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ユーロフィン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ユーロフィン・サイエンティフィック
Eurofins Scientific SE
市場情報 EuronextERF
本社所在地 ルクセンブルクの旗 ルクセンブルク
ルクセンブルク市
設立 1987年
事業内容 環境分析、食品分析、遺伝子検査
代表者 ジル・マーティン
売上高 67億ユーロ(2021年)
従業員数 >50,000
外部リンク https://www.eurofins.co.jp/
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ユーロフィンフランス語: Eurofins Scientific SE)は、食品や環境試料等の分析環境コンサルタント、遺伝子検査事業などを行う企業グループ[1][2]。多数のグループ企業を傘下に持つが、グローバル本社はルクセンブルクに置かれている[3]。従業員数は約5万人。50ヶ国・900か所の研究所で事業を行い、2021年度の売上高は67億ユーロであった。

事業

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ワインに添加された砂糖を検出する真正分析手法「SNIF-NMR」技術を上市する目的で1987年に創業[4][5]。20万種類の分析手法を持ち、分析サービスを実施する[6]。SNIF-NMRはSite Specific Natural Isotope Fractionation Studied by Nuclear Magnetic Resonanceの略で、位置特異的天然同位体核磁気共鳴分析法である[5]

積極的なM&Aで事業を拡大しており、2005年にはドイツのMWG-バイオテック社を買収。2011年には1億5千万ユーロでアメリカのランカスターラボラトリー社 (Lancaster Laboratoriesを買収[7]2012年4月には、横浜市金沢区の日本環境株式会社を買収し、ユーロフィン日本環境株式会社とした[8]。さらに2021年7月に川崎市幸区にある富士通グループの信頼性評価試験を担っている富士通クオリティ・ラボ株式会社を買収し、ユーロフィンFQLとした。

日本におけるユーロフィン

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日本法人は、管理会社として「Eurofins NBLSC Environment Testing Japan株式会社」と「ユーロフィン・エヌエスシー・ジャパン株式会社」があり、他に以下のユーロフィン関係企業がある[9]

  • ユーロフィン日本環境株式会社
  • ユーロフィン日本総研株式会社
  • ユーロフィン・プロダクト・テスティング株式会社
  • ユーロフィン・フード・テスティング株式会社
  • 株式会社化学分析コンサルタント
  • ユーロフィンジェノミクス株式会社
  • ユーロフィンクリニカルジェネティクス株式会社
  • ユーロフィン分析科学研究所株式会社
  • ユーロフィンイーエージー株式会社
  • ユーロフィンFQL株式会社
  • ユーロフィンアーステクノ株式会社
  • GeneTech株式会社
  • ユーロフィンジェネティックラボ株式会社
  • ユーロフィンQKEN株式会社

脚注

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出典

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  1. ^ Le réseau, botte secrète d'Eurofins, L'Usine nouvelle n° 2965, 26.05.2005
  2. ^ (ドイツ語) Eurofins. Der Testsieger. Warum der Labormulti von Skandalen in aller Welt und neuen EU-Verordnungen profitiert, Focus, 15.10.2008
  3. ^ Group Directory PDF” (PDF) (英語). Eurofins Scientific SE. 2019年7月20日閲覧。
  4. ^ 第3回「環境ビジネスで働く人」にきく!(環境Job.net)
  5. ^ a b 真正分析(ユーロフィンフードテスティング ジャパン)
  6. ^ ユーロフィングループ概要 (PDF)
  7. ^ Le monde entier s’arrache "les Experts" d’Eurofins, Capital, 01/12/2011
  8. ^ 弊社株式について』(pdf)(プレスリリース)日本環境株式会社、2012年4月26日http://www.n-kankyo.com/pdf/PressRelease20120426.pdf 
  9. ^ 会社概要”. ユーロフィンNDSC F&E株式会社. 2019年7月20日閲覧。

外部リンク

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