ボブスレー

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4人制ボブスレーに乗り込むところ
1910年頃のボブスレー

ボブスレー英語:Bobsleigh)は、独特な形状と機構を持つ専用のそりに乗って、氷が張ったコースを滑走、タイムを競う競技で、ウィンタースポーツの一つ。最高速度は130km/h - 140km/hに達し、「氷上のF1」と呼ばれる。

目次

[編集] 概要

オリンピックでは1924年第1回シャモニー・モンブラン大会から正式競技になった。

競技は1台ずつで行われる。選手は呼吸を合わせながらそりを押して走り、加速をつけて素早く乗り込む(押す距離は約50~60m)。この時、1人でも乗り込めなかったら失格になる。あとはドライバーがハンドルを操作、残りの選手は空気抵抗が少なくなるよう頭を下げ、約1300mの曲がりくねったコースを滑降、タイムを計る。スタートダッシュでどれだけ加速できるかが、勝負を大きく左右する[1]。また、選手の技術だけでなく、そりの性能の差も勝敗の鍵を握ると言われる[2]。選手の合計体重には制限があり、男子2人乗りは390kg、男子4人乗りは630kg、女子2人乗りは340kgとなっている。競技は2日間に4回滑り、順位を決める。

日本国内でボブスレーの競技が可能な施設は長野県長野市の「スパイラル」(長野市ボブスレー・リュージュパーク)の1か所のみとなっている。また、1999年2003年には札幌市藤野コース(札幌オリンピックのリュージュ練習用コースとして作られた)でボブスレーの試走も行われた[3](当時のゴール写真)。 ただし、藤野コースは現在500m程度(全長は1000m強)の使用で、国内大会・練習は出来るが、国際大会などは出来ない[4]。なお札幌五輪で使用された手稲山ボブスレーコースは、2000年1月に閉鎖されている[5]

韓国では国内に本格的な施設がないため、国内競技会ですら日本の長野で行われている。しかし、韓国江原道平昌郡2018年冬季オリンピック開催地に決定したため、今後競技施設の建設も予想される。

[編集] ボブスレーのそり

ボブスレー用のそりは、鉄製のシャーシに流線型のFRP製カバーをつけたもので、前方にハンドル、後方に停止用のブレーキを備えている。ブレーキはフィニッシュまで使えない。

前方と後方の左右に、ランナーと呼ばれる刃(エッジ)を計4枚備えており、それで面を滑走する。前方のランナーは舵になっており、ドライバー(パイロットとも言う)が操るハンドルと連動して左右に振ることができる。

ボブスレーのそりには2人乗りと4人乗りがある。

近年では、競技向けボブスレー用そりは空気力学の観点からの研究開発が進んでおり、バンクーバーオリンピックではイタリアチームがフェラーリ製、ドイツはBMWの開発協力によるものを使用するなど[6]レーシングカーの開発とよく似た開発競争が繰り広げられている。日本でも長野オリンピックの際には童夢の協力によるボブスレーの開発が構想されたことがあるが、結局実現していない。

[編集] 歴史

スイスアルプス地方で生まれ、遊戯として発達したといわれる。1923年国際ボブスレー・トボガニング連盟(FIBT)が創設され、翌1924年の第1回オリンピック冬季競技大会から正式種目になった[7]。当初は男子だけだったが、2002年ソルトレークシティオリンピックから女子2人乗りが追加された。

[編集] 主な団体

[編集] 脚注・出典

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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