旭区 (横浜市)

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あさひく
旭区
Zoorasia.jpg
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 神奈川県
横浜市
団体コード 14112-7
面積 32.73km²
総人口 246,958
推計人口、2016年10月1日)
人口密度 7,550人/km²
隣接自治体
隣接行政区
横浜市戸塚区緑区保土ケ谷区
瀬谷区泉区
区の木 ドウダンツツジ
区の花 あさがお
区の昆虫 ホタル
旭区役所
所在地 241-0022
神奈川県横浜市旭区鶴ケ峰一丁目4番地12
北緯35度28分28.8秒東経139度32分41.2秒座標: 北緯35度28分28.8秒 東経139度32分41.2秒
Yokohama City Asahi Ward Office.JPG
外部リンク 旭区役所ホームページ
横浜市旭区位置図

旭区 (横浜市)位置図

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旭区(あさひく)は、横浜市を構成する18行政区のうちの一つである。

概要[編集]

1950年代から横浜市中心部や京浜工業地帯への通勤者のベッドタウンとして宅地化が進み、丘陵地や農地に万騎が原、上白根、左近山、ひかりが丘、横浜若葉台団地などの大規模団地が造成され人口が激増した。1999年4月には日本最大級のよこはま動物園ズーラシアが開園した。横浜市編入以前は都筑郡に属し、郡役所が現在の都岡町に置かれたが、後に川和町(現都筑区)に移転。隣の瀬谷区との区境は武相国境[注 1]である。相模鉄道沿いの二俣川鶴ヶ峰駅周辺地区は横浜市における主要な生活拠点(旧:副都心)に位置付けられており[1][2]2007年まで鶴ヶ峰駅南口地区において再開発事業が行われた。

今後は二俣川地区で再開発が行われることになり、2010年度より中尾町の二俣川県有地に所在する県の行政機関のうち、県立がんセンター運転免許試験場において、県有地内での相互移転を含む大規模な改修が行われ、二俣川駅南口でも市道鴨居上飯田線都市計画道路)整備及び、相鉄JR直通線開業(予定)に伴う駅ビルなどの再開発が行われる予定である(「二俣川駅#南口エリアの再開発」も参照)。

地理[編集]

区の南部を相鉄本線が横断し、二俣川駅から南にいずみ野線が分岐する。区の北西から東に帷子川が貫流し、これに国道16号(旧八王子街道)が平行する。帷子川は大幅な改修工事により旭区役所および鶴ヶ峰駅近辺において流域の移動や暗渠化を併せた整備が行われている。区を北西から南東に国道16号保土ヶ谷バイパスが貫通しており、区内の道路と接続し旭区の大動脈となっている。中央部は東西に中原街道が通っており、他にも鎌倉街道および東海道新幹線が通る。

相模鉄道二俣川駅の北側には運転免許試験場・がんセンター・公文書館など県の施設が集まり、二俣川駅と鶴ヶ峰駅の間の県道厚木街道沿いに旭区役所・旭警察署横浜旭郵便局が設置され、区の中心となっている。

なお三ツ境駅の北側も旭区であり、瀬谷区との境に聖マリアンナ医科大学横浜西部病院や程ヶ谷カントリー倶楽部がある。

地形[編集]

区の大半は八王子市町田市から連なる多摩丘陵に位置し、標高は60〜100m程である。西部は一部相模野台地に含まれる。区の中央を帷子川が縦断し、源流も区内にある。保土ヶ谷バイパス沿いや区の西部には広範囲に横浜市風致地区条例に基づき市街化調整地域が設定されており、生産緑地、公園、山林等になっており、区内には川井矢指風致地区・今井大池名瀬風致地区・三保新治風致地区の3つの風致地区があり、横浜市内では緑被率の高い地域である。 また、内陸に位置し大河川や湖沼がないため横浜市では瀬谷区と同様に液状化の被害がない地域とされる。([1]

気候[編集]

緑地が多いことから横浜市内では夏期の平均気温が最も低く2012年は26.1℃であり、最も平均気温が高かった鶴見区よりも1.5℃低くなっている。 冬季は寒冷な気候で最低気温0度を下回ることは多く、氷点下7度まで下がる日もある。積雪は30cmをこえることもあり、ニュースでも度々報道される。 2014年2月17日には横浜の中心部で積雪27cmだったが旭区では2月8日の積雪も残っていたため畑などで70cmの積雪だった。冬は雪に対する警戒が必要な地域である。 [3]

隣接している行政区[編集]

横浜市西部に位置し、北は緑区、西は瀬谷区、東は保土ケ谷区南は、戸塚区泉区と接している。東京都心まで35km、横浜中心部まで13km。なお町田市とは接していないが互いの市境は最短200m弱で中心部まで7kmほど。

歴史[編集]

古代、武蔵国都筑郡に属し、保土ケ谷区から当区にかけて、広大な榛谷(はんがや)御厨(榛谷氏は坂東八平氏のうち秩父氏の流れ)が存在し、善部(膳部)、半が谷などの地名が残る。 二俣川も参照。

地域[編集]

現行行政町名[編集]

旭区内では、一部の区域で住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されている。

町名 町名の読み 設置年月日 住居表示実施年月日 住居表示実施直前の町名 備考
中白根一〜四丁目 なかしらね 1989年8月21日 1989年8月21日 上白根町、白根町、緑区寺山町の各一部
川島町 かわしまちょう 1927年4月1日 未実施 本区に属する部分に限る。
鶴ケ峰一・二丁目 つるがみね 1968年3月15日 未実施
西川島町 にしかわしまちょう 1969年10月1日 未実施
市沢町 いちざわちょう 1939年4月1日 未実施
左近山 さこんやま 1969年10月1日 未実施
小高町 おたかちょう 1939年4月1日 未実施
三反田町 さんたんだちょう 1939年4月1日 未実施
白根町 しらねちょう 1941年1月1日 未実施
白根一〜八丁目 しらね 1988年7月25日 1988年7月25日 白根町、川島町、鶴ケ峰2、鶴ケ峰本町、西川島町の各一部
上白根町 かみしらねちょう 1939年4月1日 未実施
上白根一〜三丁目 かみしらね 1989年8月21日 1989年8月21日 上白根町、白根町、緑区寺山町の各一部
今宿町 いまじゅくちょう 1939年4月1日 未実施
今宿東町 いまじゅくひがしちょう 1972年5月1日 未実施
今宿西町 いまじゅくにしちょう 1972年5月1日 未実施
今宿南町 いまじゅくみなみちょう 1974年3月15日 未実施
都岡町 つおかちょう 1965年11月25日 未実施
川井宿町 かわいしゅくちょう 1965年2月1日 未実施
川井本町 かわいほんちょう 1965年2月1日 未実施
上川井町 かみかわいちょう 1939年4月1日 未実施
若葉台一〜四丁目 わかばだい 1979年2月25日(一) 1979年3月26日 若葉台1の全部
1979年2月25日(二) 1981年3月1日 若葉台2の全部
1982年7月19日(追加) 緑区十日市場町、緑区長津田町、緑区三保町の各一部
1979年2月25日(三) 1982年7月19日 若葉台3の全部
1979年2月25日(四) 1983年5月1日 若葉台4の全部
下川井町 しもかわいちょう 1939年4月1日 未実施
矢指町 やさしちょう 1965年11月25日 未実施
金が谷 かねがや 1965年11月15日 未実施
金が谷一・二丁目 かねがや 1991年11月11日 1991年11月11日 金が谷、今宿町の各一部
1992年10月19日(追加) 金が谷の一部(二丁目に編入)
笹野台一〜四丁目 ささのだい 1991年11月11日 1991年11月11日 笹野台の全部及び金が谷の一部
今川町 いまがわちょう 1961年11月1日 未実施
四季美台 しきみだい 1961年11月1日 未実施
中沢一〜三丁目 なかざわ 1996年10月21日 1996年10月21日 中沢町の全部及び今川町、今宿町、中尾町、四季美台の各一部
中尾一・二丁目 なかお 1996年10月21日 1996年10月21日 中尾町、二俣川1の各一部
二俣川1・2丁目 ふたまたがわ 1964年3月1日 未実施
本村町 ほんむらちょう 1961年11月1日 未実施
本宿町 ほんじゅくちょう 1962年11月1日 未実施
南本宿町 みなみほんじゅくちょう 1962年11月1日 未実施
大池町 おおいけちょう 1962年11月1日 未実施
万騎が原 まきがはら 1963年11月15日 未実施
柏町 かしわちょう 1963年11月15日 未実施
さちが丘 さちがおか 1964年3月1日 未実施
東希望が丘 ひがしきぼうがおか 1961年4月1日 未実施
中希望が丘 なかきぼうがおか 1961年4月1日 未実施
南希望が丘 みなみきぼうがおか 1961年4月1日 未実施
善部町 ぜんぶちょう 1961年11月1日 未実施
桐が作 きりがさく 1970年5月1日 未実施
今宿一・二丁目 いまじゅく 1997年10月27日 1997年10月27日 今宿町の一部
鶴ケ峰本町一〜三丁目 つるがみねほんちょう 2000年10月23日 2000年10月23日 鶴ケ峰本町の全部及び鶴ケ峰1・2、今宿東町の各一部

住宅団地[編集]

  • ヴィンテージヴィラ横浜(若葉台, 神奈川県住宅供給公社・清水建設、初の公的高齢者ケア付き、1989年
  • 横浜若葉台団地(神奈川県住宅供給公社若葉台団地) - 若葉台・横浜都市計画事業(一団地の住宅施設)
  • 県営今宿第二団地(今宿南町)
  • 県営白根団地(白根3丁目)
  • 市営住宅 東希望が丘ハイツ
  • 市営住宅 旭グリーンハイツ
  • 市営住宅 中希望が丘ハイツ
  • 市営住宅 善部町
  • 市営住宅 ひかりが丘
  • 市営住宅 ルブワール
  • 市営住宅 二俣川宮沢
  • 市営住宅 鶴ケ峰南
  • 市営住宅 川井本町
  • 市営住宅 グリーンヒル上白根
  • 市営住宅 今宿ハイツ
  • 市営住宅 ハーヴェストコート
  • 県営グリーンヒル市沢(市沢町704外)
  • 県営鶴ケ峰団地(鶴ケ峰1-53外)
  • 県営希望ヶ丘団地(中希望が丘73-4
  • 県営万騎ヶ原団地(万騎が原39外)
  • 県営新白根団地(白根7丁目)
  • 県営上白根ハイツ(上白根2-46外)
  • 県営ヴィラ川井本町(川井本町32)

健康[編集]

  • 平均年齢 46.27歳(2013年1月1日)
平均年齢は、横浜市18区中一番高い。(横浜市の平均は44.13歳)
  • 年齢別人口割合 0〜14歳:12.6%、15〜64歳:61.4%、65歳以上:25.8%(2013年1月1日)
65歳以上高齢化率は横浜市18区中、栄区に次いで二番目の高さ。(横浜市の平均は21.3%)

行政[編集]

区長

  • 初代 島本為三(1969年10月1日 - 1971年6月9日)
  • 第2代 石黒善雄(1971年6月10日 - 1973年4月25日)
  • 第3代 門倉政秋(1973年4月26日 - 1975年6月1日)
  • 第4代 豊田敏郎(1975年6月2日 - 1977年6月9日)
  • 第5代 式守健一(1977年6月10日 - 1979年6月7日)
  • 第6代 横山幸藏(1979年6月10日 - 1983年5月31日)
  • 第7代 上久保忠(1983年6月1日 - 1987年6月9日)
  • 第8代 立神孝(1987年6月10日 - 1989年12月31日)
  • 第9代 齋藤主計(1990年1月1日 - 1992年5月31日)
  • 第10代 杉山明英(1992年6月1日 - 1994年6月30日)
  • 第11代 川井秋彦(1994年7月1日 - 1998年4月30日)
  • 第12代 吉里弘明(1998年5月1日 - 2000年3月31日)
  • 第13代 加藤智(2000年4月1日 - 2003年3月31日)
  • 第14代 岸本孝男(2003年4月1日 - 2005年3月31日) 
  • 第15代 早渕直樹(2005年4月1日 - 2007年3月31日)
  • 第16代 綾部一明(2007年4月1日 - 2009年3月31日)
  • 第17代 萩原博(2009年4月1日 - 2011年4月30日)
  • 第18代 濱陽太郎(2011年5月1日 - )

産業[編集]

一昔前までは農家や、帷子川沿いにスカーフの染色工場が点在していたが、スカーフ工場については現在全て姿を消した。現在は区内の大半が住宅地であるが、大規模小売店舗は団地周辺を除くと国道16号を含めて道路沿いの郊外型が少なく、駅近辺に集中している。 北西部に瀬谷区町田市まで保土ヶ谷バイパス沿いに工業地帯がある。また、保土ヶ谷バイパス沿いや区の西部では生産緑地があり、2013年現在では主に野菜、果物の生産を行っている。

教育[編集]

中等教育学校[編集]

私立

高等学校[編集]

公立
私立

中学校[編集]

公立
  • 横浜市立本宿中学校
  • 横浜市立万騎が原中学校
  • 横浜市立南希望が丘中学校
  • 横浜市立若葉台中学校(2007年度統合)
私立

小学校[編集]

  • 横浜市立市沢小学校
  • 横浜市立今宿小学校
  • 横浜市立今宿南小学校
  • 横浜市立上川井小学校
  • 横浜市立上白根小学校
  • 横浜市立川井小学校
  • 横浜市立希望ヶ丘小学校
  • 横浜市立左近山小学校(2012年度統合)
  • 横浜市立笹野台小学校
  • 横浜市立さちが丘小学校
  • 横浜市立四季の森小学校(2011年度統合)
  • 横浜市立白根小学校
  • 横浜市立善部小学校
  • 横浜市立都岡小学校
  • 横浜市立鶴ヶ峯小学校
  • 横浜市立中尾小学校
  • 横浜市立中沢小学校
  • 横浜市立東希望が丘小学校
  • 横浜市立二俣川小学校
  • 横浜市立不動丸小学校
  • 横浜市立本宿小学校
  • 横浜市立万騎が原小学校
  • 横浜市立南本宿小学校
  • 横浜市立若葉台小学校(2007年度統合)
  • 横浜三育小学校(私立)

横浜市立ひかりが丘小学校は2011年度より「横浜市立四季の森小学校」として改称された横浜市立大池小学校に統合された。
横浜市立左近山小高小学校、横浜市立左近山第一小学校、横浜市立左近山第二小学校は2012年度より3校統合され、「横浜市立左近山小学校」となった。

職業訓練施設[編集]

公共施設[編集]

地区センター(6か所)

  • 若葉台地区センター
  • 白根地区センター
  • 都岡地区センター
  • 今宿地区センター
  • 市沢地区センター
  • 希望が丘地区センター

コミュニティハウス(7か所)

  • 今宿南(今宿南小学校内)
  • 上白根
  • 左近山第二(旧左近山第二小学校内)
  • 鶴ケ峰
  • ひかりが丘(ひかりが丘小学校内) 
  • 東希小(東希望が丘小学校内) 
  • 若葉台東(旧若葉台東小学校内)

地域ケアプラザ(10か所)

  • 今宿地域ケアプラザ
  • 今宿西地域ケアプラザ
  • 上白根地域ケアプラザ
  • 川井地域ケアプラザ
  • 左近山地域ケアプラザ
  • 鶴ケ峰地域ケアプラザ
  • ひかりが丘地域ケアプラザ 
  • 万騎が原地域ケアプラザ
  • 南希望が丘地域ケアプラザ
  • 若葉台地域ケアプラザ

文化施設

  • 旭図書館
  • 神奈川県立公文書館
  • 旭公会堂(区役所4階)
  • 旭区民文化センター「サンハート」
  • 旭区市民活動支援センター「みなくる」(ココロット鶴ヶ峰内)
  • おおいけらんど上白根大池公園(こどもログハウス)

スポーツ施設、野外活動施設

  • 横浜市旭スポーツセンター
  • 本村スポーツ会館
  • こども自然公園野球場
  • 今川公園運動広場・屋外テニスコート
  • 旭プール(屋内温水プール有り)
  • 鶴ケ峰本町プール
  • 大貫谷公園プール
  • こども自然公園青少年野外活動センター

交通[編集]

鉄道路線[編集]

路線バス[編集]

道路[編集]

国道

県道

市道

名所・旧跡・観光スポット[編集]

出身有名人[編集]

旭区を舞台にした作品[編集]

ドラマ

  • 早春スケッチブック」 - フジテレビ系列で1983年に放映された、山田太一脚本の連続ドラマ。相鉄本線希望ヶ丘駅周辺一帯や神奈川県立希望ヶ丘高等学校、相鉄いずみ野線南万騎が原駅附近を舞台として、当時ロケが行われた。
  • 2時間ドラマ「東北四大祭り殺人事件」で、なぜか若葉台でロケが行われた。
  • 流れ星 (テレビドラマ) - フジテレビ系列で2010年に放映。第一話の撮影で相鉄本線鶴ヶ峰駅付近のザ・プライス横の踏切が使われた。
  • 家族ゲーム (テレビドラマ) - フジテレビ系列で2013年に放映。主人公の住む町は横浜市旭区今宿の二俣川ニュータウンで、全話で登場した。
  • 医龍4(テレビドラマ) - フジテレビ系列で2014年に放映。L&P病院の内装の多くは神奈川県立がんセンターで、伊集院の彼女が電話していた場所は二俣川駅北口厚木街道歩道橋。

映画

CM

区に関する事柄[編集]

区の歌[編集]

旭区の歌

  • tvkのsakusakuで2006年05月19日に放送。

旭区民音頭 区制15周年記念として1984年作曲。

区のマスコットキャラクター[編集]

2009年の旭区誕生50周年を記念して、公募により「あさひくん」というマスコットキャラクターが誕生している[4]

注釈[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 武蔵国相模国国境(くにざかい)のこと。

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]