもある。
- 旭鷲山と共にモンゴル出身力士(日馬富士、時天空など)から慕われている。
- 趣味はゴルフ、好きな料理はジンギスカン鍋。
- 元幕下・不動山は実弟。大天霄は従弟。大島親方の長男で元三段目の旭萌天、次男の旭照天は義弟。大島親方夫人の母親の養子となった旭天山は義理の叔父に当たる。
- 2004年9月場所3日目の栃東戦で、幕内では初となるつきひざにより勝利を収めた。
- 2007年11月場所で旭天山が引退したため、旭鷲山等と共に来日した初のモンゴル力士6人の中で、最後の力士となった。
- 日本国籍取得に際しては母国モンゴルで「なぜ祖国を捨てるのか」という非難の声もあがったが、旭天鵬は「将来親方となり後進を指導するためには日本国籍を取得する必要がある」現在の制度に従ったことを現地のマスコミに説明した。帰化にあたっては師匠大島親方が養親になっており、現佐渡ヶ嶽親方のように師匠の停年退職後はその跡を継ぐ方向で調整が行われている。
[編集] 幕内での場所別成績
- 通算成績(2009年(平成21年)5月場所終了現在)
- 685勝 - 646敗 - 22休
- 敢闘賞5回、金星2個[1]
| 一月場所 初場所(東京) |
三月場所 春場所(大阪) |
五月場所 夏場所(東京) |
七月場所 名古屋場所(愛知) |
九月場所 秋場所(東京) |
十一月場所 九州場所(福岡) |
|
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1998年 (平成10年) |
西 前頭 #15 9–6 |
東 前頭 #12 6–9 |
(十両) | 西 前頭 #15 4–11 |
(十両) | (十両) |
| 1999年 (平成11年) |
(十両) | (十両) | 東 前頭 #14 9–6 |
西 前頭 #10 7–8 |
東 前頭 #12 8–7 |
東 前頭 #8 6–9 |
| 2000年 (平成12年) |
東 前頭 #13 11–4 敢 |
西 前頭 #2 4–11 |
東 前頭 #6 7–8 |
西 前頭 #7 9–6 |
東 前頭 #3 4–11 |
西 前頭 #6 7–8 |
| 2001年 (平成13年) |
東 前頭 #8 10–5 |
東 前頭 #1 3–12 |
西 前頭 #7 6–9 |
東 前頭 #11 8–7 |
東 前頭 #8 9–6 |
西 前頭 #5 8–7 |
| 2002年 (平成14年) |
西 小結 6–9 |
東 前頭 #2 6–9 |
西 前頭 #4 6–9 |
東 前頭 #8 8–7 |
東 前頭 #3 8–7 ★ |
東 小結 7–8 |
| 2003年 (平成15年) |
東 前頭 #2 8–7 |
西 前頭 #1 9–6 敢★ |
西 小結 10–5 敢 |
西 関脇 6–9 |
東 前頭 #2 10–5 敢 |
西 関脇 4–11 |
| 2004年 (平成16年) |
西 前頭 #3 8–7 |
西 前頭 #2 10–5 |
西 関脇 6–9 |
東 前頭 #1 8–7 |
東 小結 5–10 |
西 前頭 #3 5–10 |
| 2005年 (平成17年) |
東 前頭 #6 10–5 |
東 前頭 #1 6–9 |
西 前頭 #3 6–9 |
西 前頭 #5 8–7 |
西 前頭 #3 10–5 |
東 小結 8–7 |
| 2006年 (平成18年) |
東 小結 4–11 |
東 前頭 #5 11–4 |
東 小結 5–10 |
西 前頭 #2 6–9 |
西 前頭 #4 6–9 |
東 前頭 #6 10–5 |
| 2007年 (平成19年) |
東 前頭 #3 8–7 |
東 前頭 #2 4–11 |
東 前頭 #8 出場停止 0–0–15 |
(十両) | 西 前頭 #12 12–3 敢 |
西 前頭 #4 4–11 |
| 2008年 (平成20年) |
西 前頭 #10 10–5 |
西 前頭 #4 9–6 |
東 前頭 #2 4–11 |
東 前頭 #9 10–5 |
東 前頭 #3 6–9 |
西 前頭 #6 10–5 |
| 2009年 (平成21年) |
西 前頭 #1 9–6 |
西 小結 6–9 |
西 前頭 #2 8–7 |
x | x | x |
| 各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。 優勝 引退 十両・幕下 三賞:敢=敢闘賞、殊=殊勲賞、技=技能賞 その他:★=金星 |
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[編集] 主な力士との幕内対戦成績
2008年11月場所終了現在
| 力士名 | 勝数 | 負数 | 力士名 | 勝数 | 負数 | 力士名 | 勝数 | 負数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 安芸乃島 | 9 | 3 | 曙 | 0 | 1 | 朝青龍 | 2 | 31 |
| 朝赤龍 | 8 | 6 | 朝乃若 | 7 | 6 | 安馬 | 4 | 5 |
| 安美錦 | 5 | 6 | 清瀬海 | 1 | 0 | 岩木山 | 14 | 2 |
| 魁皇 | 5(1) | 27 | 海鵬 | 7 | 6 | 垣添 | 9 | 7 |
| 鶴竜 | 2 | 3 | 春日王 | 3 | 4 | 春日錦 | 2 | 1 |
| 稀勢の里 | 5 | 4 | 木村山 | 1 | 0 | 金開山 | 5 | 1 |
| 北桜 | 2 | 0 | 豪栄道 | 1 | 2 | 光龍 | 1 | 0 |
| 黒海 | 4 | 6 | 琴欧洲 | 3 | 9 | 琴奨菊 | 5 | 4 |
| 琴ノ若 | 10 | 8 | 琴光喜 | 11 | 20 | 琴龍 | 7 | 9 |
| 十文字 | 7 | 1 | 大善 | 4 | 3 | 貴闘力 | 4 | 3 |
| 貴ノ浪 | 6 | 9 | 貴乃花 | 2(1) | 2 | 隆乃若 | 5 | 6 |
| 高見盛 | 11 | 5 | 豪風 | 6 | 4 | 玉春日 | 11 | 9 |
| 玉乃島 | 12 | 8 | 千代大海 | 4 | 25 | 千代天山 | 6 | 6 |
| 出島 | 14 | 10 | 闘牙 | 4 | 8 | 時津海 | 5 | 8 |
| 時天空 | 3 | 5 | 土佐ノ海 | 9 | 5 | 栃東 | 10 | 15 |
| 栃煌山 | 4 | 1 | 栃栄 | 3 | 2 | 栃乃洋 | 11 | 9 |
| 栃乃花 | 6 | 1 | 豊ノ島 | 5 | 0 | 豊響 | 2 | 2 |
| 白鵬 | 2 | 12 | 白露山 | 4 | 0 | 濱ノ嶋 | 2 | 5 |
| 追風海 | 3 | 2 | 把瑠都 | 2 | 4 | 肥後ノ海 | 6 | 4 |
| 普天王 | 6 | 1 | 武雄山 | 5 | 0 | 豊真将 | 3 | 1 |
| 北勝力 | 12 | 3 | 湊富士 | 1 | 5 | 雅山 | 11 | 16 |
| 武蔵丸 | 1 | 10 | 武双山 | 12 | 11 | 嘉風 | 1 | 1 |
| 露鵬 | 3 | 5 | 若の里 | 9 | 17 | 若乃花 | 1(1) | 0 |
| 和歌乃山 | 10 | 1 |
(カッコ内は勝数、負数の中に占める不戦勝、不戦敗の数。太字は2008年11月場所現在、現役力士。)
[編集] 主な成績
2009年5月場所終了現在
- 通算成績:685勝646敗22休(104場所)
- 幕内戦歴:455勝475敗15休(63場所)
- 三役在位:11場所(関脇3場所、小結8場所)
- 三賞:5回
- 敢闘賞:5回(2000年1月場所、2003年3月場所、2003年5月場所、2003年9月場所、2007年9月場所)
- 金星:2個(貴乃花1個、朝青龍1個)
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
[編集] 外部リンク
- 旭天鵬 勝 - goo大相撲
|
|
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|---|---|---|
| 東 | 番付 | 西 |
| 白鵬 | 横綱 | 朝青龍 |
| 三役 | ||
| 日馬富士 | 魁皇 | 千代大海 | 大関 | 琴欧洲 | 琴光喜 |
| 鶴竜 | 関脇 | 稀勢の里 |
| 旭天鵬 | 小結 | 琴奨菊 |
| 平幕 | ||
| 阿覧 | 栃煌山 | 岩木山 | 雅山 | 安美錦 | 武州山 | 豊ノ島 | 黒海 | 豪風 | 翔天狼 | 山本山 | 朝赤龍 | 普天王 | 霜鳳 | 豊真将 | 若荒雄 | 幕内前頭 | 豪栄道 | 豊響 | 把瑠都 | 高見盛 | 栃ノ心 | 玉乃島 | 猛虎浪 | 垣添 | 栃乃洋 | 時天空 | 玉鷲 | 嘉風 | 出島 | 土佐豊 | 春日王 |
| 十両 | ||
| 千代白鵬 | 光龍 | 将司 | 北勝力 | 白乃波 | 旭南海 | 琴春日 | 境澤 | 海鵬 | 十文字 | 若天狼 | 豊桜 | 保志光 | 琴国 | 十両 | 玉飛鳥 | 土佐ノ海 | 白馬 | 安壮富士 | 木村山 | 若の里 | 春日錦 | 霧の若 | 德瀬川 | 北太樹 | 清瀬海 | 大翔湖 | 北桜 | 琴禮 |
| 関取経験がある幕下以下の現役力士 | ||
| 磋牙司 | 福岡 | 芳東 | 四ツ車 | 北勝国 | 寶智山 | 里山 | 大勇武 | 鳥羽の山 | 上林 | 琉鵬 | 大翔山 | 玉力道 | 大雷童 | 出羽鳳 | 濵錦 | 大真鶴 | 龍皇 | 柳川 | 栃不動 | 古市 | 豊乃國 | 北勝岩 | 出羽の郷 | 栃天晃 | ||

