キックベースボール
キックベースボールは、子供の遊びの一種で、野球をサッカーボール(若しくはそれに近い大きさのボール)を使用して行う物である。略称は「キックベース」(本項も以降キックベースと記す)。「フットベースボール」、「キーベー」、「ケッチ」とも呼ばれる。
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[編集] 概要
野球とルールは似ている。投手はボールを投げるのではなく転がし、打者はこれを蹴って、野球で言う所のバッティングとするルール[1]もあれば、投手が存在せず、打者が予め本塁に置かれたボールを蹴るといったルール[2]もあるなど、地方によってさまざまなルールが存在する。
1992年から1995年にかけてフジテレビ系列で放映された『夢がMORIMORI』(司会:森口博子、森脇健児、SMAP)では、芸能界等の著名人がチームを編成した「スーパーキックベースボール」のコーナーが人気を集めた。2005年には、日本テレビ系列の『ひらめ筋GOLD』でもキックベース対決のコーナーが設けられていた。さらに、『夢がMORIMORI』の後継番組でもある、『SMAP×SMAP』(関西テレビ・フジテレビ系、2006年4月3日放送)で11年ぶりに復活した。
[編集] ルール
地方でさまざまなルールがあるが、日本フットベースボール協会が「全国共通ルール」を定めている。ボールも専用のものを定めている。
「全国共通ルール」によると、野球のように、1塁、2塁、3塁、本塁という4つのベースを設け、ボールを蹴ったキッカーは1~3塁を経て、最終的に本塁を目指して走る。野球と同じく、守備者が蹴られたボールをノーバウンドで捕球したり、ゴロを捕球してキッカーより先に1塁に触れたり、ボールを持ってキッカーにタッチしたりしてアウトにすることができる。また、ボールを当てることでアウトにすることもできる(ただし、至近距離から強くぶつけることは禁止)。ドッジボールの能力(捕る・当てる)が守備側に要求される。フォースアウトも存在する。
キッカーは、ファウルボール・ファウル(空振りなど)2回でアウトとなるが、3回でアウトとするルール[3]もある。3アウトで攻守交代。
全国共通ルールでは試合は7回制だが、5回制としているルール[4]もある。
[編集] ポジション
「全国共通ルール」は11人制で、野球のポジションにセンターフォワード、ライトフォワード、レフトフォワード(ファースト、セカンド、ショート、サードの選手よりキッカーに近いポジション)を加え、ピッチャーを省いている。このほか、野球と同じ9人制、7人制、5人制などがある。
[編集] 攻守のコツ
- キックベースではサッカーボールほどの大きさのボールを蹴るが、ボールの飛翔範囲は守備者が十分カバーできるため、本塁打は難しい。本塁打を狙ったキックをするとほぼフライになってしまう為、サッカーのフリーキックの様な、速くて且つ放物線を描かない直球的なキックが要求される。また、ルールによってはバントも可能。サッカーのトラップと同じように止める感じで打つとセーフになりやすいが、地方によってはバントは試合として面白みに欠けるので、禁止にしているところもある。
- 守備側としては相手はボールを蹴るため、投手が存在するルール下では、当然投げる(転がす)ボールのスピードは速ければ速いほどよい。打者のタイミングをずらすためにカーブなど回転をかけて投げる場合もあるが、スピードが遅くなるだけでなく、コントロールも難しく、バウンドしやすいためにあまり投げない方が得策である。
[編集] 地域での呼称
地域により呼び方が異なり、フットベースボール(フットと略すこともあり、サッカー野球(さっかーやきゅう)、サッ球(さっきゅう)、蹴り野球(けりやきゅう)等と呼ぶ[要出典]事もある。
[編集] 地域での独自のルール
地域によってまったく別物のローカルルールが多数存在するのも特徴である。 これは全国大会など、統一ルールの下での大会がないため地域の指導者たちがそれぞれの智恵を絞り、より楽しく、より安全にゲームを行おうと考えた、独自性の表れでもある。
- 転がって来たボールを足元で止め、そのまま走ると言うルール。又はこれを禁止するルール。野球で言う所のバント。足で"ちょろ"と蹴る事から、「チョロキック(『夢がMORIMORI』のTV番組で森口博子が得意としている)」と呼ばれる。これを阻止するため、ホームベースからインフィールド側に半径2~3メートル程度の「ファウル線」が敷かれ、打球がこの線を越えずに落下、またはゴロ性の当たりで転がった場合はファウル扱いになる。
- 3回ファウルでアウトにしているルールが多い。
- 盗塁・リードは禁止される傾向にある。
- 普通は野球と同じように4つのベース(1塁、2塁、3塁、本塁)で試合を行うが、2塁ベース無しで試合を行うところがある(いわゆる三角ベースグランド)。
[編集] 脚注
- ^ “キックベースボール”. 富山県教育委員会. 2011年10月24日閲覧。
- ^ “フット(キック)ベースボール 全国共通ルール”. 日本フットベースボール協会. 2011年10月23日閲覧。
- ^ “少年少女球技大会 キックボールルール|publisher=羽村市青少年対策地区委員会連絡協議会など”. 2011年10月23日閲覧。
- ^ “キックベースボール”. 富山県教育委員会. 2011年10月24日閲覧。
[編集] リンク
[編集] 関連項目
- 遊び
- 夢がMORIMORI
- メトロラビッツH.P.(ハロー!プロジェクトのキックベースボールチーム)
- 娘DOKYU!