金沢区

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かなざわく
金沢区
横浜・八景島シーパラダイス 区庁舎位置
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 神奈川県
横浜市
市町村コード 14108-9
面積 30.96km2
総人口 197,598[編集]
推計人口、2020年4月1日)
人口密度 6,382人/km2
隣接自治体
隣接行政区
横浜市磯子区栄区
横須賀市鎌倉市逗子市
区の木 山桜
区の花 牡丹
金沢区役所
所在地 236-0021
神奈川県横浜市金沢区泥亀二丁目9番1号
北緯35度20分14.2秒東経139度37分28.2秒座標: 北緯35度20分14.2秒 東経139度37分28.2秒
金沢区役所
外部リンク 横浜市金沢区
横浜市金沢区位置図

金沢区位置図

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金沢区(かなざわく)は、横浜市の18行政区の一つ。

「金沢」はかつては「かねさわ」と読まれていたが、近世以降加賀藩の「かなざわ」が著名になったことから、読みが移り変わったとされている[1]

概要[編集]

三浦半島の東側に位置し、横浜市唯一の自然海浜である野島海岸と、市内最高峰の大丸山を有する。区を流れる河川には、二級河川侍従川宮川を始め、富岡川六浦川などがある。

行政の中心・泥亀は、湯島聖堂の儒官であった永島祐伯(号を泥亀)が新田開発を行ったことに由来する。横浜市の最南端に位置し、横須賀市逗子市鎌倉市磯子区栄区に接する。海岸線を埋め立てた金沢工業地帯と同時に造成された砂浜「海の公園」をはじめ、横浜・八景島シーパラダイス横浜ベイサイドマリーナなど、マリンスポーツを楽しむことのできる複合施設も最近は賑わっている。

歴史[編集]

古くは武蔵国倉城郡(後の久良岐郡六浦荘という荘園が設置され、国衙(こくが)や郡衙の支配を受けない私有地だった。六浦・金沢(かねさわ)・釜利谷・富岡の4郷から成っていた。(金沢文庫#「かねさわ」と「かなざわ」も参照)。鎌倉時代には幕府隣接の港町・六浦湊として栄え、兼好法師が庵を結んだという伝承のある現在の上行寺東遺跡や、北条氏による称名寺及び金沢文庫鎌倉市との境に残る朝比奈切通し(国の史跡)などが造られた。古来、砂鉄を産し、これが「かねさわ」の語源といわれる。

鎌倉時代初期釜利谷の領主・畠山重忠は、本拠の埼玉・秩父地方から職人を移住させ、武具などを製作させた。また、南北朝時代、瀬ヶ崎には奥州管領大崎詮持の居館があった。永享の乱では合戦場となっている。

江戸時代に入ると、1722年米倉忠仰下野国皆川から陣屋を金沢に移し、六浦藩が成立する(横浜市域では唯一の大名)。米倉氏甲斐源氏武田氏支流であったが武田氏滅亡後、徳川家康を頼り、綱吉の時代、同じ武川衆の家系であった柳沢吉保との縁戚関係から諸侯に列した。現在は陣屋跡に当主一家が住まう。また江戸時代には景色の美しさから観光地となり金沢八景と呼ばれた。

富岡海岸では明治初期に外国人が海水浴を始め[2]、明治10年代になると井上馨三条実美松方正義大鳥圭介ら中央政界の要人が訪れるようになり[3]、やがてこれら要人たちの別荘が建てられた[4][5]

町名[編集]

金沢区内では、一部の区域で住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されている。

行政[編集]

区長 
 橘川 和夫 ( - 2005年3月31日)
 横松 進一郎(2005年4月1日 - 2008年3月31日)
 石井 洋一 (2008年4月1日 - 2010年3月31日)
 橋本 康正 (2010年4月1日 - 2012年3月31日)
 林 琢己  (2012年4月1日 - )

政治[編集]

  • 横浜市議会金沢区選挙区(定数5)
  • 神奈川県議会金沢区選挙区(定数2)

公共施設[編集]

港湾
漁港
スポーツ
  • リネツ金沢(プール)
  • 金沢スポーツセンター(屋内競技場)

教育[編集]

大学[編集]

高等学校[編集]

公立
私立

中学校[編集]

公立
私立

義務教育学校[編集]

公立

小学校[編集]

公立
私立

特別支援学校[編集]

幼稚園[編集]

交通[編集]

鉄道[編集]

路線バス[編集]

道路[編集]

商業[編集]

大手スーパーマーケット[編集]

金融[編集]

銀行[編集]

信用金庫[編集]

JAバンク[編集]

  • JA横浜 - 金沢支店、金沢文庫支店

その他[編集]

区内に支店を置く信用組合はない(信用組合横浜華銀などは営業区域内である)。また、JFマリンバンク神奈川本所(神奈川県信用漁業協同組合本所)が置かれていたが、廃業した。

住宅団地[編集]

  • UR 金沢シーサイドタウン
  • UR 六浦団地(六浦町)
  • 市営住宅 金沢
  • 市営住宅 金沢第二
  • 市営住宅 富岡西ハイツ
  • 市営住宅 金沢柴町
  • 市営住宅 ラマージュ
  • 市営住宅 釜利谷東ハイツ
  • 県営大道団地(大道1-30外)
  • 県営釜利谷団地(釜利谷南2丁目)
  • 県営谷津坂団地(西柴1-24-1外)
  • 県営朝比奈団地(東朝比奈3-2-12外)
  • 県営六浦団地(六浦東1-6-1外)
  • 県営平潟団地(平潟町)

名所・旧跡・観光スポット[編集]

社寺[編集]

ゆかりのある有名人[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 金沢文庫は、かつて「かなざわ」ではなく「かねさわ」だったって本当?(はまれぽ.com 2014年11月13日)
  2. ^ 内田四方蔵『金沢の一〇〇年』横浜市金沢図書館 1987年 p.24
  3. ^ 内田四方蔵『金沢の一〇〇年』横浜市金沢図書館 1987年 p.34
  4. ^ 『図説かなざわの歴史』金沢区制五十周年記念事業実行委員会編 2001年 p.226
  5. ^ 『創立百周年記念誌』富岡小学校百周年記念事業推進委員会 1973年 pp.36-38

外部リンク[編集]