小田急百貨店
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
![]() 〒160-8001 東京都新宿区西新宿1丁目5番1号 北緯35度41分28.8秒 東経139度41分58.4秒 / 北緯35.691333度 東経139.699556度座標: 北緯35度41分28.8秒 東経139度41分58.4秒 / 北緯35.691333度 東経139.699556度 |
設立 |
1961年(昭和36年)6月1日 現法人は1984年(昭和59年)7月(藤沢小田急として) |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 5011101038873 |
事業内容 | 百貨店業その他 |
代表者 | 代表取締役社長 中島良和 |
資本金 | 1億円 |
売上高 |
293億8500万円 (2023年02月28日時点)[1] |
営業利益 |
3億2500万円 (2023年02月28日時点)[1] |
経常利益 |
3億7500万円 (2023年02月28日時点)[1] |
純利益 |
7億円 (2023年02月28日時点)[1] |
純資産 |
9億9800万円 (2023年02月28日時点)[1] |
総資産 |
256億4400万円 (2023年02月28日時点)[1] |
従業員数 |
760名 (2023年2月末時点) |
決算期 | 2月末日 |
主要株主 | 小田急電鉄 100% |
主要子会社 | #関連会社を参照。 |
外部リンク | http://www.odakyu-dept.co.jp |
特記事項:関連子会社3社を含めた連結売上は非公開 |
株式会社小田急百貨店(おだきゅうひゃっかてん、英: Odakyu Department Store Company Limited)は、小田急グループに属する百貨店。東京都の新宿、町田市と神奈川県藤沢市に店舗がある。小田急ポイントサービス加盟店。
小田急百貨店の全社スローガンは「つぎのわたしへ、グッドアクセス」。
概要[編集]
新宿店の開業[編集]
戦後に大東急から独立した小田急電鉄は高度経済成長期に大手私鉄として成長を遂げた。1960年(昭和35年)6月に東京都が新宿副都心計画を発表したことを受け、1960年代は新宿駅西口の発展が著しい時代となる。同社の沿線である東京西部から神奈川県は都心へのベッドタウンとして人口が急増し、同社のターミナル駅でもある新宿駅は日本一の乗降客数を誇る駅となった。
こうした時代背景の中で、小田急電鉄でも他の大手私鉄と同様にこの時代から事業の多角化を進め、流通・不動産事業へ乗り出すこととなる。その皮切りとなったのが1962年11月3日[2]の小田急百貨店新宿店の開業である[3]。開店当初は小田急ハルク(現:ハルク)の建物が本館であった[2]。
1964年2月に小田原線新宿駅が立体化された[3]。小田急新宿駅の地上部分に1966年8月25日、新宿地下鉄ビルディング(現:新宿店本館北側部分)が完成[4]。同年9月9日[2]、このビルに小田急百貨店新館を開店した[2]。なお同日に同ビルの地下部分にはメトロ食堂街が開店している。翌1967年11月には新宿西口駅ビル(現:小田急新宿駅ビル)が完成し、同年11月23日[2]に新宿西口駅ビル(南側部分)と新宿地下鉄ビルディング(北側部分)をあわせて新たに小田急百貨店の本館とし、新宿店が全館で営業開始した[2]。そして同年11月27日[2]、旧館を「別館小田急ハルク」として新装開店した[2]。
なお、同時期の1964年11月1日には京王百貨店新宿店が開店し[5]、大手私鉄系百貨店が同一駅前に隣接して並ぶという珍しい例となっている。また1966年11月には、新宿駅西口地下街「小田急エース」が開業している。
沿線への出店と再編[編集]
1976年9月23日には町田店を開店[2]。また小田急電鉄による都市型オープンモール「ミロード」が本厚木(1982年(昭和57年))、新宿(1984年(昭和59年))、新百合ヶ丘(1992年(平成4年))に開業、相模大野駅には「相模大野ステーションスクエア」(1996年(平成8年))が開業するなど、小田急グループ内でも流通分野は拡大を続けた。
しかしその後はバブル崩壊の影響もあり、1990年代後半から2000年代にかけては、小田急百貨店相模大野店や「母と子の原宿カリヨン館」「多摩カリヨン館」の閉店など、大規模店舗の閉店が続いた。また京王百貨店や伊勢丹新宿本店、新宿駅南口のタカシマヤタイムズスクエアへ進出した高島屋新宿店などで繰り広げられた「新宿百貨店戦争」などにより経営環境が悪化。2002年5月23日には、家具販売の不振からインテリア専門の「別館小田急ハルク」の2階の一部から6階フロアをビックカメラへの賃貸に切り替えるなど、体制の立直しを行った。
さらに小田急電鉄主導の下、2005年(平成17年)3月1日に百貨店業の再編を実施した。小田急百貨店を営業と資産に分割し、小田急百貨店の営業部分を藤沢小田急へ吸収分割する事により2社を経営統合した。承継会社である藤沢小田急は、商号を「株式会社小田急百貨店」に変更した。また、従来の小田急百貨店は資産部分を保有管理する会社となり、商号を「株式会社小田急百貨店ビル」に変更した。その後、同年6月1日、小田急百貨店ビルは小田急電鉄に承継された。
新宿駅西口再開発に伴い、2022年10月2日に旧本館での営業を終了し、10月4日に新宿駅西口商業施設内にリニューアルオープンした[6]。
シンボル[編集]
創業時からのシンボルマークは丸に小田急の「小」を目鼻に見立てた形で配し誰にでも愛され親しまれる表情を表現し、また大きく開いた下半分は沢山の客の来店を待つ気持ちを示し、「いつもお客様の気持ちになって奉仕したい」という願いを込めたものとされ、「ニコニコマーク」の通称が存在している[7]。
1980年代初頭までは百貨店の営業時間内限定で時報を流しており、新宿駅西口バスターミナル周辺でも聞くことができた。これは、1968年(昭和43年)に黛敏郎が作曲した「新宿小田急百貨店の時報音楽」という曲で、新宿駅や副都心周辺を主なロケ地としていたテレビドラマ(『太陽にほえろ!』・『探偵物語』・『大都会』シリーズなど)の作中でもしばしばそのメロディが流れている。
沿革[編集]
- 1961年(昭和36年)6月1日[2] - 株式会社小田急百貨店設立[2]。
- 1962年(昭和37年)
- 1964年(昭和39年)2月 - 小田原線新宿駅が立体化される[3]。
- 1966年(昭和41年)
- 1967年(昭和42年)
- 1974年(昭和49年)5月25日 - 株式会社江ノ電百貨店が江ノ電百貨店(現:藤沢店)を創業。
- 1975年(昭和50年)9月1日 - 株式会社町田小田急を設立。
- 1976年(昭和51年)9月23日[2] - 町田店を開店[2](株式会社町田小田急による)。
- 1978年(昭和53年)3月1日[2] - 小田急フリーカード発行開始[2]、小田急ロイヤルカード発行開始(自社クレジットカード)。
- 1979年(昭和54年)8月1日 - 江ノ電百貨店が売場を増床。
- 1979年(昭和54年)11月2日[2] - 「小田急レディスクラブ」発足[2]。
- 1980年(昭和55年)3月1日[2] - 新宿店別館小田急ハルクをリニューアル[2]。
- 1984年(昭和59年)
- 1985年(昭和60年)
- 1987年(昭和62年)
- 10月1日 - 新宿店の閉店時刻を19時へ繰り下げ。
- 11月1日 - 町田店の閉店時刻を19時へ繰り下げ。
- 1988年(昭和63年)
- 1989年(平成元年)
- 1990年(平成2年)
- 1991年(平成3年)
- 1992年(平成4年)
- 新宿店本館11階の小田急グランドギャラリーを改装し、小田急美術館を開館。
- 新百合ヶ丘エルミロード1階に「トロワグロショップ」を出店。
- 1993年(平成5年)
- 1994年(平成6年)2月28日 - 「母と子の原宿カリヨン館」閉店。
- 1996年(平成8年)
- 11月1日 - 相模大野ステーションスクエアB館に相模大野店を開店。
- 11月20日[2]:町田店に「小田急ファッションウォーク」オープン[2]。
- 1997年(平成9年)
- 1998年(平成10年)
- 1999年(平成11年)
- 2000年(平成12年)
- 2001年(平成13年)10月28日 - 小田急美術館閉館。
- 2002年(平成14年)
- 2003年(平成15年)3月19日[2] - 新宿店本館地下2階の食品フロアを増床[2]。
- 2004年(平成16年)
- 2005年(平成17年)
- 2006年(平成18年)
- 2007年(平成19年)11月3日 - 新宿店開店45周年を迎える。
- 2008年(平成20年)
- 2009年(平成21年)
- 2010年(平成22年)3月12日[2] - 藤沢店食品フロアをリニューアル[2]。
- 2014年(平成26年)
- 2015年(平成27年)
- 3月20日 - 町田店に「ぷらっとテラス」を新設。
- 8月23日 - 小型店「Desk my Style」を初の外部出店。
- 9月1日 - サテライト型店舗「小田急百貨店あつぎ」をオープン。
- 2016年(平成28年)
- 10月5日 - 新宿店地下食品売場(和洋菓子)リニューアル。オリジナル菓子ブランド「かぶきあげTOKYO」発売。
- 11月11日 - 小田急コスメオンラインを開設。
- 2018年(平成30年)2月21日 - 新宿店地下食品売場(惣菜・弁当)リニューアル。
- 2019年(平成31年/令和元年)
- 3月1日 - 町田店をリニューアル。
- 3月22日 - 藤沢店をSCへ業態転換し「ODAKYU 湘南GATE」[12]としてリニューアルオープン。
- 2020年(令和2年)
- 4月1日 - 小田急電鉄100%出資により新会社「小田急SCディベロップメント」を設立。小田急グループ内の流通事業の再編に伴い、小田急百貨店、小田急ビルサービス、小田急デパートサービスの商業施設運営事業を同社へ移管し、小田急デパートサービスは小田急ビルサービスに吸収合併されて消滅した[13]。小田急電鉄直営のSC事業が同社へ移管される。「ODAKYU 湘南GATE」の運営を小田急SCディベロップメントへ移管。
- 2022年(令和4年)
店舗[編集]
百貨店[編集]
新宿店(ハルク)[編集]
小田急百貨店新宿店(ハルク) | |
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![]() 新宿西口ハルク | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-5-1 |
開業日 |
1962年(昭和37年)11月3日(初代新宿店) 2022年(令和4年)10月4日(新宿店仮店舗) |
施設所有者 | 小田急電鉄 |
施設管理者 | 小田急百貨店 |
最寄駅 | 新宿駅 |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
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- 所在地 - 東京都新宿区西新宿1-5-1
- 営業フロア - 地下2階~地上2階、7階(計6フロア[6])
- 新宿店は新宿駅西口再開発に伴う旧本館の営業終了(2022年10月2日)に伴い、同年10月4日に新宿駅西口商業施設「新宿西口ハルク」内にリニューアルオープンした[6]。
- 1962年(昭和37年)の開業時にはこの建物が小田急百貨店の本館であった。
- 1967年(昭和42年)に本館が開業した後、別館HALC(Happy Living Centerの略)として家具等のリビング用品の専門館に改装。建物は当初東京建物が所有し小田急百貨店が賃借していたが、2000年(平成12年)にビルを小田急電鉄が買収。2002年(平成14年)にはテナントとしてビックカメラを導入し、百貨店の売場は順次縮小して、地下2階の食品売場「ハルクフード」、地下1階と地上1階・2階(一部)のスポーツ用品売場「ハルクスポーツ」のみとなっていた。中地下3階・地下3階にはレストラン街「食堂酒場 ハル★チカ」がある。
- フロア案内(2022年10月4日現在)
- 屋上階 - 有賀園ゴルフスクール練習場
- 8階 - ハルクレストラン街
- 7階 - 宝飾、メガネ・こどもメガネ・補聴器、ギフトサロン・商品券、学生服、ランドセル・シーズンアイテム、イベントスペース
- 6階 - ビックカメラ
- 5階 - ビックカメラ
- 4階 - ビックカメラ
- 3階 - ビックカメラ
- 2階 - ビックカメラ、ハンドバッグ、婦人靴、婦人服飾雑貨
- 中2階 - ゴルフウェア、カフェ「ル サロン ドニナス」
- 1階 - インターナショナルブティック、時計、アクセサリー・雑貨、ゴルフ用品、ベーカリー
- 地下1階 - 化粧品、食料品(和洋菓子)、ネイルサロン、サービスカウンター、免税カウンター
- 地下2階 - 食料品
- 中地下3階 - 食堂酒場 ハル★チカ(レストラン街)
- 地下3階 - 食堂酒場 ハル★チカ(レストラン街)
町田店[編集]
小田急百貨店町田店 | |
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店舗概要 | |
所在地 |
〒194-8550 東京都町田市原町田6-12-20 |
開業日 | 1976年(昭和51年)9月23日(町田小田急) |
施設所有者 | 小田急電鉄 |
施設管理者 | 小田急百貨店 |
商業施設面積 | 25,657 m² |
前身 | 町田小田急 |
最寄駅 | 町田駅 |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
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- 所在地 - 東京都町田市原町田6-12-20
- 規模 - 地上9階地下1階・売場面積25,657m2
- フロア案内
ODAKYU 湘南 GATE[編集]
ODAKYU 湘南 GATE | |
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![]() ODAKYU 湘南 GATE(2022年撮影) | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒251-8570 神奈川県藤沢市南藤沢21-1 |
開業日 |
1974年(昭和49年)5月25日 (江ノ電百貨店) |
施設所有者 | 小田急電鉄 |
施設管理者 |
小田急百貨店 ↓ 小田急SCディベロップメント |
商業施設面積 | 12,641 m² |
前身 |
江ノ電百貨店 ↓ 小田急百貨店藤沢店 |
最寄駅 | 藤沢駅 |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
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- フロア案内

サテライト型店舗[編集]
- 小田急百貨店あつぎ(神奈川県厚木市中町2丁目9番6号・本厚木ミロード(2)1階)。町田店の分店。雑貨・ギフトを扱う。「あつぎショップ」として開店、2015年にイベントスペースを備えた「オアシスあつぎ」としてリニューアルし、2018年に現名称となる。
その他[編集]
- フランスのパリに、現地子会社odakyu france srl.を持つ。
- サテライト型店舗の売上高は小田急百貨店の売上高に含めるが、ミロードや小田急エースなどは別法人であり、百貨店売上高に含めていない(小田急電鉄直営事業も参照)。
過去に存在した店舗[編集]
百貨店[編集]
新宿店旧本館[編集]
小田急百貨店新宿店 | |
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![]() 小田急百貨店の旗艦店舗・新宿店(本館)。写真左側の8階建て部分が新宿地下鉄ビルデイング、右側の14階建て部分が小田急新宿駅ビル | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒160-8001 東京都新宿区西新宿1丁目1番3号 |
開業日 |
1966年(昭和41年)9月9日(新館として一部のみ開店)[22] 1967年(昭和42年)11月23日(全館営業開始)[22] |
閉業日 | 2022年(令和4年)10月2日 |
建物名称 |
新宿駅西口本屋ビル[23] 新宿地下鉄ビルデイング[24] |
施設所有者 | 小田急電鉄・東京メトロ都市開発 |
施設管理者 | 小田急百貨店 |
商業施設面積 | 43,636 m² |
最寄駅 | 新宿駅 |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
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本館とハルクとは、地下1・2階の連絡通路、地上2階の連絡橋「カリヨン橋」で繋がっていた。
- 所在地 - 東京都新宿区西新宿1丁目1番3号
- 規模 - 地上14階地下2階・売場面積43,636m2
- 小田原線の地下改札口およびコンコースがある関係で、地下1階には百貨店としての売場は無い。
- 本館は南北で別々の事業者により建設・所有された2棟のビルからなるが、1階から8階までの各階のフロアは全面的に接続している。正面ファサードも小田急側のビル設計者である坂倉準三によるデザインで統一され、外見上も一棟の建物にみえるよう設計されている。
- 2020年9月には本館敷地における再開発計画が公表され、地上48階地下5階建ての高層商業オフィスビルが建設されることになり、2022年度内着工、2029年度内竣工を予定している[25]。これに伴い、2022年10月2日で本館の営業を終了し、解体することを2021年7月16日に発表した[15]。一部の売り場はハルクに移した上で営業を続けている[26]。竣工後の新ビルに小田急百貨店が入店する予定は発表されていない。
- フロア案内
- 14階 - レストラン街「マンハッタンヒルズ」
- 13階 - レストラン街「マンハッタンヒルズ」
- 12階 - レストラン街「マンハッタンヒルズ」
- 11階 - 催物場、レディスクラブカウンター、OPカードカウンター
- 10階 - 美術、書籍(三省堂書店)、メガネ、文具(伊東屋)、補聴器
- 9階(南側) - ベビー・こども服、玩具、こどもメガネ
- 屋上階(9階の北側) - 屋上広場
- 8階 - 家具・インテリア、仏具、寝具・タオル、食器・調理器具、健康用品・介護用品、ギフトサロン、商品券
- 7階 - 紳士服、紳士靴、カバン、紳士洋品・雑貨、トラベル用品
- 6階 - 婦人服、婦人肌着、ナイトウエア
- 5階 - 婦人服、宝飾、時計、呉服、お得意様サロン
- 4階 - 婦人服
- 3階 - 婦人靴、ハンドバッグ、婦人服飾雑貨
- 2階 - 化粧品、アクセサリー、ファッション雑貨「サンドリーズ・アレー」、免税手続き
- 1階 - インターナショナルブティック、コンシェルジュデスク
- 地下1階 - 新宿駅コンコース、メトロ食堂街
- 地下2階 - 食料品、メトロ食堂街
14階には客用エレベーターは通じていなかった。車椅子で14階のレストランに行く際には、13階のエレベーターホールにある専用電話で係員を呼び出し、バックヤード内のエレベーターを利用していた[27]。
経費削減でエレベーターガールを常駐させる百貨店が減ったが、新宿店本館の中央エレベーターでは、2019年時点でもエレベーターガールを配置していた[28](ただし人材は外部委託[28])。また1960年代の新宿店開業当時は、エスカレーターに不慣れな客が多かったことから「エスカレーターガール」を配置していた[29]。
相模大野店[編集]
- 相模大野ステーションスクエアB館内に入居。1998年(平成10年)5月閉店。
トロワグロ[編集]
フランスの三ツ星レストラン、トロワグロと1984年(昭和59年)に専属ライセンス契約を結んた。フランス国外で唯一となる、ブティック・トロワグロが開設されていた。長年小田急百貨店の名物であったが、新宿店再開発による新宿西口ハルクへの移転に際し、新店舗へは入居しないことが決まった。2022年(令和4年)10月2日限りで新宿店から、9月末で藤沢店からも撤退し、フランス国外での営業を終了した。 成城コルティ、新百合ヶ丘、町田の店舗は2021年以前に撤退しており、最終的には新宿・藤沢の2店舗とカフェ・トロワグロのみが営業していた。
ブティック・トロワグロ[編集]
- 新宿店本館・地下2階食料品売場
- トロワグロ 成城コルティ店(東京都世田谷区成城6-5-34 成城コルティ 1階)
- ブティック・トロワグロとしては、日本国内で百貨店以外の商業施設への初出店となる店舗だった。
トロワグロショップ[編集]
カフェ・トロワグロ[編集]
- 新宿店・本館8階
カリヨン館[編集]
- 母と子の原宿カリヨン館
- 多摩カリヨン館
出張売店(サテライト型店舗)[編集]
- ひらつかショップ
- おだわらショップ
- やまとショップ
- さがみはらショップ
- ハイアットリージェンシー東京店
不祥事[編集]
個人情報流出事件[編集]
- 2001年(平成13年)8月中旬、自社のカード加入者の取りまとめを担当している部署の社員が、2000年(平成12年)秋から2001年(平成13年)春にかけて、加入者の個人情報を蓄積しているコンピューターから約38万人分の個人情報をディスク等にコピーした上で信用調査業者に横流しし、約150万円の収入を得ていたと公表した。社員は8月上旬に懲戒解雇となり、翌年の1月に窃盗容疑で逮捕された。[要出典]
関連会社[編集]
- 小田急デパートサービス株式会社
- 株式会社小田急友の会
- 代表者 - 取締役社長 樋本 達夫
- 資本金 - 3億7千万円
- 設立 - 1979年(昭和54年)5月1日
- 所在地 - 〒160-8001 東京都新宿区西新宿1丁目5番1号
- 事業内容 - 小田急レディスクラブの運営(百貨店取扱商品の売買の取次斡旋、各種娯楽施設の利用・入場券の斡旋等)
- 株式会社小田急プラネット
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ a b c d e f 株式会社小田急百貨店 第39期決算公告
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj bk bl bm bn bo bp bq br bs bt bu bv bw bx by bz ca cb cc cd ce cf cg ch ci cj ck cl cm cn co cp “小田急百貨店のあゆみ”. 小田急百貨店. 2020年10月1日閲覧。
- ^ a b c 会社小史・略年表 輸送力の増強と経営の多角化 小田急電鉄、2020年10月1日閲覧
- ^ a b c ビル賃貸事業「新宿地下鉄ビル」 - 東京メトロ都市開発(株)Webサイトより
- ^ 『京王電鉄五十年史』京王電鉄、1998年12月。
- ^ a b c “小田急百貨店、再オープン 新宿駅西口、本館営業終了で移転”. 東京新聞 (2022年9月18日). 2022年10月4日閲覧。
- ^ 小田急百貨店25年のあゆみ(小田急百貨店 1988年)
- ^ a b c d e “沿革”. トロワグロ Troisgros Japon. 2020年10月1日閲覧。
- ^ 全国都道府県別SC一覧 - 日本ショッピングセンター協会、2018年5月20日閲覧
- ^ “会社沿革”. 株式会社ビックカメラ:株主・投資家情報サイト. ビックカメラ. 2020年10月2日閲覧。
- ^ 『働く女性のデスク周りにフォーカスした自主編集ショップ『Desk my Style』が3月1日(土)にオープン!!』(PDF)(プレスリリース)小田急百貨店、2014年3月。 オリジナルの2014年7月14日時点におけるアーカイブ 。2014年7月14日閲覧。
- ^ “ODAKYU 湘南 GATE|Odakyu SC|65の専門店と百貨店の個性が集う、お気に入りのコトやモノが見つかる商業施設”. 小田急ショッピングセンター. 小田急SCディベロップメント. 2020年10月2日閲覧。
- ^ a b “小田急グループ 商業施設事業を再編、新会社に統合”. 繊研新聞 (2019年9月27日). 2020年10月1日閲覧。
- ^ a b 『小田急百貨店新宿店本館は、2022年10月2日(日)を最終営業日とし、新宿店は、新宿西口ハルクにて営業を継続します。』(PDF)(プレスリリース)小田急百貨店 。2022年5月18日閲覧。
- ^ a b “小田急百貨店の新宿店本館、来年9月に幕 ハルクは改装”. 朝日新聞 (2021年7月16日). 2021年7月17日閲覧。
- ^ 「まるで小田急なエレベーター! ビックカメラ町田店、内部まで再現」『』朝日新聞社。2020年10月2日閲覧。
- ^ 「ビックカメラ町田店が閉店 小田急線風エレベーターも共にさよなら」『』J-CAST。2022年11月15日閲覧。
- ^ a b “ノジマ、町田駅近郊に初出店、「小田急百貨店 町田店」7階にオープン”. BCN+R (2023年2月24日). 2023年2月24日閲覧。
- ^ 「藤沢駅の商業施設 名称決定」『日本経済新聞』朝刊2018年9月22日(首都圏経済面)2018年9月30日閲覧。
- ^ “ODAKYU 湘南GATE フロアガイド”. 2020年11月6日閲覧。
- ^ “小田急百貨店ふじさわ フロアガイド”. 2020年11月6日閲覧。
- ^ a b “小田急百貨店のあゆみ”. 小田急百貨店. 2022年11月2日閲覧。
- ^ “新宿駅西口地区開発計画における既存建物解体工事への着手に係るお知らせ”. 小田急電鉄、東京地下鉄 (2022年9月29日). 2023年5月18日閲覧。
- ^ 新宿地下鉄ビルデイング(旧 小田急百貨店新宿店本館)解体工事の進捗状況 - 東京メトロ
- ^ 新宿駅西口地区の開発計画について小田急電鉄、東京地下鉄
- ^ “小田急、新宿本館の営業終了 来年9月、跡地に高層ビル”. 共同通信 (2021年7月16日). 2021年7月17日閲覧。
- ^ “本館14階 「なだ万賓館」へ車いすでお越しのお客さま”. 小田急百貨店. 2020年10月2日閲覧。
- ^ a b “エレベーターガール、消えた店と残る店 誕生90年目の現状とは”. J-CAST ニュース (2018年12月22日). 2020年10月1日閲覧。
- ^ “40年前の“エスカレーターガール”に会ってきた――小田急百貨店”. ITmedia ビジネスオンライン. 2020年10月1日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 小田急百貨店
- 小田急百貨店 新宿店
- 小田急百貨店 新宿店 (odakyu.dept.shinjuku) - Facebook
- 小田急百貨店 新宿店 (@odakyu_s) - Twitter
- 本館2階雑貨街「サンドリーズ・アレー」内セレクトショップ“Desk my Style”関連
- Desk my Style (deskmystyle) - Facebook
- Desk my Style (小田急百貨店) (@desk_mystyle) - Twitter
- Desk my Style (小田急百貨店) - YouTubeチャンネル - 新宿店本館2階の雑貨街「サンドリーズ・アレー」内自主編集ショップ
- 小田急百貨店 町田店
- 小田急百貨店 町田店 (@odakyu_m) - Twitter
- 小田急百貨店 藤沢店
- 小田急百貨店 新宿店