ハンドル

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ハンドル

handle [編集]

英語で手で握って動かす部位(把手)を指す。「扱う」、「操作する」という意味も持つ。

  • ハンドルライザー - アーチェリー弓具のひとつ。
  • 自動車など乗り物の進行方向を決めるための舵取り装置の操作部。環状のものを英語では「ステアリング・ホイール」と呼び、ハンドルは、ハンドリング(操縦性)や、ドアハンドル、ウィンドウレギュレターハンドルを連想させるため、舵取り装置の意味としては通じない。
  • ハンドルバー (自転車) - 自転車の操舵を行う部位。
  • 鉄道車両の場合、日本国有鉄道では、動力車マスターコントローラーや、ブレーキ手ブレーキ蒸気機関車のレギュレーターなどの操作部を「ハンドル」と称しており、動力車操縦者の習熟運転も「ハンドル訓練」と呼ばれていた。逆に、ぐるぐると回す形態であっても、蒸気機関車の逆転機の操作部を「リバー」と称していた。
  • プログラミングにおいて、なんらかのコンピュータ資源を、間接的に指し示すもの(間接参照も参照)。分野によってはより限定的な意味で「ハンドル」という用語を使うこともあり以下に挙げる。たとえば、高水準のレイヤではハンドルのみを扱うようにすることで、ガベージコレクションのコンパクションなどによるアドレス移動の影響を低水準のレイヤに限定する、といったことができる。たとえば「ポインタへのポインタ」は、ハンドルの簡単な方法のひとつである。
  • Macintoshプログラミングの用語[1]では、動的にアロケートされたメモリへのポインタへのポインタのことである。
  • Windows APIにおいて、ウィンドウ・ファイル・画像などの各構成要素を指し示すための、プロセス内あるいはシステム全体で一意の数値。例えば、ウィンドウに対するハンドルであれば「ウィンドウハンドル」のように呼ぶ。カーネルオブジェクトの操作単位としてカーネルレベルで管理されているものと、ユーザ空間で管理されているものの2種類がある。概して、前者はCloseHandle()コールにより開放することができるが、後者では専用の開放操作APIを持つという違いがある。ソースコード中の表現として、HANDLE(ハンドル型)などの変数の型が定義されている。原則的にハンドルは1つのプロセス内でのみ使えるようになっているが、一部のハンドルは他のプロセスと共有することができる。他のプロセスでも使えるようにするには、DuplicateHandle()で対象となるプロセスを指定して複製する必要がある。子プロセスに関しては、CreateProcess()において、SECURITY_ATTRIBUTES構造体で、bInheritHandleTRUEにすると、子プロセスでもそのハンドルを使えるようになる。
  • 別名やニックネームの意味。アメリカ市民ラジオに由来する、などの説がある。(本来は「ハンドル」のみで名前の意味があり、誤用とされるが)詳細はハンドルネームの項目を参照。
  • 給水設備においては、水栓(蛇口)に付属する、水量を調節するために人力(手の力)で動作させる部位を指して「ハンドル」と呼ぶ。上水道用の水栓(バルブ)のうち、水量調節用の回転軸のみが付属している種類の場合、その軸を動作させるための専用の工具を「ハンドル」と呼ぶ。
  • ハンドル体 - 位相幾何学において、通常の意味での取っ手と(位相的な意味で)同様の形状をした多様体のこと。
  • handle (曲) - DOUBLEのシングル曲。

その他 [編集]

  • ヤーコプ・ハンドル (Jacob Handl) - スロヴァキア出身の後期ルネサンス音楽の作曲家ヤコブス・ガルスの別名。
  • ジョージ・フリデリク・ハンドル (George Frideric Handel) - ドイツに生まれイギリスに帰化したバロック音楽の作曲家ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルの英語名。

脚注・参照 [編集]

  1. ^ FOLDOC や Jargon File の "handle" の項目を参照