山北町
やまきたまち ![]() 山北町 | |||||
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国 |
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地方 | 関東地方 | ||||
都道府県 | 神奈川県 | ||||
郡 | 足柄上郡 | ||||
市町村コード | 14364-2 | ||||
法人番号 | 4000020143642 | ||||
面積 |
224.61km2 | ||||
総人口 |
9,235人 [編集] (推計人口、2023年11月1日) | ||||
人口密度 | 41.1人/km2 | ||||
隣接自治体 |
相模原市、秦野市、南足柄市、足柄上郡松田町、開成町、愛甲郡清川村 山梨県:南都留郡道志村、山中湖村 静岡県駿東郡小山町 | ||||
町の木 | ブナ | ||||
町の花 | ヤマブキ | ||||
町の鳥 | ヤマドリ | ||||
山北町役場 | |||||
町長 | 湯川裕司 | ||||
所在地 |
〒258-0195 神奈川県足柄上郡山北町山北1301番地の4 北緯35度21分38秒 東経139度05分02秒 / 北緯35.36058度 東経139.08383度座標: 北緯35度21分38秒 東経139度05分02秒 / 北緯35.36058度 東経139.08383度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
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特記事項 | NTT市外局番0465(地域) | ||||
ウィキプロジェクト |

山北町(やまきたまち)は、神奈川県の西部に位置し、足柄上郡に属する町。
町内には1978年に完成した丹沢湖がある。
地理[編集]
横浜市から西へ直線距離で50km、神奈川県の最西端に位置し、山梨県・静岡県と境を接する。面積は224.70km2で、神奈川県の自治体の中では横浜市や相模原市に次ぐ広さとなっている。町域の大半は丹沢山地であり、丹沢大山国定公園に指定されている。町のほぼ中央には丹沢湖があり、キャンプやハイキングなどの行楽・観光のために、のべ人数にして年間約150万人以上訪れる。国道246号や御殿場線など、町域を東西に貫通する主要な街道や鉄道路線は町の南部に集中しており、市街地もそれに沿っている。町内に東名高速道路のインターチェンジはないが、他の幹線道路と同様に町域を通過している。渋滞ポイントとして知られる都夫良野トンネルは山北町の都夫良野地区にある。明治時代、東海道本線の開業とともに交通の要衝として栄えたが、同線が丹那トンネルの開通により経路を変更し、御殿場線となって以来、鉄道中継地としての役割は低下した。
町は森林セラピー基地に認定されている。
- 山:丸山、浅間山、鳥手山、城山、大野山、不老山、権現山(世附)、権現山(箒沢)、三国山、菰釣山、屏風岩山、大界木山、畦ヶ丸、加入道山、大室山、檜洞丸、蛭ヶ岳、丹沢山、塔ノ岳、鍋割山、雨山、檜岳、日影山、高松山
- 河川:酒匂川、玄倉川、河内川、鮎沢川、皆瀬川、世附川
- 滝:洒水ノ滝、ボウズクリの滝、本棚、下棚、大棚
- 湖沼:丹沢湖
- ダム:三保ダム
隣接している自治体・行政区[編集]
- 神奈川県
歴史[編集]
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、川村岸、川村向原、川村山北および湯触村飛地が合併して川村が発足。
- 1933年(昭和8年)4月1日 - 川村が町制施行・改称して山北町となる。
- 1955年(昭和30年)2月1日 - 共和村・三保村・清水村と合併し、改めて山北町が発足。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 北足柄村の一部(大字平山)を編入。
- 1972年(昭和47年)7月12日 - 梅雨前線豪雨(昭和47年7月豪雨)により土砂災害が多数発生、死者・行方不明者9人。神奈川県が山北町に対し、災害救助法の適用を決定[1]。
- 1978年(昭和53年)4月9日 - 谷峨地内で山火事。国道246号をまたいで約60haが焼失[2]。
人口[編集]
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山北町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 山北町の年齢・男女別人口分布(2005年) | ||
■紫色 ― 山北町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | ||
山北町(に相当する地域)の人口の推移 | |||
総務省統計局 国勢調査より |
行政[編集]
立法[編集]
地区[編集]
- 旧山北町(川村)
- 向原(むこうはら) - 旧川村向原
- 岸(きし) - 旧川村岸
- 山北(やまきた) - 旧川村山北
- 平山(ひらやま) - 旧平山村(北足柄村)
- 旧共和村
- 都夫良野(つぶらの) - 旧都夫良野村
- 皆瀬川(みなせがわ) - 旧皆瀬川村
- 旧清水村
- 旧三保村
姉妹都市・提携都市[編集]
国内[編集]
教育[編集]
小学校[編集]
- 山北町立川村小学校
中学校[編集]
- 山北町立山北中学校
高等学校[編集]
- 神奈川県立山北高等学校
- 鹿島山北高等学校
社会教育[編集]
- 山北町立生涯学習センター
博物館・資料館[編集]
- 丹沢湖記念館
- 丹沢林業館
- 丹沢湖ビジターセンター
体育施設[編集]
- 山北町スポーツ広場
- 山北町立体育館
- 河内川カヌー場
- 町営プール
- ぐみの木近隣公園
交通[編集]
鉄道路線[編集]
中心となる駅:山北駅
バス路線[編集]
- 富士急湘南バス(2005年12月1日に一部路線が廃止)
- 山北町循環バス(2005年12月1日より運行開始)
- 小田急ハイウェイバス
- JR東名ハイウェイバス
道路[編集]
- ※町内にインターチェンジはない
- 一般国道
- 神奈川県道710号神縄神山線
- 神奈川県道721号東山北停車場線
- 神奈川県道725号玄倉山北線
- 神奈川県道726号矢倉沢山北線
- 神奈川県道727号川西線
- 神奈川県道728号谷峨停車場線
- 神奈川県道729号山北山中湖線
- 神奈川県道730号山中湖小山線
産業[編集]
山北町は東名高速道路・国道246号を利用すると都心へのアクセスが容易なため、近隣の小田原市同様工場が多いが、県内では自然が多いので数少ない酒処となっている。またダムがあることから水力発電所も多い。
工場がある企業[編集]
- 三菱ガス化学
- 羽田コンクリート工業
- 東レ・ダウコーニング
発電所[編集]
ほか小規模なもの数箇所
酒蔵[編集]
山北町は、県内を代表する日本酒の産地である。以下のような銘柄が生産されている。
畜産[編集]
- 大野山かどやファーム - 2016年まで大野山に存在した神奈川県営の大野山乳牛育成牧場の跡地に開設された。足柄牛の飼育を行う。
- 薫る野牧場 - 大野山乳牛育成牧場跡地に2018年に開設された、山地酪農を行う牧場。
6次産業[編集]
- 耕栄ファクトリーファーム
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]

- 洒水の滝(しゃすいのたき) (神奈川県の名勝)は、酒匂川の上流・滝沢川にあり、日本の滝100選に、その水は日本の名水100選に選ばれている。また、丹沢湖も日本のダム湖100選に選ばれた。
- 中川の箒杉(なかがわのほうきすぎ) 樹齢推定2000年の巨木。新日本名木百選、かながわの名木100選などに指定されている。
温泉[編集]
キャンプ場[編集]
- 山北町立河内川ふれあいビレッジ
- 丹沢湖キャンプサイド
- 世附キャンプセンター
- 世附ロッジ
- 丹沢湖ロッヂ
- 西丹沢中川ロッジ
- 西丹沢コテージキャンプ場
- バウアーハウスジャパンキャンプ場
祭り[編集]
- やまきた桜まつり(3月下旬 - 4月上旬)
- 丹沢湖花火大会
- 西丹沢もみじまつり
伝統芸能[編集]
- 山北のお峯入り - 1981年1月21日に国の重要無形民俗文化財に指定された。
- 世附の百万遍念仏 - 1978年6月23日に神奈川県の無形民俗文化財に指定された。
- 室生神社の流鏑馬 - 1995年2月14日に神奈川県の無形民俗文化財に指定された。
イベント[編集]
- フィッシングフェスティバルIN丹沢湖
- カヌーマラソンIN丹沢湖
- 丹沢湖マラソン
スポーツ[編集]
- リバーサカワゴルフクラブ
自然[編集]
旧跡[編集]
- 河村城址
公園[編集]
その他[編集]
著名な出身者[編集]
その他[編集]
脚注[編集]
- ^ 「山北町に災害救助法」『朝日新聞』昭和47年(1972年)7月13日朝刊、13版、22面
- ^ 国道横断山林焼く 246号一時通行止め 強風の神奈川『朝日新聞』1978年(昭和53年)4月10日朝刊、13版、23面
- ^ 町長のプロフィール 2018年11月6日閲覧。
- ^ 山北町人事行政の運営等の状況 平成30年
- ^ “小酒部泰暉 選手紹介”. アルバルク東京. 2022年2月13日閲覧。