オージーフットボール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索
オーストラリアン・ルールズ・フットボールの競技場 クリケット競技場を転用しているため、競技フィールド自体が楕円形である
ボール

オーストラリアン・ルールズ・フットボールは、オーストラリアで行われているフットボール系競技。ビクトリア州以西で盛んである。

オーストラリアでは一般的に、オージー・ルールズ(Aussie Rules)、またメルボルンではフッティー(Footy)と呼ばれている。日本ではテレビ局のイベントでゲームが行われた際にオージーボールと名付けられてそれが定着したため、今でもそう呼ばれる。 オージー・フットボールオーストラリアン・フットボールとも言われる。

アイルランドのゲーリックフットボールに似たスポーツで、メルボルンで発達した。ルールが整備されたのはこちらの方が先だが、あまりに似すぎていることと、メルボルンにアイルランド系移民が多かったこともあり、彼らの母国で行われていたフットボールを基に発達したと言われている。インターナショナルルールで、GAAのアイルランド代表チームとの国際親善試合が実施されている。

競技は冬にクリケット競技場(楕円形のため、オーヴァルと呼ばれる)で行われる。

目次

[編集] 概要

1858年にメルボルンでトム・ウィルズによって始められた。クリケット競技場を流用する点から、クリケット選手のオフシーズン用スポーツとして始まったという説がある。 オーストラリア国内ではラグビーリーグ、クリケットと並ぶ人気スポーツであり、オーストラリアの国技ともいわれる、オーストラリアの主要な冬のスポーツである。トップ選手はフルタイム・プロまたはセミプロが占める。特にオーストラリア南部や西部で盛んであるが、シドニーブリスベンにもプロチームがある。

[編集] ルール

オージーフットボールの運動場
  • 競技は楕円形のクリケット競技場に4本の柱を立てて、1チーム18人・交替要員4人で行う。交替は試合中いつでもできる。
  • 試合は、1クォーター20分・4クォーター制の合計80分間で行われ、2クォーター終了後にハーフタイムとなる。
  • プレイヤーはボールを蹴るか、ハンドボール(一方の手に持ったボールを、拳を丸めたもう一方の手で打つ。)をして進める。また、ボールを持って15メートル以上進む際、フィールドにボールをつけるかバウンドさせなければならない。
  • 一方が蹴り上げ、15メートル以上飛んだボールをもう一方がノーバウンドで捕球する「マーク」は、その時点からのフリーキックか、攻撃続行かを選べる。これは攻撃の絶好の起点であるため、敵味方がフライボールを奪い合う場面が頻発する。
  • 真中の二本の間にボールを通すと6点(「ゴール」。ラグビーや フットボールと違い横棒はない)。端の一本と真中の一本の間に通したり、内側の柱自体にボールを当てたり、あるいはオウンゴールは1点(「ビハインド」または「ポイント」)、外側の柱にあたった場合はボールがフィールド外に出たと見なされる。柱の近くにはレフェリーが待機しており、ゴールが決まると、レフェリーは真中の二本の間に立ち、両手の人差し指を体の前に向けて出すことで、正式に得点が記録される。端の一本と真中の一本の間に通すなどして1点のみの得点になる場合は、片方の人差し指のみを体の前に向けて出す。その後、レフェリーは旗を振ってもう一方のゴールに居るレフェリーに得点を知らせ、互いに現在の得点を確認する。
  • キックオフ時、及びゴールが決まった場合は、グラウンド中央でレフェリーがボールを地面に叩き付け、フライボールとなったところをどちらかのチームの選手が捕球してゲームが開始される。またボールがグラウンドの外に出た場合は、その場所でレフェリーがグラウンドに背を向ける体制を取ってから、ボールをグラウンド内に放り投げる事で試合再開される。
  • ラグビー同様、タックルが可能だが、膝下、または肩上へのタックルは反則とされる。
  • 正式な試合では、選手への処分の裁定は試合中でなく、後日の裁定委員会で行われる。これは、選手等の抗議によって試合を途切れさせないための工夫である。

[編集] AFL

AFL (The Australian Football League) は、オージーフットボールの事実上世界最高位のプロリーグである。

[編集] インターナショナルカップ

オーストラリアンフットボールの世界大会で、3年に1回オーストラリア・メルボルンで開催される。

[編集] JAFL(日本)

日本にも、日本オーストラリアンフットボール協会というAFLの下部組織が存在する。 2008年現在、6チームの地域・大学・社会人チームでリーグ戦を戦い、リーグ上位4チームがプレーオフに進出する。ルールはAFLのそれに準じているが、日本にオーストラリア並みのグラウンドが存在しない為、1チームの人数は11人で行われている。

  • 所属チーム
    • 東京ゴアナーズ(在日オーストラリア人)
    • イースタンホークス(社会人) 公式サイト
    • 東京レパーズ(学生) 公式サイト
    • 大阪ディンゴーズ(クラブチーム)公式サイト
    • 専修パワーズ(学生)
    • 駒沢マグパイズ(学生)

[編集] 日本代表(サムライズ)

オーストラリアンフットボールの日本代表は、通称サムライズと呼ばれ、現在は学生を主体にインターナショナルカップの上位進出を目指している。 2008年インターナショナルカップでは、強敵サモアに勝利する等し、全16チーム中8位に食い込んだ。

  • 代表的な日本人プレーヤー
    • 榊道人 
    • 加瀬毅 
    • 関口遵
    • 森毅人
    • 清野裕彰
    • 瀬戸孝明 佐藤健 

[編集] オーストラリア以外のリーグ一覧

オーストラリア国内のオーストラリアンフットボールリーグの一覧を参照。この他にも多くの国でリーグは無いがプレーされている。

[編集] アルゼンチン

[編集] オーストリア

(no official league)

[編集] ベルギー

(no official league)

[編集] バミューダ

(no official league)

[編集] ブルネイ

[編集] カナダ

See Also Australian Rules Football in Canada
See Also Australian Football Association of North America (AFANA)

[編集] クロアチア

(no official league)

[編集] チェコ共和国

[編集] デンマーク

[編集] 東ティモール

[編集] エル・サルバドル

[編集] イングランド

See Also Australian Rules Football in England

[編集] フィジー

[編集] フィンランド

(no official league)

[編集] フランス

[編集] ドイツ

[編集] グルジア

[編集] インド

[編集] インドネシア

(unaffiliated clubs)

[編集] アイルランド

See Also Australian Rules Football in Ireland

[編集] 日本

See Also w:en:Australian Rules Football in Japan

[編集] 大韓民国

[編集] レバノン

[編集] マレーシア

(no official league)

[編集] ナウル

  • Nauru Australian Football Association
Australian rules football in Nauruを参照

[編集] ノルウェー

(no official league)

[編集] オランダ

[編集] ニュージーランド

See Also Australian Rules Football in New Zealand

[編集] パプアニューギニア

See Also Australian Rules Football in Papua New Guinea

[編集] 中華人民共和国

[編集] フィリピン

[編集] サモア

[編集] スコットランド

[編集] シンガポール

(no official league)

[編集] ソロモン諸島

[編集] 南アフリカ

See Also Australian Rules Football in South Africa

[編集] スペイン

[編集] カタルーニャ州

[編集] スウェーデン

[編集] タイ王国

[編集] トンガ

[編集] イギリス

[編集] アメリカ合衆国

See also Metro Footy Leagues
See Also Australian Rules Football in the United States
See Also Australian Football Association of North America (AFANA)

[編集] ベトナム

(no official league)

[編集] ジンバブエ

[編集] 内部リンク

[編集] 外部リンク

個人用ツール
名前空間

変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス
他の言語