金開山龍

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基礎情報
四股名 金開山 龍
本名 松山 龍水
生年月日 1976年1月7日(38歳)
出身 長崎県大村市
身長 182cm
体重 165kg
所属部屋 出羽海部屋
成績
現在の番付 引退
最高位 前頭6枚目
生涯戦歴 466勝448敗32休(90場所)
幕内戦歴 102勝146敗7休(17場所)
優勝 十両優勝3回
幕下優勝1回
データ
初土俵 1991年3月場所
入幕 1998年7月場所
引退 2006年5月場所
引退後 出羽海部屋付き年寄
趣味 読書
備考
2013年12月17日現在

金開山 龍(きんかいやま りゅう、1976年1月7日 - )は、長崎県大村市出身の元大相撲力士出羽海部屋所属。本名は松山 龍水(まつやま りゅうすい)。旧名は金 龍水(キム・ヨンス)。現役時体格は身長182cm、体重165kg。最高位は東前頭6枚目(2003年11月場所)。得意手は右四つ、寄り。現在は年寄高崎

来歴[編集]

1991年3月場所初土俵。同期に千代天山春日錦らがいる。早くから期待され、1998年1月場所には十両に昇進した。新十両の場所で12勝3敗の成績で十両優勝。その勢いで勝ち越しを続け同年7月場所新入幕を果たした。しかし、立合いが遅く相手に組まれる相撲が多く幕内に定着することが出来ず、長く十両と幕内を往復した。2001年3月場所7日目、幕内の相撲で右膝の関節を捻挫し、途中休場を余儀なくされた。復帰しても思うような相撲が取れず、幕下に陥落した。幕下中位で低迷していたが不屈の闘志で復活し、2002年7月場所で幕下優勝。翌9月場所で十両に復帰した。そして、2003年3月場所では2年振りの再入幕を果たした。しかし、7場所中4場所勝ち越すものの、思うように成績が伸びず、2004年7月場所を最後に幕内から遠ざかり、十両に陥落。さらに、2005年7月場所では西十両10枚目で5勝10敗と大きく負け越して幕下に陥落し、十両復帰を目指していたが2006年5月場所限りで引退(その場所は初日だけは出場し黒星)、準年寄に就任した。同年9月2日には両国国技館の本土俵で断髪式を行った。準年寄任期満了直前の2007年5月場所中に年寄・関ノ戸を襲名した。その後、稲川千田川田子ノ浦岩友三保ヶ関と全て借株で名跡を襲名したが、前師匠(10代出羽海)で15代高崎(元関脇鷲羽山)の定年退職に伴い、年寄・高崎を取得し襲名した。[1][2]

エピソード[編集]

  • 幕内と十両を往復していた間には、十両では無類の強さを誇り「十両横綱」の異名がついた。
  • 須磨ノ富士が十両昇進の最多記録を塗り替えた時には、自身の幕内と十両を往復した経験から、「幕内と十両では、それほど待遇は変わらないが、十両と幕下ではまったく待遇が違う。その中で、7度も十両に返り咲くことはなかなか出来ることではない」とコメントしている。
  • 横綱・朝青龍の黄金色の締め込みが話題になったが、金開山も2005年7月場所の1場所だけ黄金色の締め込みを締めて土俵に上がっている。しかし、成績は序盤から黒星が先行し、翌場所には幕下に陥落してしまった。
  • 朝青龍の幕内昇進後、初めて朝青龍に勝った力士である。
  • 白鵬についても上記と同様であり、白鵬の横綱昇進により両横綱に幕内初黒星をつけたことになる。
  • 舞の海を実の兄のように慕っており、付け人時代には舞の海が負傷した時に背負って医務室に連れて行ったこともある。
  • 相撲解説で有名な玉の海梅吉氏の記念碑が長崎県大村市に建立された際、同地出身者として、この金開山(年寄名が、関ノ戸→稲川の頃)が、地元と相撲協会との調整役になっていたとも伝わる。
  •  2013年11月場所2日目の十両の中継では「息が漏れて立ち合いの圧力が下がるので仕切りの際に声を上げるのは良くない。」と意見を述べた。

主な成績[編集]

  • 通算成績:466勝448敗32休(90場所) 勝率.510
  • 幕内成績:102勝146敗7休(17場所) 勝率.411
  • 各段優勝:十両3回(1998年1月場所、1999年11月場所、2000年11月場所)、幕下1回(2002年7月場所)

場所別成績[編集]

金開山龍
一月場所
初場所(東京
三月場所
春場所(大阪
五月場所
夏場所(東京)
七月場所
名古屋場所(愛知
九月場所
秋場所(東京)
十一月場所
九州場所(福岡
1991年
(平成3年)
x (前相撲) 東 序ノ口 #14
4–3
 
東 序二段 #114
4–3
 
西 序二段 #83
3–4
 
西 序二段 #96
4–3
 
1992年
(平成4年)
西 序二段 #70
3–4
 
東 序二段 #89
5–2
 
東 序二段 #47
4–3
 
東 序二段 #22
2–5
 
東 序二段 #57
6–1
 
西 三段目 #94
5–2
 
1993年
(平成5年)
東 三段目 #57
2–5
 
西 三段目 #86
3–4
 
西 序二段 #4
5–2
 
東 三段目 #67
6–1
 
東 三段目 #17
4–3
 
西 三段目 #4
2–5
 
1994年
(平成6年)
西 三段目 #28
3–4
 
東 三段目 #45
3–4
 
東 三段目 #65
6–1
 
東 三段目 #15
4–3
 
東 三段目 #2
3–4
 
東 三段目 #20
4–3
 
1995年
(平成7年)
東 三段目 #8
2–5
 
東 三段目 #31
6–1
 
東 幕下 #52
4–3
 
東 幕下 #42
4–3
 
西 幕下 #34
1–6
 
西 幕下 #55
6–1
 
1996年
(平成8年)
東 幕下 #28
2–5
 
西 幕下 #50
3–4
 
西 三段目 #8
3–4
 
東 三段目 #24
5–2
 
西 幕下 #56
3–4
 
東 三段目 #10
6–1
 
1997年
(平成9年)
東 幕下 #39
4–3
 
西 幕下 #29
4–3
 
西 幕下 #21
4–3
 
西 幕下 #15
6–1
 
東 幕下 #5
4–3
 
西 幕下 #3
4–3
 
1998年
(平成10年)
西 十両 #13
優勝
12–3
西 十両 #3
9–6
 
東 十両 #2
9–6
 
東 前頭 #15
7–8
 
東 十両 #1
8–7
 
東 十両 #1
8–7
 
1999年
(平成11年)
西 前頭 #14
4–11
 
東 十両 #3
6–9
 
西 十両 #5
10–5
 
東 十両 #2
優勝
10–5
東 前頭 #13
6–9
 
東 十両 #1
10–5
 
2000年
(平成12年)
東 前頭 #14
6–9
 
西 十両 #2
10–5
 
西 前頭 #10
5–10
 
西 前頭 #14
8–7
 
東 前頭 #13
5–10
 
西 十両 #1
優勝
12–3
2001年
(平成13年)
東 前頭 #11
6–9
 
東 前頭 #13
3–5–7
 
西 十両 #6
休場
0–0–15
西 十両 #6
2–13
 
西 幕下 #4
4–3
 
東 幕下 #3
3–4
 
2002年
(平成14年)
西 幕下 #7
休場
0–0–7
西 幕下 #7
3–4
 
西 幕下 #11
5–2
 
東 幕下 #4
優勝
6–1
西 十両 #10
11–4
 
西 十両 #4
8–7
 
2003年
(平成15年)
東 十両 #1
9–6
 
東 前頭 #12
5–10
 
東 十両 #2
8–7
 
西 前頭 #15
9–6
 
東 前頭 #9
8–7
 
東 前頭 #6
6–9
 
2004年
(平成16年)
西 前頭 #9
8–7
 
西 前頭 #7
4–11
 
西 前頭 #13
8–7
 
西 前頭 #12
4–11
 
東 十両 #1
4–11
 
西 十両 #7
8–7
 
2005年
(平成17年)
西 十両 #5
6–9
 
西 十両 #7
6–9
 
西 十両 #9
7–8
 
西 十両 #10
5–10
 
西 幕下 #1
3–4
 
東 幕下 #5
4–3
 
2006年
(平成18年)
西 幕下 #1
2–5
 
東 幕下 #8
3–4
 
東 幕下 #13
引退
0–1–3
x x x
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。    優勝 引退 十両・幕下
三賞=敢闘賞、=殊勲賞、=技能賞     その他:=金星
番付階級幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口
幕内序列横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列)

改名歴[編集]

  • 金の海 龍(かねのうみ りゅう)1991年3月場所~1996年5月場所
  • 金開山 龍(きんかいやま りゅう)1996年7月場所~2006年5月場所

年寄変遷[編集]

  • 金開山 龍水(きんかいやま りゅうすい)2006年5月21日-2007年5月18日(準年寄)
  • 関ノ戸 龍水(せきのと-)2007年5月18日-2008年9月28日
  • 稲川 龍水(いながわ-)2008年9月28日-2011年4月26日
  • 千田川 龍水(せんだがわ-)2011年4月26日-2012年4月12日
  • 田子ノ浦 龍水(たごのうら-)2012年4月12日-2013年4月9日
  • 岩友 龍水(いわとも-)2013年4月9日-2013年12月17日
  • 三保ヶ関 龍水(みほがせき-)2013年12月17日-2014年4月2日
  • 高崎 龍水(たかさき-)2014年4月2日-

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ <名跡変更のお知らせ> - 日本相撲協会公式ツイッター 2014年4月2日付
  2. ^ 三保ケ関親方が「高崎」に=大相撲 - 時事ドットコム 2014年4月2日付