天鎧鵬貴由輝

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天鎧鵬貴由輝 Sumo pictogram.svg
Tenkaiho 2012 Jan.JPG
基礎情報
四股名 南 → 天鎧鵬
本名 南 貴由輝
愛称 ミナミ、ペーペー
生年月日 1984年10月14日(30歳)
出身 熊本県玉名市(旧玉名郡天水町
身長 184cm
体重 188kg
BMI 55.53
所属部屋 尾上部屋
得意技 右四つ・寄り・押し
成績
現在の番付 東十両13枚目
最高位 西前頭8枚目
生涯戦歴 242勝221敗4休(47場所)
幕内戦歴 38勝63敗4休(8場所)
優勝 三段目優勝1回
データ
初土俵 2007年1月場所
入幕 2012年1月場所
趣味
備考
2014年10月27日現在

天鎧鵬 貴由輝(てんかいほう たかゆき、1984年10月14日 - )は、熊本県玉名市(旧玉名郡天水町)出身で尾上部屋所属の現役大相撲力士。本名は南 貴由輝(みなみ たかゆき)。身長184cm、体重188kg、血液型A型。得意技は右四つ・寄り・押し。最高位は西前頭8枚目(2013年11月場所)。

来歴[編集]

小学校1年の頃から相撲を始め、河内中学校時代に九州中体連相撲個人戦において3位に入賞し、全国中体連相撲に出場して頭角を現す。文徳高校時代には3年連続して全国高等学校総合体育大会に出場し、高校2年時にベスト8入り、高校3年時にはベスト16入りという成績を残した。その後、日本大学へ進学して日本大学相撲部に入部する。相撲部の同期には大翔湖山本山清瀬海がいる。大学を卒業する直前に、高校と大学の先輩にあたる17代尾上(元小結・濱ノ嶋)が師匠を務める尾上部屋へ入門し、2007年1月場所において前相撲から初土俵を踏んだ。

初めて番付に名前が載った翌3月場所では、四股名が同期生である暁太郎(高田川部屋)の本名と混同されてしまい、番付表に「南貴大」と誤記された。同年7月場所には7戦全勝で三段目優勝を果たし、その後幕下上位まで番付を上げていったものの、十両昇進が懸かる場所では負け越しが続き、関取への昇進は果たせずにいた。2011年5月技量審査場所において東幕下6枚目の位置で4勝3敗と勝ち越しを決めて、翌7月場所には新十両へ昇進し、それに伴い四股名を本名の「南」から「天鎧鵬」と改めた。四股名は父親の考案によるもので[1]、出身地である玉名市天水町から「天」と1字取り、「鎧」は「鎧(よろい)のように力強く」という意味で、「鵬」は父親がその字を四股名に使いたかったということである[2]

新十両となった2011年7月場所では10勝5敗の好成績を挙げ、西十両3枚目へと番付を大きく上げた翌9月場所でも8勝7敗と勝ち越し、続く11月場所でも8勝7敗と勝ち越しを決めて、翌2012年1月場所において新入幕を果たした。同年7月場所では十両へ陥落したものの、翌9月場所において再入幕を果たした。しかし、その9月場所では6勝9敗と負け越し、翌11月場所では再び十両へ陥落した。

2013年9月場所において3回目の入幕を果たし、その9月場所では8勝7敗と新入幕の場所以来となる幕内での勝ち越しを決めた。翌11月場所では自己最高位となる西前頭8枚目の位置まで番付を上げたが、その11月場所では2勝13敗と大敗して、翌2014年1月場所では十両へ陥落した。翌3月場所には4回目の入幕を果たしたものの、10日目の旭天鵬戦で右足関節を捻挫して翌11日目からは休場し、結果的には3勝8敗4休と大きく負け越して、翌5月場所では十両へ陥落した。2014年7月場所は西十両10枚目の地位で土俵に上がり、ここで5勝10敗の成績に終わったことで新十両昇進以降19場所守り抜いた関取の座を明け渡すこととなった。

エピソード[編集]

  • 2013年1月3日に放送されたTBSぴったんこカン・カン』における「横綱日馬富士率いる総勢19名大相撲軍団 新年会スペシャル」に、日馬富士や大関琴欧洲らと共に大相撲力士軍団の1人として出演した。番組内で一行は「クリスタルジェミー」社長・中島香里の静岡県熱海市にある自宅豪邸を訪問しての新年会を行ったが、その際に「中島家のお手伝いさん」として登場した泉ピン子から、参加した力士軍団19人の中では最も番付が下(2013年1月場所時点で東十両6枚目)だったために、本人は「ペーペー」という呼び名を付けられた。また、本人はその新年会にて、ビールが注がれたコップを口だけで咥えて中身を一瞬で飲み干すという得意芸「手を使わないビールの一気飲み」を披露した。
  • 2014年4月にYouTubeにて公開されたファレル・ウィリアムスのシングル曲「Happy」のプロモーションビデオに、尾上部屋の同僚力士である里山時津風部屋の所属力士である豊ノ島と共に登場した。

主な成績[編集]

2014年9月場所終了現在

通算成績[編集]

  • 通算成績:242勝221敗4休(47場所)
  • 幕内成績:38勝63敗4休
  • 幕内在位:8場所

各段優勝[編集]

  • 三段目優勝:1回(2007年7月場所)

場所別成績[編集]

   

天鎧鵬貴由輝
一月場所
初場所(東京
三月場所
春場所(大阪
五月場所
夏場所(東京)
七月場所
名古屋場所(愛知
九月場所
秋場所(東京)
十一月場所
九州場所(福岡
2007年
(平成19年)
(前相撲) 西 序ノ口 #31
6–1
 
西 序二段 #60
6–1
 
東 三段目 #92
優勝
7–0
西 幕下 #59
5–2
 
東 幕下 #41
5–2
 
2008年
(平成20年)
東 幕下 #28
6–1
 
東 幕下 #12
4–3
 
東 幕下 #8
5–2
 
西 幕下 #5
2–5
 
東 幕下 #16
3–4
 
東 幕下 #23
5–2
 
2009年
(平成21年)
西 幕下 #13
3–4
 
東 幕下 #22
4–3
 
西 幕下 #17
2–5
 
西 幕下 #32
4–3
 
東 幕下 #26
4–3
 
西 幕下 #20
5–2
 
2010年
(平成22年)
西 幕下 #16
2–5
 
東 幕下 #28
5–2
 
東 幕下 #18
3–4
 
東 幕下 #29
4–3
 
東 幕下 #22
5–2
 
東 幕下 #11
6–1
 
2011年
(平成23年)
西 幕下 #1
3–4
 
八百長問題
により中止
東 幕下 #6
4–3
 
西 十両 #10
10–5
 
西 十両 #3
8–7
 
東 十両 #1
8–7
 
2012年
(平成24年)
西 前頭 #13
8–7
 
西 前頭 #11
6–9
 
東 前頭 #13
5–10
 
東 十両 #2
9–6
 
西 前頭 #13
6–9
 
東 十両 #1
5–10
 
2013年
(平成25年)
東 十両 #6
8–7
 
西 十両 #5
7–8
 
西 十両 #6
8–7
 
西 十両 #5
10–5
 
東 前頭 #12
8–7
 
西 前頭 #8
2–13
 
2014年
(平成26年)
東 十両 #2
8–7
 
東 前頭 #15
3–8–4 [3]
 
西 十両 #6
6–9
 
西 十両 #10
5–10
 
東 幕下 #1
4–3
 
x
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。    優勝 引退 十両・幕下
三賞=敢闘賞、=殊勲賞、=技能賞     その他:=金星
番付階級幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口
幕内序列横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列)

改名歴[編集]

  • 南 貴由輝(みなみ たかゆき)2007年1月場所 - 2011年5月技量審査場所
  • 天鎧鵬 貴由輝(てんかいほう - )2011年7月場所 -

テレビ出演[編集]

脚注[編集]

  1. ^ "「子どもが憧れる関取に」 玉名出身の新十両・天鎧鵬" asahi.com 2011年5月30日記事
  2. ^ 2011年7月16日 NHK第1 「大相撲名古屋場所・7日目」中継・新十両力士インタビューより
  3. ^ 右足関節捻挫のため11日目から途中休場

関連項目[編集]

外部リンク[編集]