伊勢丹

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株式会社伊勢丹
Isetan Co., Ltd.
ロゴ
Isetan Shinjuku Ⅱ.JPG
伊勢丹新宿店
種類 株式会社
市場情報
略称 伊勢丹
本社所在地 日本の旗 日本
160-8011
東京都新宿区新宿三丁目14番1号MAP
設立 1930年昭和5年)9月30日
業種 小売業
事業内容 国内外の百貨店業
クレジット・金融業
小売・専門店業
その他
代表者 橋本幹雄(代表取締役会長)
大西洋(代表取締役社長)
資本金 367億63百万円(2008年3月31日現在)
売上高 連結:7,858億39百万円
国内百貨店連結:6,528億41百万円
単独:4,620億59百万円
(2008年3月期)
総資産 連結:4,665億42百万円
単独:3,283億53百万円
(2008年3月31日現在)
従業員数 連結:9,394人 単独:3,481人
(2008年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 三越伊勢丹ホールディングス 100%
主要子会社 静岡伊勢丹 100%
新潟伊勢丹 100%
関係する人物 武藤信一(元代表取締役社長→三越伊勢丹ホールディングス会長。2010年1月逝去)
外部リンク http://www.isetan.co.jp/
特記事項:合併前の旧法人。2011年4月1日株式会社三越に吸収合併され解散。
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伊勢丹(いせたん、: Isetan)は、株式会社三越伊勢丹ホールディングス傘下の株式会社三越伊勢丹が運営する呉服店を起源とする日本の老舗百貨店

また、株式会社伊勢丹(英: Isetan Co., Ltd.)は、2011年3月31日までこれを運営していた会社である(法人としては解散)。

概要[編集]

1886年創業の老舗の呉服店系百貨店。関東地方などの国内、及び中国東南アジアの一部の都市に百貨店を展開する。2007年上半期時点で、日本の百貨店業界第5位。東京新宿に本店を構える。日本全国に関連会社を含め12店舗を展開し、店舗別年間売上高日本1位である新宿店が売り上げの6割を占める。ファッション性の高い衣料品の販売で中高年層を始め、若い世代からも支持を集める。「ファッションの伊勢丹」「ファッションミュージアム」を標榜している[1]1968年オープンのメンズ館の成功で、紳士服は売れないという業界のジンクスを破った[2]

ロゴマークは、創業時から丸に「伊」の筆文字が入ったマーク(初代小菅丹治の筆と伝えられている)を使用してきたが、1975年1986年と二度マークを変更している。なお、創業時からのマークは現在も正式な社章として使用が継続されている(各店舗に設置されている銘板や、新宿店本館屋上の看板で使用されている)。現ロゴの黄色の丸は時代を捉える目、各文字の突起は時代の風を表現している(1985年12月静岡伊勢丹で確認)。POSシステムは、日本NCR製を使用する。

合併前の運営会社である株式会社伊勢丹のグループ会社は百貨店事業(直営6店舗、国内関連会社5社・7店舗、海外15社・13店舗)を中核に、クレジット・金融業、小売・専門店業、その他事業の4セグメントに分れ、37社で構成されている。グループの連結売上高は約7,700億円である。売上高営業利益率は、単体で3.4%である(2009年3月期)。

2008年(平成20年)4月1日に三越を救済する形で、三越伊勢丹ホールディングスを設立して経営統合した。株式交換比率は伊勢丹株1株に対し三越株0.34株である。三越と伊勢丹の経営統合は、三越の長期低迷に危機感を持っていた三井住友銀行が三菱東京UFJ銀行(現:三菱UFJ銀行)を通じて伊勢丹側に持ちかけたとされる。

2011年(平成23年)4月1日に、三越を存続会社とする合併を行い「株式会社三越伊勢丹」が発足した。このため法人としての株式会社伊勢丹は解散している。

沿革[編集]

“伊勢丹発祥の地”の碑を神田明神下交差点より望む。石碑は2011年に撤去。
伊勢丹タータン(旧柄[3]

歴代社長[編集]

直営店舗[編集]

伊勢丹では各店の名称を本支店と称している。関東地区3店舗のみ直営店。

新宿本店[編集]

伊勢丹新宿本店
Isetan Shinjuku[6]
Isetan Shinjuku.JPG
店舗概要
所在地 160-0022
東京都新宿区新宿3-14-1
座標 北緯35度41分31.776秒 東経139度42分16.056秒 / 北緯35.69216000度 東経139.70446000度 / 35.69216000; 139.70446000 (伊勢丹)
開業日 1933年9月
正式名称 三越伊勢丹 伊勢丹新宿本店
施設所有者 三越伊勢丹
営業時間 10:30 - 20:00(レストラン街除く)
最寄駅 新宿三丁目駅
新宿駅
外部リンク 伊勢丹新宿店
ISETAN logo.svg
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伊勢丹の本店にあたり、三越伊勢丹の本社および登記上の本店所在地でもある。通称は新宿伊勢丹。新宿三丁目交差点の北西に位置し、東京メトロ丸ノ内線副都心線都営地下鉄新宿線新宿三丁目駅に直結している本館とメンズ館、および伊勢丹会館、パークシティ1-5などの周辺施設から構成されている[7]

年間売上高2,741億円(2018年)。対前年比+2.1%。店舗別売上高全国一位である[8]。また、国内のあらゆる小売店の中で最も売上高が大きい。ファッションやビューティー関連で「東の新宿伊勢丹・西のうめだ阪急」と呼ばれる。

1933年9月28日に開店した。伊勢丹全店舗の売上高の6割を占める旗艦店(全国法人外商や通販事業など店頭外売上約462.4億含む)で、特にファッション関連について強いとされる。本館とメンズ館があり、2館合わせた売場面積は64,296m2である。本館のうち新宿三丁目交差点に面した部分は、隣接していた「ほてい屋」(1926年開業)の建物を1935年(に買収したもので、その翌年、各階を接続して本館と一体化された。(この際、伊勢丹建築時にほてい屋の吸収を見込んで床の高さを同じ仕様で建築したと言われている。平成初期までは段差が一部あったが、改装時に修正されたため現在はその跡形はない。また、1968年には、東京丸物新宿店(1965年閉店)の跡地に、「男の新館」(後のメンズ館)が開業した。

地下鉄の新宿三丁目駅直結であるが、巨大ターミナル駅である新宿駅からやや離れており、また新宿駅に直結する小田急百貨店京王百貨店のようなターミナルデパートではないにもかかわらず[9]、年間の来店客数は約3千万人に及び、国内6位から8位につけている[10]。 東京メトロ副都心線の開業(2008年6月14日)により、最寄り駅の新宿三丁目駅が東武東上線西武池袋線沿線と直通(2013年3月16日には、東急東横線沿線とも直通)する事から来店客数のいっそうの伸びが予想されていたが、2008年6月の売上高は前年同月比9.1%減であった。

本館(施工は清水組(いまの清水建設))の外装はアール・デコ様式で、東京都の歴史的建造物に選定されており、東京都の選定歴史的建造物の登録標章が本館一階、新宿三丁目交差点付近の外壁に設置されている。

地下2階に、10代女性を取り込んだ「Isetan Girl」が2008年9月3日オープン。その後、2013年3月6日のリモデルにより2階へ移転している。

メンズ館(ISETAN MEN'S)は、従来の「男の新館」に大改装を施し2003年9月に再オープンしたもので、伊勢丹にとって現在の好調ぶりを象徴する店舗でもあり、東京地区百貨店全体における紳士服売上げの約四分の一を常に保っているまさにドル箱的存在である。かねてより百貨店業界において購買層としては二の次とされていた男性客、とりわけ若年男性客を百貨店の新たなターゲットとして獲得することに成功、これに触発された阪急百貨店(うめだ本店別館HEP NAVIO)や名鉄百貨店本店はメンズ館をオープンし追随するなど、日本の百貨店業界に大きな影響を与えた。札幌の今井丸井のメンズコーナーは同じフォントでmarui men'sのアドサインと包装を使っている。

パークシティイセタン1・2・4・5(計4館)と伊勢丹会館、パークウェストなど、別館を数多く持つ。伊勢丹会館はメンズ館西側の靖国通り(東京都道302号)沿い、パークウェストは新宿マルイメンの東側に位置する。

隣接するタクシー乗り場は国際自動車とグループ会社専用。部外者は乗り入れ禁止。

立川支店[編集]

浦和店[編集]

2011年より、新たな戦略として展開を開始した「小型店」については三越伊勢丹を参照。

グループ企業店舗[編集]

国内百貨店[編集]

静岡伊勢丹
静岡伊勢丹
新潟伊勢丹
新潟伊勢丹
ジェイアール京都伊勢丹
ジェイアール京都伊勢丹
  • 株式会社静岡伊勢丹
    静岡県静岡市葵区呉服町1-7(JR静岡駅北口徒歩15分)
    田中屋百貨店。1971年11月28日に提携により「田中屋伊勢丹」へ店名変更し、1981年3月に「静岡伊勢丹」へ社名変更。

海外店舗[編集]

過去に存在した店舗[編集]

国内百貨店[編集]

吉祥寺店(F&FビルB棟。2010年3月14日閉店)
吉祥寺店(F&FビルB棟。2010年3月14日閉店)
松戸店(松戸ビルヂング店舗棟(写真右側)。2018年3月21日閉店)
松戸店(松戸ビルヂング店舗棟(写真右側)。2018年3月21日閉店)
相模原店本館 (2019年9月30日閉店)
相模原店本館 (2019年9月30日閉店)
府中店(フォーリスのキーテナント。2019年9月30日閉店)
府中店(フォーリスのキーテナント。2019年9月30日閉店)
小倉伊勢丹(2008年3月25日閉店。同年4月1日からは「コレット井筒屋」として営業)
小倉伊勢丹(2008年3月25日閉店。同年4月1日からは「コレット井筒屋」として営業)
台湾・高雄伊勢丹(2008年3月閉店。現在は「大立百貨」として営業)
台湾高雄伊勢丹(2008年3月閉店。現在は「大立百貨」として営業)
タイ・バンコク伊勢丹 (セントラルワールド棟。2020年8月31日閉店)
タイバンコク伊勢丹 (セントラルワールド棟。2020年8月31日閉店)
  • 八王子店
    東京都八王子市横山町甲州街道沿い。地下1階-地上7階、延床面積6,645m2.
    売り場面積 4814㎡[12]
    1969年(昭和44年)9月13日開店。
    1979年(昭和54年)2月13日閉店。店舗の建物はその後、解体された。
    1986年(昭和61年)4月25日に外商拠点「伊勢丹八王子ギフトショップ」売場面積300m2を八王子市東町に開設。
    1999年(平成11年)「伊勢丹八王子ギフトショップ」を閉店。跡地はすかいらーく系の外食店舗となった。
    2013年1月26日、セレオ八王子北館2階に「イセタンミラー」(ラグジュアリー・コスメ・ショップ)3号店を出店。売場面積約310m2の小型サテライト店舗ではあるが、1979年の伊勢丹八王子店閉店以来、34年ぶりに八王子への事実上の再進出となった。
  • 松戸店
    千葉県松戸市松戸1307-1 松戸ビルヂング(JR・新京成線松戸駅西口徒歩5分)
    1974年(昭和49年)4月19日開店。本館は12階建て(12階は屋上)・新館は9階建てで売場面積は33,109m2。新館は旧長崎屋松戸店の建物を取り壊した跡地に建設され、1995年(平成7年)オープンした。松戸駅西口からやや離れた場所にある。松戸駅から伊勢丹まで続く道路は2002年(平成14年)に「伊勢丹通り」と名づけられ、通りにある店舗で「伊勢丹通り商店会」を構成している。2016年9月、今後2 - 3年のうちに営業赤字が改善しない場合の閉店を検討していることが明らかになり[13]、松戸市が支援策を検討したものの同市議会で否決され見送りとなった事情もあり、2018年3月21日閉店。44年間の歴史に幕を閉じた[14]。跡地については新たに商業施設が入居する予定とされ[15]、松戸ビルヂングが2018年11月28日、地域密着型の新たな商業施設「キテミテマツド」を2019年4月に開業する予定を発表し[16]、2019年4月13日開業した。
  • そして本館も、2019年9月30日をもって閉店した[18]。跡地は野村不動産へ売却する契約が結ばれた[19]。本館閉店後、伊勢丹は近隣のボーノ相模大野店内にギフトショップを開店した。また本館5階にあった喫茶店「若松」も同店に移転した。
    2020年3月26日から本館建物の解体に着手された。建物解体は2021年12月頃まで行なわれ、解体後は複合型マンションが建設される予定。
  • 株式会社高崎伊勢丹
    群馬県高崎市
    旧「藤五百貨店」。1969年より業務提携。1973年6月1日より「藤五伊勢丹」に店名変更し、1982年3月3日より「高崎伊勢丹」に社名変更。1985年8月4日閉店。
  • 岩田屋伊勢丹
    熊本県熊本市中央区桜町3-22 (熊本交通センター隣)
    1973年(昭和48年)10月岩田屋との提携。熊本交通センターとの合弁により「岩田屋伊勢丹ショッピングセンター」開業。1974年7月百貨店化。1993年(平成5年)3月、伊勢丹が資本を引き上げ「熊本岩田屋」に社名変更。2003年2月11日閉店。

海外店舗[編集]

  • 瀋陽伊勢丹 (中国 沈阳伊势丹百货有限公司)
    中華人民共和国遼寧省瀋陽市和平区。瀋陽駅前。開業2008年2月、2013年3月閉店。
  • 済南伊勢丹 (中国 济南伊势丹百货有限公司)
    中華人民共和国山東省済南市歴下区泉城路268将軍広場
    2005年7月4日設立。伊勢丹とイセタン(シンガポール)合弁。2005年9月24日開店。地下1階事務所、地上1-6階店舗で賃貸入居[21]。2007年9月23日閉店。売上予算を達成できず、5億円の赤字だった[22]
  • 香港伊勢丹
    • 尖沙嘴(チムサーチョイ)店:香港九龍尖沙咀彌敦道20 喜来登酒店(シェラトン・ホテル)内。2,400m2。1973年5月開店。
    • 香港仔店 : 2,300m2。1987年1月開店。[23]
    香港返還前後の地価高騰により家賃負担が経営圧迫。1996年閉店。跡地はアニエス・ベーに。
  • 大立伊勢丹百貨公司(台湾
    台湾高雄市前金區五福三路59號 売り場面積16,500m2
    1991年4月設立。大統百貨企業との合弁。1992年11月開店[24]。2008年3月31日閉店。契約期間満了に伴い合弁関係を解消。店舗は大立百貨公司(ターリー・パイホワ・コンスー)として存続。
  • シンガポール伊勢丹
    ハブロック店 - 1993年5月、シンガポール伊勢丹スコッツ店オープンに伴い閉店。
  • バンコク伊勢丹タイ
    1992年4月8日開店。2020年8月31日閉店。
  • ロンドン伊勢丹イギリス
    1989年8月開店。2000年12月閉店。日本人観光客向けギフトショップ。500m2
  • ウイーン伊勢丹オーストリア
    Maysedergasse4 1010Wien Austria
    1990年4月開店。2003年8月閉店。日本人観光客向けギフトショップ。300m2
    1993年以降黒字だったが、2001年アメリカ同時多発テロ事件以降、観光客が減ったため撤退[25]
  • バルセロナ伊勢丹スペイン
    バルセロナオリンピックに訪れる日本人観光客向けギフトショップ。440m2。1993年8月閉店。

出店中止[編集]

千葉店・横浜店
バブル景気のさなかそごう横浜店の隣接する駐車場に出店する計画があった。その後、伊勢丹に代わり三菱倉庫横浜ベイクォーターとして開発し、2006年(平成18年)8月24日に開店した。
また、2000年(平成12年)7月のそごう破綻の際に横浜そごう、そごう千葉店の店舗を取得し、伊勢丹横浜店・伊勢丹千葉店として開業させる計画があったが、その後の西武百貨店とそごうによる包括業務提携により横浜・千葉進出の計画は消滅した。
以前にも千葉駅西口再開発ビルの核テナントとして伊勢丹千葉店の出店が計画されていたが、こちらも千葉駅西口再開発計画の頓挫により出店計画が消滅している。
古くは地場百貨店の田畑百貨店(後の千葉パルコ)との業務提携があり、他にも千葉中央ツインビルの核テナントとしての出店計画などで千葉進出を何度も目論んでいた。
お台場店(東京都港区
住友商事が中心となって建設する商業施設の核テナントとして出店計画が進められていたが、バブル崩壊による業績低迷により1993年(平成5年)に正式に断念。メインバンクより、当時お台場店と併行して計画を進めていたジェイアール京都伊勢丹とどちらか一方に絞るように圧力があったことも理由の一つと言われている。予定地には、1996年(平成8年)7月12日デックス東京ビーチが開店した[26]
岡山店
ザ ハヤシバラシティの百貨店棟への出店計画があったが、地価の下落や林原グループの経営破たんにより、計画は自然消滅し、2014年(平成26年)11月イオンモール岡山が出店した。[要出典]

三越との提携[編集]

2008年(平成20年)4月1日に、三越とともに、株式移転により純粋持株会社「株式会社三越伊勢丹ホールディングス」を設立し、両社は、この持株会社の傘下となって経営統合した。

伊勢丹は旧・三菱銀行時代以来、メインバンクである三菱UFJ銀行出身者を役員に複数登用するなど同行との関係が歴史的に深く、旧・三井財閥系の三井グループである三越との経営統合とどう影響し合うか注目される。(現状は三井グループの二木会に加盟している)

伊勢丹は比較的若年層に強い一方、三越は日本初の老舗百貨店という絶大なブランド力を持つ。日本初のデパートメントストア宣言を行い、エスカレーターや、お子様ランチ通信販売などを最初に取り入れ、中高年層や全国の法人外商に強さを持つ。日本橋三越本店の富裕高齢購買層の一人当りの客単価は平均60万円[要出典]ともいわれる。

しかし統合にあたっては、伊勢丹が統合持株会社の交換比率で優位であり、統合会社の初代執行役員は伊勢丹になることが内定した。伊勢丹側が主導権を握ることが確実になったことにより、伊勢丹が代表総合幹事店のADO加盟店との競合などを含め、混乱が予想されていた[27]。これに関し、地方では以前からADOと三越系との重複加盟もあったため、三越が伊勢丹と合同の三越伊勢丹や新潟三越伊勢丹、丸井今井や岩田屋と合同の札幌丸井今井三越岩田屋三越についてはそれぞれADOに加盟した。しかし、ADOは2020年3月を持って解散しており、加盟していた各社との関係よりも三越との関係を優先する形となっている。

伊勢丹が日本で初導入したブランド[12][編集]

「ファッションの伊勢丹」の名前通り、伊勢丹は世界各国のブランドを日本に初めて紹介し、独占販売したブランドが存在する。ここで紹介するブランドは、現在も販売されているものも存在する。

婦人服

  • ピエール・カルダン(フランス) - 後に独占契約は髙島屋が取得した。
  • ジバンシィ(フランス) - シーズン契約。後に大丸が独占契約。
  • アンドレ・クレージュ(フランス) - シーズン契約。
  • ピエール・バルマン(フランス) - 1963年(昭和38年)から1979年(昭和54年)12月まで独占契約。同年秋より新宿店でオートクチュールサロンを展開していた。
  • ミス・バルマン(フランス) - 1974年(昭和49年)1月から1985年(昭和60年)。 ピエール・バルマンのプレタポルテ(高級既製服)ライン。

関連会社[編集]

かつての関連会社[編集]

伊勢丹を扱った作品[編集]

その他、伊勢丹のCMソングを集めた『ISETAN Songs Collection 1972-1986』(ソニー・ミュージック・ダイレクト、MHCL-1872)が発売された(1983年に新宿店開店50周年で配布された非売品からの再編集)。

提供番組[編集]

テレビ[編集]

ラジオ[編集]

店内放送チャイム [編集]

ここ数年は静岡伊勢丹以外、関西地区も含め例外を除き同じチャイムを使用している(岩田屋本店も同じチャイムである)。ただし、百貨店協会統一キャンペーン告知については別のチャイムの場合がある(かつて吉祥寺、松戸、大阪三越伊勢丹も同じチャイムであった。昭和末期は新宿店のみ今と別個の独自チャイムを使用していた)。

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 伊勢丹元社長の小柴和正氏が死去 「ファッションの伊勢丹」を打ち出す” (日本語). WWD JAPAN.com (2019年6月25日). 2020年2月19日閲覧。
  2. ^ 三越伊勢丹とは|事業と仕事|株式会社三越伊勢丹 新卒採用情報” (日本語). www.imhds.co.jp. 2020年2月19日閲覧。
  3. ^ 伊勢丹の紙袋、半世紀ぶり一新 チェック柄大きく明るく - 朝日新聞デジタル、2013年9月20日
  4. ^ a b c 橋口敏男 『新宿の迷宮を歩く』 平凡社〈平凡社新書〉、2019年。ISBN 9784582859126 
  5. ^ 伊勢丹、小倉撤退へ 井筒屋 完全子会社化し入店”. 西日本新聞 (2007年12月25日). 2008年1月17日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2007年12月25日閲覧。
  6. ^ Isetan Shinjuku Official website(三越伊勢丹)
  7. ^ フロアガイド(伊勢丹新宿店)
  8. ^ 【最新版】2018年 全国百貨店 店舗別 売上高ランキング!” (日本語). 激安!元家電量販店員が語る業界裏事情!. 2019年10月17日閲覧。
  9. ^ 実際は、地下部が丸ノ内線新宿駅への直通ルートになっていて、地下からの来店が晴雨に拘らず可能となっている利点がある。
  10. ^ 伊勢丹 企業活動レポート2006伊勢丹本店は、新宿駅から最も離れた場所に立地しているにもかかわらず、年間約3千万人ものお客さまにご来店いただいております。
  11. ^ 日本貿易振興機構2010.3
  12. ^ a b 『伊勢丹百年史』. 株式会社伊勢丹. (1990年3月4日) 
  13. ^ “判明!これが三越伊勢丹の「閉店リスト」だ 三越千葉に伊勢丹松戸・相模原・府中店も視野”. 東洋経済ONLINE (東洋経済新報社). (2016年9月7日). http://toyokeizai.net/articles/-/134896 2016年9月14日閲覧。 
  14. ^ 「千葉の伊勢丹松戸店、21日閉店 街づくり方向性見えず」日本経済新聞』電子版2018年3月21日(2020年2月18日閲覧)
  15. ^ 「再出発へ入店交渉 来年4月の開業目指す 伊勢丹跡地 松戸」千葉日報』2018年4月27日(2020年2月16日閲覧)
  16. ^ 「松戸・伊勢丹跡に新商業施設」『日本経済新聞』朝刊2018年11月29日(首都圏経済面)2018年11月30日閲覧
  17. ^ 伊勢丹相模原店A館跡地に「高層マンション」19年完成へ。旧B館は雑居ビルに転用”. 変わりゆく町田の街並み (2016年7月1日). 2021年8月19日閲覧。
  18. ^ a b 「三越伊勢丹、傘下の3店舗を閉鎖 新潟三越も」『日本経済新聞』2018年9月26日(2020年2月16日閲覧)
  19. ^ 「相模原市の伊勢丹跡地、野村不動産に売却」日本経済新聞ニュースサイト(2020年2月3日)2020年2月16日閲覧
  20. ^ 「旧伊勢丹府中店跡地にノジマの商業施設開業」日本経済新聞ニュースサイト(2021年5月20日配信)2021年5月30日閲覧
  21. ^ 伊勢丹・報道関係資料2005.8.29[リンク切れ]
  22. ^ レコードチャイナ2007.8.15[リンク切れ]
  23. ^ 日興リサーチセンター『香港―経済・産業・主贅企業の概要』1993年12月
  24. ^ 福岡国際大学『台湾における小売業の進展と課題』
  25. ^ 伊勢丹・報道関係資料2003.3.14[リンク切れ]
  26. ^ 「お台場物語」武藤吉夫著、日本評論社、2003年。ISBN 9784535583627
  27. ^ “株式会社伊勢丹と株式会社三越との共同持株会社設立による経営統合に関するお知らせ” (PDF) (プレスリリース), 株式会社伊勢丹、株式会社三越, (2007年8月23日), オリジナルの2007年9月27日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20070928060021/http://www.isetan.co.jp/icm2/jsp/isetan/financial/news_pdf/070823_news_japanese.pdf 2015年4月19日閲覧。 

参考文献[編集]

  • 『新世紀への翔き 伊勢丹100年のあゆみ』伊勢丹、1986年。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]