とんねるずのハンマープライス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索
とんねるずのハンマープライス
ジャンル バラエティ番組
放送時間 土曜 23:00 - 23:30(30分)
放送期間 1995年1月7日 - 1998年9月26日
放送国 日本の旗 日本
制作局 関西テレビ
演出 田中経一
プロデューサー 越智武彦
古賀憲一
出演者 石橋貴明
木梨憲武
杉本清
音声 モノラル放送
テンプレートを表示

とんねるずのハンマープライス』は、1995年1月7日から1998年9月26日までフジテレビ系列局で放送されていた関西テレビ製作の公開オークションバラエティ番組である。MIZUNOの一社提供。

目次

[編集] 概要

ねるとん紅鯨団』(1987年 - 1994年)の後継番組として放送開始。司会は、『ねるとん紅鯨団』から引き続きとんねるずが務めた。

番組タイトルは、番組表上では司会を務めたとんねるずの名が冠に付いていたが、映像上では単に『ハンマープライス』と表記されていた。なおハンマーとは、価格決定時にオークショニア(せり人)が打ち下ろすのことである。

[編集] 放送日時

毎週土曜日の原則23:00 - 23:30。

[編集] 出演者

牧原は前期提供読みを、杉本は後期提供読みを担当。

[編集] 番組内容

各界の著名人から提供された逸品、あるいは著名人と夢の競演ができる様々なアトラクションを一般視聴者がオークション(セリ市)形式でベットし、最高金額をベットした視聴者がその品(権利)を購入(獲得)できる、というものだった。番組開始当初は、所詮バラエティ番組であり、金額が異常に高騰するのを恐れて「ベットの上限は20万円」とし、ベットが20万円に達した場合には、購入希望者でジャンケンして最後に勝ち残った人が購入(獲得)というものだったが、あっさりとベットが20万円に達する品が頻発したことと、下記のように「震災復興支援資金」として寄付されることとなったため、上限が廃止された。

オークションの収益金は「関西テレビ ハンマープライス・チャリティー委員会」名義で阪神・淡路大震災の「震災復興支援資金」として全額日本赤十字社に寄付された。当初数回は、FNSチャリティー事務局を通じてアフリカの子供たちのために使用する予定で「収益金は世のため人のために使います」とのテロップが出されたが、番組開始直後に阪神・淡路大震災が発生したために変更され、その後は番組終了まで「震災復興支援資金」として寄付されることとなった。

[編集] 生放送

1996年1月1日には「新春オークション」として初の生放送を実施、21:30 - 23:24の2時間だった。例年元日の21時台は『新春かくし芸大会』の時間だが、この年は30分繰り上がって放送された。なお、とんねるずはこの年の『かくし芸大会』の進行役でもあったため、計4時間半連続出演となった。

スタジオは通常のレモンスタジオではなく、渋谷ビデオスタジオから放送した。この回は20万円を超えた場合は5万円刻みで行う特別ルールを実施した。主な出品物は、X JAPANの大晦日ライブ(放送の前日)で使われた、YOSHIKIのドラムセット(この回最高の150万円)、細川ふみえの残り湯と『新春かくし芸大会』の消え物(セットの飾りなど)、(当時)ヤクルトスワローズ監督・野村克也の新年会招待など「新春オークション」に相応しい商品だった。

通常の番組配信は関西テレビだが、この時は番組配信と提供クレジット出し・制作クレジット上位をフジテレビが担当した。

[編集] 番組の終焉

番組開始から1996年までは、前番組『ねるとん紅鯨団』からの流れもあって16 - 20%台の視聴率を保っていた。一時は裏番組『恋のから騒ぎ』(日本テレビ系)に視聴率で猛追したが、1997年以降は出品される商品・権利のネタが切れたことや『恋のから騒ぎ』に視聴者を奪い返されたことで視聴率が伸び悩んだ[独自研究?]

晩年の1998年には、出品以外の企画で繋ぐことが多くなった。また、オークションで競り合う場面が全面カットされてしまい、「競り合う場面が面白かったのに」との抗議が殺到した[要出典]。結局視聴率下降は止められず、同年9月26日放送分をもって終了した。なお、落札額の総額は1億3842万7874円であった。

その後、2001年の『FNS ALLSTARS 27時間笑いの夢列島』で、一夜限りの復活版が生放送で行われた。この復活版では、木梨が乗ってきた愛車トヨタ・ランドクルーザーシグナスが出品された(落札金先払いで、木梨との卓球対決に勝たないと車を獲得できなかった)。

[編集] 出品された商品(権利)の一例

[編集] 出演・登場できる権

[編集] してもらえる権

  • 中山美穂が膝枕で耳掻きしてくれる権 (?) - 実際に石橋貴明もその場にいてあまりのアカの多さにわざと嗚咽していた。
  • 石田純一が卒業謝恩パーティーで祝ってくれる権(女性限定)
  • 蛭子能収競艇であなたの給料を倍にしてくれる権
    • しかし、当日の競艇で蛭子に一か月分の給料を全部すられてしまった。
  • 高橋英樹成人の日に大人の遊びを教えてくれる権
  • 吉野公佳がふとんを温めてくれる権
  • 辺見えみりがふとんを温めてくれる権
  • 道場六三郎の受験弁当
  • さとう珠緒がアカスリしてくれる権
  • 安岡力也が花見で場所取りしてくれる権
    • スタッフがお願いしたところ力也本人から却下され、花見の際のシートを固定する「安岡力也」の顔拓に変更。ただし、後に花見をしている落札者のところに力也本人が登場し、一緒に花見を盛り上げた。なお、落札者の夫は息子に「力也」と名付ける程の力也の大ファンだった。
  • MALICE MIZERが貴方の家を「マリスの館」にしてくれる権
  • 大島渚にホームビデオを撮ってもらえる権
    • 落札者の子供の入園式の様子を大島自らが監督、撮影、編集、ナレーションを行った。番組スタッフを一喝するほど真剣で本格的なものだった。
  • 久保田利伸とニューヨークでデート出来る権(「missingを耳元で歌ってもらえる」特典付き)
  • とんねるずを一日自分の物にできる権(高額200万円で落札、とんねるずと一緒に競艇へ行ったり、焼き肉パーティを行っていた)
  • 飯島愛に添い寝してもらえる権
  • 井上晴美に水泳レッスンしてもらえる権
  • さくらももこに好きな家具に絵を描いてもらえる権
  • 八代亜紀が飲み屋のおかみになってくれる権
    • ヒット曲「舟唄」にちなみ、お酒は温めの燗、肴は炙ったイカ限定とされたが、落札者(長距離トラックの運転手)が下戸だったため、八代の意向で「仕事で一晩トラックの助手席に座ってくれる権」に変更された。
  • 歌ってくれる権

[編集] できる権

  • 小林幸子の紅白の衣装を着て「おもいで酒」を歌える権
  • PENICILLINのライブでHAKUEIの人間マイクスタンドになれる権、PENICILLINのライブでセットの「三日月」になれる権
  • 山田まりやと混浴できる権
  • プリンセス・プリンセスのメンバーの一人になれる権(番組史上最高額の453万円で落札)
  • アルツ磐梯スキー場ゲレンデ貸し切り権
  • 河相我聞とガラス越しか、ラップ越しのキス
  • 料理の鉄人」残飯処理権(番組内の料理紹介カットのための「物撮り」用料理を食べることができる権利)
  • 青森在住のアマチュア音楽バンド「ステイツマン」が、番組(木梨担当)全面協力でデビュー、98年9月9日に1stシングル「HOME TOWN」をリリースし、番組スポンサー「ミズノ」のCMシングルに起用された。既に番組終了が決まっていたため「思い出づくり」として協力は終了する。
  • フォーミュラ・ニッポンARTAのマシンを運転できる権
  • 当時F1ドライバーだった片山右京と1日ドライブデートできる権
  • 札幌雪祭り雪像モデルになれる権
  • 高田万由子が家庭教師になってくれる権(制限時間は2時間・受験生限定)

[編集] グッズ系

[編集] スポーツ系

[編集] 学園祭スペシャル

学園祭の実行委員を対象にしたオークション。

[編集] エンポリオハンマープライス

「落札額が高額すぎて手が出せない」という視聴者を対象にしたエコ特集。落札額は高くても2 - 3万円程度。

[編集] 備考

  • オークションに出品された商品の多くは「古物品売買」にあたることから、番組開始に先立ち、スタッフの一部が実際に古物商免許を取得した。
  • オークションは上流階級の楽しみという観点から、司会のとんねるず、オークショニアの杉本清は言うに及ばず、カメラマン、AD、マイク担当スタッフに至るまで正装で収録を行っていた。
  • この番組をきっかけに杉本清は、関西テレビアナウンサーを定年退職後、とんねるずの所属事務所アライバルに所属することになった。
  • BGMには、映画『レッド・オクトーバーを追え!』・『U・ボート (映画)』のテーマ曲が使われた。
  • 放送終了時に「THE END」と表示せずに「OWARI(終わり)」と表示していた(ただし、第2回までは「OWARI」の表示が無く、『世にも奇妙な物語』などと同じ形でタイトルロゴのみの表示であった)。
  • ネット局の北海道文化放送テレビ西日本では、ミズノ以外に独自のスポンサーを付けて放送していたため、スポンサー表示とエンドクレジットが独自の物になっていた(後者は静止画でなおかつ、「OWARI」ではなく「END」と表示されていた)。
  • 放送終了後から13年後に起きた2011年、東北地方・太平洋沖地震の発生を受け、その復興支援を目指し、とんねるずの冠番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』内で数回にわたって「とんねるずのハンマーオークション」が開催されている。出品者はとんねるずのほか、北野武武豊長友佑都リオネル・メッシAKB48ジョニー・デップなど。落札された金額は全額被災地への義援金としてユニセフ日本赤十字社に寄付される。

[編集] スタッフ

フジテレビ 土曜23:00 - 23:30枠(関西テレビ製作・MIZUNO枠)
前番組 番組名 次番組
ハンマープライス
個人用ツール
名前空間

変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス