土浦市
つちうらし 土浦市 | |||
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霞ヶ浦土浦港から見た市街(2004年3月) | |||
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国 | 日本 | ||
地方 | 関東地方 | ||
都道府県 | 茨城県 | ||
市町村コード | 08203-1 | ||
法人番号 | 4000020082031 | ||
面積 |
122.89km2 | ||
総人口 |
142,263人 [編集] (推計人口、2024年5月1日) | ||
人口密度 | 1,158人/km2 | ||
隣接自治体 |
牛久市、つくば市 かすみがうら市、石岡市 阿見町 | ||
市の木 | ポプラ・ケヤキ | ||
市の花 | サクラ | ||
市の鳥 | ヨシキリ・ウグイス | ||
土浦市役所 | |||
市長 | 安藤真理子 | ||
所在地 |
〒300-0812 茨城県土浦市下高津一丁目20番35号 | ||
外部リンク | 土浦市公式サイト | ||
特記事項 | 市庁舎は佐藤武夫による設計である。 | ||
ウィキプロジェクト |
土浦市(つちうらし)は、茨城県の南部に位置する市である。日本三大花火の一つである土浦全国花火競技大会が毎年10月に開催される。隣接するつくば市とともに国際会議観光都市に、またつくば市及び牛久市とともに業務核都市に指定されている。
地理
隣接している市町村
(霞ヶ浦を隔てて隣接している市町村を除く)
人口
茨城県内では第5位の人口数となっている(平成22年国勢調査速報値)
土浦市(に相当する地域)の人口の推移 | |||
総務省統計局 国勢調査より |
歴史
- 「土浦」という地名の由来は、土屋藩の「土」と十一の「浦」の合成地名という説や、「津々浦々」からの転訛などの説がある。
沿革
- 史料初見は、元徳元年 (1329年) 、「東寺百合文書」。
- 室町時代に土浦城が築かれた。
- 江戸時代初めの一時期は松平氏、朽木氏が入ったが、大部分の期間は土屋氏の城下であった。1786年の調査での人口は、3988人であった。
- 水陸交通の要地であった土浦の商業は発展し、町の中には本陣・旅篭・問屋がおかれ、多くの商家が軒を連ね、水戸に次ぐ常陸国第二の都市として繁栄した。
- 明治時代初期には新治県の県庁所在地となった。
- 1896年には土浦~友部間、翌年には土浦~田端間で、現在の常磐線が開通した。
- 1918年(大正7年)には筑波鉄道(旧・関東鉄道筑波線、1987年廃線)が開通し、土浦駅が常磐線との結節点となった。
- 第二次世界大戦前には、土浦海軍航空隊の基地があり、通称「予科練」(海軍飛行予科練習生)と呼ばれた海軍航空兵の教育機関があった。料亭や遊郭その他休養施設が現在の桜町に集められ、終戦に至るまで海軍の町として栄えた。
- 1985年の国際科学技術博覧会(通称つくば万博)の開催により、インフラ整備が進む。
近代史年表
- 1889年(明治22年) 4月1日 - 町村制施行により、新治郡土浦町、眞鍋町、都和村、上大津村、信太郡中家村、東村および稲敷郡朝日村が設置される。
- 新治郡
- 土浦町 ← 土浦町
- 真鍋町 ← 木田余村、真鍋村、殿里村
- 藤沢村 ← 虫掛村、藤沢村、大畑村、上坂田村、下坂田村
- 都和村 ← 常名村、小山崎村、今泉村、中貫村
- 上大津村 ← 白鳥村、手野村、田村、沖宿村、菅谷村、神立村
- 信太郡
- 中家村 ← 粕毛村、宍塚村、佐野子村、飯田村、矢作村、下高津村、中高津村、上高津村、小松村
- 東村 ← 右籾村、摩利山新田、中村、中村西根村、永国村、大岩田村、小岩田村、烏山村、乙戸村
- 稲敷郡
- 朝日村 ← 荒川沖村、沖新田、実穀村、吉原村、小池村、福田村、上長村、荒川本郷村
- 新治郡
- 1896年(明治29年) 3月29日 中家村、東村は新治郡に編入される。
- 1937年(昭和12年) 4月1日 - 中家村が土浦町に編入。
- 1938年(昭和13年) 6月1日 - 藤沢村の一部(虫掛)が土浦町に編入。
- 1939年(昭和14年) 6月1日 - 東村が土浦町に編入。
- 1940年(昭和15年) 11月3日 - 真鍋町と土浦町が合併し、土浦市になる。県内では三番目の市制施行。
- 1945年(昭和20年) 6月10日 - 空襲を受ける。
- 1948年(昭和23年) 9月1日 - 朝日村の一部(荒川沖・荒川本郷の各一部,沖新田)および都和村を編入。
- 1954年(昭和29年) 11月1日 - 上大津村を編入。
- 2006年(平成18年) 2月20日 - 新治村を編入。
茨城県南における土浦市の役割
土浦市は、茨城県発足後から1980年代まで茨城県南の行政・経済・交通の要衝としての役割を担っていた。東隣の阿見町に海軍航空隊が置かれた1929年以降は、交通の要衝でもあり、また料亭や遊郭その他休養施設が多かったこともあって、終戦に至るまで海軍の町としても栄えた。
戦後も土浦駅西口の中心部には小網屋、京成百貨店、丸井など複数の百貨店が存在し、広い商圏を有していた。土浦駅前のバスターミナルからは、現在よりも多くの運転系統のバスが発着し、また筑波鉄道(旧・関東鉄道筑波線、1987年廃止)の起点でもあり、茨城県南部の要衝であった。
1970年代からの筑波研究学園都市の開発、また1990年代以降、モータリゼーションの発達や規制緩和の影響による郊外型店舗増加により、中心市街地の求心力は低下したが、行政機関・高等学校等は多く立地しており、現在でも一定の中心性は維持している。県内での人口数は第6位(2005年)であるのに対し、昼間人口比では第3位(2005年)である。
また、隣接するつくば市及び牛久市とともに、業務核都市の指定を受けている。
行政
市長
- 中川 清(なかがわ きよし、2003年11月22日就任 現在2期目)
- (後述する中川グループの出身である)
市議会
- 議長:松本茂男(創政会)
- 副議長:寺内充(市政改革クラブ)
- 会派(議席):創政会(9)・公明党(5)・市政改革クラブ(4)・新友会(4)・日本共産党(2)・民主党(1)・新社会党(1)・市民ネット21(1)・無所属(1)
- 任期:2011年5月1日~2015年4月30日
警察・消防
行財政改革
行財政改革に積極的に取り組んでおり、近年では以下の実績がみられる。
- 事業仕分けの実施(茨城県内初)
- 職員定数削減 平成18年度と22年度を比較すると、5年間で1,146人から1,045人と100人を超す削減が行われている。
- 議員定数の削減 2007年4月に行われた選挙から、議員定数が32名から28名に削減された。
- 市債残高の削減 平成17年度決算で926億円残高があったが、21年度決算では798億円と約128億円の削減が行われている。
- 土浦市住宅公社の解散
- 土浦市土地開発公社の保有用地削減
- 指定管理者制度の導入
広域行政
国の行政機関
県の行政機関
- 県南県民センター
- 県南家畜保健衛生所
- 県南教育事務所
- 県南生涯学習センター
- 県南食肉衛生検査所
- 県南水道事務所
- 県南農林事務所
- いばらき就職支援センター
- 土浦保健所
- 土浦県税事務所
- 土浦児童相談所
- 土浦土地改良事務所
- 土浦土木事務所
- 霞ケ浦北浦水産事務所
- 霞ケ浦流域下水道事務所
- 霞ケ浦環境科学センター
衆議院
県議会
姉妹都市・提携都市
姉妹都市
友好都市
- フリードリヒスハーフェン市(ドイツ連邦共和国)1994年 友好交流宣言 ツェッペリン伯による飛行船開発の地として有名である。
交流都市
その他
以下のグループに所属している。
また、土浦藩(土屋家)と縁戚関係にあった藩(大名)としては以下が挙げられる。
経済
ヒューム管製造の中川ヒューム管工業を中心とする中川グループの企業城下町であったが、昭和40年代に土浦市と旧・千代田村(現・かすみがうら市)をまたがる神立工業団地が造成され、大企業の進出が加速された。それらの中には日立電線、日立建機等の日立製作所グループ企業もあり、土浦市の経済的基盤となっている。
金融
地方銀行である旧・関東つくば銀行の本店所在地であり、その流れを汲む筑波銀行の本店所在地である(本部機能は筑波銀行発足時につくば市へ移転)。関東銀行(現・筑波銀行。関東つくば銀行の前身)は、戦後地銀であることと、戦前土浦に本店があった五十銀行が、県内シェアトップの常陽銀行(地方銀行)の前身であるため、県内シェア2位の地位に甘んじている。土浦市内の大企業でも主取引銀行は常陽銀行であることが多い。中川グループの主取引銀行も常陽銀行であり、土浦市の指定金融機関も常陽銀行である。
工業
製造品出荷額は723,963百万円であり、全国で第99位、茨城県内では第5位の規模となっている(2006年) 市北部に神立工業団地、テクノパーク土浦北、東筑波新治工業団地などの工業集積地がある。
神立工業団地立地企業
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テクノパーク土浦北立地企業 東筑波新治工業団地立地企業 その他大規模工業系企業
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商業
1990年代以降、土浦駅周辺を中心に減退傾向にあったが、商業統計調査結果によると、2004年から2007年にかけては卸売・小売ともに年間販売額が微増となり、市全体としては下げ止まりの状況となっている。卸売販売額は372,667百万円(2007年)、小売販売額は201,606百万円(2007年)であり、いずれも県内では3位の規模となっている。また、2009年5月にはイオン土浦ショッピングセンター(現・イオンモール土浦)が開業。
土浦駅周辺では、1997年に、土浦駅西口の再開発ビル「ウララ」(中心地の別の場所にあったイトーヨーカ堂が主なテナントとして移転)が完成したが、1996年以降西友(1号店)や地場百貨店小網屋、京成百貨店、東武ホテルが閉店、2003年には丸井、2007年3月には京成ホテルが閉店となり、モータリゼーションの発達や規制緩和による郊外型店舗増加等の影響を受け、駅周辺の空洞化が進んでいる。現在、旧東武ホテルの建物は大幅改装されビジネスホテルに、丸井が撤退したビルはリニューアルされ、飲食店やパチンコ店などが入居している。西友跡地・小網屋跡地ではマンションが建設された。また、土浦駅ビル「WING(ウイング)」も売上げの低迷により、2008年7月に営業を終了したが、2009年7月、イオンモールが運営する「ペルチ土浦」としてリニューアルオープンしている。駅西口の歓楽街である桜町は北関東最大の風俗街で、ソープランドの店舗数は川崎市堀之内に次いで関東で2番目に多い。
荒川沖駅周辺では、平屋建てのカスミ荒川沖店(旧)を中心とした西口商店街が優勢だったが、1981年の荒川沖ショッピングセンター「さんぱる」オープン(東口)をきっかけに、一転して西口商店街は衰退の一途をたどり、カスミ荒川沖店は立地条件の悪さもあり撤退を余儀なくされている。「さんぱる」は3階建て、駅との直結性と駐車場の収容台数の多さを兼ね備えた当時は画期的な施設であったが、キーテナントである長崎屋の業績悪化に伴い、一時期は閑散とした。しかし、長崎屋の再建開始後、駅とほぼ直結という立地条件もあり、一定の集客力を確保していたが、2010年5月9日に閉店する事が決定し、跡地にはドン・キホーテが開業した。荒川沖駅からやや離れた場所には、大型ホームセンター「ジョイフル本田」の本店や、ゼビオドームがある。
一方で、駅から離れた郊外の主要道路沿いに、広い駐車場を持つ各種チェーンストアの進出が続いており、同じくセブン&アイグループは、カドヤ(現・ヨークベニマル)を、真鍋地区に駐車場つき大型ショッピングセンターとして開業させた他、その至近には、イオングループのカスミをキーテナントにするショッピングセンター「ピアタウン土浦」がある。さらにとりせんが木田余地区にショッピングセンターを、加えてイオン土浦ショッピングセンターが高津地区に開業している。
主なチェーン店
※ 各店の詳細については各個別記事を参照。
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農業
レンコンは日本一の生産量を誇る特産品(茨城県銘柄産地指定)であり、レンコンパウダーを使ったレンコン麺、レンコンサブレなどの加工品販売も行われている。 グラジオラス(茨城県銘柄産地指定)などの花きが全国有数の産地となっているほか、コメの栽培も多く行われている。
漁業
沖宿漁港を拠点として、ワカサギ漁が行われているが、年々漁獲量は少なくなっている。
土浦市に本社を置く主な企業
土浦市発祥の企業
- 筑波書林 - 牛久市に移転
メディア
- 常陽新聞新社(本社)
- 茨城新聞土浦支社
- 読売新聞社土浦支局
- 朝日新聞土浦支局
- 時事通信社土浦支局
- 毎日新聞社土浦通信部
- 東京新聞土浦通信部
- 土浦ケーブルテレビ
交通
鉄道
路線バス
関東鉄道および子会社(関鉄観光、関鉄グリーン、関鉄パープル)によって運行される路線がほとんどである。一部はJRバス関東による。この他、茨城観光自動車の3社(グループ)があったが、茨城観光自動車は撤退している。
高速バス・夜行バス
- 高速バス「NATT'S」 土浦駅~成田空港
- 高速バス「TMライナー」 土浦駅~茨城県庁・水戸方面
- 高速バス「わかば号」 竜ヶ崎駅~土浦市内経由~茨城県運転免許センター
- 夜行高速バス「よかっぺ関西号」 水戸駅~土浦駅経由~京都・大阪方面
- 深夜バス「土浦リレー号」 取手駅→土浦駅
コミュニティバス
- まちづくり活性化バス「キララちゃん」(総務省 平成17年度地域づくり総務大臣表彰受賞)
- 新治バス(茨城県内で初めて運行地区を公募型により決めた先進的事例。全国でも数例程度しかない。)
道路
高速道路としては常磐道が市内を通過しており、東京及び県北部への重要な動脈となっている。一般道は国道6号が南北に、国道125号と354号が東西に市内を貫く形となっている。 国道6号は、市北部では土浦バイパスが高規格道路として整備されているが、南部では学園東大通り入口交差点を中心に渋滞が常態化している。これに対応して牛久土浦バイパスの建設が進められており、学園西大通りから学園東大通りまでが2011年11月より供用されている。また国道6号をアシストする形で、茨城県道25号土浦稲敷線や茨城県道48号土浦竜ヶ崎線の整備が進められている。 国道125号、354号は一部暫定で片側1車線の区間があるものの、バイパスの整備が概ね完了している。
つくば市との間を結ぶメインルートは土浦学園線(茨城県道24号土浦境線)であり、土浦駅東口駅前広場からは高架の土浦ニューウェイが延びてこれをつないでいる。
高速道路
一般国道
自転車道
- つくばりんりんロード(茨城県道501号桜川土浦自転車道線)
- 霞ヶ浦自転車道(茨城県道504号潮来土浦自転車道線)
その他の道路
- 土浦高架道(別称土浦ニューウェイ)
国際科学技術博覧会の来場客輸送のために建設され、万博終了後における恒久的な利用を目的とした土浦駅東口とつくばセンターとを結ぶ新交通システムの計画も存在したが、利用が十分見込めなかったことから計画中止となり、土浦駅東口からの高架道の一部が土浦ニューウェイとして自動車専用道に転用された。途中には駅設備の遺構を思わせる部分(現在はバス停として使用)があり、鉄道未成線跡の雰囲気が残っている。
- 旧水戸街道
市内を南北に旧水戸街道が走っており、荒川沖宿、中村宿、土浦宿、中貫宿の4つの宿場が置かれていた。土浦宿は水戸街道沿いでは千住宿に次ぐ規模であり(江戸及び水戸は除く)、水戸藩江戸勤番指定の宿泊所もあった。
- 歴史の小径
「土浦城址周辺」や旧水戸街道沿いの「まちかど蔵周辺」に残されている歴史的資源を、修景整備された道路や路地で結ぶことにより、快適に回遊・散策できるよう整備されている。(中城通りの整備では、平成21年度まちづくりグリーンリボン賞を受賞している。)
- 旧筑波街道
市内の真鍋(土浦一高付近)で水戸街道より分岐し、藤沢、高岡、小田、北条、神郡を経て筑波に至る約20キロの街道である。
- 旧鎌倉街道
常陸国府(石岡)方面から、木田余、真鍋(鎌倉坂)、田中、上高津、中村西根方面へと向かっていたとされる。
港湾
住宅団地
高度成長期からバブル期を中心に多数の住宅地開発が行われている。
(主な住宅団地)
- 天川団地
- ウッドノート荒川沖
- ウッドノート高津台
- おおつ野ヒルズ
- 乙戸南
- 烏山第一団地
- 烏山第二団地
- 上高津団地
- 神立ニュータウン白鳥(白鳥新町)
- 関鉄ニュータウン(西根西)
- 木田余東台
- グリーンヒル土浦(神立町)
- 小岩田西
- グリーンクレスト桜ケ丘
- 桜ケ丘ニュータウン(セキスイハイム)
- 桜の杜
- 仲の杜
- 中村東
- 永国台
- パークシティ土浦(永国東町)
- 藤沢団地
- ライフタウンまりやま(まりやま新町)
- まりやま団地
- 藤川団地(港町)
(主な公営集合住宅団地)
- 大岩田
- 神立
- 都和
スポーツ
- 毎年4月に開催されるかすみがうらマラソンは、参加者数が2万人を超え、東京、那覇マラソンに次ぐ規模の大会となっている。第10回大会(平成12年)以降、オリンピックメダリストの有森裕子選手が盲人選手の伴走ランナーとして参加している。
- 土浦港にはヨットハーバーがあり、マリンスポーツが盛んである。
- つくばりんりんロード、霞ヶ浦自転車道の起終点となっていることから、県内外からサイクリングでの来訪も多い。
- 朝日峠展望公園にはパラグライダー、ハングライダーのスタート台もあり、スカイスポーツも行われている。
- スポーツで実績をあげている高等学校も多く、常総学院高等学校が甲子園常連校として有名であるほか、土浦日本大学高等学校からはレスリング、柔道、セーリングでオリンピックメダリストを輩出している。
- 水戸市をホームタウンとしている水戸ホーリーホック(J2)の前身は1990年に発足したプリマハム土浦工場の実業団チーム「プリマアセノFC」(後に「プリマハムFC土浦」)である。
観光
名所・旧跡
- 旧土浦中学校本館(茨城県立土浦第一高等学校) - 国の重要文化財(建造物)
- 上高津貝塚 - 国の史跡
- 土浦城址(亀城公園) - 茨城県指定史跡
- 東城寺経塚群 - 茨城県指定史跡
- 藤原藤房卿遺跡 - 茨城県指定史跡
- 前野家住宅 - 茨城県指定有形文化財(建造物)
- 冨岡家住宅 - 茨城県指定有形文化財(建造物)
- 矢口家住宅 - 茨城県指定有形文化財(建造物)
- 郁文館正門 - 市指定有形文化財(建造物)
- 土浦まちかど「蔵」
- 武者塚古墳 - 市指定史跡
- 小野小町の里 - 平安時代の歌人小野小町の伝説が残る地
社寺
自然
- 霞ヶ浦
- 真鍋の桜(土浦市立真鍋小学校) - 茨城県指定天然記念物
- 朝日峠展望公園 - 標高301.8mの展望台からは関東平野を一望でき、晴れた日には富士山も遠望することが出来る。
- 宍塚地区 - 都市近郊型里山としての自然が残る貴重な場所
美術品・工芸品
- 常福寺の木造薬師如来坐像 - 国の重要文化財(彫刻)。
- 法雲寺の絹本著色高峰和尚像、絹本著色復庵和尚像(自賛)(附:絹本著色中峰和尚像) - 国の重要文化財(絵画)。
- 般若寺の銅鐘(常陸三古鐘) - 国の重要文化財(工芸品)
- 等覚寺の銅鐘(常陸三古鐘) - 国の重要文化財(工芸品)
土屋家刀剣
- 短刀 銘筑州住行弘/観応元年八月日 - 国宝
- 短刀 銘國光(新藤五) - 国の重要文化財
- 太刀 銘信房作 - 国の重要文化財
- 太刀 銘守家造 - 国の重要文化財
- 太刀 銘(佩裏銘)恒次 - 国の重要文化財
- 太刀 無銘 伝・来国光 - 重要美術品
- 太刀 銘景安 - 重要美術品
- 太刀 銘備前國住人景安作 - 重要美術品
- 刀 金象嵌銘 長義磨上本阿(花押) - 重要美術品
- 刀 無銘 伝・青江貞次 - 重要美術品
- 刀 無銘 伝・左弘行 - 重要美術品
日本三大・百選
- 日本三大湖:霞ヶ浦
- 日本三大花火大会:土浦全国花火競技大会
- 日本三大水天宮:土浦水天宮
- 日本三大山王流鏑馬:日枝神社流鏑馬祭り
- 水の郷百選:水と緑と歴史のまち 土浦
- 平成百景:霞ヶ浦の帆引き船(読売新聞創刊135周年を記念して選ばれた新たな平成時代の景観。得票数第23位の高順位で選出されている。)
- 人と自然が織りなす日本の風景百選:霞ヶ浦の帆引き舟
- 未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選:霞ヶ浦の帆引き舟
- 茨城観光百選(景観の部):朝日峠展望公園
- 茨城の自然百選:竜ヶ峰のサクラ
- 近代水道百選:霞ヶ浦浄水場
- ため池百選:宍塚大池
イベント
- 4月上旬 桜まつり
- 亀城公園を中心に、桜川・新川沿いの桜が提灯でライトアップされる。
- 4月中旬 かすみがうらマラソン
- 霞ヶ浦湖畔で開催されるマラソン大会。ランナー数は2万6千人を超え、東京マラソンに次ぐ日本第2位の規模の市民マラソン大会である。
- 5月下旬 土浦さつきまつり
- 亀城プラザで開催される祭り。盆栽の展示が行われる。
- 7月中旬 観光帆曳船
- 7月中旬~10月中旬の金、土、日、祝日の午後1時から午後2時半頃まで運航。
- 7月下旬 土浦祇園祭り
- 土浦の中で長い歴史と伝統を誇る勇壮なお祭り。「天王様」(素戔嗚尊)と親しまれる旧市街の夏祭りで、江戸時代には土浦城の鎮守として城主土屋家の崇敬を受け、神幸祭の行列が土浦城内に繰り込んだとされる。近年は、神社例大祭7月20日近くの木金土日に行われ、それぞれ第1日から「笠揃」「迎祇園」「本祇園」「送祇園」と呼ばれる。
- 8月上旬 土浦キララまつり
- 土浦市の目抜き通りを中心に行われる。七夕おどり、山車の巡行、霞ヶ浦湖上花火大会などが行われる。
- 8月 鹿島礼大祭 - 真鍋地区
- 10月第一土曜日土浦全国花火競技大会
- 桜川学園大橋付近下流側河川敷で行われる、日本煙火協会が後援する花火大会である。日本三大花火大会の1つとされる。
- 11月上旬 土浦菊まつり
- 亀城公園で開催される祭り。菊が展示される。
教育
大学
高等学校
公立
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私立
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中等教育学校
私立
中学校
小学校
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特別支援学校
- 茨城県立土浦特別支援学校(対象は知的障害児)
専修学校
- 筑波研究学園専門学校(学校法人筑波研究学園)
- 土浦情報経理専門学校(学校法人沼田学園)
- アール情報ビジネス専門学校(学校法人筑波学園)
- アール医療福祉専門学校(学校法人筑波学園)
- つくば福祉専門学校(学校法人来栖学園)
- 竹岸食肉専門学校(学校法人竹岸学園)
学校教育以外の施設
その他
- 郁文館 - 第七代藩主土屋英直が1799年に、土浦藩士子弟のために設置した藩校。当初は土浦城内に設置されたが、1839年に十代藩主寅直が城下(現在の土浦第一中学校の敷地)に移転。文館と武館からなり、文館では藤森弘庵、武館では大久保要(兵学)、島田虎之助(剣術)、関家(砲術)と一流の講師陣が指導に当たっていた。正門が解体修理され遺されている。
- 土浦市立土浦幼稚園 - 1885年に設立された茨城県で最初の幼稚園である。全国でも数園しかない120年余り今日まで続いている公立幼稚園の一つである。
土浦市出身・関係の有名人
歴史上の人物
- 山村才助(地理学者、土浦藩士、生まれは江戸)
- 沼尻墨僊(地理学者、天文学者)
- 色川三中(国学者、商人)
- 佐久良東雄(国学者、歌人)
- 大久保要(土浦藩士)
- 飯泉喜内(土浦藩士)
- 乃木壽子(乃木希典(乃木将軍)の母。土浦藩士長谷川金大夫の娘)
政官界・経済界
学界
芸術
- 鶴岡義雄(洋画家)
- 高田保(劇作家、随筆家)
- 藤岡保子(書道家、土浦藩主土屋挙直四女、皇后に書道を進講した)
- 川田喜久治(写真家)
- 高野史緒(小説家)
- 小林じんこ(漫画家)
- 寺内タケシ(ギタリスト)
- 小室みつ子(シンガーソングライター、作詞家)
- おおはた雄一(ギタリスト)
- 木村大(クラシックギタリスト)
芸能界
- 辻香緒里(女優)
- 栗山千明(女優)
- 三浦春馬(俳優)
- 飯島真理(歌手・声優)
- 皆川純子(声優)
- 鈴木健一(アナウンサー:NHK)
- 川島秀成(アナウンサー:福井放送)
- 西美香(アナウンサー:チューリップテレビ)
- 宮本佳那子(女優・歌手・声優)
- DJ DRAGON(DJ・プロデューサー・MC)
スポーツ
- 安藤統男(元プロ野球選手:阪神タイガース、プロ野球監督:阪神タイガース)
- 石田文樹(元プロ野球選手:横浜ベイスターズ)
- 太田徹郎(Jリーグ:モンテディオ山形)
- 大塚淳(プロ野球選手:東京ヤクルトスワローズ)
- 木内幸男(高校野球監督:常総学院)
- カレン・ロバート(エールディヴィジ:VVVフェンロー)
- 髙安晃(大相撲力士:鳴戸部屋)
- 福見友子(柔道選手)
その他
土浦市を舞台とした作品
テレビドラマ
- 特急田中3号(2007年4~6月放送)- JR常磐線土浦駅・永国東町が舞台として登場。
漫画・アニメ
- 機動警察パトレイバー(漫画)- シャフトエンタープライズジャパン土浦研究所