矢部浩之

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矢部浩之
本名 矢部浩之
ニックネーム やべっち
生年月日 (1971-10-23) 1971年10月23日(52歳)
出身地 日本の旗 日本 大阪府吹田市
血液型 A型
身長 173cm
言語 日本語
方言 大阪弁
最終学歴 大阪府立茨木西高等学校
出身 NSC大阪校9期
コンビ名 ナインティナイン
相方 岡村隆史
芸風 漫才コント
立ち位置
事務所 よしもとクリエイティブ・エージェンシー
活動時期 1991年 -
同期 くりぃむしちゅーキャイ〜ン宮川大輔ほっしゃん。
現在の代表番組 やべっちFC
配偶者 未婚
親族 矢部美幸(実兄)
受賞歴
1999年:第23回日本アカデミー賞 話題賞(俳優部門)
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矢部 浩之(やべ ひろゆき、1971年10月23日 - )は、日本お笑い芸人スポーツキャスター俳優であり、ナインティナインツッコミ担当。身長173cm、体重59kg。

大阪府吹田市出身。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。大阪NSC9期生[1]

略歴

人物

  • 愛称は「やべっち」、「ヒロくん」、「やえちん」、「べーやん」、相方の岡村からは「矢部さん」、「矢部氏」や「相方」と呼ばれる。高校時代は兄・美幸がいたため「矢部ジュニ」(岡村ほか高校時代の先輩から)と呼ばれていた。

芸風

  • 高校のサッカー部時代からある岡村との関係性も含まれコンビで活動する時は敬語はやめようという約束からタメ語で会話する形式をとっていた。だが岡村の気分しだいで時に先輩、後輩の関係を持ち出すこともあり、このような会話をしている場合でもボケる岡村に対して敬語で突っ込みをいれる。
  • 大勢の芸人が出演するバラエティ番組などの司会や仕切りを担当することもある。

俳優

  • 映画やテレビドラマ数本出演はあるが共通語での芝居が苦手で、キャラクターはほぼ関西弁で設定を要請している。『花嫁は厄年ッ!』の安土一郎役は福島県出身で1年間だけ大阪へ単身赴任していたというキャラクター設定だった。

家族

  • 実兄は元・お笑いコンビ「ちゃんねるず」のメンバーで「LAUGHFACE INC.代表取締役社長矢部美幸(よしゆき)で、元NSCの7期生(同期は雨上がり決死隊など)。
  • 家族は父・幸男、母・富美枝(とみえ)、3人兄弟の次男。弟・龍弘(既婚)との年齢差は14歳。
  • とぶくすり』で矢部の家族をモデルにしたネタキャラクターや岡村が過去に矢部家で実際に体験したネタがたびたび登場している。

外見

  • 髪の色を茶色に染めているが、これは若白髪で白髪染めを使用しているためである。

嗜好

サッカー

  • 小学生4年の時にサッカーを始める。当時の夢は、ヤンマーディーゼルサッカー部(現セレッソ大阪)に入団することか、動物園のオオカミの飼育員になることであった。吉本博物館には『サッカー地区選抜』のセレクションに挑んだが周りのレベルの高さを知り、挫折したと紹介されている。当時好きな選手は楚輪博であった。
  • 1998年のFIFAワールドカップフランス大会で、当時初出場であった日本の初戦である対アルゼンチン戦を観戦した。
  • 2010年のFIFAワールドカップアフリカ大会のテレビ中継に参加。現地リポートをこなす。相方の岡村に、西高サッカー部の中で一番サッカー関連で活躍しているといわれる。

交流

  • 後輩の芸人たちに対して面倒見のいい親分肌であり、羽振り良く食事に連れて行くことが多い。後輩たちからは「兄様(にいさま)」と呼ばれ慕われている。矢部が主催する芸人の飲み会(合コン)は「矢部会」と呼ばれる。
  • 2006年7月から9月まで放送されたドラマ『花嫁は厄年ッ!』では仲の悪い親子役だったが、母・安土幸恵役を演じていた岩下志麻とメル友になり、2007年のバレンタインデーにチョコメールをもらった。

ものまね

  • を噛む癖があり、手を口の前に持ってきたまま笑っている姿がよく見られる。また、甲高い笑い声が特徴的で、ものまねの対象になる(原口あきまさ山口智充ら。また、岡村に対する「岡村っさ〜ん」、「何してはるんですか」という呼びかけもよくものまねされる)。

芸人のプロデュース、アドバイス

その他

  • 以前は高校の先輩である岡村に対し敬語で喋っていたが、先輩芸人からのアドバイスを受け、タメ口にした(「岡村さん」という呼び方は名残)。しかし、高校時代の思い出話になると途端に敬語に戻ってしまうことをタモリに突っ込まれていた。
  • 相方・岡村隆史からは「ステューシーさん」「ポロラルフローレン君」「ローレックス」「吉本のブラピ」 「吉本のチャーリー・シーン」 「ヒステリックグラマー」などとネタにされている。
  • 「第2の石原裕次郎オーディション」の書類審査を突破したことがある。
  • 吉本印天然素材時代は目立たない存在で、ボケもツッコミも上手くできず、いじられキャラだったという。その後ナインティナインがブレイクするに従い、若手随一の「仕切り」の名手となり現在に至る。放送作家の高須光聖と、同じ吉本印天然素材のメンバーであり同期の宮川大輔が共演したラジオ番組「松本人志の放送室」で、それぞれ「ほんまに巧くなった」(高須)、「あの人(の努力)はすごい」(宮川)と評価していた。
  • 英語が苦手とされ、それを示す具体例として、国際線の機内で機内食の希望について「か」と英語で質問され、矢部は「(salmon)」を頼むつもりで「Japanese shake(シャケ)」と答えたため、意図と全く無関係な「日本酒(sake)」を出され、訂正することもできずに仕方なくその日本酒を飲み、同行していた周囲のスタッフらから不思議な目で見られた、というエピソードが相方から度々紹介されている。
  • 2010年9月30日、「東スポ」の一面にてTBSアナウンサー青木裕子との婚約が報じられた。しかし『ナインティナインのオールナイトニッポン』冒頭にて、矢部本人が否定した[6]
  • カラオケ好きだが音域が狭いうえに音痴である。

出演

コンビとしての出演はナインティナインの項目を参照。

バラエティ

音楽

スポーツ

ドラマ

映画

単発・スペシャル

CM

脚注

  1. ^ 授業料を滞納したため中退した。
  2. ^ 2007年6月30日放送の「めちゃイケ」収録を兼ねていた。
  3. ^ 2010年3月6日読売新聞中部版より。
  4. ^ 岡村隆史は2010年12月31日付で卒煙している。
  5. ^ 江頭2:50インタビュー プレイリストから、新たな音楽を発見する!
  6. ^ ナイナイ矢部、相方・岡村の“復帰”と自身の“婚約”報道「全部ウソです」と否定