三菱地所レジデンス

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三菱地所レジデンス株式会社
MITSUBISHI ESTATE RESIDENCE Co., Ltd.
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本社の入居するビル
本社の入居するビル
種類 株式会社
略称 地所レジ
本社所在地 日本の旗 日本
100-8189
東京都千代田区大手町一丁目9番2号 大手町フィナンシャルシティグランキューブ
設立 1948年(昭和23年)12月24日
業種 不動産業
法人番号 5010001034875 ウィキデータを編集
事業内容 不動産開発、分譲ほか
代表者 代表取締役社長 宮島正治
資本金 150億円(2021年3月31日現在)
売上高 約2,510億円(2022年3月期)
従業員数 1,137名(2021年3月31日現在)
決算期 3月
主要株主 三菱地所 100%
関係する人物 八木橋孝男(元社長)
小野真路(元社長)
外部リンク https://www.mec-r.com/
特記事項:1968年4月1日に(旧)藤和不動産株式会社は藤和不動産株式会社(東京都世田谷区に所在)に合併し解散。旧会社の設立日は1957年(昭和32年)6月1日。
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三菱地所レジデンス株式会社(みつびしじしょレジデンス、英:MITSUBISHI ESTATE RESIDENCE Co., Ltd.)は、東京都千代田区に本社を置く日本の不動産会社三菱地所の住宅事業を担う子会社である。2010年2011年分譲マンション供給戸数全国1位[1](5424戸、5331戸)。

概要[編集]

1957年創業の藤和不動産に、三菱地所及び三菱地所リアルエステートサービスの住宅事業部門を統合した上で、現商号へ変更し発足した。三菱地所グループ全体の事業セグメント別売上高の36.2%(2017年3月期)を占め、同グループの中核を担う。都心部の分譲マンション開発事業の他、大阪市大阪駅北地区「うめきた2期地区開発事業」[2]に代表される大規模複合開発における居住用途等も手掛けるなど、全国的に幅広く事業を展開する。2017年に竣工した地上60階建て(高さ208.97m)の「ザ・パークハウス西新宿タワー60」は現在、日本国内において最高階数の超高層マンション[3]である。2011年には全国事業主別分譲マンション供給戸数ランキングで首位となった。また、日本国外でも事業を展開[4]しており、中国タイシンガポールオーストラリアを拠点に大規模な複合開発を行う。

分譲マンションブランドとして『ザ・パークハウス』(The Parkhouse)を展開する。統合前に三菱地所が得意としていた都心部の高額物件(「パークハウス(PARK HOUSE)」)と、旧・藤和不動産がメインとした主に郊外部における一次取得者層向け物件(「ベリスタ(BELISTA)」)を統合し、2011年以降に当社が販売するマンションブランド名を統一したものである。ブランドコンセプトは「一生ものに、住む」。2013年には、フラグシップとなる高額マンション『ザ・パークハウス グラン』(The Parkhouse Gran)を加え[5]、近年では都心部の賃貸マンション(ザ・パークハビオ)、分譲戸建ザ・パークハウス ステージ)、投資用コンパクト分譲マンション(ザ・パークワンズ) 、一棟リノベーション分譲マンション(ザ・パークリモア)も展開する。

なお、分譲後のマンション管理はグループ会社の三菱地所コミュニティが担う。

沿革[編集]

  • 1957年 - 藤田組(現・フジタ)の不動産部門から独立して、藤和不動産を設立
  • 1964年 - 藤和不動産のマンション事業第一号、「藤ヶ丘マンション」竣工(24戸)
  • 1969年 - 三菱地所のマンション事業第一号、赤坂パークハウス分譲(67戸)
  • 1972年 - 三菱地所の住宅販売部門として、三菱地所住宅販売を設立
  • 1976年 - 藤和不動産のSDシステム(等価交換方式)によるマンション第一号「藤和吹田コープ」分譲(144戸)
  • 1986年 - 都心大規模マンション広尾ガーデンヒルズ」竣工(1,183戸)
  • 1987年 - 藤和不動産の公団住宅の建替事業第一号「小滝台マンション」竣工(81戸)
  • 1993年 - 三菱地所の大規模開発によるマンション「パークハウス多摩川」全体竣工(575戸)
  • 1995年 - 藤和不動産の定期借地権付きマンション第一号「藤和田園調布ホームズ」分譲(10戸)
  • 2000年 -「Afternoon Tea」とコラボレーションした大規模開発「ガーデンセシア」竣工(686戸)
  • 2003年 - 三菱地所の定期借地権付きマンション「銀座タワー」竣工(180戸)、MM21地区に超高層住宅マンション「M.M.TOWERS」竣工(862戸)
  • 2005年 - 保存林(約25,500m²)を残し、65%の緑地率を実現した大規模マンション「フォートンヒルズ」分譲(888戸)
  • 2007年 - 三菱地所住宅販売が三菱地所リアルエステートサービスへ社名変更
  • 2008年 - 三菱地所と藤和不動産が業務・資本提携強化。大規模開発で免震工法を採用した「M.M.TOWERS FORESIS」竣工(1,206戸)
  • 2011年 - 三菱地所、三菱地所リアルエステートサービス、藤和不動産の住宅分譲事業の統合により、三菱地所レジデンス誕生
  • 2011年 - 新ブランド「ザ・パークハウス」第一弾を発表「ザ・パークハウス大崎」他18物件
  • 2011年 - マンションの契約者、入居者を対象とした新たな会員組織「三菱地所のレジデンスクラブ」を発足
  • 2012年 - 住まいの品質を創造する「5つのアイズ」他3件がグッドデザイン賞受賞
  • 2013年 - 都心のフラグシップマンションシリーズ「ザ・パークハウス グラン」を発表。戸建住宅シリーズ「ザ・パークハウス ステージ」を発表。海外住宅開発事業、リノベーションマンション事業に新規参入。災害対策基準モデルマンション「ザ・パークハウス晴海タワーズ クロノレジデンス」竣工(883戸)
  • 2014年 - 築年数の経過した中小ビルを再生する「Reビル(リビル)事業」に新規参入、タイ・バンコクで3プロジェクト、現地大手デベロッパーであるAP社との共同事業。マレーシア・クアランプールで住宅開発事業参画。地球温暖化防止活動環境大臣賞受賞
  • 2015年 -「ザ・パークハウス西新宿タワー60 」他計3物件が第1号として「いきもの共生事業所認証(ABINC認証)[集合住宅版]」を取得
  • 2015年 - 賃貸住宅事業を三菱地所から承継。地球温暖化防止活動環境大臣賞受賞、グッドデザイン賞ベスト100受賞。「ザ・パークハウスグラン 千鳥ヶ淵」竣工(69戸)
  • 2016年 - 防災街区整備事業「ザ・パークハウス品川荏原町」竣工(55戸)、タイで分譲マンション事業会社「Premium Residence」を現地AP社と合弁で設立。資産形成コンパクトマンション「ザ・パークワンズ」を発表
  • 2017年 - 一棟リノベーションマンション事業へ本格参入。「ザ・パークリモア」を発表、タイ・バンコクでの分譲マンション事業計10,000戸を突破。オーストラリアで初の住宅開発事業参画。
  • 2019年 - 大手町ビルから現在地に本社移転。

設立の経緯[編集]

  • 2008年9月のリーマンショック以降、鋼材高、原油高、マンション不況の三重苦により藤和不動産が会社更生法適用の危機に直面していた。
  • 2009年5月に三菱地所が100%子会社化した(発表は同年2月)ことにより会社更生法適用が回避され、事実上救済された。
  • 2011年1月に三菱地所、三菱地所リアルエステートサービスの住宅事業部門が統合。藤和不動産を吸収し、統合する形で三菱地所レジデンスとなる。

三菱地所のレジデンスクラブ[編集]

  • 契約後、入居後のユーザー向けの「三菱地所のレジデンスクラブ」は、業界最大の会員組織であり、対象会員数は約60万世帯[6]

主な実績[編集]

  • ザ・パークハウス晴海タワーズ
  • KACHIDOKI THE TOWER
  • ザ・パークハウス西新宿タワー60
  • ザ・パークハウス新宿タワー
  • ザ・パークハウス中之島タワー
  • ザ・パークハウス西麻布レジデンス
  • ザ・パークハウス渋谷美竹
  • ザ・パークハウス上鷺宮
  • ザ・パークハウス京都鴨川御所東
  • ザ・パークハウスグラン南青山
  • ザ・パークハウスグラン千鳥ヶ淵
  • ザ・パークハウスグラン三番町
  • ザ・パークハウス六番町
  • ザ・パークハウス池田山
  • ザ・パークハウス国分寺緑邸
  • ザ・パークハウス白金一丁目タワー
  • ザ・パークハウス白金二丁目タワー
  • ザ・パークハウス福岡タワー

CM出演者[編集]

藤和不動産
三菱地所レジデンス

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ マンション・建売市場動向 - 株式会社不動産経済研究所
  2. ^ 大阪駅北に新たな街 うめきた2期、三菱地所など開発 :日本経済新聞 2018年7月12日
  3. ^ 三菱地所レジデンス、日本最高階数のタワマン公開 :日本経済新聞 2017年10月23日
  4. ^ 海外での主な実績
  5. ^ 東京・青山で7億7000万円マンション 三菱地所レジデンス :日本経済新聞 2015年6月4日
  6. ^ 約60万世帯の顧客を対象とした「三菱地所のレジデンスクラブ」誕生 - 三菱地所グループ2018年6月28日
  7. ^ “永塚祐子「デビューしたときからの夢」元勤務先とスポンサー契約/大宮”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2021年10月14日). https://www.nikkansports.com/public_race/news/202110140000577.html 2021年10月14日閲覧。 

外部リンク[編集]