麻生区
あさおく 麻生区 | |
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国 |
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地方 | 関東地方 |
都道府県 | 神奈川県 |
市 | 川崎市 |
市町村コード | 14137-2 |
面積 |
23.25km2 |
総人口 |
180,763人 [編集] (推計人口、2020年9月1日) |
人口密度 | 7,775人/km2 |
隣接自治体 隣接行政区 |
川崎市(多摩区、宮前区) 横浜市(青葉区) 東京都:稲城市、多摩市、町田市 |
麻生区役所 | |
所在地 |
〒215-8570 神奈川県川崎市麻生区万福寺1丁目5番1号 北緯35度36分13.5秒東経139度30分20.7秒座標: 北緯35度36分13.5秒 東経139度30分20.7秒 ![]() |
外部リンク | 麻生区役所 |
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特記事項 | 世帯数:68,638世帯(2008年3月31日) |
ウィキプロジェクト |

麻生区(あさおく)は、川崎市を構成する7行政区のうちの一つである。
概要[編集]
1982年(昭和57年)7月、多摩区から分区して設置された。
南北に長い川崎市において、行政・商業の中心となっている川崎区(市の南東部)とは最も離れている。そのため市役所等への移動は非常に時間がかかり、川崎市中心部よりも東京都庁のある新宿への便が良い。そのため大半のことは区内で事足りるよう、区のほぼ中央の丘陵を開拓。小田急の新百合ヶ丘駅付近を川崎市の北部副都心と位置づけて、区役所、税務署などの公共施設、百貨店、映画館など様々な商業施設が充実する近代都市としての開発が行われた[1]。1998年(平成10年)度には建設省(現・国土交通省)の都市景観100選を受賞した。大きな街でありながら駅周辺では風俗営業を禁止しており、遊技場(パチンコ店)の一店だけに留まっている珍しい街である。南北交通の強化を図るため、川崎市では川崎縦貫高速鉄道(市営地下鉄)の建設構想を1960年代から提起しているが、着工には至っていない。
商業だけでなく、小田急小田原線・多摩線を軸にした東京のベッドタウンとして発展が続いている。元々、同区域は津久井街道(現在の世田谷町田線)が五反田川や麻生川に沿って伸び、また1927年(昭和2年)の小田急線開業によって交通の不便が改善され、その沿線には集落が形成されていた。さらに1960年代に入ると現在の麻生区域の丘陵地帯では日本住宅公団(現在の都市再生機構)による団地建設を皮切りに急速な住宅地整備が進められ、整備地域内の人口は急増したが、整備地域から外された大半の土地は山林に覆われ、人口も少なかった[2]。しかし1974年(昭和49年)に多摩線が開業したことで沿線付近が住宅地として開発され、また2000年(平成12年)以降には多摩線を意識した運行ダイヤが組まれ、都心へのアクセスが向上したことで、小田急不動産などのデベロッパーが積極的な開発・販売をした新興住宅地が沿線に多く存在する。その為、川崎市の中で社会増が最も多い区である[3]。
区南部には日本最古の甘柿の品種と言われている禅寺丸柿が発見された王禅寺地区があり、「柿生」の名の由来となった。区北部の黒川地区には、昔ながらの里山が残っている。
近年では、昭和音楽大学の誘致、川崎市アートセンターの建設、KAWASAKIしんゆり映画祭の開催など、川崎市の「芸術のまち構想」の一環として音楽や芸術に力を入れている。
地理[編集]
川崎市の西北端に位置し、多摩丘陵の一部を占める。全体的に標高は高めであり、川崎市で最も標高が高い地点も麻生区内にある。区の中央から西に流れる麻生川沿いは標高が低くなっている。
そのため、麻生区はその周囲を流れる一級河川鶴見川水系および多摩川水系の分水嶺になっており、鶴見川水系麻生川、片平川、真福寺川、早野川、黒須田川、および多摩川水系五反田川、三沢川など多くの川の水源地になっている。
西部に飛地となっている岡上地区があるが、これは明治時代の歴史的背景によるものであり、在住の中学生は公立学校に通う場合、飛地から本地へ通学している。
隣接している自治体・行政区[編集]
神奈川県
歴史[編集]
- 鎌倉時代には「麻生郷」という記載がありこの時代からも「麻生」の名があったことが分かる。
- 1214年(建保2年):星宿山蓮華院王禅寺の山中で、日本最古の甘柿「禅寺丸」が見つかる。
- 江戸時代末期には「細山村」「黒川村」で炭焼きが行われていたことを示す記述がある。この炭は「黒川炭」と呼ばれていた。
- 1889年(明治22年):橘樹郡に生田村、都筑郡に柿生村・岡上村が成立。
- 1927年(昭和2年):現在の麻生区域内で初の鉄道路線として小田急電鉄小田原線が開通。柿生駅が開設。
- 1938年(昭和13年):橘樹郡生田村を川崎市へ編入。
- 1939年(昭和14年):都筑郡柿生村、岡上村を川崎市へ編入。
- 1960年(昭和35年)3月:小田急小田原線に百合ヶ丘駅開設。近隣で日本住宅公団が建設した百合丘団地の入居開始に伴い開設され、以後同地域での人口が急増。
- 1972年(昭和47年)4月:川崎市の政令指定都市移行に伴い、多摩区発足。
- 1973年(昭和48年)11月:川崎市が現新百合ヶ丘駅付近を中心とする北部副都心構想を発表する。
- 1974年(昭和49年)6月:小田急多摩線が開通し、新百合ヶ丘駅、五月台駅、栗平駅、黒川駅が開設。
- 1974年(昭和49年)10月:京王相模原線に若葉台駅が開設。
- 1978年(昭和53年):黒川より2万4千年前の石器が発掘される。
- 1982年(昭和57年)7月:多摩区のうち旧柿生村・旧岡上村の全域、および旧生田村の一部が分区し麻生区が誕生する。
- 1991年(平成3年)3月:川崎市が新百合ヶ丘地域を対象に「芸術のまち」構想を発表する。
- 1995年(平成7年):黒川でかわさきマイコンシティの企業誘致が始まる。
- 1998年(平成10年)10月:新百合ヶ丘駅周辺地区が、建設省の都市景観対象を受賞する。
- 2004年(平成16年)12月:小田急多摩線にはるひ野駅が開設。
- 2007年(平成19年)4月:昭和音楽大学が新百合ヶ丘駅周辺地区に移転。
区名の由来[編集]
区名は一般公募され、候補には麻生の他に「百合ヶ丘区」「山手光区」「柿生区」などかあった。さらに審議の結果、瑞祥地名の百合ヶ丘区・ 山手光区は歴史性が乏しいと言うことで、柿生区・麻生区に絞られた。都筑郡柿生村に由来する「柿生区」が最も多い結果であったが、歴史的由来に価値があり新区の名称にふさわしいという理由により「麻生区」に決定した[4][5]。
麻生の地名の由来は、古くから麻が自生しており、8世紀には朝廷に麻布を納めていたという記録が残っている点からである。読みはあさおくであるが、慣用的にあそうくと読まれることもある[6]。
町名[編集]
麻生区内では、一部の区域で住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されている。川崎市の町名の丁目にはアラビア数字が広く採用されており、官報告示等において漢数字表記されている場合であっても、ここではアラビア数字で統一している。
町名 | 町名の読み | 設置年月日 | 住居表示実施年月日 | 住居表示実施直前の町名 | 備考 |
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王禅寺 | おうぜんじ | 1939年10月1日 | 未実施 | ||
王禅寺西1丁目 | おうぜんじにし | 2000年11月6日 | 2000年11月6日 | 王禅寺、上麻生の各一部 | |
王禅寺西2丁目 | 2000年11月6日 | 2000年11月6日 | 王禅寺、上麻生の各一部 | ||
王禅寺西3丁目 | 2000年11月6日 | 2000年11月6日 | 王禅寺、上麻生の各一部 | ||
王禅寺西4丁目 | 2000年11月6日 | 2000年11月6日 | 王禅寺、上麻生の各一部 | ||
王禅寺西5丁目 | 2000年11月6日 | 2000年11月6日 | 王禅寺、上麻生の各一部 | ||
王禅寺西6丁目 | 2000年11月6日 | 2000年11月6日 | 王禅寺、上麻生の各一部 | ||
王禅寺西7丁目 | 2000年11月6日 | 2000年11月6日 | 王禅寺、上麻生の各一部 | ||
王禅寺西8丁目 | 2001年11月26日 | 2001年11月26日 | 王禅寺、上麻生の各一部 | ||
王禅寺東1丁目 | おうぜんじひがし | 2000年11月6日 | 2000年11月6日 | 王禅寺の一部 | |
王禅寺東2丁目 | 2000年11月6日 | 2000年11月6日 | 王禅寺の一部 | ||
王禅寺東3丁目 | 2000年11月6日 | 2001年11月26日 | 王禅寺、下麻生、早野の各一部 | ||
王禅寺東4丁目 | 2000年11月6日 | 2001年11月26日 | 王禅寺、下麻生、早野の各一部 | ||
王禅寺東5丁目 | 2000年11月6日 | 2001年11月26日 2014年10月20日 |
王禅寺、下麻生、早野の各一部 下麻生2、下麻生、王禅寺の各一部 |
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王禅寺東6丁目 | 2000年11月6日 | 2001年11月26日 2002年10月15日 |
王禅寺、下麻生、早野の各一部 王禅寺の一部 |
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岡上 | おかがみ | 1939年10月1日 | 未実施 | ||
片平 | かたひら | 1939年10月1日 | 未実施 | ||
片平1丁目 | かたひら | 1982年7月1日 | 1982年7月1日 1996年11月23日 |
片平、五力田の各一部 片平、上麻生の各一部 |
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片平2丁目 | 1982年7月1日 1996年11月23日 |
片平、五力田の各一部 片平、上麻生の各一部 |
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片平3丁目 | 1982年7月1日 1996年11月23日 |
片平、五力田の各一部 片平、上麻生の各一部 |
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片平4丁目 | 1982年7月1日 | 片平、五力田の各一部 | |||
片平5丁目 | 1982年7月1日 | 片平、五力田の各一部 | |||
片平6丁目 | 2006年4月29日 | 2006年4月29日 | 片平の一部 | ||
片平7丁目 | 2006年4月29日 | 2006年4月29日 | 片平の一部 | ||
片平8丁目 | 2006年4月29日 | 2006年4月29日 | 片平の一部 | ||
金程1丁目 | かなほど | 1987年8月2日 | 1987年8月2日 | 金程、万福寺、細山、千代ケ丘4・5の各一部 | |
金程2丁目 | 1987年8月2日 | 1987年8月2日 | 金程、万福寺、細山、千代ケ丘4・5の各一部 | ||
金程3丁目 | 1987年8月2日 | 1987年8月2日 | 金程、万福寺、細山、千代ケ丘4・5の各一部 | ||
金程4丁目 | 1987年8月2日 | 1987年8月2日 | 金程、万福寺、細山、千代ケ丘4・5の各一部 | ||
上麻生 | かみあさお | 1939年10月1日 | 未実施 | ||
上麻生1丁目 | かみあさお | 1984年3月19日 | 1984年3月19日 | 万福寺、上麻生の各一部 | |
上麻生2丁目 | 1984年3月19日 | 1984年3月19日 | 万福寺、上麻生、王禅寺の各一部 | ||
1987年11月1日 | 上麻生、王禅寺の各一部 | ||||
上麻生3丁目 | 1984年3月19日 | 1984年3月19日 | 万福寺、上麻生の各一部 | ||
1987年11月1日 | 上麻生の一部 | ||||
1996年11月23日 | 上麻生、上麻生4、片平の各一部 | ||||
上麻生4丁目 | 1987年11月1日 | 1987年11月1日 | 上麻生、王禅寺の各一部 | ||
1996年11月23日 | 上麻生、片平の各一部 | ||||
上麻生5丁目 | 1996年11月23日 | 1996年11月23日 | 上麻生、片平の各一部 | ||
1999年10月12日 | 上麻生、王禅寺の各一部 | ||||
2000年11月6日 | 上麻生、王禅寺の各一部 | ||||
上麻生6丁目 | 1999年10月12日 | 1999年10月12日 | 上麻生、王禅寺の各一部 | ||
上麻生7丁目 | 1999年10月12日 | 1999年10月12日 | 上麻生、下麻生、王禅寺の各一部 | ||
栗木 | くりぎ | 1939年10月1日 | 未実施 | ||
栗木1丁目 | くりぎ | 1999年1月18日 | 1999年1月18日 | 栗木の一部 | |
栗木2丁目 | 1999年1月18日 | 1999年1月18日 | 栗木の一部 | ||
栗木3丁目 | 1999年1月18日 | 1999年1月18日 | 栗木の一部 | ||
栗木台1丁目 | くりぎだい | 1979年11月1日 | 1979年11月1日 | 黒川の一部 | |
栗木台2丁目 | 1979年11月1日 | 1979年11月1日 | 黒川の一部 | ||
栗木台3丁目 | 1979年11月1日 | 1979年11月1日 | 黒川の一部 | ||
栗木台4丁目 | 1979年11月1日 | 1979年11月1日 | 黒川の一部 | ||
栗木台5丁目 | 1979年11月1日 | 1979年11月1日 | 黒川の一部 | ||
栗平1丁目 | くりひら | 1976年11月1日 | 1976年11月1日 | 片平、栗木の各一部 | |
栗平2丁目 | 1982年1月18日 | 栗木の一部 | |||
黒川 | くろかわ | 1939年10月1日 | 未実施 | ||
五力田 | ごりきだ | 1939年10月1日 | 未実施 | ||
五力田1丁目 | ごりきだ | 1982年7月1日 | 1982年7月1日 | 五力田、片平、白鳥1の各一部 | |
五力田2丁目 | 1982年7月1日 | 五力田、片平、白鳥1の各一部 | |||
五力田3丁目 | 1992年7月1日 | 五力田、古沢の各一部 | |||
下麻生 | しもあさお | 1939年10月1日 | 未実施 | ||
下麻生1丁目 | しもあさお | 2003年11月25日 | 2003年11月25日 | 下麻生、上麻生、王禅寺、早野の各一部 | |
下麻生2丁目 | 2003年11月25日 | 2003年11月25日 | 下麻生、上麻生、王禅寺、早野の各一部 | ||
下麻生3丁目 | 2003年11月25日 | 2003年11月25日 | 下麻生、上麻生、王禅寺、早野の各一部 | ||
白鳥1丁目 | しらとり | 1976年11月1日 | 1976年11月1日 | 片平、五力田、栗木の各一部 | |
白鳥2丁目 | 1976年11月1日 | 片平、五力田、栗木の各一部 | |||
白鳥3丁目 | 1976年11月1日 | 片平、五力田、栗木の各一部 | |||
白鳥4丁目 | 2002年7月29日 | 2002年7月29日 | 五力田の一部 | ||
高石1丁目 | たかいし | 1984年11月19日 | 1984年11月19日 | 高石の全部並びに百合丘1の一部 | |
高石2丁目 | 1984年11月19日 | 1984年11月19日 | 高石の全部並びに百合丘1の一部 | ||
高石3丁目 | 1984年11月19日 | 1984年11月19日 | 高石の全部並びに百合丘1の一部 | ||
高石4丁目 | 1984年11月19日 | 1984年11月19日 | 高石の全部並びに百合丘1の一部 | ||
高石5丁目 | 1984年11月19日 | 1984年11月19日 | 高石の全部並びに百合丘1の一部 | ||
高石6丁目 | 1984年11月19日 | 1984年11月19日 | 高石の全部並びに百合丘1の一部 | ||
多摩美1丁目 | たまみ | 1978年10月1日 | 1978年10月1日 | 細山、生田、菅、高石の各一部 | |
多摩美2丁目 | 1978年10月1日 | 1978年10月1日 | 細山、生田、菅、高石の各一部 | ||
千代ケ丘1丁目 | ちよがおか | 1971年8月1日 | 未実施 | 町名地番整理実施区域 | |
千代ケ丘2丁目 | 未実施 | 町名地番整理実施区域 | |||
千代ケ丘3丁目 | 未実施 | 町名地番整理実施区域 | |||
千代ケ丘4丁目 | 未実施 | 町名地番整理実施区域 | |||
千代ケ丘5丁目 | 未実施 | 町名地番整理実施区域 | |||
千代ケ丘6丁目 | 未実施 | 町名地番整理実施区域 | |||
千代ケ丘7丁目 | 未実施 | 町名地番整理実施区域 | |||
千代ケ丘8丁目 | 1981年11月24日 | 1981年11月24日 | 細山の一部 | 町名地番整理実施区域 | |
千代ケ丘9丁目 | 1981年11月24日 | 細山の一部 | 町名地番整理実施区域 | ||
虹ケ丘1丁目 | にじがおか | 1973年10月1日 | 1976年3月1日 1999年10月12日 |
虹ケ丘1〜3の各全部 王禅寺の一部 |
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虹ケ丘2丁目 | 1976年3月1日 | 虹ケ丘1〜3の各全部 | |||
虹ケ丘3丁目 | 1976年3月1日 | 虹ケ丘1〜3の各全部 | |||
白山1丁目 | はくさん | 1981年2月2日 | 1981年2月2日 | 王禅寺の一部 | |
白山2丁目 | 1981年2月2日 | 1981年2月2日 | 王禅寺の一部 | ||
白山3丁目 | 1981年2月2日 | 1981年2月2日 | 王禅寺の一部 | ||
白山4丁目 | 1981年2月2日 | 1981年2月2日 | 王禅寺の一部 | ||
白山5丁目 | 1981年2月2日 | 1981年2月2日 | 王禅寺の一部 | ||
早野 | はやの | 1939年10月1日 | 未実施 | ||
はるひ野1丁目 | はるひの | 2006年3月13日 | 2006年3月13日 | 黒川の一部 | |
はるひ野2丁目 | 2006年3月13日 | 2006年3月13日 | 黒川の一部 | ||
はるひ野3丁目 | 2006年3月13日 | 2006年3月13日 | 黒川の一部 | ||
はるひ野4丁目 | 2006年3月13日 | 2006年3月13日 | 黒川の一部 | ||
はるひ野5丁目 | 2006年3月13日 | 2006年3月13日 | 黒川の一部 | ||
東百合丘1丁目 | ひがしゆりがおか | 1982年7月1日 | 1982年7月1日 | 生田、高石、百合丘3、王禅寺の各一部 | |
東百合丘2丁目 | 1982年7月1日 | 生田、高石、百合丘3、王禅寺の各一部 | |||
東百合丘3丁目 | 1982年7月1日 2000年11月6日 |
生田、高石、百合丘3、王禅寺の各一部 | |||
東百合丘4丁目 | 1982年7月1日 | 生田、高石、百合丘3、王禅寺の各一部 | |||
古沢 | ふるさわ | 1939年10月1日 | 未実施 | ||
細山 | ほそやま | 1938年10月1日 | 未実施 | ||
細山1丁目 | ほそやま | 1978年10月1日 | 1978年10月1日 | 細山、菅、高石の各一部 | |
細山2丁目 | 1978年10月1日 | 細山、菅、高石の各一部 | |||
細山3丁目 | 1978年10月1日 | 細山、菅、高石の各一部 | |||
細山4丁目 | 1978年10月1日 | 細山、菅、高石の各一部 | |||
細山5丁目 | 1978年10月1日 | 細山、菅、高石の各一部 | |||
細山6丁目 | 1978年10月1日 | 細山、菅、高石の各一部 | |||
細山7丁目 | 1978年10月1日 | 細山、菅、高石の各一部 | |||
細山8丁目 | 1981年11月24日 | 1981年11月24日 | 細山の一部 | ||
万福寺 | まんぷくじ | 1939年10月1日 | 未実施 | ||
万福寺1丁目 | まんぷくじ | 1984年3月19日 | 1984年3月19日 | 万福寺、百合丘2、上麻生の各一部 | |
万福寺2丁目 | 1984年3月19日 | 万福寺、百合丘2、上麻生の各一部 | |||
万福寺3丁目 | 2007年12月3日 | 2007年12月3日 | 万福寺、千代ケ丘1・4、古沢の各一部 | ||
万福寺4丁目 | 2007年12月3日 | 万福寺、千代ケ丘1・4、古沢の各一部 | |||
万福寺5丁目 | 2007年12月3日 | 万福寺、千代ケ丘1・4、古沢の各一部 | |||
万福寺6丁目 | 2007年12月3日 | 万福寺、千代ケ丘1・4、古沢の各一部 | |||
南黒川 | みなみくろかわ | 1979年11月1日 | 1979年11月1日 | 黒川の一部 | |
1982年1月18日 | 黒川の一部 | ||||
向原1丁目 | むかいばら | 1987年8月2日 | 1987年8月2日 | 細山、金程、千代ケ丘8の各一部 | |
向原2丁目 | 1987年8月2日 | 1987年8月2日 | 細山、金程、千代ケ丘8の各一部 | ||
向原3丁目 | 1987年8月2日 | 1987年8月2日 | 細山、金程、千代ケ丘8の各一部 | ||
百合丘1丁目 | ゆりがおか | 1961年4月1日 | 未実施 | ||
百合丘2丁目 | 1961年4月1日 | 未実施 | |||
百合丘3丁目 | 1961年4月1日 | 未実施 |
人口[編集]
男性より女性が多い区である。(男性 85,480人、女性90,077人。平成27年国勢調査による)
厚生労働省が発表した「平成22年 市区町村別生命表」によると、男性の平均寿命は81.2歳、女性の平均寿命は87.7歳である。
産業[編集]
商業中心であるが一部地域には農家も多く残っており、特に黒川、岡上、早野地区は市街化調整区域および農業振興地域に指定されている。また、栗木・黒川地区にはかわさきマイコンシティが造成され、コンピュータソフトウェア関連企業の研究所が多く立地する。
商業[編集]
新百合ヶ丘駅を中心とした大規模商業地区と、最も古くから栄えていた柿生駅付近に商店街などの中規模施設、他各駅付近に小規模商業地区が存在する。他、小田急線小田原線と併走する世田谷町田線沿いに商業施設が集まる。
一方、麻生区内には国道や高速道路はなく、同区の幹線道路である東京都道・神奈川県道3号世田谷町田線も道路渋滞が激しいため(下記参照)、大規模なロードサイド店舗の成立は見られず、新百合ヶ丘駅周辺を除くと商業施設は住民の日常生活を支える規模にとどまっている。
教育[編集]
大学・短期大学[編集]
- 田園調布学園大学
- 昭和音楽大学
- 東京都市大学 王禅寺キャンパス
- 日本映画大学
- 昭和音楽大学短期大学部
※ このほか、和光大学と玉川大学(東京都町田市)の一部敷地が区内にある。
高校[編集]
中学校[編集]
小学校[編集]
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社会教育施設[編集]
住宅[編集]
大規模マンション[編集]
- プライムアリーナ新百合ヶ丘
- リーデンススクエアはるひ野
- 新百合ヶ丘レガートプレイス
- ガーデンアリーナ新百合ヶ丘ビューコート
- ガーデンアリーナ新百合ヶ丘ガーデンコート
- ライオンズガーデン百合ヶ丘
- ノブレス新百合ヶ丘
- 新百合ヶ丘パークハウス
- シーズンアリーナ新百合ヶ丘
- ザ・パークハウス上麻生
- ガーデンアリーナ新百合ヶ丘ヒルトップコート
- パークハイツ百合ヶ丘
- レクセルはるひ野フォレスタ
- リーフィアレジデンスはるひ野
- 新百合ヶ丘パークハウスヒルズテラス
- マスターアリーナ新百合ヶ丘
- オーセントコートはるひ野
- クレアガーデン麻生台
- クレストフォルム新百合ヶ丘サウスヒル
住宅団地[編集]
- 麻生台団地
- 新ゆりグリーンタウン
- 虹ヶ丘団地
- 百合ヶ丘みずき街
- サンラフレ百合ヶ丘
- サンライズ千代ヶ丘
医療[編集]
区内にある総合病院は、麻生総合病院、柿生記念病院など柿生駅周辺に集まっているが、新百合ヶ丘駅を最寄り駅の一つとする新百合ヶ丘総合病院や隣接する宮前区に存在する聖マリアンナ医科大学病院など他にも出入り(アクセス)の便利な総合病院が存在する。区内には個人開業医が多数あるが、より詳細な検査・緊急時には聖マリアンナ医科大学病院(市立多摩病院含む)を紹介されることが多く、また、市立多摩病院は同大学が市から指定管理者として管理を委任されていることなどからも、同大学の存在が麻生区を含む市北部の医療に大きな影響を与えているといえる。
区内および隣接する主な総合病院
- 新百合ヶ丘総合病院(377床) - 新百合ヶ丘駅徒歩15分
- 柿生記念病院(270床) - 柿生駅徒歩5分
- 麻生総合病院(199床)、麻生リハビリ総合病院(183床) - 柿生駅徒歩10分
- 川崎田園都市病院(305床) - 柿生駅バス5分、五月台駅徒歩15分
- たま日吉台病院(199床) - 柿生駅バス12分
- 聖マリアンナ医科大学病院(1208床) - 宮前区(最寄り駅:百合ヶ丘駅)
- 川崎市立多摩病院(376床) - 多摩区(最寄り駅:登戸駅)
- 日本医科大学多摩永山病院(401床) - 東京都多摩市(最寄り駅:小田急永山駅)
交通[編集]
鉄道[編集]
中心となる駅:新百合ヶ丘駅
- 前後を東京都に挟まれているため、東京都を通らないと県内の他の駅に行くことができない。
- ただし、貨物線部分であるため区内に駅は存在しない。
計画中の路線
- 始発駅(東京都品川駅)から、神奈川県の駅(相模原市橋本駅の予定)へ向かう際、区内地下を通過する予定。当区には駅の設置予定はない。
構想中の路線
- 2000年の運輸政策審議会答申では、横浜市営地下鉄の延伸線として、新百合ヶ丘駅-すすき野間を2015年度までに整備に着手すべき路線と位置づけられた(すすき野地区-あざみ野駅間は2015年度までに整備すべき路線として答申)。2019年1月1日、横浜市があざみ野駅から新百合ヶ丘駅までの延伸方針を固めたことが報じられ[7]、同年1月23日には延伸に関して横浜市と川崎市の間で合意が結ばれ、両市長間で覚書が交わされた[8][9]。2030年ごろの開業を目指すとしている[9]。
路線バス[編集]
空港直行バス[編集]
通勤高速バス[編集]
- 虹が丘・すすき野・美しが丘西→渋谷駅(東急バス)
道路[編集]
- 主要地方道
- 神奈川県道3号世田谷町田線(津久井道)
- 神奈川県道12号横浜上麻生線(麻生通り)
- 神奈川県道19号町田調布線(鶴川街道)
- 一般県道
小田急線小田原線と併走し、区のほぼ中央を東西に通る世田谷町田線は、都心と新百合ヶ丘駅付近、そして町田市街地を繋ぐ主要道路であるが、生活道路と都市間結節機能とが混在し、同道路は片側1車線であるため慢性的な交通渋滞が発生している。その為、特に渋滞の多い新百合ヶ丘駅付近から柿生駅付近を片側2車線化する工事を進めている。
区西部の柿生・町田市街方面や、区北部の黒川・多摩市街方面(尻手黒川線)から、区南部の王禅寺・東名川崎IC方面に向かう際にも、小田急小田原線がある影響で、新百合ヶ丘駅付近を通る必要があったが、2010年10月23日に新百合ヶ丘駅と柿生駅の中間に辺りに跨線橋をかけ、王禅寺方面から世田谷町田線へつながる道路が開通したことで、新百合ヶ丘駅付近を迂回する必要がなくなった。
最近では、新百合ヶ丘周辺の道路整備の遅れから、週末になると公共交通機関の運行に大きな乱れが発生し、バスでは約2.5kmの距離に最大50分前後かかるという事態になっている。
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]
- 琴平神社
- 王禅寺 - 北原白秋が訪れた事がある。境内には、日本最古の甘柿品種禅寺丸柿原木が残っている。
- 香林寺 - 臨済宗建長寺派の寺院。五重塔が有名。
- 浄慶寺(あじさい寺) - 千本を越えるあじさいが名所。
- 弘法の松
- 川崎市アートセンター(劇場・映像ホール)
レジャー
- 川崎市の運営する施設で、ごみ焼却場の廃熱を利用した温水プールを中心に、トレーニングルーム、会議室等を備える。温水プールは全天候型。2014年度から3カ年の予定で各半年程度の閉館を伴う設備改修工事を実施、完成した。[10]
- 王禅寺ふるさと公園
祭り
- KAWASAKIしんゆり映画祭 - 市民ボランティアを中心とした運営による映画祭。
- 麻生木賊不動尊だるま市 - 関東の納めのだるま市。毎年1月28日に行われる。
- アルテリッカしんゆり - 毎年ゴールデンウィーク期間中に実施される、音楽、映画、演劇を中心とした芸術祭。
その他
- 川崎広域レーダ雨量情報システム(通称:レインネットかわさき)
- 柿生発電所
逸話[編集]
- 以前、区役所窓口の申請書記入例にある氏名のところに「麻生太郎」という記載がなされていたが、2008年自由民主党総裁選挙の際、麻生太郎候補と同字であることが指摘され、差し替えられた[11]。
著名人[編集]
- 神崎順 - 俳優、レビュー制作会社 Eternal Splendor Promotion 代表
- 10carats - ボーイズレビューユニット
- 福島瑞穂 - 参議院議員、社会民主党党首 元消費者・少子化担当大臣
- 桑田真澄 - 元プロ野球選手、(ボーイズリーグ)麻生ジャイアンツ会長、(特定非営利活動法人)アミーチ・デル・クオーレ理事長
- 元木大介 - 元プロ野球選手
- 大神いずみ 元アナウンサー
- 小野武彦 - 俳優
- 平泉成 - 俳優
- 村井国夫、音無美紀子、村井麻友美 俳優
- マキシマムザ亮君 - (マキシマムザホルモン)、ミュージシャン
- ナヲ - (マキシマムザホルモン)、ミュージシャン
- 福士誠治 - 俳優
- 山浦弘靖 - 脚本家
- 久保建英 - (ビジャレアル)、サッカー選手
- 三浦成美 - (日テレ・ベレーザ)、サッカー選手
脚注[編集]
- ^ このうち大規模商業施設の誘致に関しては西武セゾングループの進出撤回などで出遅れたが、現在では新百合ヶ丘エルミロードやサティービブレ新百合ヶ丘店の営業により充実が図られている。
- ^ 同区内の小学校は現在18校あるが(該当項目参照)、1873年(明治6年)設立の柿生小学校と1875年(明治8年)設立の西生田小学校以外に次ぐ歴史を持つのは1964年(昭和39年)設立の百合丘小学校で、以後の各校はいずれもその後の人口急増期に設立されている。出典:川崎市教育センター 市立学校紹介 [1]
- ^ http://www.city.kawasaki.jp/asao/cmsfiles/contents/0000029/29650/h20_p2.pdf 川崎市ホームページ「あさお区民の動向」 (PDF)
- ^ “シリーズ「麻生の歴史を探る」 第47話 麻生郷 ~区名由来~”. 柿生文化 第77号. 柿生郷土資料館 (2014年10月1日). 2020年6月8日閲覧。
- ^ “麻生の歴史を探る 麻生郷~区名由来〜”. タウンニュース(麻生区版). タウンニュース社 (2014年10月24日). 2020年6月8日閲覧。
- ^ ただし「上麻生」「下麻生」は慣用的に「あそう」と読まれることもある
- ^ “あざみ野-新百合、延伸へ 横浜市営地下鉄30年ごろ開業”. 神奈川新聞(カナロコ). 神奈川新聞社 (2019年1月1日). 2019年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月1日閲覧。
- ^ “横浜市営地下鉄 小田急線「新百合ヶ丘」まで延伸へ”. NHK NEWS WEB. (2019年1月23日). オリジナルの2019年1月23日時点におけるアーカイブ。 2019年1月23日閲覧。
- ^ a b “横浜市営地下鉄ブルーライン 「あざみ野~新百合ヶ丘」を延伸へ! ~事業を推進するため、横浜市と川崎市で相互に連携・協力します~”. 横浜市都市整備局都市交通課・横浜市交通局建設改良課・川崎市まちづくり局交通政策室. 横浜市 (2019年1月23日). 2019年1月23日閲覧。
- ^ http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/cmsfiles/contents/0000070/70266/H27ouzenjityoukikyuukan.pdf 平成27年8月25日 川崎市報道発表資料「王禅寺余熱利用市民施設(ヨネッティー王禅寺)は 大規模改修工事に伴い長期休館します」
- ^ “記入例「麻生太郎」変更へ 誤解招くと川崎市麻生区”. 47NEWS. 47NEWS (2008年9月3日). 2010年10月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月8日閲覧。
参考文献[編集]
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関連項目[編集]
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外部リンク[編集]
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東京都町田市 | ![]() |
多摩区 宮前区 | ||
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横浜市青葉区 |