相模大野駅

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相模大野駅*
北口(2014年12月)
北口(2014年12月)
さがみおおの - Sagami-Ono
所在地 相模原市南区相模大野三丁目8番1号
駅番号 OH 28
所属事業者 OdakyuGroup logo2.svg 小田急電鉄
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面4線
乗降人員
-統計年度-
126,479人/日
-2014年-
開業年月日 1938年昭和13年)4月1日
乗入路線 2 路線
所属路線 OH 小田原線
キロ程 32.3km(新宿起点)
OH 27 町田 (1.5km)
(2.4km) 小田急相模原 OH 29
所属路線 OE 江ノ島線
キロ程 0.0km(相模大野起点)
(1.5km) 東林間 OE 01►
備考 * 1941年(昭和16年)に通信学校駅から改称。
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相模大野駅(さがみおおのえき)は、神奈川県相模原市南区相模大野三丁目にある、小田急電鉄である。駅番号OH 28

管区長及び駅長所在駅であり、相模大野管区として当駅 - 伊勢原駅間と東林間駅の計10駅を、相模大野管内として当駅、小田急相模原駅と東林間駅を管理している。

利用可能な鉄道路線[編集]

当駅より江ノ島線が分岐する。(施設上の分岐点は相模大野分岐点

歴史[編集]

駅名の由来[編集]

駅開業当時の「通信学校」は陸軍通信学校が駅の近くにあったことから名づけられた。「相模大野」は、駅所在地が「高座郡大野村」であったことによる。既存の大野駅との区別を図るため旧国名の相模を附した。相模原町(相模原市)となって以降も大野地域とされていたことから、相模原市近辺の住民および利用者からは「相模」を付けずに大野と呼称されることが多い。

駅構造[編集]

島式ホーム2面4線および通過線2線を有する地上駅で、橋上駅舎を備える。当駅での優等列車の接続は非常に多く、ホーム幅員は広いが、江ノ島線の当駅止まりの電車が多く、当駅始発の電車も多いことから、ラッシュ時は長い列ができる。

駅南方には、大野総合車両所がある。

駅舎は相模大野ステーションスクエアという駅ビルで、Odakyu OXビックカメラなどの各種専門店、小田急ホテルセンチュリー相模大野がテナントとして入居している。以前は、小田急百貨店がテナントとして入っていた。

相模大野駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先 備考
1 OE 江ノ島線 - 大和藤沢片瀬江ノ島方面 一部の特急は2番ホーム
2 OH 小田原線 下り 小田原箱根湯本方面 一部の特急は1番ホーム
通過線 □小田原線 下り (下り特急・回送列車の通過)  
通過線 □小田原線 上り (上り特急・回送列車の通過)  
3・4 OH 小田原線 上り 新宿千代田線方面  
  • 原則として外側ホーム(1・4番ホーム)を江ノ島線が、内側ホーム(2・3番ホーム)を小田原線が使用する。
    • 1番ホームは小田原線(下り/小田原・箱根湯本方面)の待避線であるが、通常待避線として利用されることはなく、江ノ島線ホームとして使用されている。ホームの乗り場案内でも江ノ島線のみが案内されている。ただし特急ロマンスカーや臨時電車などには1番ホーム発の小田原線・2番ホーム発の江ノ島線が存在する。
    • 同様に4番ホームの小田原線(上り待避線)も通常待避線として利用されず、江ノ島線からの電車が4番ホームを、小田原線からの電車が3番ホームを主に利用する。ただし当駅で接続する電車はこの限りではない。また特急ロマンスカー「はこね」「さがみ」と併結する4両編成「えのしま」の一部は3番ホームを利用する。
  • 江ノ島線の列車は構造上、通過線を経由することができない。
    • もともとはかつて小田原もしくは箱根湯本行きと片瀬江ノ島行きを当駅まで併結して走っていた急行[3]が当駅で分割併合の作業を行っているあいだ後続の特急が閊えてしまうことを回避するために現在の配線構造が採用されたが、現在の急行・快速急行は分割併合なしで各方面に単独運転が原則になっている。
  • また、新宿発相模大野行急行で、相模大野から全車両各停○○行の列車は、町田 - 相模大野間走行中に種別と行先を変更して当駅到着後に各停○○行と表示して、一部の電車を除いて後続の列車よりも終着駅まで先着する。逆に○○発相模大野行各停で、相模大野から急行新宿行の列車は、小田急相模原 - 相模大野間走行中に種別と行先を変更して当駅到着後に急行新宿行と表示する。小田原線のみ存在する。
  • 2009年(平成21年)11月下旬に、下りホーム・上りホーム共に多摩線各駅とほぼ同じフルカラーLED・LCD案内表示器に更新された。
  • 2012年12月に、駅名標がLED照明付きのものに交換された。

駅構内設備[編集]

  • ホーム
  • トイレは、改札内山側(北側)と改札外のステーションスクエア西側にある。
  • エレベーターは、改札階と各ホーム階を連絡する1台ずつ。
  • エスカレーターは、各ホームに改札階→ホーム階が2本ずつ(ホーム階→改札階はない)。

その他の特徴[編集]

  • 当駅での営業列車の分割併合は、一部の特急を除いて2008年(平成20年)3月改正で消滅した。
  • ホームには終日立哨の駅員がいる。

利用状況[編集]

2014年度の1日平均乗降人員126,479人である。

近年の1日平均乗降人員の推移は下表のとおりである。

年度別1日平均乗降人員[5][6]
年度 小田急電鉄
1日平均
乗降人員
増加率
[7] 1935年(昭和10年) 806
1940年(昭和15年) 1,770
1946年(昭和21年) 2,975
1950年(昭和25年) 3,807
1955年(昭和30年) 6,239
1960年(昭和35年) 15,682
1965年(昭和40年) 44,689
1970年(昭和45年) 71,024
1975年(昭和50年) 83,267
1980年(昭和55年) 84,879
1985年(昭和60年) 87,864
1989年(平成元年) 95,594
1990年(平成02年) 100,976 5.6%
1993年(平成05年) 106,006
1995年(平成07年) 105,312
1998年(平成10年) 109,717
2000年(平成12年) 106,000
2002年(平成14年) 106,671
2003年(平成15年) 108,602 1.8%
2004年(平成16年) 111,203 2.4%
2005年(平成17年) 113,093 1.7%
2006年(平成18年) 114,979 1.7%
2007年(平成19年) 120,241 4.6%
2008年(平成20年) 121,338 0.9%
2009年(平成21年) 119,240 -1.7%
2010年(平成22年) 119,166 -0.1%
2011年(平成23年) 120,113 0.8%
2012年(平成24年) 122,453 1.9%
2013年(平成25年) 128,006 4.5%
2014年(平成26年) 126,479 -1.2%

近年の1日平均乗車人員の推移は下表のとおりである。

年度別1日平均乗車人員[8]
年度 小田原線 江ノ島線 出典
1995年(平成07年) 42,445 11,176 [* 1]
1998年(平成10年) 43,407 [* 2]
1999年(平成11年) 42,007 12,386 [* 3]
2000年(平成12年) 41,901 12,528 [* 3]
2001年(平成13年) 41,642 12,690 [* 4]
2002年(平成14年) 41,692 12,786 [* 5]
2003年(平成15年) 42,174 13,354 [* 6]
2004年(平成16年) 42,024 13,581 [* 7]
2005年(平成17年) 42,529 14,038 [* 8]
2006年(平成18年) 43,169 14,380 [* 9]
2007年(平成19年) 45,034 15,206 [* 10]
2008年(平成20年) 45,381 15,350 [* 11]
2009年(平成21年) 44,618 15,091 [* 12]
2010年(平成22年) 44,394 15,345 [* 13]
2011年(平成23年) 44,743 15,538 [* 14]
2012年(平成24年) 45,338 16,097 [* 15]
2013年(平成25年) 47,083 17,128 [* 16]
2014年(平成26年) 46,457 16,899 [* 17]

駅周辺[編集]

駅東側には国道16号(東京環状)が、北側には神奈川県道51号町田厚木線(行幸道路)が通る。

1980年代初頭まで行幸道路北側と相模女子大学の間に相模原米軍医療施設が存在したが、日本へ返還後、跡地利用として住宅施設(ロビーシティ相模大野五番街)、商業施設(伊勢丹)、文化施設(相模女子大学グリーンホール)、娯楽施設(相模大野中央公園)、教育施設(神奈川県立相模大野高等学校)等のほか駅周辺のアンダーパス、歩道橋の設置を行い、踏切の廃止、再開発等を行った。その後、北口駅前広場および駅ビル(相模大野ステーションスクエア)新築を含めた駅舎の改良工事が行われ、近年の急激なベッドタウン化に伴う人口増加もあいまって著しい変化を遂げた。

しかしながら、商業面においては隣接駅の町田駅周辺の方が既に商圏が形成されていたことから、規模としては中程度とされる。

相模大野ステーションスクエア[編集]

北口[編集]

商業施設

金融機関

郵便局

  • 相模大野郵便局
  • 相模大野五郵便局

教育機関

公共施設・その他

  • グリーンホール相模大野
  • 相模原市立相模大野図書館
  • 神奈川県出先機関高相合同庁舎(相模原土木事務所・相模大野水道営業所)
  • 相模原市南区役所
  • 相模原市南保健福祉センター
  • 神奈川県警察相模原南警察署
  • 相模原市消防局相模原南消防署
  • 相模原南市民ホール
  • 日本年金機構 相模原年金事務所
  • 北里大学病院
  • 北里大学東病院
  • 神奈川県立相模原公園
  • 相模原市立麻溝台公園

南口[編集]

  • スーパー三和 相模大野店
  • 日本年金機構(相模大野年金相談センター)
  • 相模大野病院
  • ホテルサンエイト
  • ハーモス相模大野店(コープかながわ

東口(北出口)[編集]

  • 北里大学スクールバス乗り場
  • 相模大野駅北口公園

東口(南出口)[編集]

  • 相模大野駅前郵便局
  • JA相模原市 相模大野支店
  • 相模原市立谷口中学校

バス路線[編集]

北口と南口に乗り場がある。1990年頃まではバスターミナルは北口のみであったが、再開発と駅舎改築の際に、南口にもバス乗り場が設置された。

また、北口近くのグリーンホール相模大野にグリーンホール前停留所があり、北口発着の一部の系統が経由するほか、朝間は一部の系統が北口の代わりに始発停留所としている。

一般路線は神奈川中央交通が担当している。発着路線の詳細については、神奈川中央交通相模原営業所を参照。

空港連絡バスは上記の神奈川中央交通のほかに、京浜急行バス京成バスが担当している。

相模大野駅北口[編集]

ペデストリアンデッキの下に2つの島からなるのりばがある。のりばでは1 - 4・7・8番、5・6番と分かれ、進行方向前から番号が付与されている。再開発前から駅と行幸道路の間では、駅行と駅発のバスが別の道路を通る。

1番のりば (GH3) - 大沼・北里大学病院・北里大学・JR相模原駅方面
大53 北里大学病院・北里大学
大25 北里大学病院・北里大学 光が丘一丁目 行(平日・土曜深夜のみ)
大68 北里大学病院・北里大学 麻溝車庫
相25 北里大学病院・北里大学 相模原駅南口
2番のりば (GH3) - 原当麻駅・上溝方面 / 大野台・淵野辺公園・JR相模原駅方面
大15 北里大学病院・北里大学・原当麻駅・古山三谷 上溝
相05 大野台三丁目 相模原駅南口
3番のりば (GH4*) - みゆき台団地・女子美術大学・北里大学病院・北里大学・麻溝車庫方面
大54 上原団地 みゆき台団地
大58 麻溝台 さがみ緑風園前 行(平日4本のみ)
大60 麻溝台 女子美術大学
大59 麻溝台 北里大学病院・北里大学
大55 麻溝台・北里大学病院・北里大学 麻溝車庫 行(平日・土曜深夜のみ)

4番のりば - 小田急相模原駅方面

小06 豊町 小田急相模原駅
5番のりば (GH2) - 淵野辺十字路・JR相模原駅方面
相02 国道16号 相模原駅南口
6番のりば (GH1) - 空港連絡バス・高速バス
  神奈中・京急新子安営業所 羽田空港
  神奈中・京成千葉営業所 成田空港
神奈中・小湊鐵道 三井アウトレットパーク木更津
7番のりば 降車場
8番のりば 降車場
再開発中にはのりばが4つの時期があり、大沼方面は1つののりばにまとめられていた。
のりばの後にある括弧内のGHに続く数字は、駅発の場合のグリーンホール前ののりば番号である。
ただし、相模大野駅を10:00より前に発車する便はグリーンホール前を経由しない。
*の付いた数字は、グリーンホール前始発となる系統ののりば番号である。駅発は経由しない。
空港行きの場合は、グリーンホール前の箇所にあるバス停を相模大野立体駐車場と称して、空港行きの始発停留所(橋本駅発は橋本駅と相模大野駅の間の停留所)としている。
グリーンホール前の停留所ののりば番号は、入口寄りから1番・2番となり、出口近くが4番となる。

相模大野駅南口[編集]

  • 大13 - 中和田循環、相模大野駅南口ゆき

将来の計画[編集]

  • 本駅から原当麻駅までの専用レーンを使用した新バス交通システムが検討されている[9]

その他[編集]

海老名市厚木市出身の音楽バンドいきものがかり」が結成当初の水野良樹山下穂尊の2人組で活動していた時期に当駅前で路上ライブを行っていた[10]。その後、ボーカル吉岡聖恵の加入を機に本厚木駅前に活動拠点を移した[11]

隣の駅[編集]

OdakyuGroup logo2.svg 小田急電鉄
OH 小田原線
快速急行・急行
町田駅 (OH 27) - 相模大野駅 (OH 28) - 海老名駅 (OH 32)
準急・各駅停車
町田駅 (OH 27) - 相模大野駅 (OH 28) - (相模大野分岐点) - 小田急相模原駅 (OH 29)
OE 江ノ島線
快速急行・急行
町田駅 (OH 27)(小田原線) - 相模大野駅 (OH 28) - 中央林間駅 (OE 02)
各駅停車
町田駅 (OH 27)(小田原線) - 相模大野駅 (OH 28) - (相模大野分岐点) - 東林間駅 (OE 01)

脚注[編集]

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  1. ^ 鉄道ジャーナル』第30巻第12号、鉄道ジャーナル社1996年12月、 87頁。
  2. ^ 小田急線相模大野駅で脱線 回送電車、けが人なし
  3. ^ 着工当時は急行自体は各方面単独運転となっていたものの、当駅で切り離して江ノ島線各停となる編成を当駅までつないでの分割併合運転は行われていた。
  4. ^ 小田急電鉄「事業案内」
  5. ^ 各種報告書 - 関東交通広告協議会
  6. ^ 相模原市統計書 - 相模原市
  7. ^ 駅開業年
  8. ^ 神奈川県県勢要覧
  9. ^ 新しい交通システム導入の推進 - 相模原市
  10. ^ いきものがかり インタビュー 音楽の目覚め〜相模大野時代
  11. ^ いきものがかり インタビュー 地元・本厚木時代
  12. ^ 「えのしま」との分割・併合列車も有。「スーパーはこね」「メトロはこね」と、小田原線系統の「ホームウェイ」はすべて当駅を通過する。

出典[編集]

神奈川県県勢要覧

関連項目[編集]


外部リンク[編集]