ABCフレッシュアップベースボール

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ABCフレッシュアップベースボール
ジャンル プロ野球中継
放送方式 生放送
放送期間 1961年(昭和36年)4月23日 - 継続中
(現在のタイトルになったのは2007年4月から)
放送時間 毎日基本17:55から試合終了まで
放送局 朝日放送(ABC)→
朝日放送ラジオ(ABCラジオ)[注 1]
ネットワーク 火・水・木曜:JRN
月・金曜:NRN
土・日曜:JRN(デーゲーム、一部のカードはNRN扱い)/NRN(ナイター)
テーマ曲 松本晃彦「FIRE DANCE」(2011年ナイターシーズン開始以降)
公式サイト 公式サイト
特記事項:
月曜には阪神戦のある日のみ放送。
火・水・木曜は阪神戦(ならびに阪神戦中止時の関西開催試合)のみ放送。
土曜・日曜には阪神戦デーゲーム中継実施日である場合、夏の高校野球期間を除いてナイター中継休止。
土曜デーゲームは2010年度から2016年度までワイド番組内包(フロート番組)の扱い。
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ABCフレッシュアップベースボール』(エービーシーフレッシュアップベースボール)は、朝日放送ラジオ(ABCラジオ)[注 1]が放送しているプロ野球中継番組である。主に、日本プロ野球NPB)の阪神タイガースをはじめとした近畿地方に本拠地を置くプロ野球チーム主催試合を中継する。

歴史

プロ野球中継の開始

ABCラジオ[注 1]が初めてプロ野球中継を放送したのは、1952年2月29日大阪球場で行われた日本プロ野球南海ホークス読売ジャイアンツ(巨人)定期戦(オープン戦)である[1]村上守の実況と朝日新聞運動部長の芥田武夫による解説で放送された[2][3](翌3月1日中村鋭一の実況で放送[3])。4月5日中日球場で行われたセントラル・リーグ中日ドラゴンズ対巨人戦を公式戦初中継[1]。10月には、巨人対南海日本シリーズを全試合中継した[1]

その後も、オールスターゲーム日本シリーズを中心に、不定期ながら中継を行っていた。1955年7月3日、大阪球場で行われたオールスターゲームで初めて審判ワイヤレスマイクを託した[4]

レギュラー編成の開始

1961年

フェザー・シルバー・ナイター(1964年まで)

1961年4月23日より、4月から9月または10月にかけてのレギュラー編成によるプロ野球中継を開始。最初の中継は『フェザー・シルバー・ナイター』または『「フェザー・シルバー・ナイター」プロ野球薄暮試合実況中継』のタイトルで日曜日16:30 - 18:50に編成された[5]。このタイトルの中継は1964年10月15日まで放送(その間、放送時間変更が多くあった[5])。主な出演者は、解説に笠原和夫、芥田武夫、実況に中村哲夫、黒田昭夫がいた[5]

東芝 プロ野球ナイター

5月7日には、『東芝 プロ野球ナイター』と題し、レギュラー編成によるナイター中継を開始[6]9月24日まで、日曜20:00 - 21:30に放送[6]。出演者は、解説が笠原和夫、実況が西村一男、植草貞夫、中村鋭一、田村安起がいた[6]

木曜ナイター

5月11日から10月5日木曜日19:30 - 21:30に『木曜ナイター』を放送[7]。出演解説陣には笠原、芥田がいた[7]

1962年

1962年は、日曜2枠と木曜ナイターの計3枠は変わらず[8]。『東芝…』は、『日曜ナイター』へ改題(5月6日 - 1973年10月7日まで、時間変更を経ながら放送[8]。主な出演者は、解説が花井悠、実況が黒田、植草[8]1974年より、『ABC日曜ナイター』へ改題[8])。『木曜…』は、そのまま放送(4月26日から1973年10月4日まで、時間変更を経ながら放送[8]。主な出演者は、解説が笠原、実況が因田宏紀[8]。1974年より、『ABC木曜ナイター』へ改題[8])。

ナイター帯編成の開始

1963年

1963年4月より、従来の3枠に、火曜日水曜日土曜日各ナイター枠を追加[9] し、TBSラジオとともに月曜日金曜日を除く、週5日(火 - 木、土・日)の帯番組編成を開始[9]。『木曜ナイター』は『近鉄ナイター』に改題、タイトルの後ろに「プロ野球ナイター実況中継」というサブタイトルがついた[9]。また、各本拠地球団主催試合フォローを目論むTBSラジオとの関係を強化した[10]

初中継は4月14日の『フェザーシルバーナイター』と『日曜ナイター』[9]。放送時間は、『フェザー』が16:30 - 18:00、それ以外は19:00 - 21:00となった[9]

1964年

1964年は、『土曜ナイター』が19:00 - 22:00、『フェザーシルバーナイター』が16:30 - 19:00にそれぞれ変更[11]。また、『近鉄ナイター』は『木曜ナイター』に改題、『フェザー…』のタイトルの後ろには「プロ野球薄暮試合実況中継」というサブタイトルがついた(ナイター中継についても、前年と同じサブタイトルがついた)[11]4月4日から9月27日までレギュラー編成による中継を放送(『火曜ナイター』のみ、4月7日ではなく同14日から開始)[11]

1965年

1965年4月10日より、19:00から試合終了までのナイター中継を開始(10月10日まで放送)[12]。タイトルは、『資生堂 土曜ナイター』『武田・日曜ナイター』『清酒 火曜ナイター』『コカコーラ 水曜ナイター』『大関 木曜ナイター』にそれぞれ改題され、サブタイトルも除去された(番組名は、同年シーズンの放送開始順)[12]。薄暮試合についても、『三菱ダイヤモンドナイター』(「三菱ダイヤモンドナイター」プロ野球薄暮ナイター実況中継)に改題され、放送時間も16:30 - 18:50に変更された(4月11日 - 10月10日放送)[12]

また、5月2日にはTBSラジオをキー局としたジャパン・ラジオ・ネットワーク(JRN)、5月3日には文化放送ニッポン放送をキー局とした全国ラジオネットワーク(NRN)がそれぞれ発足したため、同年以降それらのネットワークを通じての中継が行われるようになった。

1966年

1966年、日曜薄暮試合を含む全レギュラー中継タイトルの最初に「プロ野球ナイター実況中継」のサブタイトルが付けられる[13]。また、前年『コカコーラ…』『資生堂…』『三菱…』『武田…』だったタイトルが『コカ・コーラ 水曜ナイター』(が付いたのみ)『土曜ナイター』『日曜薄暮ゲーム』『日曜ナイター』(コカ・コーラ以外は協賛企業の冠スポンサーを取る)となった[13]。放送期間は4月9日 - 10月2日、放送時間は日曜が前年と変わらず、それ以外は18:55から試合終了までとなった[13]

1967年

1967年は、サブタイトルが「プロ野球実況中継」となる[14]。また、『清酒…』『コカ・コーラ…』『大関…』はそれぞれタイトルから冠名が取れる一方、日曜薄暮のタイトルは『近鉄日曜薄暮ゲーム』となる[14]。放送期間は4月8日 - 10月1日、放送時間は土曜が18:45 - 試合終了、日曜薄暮が16:25 - 18:50、日曜ナイターは前年通り、火 - 木曜は18:25 - 試合終了までとなった[14]

1968年

1968年は、18:50から試合終了までに統一[15]。また、日曜薄暮試合は編成されなかった[15]。タイトルは『プロ野球実況中継』に統一され、曜日別のタイトル(『火曜ナイター』など)はサブタイトルとなった[15]。放送期間は4月6日 - 10月6日[15]

1969年

1969年は、金曜ナイター枠が新設(4月18日 - 1973年10月5日、18:55 - 21:40)[16]。解説は当時ニッポン放送と契約していた関根潤三が担当していた[17]。また、日曜薄暮ゲームが再開(4月13日 - 10月5日、16:30 - 18:55。解説は笠原、実況は植草)[16]。ナイター編成の開始は4月12日、終了は10月5日だった[16]。金曜ナイター・日曜薄暮ゲーム以外の放送時間は、土曜が18:30から試合終了、火 - 木曜が18:55から試合終了だった[16]

1970年

1970年は、4月12日から10月4日まで放送[18]。日曜は『プロ野球実況中継 ニッサン日曜ナイター』、それ以外は前年通り『プロ野球実況中継』のタイトルで放送[18]。放送時間は、月曜以外の18:55から試合終了に統一された[18]。また、4月13日からナイタープレ番組として『ABCミニナイター』が始まった(月 - 土曜18:50 - 18:55。1シーズン置いて、1972年から1981年まで毎日18:40 - 18:45、1982年は18:10 - 18:15の放送となり同年10月3日に終了)[18]

全曜日ナイター編成の開始

1971年より、月曜ナイター枠も新設[19]。全曜日ナイター編成となった[19]。また、タイトルは『プロ野球実況中継』に統一された[19]。放送時間は18:50から試合終了まで[19]。放送期間は4月12日 - 10月3日[19]

1972年は、タイトルが『プロ野球ナイター実況中継』、放送時間が18:45から試合終了までとなり、4月11日から10月8日の間放送[20]1973年は、引き続き同じタイトル・放送時間により、4月17日から10月7日まで中継[21]

ABCナイター/ABCラジオ・ナイター時代(1974年 - 1989年)

1974年4月9日より、『プロ野球実況中継 ABCナイター』を開始[22]。各放送曜日ごとのタイトルは、『ABC○曜ナイター』となり、開始時間は18:25にまで繰り上がり、10月1日まで放送された[22]

1975年、『ABCナイター』(プロ野球実況中継「ABCナイター」)として、4月8日から10月5日の18:20より放送[23]。一方で、4月6日より日曜15:20 - 17:10枠に近鉄バファローズ応援番組『近鉄バファローズ・アワー』を開始[24]。同日近鉄デーゲームがあった際の固定中継枠が生まれた。

以降、1980年シーズンまで同一タイトル・時間のナイター中継が続く(1976年は4月6日 - 10月3日[25]1977年は4月5日 - 10月2日[26]1978年は4月3日 - 9月30日[27]1979年は4月9日 - 10月7日[27]=当時の解説陣は花井・小山正明皆川睦雄[27]1980年は4月7日 - 10月3日[28])。また、1980年には『ABCラジオ・ナイター』のタイトルがラジオ情報誌や番組表へ明記されるようになる[29]

1981年より、『ABCナイター』として18:15から放送(4月6日 - 10月4日。主な解説者は皆川・花井・小山に、同年よりTBSと契約した野村克也[30]1982年は『ABCナイター実況中継』として4月5日 - 10月3日に同時間より中継[31]1983年は『プロ野球実況中継「ABCナイター」』として4月12日から10月9日に中継[32]

1984年は『ABCナイター』として4月9日から10月7日に中継[33]。また、日曜以外の18:03 - 18:15枠に『ナイター一番のり』というミニ番組が新設され、1986年9月29日までナイターシーズン限定で放送された[33]

1985年、『ABCラジオ・ナイター』のタイトル[34](ただし、『朝日放送の50年 III 資料集』では、『ABCナイター』と明記[35])で編成。4月8日 - 10月6日に放送[35]

1986年は、4月8日 - 10月5日に『プロ野球ナイター実況中継』として火曜 - 日曜の18:15から中継[36]1987年は、『ABCラジオナイター』として4月10日 - 10月11日にかけて放送[37]。放送時間は、平日が17:55から試合終了、土・日が18:00から試合終了だった[37]

1988年は、『ABCナイター』として4月12日 - 10月9日にかけての毎日、17:55から試合終了まで放送[38]1989年は、『ABCラジオナイター』として4月10日 - 10月15日にかけての毎日、同じ時間に放送[39]

ABCフレッシュアップナイター時代(1990年 - 1994年)

1990年より、従来ばらついていたナイター中継のタイトル(『ABCナイター』『ABCラジオナイター』『ABC月曜ナイター』など)を『ABCフレッシュアップナイター』に統一・改題[40]4月10日に同タイトルによるナイター中継を開始した[40]。放送時間は、17:55開始と18:15の2パターンに設定[40]。また、並行して『ABCフレッシュアップスタジアム』も同日に開始した(開始当時の放送時間は、平日が17:45 - 18:15、土・日が17:55 - 18:15)[40]

1994年は、開始時間を17:40とする(平日は、18:00まで植草が担当する前座番組『ABCフレッシュアップナイター「植草貞夫のタイガース一番のり」』を内包[41][42]。ナイター開催予定の無い月曜日(4月11日 - 9月5日)は、18:00 - 19:00に『草ヤン・悠さんのがんばれタイガース』(出演:植草貞夫、花井悠、酒井連子)、19:00 - 21:00に『中邨雄二のスポーツウェーブ』(出演:中邨雄二、早川真紀)をそれぞれ編成[43]。4月12日からは、ナイターが早く終了した際の補完枠として、音楽番組ナイタージョッキー』が火 - 金曜の21:00 - 21:40に編成(出演:山田美鈴、入江玲子、吉田理佐)[44]。4月16日 - 10月8日の土曜21:05 - 21:45には同様の番組として『秀さんのヒットエンドラン』(出演者:中原秀一郎)を編成[45]

ABCタイガースナイター時代(1995年 - 1996年)

1995年、ナイター中継のタイトルを『ABCタイガースナイター』に改題。平日は17:40から、土・日は17:55からそれぞれ試合終了まで編成(放送開始は4月10日、終了は10月6日)[46][注 2]。平日については、17:55まで前年に続き『がんばれタイガース』(出演者:植草貞夫)を内包[46]

1996年は4月7日から10月6日に月曜から日曜17:55から試合終了まで放送[47]。試合のない月曜に関しては、4月8日から8月26日まで17:55から20:30に『タイガース大全集』というスポーツ・音楽番組(出演:中邨雄二山本いつ子)を放送[47]。同年をもって『タイガースナイター』としての放送を終了。

ABCフレッシュアップナイター時代(1997年 - 2006年)

1997年より『ABCフレッシュアップナイター』としての放送を再開[注 3]。平日は17:55 - 21:10、土曜・日曜は17:55 - 21:00に編成[注 4]

2006年まで本タイトルでナイター中継を編成していた。また、土・日デーゲーム中継はワイド番組内でのデーゲーム中継のコーナーとして放送されていた。平日が祝日と重なる日のデーゲームは『ABCフレッシュアップナイタースペシャル・デーゲーム中継』としていた。

ABCフレッシュアップベースボール

2007年より、不定期でのデーゲーム中継など(『プロ野球実況中継』『プロ野球デーゲーム中継』)も含め、ABCラジオにおけるすべてのプロ野球中継タイトルを『ABCフレッシュアップベースボール』に統一。土曜・日曜の阪神戦中継はデーゲーム・ナイターを問わずスポンサード番組扱いで協賛社が付く。

また、2007年から土・日曜日のデーゲーム開催がある場合、ワイド番組の放送時間を短縮して対応している。ただし、土曜日のデーゲーム中継については、2010年から2016年までは編成上自社制作による生ワイド番組(2012年までは『芦沢誠のGO!GO!サタデー』、2013年以降は『南山千恵美Music Smile』(2013年度は8月第1週で南山が育児休養のため一時降板したため、高校野球に伴う中断明けの8月第4週以後のシーズン残りは「笑福亭鉄瓶のMusic Smile」として[注 5]放送)の内包番組として扱われていた(ただしABCラジオタイムテーブルや新聞の番組表では別番組扱いで掲載している)。

阪神戦の月曜ナイター、平日と祝日が重なった場合のデーゲーム(かつては土・日曜の7-9月に阪神戦のデーゲーム・かつ阪神戦以外のナイターが同日放送となる場合のナイター中継も該当)は『ABCフレッシュアップベースボールスペシャル』としている[注 6]

出演者

解説者

●:サンテレビの中継にも、(テレビ中継における)同局の専属扱いで出演。
▲:サンテレビの中継にも、朝日放送テレビからの出向扱いで出演。
■:朝日放送の旧法人時代(近鉄球団が存在していた2004年まで)に、『近鉄バファローズアワー』内の近鉄戦中継でも解説。

一部の人物は、オリックスの公式戦(京セラドーム大阪ほっともっとフィールド開催分)において、朝日放送ラジオがビジター地元局(HBCラジオSTVラジオ文化放送KBCラジオRKBラジオ)への裏送り向けに制作する中継や(裏送りではなく)自社向けの予備カードとして待機させる中継にも出演。

  • 福本豊●(1992年 - 1997年、2000年 - )
  • 中田良弘●(1995年 - 。2010年からはABCテレビの中継も担当。2021年以降、阪神戦中継の担当実績なし。)
  • 真弓明信●(1996年 - 1999年、2005年 - 2008年、2012年 - 。復帰後、オリックス戦に関してはJRN/NRN本番カードとなる対巨人の交流戦を除き原則として出演していなかったが、2014年はRKBへの対ソフトバンク戦に出演。)
  • 中西清起(1997年 - 2003年、2016年 - )
  • 吉田義男(1999年 - 。。高齢のため2020年を最後にラジオ中継の担当が途絶えているが、以降も『ラジオで虎バン!』や『伊藤史隆のラジオノオト』といった関連番組等への出演は継続している)
  • 湯舟敏郎(2004年 - 2011年、2015年 -。2021年以降、阪神戦中継の担当実績なし。 )
  • 赤星憲広(2010年 - 。当初はゲスト解説だったが、2011年よりラジオのみ専属契約[52]日本テレビ読売テレビの解説も兼務)
  • 濱中治▲(2012年 - 2014年、2020年 - 。2022年NPBレギュラーシーズン中の5月23日から、関西独立リーグ和歌山ファイティングバーズのゼネラルマネジャーを兼務)
  • 下柳剛▲(2013年 - )[注 7]
  • 桧山進次郎▲(2014年 - )
  • 関本賢太郎▲(2016年 - )

過去の解説者

  • 芥田武夫(1952年、1958年 - 1966年)
  • 有田修三▲■(2000年 - 2011年、2013年 - 2021年)
  • 伊藤文隆●(2009年 - 2010年。ABCテレビでは解説しなかった)
  • 稲尾和久▲(1982年 - 1983年、1987年 - 1999年)
  • 江夏豊(1991年6月13日のヤクルト対阪神戦などでゲスト解説。日本テレビラジオ日本等にも出演)
  • 仰木彬(1993年、2002年 - 2004年。1993年のみ九州朝日放送と兼任)
  • 岡田彰布▲(2009年、2013年 - 2022年。フリー扱いのためスポット契約だが、ラジオでは事実上ABCの中継にのみ出演)- 2004 - 2008年に務めていた阪神の一軍監督へ2023年シーズンから復帰することに伴って、阪神が進出していた2022年クライマックス・セのファイナルステージ第2戦中継で解説者としての出演を終了。
  • 岡本伊三美▲■(1988年 - 1995年)
  • 小川亨■(1986年 - 1988年)
  • 笠原和夫(1958年 - 1972年)
  • 柏原純一▲(1998年)
  • 加藤哲郎■(1998年 - 2001年)
  • 門田博光(1993年 - 2005年)
  • 木戸克彦▲(2006年 - 2007年)
  • 工藤一彦▲(1991年 - 不明)
  • 栗橋茂■(1990年 - 1992年)
  • 小林繁▲(1995年 - 1996年) - 1984年 - 1991年まではTBSラジオ解説者として、同局が制作しネット受けするか、TBSラジオと共同制作・同時ネットした関西での試合に出演したことがある。その他に、1993年6月25日の阪神対ヤクルト戦でゲスト解説。
  • 小山正明(1976年 - 1981年、1984年 - 1988年)
  • 佐々木修■(1995年 - 2005年)
  • 島田光二■(1977年 - 1983年、1994年 - 1996年)
  • 田宮謙次郎▲(1964年 - 1967年) - 1974年 - 1987年まではTBSラジオ解説者として、同局が制作しネット受けした試合に出演したことがある。その他に、1992年と1993年にABC制作中継のゲスト解説で出演。
  • 土井垣武(1959年 - 1962年)
  • 中原宏(1968年)
  • 根本陸夫(1973年 - 1977年)
  • 花井悠(1968年 - 1994年)
  • 浜崎真二(1956年)
  • 矢野燿大▲(2011年 - 2015年。CBCラジオ制作・ABCラジオとの2局ネットによる「中日対阪神」戦中継のゲスト解説も兼務) - 現役時代の後半(1997年 - 2010年)に在籍していた阪神へ2016年から一軍コーチとして復帰すると、2018年に二軍監督、2019年から2022年まで一軍の監督を歴任。その間にも、ABCラジオではオフシーズン(主に年末)に『矢野燿大のどーんと来い!!』(阪神捕手時代の2004年から放送)のパーソナリティを務めていた。
  • 藤田平▲(1985年 - 1994年)
  • 皆川睦雄▲■(1972年 - 1975年、1978年 - 1985年、1989年 - 1990年、1993年 - 1997年、1999年 - 2005年)
  • 村上隆行■(2004年 - 2005年。主に近鉄戦を担当。スカイ・Aの解説も兼任)
  • 村山実▲(1991年 - 1997年)[注 8]
  • 山本和行▲(1989年 - 1991年)
  • 横沢三郎(1967年)[注 9]

KBCラジオ向けNRNラインで中継される「オリックス対ソフトバンク」戦の裏送り分では、2011年から2014年にかけて、当時九州朝日放送解説者であった佐々木誠(2019年から鹿児島城西高等学校硬式野球部監督)がたびたび解説を務めていた[注 10]。2020年9月から、RKBラジオへの裏送りで同カードを中継する場合に、両球団でコーチを経験している藤井康雄(関西地方在住のオリックスOB)を解説者として随時起用。2021年にも藤井が解説を担当していたが、阪神の巡回打撃コーチとして現場に復帰した2022年以降は、ABCの解説者(主に中田・湯舟)だけで再び賄っている。

備考

2015年度・2016年度には、阪神のオープン戦・公式戦中継の大半[注 11]で、「着眼点」というコーナーを設定。中継カードの鍵を握りそうなプレーや選手をテーマに、解説者が自身の見解を手短に披露していた。平日のナイトゲーム中継では『武田和歌子の野球にぴたっと。』、土曜日のデーゲーム中継では『南山千恵美のMusic Smile』、日曜日のデーゲーム中継では『STAR☆MUSIC☆SUNDAY』内の前座コーナーでテーマを発表。土・日・月曜日にナイトゲームを中継する場合には、前座コーナー・番組を編成していないことから、中継本編の冒頭で発表していた。2017年度以降はコーナーとして設定せず、実況アナウンサーや前座コーナー・番組出演者とのクロストークに「着眼点」を盛り込んでいる。

参考リンク

インターネットアーカイブにおける、ABCラジオプロ野球中継解説者プロフィールページの保存キャッシュ一覧

実況・リポーター

2022年度

朝日放送テレビのアナウンサー(正社員)

○:スポーツアナウンサーの統括デスクを兼務

  • 伊藤史隆(ゼネラルアナウンサー)
    • 2011年10月3日から2015年3月27日まで『キャスト』(ABCテレビ平日夕方の報道・情報番組)の初代メインキャスターを務めたため、当番組からいったん退いた。2015年4月から、ゴルフ中継を皮切りにスポーツアナウンサーとしての活動を再開。2015年5月3日に「オリックス×ソフトバンク」戦のRKBラジオ向け裏送り中継からプロ野球中継での実況担当に復帰した。その後は裏送り中心であったが、同年6月20日の「阪神×ヤクルト」戦から阪神戦中継にも復帰を果たした。2018年シーズンより『おはようコールABC』(朝日放送テレビ平日早朝の生放送番組)水曜日のスポーツコメンテーターなどを務める関係で、(裏送り分を含めた)実況やベンチリポートの担当機会を以前より限定。ただし、『おはようコールABC』への出演前日(火曜日)にも、関西圏の球場で催されるナイトゲームで(裏送り分を含む)中継を実況することがあった(同番組は2020年レギュラーシーズン中の10月2日で終了)。また、2017 - 2019年度ナイターオフ編成序盤(NPBのレギュラーシーズン終盤およびポストシーズン)の火 - 金曜日には、本来はナイターオフ期間限定で放送される『伊藤史隆のラジオノオト』がナイトゲーム中継の雨傘番組に設定されている関係で、実況の機会を一部のカード(主にドーム球場での阪神ビジターゲーム)に限っていた。
    • 2022年の誕生日で60歳に到達することに伴って、朝日放送グループの内規による定年を2022年度(2023年3月)末に控えているため、朝日放送テレビのアナウンサーとしては同年度まで出演。
  • 小縣裕介(アナウンス部長待遇=スポーツアナウンサーの勤務管理業務も担当)○ 
    • 2009年9月中旬から2011年9月末までは『NEWSゆう+』(『キャスト』の前番組)でメインキャスターを務めていたため、当番組からいったん退いていた。2012年から復帰するとともに、スカパー!Jリーグ中継(主にガンバ大阪戦)の実況も担当。2017年2月1日付でゼネラルアナウンサー、2021年6月にアナウンス部長待遇へ昇進した。なお、2022年日本シリーズ終了後のFIFAワールドカップ(カタール大会)期間中には、ABEMAが東京からのオフチューブ方式で配信する中継動画の一部で実況を担当する予定。
    • 2022年レギュラーシーズン開幕の直後(3月28日)からは、月 - 木曜日の早朝に『おはようパーソナリティ小縣裕介です』(『おはパソ』)のパーソナリティを務めている[54]が、当番組にも(週5日の勤務を基調に置く朝日放送テレビの内規に沿って)金 - 日曜日から1日限定で出演を継続。当番組で実況した阪神戦で(担当曜日を問わず1試合でも)阪神が勝利した場合には、翌週月曜日の『おはパソ』内の「スポーツの話題」(7:30前後に放送されるスポーツコーナー)で実況のダイジェスト音源を流したうえで、前任者の道上洋三と同様に「六甲おろし」を熱唱している。その一方で、月 - 木曜日が祝日と重なる場合に阪神が甲子園球場(または京セラドーム大阪)で主催するデーゲーム中継の実況も随時担当するほか、高校野球選手権大会の中継でもテレビ・ラジオを通じて出演を続ける(いずれも当該期間や当該日には『おはパソ』を休演)。
  • 山下剛
    • 2013年3月までは、ABCラジオ制作の中央競馬メインレース中継でも実況を担当。同局が中継から撤退した2014年度以降も、重賞競走期間中の月曜日に『ジョッキー・ルーム』(競馬情報番組)のナビゲーターを務めている。同年度のレギュラーシーズン途中(9月中旬)から中継や(『ジョッキー・ルーム』を含む)番組への出演を見合わせていたが、2021年に入ってから順次復帰。朝日放送ラジオが発行した同年3月分タイムテーブル(当番組を特集)に掲載の「ABCプロ野球解説実況名鑑」にも名を連ねている。なお、実際には5月中旬までベンチリポートへ専念した後に、実況を徐々に再開している。
  • 高野純一
    • 虎バン』(2019年シーズンから不定期の放送に移行)の第2代ナビゲーターで、2020年には、レギュラーシーズンが開幕するまでと終了後に『ラジオで虎バン!』のパーソナリティも担当。2009年4月から2013年3月までは、山下と交互に中央競馬メインレース中継で実況していた。
    • 『ラジオで虎バン!』では、ナイターオフ期間限定番組へ移行した2021年度以降もパーソナリティを続けている。その一方で、2022 FIFAワールドカップの期間中には、ABEMAから配信される中継動画の一部で小縣と同様に実況を担当する予定。
  • 北條瑛祐
    • 入社3年目の2015年度から出演。阪神戦中継では、2016年6月30日の阪神対DeNA戦から実況を担当している。2017年3月中旬から、公式サイトにプロフィールを掲載。2017年6月からは、ゴルフ中継の実況陣にも加わっている。2020年シーズンには、『おはようコールABC』の火曜日で、4月から9月までスポーツキャスターとして中邨と共演。同年10月以降も、『おはよう朝日です』の月・火曜日でスポーツキャスターを担当している。
    • 火曜日については、2021年10月改編から『ABCミュージックパラダイス』(平日22 - 24時台の生放送番組として12年3ヶ月振りに復活した音楽番組)のパーソナリティを務めるため、9月最終週(28日)から当番組への出演を見合わせている。ただし、全国高等学校野球選手権大会中継の期間中は、2022年以降も大会のテレビ・ラジオ中継への出演を優先。
  • 福井治人
    • 2015年入社で、2016年からスポーツを担当[注 12]。2016年には、オリックス主催試合の報道素材向け実況や、ベンチリポートを中心に担当。阪神戦中継では、2017年からベンチリポートを担当すると、7月2日の対ヤクルト戦で実況デビュー。後に公式サイトへのプロフィール掲載を開始したほか、同年10月から『おはよう朝日です 土曜日です』のスポーツキャスター、2021年10月改編から『ABCミュージックパラダイス』月曜日のパーソナリティを兼務している。北條と同様に、全国高等学校野球選手権大会中継の期間中は、2022年以降も大会中継への出演を優先。
  • 佐藤修平
    • 2018年入社で、2019年からスポーツを担当。2019年の公式サイトにはプロフィールを公開していないが、同年の全国高等学校野球選手権大会ラジオ中継で実況デビューを果たした後に、同年9月10日の阪神対ヤクルト戦(甲子園)からベンチリポートを担当。2020年6月から、公式サイトにプロフィールが掲載されている。テレビ中継では2020年甲子園高校野球交流試合、ラジオの阪神戦中継では9月22日の対DeNA戦で実況デビュー。同年10月から2021年3月までは、『おはよう朝日です』の水曜日でスポーツキャスターを務めていた。
    • 2021年度には『キャスト』水 - 金曜日のサブキャスターを兼務していたため、当番組では他の曜日に関西圏の球場で開催される阪神戦・オリックス戦中継での実況/リポーターに事実上限っていた。2022年NPBレギュラーシーズン開幕直後(4月4日)からの後継番組『news おかえり』でも水・木曜日にフィールドキャスターを務めているため、2021年度と同様の措置を講じている。
    • 事情は不明だが、2022年6月下旬から3ヶ月にわたって、テレビ・ラジオ番組への出演を見合わせていた。ラジオでは9月下旬の定時ニュースから出演を再開しているが、当番組で放送される中継への復帰については未定。
  • 大野雄一郎
    • 2020年入社。同年10月から、オリックス主催試合中継(ビジター相手局向けの裏送り制作分)と阪神戦中継でベンチリポートを順次担当しているほか、『おはよう朝日です』平日版の一部曜日でスポーツキャスターを務めている。
    • 2021年の阪神春季キャンプから、スポーツアナウンサーとしての活動を本格的にスタート。同年の「ABCプロ野球解説実況名鑑」にも名を連ねていたが、実際には2022年に高校野球のラジオ中継で野球実況へのデビューを果たした。当番組では、2022年8月25日の阪神対ヤクルト戦(甲子園)からプロ野球中継の実況を担当している。
朝日放送テレビの「シニアアナウンサー」(嘱託契約アナウンサー)
  • 中邨雄二
    • 伊藤と同じく1985年に朝日放送(旧法人)[注 1]へ入社した後に、2021年8月の誕生日で60歳に達したことから、朝日放送グループの内規に沿って2022年3月31日付で朝日放送テレビを定年退職。実際には翌4月1日以降も朝日放送テレビへ勤務しているため、同日のオリックス対日本ハム戦(京セラドーム大阪からSTVラジオへの裏送り向けナイトゲーム中継)での実況を皮切りに、当番組で実況やリポートを続けている。
    • 朝日放送(旧法人)アナウンサー時代の2012年1月から『サクサク土曜日 中邨雄二です』(土曜日早朝の生ワイド番組)のパーソナリティを務めているため、週末をまたぐ阪神のビジターカードには帯同できない[注 13]。さらに、2018年シーズンからは、『おはようコールABC』火曜日のスポーツコメンテーターに起用。金曜日にも出演している2020年シーズンには、同番組が終了するまで関西圏の球場で開催される阪神戦・オリックス戦の担当に事実上専念していたが、終了後の10月から阪神ビジターカードでの実況を再開していた。
朝日放送のグループ会社に所属するフリーアナウンサー
  • 寺田健人ベスティ所属のフリーアナウンサー、放送上の呼称は局名無しの「寺田健人アナウンサー」)
    • 大分朝日放送の元・アナウンサー(報道部記者との兼任扱い)で、在職中に全国高等学校野球選手権大分大会のテレビ中継でANNアナウンサー賞・スポーツ実況部門の新人賞を2回受賞。同局退職後の2021年8月からJRN・NRN向けを問わずオリックス主催試合の裏送り限定(特にソフトバンク戦=KBCラジオ向け)でベンチリポートを始めたため、2021年度には当番組の公式サイトや「ABCプロ野球解説実況名鑑」で紹介されていなかった。
    • ベスティへ所属した2022年から、スカイAの阪神キャンプリポートにも出演。朝日放送→朝日放送テレビの正社員・嘱託社員ではないアナウンサーとしては初めて、2022年度から当番組の公式サイトで氏名とプロフィール、広告やポスターに顔写真が掲載されている。また、オリックス主催試合では裏送り向けに加えて、ABCが自社向けの予備待機扱いで制作する中継にも随時出演。当番組の本番カードには、同年7月8日のオリックス対ロッテ戦(ほっともっとフィールド神戸)中継(第1予備カードからの繰り上げで山口放送と2局ネット)で、両チームのベンチリポーターとして初めて登場した。なお、高校野球のラジオ中継では、2022年から実況も担当。
    • 高校野球の経験者で、大分朝日放送への入社前に在学していた福岡大学でも、内野手として梅野隆太郎(1学年先輩の捕手)などと共に野球部でプレー。2022年度には、梅野が卒業後(2014年)から所属する阪神の公式戦を実況する機会こそなかったものの、朝日放送テレビへ勤務していないアナウンサーとしては初めて『ラジオで虎バン!』の「虎バンアナウンサー」(阪神関連の取材や最新情報の紹介を日替わりで担うアナウンサー陣)に名を連ねている。

過去の担当者

◎:2022年度時点で現役のABCテレビアナウンサー[注 1](他番組へ出演)

  • 安部憲幸(1970年代前半 - 1990年代)
  • 石原勝
  • 岩下隆
  • 岩本計介◎(2002年 - 2014年[注 14]、2021年4月から冠番組『岩本・西森の金曜日のパパたち』内で放送される金曜分の前座コーナーへ出演)
  • 因田宏紀(1960年代後半 - 1985年)
  • 植草貞夫(1950年代 - 1998年、1992年の定年退職後も専属契約扱いで担当)
  • 枝松順一(1996年 - 2014年)[注 15]
  • 太田元治(1970年代 - 2003年)
  • 加瀬征弘◎(1987年 - 2004年、2005年 - 2006年には出向先のスカイAでもプロ野球中継の実況を担当。分社化前の朝日放送へ2011年に復帰した後に、2016年10月からアナウンス部長)
  • 兼田正広
  • 楠淳生(1984年 - 2017年、嘱託契約へ移行した2017年まで、実況・リポーターを担当していた。2018年3月の定年退職を機にフリーアナウンサーへ転身したが、高校野球中継では2019年・2021年にもラジオ限定で実況)
  • 黒田昭夫
  • 小西陸斗◎(2017年 - 2020年10月、2020年度の途中でスポーツ担当を一時離脱した[注 16]ため、公式サイトには同年度終了までプロフィールを掲載していた。ただし、野球以外のスポーツでは、2021年9月12日に女子プロサッカー・WEリーグ開幕戦の地上波向けテレビ中継で実況を担当)
  • 嶋田崇彦
  • 清水次郎(1996年 - 2015年、朝日放送テレビに分社する前の旧・朝日放送(現・朝日放送グループホールディングス)を2016年6月に退社してから、兵庫県教育委員会公立高校教員採用候補者選考試験への合格[55] を経て、2017年4月から複数の県立高校へ教諭として勤務[56]。2022年10月から兵庫県立西宮甲山高等学校硬式野球部の監督を兼務している)
  • 柴田博◎(阪神戦を実況しなかった一方で、JRN全国ネット向けや裏送り分のオリックス戦中継を主に担当。後にスポーツ担当を離れたが、高校野球中継では2019年・2022年に活躍選手へのインタビュアーを務めている)
  • 高柳謙一(1983年 - 1990年。1991年にWOWOWへ移籍)
  • 武田和歌子◎(リポーターとして出演。2010年4月から産休をはさんで『野球にぴたっと。』を担当)
  • 武周雄
  • 田野和彦(2003年 - 2012年)[注 17]
  • 戸石伸泰(1980年 - 1993年。他部署への異動・定年退職を経て、「シニアスタッフ」のアナウンサーとして2021年10月まで嘱託契約で勤務)
  • 道上洋三◎(昭和40年代頃。主に裏送りなどの予備カード担当)
  • 中原秀一郎(他部署への異動・定年退職・嘱託契約を経て、フリーアナウンサーとして2020年9月まで朝日放送ラジオの番組に出演)
  • 中村鋭一(1952年 - 1960年代後半頃?)
  • 中村哲夫
  • 西野義和
  • 西村一男(1950年代 - 1961年?)
  • 平岩康佑(2012年 - 2018年4月、朝日放送テレビに分社した2ヶ月半後の2018年6月15日付で退社したことを機に、eスポーツ専門のフリーアナウンサーへ転身[57]
  • 藤崎健一郎◎(野球中継の担当を離れてからは、アナウンス部のデスクとしてスポーツアナウンサーの管理業務に従事する一方で、2018年から当番組のタイトルコールを担当。2019年には、高校野球中継のインタビュアーへ復帰したほか、裏送り向けオリックス戦中継の一部カードでベンチリポーターを務めた)
  • 保坂和拓
  • 松原宏樹
  • 村上守(1952年 - ?)
  • 横山太一 ◎(2011年4 - 9月および2020年10月 - 2021年)[注 18]
  • 和沙哲郎(2015年3月に定年退職。退職後もフリーアナウンサーとして朝日放送ラジオの番組に出演)

実況・リポーターの備考

阪神甲子園球場から阪神のホームゲームを中継する場合には、ベンチリポートを担当するアナウンサーが、試合前にスコアボードで流れる1試合前のホームゲームのダイジェスト映像(ABCテレビ制作)のナレーターも兼務する[59]

かつては実況アナウンサーが阪神戦中心、パ・リーグ中心と分かれていることもあったが、近年は担当を定めずどちらも万遍なく担当するようになっている。ただし若手アナウンサーはオリックス戦を中心に担当し、場数を踏んでから阪神戦を担当するということが多い。なお、対広島戦のRCC向け裏送りは、担当が分かれていた時代からオリックス戦でもベテランの阪神戦中心のアナウンサーを担当させることが多かった(2013年は中邨・楠が、2014年は小縣・楠が、2015年は小縣・清水・中邨が担当)。なお、清水は2014年まではほぼ阪神戦専従だったが、2015年は一部のオリックス戦(交流戦も含む)の実況にも再び携わっていた。

完全な関西ローカル(ビジターに乗り込んで、対戦相手地元局の協力を仰ぐ場合含む)であるときは原則としてベンチレポーターはタイガース情報を中心に1名のみだが、関西ダービーやネット局があるとき(ブロックネット・および巨人戦や、巨人戦が行われない・ないしは放送権がないために全国ネットとなる場合)には、対戦相手側の放送局(担当者はその日のネット局側のアナウンサーが登場する)のベンチレポーターを含め2人体制となる。ただし人員の関係で相手球団側の放送局からのベンチレポーター派遣がなく、結果的に関西ローカルと同じ1名体制[注 19][注 20]となるケースもある。また、ビジターの場合はABC向けのものとは別に、対戦相手の地元局が制作するものと兼務する場合もあるが、この場合は自社向けの技術協力局とリポーターを兼務している局とが異なる場合がある(一例として、自社向けはTBSラジオの技術協力で、リポーターは文化放送の中継にも出演など)。

スタジオ担当

朝日放送本社内のラジオスタジオで、進行、提供クレジットの読み上げ、企画の告知、中継試合のスターティング・メンバー紹介などを担当。2011年度から2018年度までは『虎バン』(朝日放送→朝日放送テレビがプロ野球シーズン中の土曜日深夜に放送していた阪神関連の情報・ドキュメンタリー番組)、2016年度から2020年度までは『ガチ虎!』(プロ野球シーズン中の毎週月曜日にラジオで放送していた小縣の冠番組)の放送予定も告知していた。

ナイトゲームの中継枠では、自社制作以外の中継を放送する場合にも、試合開始直前の飛び乗りポイントまで出演。中継予定カードの中止によって在京ラジオ局が制作する雨傘番組を放送する場合にも、基本として番組の前後と途中に出演する。

2012年以降の日曜日と、2013年以降の土曜日には、デーゲーム中継が中止(または早く終了)した場合に、定時番組を当番組のスタジオバージョンとして放送することがある。この場合には、内包先の番組パーソナリティと共に、2020年までスタジオバージョンのMCを務めていた。2021年以降は、土・日曜日デーゲーム中継のスタジオMCを、内包先の番組パーソナリティが兼務する。

2006年度
2007年度
※平野と田中は、『ABCフレッシュアップJAM』にも出演していた。
※月曜日にナイトゲームを中継する場合には、上記のアシスタントが交代で担当。
2008年度
  • 平野明子(火・水曜)
  • 武田英子(木・金曜)
  • 清水理恵子(土・日曜)※月曜日にナイトゲームを中継する場合にも担当
2009年度・10年度
2011年度
  • 川島陽子(火・水曜)※『朝だ!生です旅サラダ』(ABCテレビ)の海外ロケに出ている場合には別の曜日の担当者が代行。
  • 清老寛子(木・金曜)
  • 岩井万実(土・日曜)
2012年度・2013年度
  • 中倉真梨子(火・水・土・日曜)
  • 上原伊代(木・金曜)※月曜日にナイトゲームを中継する場合にも担当
※公式サイトでは中継終了後に、放送日の担当者が、試合の状況や感想をミニブログ形式で綴っている。ただし、『堀江政生のほりナビ!!』を当番組のスタジオバージョンとして放送する場合には出演せず、堀江がタイトルコールや提供クレジット・次回中継予定の読み上げなどを担当した。
2014年度 - 2016年度
※公式サイトでは、前任者に続いて、中継終了後に試合の状況や感想をミニブログ形式で公表。2015年度からは、中継の前後や放送中に、twitterの番組公式アカウントから随時ツイートを発信している。
2017年度・2018年度

いずれの人物も、ナイトゲーム中継(または雨傘・特別番組)枠の直後に放送される『9〜ジックナイト!』のパーソナリティを兼務する関係で、放送上「スタジオMC」という肩書を使用。デーゲーム中継を実施する場合には、中継のスタジオMCを務めてから、同番組へ出演する。火・水曜以外の曜日では、『フレッシュアップベースボール』への改称後初めて、男性をスタジオ担当へ起用している。

  • 井上麻子(火・水曜) ※2017年4月から『9〜ジックナイト!』のパーソナリティにも起用
  • 小早川秀樹(木・金曜) ※『9〜ジックナイト!』では、2016年11月のオフシーズン版放送開始当初から、木・金曜のパーソナリティを担当。2015年9月から2016年12月までは、『武田和歌子のぴたっと。』のアシスタントを断続的に務めていたため、プロ野球シーズン中の放送では武田と共に『野球にぴたっと。』へ出演していた。
  • タケモトコウジ (土・日曜)※FM802などのFM局でDJとして活動しているが、ABCを含む在阪AM局が制作する番組へのレギュラー出演は初めて。
※2018年度には、火 - 木曜および日曜ナイトゲーム中継枠の雨傘番組や、ナイトゲームの予定(または阪神戦以外の予備カード)が初めから組まれていない火・水曜日の特別番組として『フライング9〜ジック!』を19:00 - 21:00に随時編成。当日のスタジオMCが、『フライング9〜ジック!』のパーソナリティになる。ナイトゲームの予定(または阪神戦以外の予備カード)が初めから組まれていない木曜日に『伊藤史隆のラジオノオトVersion』を放送する場合には、伊藤がタイトルコールや提供クレジット・次回中継予定の読み上げなどを一手に担うことから、当日のスタジオMCは『9〜ジックナイト!』にのみ出演。
2019年度・2020年度
※2018年度には、『フライング9〜ジック!』を井上と共に担当。2020年度の火 - 木曜日には、『田淵麻里奈の夜あそびはココから』(後座番組)のパーソナリティを兼務している。
  • 小早川秀樹(月・金曜)
  • タケモトコウジ(土・日曜)
2021年度以降
  • 田淵麻里奈(火 - 木曜のデーゲーム/ナイトゲーム担当)
※『田淵麻里奈の夜あそびはココから』のパーソナリティを兼務。2021年度の下半期(ナイターオフ編成)からは、福井治人とのコンビで『ABCミュージックパラダイス』月曜日のパーソナリティも務める。
  • 小早川秀樹(月・金曜のデーゲーム/ナイトゲームおよび土・日曜のナイトゲーム担当)
※阪神のナイトゲームが最初から組まれていない土曜日の18:00 - 21:00に、生放送の冠番組『小早川秀樹のナイスじゃナイト!』でパーソナリティを担当することに伴って、土・日曜日はナイトゲーム中継週にのみスタジオMCを担当している。2021年10月から、『小早川秀樹のオシマシ!』(金曜日のナイトゲーム中継における後座番組)のパーソナリティも兼務。

上記のスタジオMCが休暇などで出演できない場合には、曜日を問わず、一丸志帆が以下のように代演している。

平日:2022年10月10日(月曜日=スポーツの日/デーゲーム担当)
土曜日:2022年7月30日(ナイトゲーム担当)
日曜日:2021年8月29日(ナイトゲーム担当)・2022年8月21日(デーゲーム担当)

概要

ナイターの放送時間は17:55から試合終了まで。2008年までは全国高校野球選手権大会期間中については高校野球終了後から放送したが、2009年からABCラジオでの高校野球第4試合の延長オプションは完全に撤廃した。

デーゲームの放送枠は、試合開始時間に応じて設定。過去の週末の中継では、定時編成を優先した関係で、試合が14時以前に始まっていても13:55から中継を開始した。現在は、阪神戦が14時以前に開始される場合に、試合開始から13:55まで「フレッシュアップベースボールスペシャル」(協賛無し・パーティシペーション)として先行中継。13:55からは、スポンサー入りの定時枠で放送する(新聞番組表上ではスペシャルの枠を含め一つの番組扱いである)。[注 21]この場合には、試合の展開にかかわらず、13:54頃にいったん実況中継を中断。オープニングテーマ・提供クレジット・スポンサーCMを放送してから、13:58頃に中継を再開する。

土・日曜のナイター中継については原則として高校野球期間を除き、阪神戦デーゲームを放送した場合は原則として放送休止となる(2007年と2015年以降は通年。2008 - 2012年は4-6月。2013 - 2014年は土曜が4-6月、日曜は通年)。この関係で該当期間に対阪神戦(交流戦)以外の土・日曜のオリックス主催のナイターがABC制作でJRN(2007 - 2009年)・NRN(2010年 - )全国ネットのメインカードとなった場合は、自社では放送せず系列局への裏送りとなっている。このため、土曜日・日曜日の中継はネットワーク共通協賛スポンサーを含めてナイター・デーゲーム共通でコマーシャルを提供することとなる。

2008年から2014年まで、7-9月に阪神戦デーゲームと、阪神戦以外のナイター(全国放送カード)が同日に放送される場合、通常の協賛スポンサーは阪神戦デーゲームの時間帯にCMを送り、阪神戦以外のナイターの時間はパーティシペーション(オールスポット)扱いとなる。また、阪神戦以外のナイターは試合の展開の如何に関わらず21時(厳密には後クレジットの関係で20:56)で打ち切った。2013・14年度の日曜と2015年以後の土・日は2007年同様に、通年で阪神戦以外の週末ナイターは中継しない方針となっている。ただし、元々から阪神戦が組まれていない場合、もしくは阪神戦デーゲームがあっても高校野球の裏開催となり放送できない場合は、全国放送カードのナイターを阪神戦ナイター同様に延長オプション・スポンサー協賛ありで放送する。但し高校野球が中止や早く終了して、阪神戦のデーゲーム中継の放送が生じた場合は阪神戦を試合終了までオールスポットで中継する。また月曜日も1990年代までは、ナイター中継を定時協賛スポンサーを付けてレギュラー放送(基からナイターがない場合もそのスポンサーを付けたスタジオ予備番組)が行われていたが、不定期放送となってからはPTとなったものの、一部の月曜日の定時番組のスポンサーは、放送上の協賛読み上げこそないものの、CMの放送を提供している。

以前は土曜日のデーゲーム中継は、近鉄バファローズアワーの兼ね合いで近鉄戦を優先して編成しており(阪神主催の対中日戦はCBC・対広島戦は中国放送(RCC)へ裏送り、又はABC協力による自社制作)、2003年ごろから近鉄戦がナイターでかつ阪神戦がデーゲームで開かれた場合に限って阪神戦を放送したが、旧近鉄バファローズの消滅に伴い2004年(平成16年)シーズン限りで同番組が終了したため2005年度から阪神戦デーゲーム中継を積極的に実施することになった。

そのためレギュラーシーズンに限れば、中央競馬中継(『GOGO競馬サンデー!』)を絶対最優先とするため日曜デーゲームを放送できないMBSラジオよりも放送カードが多くなっているが、それでも高校野球との兼ね合いから阪神戦全試合中継には至らないことが多かった。高校野球期間中の阪神戦が全てナイターとなった2011年度に初めて阪神の公式戦全144試合の中継を実現したものの、日曜デーゲーム中継中に中央競馬(『THE KEIBA』)が差し込まれ中断することが新たなネックとなり、2013年(平成25年)シーズン以降、ABCは中央競馬のレース当日の生中継から全面撤退した。

2006年までの土曜・日曜日に阪神戦デーゲームが組まれている場合でも、『ABCフレッシュアップナイター』(当時はJRN土・日曜ナイターのネット受け)も必ず別個で放送されていた。このため阪神戦デーゲームの放送は『フレッシュアップナイター』とは別に昼ワイド番組[注 22]内で「デーゲーム中継コーナー」として内包する形で放送されており、17:55を過ぎても試合が続いていれば、一旦そのワイド番組を終了させ、ステーションブレイクを挟む形で、『フレッシュアップナイター』の本来放送すべきカード/予備番組の前に試合終了までデーゲーム中継の続きを行っていた。なお、日曜日は1社スポンサー番組安達治彦→小林大作のメモリーズ・オブ・ユー』が17時台に放送されていたが、試合が延長した場合、「その協賛スポンサー(当初東洋紡2001年4月からヒガシマル醤油)の御厚意により」試合終了(正確には17:55までで一旦中断→ステブレ→ナイター本番カード/予備番組の前に再開)まで中継し、当該番組を短縮・休止する処置を取っていた。なお、2014年は当初2013年度までと同じ体裁でナイター中継枠の時間帯も阪神戦以外のナイター、または予備番組のネットを放送する予定だったが、ナイターが基から1試合も組まれない場合は、4-6月の放送体裁に準じ、文化放送からのナイター予備番組(『SET UP!!』)は放送せず、自社制作番組を組むことになり、2015年は4-6月の放送体裁を通年で行っている。

なお、土曜・日曜に薄暮デーゲームが組まれる場合、17:55までは「フレッシュアップベースボールスペシャル」の扱い、以後は定時番組扱いとなるが、2018年6月30日(QR制作NRNナイターとして、福井放送山口放送に18時台以後ネット。17時台はABCのみの裏送りだが、番組タイトルは述べなかった)と、同7月1日(QR制作裏送り)の「ヤクルト対阪神」は通常のデーゲーム中継に準じ16:55から20:00の枠を設定し、20時台は前者は「9~ジックナイト!」の2時間拡大版、後者は「後藤ひろひとの大阪ぴかぴか団」の1時間拡大版を充てた。

2011年のオープン戦中継から、実況におけるボールカウントの表現を変更。国際基準に沿って、ボール→ストライクの順にカウントを伝えるようになった。また、ABCテレビでプロ野球シーズン中の毎週土曜日深夜に放送される『虎バン』(阪神関連の情報・ドキュメンタリー番組)との関係を強化。同番組のテーマソング「FIRE DANCE」を当番組のテーマソングにも採用したほか、2018年度までの阪神戦中継では、実況アナウンサーが随所で同番組の放送内容・予定を告知していた(レギュラーで放送されない2019年度の中継では割愛)。さらに、試合中継や特別番組の放送に連動させる形で、公式サイトからTwitterによるメッセージの投稿を受け付けるようになった。

2014年以降の阪神戦中継では、阪神が勝利した場合に、エンディング付近で「タイガースフラッシュ」(実況を収録した音源から、同球団の選手による活躍シーンを伝えた複数の音源をダイジェスト風に編集したうえで再生するコーナー)を放送。2015年以降の阪神戦中継では、後述する前座番組との共通企画として、「○○の着眼点」(○○は中継に出演するABC野球解説者の氏名、当該解説者が「野球通」ならではの視点で中継カードの見どころを紹介する企画)を試合開始直前に実施している(詳細後述)。

なお、ABCラジオでは2016年3月19日(土曜日)の12:00から、大阪府のほぼ全域と兵庫県・京都府・奈良県の一部地域を対象にFM補完放送(ワイドFM)の本放送を開始。当番組では、当日の12:45から放送したオリックス・バファローズ対阪神オープン戦中継(京セラドーム大阪、実況:小縣裕介、解説:関本賢太郎)を皮切りに、ワイドFMと従来のAMによるサイマル中継を本格的に実施している。

2020年には、7月24日(金曜日)から8月9日(日曜日)まで日本国内で夏季オリンピックを開催することを前提にNPBレギュラーシーズンの日程が組まれたことに加えて、年頭から日本国内で新型コロナウイルスへの感染が広がっている影響で、異例の対応が相次いでいる。上記の影響で(阪神・オリックスの主管分を含めて)全カードが無観客試合として開催されたオープン戦については、最終日に当たる3月15日(日曜日)のオリックス対阪神戦(京セラドーム大阪、実況:北條瑛祐、解説:福本豊)に限って中継(中継枠は13:00 - 16:00で延長オプションなし)。レギュラーシーズンについては、例年より早く3月20日に設定されていた開幕が上記の影響で6月19日(いずれも金曜日)にまで持ち越されたことに伴って、中継の開始時期を遅らせている(詳細後述)。

ジングル

  • 1998年頃の『ABCフレッシュアップナイター』では、小縣が「ABCフレッシュアップナイター Come on! Join us!」と叫ぶジングルが、ナイトゲーム中継のCM明けに流れていた。
  • 『ABCフレッシュアップナイター』末期の2003年から2005年までは、2003年テレビ朝日系列スポーツ中継のテーマソングだった「IT'S SHOWTIME!!」(B'z)を、オープニングとCM明けのジングルBGMに流用。当時のスポーツアナウンサーで、『虎バン』の初代男性ナビゲーターでもあった清水次郎が、「ABC フレッシュアップナイター!」と叫ぶメッセージとともに放送していた。2010年3月までは、阪神・プロ野球・スポーツ情報を扱う通年番組『元気イチバン!!ぶっちぎりプレイボール』(ナイトゲーム中継時は前座番組として放送)で、『IT'S SHOWTIME!!』をテーマソングやジングルに使っていた。
  • 『ABCフレッシュアップベースボール』に改称してからは、Relient Kの「I'm Taking You With Me」を、オープニングとジングルBGMに採用。阪神のナイトゲーム中継では、CM明けのジングルで、ABCの野球解説者や阪神選手の声による「ナイター聴くなら1008(いちまるまるはち)ABCフレッシュアップベースボール」とのメッセージが流れる(言い回しは解説者によって若干異なる)。阪神のデーゲーム中継や阪神戦以外の中継では、岩本計介と思われるアナウンサーの声で、「ABCフレッシュアップベースボール」というメッセージをCM明けに放送していた。
  • 2010年シーズンからは、オープニング曲とジングルBGMをアンダーグラフの『やっぱり地球は青かった』に変更。清水の声によるタイトルコールが、再び流れるようになった。ただし、一部の中継・当番組のCM・前座番組『フレッシュアップベースボール 野球にぴたっと。』(『元気イチバン!!ぶっちぎりプレイボール』の後継番組、後述)では、ABCテレビ・ラジオが長らくスポーツテーマに使ってきた行進曲「ウィーンはいつもウィーン」を復活させていた。『野球にぴたっと。』の終了を機に流れなくなったが、2021年6月に「ABCラジオ リスナー大感謝まつり交流戦スペシャル」のテーマソングとして、当番組を含むABCラジオ制作の番組で一時的に使用を再開。
  • 2011年シーズンからは、『虎バン』(前述)のテーマソング『FIRE DANCE』(松本晃彦)を、当番組のオープニング曲とジングルBGMに採用。「ウィーンはいつもウィーン」は、前座番組『武田和歌子の野球にぴたっと。』でのみ流れるようになった。
  • 2015年シーズンからは、清水に代わって『虎バン』のナビゲーターを務める高野純一の声を、ジングルコールに使っていた。2018年シーズンからは、『虎バン』のナレーターで、かつてスポーツアナウンサーとして近鉄戦中継の実況やリポートを担当していた藤崎健一郎の声に変更。

野球中継延長時の対応

  • 基本的に放送予定カード(雨天中止時の予備カード、阪神戦が基から行われない日の他球団のカードもふくむ)で21時以後も試合が続いていた場合には、後続番組の放送枠繰り下げ(スライド)はせず、一部の番組の短縮か休止で時間調整する。ただし平日は、中継を延長した場合でも、『ABCニュース』を終了後に必ず放送する[注 23]
    • また21:50からの創価学会協賛のニッポン放送制作の平日帯番組[注 24]は、『サウンドトラベル』と『スポーツ伝説』の2014年度まではニュースに続いて必ず放送していたが、2015年度は21:50以後を超えて試合が続いていれば、『スポーツ伝説』の放送を休止にし、後日代替もなしのため、その場合欠番扱いとするケースも多数発生した。
    • 21時台のフィラー番組(後述)は、終了した時間により短縮放送か休止(2010年から2012年の場合はフィラー番組『上田剛彦ミュージック・バイキング』が事前収録のため、試合終了後はスタジオから当日の試合結果ならびに軽音楽を伝えて時間調整していた)。なお、フィラー番組に『ABCニュース』が内包される構成である場合は、フィラー番組休止時には中継終了後に独立番組として定時ニュースを放送する(22時台の番組が自社制作の場合はそちらに内包することもある)。
    • 22時以後に試合終了した場合は『ABCミュージックパラダイス』(2021年度下半期より)を短縮して放送し、0:30以後の番組は定刻で放送する。なお、2012年7月から2013年度は自社制作の深夜放送を縮小していたため、月曜から木曜の『オールナイトニッポンGOLD』は飛び乗り、またはニッポン放送がナイター中継延長により放送を始めていなければLFからの裏送りで先行放送となることもあった。
  • 日曜深夜(月曜未明)は多くの民放がメンテナンスによる放送休止の時間枠があるもののナイター中継が延長した場合に対応するため21時以後の番組を完全スライド(その分メンテナンスの休止時間が短縮)する中、ABCラジオは不定期での終夜放送がある日以外は必ず月曜 1:30 - 4:35を休止してしまうため、日曜であっても21時以後の番組放送枠のスライドは無く、番組休止か短縮になってしまう[注 25]。番組休止となる場合、次の定時番組開始までのつなぎ(フィラー)でレコード音楽を放送することもある。
  • 土曜日のデーゲーム中継終了後は、17時台は『上田剛彦のなにわ音楽ハツラツ団』、18-21時台(21:30まで)は『小早川秀樹のナイスじゃナイト!』、ナイターの場合の21:30-22:00は『増田紗織SALLY'S COFFEE』、22時台は『リアルをぶつけろ!ハッシュタグZ』をを放送するが、生放送(『SALLY'S COFFEE』は事前収録が多い)のため試合延長時は放送時間短縮となるか、極端に試合が延長した場合はその番組を休止にしたうえで、レインコート用番組を放送する場合もある。
    • 2016年度までは当番組を内包している『南山千恵美のMusic Smile』のスタジオパート第2部(19:00まで。ただし2013年の4-6月は18:45までだった。また、7〜9月は2013年度までは阪神戦を含めたナイターの有無にかかわらず、2014年度はナイターが阪神戦以外を含め1試合でも行われていれば17:55まで)を放送していた。
  • 日曜日のデーゲーム中継が17時台で終了した場合には『小林大作のメモリーズ・オブ・ユー』を短縮・休止する(短縮したままスライド放送することもある)。なお、2011年6月に終了した『三井生命 イブニングカフェ』(文化放送制作)はスライドで放送していた。4-6月期の場合は18時以降も延長した場合、『Cheers!』(2013年度-[注 26])も短縮放送とする。
また、まれに阪神戦が15時以後の薄暮開催となる場合があり、その場合、日曜日の『小林大作のメモリーズ・オブ・ユー』、『三井生命 イブニングカフェ』は予め18時以後(試合延長の場合は試合終了後。但し、『メモリーズ・オブ・ユー』は試合展開により休止となる場合もある)からずらして放送し、その後で阪神戦以外のナイターを放送するケースもある。
  • なお、『三井生命 イブニングカフェ』は阪神戦のナイター有無により定時の放送時間が異なっていた。
    • 阪神戦がデーゲームである場合 - 4月 - 6月は18:00 - 18:10 7月 - 9月は17:55 - 18:05
    • 阪神戦がナイターである場合 - 期間を通して16:50 - 17:00
  • 2012年までの月曜日では、セ・パ交流戦期間の5月中旬 - 下旬の月曜日に『ジョッキー・ルーム』が放送される場合に、スポンサー契約の関係上野球中継終了後30分間(番組表上では21時から21時30分)に必ず放送。21:00から21:30に予定されている番組(2012年7月現在は順に『ABC朝日ニュース』[注 27]『サウンドトラベル』『F.C.オフサイドトーク』)を21:30以降に放送したうえで、21時30分からの番組(2012年7月現在は『F.C.オフサイドトーク』)を休止していた(雨天中止の場合には何れも定時放送)。2013年度は『Monday! SPORTS - JAM』を21:00 - 21:15の15分短縮放送として時間をとっているが、野球中継が延長した場合は21:05までに終わらない場合放送休止となる。その後の『みんなの作文』→『聖教新聞Presents ことばのチカラ 〜成功へのターニングポイント〜』(LF制作)は聖教新聞社のスポンサードネットのため、野球終了後に必ず放送されていたが、後者は極端に放送時間が延長し、月曜日に放送できなかった場合、当該週の週末の別の時間帯に振り替えて放送したこともある。『ことばのチカラ』終了後の2021年10月から放送している『加藤さんと山口くん』(STVラジオ制作)はPT番組のため、野球が延長した場合は休止されている。
  • 毎年8月の全国高校野球選手権大会中継期間に、午後の試合中継と『日本列島ほっと通信』(TBSラジオ制作の箱番組)の放送枠が重なった場合には、『ABCフレッシュアップベースボール』の放送終了後まで同番組の放送を遅らせていた[注 28](『ほっと通信』終了によりこの措置も2011年度までとなった)。高校野球(主に第4試合)の試合時間が延びた場合には、『ABCフレッシュアップベースボール』で中継予定の試合を全く放送できなかったり、後半イニングの一部から中継を始めたりすることがあった(前述、2008年度まで)。そのため、2009年の高校野球中継からは、試合の途中でも17:50で放送を終了。『ABCフレッシュアップベースボール』の完全中継を優先する体制に変わった。これはプロ野球が通常行われない月曜日も同様だが、地元代表校の試合を地方局がABCの終了時間以降もネットする場合は、引き続き裏送りで中継。ABCで途中まで中継した試合や、中継終了後に開始した試合については、当番組の放送枠内で実況アナウンサーやスタジオアシスタントが結果を伝える。
    • 2007年8月14日は、「阪神vs中日」(京セラドーム大阪)を放送する予定であったが、延長15回引き分けなど高校野球の試合が長時間化、中継開始は20:50となり、既に試合終了していたという珍事が起こった。その結果、その日のABC制作の中継本編は中日の地元であるネット局CBC向けの裏送りだけとなってしまい、ABC向けには20:50 - 21:20の30分間、その中継を担当した中邨雄二(実況)・吉田義男(解説)のトークを交えた試合ハイライトとして放送した。なお、中邨は聴取者に対し、録音上の自らの実況についてあくまでCBC向けにトーンを抑えたものであると断りを入れていた。
    • 2015年には、8月9日(日曜日)の「DeNAvs阪神」(横浜)と同月16日の「東京ヤクルトvs阪神」(神宮)の開始時刻が、当初から17:00に設定されていた。ABCでは両日とも、当該時間帯と重なる高校野球(9日は1回戦第4試合、16日は3回戦第4試合)の中継を試合途中の16:59で終了。17:00から、文化放送制作・同局からの裏送りによる上記カードの中継を放送した(詳細後述)。16日については、鳥羽(ABCのサービスエリアである京都府代表)と興南沖縄県代表)の試合中継を16:59に打ち切ったうえで、17:00から「東京ヤクルトvs阪神」戦の中継に切り替えている。
  • 2014年までの7月 - 9月は土曜(2012年までは日曜も)のNRNナイター(文化放送幹事)を定時に生中継するが、阪神戦ナイター、または高校野球のため阪神戦デーゲームが中継できず、阪神戦以外のナイターが放送される場合は協賛スポンサー付きの通常バージョンで試合終了まで送る。阪神戦がデーゲーム、かつ阪神戦以外のナイターが開催される場合の「フレッシュアップベースボールスペシャル」扱いのナイター中継は試合展開の如何に関わらず21:00(厳密には後クレジットがあるため20:56)で中継を打ち切り、21時以後に予定されている番組は定時通りである。ただし前述のとおり、高校野球期間中はそれを優先し、阪神戦がデーゲームであっても、高校野球が中止にならない限り放送できないため、その代替でスポンサード番組となる他球団のナイターを放送する場合は阪神戦ナイター・週末デーゲームと同じく試合終了までの放送とする。
    • また、ABCラジオ発全国中継、ないしはブロックネットでオリックス主催(大阪・神戸)の試合が「フレッシュアップベースボールスペシャル」で放送される場合であっても、20:56で放送を打ち切りとして、それ以後の放送はABCからネット各局に向けた裏送りとなる。
    この事例は2011年10月1日の楽天戦が該当。この日はこれのみがナイターであったため、NRN土曜ナイターを放送するネット各局に放送されたが、20:56で放送を終了し、以後はABCから裏送りで放送された。
    • 2013年度の土曜日は新番組『キボウラジオ』(文化放送発のネットワークセールス番組)が必ず放送されるため、阪神戦が土曜日ナイターで行われる場合は全期間を通して17:40-17:55で、また、阪神戦のデーゲーム開催時は、4月 - 6月は18:45 - 19:00、7月 - 9月は17:55 - 18:10(17:55を過ぎて野球が延長した場合は野球終了後の15分間)に放送される。このため7月 - 9月に阪神戦デーゲームが開催される場合、NRN(文化放送)ナイター(または『セットアップ SET UP!!』)は飛び乗りとなる。

予備番組(雨天中止時や試合非開催日)

曜日別レインコート番組放送一覧(2022年)
曜日 中継予定のナイトゲーム全試合が中止の場合 最初からナイトゲームの開催を予定していない場合(予備日・移動日など)
スタジオバージョン
※スタジオMCの小早川秀樹が単独で進行
(定時番組)
スペシャルバージョン
(後座番組『田淵麻里奈の夜あそびはココから』をベースに編成)
ABCフレッシュアップベースボール 伊藤史隆のラジオノオトVersion
(または
自社で制作する特別番組)
いつでも みんなのプロ野球(-19:00)
※19:00-21:00は次の番組の中からいずれか1番組を放送
サウンドコレクション
ナイタースペシャル
(いずれもニッポン放送制作)
曜日 阪神のデーゲーム開催日におけるナイトゲーム中継枠 阪神のナイトゲーム予定日に
中継予定ナイトゲーム全試合が中止になった場合
阪神のナイトゲーム開催日におけるデーゲーム中継枠
および阪神のデーゲームが中止になった場合
小早川秀樹のナイスじゃナイト!
(ナイターイン期間限定)
セットアップ SET UP!!文化放送制作)
※制作局を問わず、中継対象のナイトゲームが20時台で終了した日にも、21:00までのフィラー番組として放送される場合あり。
感度良好!中野涼子です(通年番組)
※放送予定カードが中止の場合と、最初からナイトゲームの開催を予定していない場合には当番組のスタジオバージョン(「感度ぴんぴんエディション」)扱いで放送。
サニー・フランシスのマサララジオ(通年番組) STAR☆MUSIC☆SUNDAY(通年番組)
※放送予定カードが中止の場合と、最初からナイトゲームの開催を予定していない場合には当番組のスタジオバージョン(「ほしおんエディション」)扱いで放送。

放送予定カード(予備カード補充含む)が全部中止となった場合は、

  • 月曜日 基本的に予備カード補充やニッポン放送のレインコート番組のネットはせず、月曜日の定時番組を放送。この場合、2012年までにおける20時台前半の『月曜スペシャル』枠については、『これぞ!Bs魂 〜気になるオリックス・バファローズ〜』を1時間に拡大して埋め合わせていた。
    • 但し、過去に月曜ナイターがあった日で予定カードが中止になった場合、ニッポン放送からの予備カード補充かレインコート番組を、また、月曜ナイターが元から無かった日にはABC自社制作のプロ野球関連番組を放送したことがあった。
    • 2012年は月曜の中継にも再度不定期に予備カードを設定するようになった。同日にニッポン放送での中継がなく、関東の試合が予備カードから昇格した場合、事実上関西向けにニッポン放送が裏送りする形になるが、ビジターの地元局で放送される場合は、ABCとビジター地元局の2局ネットで放送する。また、広島の試合が予備カードから昇格した場合、RCCの本番中継がそのまま放送される場合(原則としてJRN系列局へのネットがないDeNA・ヤクルト・西武・ロッテ・オリックス戦、受け側のTBCがクロスネット局でNRN扱いが可能な対楽天戦、CBC・RKBが別途乗り込み、SF・KBC向けを本番とする場合の対中日・ソフトバンク戦が該当)と、NRN系列局向けの裏送り中継(HBC・CBC・RKBを自社向け本番とする対日本ハム・中日・ソフトバンク戦が該当。対日本ハム戦をSTVが中継しない場合はRCC制作裏送りのABC単独放送となる可能性あり)が放送される場合がある。この場合も全試合中止となった場合は月曜日の定時番組を放送する。
  • 火・水・木曜日 2017年度まではTBSラジオからのレインコート番組『プロ野球ネットワーク』を放送(金曜日はMBSラジオがネット受けすることを踏まえ題名を『プロ野球東西南北』と変えているが、趣旨・内容は全く同じ)
    • 2018年度は初めから阪神戦の予定がない場合はナイターを放送せず、自社制作番組を放送。阪神戦雨天時については、オリックス戦ホームゲームなど関西の他球場での試合を自社制作で放送(他社制作のカードは基本的に予備カードに採用しない)。該当するカードがない場合には、自社制作の予備番組を放送。
      • 基本的に基からナイター放送カードがない場合は「伊藤史隆のラジオノオト」か、別の単発番組、予備カードを含め放送カードが雨天中止時は、2018年度は「武田和歌子のぴたっと。」(19時まで 「ぴたっと。延長戦」として)、「9~ジックナイト!」(19時から 「フライング9~ジック」として)を各々拡大放送した。2019年以後は予備カードとしてJRN加盟各局(RFラジオ日本提供の巨人戦、CBCラジオがTBSラジオ向けに裏送りをするDeNA主催の中日戦を含む)から提供された試合のネット受けが増えたが、その場合でもまれに予備カードを含む全試合が中止となる場合、「フレッシュアップベースボールスタジオバージョン」が当日のスタジオMCの担当で放送される場合もあるが、このようなパターンが発生するのは、当日の試合数が極めて少ない日に限られ、実際このようなパターンとなったのは2022年5月12日の放送が初めての例だった。[注 29][60]
  • 金曜日 ニッポン放送からのレインコート番組『今こそ!プロ野球!!』(18時から19時)、『サウンドコレクション』(19時から21時)を放送
  • 土・日曜日
    • 元から阪神戦がナイターである場合
    日中は定時番組(土曜日・『感度良好!中野涼子です』(2018年度から)。日曜日・『STAR☆MUSIC☆SUNDAY』)をレギュラーバージョンで放送する。
    なお、2013年については『Music Smile』については17:40までの放送となり、その後「キボウラジオ」を17:40-17:55に放送してからナイター中継に入っていた。
    また、ナイターが中止となった場合は文化放送からのレインコート番組『セットアップ SET UP!!』を送る。2013年度からは日曜に同番組を放送する場合、文化放送からの裏送り[注 33]なる。
    なお、QRは2019年度から土・日曜日[注 34]に関しては原則NRNナイターを自社では放送せず、関東5球団が主催する試合は対戦相手球団の地元向け(と、土曜日に限りKRY山口放送ラジオ向け[注 35]も)裏送りのみ[注 36]となったため、日曜日放送分で予備カードを含めた放送カード中止時には自社制作のスタジオバージョンの放送が予定されているが、2018-20年度は行使されなかった。
    • 元から阪神戦がデーゲームである場合
    そのデーゲームが中止となった場合(と、17時までに試合が早く終了した場合)は『ABCフレッシュアップベースボール』のスタジオバージョン(協賛スポンサーもそのまま)の扱いとしながら、上記定時番組を放送(この場合は土曜日は中野涼子、日曜はしもぐち☆雅充に加え、それぞれの曜日のスタジオナビゲーションパート担当キャスターも参加し、タイガースをはじめとするプロ野球情報などを挿入する)。これらの場合は、『ABCフレッシュアップベースボール まさ美´sエディション』(2017年のみ土曜日)、『-感度びんびんエディション』(2018年以後の土曜日)、『-ほしおんエディション』(2013年からの日曜日)として放送される。なお土曜日のワイド番組内包時代(2010-16年度)は本来の内包先番組である『芦沢誠のGO!GO!サタデー』(2010-12年度)、『Music Smile』(2013-16年度)のタイトルをそのまま使用した。[注 37]
    また、ナイターの時間帯については、文化放送からのネット受けはせずに自社制作などの定時番組を送る。
    土曜日は2014年まで、日曜は2012年まで、7-9月は先述の阪神戦が元からナイターであった場合と同じだが、スポンサーについてはオールスポットとなっていた。
    特に2011年度の7-9月の間、阪神戦を含め元から全試合デーゲームの日曜日に、当時のレインコート番組『センパツ!』が放送される場合、制作局の文化放送は、関東ローカルの単発特番『文化放送サンデープレミアム』を放送するうえに、他のNRN加盟局も定時番組を編成するため、『センパツ!』は事実上ABCラジオ向けの裏送りとなっていた。
    しかし2012年は、ABCの定時ネットが発生する7月8日より『サンデープレミアム』を『セットアップ』に統合し、『サンデープレミアム』に準じた内容の番組を『セットアップスペシャル』としてABCラジオにネットする方針に変更された[注 38]
    2013年度は、文化放送が日曜ナイターの不定期特番扱い化したことに伴い、7-9月についても阪神戦がデーゲームで開催される場合はNRNナイター(または予備番組)のネットではなく、『Cheers![注 39] を放送していた。ただし、高校野球期間中は従来通り、阪神戦がデーゲームの場合には、阪神戦代替の扱いとしてNRNナイターをネットしていた。
    さらに2014年度の土曜は、7-9月にナイターが1試合でもある場合は従来通りNRNナイターを送っていたが、阪神戦も含めた全試合がデーゲームとなった場合は『セットアップ』のネットではなく、4-6月の編成に準じて『Music Smile』を19時まで放送した上で、19時から『俺達かまいたち[注 39]を放送する形態となった。よって『セットアップ』は事実上中継予定試合が中止の場合のみの放送となった。
    2015年からは4-6月の編成をナイター全期間に適用する。従って、阪神戦がデーゲームで行われ、かつ阪神戦以外のナイターが行われる場合でも、高校野球期間以外はナイター中継は原則実施しないことになった。
    • 元から阪神戦の予定が組まれていない(もしくは高校野球のため放送できない)場合
    この場合は全国放送のナイター中継を協賛スポンサー付きで放送するため、元から阪神戦がナイターである場合と同じ扱いとなる。
    ただし、他球団も含めてナイターが一試合も予定されていない場合、昼間は阪神戦デーゲーム中止時に準じて『ABCフレッシュアップベースボール』のスタジオバージョンの扱いで定時番組[注 40]を放送し、ナイターの時間帯は定時番組を放送する(但し阪神戦と高校野球が時間的に重複したうえで、その日にナイターの開催が1試合も組まれていなければ、ナイター中継の協賛スポンサーをつけた「フレッシュアップベースボール」のスタジオバージョン扱いとして自社制作番組またはNRNナイター予備番組を放送することになるが、この期間はドーム球場では15時以前開始のデーゲームを行うことはあるが、大半はナイターか、15時以後に開始する薄暮デーゲームの試合が多いため、このような例は極めて発生率が低い[注 41])。

ネットワーク・中継体制

原則として競合局のMBSラジオMBSベースボールパーク』とは逆の構成になり、基本的には月・金曜日はNRN(キー局はニッポン放送。ただし、月曜日のABCでの放送は阪神タイガースの公式戦開催日に限る)、火〜木曜日は2017年までJRNのラインネットを受けてきた。土・日曜日のナイターはラジオ大阪ビッグナイター』→『ドラマティックナイター』の終了に伴い2010年シーズンからNRN全国中継(キー局は文化放送)の関西地区担当となった。週末デーゲームは引き続きNRN/JRN各局(対戦カードやデーゲーム・ナイトゲームの違いによりラインは異なる)との局間ネットを実施する。TBSラジオ(『エキサイトベースボール』)がプロ野球中継の放送業務から撤退した2018年シーズンからは、2017年シーズンまでのネットワークや中継体制を一部見直した。

制作担当局(2018年以降)

阪神戦が関わる場合は、各局技術協力による自社制作を基本とするが、高校野球期間中は一部の試合を除き、自社制作ではなくネット受け、もしくは裏送り出しのいずれかとなる。
自社制作時の技術協力については必ずしもネットワークの担当曜日とは一致せず、NRN担当日にJRN各局およびRF(主にDeNA主催のTBSと巨人主催のRFが該当)が、JRN担当日にNRN各局(関東圏では主にヤクルト主催のLFと西武主催のQRが、セ・パ交流戦ではソフトバンク主催のKBCが該当)が行うことがしばしばあるが、この場合も速報チャイムは平日は原則として曜日と時間帯に合わせて使用している(MBSも同様)。土・日曜はデーゲームはSF・STV・KBCへのネットまたは予備カード扱い(日曜の阪神対巨人戦のSF予備など)が発生する場合はNRNの、それ以外はJRNのチャイムを使用し、ナイターはホームゲームではNRNのチャイムを使用するが、ビジターの自社乗り込み時のJRN系列局の技術協力時や、JRNとのクロスネット局とNRN単独ネット局が混在する場合(阪神対広島戦デーゲームのABC=RCC=SFネット)などに時折JRNのチャイムを使うことがある。なお、ビジターへの裏送り時は水・木曜や週末デーゲームにおいて、クロスネット局のRCC向けでNRNチャイムを使った例があるなど例外もあった。
2018年からは、阪神のビジターゲームを週末(土・日曜)に関東地方の球場でデーゲームとして開催する場合に、原則として週末のデーゲーム中継を放送しないRFラジオ日本が、ABC制作分の中継に技術協力扱いで関与(金曜の自社制作時もRF技術協力の場合があるが、この場合はRFが自社でも放送することが多いため、放送席は東京ケーブルネットワークの放送ブースか6社共同ブースのいずれかを使用する)。東京ドームの巨人対阪神戦のうち、週末の開催分については、2019年から裏送り方式でABC向けの中継を随時制作する。逆に、2019年以降のJRN担当日(火 - 木曜日)に甲子園球場で阪神対巨人のナイトゲームが開催される場合には、ABC制作分の中継をRFでも2局ネットでメインカードとして放送する[注 42]
全国放送とはならないブロックネット(ABC+対戦相手ビジター球団の地元の放送局向け。特にCBC/SFと、RCC向けに多い)である場合、阪神が勝利をして試合終了した場合にはビジターの地元局向けには飛び降りを行って、ABCラジオ向けだけに試合の回顧やヒーローインタビュー(殊勲選手の場内共同インタビュー、並びに放送関係者向けの監督インタビュー)を行う場合がある。
主催球団/曜日 火・水・木 土・日
デーゲーム ナイトゲーム
基本系列 NRNJRN[* 1][* 2] JRN[* 1] NRN JRN/NRN[* 3] NRN
日本ハム STVHBC HBC STV HBC/STV STV[* 4]
楽天 TBC[* 5]
巨人 LF RF[* 6] LF RF QR
DeNA LF(TBS[* 7] TBS[* 7] TBS
ヤクルト西武ロッテ LF(QR[* 8] QR QR
中日[* 9] SF CBC SF CBC SF
阪神オリックス ABC
広島 RCC[* 10]
ソフトバンク KBCRKB[* 11] RKB KBC RKB/KBC[* 12] KBC
  1. ^ a b TBSラジオが自社およびJRNネットワーク番組としての野球中継を廃止した2018年以降は、厳密には(NRNとのクロスネットを含む)JRN加盟局間の個別ネット扱いとなる。
  2. ^ 月曜日は任意ネット扱いのため、要員・ネット局対応・連戦の日程に応じてMBSとJRN・NRNの担当を持ち替えることがある。
  3. ^ 試合日のABC/MBS両局の対応による
  4. ^ 土・日は基本LF-MBSラインを使用するMBSは、土・日ナイターは(2016年まで土曜はデーゲームも)HBCとネットを組むため、ABCはSTVとのNRNラインを使った裏送り(自社乗り込み含む)になる。なお、2009年までJRN土・日曜ナイターが放送された時は、火-木曜同様にHBCが制作・裏送り乗り込みを行った
  5. ^ 水・木の場合、TBCは自社放送分をNRNネットとするため2017年までのJRN分は裏送りとなったが、「楽天対阪神戦」については全国放送にならない限り、ABCの自社乗り込み分をJRN扱いにすることが多かった。
  6. ^ RFについては、1979年度から81年度に、TBSラジオ向けに裏送りしたカードが放送された例もある。2016・17年原則として巨人主催試合のみで年間20試合程度をJRN向けに制作(その逆で、RF/GBS/CRK向け〈GBSは月曜を除く毎日、CRKは火 - 金曜のみ〉にJRN各局が制作した巨人戦、及び巨人戦中止時の予備カードを放送した)。TBSは土・日に自社での放送を行わなかったが、デーゲームである場合の裏送り用中継や技術協力は行った。日本ハム・ソフトバンク主催試合が関東で開催された際に、HBC・STV・RKB・KBCが乗り込むかTBS(2017年まで)・LF・QRに委託するかはその時々により異なる。楽天主催試合が関東で開催された際は、TBCが自社本番の要員しか派遣しない場合、裏送りとなる火曜はLFに委託する。一方2017年まで水-金曜はTBSに委託していたが、2018年以降についてはQRに委託する。2016・2017年度は一部試合をRF制作によりJRN系列各局向けに放送する試合(TBSは火-金曜にネット)、及びTBS制作のものをRF・GBS(月除く)・CRK(火-金曜)に放送する試合があった
  7. ^ a b 野球中継の放送業務から撤退した後も、横浜スタジアムで火-木曜日(場合によっては月曜も)にDeNA対阪神戦をナイトゲームとして開催する場合には、ABCが自社で中継を制作しない場合に引き続き裏送りを担当する。
  8. ^ セ・パ交流戦で月曜ナイターの「西武対阪神」戦が組まれた時に、文化放送ライオンズナイターのネット受けをした試合があった。
  9. ^ 静岡県内での中日主催試合ではSBSが制作担当となることがある。
  10. ^ 2017年まで水・木の場合、RCCは自社放送分をNRNネットとするためJRN分は裏送りとなっていたが、地方球場開催時の「広島対阪神戦」をABCが自社乗り込みで制作する場合、全国放送にならない限り、ABC分をJRN予備扱いにすることが多かった(マツダスタジアム開催時は本番カードでない場合も、別途RCC側で予備要員を配置することが多かった)。また、阪神・オリックス主催の広島戦に限り、曜日およびネットワークにかかわらずABCからネット受けし、2018年のJRNナイター廃止後、RCCが平日ナイターを原則としてNRN優先とした関係で、オリックス主催での裏送りだと火 - 木曜であってもRCCに合わせてNRNの速報チャイムを使用する。
  11. ^ これまで月曜日はKBCとのネットに固定していたが、2018年は日曜と同一カード2連戦となるデーゲームでRKBとのネットも行う。
  12. ^ オリックス戦デーゲームの裏送りは2010 - 2013年にかけてほぼ交互に実施していたが、2014年以降は概ねRKBとのネットに固定されていた。2017年は日曜デーゲーム1試合でKBCへの裏送りを行った。

カードごとの基本ネット・裏送り構成

阪神対オリックス

両球団とも、ABCラジオの放送エリアである関西地方を本拠地とするため、主催球団を問わず自社制作となる。

ただし、当該試合が金曜日にNRN全国ネット本番となり、かつ関東地区の聴取率調査期間に該当した場合には、ニッポン放送が関東ローカル放送として別制作する可能性がある。

また、カード編成の都合上NRNナイター本番カード扱いとなった場合、土曜日は唯一球団所在地域外でNRNナイターを編成している山口放送との2局ネットで対応している。2022年6月11日に唯一ナイター開催となった本カード(オリックス主催)が該当した。

巨人戦

ラジオネットワークが本格発足する以前の1950年代から1964年までの間には、ABCラジオに加え、新日本放送→毎日放送(MBSラジオ)・ラジオ神戸→ラジオ関西(CR)・京都放送(初代)→近畿放送(KHK→KBS)の各社が分担して、ラジオ東京→TBSラジオ・ニッポン放送・ラジオ関東との間でネットワークを随時組んでいた他、日本短波放送(NSB・現:ラジオNIKKEI)と関西圏の中波放送局との2局ネットで放送したこともある(当時野球中継をレギュラーで制作・放送していたラジオ大阪〈OBC〉と在京局との関係は不明)。この当時には、関東圏開催の試合で、時折TBSラジオがMBSラジオ・ABCラジオ向けの二重制作を行ったこともあった。

JRN・NRNが発足した1965年以降、ABCラジオとラジオ関東との野球中継での関係が一時途絶えていた。

その後、旧・東京放送(TBS)がラジオ関東から巨人主催試合の放送権を購入した1979年(昭和54年)に、ラジオ関東との関係を本格的に再開した。

1979-81年にRFとTBSラジオの業務提携が行われた時代にはラジオ関東制作・TBSラジオ向け裏送り(逆にTBSラジオ制作・RF向け裏送りとなった試合がCRに送られたものも含む)をネットした試合が存在する。一方で阪神主催試合と、ラジオ日本が放送できないヤクルト・大洋主催の対巨人戦が行われる日は、ABCラジオがJRN/NRN全国中継本番に加えてRF・ラジオ関西(CR、『ゴールデンナイター』)・岐阜放送(GBS、『ダイナミックナイター』)向けに二重制作し裏送り(本番のネットラインに関係なくJRN扱い。試合日によりTBSラジオから実況や解説の派遣あり)することになり、この体制は1992年(平成4年)まで続いた。この間、巨人主催試合においては、TBSラジオによるABCラジオ・MBSラジオへの二重制作(NRN担当日は裏送り分を放送)や、ABCラジオ・MBSラジオの乗り込み自社制作が認められなかったため、NRN担当の曜日は全国中継本番カードのネット受けや、予備カードを兼ねた他の在阪パ・リーグ球団のホームゲームの自社制作を中心に編成した。

NRNにも巨人主催試合の放送が再度解放された1993年(平成5年)以後はラジオ日本がCRの制作協力を受けて乗り込む形となった。なお、関西圏で開催の巨人主催試合はRF主体制作で神戸開催時はCRが、大阪開催時は引き続きABCが制作協力を行っていた。

2016年度からは、ラジオ日本・TBSラジオの相互提携が本格再開[61][62] され、JRN地方各局とのネットワーク(巨人戦20試合程度の主管カードをJRNナイター扱いでRFが制作、逆にJRN各局がRF向けに巨人戦(ビジターの試合30試合程度)を中心としたカードを配信するが、ABCは原則として火~木曜日に阪神戦がJRNナイターとして放送される場合に限りRFにも配給、また、阪神戦の自主制作以外でRF制作のナイターをJRNナイターとして放送する場合にもRFからネット受けをするが、このケースは阪神戦が基から試合がないときであるか、阪神戦が雨天中止となったとき、あるいは巨人主管の阪神・オリックス戦であっても、ABCの都合で自社乗り込みをしない場合のいずれかに限られる(この場合はサービスエリアが重複するCRKと並列放送となる。なお、CRKは巨人戦を優先しているので、巨人戦が屋外の球場で開催予定が中止となる場合(地方球場での巨人主催試合を含む)に、阪神・オリックス主催試合が予備補充で繰り上げとなった場合もABC・CRK並列放送となる)。

2018年度以降は、火 - 木曜日のナイター中継でラジオ日本と2局ネットを組むため、ABCとCRKの2局で同じ中継が流れることがある。週末のデーゲームはRF(『競馬実況中継』、土日とも)とCRK(『GOGO競馬サタデー!』、土曜のみ)共に中央競馬全レース中継を行う関係で放送しないため、巨人主催試合に限りABCが乗り込む際の技術協力または裏送りネットを行う。

セ・パ交流戦のオリックス主催の巨人戦は、JRNナイターが廃止された2018年と、文化放送が土・日曜日での自社での定時放送を廃止した2019年以降、金曜日はNRN全国ネットとして裏送り配信する可能性があるが、火 - 木曜日はRFラジオ日本がセ・パ交流戦のビジターゲームの放送を縮小しているため、ビジターの阪神戦が屋外開催のロッテもしくは楽天の主催となった時に第1予備として編成する以外は、自社での素材収録と阪神戦早終了時の対応に限定される。土・日曜日もプロ野球本拠地球団所在地の放送局は地元球団のカードに特化しているため、球団所在地以外では土曜ナイターを唯一編成している山口放送(KRY)しかネット局が発生しない。

TBSラジオが土・日曜のJRNナイター全国配信を廃止した2010年以降、自社制作を行わない場合のナイターは文化放送からのネット受けとなったが、自社制作時の技術協力はTBSラジオ(2017年まで)・ラジオ日本(2018年より)が行うことがある。また、阪神が関与しない試合の放送を縮小したことから、対阪神戦以外の巨人主催分(対オリックス戦を含む)は、基本として予備からの昇格時のみの放送。2018年から文化放送が原則として裏送り向けの制作に限っているため、土曜日は山口放送とビジター地元局(主に対広島戦の中国放送・対中日戦の東海ラジオ)との3局ネット、日曜はビジター地元局との2局ネットで放送する。

なお、RFは、2020年ごろから地方球場での巨人軍主催試合(これには、京セラドーム大阪+周辺の東海or中四国地方への遠征も含む)の放送自体をやめるようになり、2022年に至っては、本拠地の東京ドームで行われる試合の中継自体も年30試合程度に減らしてしまい、平日においてもスタジオ予備番組を定時放送することから、事実上LF制作によるNRN独占放送と化すようになってしまったため、火 - 木曜の放送でRFが巨人戦の制作・放送をしなければ、予備カードの第1位を自社制作のオリックス戦、またはほかのJRN加盟局制作分およびQR制作分[注 43]で放送可能な試合を充当するようになっていった。(金曜のMBSも同様)

ヤクルト戦

  • ニッポン放送(LF:NRN、『ニッポン放送ショウアップナイター』)- 月・金曜日ナイターのみ裏送りまたは技術協力
  • 文化放送(QR:NRN、『文化放送ホームランナイター(裏送り)』)- 火 - 木曜日と土・日曜ナイターの裏送り(土曜は山口放送との2局ネット)または技術協力。対阪神戦以外は予備からの昇格時の裏送りでのネット受けのみ。
    • 自社制作時の技術協力は、必ずしも曜日担当と一致しない場合あり

1979年以降はラジオ放送権がNRN独占のため、必然的にNRNの在京2局と組む。JRNでも放送が可能だった1978年までの火~木曜は、TBSラジオと組んでいた。ただし、その後もヤクルトが日本シリーズに進出した際と、下記の事情による対阪神戦以外は、一部の試合でTBSラジオからネット受けしたことがある。

巨人主催とは異なり、ABC・MBS共にJRN担当日でもニッポン放送または文化放送の技術協力による自社制作が認められた。また自社制作ができない場合はニッポン放送がNRN向けと月・金曜MBS向け、火 - 木・土・日曜ABC向けを二重制作することもあった。

1993年から2001年は横浜と巨人の対戦(主催球団を問わず)の裏カードに限り、TBSラジオ・JRNでの放送が認められたが、対阪神戦のABC・MBSへのネットは認められなかったため、従前通りABCのJRN担当日は自社で乗り込むか、ニッポン放送が火 - 木曜のNRN向けや土・日曜のLF=MBSラインとは別に二重制作して裏送りするかのどちらかとなった。

2010年の土・日曜JRNナイター廃止以降、土・日曜は文化放送を軸としたNRNナイターの関西地区担当となったため、自社制作できない場合は文化放送との2局ネットを実施した。

2018年のJRNナイター廃止以降は、自社制作を行わない時の火 - 木曜日も文化放送が裏送りすることになったが(MBSの月・金曜は2022年から実施)、この場合の他球場速報のチャイムは、JRNのものを使用する[注 44]

DeNA戦

  • 東京放送→TBSラジオ(JRN、『TBSラジオ エキサイトベースボール』)- 火 - 木曜日と土・日曜日デーゲームの裏送りまたは技術協力
  • ニッポン放送(LF:NRN、『ニッポン放送ショウアップナイター』)- 月・金曜日ナイターのみ裏送りまたは技術協力
  • 文化放送(QR:NRN、『文化放送ホームランナイター(裏送り)』)- 土・日曜日ナイターのみ裏送りまたは技術協力。対阪神戦以外は予備からの昇格時の裏送りでのネット受けのみ。
    • 自社制作時の技術協力は、必ずしも曜日担当と一致しない場合あり

1979年 - 2001年のNRN独占時代は全曜日でニッポン放送の裏送り(金曜はNRN本番カードの場合あり)または同局技術協力による自社制作で対応し、自社制作ができない場合は、MBS・ABCがともにJRN・NRNのクロスネットであることから、JRN担当日の局にも裏送りする形で二重制作となることもあった。また、対阪神戦以外でも巨人戦を中心にニッポン放送が二重制作することがあった。

1993年のNRNへの巨人主催試合開放の見返りで、1999年からヤクルトと巨人が主催球団を問わず対戦している場合の裏カードのみTBSも中継可能となったが、2002年のJRN全面開放まで対阪神戦に限ってはABC・MBSへのネットが認められず、従前通りニッポン放送からの裏送りか自社制作分を放送した。

2002年にTBSが横浜球団の親会社となったことでJRNの横浜主催試合の放送権が全面回復すると、月・金曜以外はTBSラジオとのネットに再度組み直されたが、2010年の週末JRN撤退により、土・日曜ナイターに限り、(マンデー・パ・リーグの月曜裏送り対応を除けば)1968年以来レギュラーシーズンでの文化放送とのネット関係が復活した。さらに2018年のJRNナイター完全撤退で上記のようなネット体制となったが、月曜については2020年まで、MBSとTBS・ニッポン放送のネットを持ち替えることがあった他、同年終盤は金曜でも本番カード限定での持ち替えが行われることがあった。

中日戦

土曜のナイターでは2010年以降ABCがNRN全国中継担当となるため、阪神が関与しない試合を含めてSFとのネットとなる。その一方でデーゲームではCBCとのネットを継続している。日曜デーゲームはMBSラジオが中央競馬中継(『GOGO競馬サンデー!』)を日本中央競馬会(JRA)と間で、他競技よりも優先する条件での制作受委託契約を結んだ上で制作・放送している関係で、公式戦は一切放送しないため、2014年(平成26年)から東海ラジオが巨人対中日戦の裏カードの阪神主催ゲームを放送する際には、本番組のネット受けを受ける体制に変更された(阪神およびオリックス対中日戦は、CBCが乗り込み自社制作となった場合を含めてMBSによるSFへの裏送りを継続)。この場合、中国放送も加わり3局ネットとなる対広島戦では、機材運用の都合上、東海ラジオが加盟していないJRNの速報チャイムが使われることがある。

東海地区での聴取率調査期間には、CBCが中継できないヤクルト対中日戦の裏カードとして開催された阪神対巨人戦を、CBCが甲子園に乗り込み自社制作で中継した年度もあった。また、ナゴヤ球場→ナゴヤドーム・長良川球場で関西圏のパ・リーグ球団(主に近鉄バファローズ)の主催試合が行われ、かつ阪神戦非開催時(1979年から1991年までの巨人対阪神戦の裏カードかつNRN担当日も)に在阪局が本番カードとした際には、CBCおよびSFがABCおよびMBSへの裏送り(または2局ネット)方式で放送したことがある他、乗り込み自社制作を行った際には技術協力を行った。

オリックス主催の中日戦は、在版局が自社で放送しないため、ABC・MBSが曜日に応じたネットワークの組み合わせでCBCラジオ・東海ラジオへの裏送りを行うか、在名局が乗り込み自社制作を行うかのいずれかとなる。

広島戦

  • 中国放送(RCCラジオ:JRN・NRNクロスネット、『RCCカープナイター』)- 広島主催試合は全曜日技術協力を受けて乗り込み中継を行うことが多いが、自社制作を行わない場合には月・金 - 日曜が2局ネット、火 - 木曜が裏送り[注 45]でのRCC受けとなる。阪神・オリックス主催試合は対広島戦に限り全曜日RCCへネットするが、開幕カードや優勝決定試合などでRCC自社乗り込みの場合がある他、関西地区の聴取率調査週間における阪神戦は別にABCがRCCに裏送りしている。

分社前のABCテレビにおけるネットワークの腸捻転時代や[注 46]、阪神球団がABCと優先契約を結んでいた時代と(前述)過去のRCCの朝日新聞社との資本関係の名残もあり[注 47]、RCCは現在でもプロ野球中継についてはABCとの関係を重視している[注 48]。一方で、中央競馬中継やひろしま男子駅伝など他競技ではMBSとネットを結ぶなど、RCCではABC・MBSの両局と対等に関係を結ぶ配慮をしている[注 49]

1976年から水曜ナイターのネットをJRNからNRNに変更したが、阪神主催試合のABC優先契約の影響で、1980年までは月曜(JRN)・水 - 木曜(NRN)の阪神対広島戦についてはABCが二重制作した裏送り分を放送した。優先契約が終了した1981年から同カードは月曜をNRN、水 - 木曜はJRNにネットを切り替える形でABCから本番カードを受ける形となった。これについて、RCCはJRNネットの曜日でもヤクルト対広島戦に限りNRNにラインを切り替えるので、JRNとNRNのネット比率を調整するために取られた措置とも考えられる[注 50]

土曜午後に『近鉄バファローズアワー』が放送されていた2004年までは、土曜デーゲームはABCがRCCに裏送りするか、RCCの乗り込み自社制作としていたため、内容的に広島応援の体裁となっていた。また、1987年までは年度により日曜デーゲームもABCが自社で放送せず、通常番組を優先したため土曜と同様にABCの裏送りかRCCの自社制作となっていた。

オリックス戦については、ABC・RCCの2局ネットまたは全国ネットとなる可能性が広島主催は雨天順延時の予備日復活開催に限られ(この場合、NRN向けの自社放送分は火 - 木曜がMBS向け、金 - 日曜がABC向けとなり、非NRN向けは必要に応じて裏送り対応)、オリックス主催は神戸開催分雨天順延時の予備日復活開催(大阪への振替の場合あり)や、ビジターの阪神戦・巨人戦ともに屋外球場開催となった時(この場合両球団が屋外球場を本拠とする楽天またはロッテの主催や、その他の球団が地方で主催試合を実施した時)の予備順位次第となるため、これまでの実績ではRCCの単独放送(広島主催はRCCの自社制作、オリックス主催はABCの裏送り)のみとなっている。

他球場速報チャイムの扱いは、ABC・RCCがクロスネットということもあり、阪神戦ではABC・RCCそれぞれの運用に準じているため、火 - 木曜日の2局ネット時はABC制作分や、RCCの二重制作時の裏送り分はJRNの、MBSの自社制作時にNRN扱いで2局ネットを実施した際のRCC制作分はNRNのチャイムが使用される。オリックス戦では、RCC制作時はNRNチャイムに統一している一方、ABC制作時はNRN予備扱いにとなる金曜日以外は規則性がなく、機材運用の都合に合わせて火 - 木曜にNRNチャイムが使われたり、土・日曜デーゲームで1日ごとにJRN・NRNのチャイムが異なったりすることがある。またオリックス戦のABC制作時のアナウンサーの起用については、年度により通常の裏送り同様若手アナウンサー中心の時と、阪神戦を主に担当する主力アナウンサー中心の時(この場合、自社で放送するビジターの阪神戦を若手中心にシフト)とがある。

広島が関与しない阪神主催試合の放送は、RCCの火 - 木曜日がMBSからのネットとなり、月・土・日曜は広島が関与しない試合の放送から撤退しているため、金曜ナイターの全国ネット本番(予備補充を含む)とオフ編成での他曜日の特例による予備補充に限定される。逆に阪神が関与しない広島主催試合も、原則として金曜日にNRN本番カード(予備補充を含む)を、火 - 木曜日にQR・CBC・HBC・RKB(火曜日は宮崎県・沖縄県を除くJRN九州・山口各局が加わる場合あり)向け裏送り分を任意にネット受けする場合に限定される。

西武戦

  • 文化放送(QR:NRN、『文化放送ライオンズナイター』) - 火 - 木曜日の「オリックス対西武」は原則裏送り(自社では予備カード扱い)、「阪神対西武」は2局ネット、土・日曜日は裏送りまたは技術協力。
  • ニッポン放送(LF:NRN、『ニッポン放送ショウアップナイター』) - 月・金曜日の裏送りまたは技術協力

オリックス主催試合の西武戦は、2008年(平成20年)からABC側のネットラインに関わらず、個別NRN扱いで『文化放送ライオンズナイター』用の制作・技術協力が行われている。

2017年(平成29年)までのライオンズナイターはビジターでも全試合文化放送がスタッフを派遣して乗り込み自社制作をしていたため、ABC側は番組制作に関わらず技術協力のみ受託していた。セ・パ交流戦で阪神主催試合の西武戦が行われたり、オリックス主催試合でも日程編成上全国ネットとなった場合も同様だが、この時はABCもTBSラジオ(JRN)向けもしくはニッポン放送(NRN)向け本番を制作・放送するため、二重制作となっていた。なお、2013年に月曜ナイターとして行なわれていた西武主催試合の阪神戦はライオンズナイターからネット受けした。

2018年(平成30年)からはTBSラジオがナイター中継を廃止したため、平日の西武主催試合では文化放送がNRNのSTVラジオ・KBCとの2局ネットとJRNのHBC・RKB(カードによってはCBC、火曜のTBCと宮崎県・沖縄県を除くJRN九州・山口各局が加わる)向け裏送りの2系統を制作する試合がある(対中日戦では、基本CBCが文化放送と、東海ラジオがニッポン放送と2局ネット)一方、土・日曜はニッポン放送がHBC・RKB・CBC向けを制作する。対阪神戦については2018年・2021年は週末開催の西武主催試合のため、基本ABCは曜日担当に従い金曜はニッポン放送、土・日曜は文化放送と2局ネットを組む。2018年度はABCは両局協力による自社スタッフで担当し、自社制作を見送った2021年度は両局から裏送りを受けた。オリックス主催試合は、火〜木曜に文化放送への裏送りを阪神戦の非開催時の予備カードを兼ねて制作する(2017年までと異なり、聴取率調査期間や高校野球期間中の要員不足時に限り文化放送が乗り込みを行う)。

ABCがNRN向け中継を制作する金曜日開催分については、JRN向け中継における西武主催試合はMBSがネット受け(主に対阪神戦)もしくは阪神戦の予備カードとして編成し、オリックス主催試合は2018年度のみABCがNRN向け中継(他の屋内球場より下位のため素材収録待機のみ)とは別制作して裏送りしたが、2019年以降はMBSが裏送りしている(日程編成や予備からの昇格によってはHBC・RKBなどJRN系列局にもネット)。阪神主催試合については2019年度は週末開催のため、金曜日の文化放送向けはMBSの担当で2局ネットで放送。ABCはNRN予備カード扱いで自社ローカル放送。土・日曜はデーゲーム開催のためABC(土・日曜とも)・MBS(土曜のみ)とも自社ローカル放送をした。

2021年4月20日から22日までのオリックス対西武3連戦(京セラドーム大阪)では、関東地区の聴取率調査週間と重なっていたことを背景に、文化放送がABCの技術・人員協力を受けながら関東ローカル向けに以下の中継体制を組んだ。

  • 4月20日(火曜日:文化放送が中継を制作・解説者のみABCから派遣)
  • 4月21日(水曜日:20日と同じ体制で中継)
    • 実況:長谷川、解説:有田、ベンチリポート:高橋
  • 4月22日(木曜日:文化放送がABCに中継制作を委託、文化放送からベンチリポーターを派遣、解説者はABC・文化放送の双方からダブル解説方式で派遣)
    • 実況:中邨、解説:福本・東尾修(文化放送)、ベンチリポート:高橋

ロッテ戦

  • 文化放送(QR:NRN、『文化放送ホームランナイター(裏送り)』) - 火 - 木・土・日曜の裏送りまたは技術協力
  • ニッポン放送(LF:NRN、『ニッポン放送ショウアップナイター』) - 月・金曜の裏送りまたは技術協力

ロッテ主催試合の阪神戦は原則として乗り込み自社制作(必ずしも曜日担当と一致しない場合あり)しているが、年度により文化放送もしくはニッポン放送からの裏送りで対応する。

2022年5月27日(金曜日) - 29日(日曜日)は自社制作を見送り[注 51]、金曜開催の27日はニッポン放送からの、土・日曜開催の28・29日は文化放送からの裏送りで対応した。

阪神が関与しない試合は、いずれか次のうち自社で予備カードを設定する。火~木曜日はHBCもしくはRKBの自社制作分、文化放送が両局向けに制作する裏送りもしくは2局ネット分、金曜日はニッポン放送制作分の予備(NRN全国ネット扱いの対巨人戦は第1予備)となる。

オリックスとロッテが対戦する場合、主催球団を問わず、雨天中止及び日程編成上の都合でパ・リーグ単独開催かつ火〜木曜に『文化放送ライオンズナイター』の本番、金曜にNRN全国ネットカードとなった場合を除き放送機会が極めて少ない。また土・日曜はNRN全国ネット本番かつオリックス主催で自社制作になっても、阪神戦の雨天中止時を除き放送されないため、自社を含めて予備からの昇格でネット局が発生しない限り日曜は素材収録同然となる。このカードの実例は2022年9月22日(木曜日)にオリックス主催のロッテ戦(京セラドーム大阪)でABCと文化放送の2局ネットとして放送した。

日本ハム戦

オリックス主催試合の日本ハム戦がナイターで行われる日は、ABCがその日に取るラインに合わせて裏送りを制作する[注 52]

なお、このカードの日本ハム主催試合は滅多に放送されないが、2021年9月2日(木曜)は、阪神対中日戦(阪神甲子園球場。自社制作・CBCラジオとの2局ネット)が天候とグラウンド状態の不良により中止となり、巨人対ヤクルト戦(京セラドーム大阪)をRFラジオ日本が中継しなかったことと、オリックスの成績が好調なことが重なり、HBCラジオからネット受けした(CBCラジオは、RKBラジオのソフトバンク対楽天戦を文化放送も加えての3局ネットで放送)。

阪神主催の日本ハム戦については、STVラジオのNRN担当日に組まれていれば、ABCとの2局ネットで対応する。STVラジオは2021年から土・日・月曜の野球中継を休止しているため、このカードが該当日(土・日曜はナイトゲーム)に組まれた場合には、基本としてABCからの裏送りで自社でのみ放送。ただし、土曜日のナイトゲームがNRNナイターの本番カードとして組まれた場合に、山口放送を含めた3局ネットで放送することがある。その一方で、HBCラジオでは、甲子園球場への乗り込み方式で自社向けに中継を制作する場合がある。その場合には、ラインの担当日に応じて、ABCかMBSが技術協力に応じる。

土・日曜日では、JRNナイターの廃止に伴ってABCが大阪地区におけるNRNナイター担当局になった2010年から、STVラジオが日本ハム戦を除くNRNナイターを放送していた2016年まで、オリックス対日本ハムのデーゲームと阪神主催のナイトゲームが同じ日に組まれた場合にABC制作分の中継をめぐってSTVとHBCの間で変則ネットが生じていた。この場合には、HBCがABCからの裏送り方式でオリックス戦の中継を放送する一方で、STVではNRN本番カードに指定された阪神主催ナイトゲーム中継のネット受けを実施していた。

2022年8月5日(金曜日)から7日(日曜日)までのオリックス対日本ハム3連戦(京セラドーム大阪)では、第104回全国高等学校野球選手権大会の開幕日が6日(土曜日)に設定されていた(実際に同日から開幕した)ことを背景に、STV(5日のナイトゲーム)/HBC(6・7日のデーゲーム)がABCの技術・人員協力を受けながら北海道ローカル向けに以下の陣容で中継した。

  • 8月5日(STVラジオが中継を制作・解説者のみABCから派遣)[注 53]
    • 実況:工藤聖太(STV)、解説:中田、ベンチリポート:寺田
  • 8月6日(HBCラジオが中継の制作をABCに委託、HBCからはベンチリポーター、ABCからは実況アナウンサーと解説者を派遣)
    • 実況:中邨(『サクサク土曜日 中邨雄二です』の本番後に担当)、解説:湯舟、ベンチリポート:卓田和広(HBC)
  • 8月7日(HBCラジオが中継の制作をABCに委託、HBCからは実況アナウンサー、ABCからはベンチリポーターと解説者を派遣)
    • 実況:卓田(HBC)、解説:中田、ベンチリポート:寺田

ソフトバンク戦

火曜日のオリックス対ソフトバンク戦は、ABC制作でRKBに加え、山口放送(KRY、『エキサイトナイター』)、長崎放送NBCラジオ佐賀(NBC、『ゴールデンナイトゲーム』)、熊本放送(RKK、『ゴールデンナイター』)、大分放送(OBS、『ゴールデンナイター』)、南日本放送(MBC、『エキサイトナイター』)にもネットされる。

京セラドーム大阪でのソフトバンク主催試合は、2014年・2017年(RKB・KBCとも)・2016年(RKBのみ)は高校野球開催期間と重なったため在福局が乗り込みを実施した[注 54]が、2015年はRKB・KBCとも在阪局からの裏送り(対楽天戦かつ曜日の関係でMBS-KBC-TBC、ABC-RKB)となった。また、当該日は全国ネット本番だった阪神戦との2試合のみ開催だったため、結果として本番・予備とも在阪局が中継を制作した(高校野球期間中の開催については後述)。

2022年8月29日(月曜日)には、「鷹の祭典2022in大阪」としてソフトバンク対ロッテのナイトゲームが組まれたため、KBCが京セラドーム大阪への乗り込み方式で中継を北部九州ローカル向けに自社制作(実況:小林徹夫<KBC>、解説:藤原満)。ABCが制作に協力したほか、第104回全国高等学校野球選手権大会が1週間前(22日)に閉幕していたことを背景に、決勝のラジオ中継で実況を任されていた高野が両チームのベンチリポーターとして派遣された(RKBではMBS制作の中継を裏送り方式で放送)。

火 - 木曜日にソフトバンク戦が開催されない場合には、RKBが阪神主催試合(RCCまたはCBCとの2局ネット分を含む)や、オリックス主催試合(主にHBC・QRへの裏送り分)をABCからの任意ネットで放送することがある。

2022年5月12日(木曜日)には、ABCの制作による阪神対広島ナイトゲーム(甲子園)中継を、RCC・RKBの3局ネットで放送することを予定していた。実際にはこの試合が雨天で中止されたため、ABCでは『田淵麻里奈の夜あそびはココから』、RKBでは『タナカトタジリト』(いずれも自社制作番組)の特別版をナイトゲーム中継の基本放送枠で生放送。RCCでは予備カードにNRNナイターを編成しているため、当日のNRN本番カードであったDeNA対巨人のナイトゲーム(横浜)中継(LF制作)を第1予備カードからの繰り上げ方式で放送した。

楽天戦

楽天主催主催の阪神戦はTBCの技術協力を受けて乗り込み自社制作している。このため余程のことがない限りTBCは単独で放送し、TBCが取らないラインの雨天予備中継担当および素材収録もABCラジオが担うか(主に水・木曜のJRN向けと土・日曜のNRN向け)、TBCの中継をJRN・NRN共用素材とするか、いずれかの選択をする。

阪神が関与しない楽天主催試合については、金曜はNRN全国中継本番カードを、火 - 木曜日は阪神戦非開催または予備からの昇格時にJRN系列局および文化放送との2局ネット(火曜)または裏送り分(水・木曜日および西武戦)を、土・日曜日は予備カードとしてNRN向け(原則として裏送り)をネットする形になる。

2011年(平成23年)の東日本大震災を受け、Kスタ宮城(当時)の被災で使用できなかった同年4月の楽天主催6試合を甲子園とほっともっとフィールド神戸で各3試合行った際、そのうちの5試合を『TBCパワフルベースボール』用の裏送りを行ったことがある。2012年も同様に甲子園での1試合(2試合予定も、1試合は中止[注 55])を同様に裏送り放送したことがあった。

2021年(令和3年)7月17日(土曜日)に楽天生命パーク宮城で開催されたオールスターゲーム第2戦では、TBCが(LF・MBSを含む)JRN/NRN向けに中継の二重制作を実施したため、当番組ではNRN向けの裏送り中継を充てた。

その他の裏送り

オリックス主催試合の楽天戦、ロッテ戦、ヤクルト戦、DeNA戦は大半が全国放送本番カードが中止となった場合の予備放送扱いとなることや、楽天戦では2009年以降TBCがABCとの「局間本番」(2局ネットによる本番カード)として設定しない場合の裏送り依頼を開幕カード・終盤の優勝争い時などを除き見送っているため、これらのカードの裏送りはごく稀にしか行われない。

ABCラジオが聴取率調査(レーティング)週間の期間中には、阪神主催試合でも特別企画を盛り込んだ自社向けと通常の形式によるネット局向けの二重制作を行うことがあり、当該カードが全国ネット本番となった場合、関西地区では和歌山放送WBSゴールデンナイター・火・金曜)、KBS京都KBS京都エキサイティングナイター・金曜)、ラジオ関西ラジオ関西ジャイアンツナイター・2016年からの火 - 木曜。詳細後述)で放送するネット局向けの裏送り出しと2系統で聴取できる場合があり、同様にABCがビジター阪神戦裏カードのオリックス主催ゲームを全国ネット本番として裏送りした場合にも、この3局で聴取できる場合がある。

全国高等学校野球選手権大会期間中の対応

全国高等学校野球選手権全国大会(夏の甲子園)期間中には、当番組に出演するアナウンサーが、全国大会中継(ABCラジオ、ABCテレビBS朝日向け)の実況およびインタビュアーを兼務する。このため、阪神戦の中継については、以下のように対応している。

京セラドーム大阪および地方球場での阪神主催試合(ホームゲーム)をナイトゲームとして開催する場合

ABCの自社制作による通常の中継体制で放送。高校野球中継で午前中に第1試合の実況を担当したアナウンサーが、中継終了後に甲子園から上記の球場へ移動したうえで、同じ日の夜に阪神主催のナイトゲームを実況することもある。[注 56]。2017年8月6日のヤクルト戦は巨人×中日戦の裏開催のためSFにもネット受けした。

阪神のビジターゲームをナイトゲームとして開催する場合

  • 原則として対戦する主管球団の地元局が制作する中継を、2局ネットか裏送り形式で放送。制作局のアナウンサーが実況を担当する。ABCからは基本的に阪神側の解説者・ベンチレポーター担当のいづれか1名、または試合開催地によっては両方とも派遣する場合と、ベンチレポーターを含めABCから一切派遣せずに、主管球団側地元局ですべて一任する場合とに分かれる。
    • 2009年から2012年までは、このような中継体制で放送する場合でも、ABCから派遣されたアナウンサーが実況を担当することが多かった。
    • 2009・2010年の高校野球期間中には、ビジターゲームの全試合を、ABCのアナウンサーが実況およびベンチリポーターを担当する「完全自社制作形式」で放送。2011年には、8月9-11日の中日戦をCBCからのネット受けで中継する一方で、12-14日のヤクルト戦、19-21日の横浜戦を完全自社制作で放送した。
    • 2012年には、8月7-9日の巨人3連戦でTBSラジオ制作・JRNライン全国中継(阪神側リポーターのみABCが派遣)のネット受けを実施した後に、長野・横浜・神宮球場で14-19日に開催された6連戦を完全自社制作で中継した(14日の長野での試合は地元SBCラジオにネットされた。18・19日にはNRNラインの全国ネットカードをこの中継に差し替え)。
    • 2014年8月12-17日の関東遠征では、ABCからアナウンサーを一切派遣せず、中継を制作する在京ラジオ局のアナウンサーが阪神側のベンチリポーターを務めた。12-14日の巨人戦(東京ドーム)については、3試合ともTBSラジオ配給/JRNナイター全国放送用指定カードであったため、TBS制作分のネット受けを実施。15-17日のDeNA戦(横浜スタジアム)はNRNナイターの全国放送指定カードが広島・マツダスタジアムでの広島対巨人戦であるため、15日はLF、16・17日はQRからの裏送り中継に充てた。
    • 2014年8月22-24日の広島戦もRCCラジオ(NRNライン)との2局ネットで放送したが、既に1日あたりの試合数が少ない時期になっていたため、上記関東遠征とは事象が異なり、楠がベンチリポーターとして派遣された。
    • 2015年は、8月4-6日の広島戦はABCによる自社制作で放送。4日のみ通常の自社制作体制(平岩が実況し、中邨がリポーター)をとり、高校野球開幕前日の5日からの2試合は中邨のみ広島に残り実況を担当した。この3連戦はJRN系列でも全国放送カード(RCC制作)となっていた上、RCCでの本番中継は5日・6日の当カードが広島市への原爆投下の追悼試合(ピースナイター)であり、かつRCC自社がNRN扱いとなる曜日であるため、JRN向けの本番カードとは別制作(NRN予備扱い)で中継した。更にRCCは5日と6日のテレビ中継も担当していた関係で(4日は広島テレビ〔HTV〕が中継)アナウンサーが不足、ABC向け中継に人員を割けなかった。このため平岩が帰阪した5日からはリポーター無しでの中継となった(MBSラジオは自社で実況・解説・ベンチリポートを用意した)。なお、この3連戦はHTV・RCCとは別にサンテレビが全試合を中継しており、同局との間で解説者の融通があった。7日からは中邨も高校野球中継の担当に回ったため、以降のビジターゲームは全て対戦相手局からのネット受けまたは裏送りとなり、ABCからの解説者、アナウンサーの派遣はなかった。
    • また、関東でのロードゲーム(8月7・8日・DeNA戦、14・15日・ヤクルト戦、18-20日・巨人戦)はいずれもABCからのアナウンサーの派遣はなかった。このうち、8月8日と18-20日はそれぞれ在京局制作全国ネットナイターの指定試合(8日のみQR制作・NRNナイター、18-20日はTBSラジオ制作・JRNナイター)であるため、全国放送の内容をそのまま放送、他は裏送り(8月9・16日の薄暮デーゲームは後述)。
    • 2016年は、8月5-7日のヤクルト戦と、高校野球終了後の8月23-25日のDeNA戦のみABCによる自社制作で放送。いずれのカードでもベンチリポーターを付けないため、中継担当のプロデューサーが試合中に当該球団の情報を集めたうえで、実況アナウンサーが随時紹介する。ちなみに、この年は高校野球期間以外の中継でも、同様の方法で放送することが増えている。8月2-4日のDeNA戦はTBS制作の中継(2・3日は裏送り、4日はJRN全国放送)、8月9-11日の広島戦はRCC制作の中継(9日は2局ネット、10日はABC向けの裏送り[注 57]、11日はJRN全国放送としての裏送り)、8月19日の巨人戦はLF制作のNRN全国中継を、それぞれ放送する。
      • 高校野球期間ではないが、9月11日の「ヤクルト対阪神」(神宮)も体裁上はNRNナイター指定放送カードであり、QR制作(実況・槙嶋範彦、解説・松沼博久)のものを放送したが、QRは放送自体なし、その他の地域もヤ×神以外の試合が全部デーゲームであるため、ABC向けの裏送りのみの放送となり、前日実況を担当した楠がベンチレポーターとして派遣された[注 58]
      • 上記以外でも、阪神のホーム・ビジターを問わず、日曜日のナイターがNRNナイター全国放送指定カードであるにもかかわらず、他のネット局が地元球団のナイターを放送するか、あるいはデーゲームで試合終了によりナイター時には別番組に差し替える局ばかりだったため、結果的にABCのみ放送となった試合もある。
    • 2017年には、大会終盤で試合数も少なくなり人員派遣の余裕が出る8月22-24日のヤクルト戦、及び大会終了後の8月25[注 59]-27日[注 60]の巨人戦のみABCによる自社制作[注 61]で放送。高校野球開幕前の8月1-3日の広島戦はRCC制作の中継(1日は2局ネット[注 62]、2日と3日はABC向けの裏送り)を放送するが、阪神側のベンチリポーターはABCから派遣するほか、裏開催のオリックス対ソフトバンク戦は通常通りABCの出演者による中継をRKBへ裏送りした。高校野球開幕後の8月8-10日の巨人戦はJRN全国中継をネット受けしたが、2017年世界陸上競技選手権大会とも重なっている事情もあり、3試合ともRF制作となった[注 63]。8月11-13日のDeNA戦は在京局からの裏送り(11日はLF、12日と13日はQR制作)となり、8月18日の中日戦はSFからのネット受けで放送した。以上の各試合は、阪神側のベンチレポーターもABCからは派遣せず、対戦相手となる主管球団側地元の放送局(RF/LF/QR)のアナウンサーが1人でベンチレポーターを担当している。自社制作を再開した8月22日のヤクルト戦についても、高校野球の日程順延の影響からベンチリポーター無しでの中継となった[注 64]
    • 2019年のビジターゲームでは、原則として、主催球団側の地元局が制作する中継を2局ネットで放送。ただし、8月6 - 8日と24・25日のヤクルト戦はQR制作分、8月23日の同カードはLF制作分中継の裏送りで賄った。なお、前者(火曜 - 木曜)は通常非NRN扱い(JRN各局・QR・RFと提携)であるが、他球場速報のチャイムはNRNのものを採用した[注 65]ほか、8月23日は試合の途中から、LF(『ショウアップナイター・ハイライト』)向けにも放送。
    • 2020年以後の新型コロナウィルス対応(後述)では、高校野球期間中は巨人(土・日<デー・ナイターを問わず>と、祝日のデーゲーム除く)、中日、広島戦はネット受け、巨人戦の土・日、並びに祝日のデーゲームとヤクルト、DeNA戦は裏送り(土曜ナイターのKRYとの2局ネットを含む)の対応を基本としている。

阪神のビジターゲームをデーゲームとして開催する場合

  • 開始時間が高校野球中継の時間帯と重なるため、対戦球団の地元局が2局ネット(または裏送り)方式で制作する中継を、高校野球中継の予備カードに設定。中継予定の高校野球の試合が中止になった場合にのみ、予備カードからの昇格扱いかつ、オールスポットの「フレッシュアップベースボールスペシャル」として放送する。また、プロ野球中継枠の協賛スポンサーは土・日も含めて、ナイター枠の方に付く。
    • 2009年には、8月15・16日の巨人戦(東京ドーム)が該当。この年は前述の通り大会期間中の阪神戦を全試合完全制作したが、高校野球中継の予備カードとなったこの試合も同様だった(前日14日から引き続き岩本計介アナが東京ドームに派遣されていた)。その一方で15日のナイターの時間帯には「オリックス対ソフトバンク」をRKBとの2局ネットで放送したが、実況・リポーターはRKBのアナウンサーが担当した。
    • 2013年には、8月10・11日の中日戦(ナゴヤドーム)が該当(ナイトゲームであった9日の同カードはSF制作の中継を2局ネットで放送)。両日ともCBC制作の2局ネット向け中継を予備カードに設定したが、高校野球の中継予定カードが全試合開催されたため、ABCでは中日戦を放送できなかった(2試合とも延長戦にもつれ、ナイターの広島対巨人戦の中継開始時にも継続されていたが、阪神戦は放送せず、そのまま広島対巨人の中継を行った)。ただし、阪神側のベンチリポートを務めるABCのアナウンサーは、通常通りCBCローカルの中継に出演した。
    • 2015年には、8月9日(日曜日)のDeNA戦(横浜)と16日(日曜日)の東京ヤクルト戦(神宮)が17:00開始の薄暮デーゲームであったため、当該時間帯と重なる高校野球中継を16:59で終了(前述)。両日とも、17:00から55分間は「フレッシュアップベースボールスペシャル」、以降は定時放送扱いでQRからの裏送り中継を放送した(ABCからは実況・ベンチリポート担当のアナウンサーや解説者を派遣せず)。上記カードはいずれもNRNのナイターネット指定試合であったが、実際にはABCのみで放送していた[注 66] ため、中継では「文化放送プロ野球速報」を「ABCナイター速報」として挿入していた。
      • 9日放送分では、DeNA戦中止時の予備カードとして、ロッテ対ソフトバンク戦(17:00開始)を設定。予備カードも中止になった場合には、『SET UP!!』の放送を予定していた。いずれの場合にも、17:55まで高校野球を中継した後に、定時のナイトゲーム中継枠で放送する予定だった。実際にはDeNA戦が定時の中継枠内で終了したため、中継終了後の後座パートは、ABCのスタジオからではなくQRの本社スタジオから放送。高橋将市(同局アナウンサー)がABC向けに、20:56まで中継のダイジェスト・他カードの結果を伝えた。
      • 16日放送分では、東京ヤクルト戦の中止に備えて、2つの予備カード[注 67]を設定。予備カードを含めた全試合が中止になった場合には、9日と同様の体制で『SET UP!!』の放送を予定していた。実際には東京ヤクルト戦が定時の中継枠内で終了したため、中継終了後の後座パートは、当時開催中だった「広島対DeNA戦」の中継は行わず、ABCのスタジオから当日のスタジオアシスタント・白ヶ澤香織の進行で20:56まで放送した。
    • 2016年には、8月20・21日の巨人戦(東京ドーム)が該当。19日のナイターは前述の通りLFからのネット受けであったが、この両日はTBS・QR・RFのいずれも中継予定がなく[注 68]、既に1日当たりの試合数も少ない時期になっていたため、2009年同様にABCが自社で高校野球中継の予備を配置することになり、中田良弘と平岩康佑アナが東京ドームに派遣され、高校野球[注 69]が終了後、ないしは雨天などの試合中止時に中継を行うことになっていた。実際には20日のみ、試合途中の15:50から『フレッシュアップベースボールスペシャル』扱いで中継が行われた。なお、ナイターの時間帯にはNRN本番カードの「広島対ヤクルト」(RCC制作。21日は事実上同局との2局ネット)を放送。阪神戦中継が実現しなかった21日についてはナイターの後座パートで、平岩の実況による録音音源を用いて当該試合の回顧を行った。
    • 2017年には、8月19・20日の中日戦(ナゴヤドーム)が該当。高校野球が休養日か中止となって結果的に開催されないか、試合が行われて早終了となった場合に限りCBCからのネット受けで放送することになっていた[注 70]。また、ナイター枠では「広島×ヤクルト」戦(中国放送制作・NRNナイターをネット。LF-MBS向けはLFの乗り込み制作)[注 71]が放送される日程が組まれた。実際には雨天順延のため両日共に高校野球中継が組まれ、高校野球中継が終了した時点で試合が続いていた20日のみ17:55から阪神戦の中継を行ったのち、RCC制作のナイター本番カード「広島×ヤクルト」戦に飛び乗った。
    • 2019年には、8月17・18日の巨人戦(東京ドーム)が該当。いずれもRFが裏送り方式で中継を制作したが、ABCからも解説者(中西清起)のみ派遣させていた。当初の計画では、17日(土曜日)開催分を高校野球準々決勝中継の予備カードとして扱う一方で、高校野球の休養日が設定されていた18日(日曜日)開催分のみ巨人戦の中継を予定していた。しかし、15日(木曜日)に組まれていた高校野球3回戦が令和元年台風第10号の接近に伴って中止になったため、高校野球の大会日程を(予備日を含めて)翌16日(金曜日)から1日ずつ順延。この措置に沿って、16日・17日に3回戦、18日に準々決勝が開催された。その結果、上記の巨人戦については、3連戦の初戦(16日開催分のナイトゲーム)でLF制作のNRNナイター向け中継をネット受け方式で放送するだけにとどまった。
    • 2021年には、8月21・22日の中日戦(ナゴヤドーム)が該当。高校野球が休養日か中止となって結果的に開催されないか、試合が行われて早終了となった場合に限りCBCからのネット受けで放送することになっていた[注 72]。また、ナイター枠では「広島×ヤクルト」戦(中国放送制作・NRNナイターをネット)[注 73]が放送される日程が組まれた。実際には大会期間中の天候に恵まれず、度重なる順延・日程変更を重ねたため、両日共に高校野球中継が組まれ、21日は「広島×ヤクルト」戦のみを放送。22日はその「広島×ヤクルト」戦も中止となったため、ナイターの時間帯には文化放送からの裏送り番組『SET UP!!』を放送した(ABC以外は別の予備番組となるため、事実上ABC向けのみの裏送り放送であった。『SET UP!!』の放送自体も2012年9月23日以来9年ぶりであった)。
    • 2022年8月11日(山の日)のDeNA対阪神(横浜スタジアム TBSラジオ裏送り)は、17時開始予定の薄暮開催であるが、17時台は高校野球(第6日4試合日)を優先し、試合途中の17:55から通常と同様に放送した[注 74]
    • 8月20日、21日のデーゲーム、巨人戦はRFラジオ日本から裏送り放送するが、高校野球の日程の関係でスポット枠扱いの「フレッシュアップベースボールスペシャル」扱いとして放送し、別途スポンサー付きのナイターとして、いづれもNRN全国放送指定(QR裏-RCC 20日のみKRYにもネット)のDeNA対広島戦をネットして放送する。

なお、2013年から2015年の大会期間中の土・日曜日には、火 - 金曜日の『野球にぴたっと。』に相当する番組として『ABCフレッシュアップベースボール タイガースにぴたっと。』を17:52 - 17:55に編成。当番組のスタジオ担当が、(阪神戦がナイトゲームの場合には)スターティングメンバーや、(阪神戦がデーゲームの場合には)試合の経過を手短に伝えた。なお、2013年には月曜日にも、道上洋三の出演・事前収録による『タイガースにぴたっと。』を放送していた。2016年は当該時間帯にリオデジャネイロオリンピック関連の民放ラジオ統一番組『VIVA! リオデジャネイロオリンピック』を放送するため、『タイガースにぴたっと。』を含めた高校野球4試合日の前座ミニ番組は編成されず、2017年は前座ミニ番組無しでそのまま開始するようになった。

新型コロナウイルスへの感染拡大に伴う対応

(高校野球期間中の対応は前述と一部重複する)

2020年

新型コロナウイルス感染拡大の影響でNPBレギュラーシーズンの開幕が何度も延期されているため、開幕前日の6月18日(木曜日)までは、平日のナイトゲーム中継基本枠(18:00 - 21:00)に以下の自社制作番組を編成していた。

  • 3月31日(火曜日) - 4月10日(金曜日)
  • 4月14日(火曜日) - 5月8日(金曜日)
    • 18:00 - 19:00『ラジオで虎バン!』(高野純一がパーソナリティを担当)
      • 当初は濱中と今成亮太が2週間交代で高野のパートナーを務めていたが、NPBレギュラーシーズン開幕の延期が相次いだことから、放送期間の中盤以降は、濱中・岡田・真弓・湯舟・赤星を除く(放送時点での)当番組の解説者がパートナーを順次担当した。
      • 毎回のオープニング直後には、ABCが保管している当番組(自社制作による1960年代から2019年までの阪神戦中継)の実況(阪急出身の福本の出演日のみ阪急戦・近鉄出身の有田の出演日のみ近鉄戦中継)アーカイブ音源から、1試合分のダイジェストシーンを「感動アゲイン」と称して再生。中盤(18:30以降)に放送される「タイガースウラ選手名鑑」でも、阪神戦中継のアーカイブ音源から、名鑑の対象者に関する実況音源を活用している。
    • 19:00 - 21:00『NEXTをさがせ!
  • 5月12日(火曜日)以降

日本高等学校野球連盟ではこの年に、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、春の第92回選抜高等学校野球大会と夏の第102回全国高等学校野球選手権大会を相次いで中止。その一方で、「2020年甲子園高校野球交流試合」(第92回選抜高等学校野球大会への出場が決まっていた32校による招待試合)を、阪神の夏季ロード(選手権本大会の開催を予定していた)期間中(8月10 - 12日および15 - 17日)に甲子園球場で実施。朝日放送グループでは、例年の全国高等学校野球選手権本大会と同じく、テレビ・ラジオとも全16試合(1日につき3試合以内で)中継した[63]。当番組の中継で実況・ベンチリポーターを定期的に務めるABCのスポーツアナウンサー(2020年度は総勢9名)[注 75] は、例年の選手権本大会中継と同じく、全員が甲子園高校野球交流試合の中継で実況を担当。地方大会への代替措置として都道府県・地区高等学校野球連盟単位で開催されている独自大会期間中の7・8月には、独自大会への「出前実況」(出場校の3年生部員の家族からリクエストを受け付けたうえでABCのスポーツアナウンサーを派遣させる)企画も実施した。

一方のNPBでは、レギュラーシーズンを6月19日に無観客で開幕したが、試合数を前年(2019年)の143試合から120試合に削減。例年当番組で中継しているセ・パ交流戦、オールスターゲーム、阪神が進出する場合に中継するクライマックス・セが中止された(クライマックス・パはレギュラーシーズン優勝チームと2位チームによる対戦に限定)。さらに、例年は10月下旬から始まる日本シリーズも、開幕日が11月21日(土曜日)に設定された。このような事情から、当番組の中継・放送体制や実況・リポーターの配置を、例年から若干変えている。

  • NPBは、レギュラーシーズンの開幕日再設定に伴って、開幕直前(6月2日 - 14日)に一・二軍の練習試合を組んだ。ABCラジオでは、甲子園球場や京セラドーム大阪で催される阪神の一軍練習試合から、一部の試合を以下のように中継している[64]
    • 6月5日(金曜日):阪神対ソフトバンクのナイトゲーム(甲子園、実況:高野、解説:関本)
    • 6月12日(金曜日):オリックス対阪神のナイトゲーム(京セラドーム、実況:高野、解説:岡田)
      • いずれも試合開始時間が18:00に設定されたことから、『ラジオで虎バン! 阪神戦生中継スペシャル』として、『ラジオで虎バン!』の放送枠内(試合序盤の1時間限定)で実況生中継。5日のみ、『金曜7時は☆テンダラーじゃナイト!』内でも、大の阪神ファンであるテンダラーとのクロストーク方式で、19:20頃から数分間にわたって生中継を挿入していた。
  • メインカードの阪神戦については、レギュラーシーズンの開幕カードとして新たに設定された巨人との3連戦(東京ドーム:6月19 - 21日)をはじめ、7月5日までの5カード(15試合)を関西以外の地方でビジターゲームとして実施(実際には対広島戦1試合の中止によって14試合を中継)。関西地方での開幕カードは、7月7 - 9日の対巨人3連戦(甲子園)で、9日までの18試合は無観客での開催を予定していた(実際には雨天中止の3試合を除いて15試合を開催)。当番組では、上記期間のビジター全試合を、TBSなどの技術協力を受けながら自社制作で中継。実況・ベンチリポート要員として3連戦につき2人のアナウンサーを1組扱いで派遣したため、他のレギュラー番組との兼ね合いで派遣が困難であった中邨は後述するオリックス戦の裏送り向け中継のみ実況、小西はオリックス戦裏送り中継のリポーターのみ担当したほか、佐藤の担当は7月7日のオリックス戦(ベンチリポート)以降に持ち越された。
  • オリックス戦については、レギュラーシーズンの開幕カード(6月19 - 21日)を、京セラドームでの楽天3連戦に設定。以降は、7月7日 - 9日の対日本ハム3連戦で京セラドームを使用するまでの4カードを、関西以外の地方でビジターゲームとして開催。ABCでは上記の開幕カードを、TBCへの裏送り限定で3試合とも中継した。
    • HBCへの裏送り限定で対日本ハム戦の中継を予定していた7月7日・8日には、当番組で本番カードに設定していた阪神対巨人戦(前述)の雨天中止に伴って、当番組でも対日本ハム戦の中継を放送した(予備カードからの昇格扱い)[注 76]
  • NPBレギュラーシーズンの延期に伴う公式戦の日程組み替えに伴って、7月10日からの3日間は、阪神対DeNA戦(甲子園)と巨人対ヤクルト戦(ほっともっとフィールド神戸)が18:00開始のナイトゲームとして編成された(10日の巨人戦は雨天中止)。ABCでは3日間とも阪神戦を自社向けに中継する一方で、12日(日曜日)の巨人対ヤクルト戦中継をNRNナイターの本番カード向けに別途制作(実況:山下、解説:中田)[注 77]。当日のNRNナイター放送局はABCのみで、事実上阪神戦の予備カードとして扱われていたが、実際には阪神戦が開催されたため巨人戦の中継が見送られた。
    • 8月1日(土曜日)の阪神対DeNA戦(甲子園=当日のセ・リーグ唯一のナイトゲーム)中継は、NRNナイターの本番カードとして扱われていたため、山口放送(土曜日のNRNナイターをレギュラーで放送する唯一のラジオ局)との2局ネットで放送した(実況:北條、解説:中西、両チームのベンチリポート:福井)、
      • 山口放送では試合途中の18:20からネットを開始。実際にはABCとの2局ネットにもかかわらず、実況担当の北條は、NRNナイターとしての体裁上「ABCラジオの制作で全国の皆様にお送りしています」というアナウンスを入れていた。後述する8月15・16日の阪神対広島戦でも同様に対応。
  • 8月上 - 中旬(甲子園高校野球交流試合期間の前後)には、以下の体制でセ・リーグのナイトゲーム中継をメインカードとして編成。オリックスは11日 - 16日にPayPayドームでソフトバンクとの6連戦に臨むため、この期間にはオリックス戦の中継の制作に関与しなかった。
    • 7日(金曜日) - 9日(日曜日):広島対阪神戦(マツダ)
      • 3試合とも、RCCがNRN向けに制作する中継をネット受け[注 78]。時期が重なる8月4日からのオリックス対ロッテ6連戦(京セラドーム大阪)については、ナイトゲームとして開催する4 - 7日に自社向けの予備待機を実施した[注 79]
    • 10日(月曜日・山の日[注 80] - 12日(水曜日):DeNA対阪神戦(横浜)
      • 3試合とも、TBSラジオが裏送り扱いでABC向けに中継を制作[注 81]
      • 10日は「2020年甲子園高校野球交流試合」の第1日・「令和2年大阪府高等学校野球大会」(第102回全国高等学校野球選手権大阪大会の代替大会)の最終日でもあったことから、ABCラジオでは甲子園交流試合2試合の中継(9:54 - 14:50)→大阪府高校野球大会の中継(14:50 - 17:55、いずれも自社制作)→DeNA対阪神戦中継(17:55以降)の順に放送した。
    • 13日(木曜日):巨人対ヤクルト戦(東京ドーム)
      • 阪神の公式戦が最初から組まれていないため、RF制作分の中継をネット受け。
    • 14日(金曜日) - 16日(日曜日):阪神対広島戦(京セラドーム)
      • 3試合とも、ABCの自社制作で中継。RCCでもネット受けを実施した。
      • 15日(土曜日)には、NRNナイターとしてKRYでも放送。16日(日曜日)には、ナイトゲームとして開催される巨人対中日戦(東京ドーム)をLF・QRとも中継しないため、中日の地元局であるSFでも阪神対広島戦のネット受けを実施した。
    • 18日(火曜日) - 20日(木曜日):巨人対阪神戦(東京ドーム)
      • 3試合とも、RF制作分の中継をネット受け(18・19日は甲子園交流試合の予備日→実際には17日で全日程を終了)。
      • この期間に京セラドームで開催されるオリックス対西武ナイトゲームでは、QRへの裏送り向けに中継の制作を担当した。
    • 21日(金曜日) - 23日(日曜日):ヤクルト対阪神戦(神宮)
      • 21日にはLF、NRNナイターのネット担当日である22・23日にはQR制作の中継を裏送りで放送。

なお、ABCでは、当番組に関与していない澤田有也佳アナウンサーが新型コロナウイルスへ感染していることが8月1日に確認。澤田が7月下旬に出演していたレギュラー番組(『おはよう朝日です』平日版と伊藤が初代のメインキャスターを務めた『キャスト』)の関係者にPCR検査を順次受診させることに伴って、同月5日(水曜日)には、伊藤が『キャスト』のメインキャスター(PCR検査を受診する関係で休演する上田剛彦の代理)にいったん復帰した。上田などの陰性がPCR検査で完全に確認されるまでの暫定措置で、当初は水・金曜日の代演を予定していた[65]。しかし、実際には上田などの陰性が翌6日(木曜日)に確認されたため、7日(金曜日)の『キャスト』から上田がメインキャスターに復帰。結局、伊藤の代演は5日だけで事実上終了した[注 82]

2021年

新型コロナウイルスへの感染拡大に歯止めが掛からない状況で、NPBではレギュラーシーズンの143試合制を2年振りに復活させることを前提に、3月26日(金曜日)からシーズンを開幕。セ・パ交流戦、オールスターゲーム、クライマックス・セの開催に加えて、クライマックス・パも、レギュラーシーズンの3位チームまで含めた2ステージ制を再開した。また、野球競技を含む2020東京オリンピックが7月21日 - 8月9日に開催されることに伴って、開催前後の期間(7月17日 - 8月12日)にはレギュラーシーズンを中断。日本シリーズの開催期間を前年と同じく11月下旬(20日以降)に設定してたため、クライマックス・シリーズは11月の第1週(6日)以降に開催された。

その一方で、NPBは、2021年レギュラーシーズン開幕日から4月17日までの期間に関東圏の一部(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)の球場で予定しているナイトゲームの開始時間(例年は基本として18:00)を、新型コロナウイルスへの感染拡大防止策の一環で17時台後半(17:30または17:45)へ繰り上げることを開幕直前の3月22日に決定した。当番組のメインカードである阪神戦については、当該期間中のビジターゲームでヤクルトとの開幕戦(神宮=開始時間を17:30に繰り上げ)と4月9日(いずれも金曜日)の対横浜戦(横浜=17:45に繰り上げ)が該当したため、後述する前座番組の短縮と引き換えに当該試合の中継枠を拡大した。

さらに、巨人も東京ドームで4月20日(火曜日)から主催する阪神との3連戦で、3試合とも開始時間を17:45に繰り上げることを決定。新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく蔓延防止等重点措置が同月9日から東京都内、16日から神奈川県・愛知県内へ5月11日まで適用されていることに伴って、4月27日(火曜日)・28日(水曜日)の中日対阪神2連戦(バンテリンドーム ナゴヤ)および、5月7日(金曜日)のDeNA対阪神戦(横浜)でも、18:00に設定されていた試合開始時間が17:45に繰り上げられた(東京都内には4月25日から5月31日まで緊急事態宣言を発出[注 83])。このような事情から、4月中と5月7日には、後述する前座番組の放送枠を短縮(当番組の放送枠を拡大)することで試合開始からの完全生中継に対応している。

なお、関東圏の球場で開催される阪神ビジターゲームでは、例年より早く在京局制作中継の放送を開始。ヤクルトとの開幕3連戦(3月26 - 28日)こそ自社制作で中継したものの、4月には阪神側のベンチリポーターすら派遣せず、金曜日の対DeNA戦ではLF制作分のNRN予備中継の裏送り[注 84]、土・日曜日の対DeNA戦ではTBSが裏送り向けに制作する中継[注 85]、火 - 木曜日の対巨人戦ではRF制作分の中継(CRKと並列放送)を充てていた。

また、5月4日(火曜日・みどりの日)と5日(水曜日・こどもの日)にデーゲームとして神宮球場で組まれた対ヤクルト戦では、QRが制作する中継を裏送り方式で放送[注 86]。14日(金曜日)からの対巨人3連戦(東京ドーム)では、同日のナイトゲームをLFが制作するNRNナイター向け中継のネット受け、15日(土曜日)のナイトゲームをQRが裏送り向けに制作するNRNナイター(KRYとの2局ネット)、16日(日曜日)のデーゲームをRF制作分中継の裏送りで賄った。

関東以外の地方の球場で組まれている阪神と広島の対戦では、開幕第2カードであった3月30日(火曜日)からの3連戦(いずれも阪神のビジターゲーム)を、広島市内のマツダスタジアムから自社制作で中継した。5月2日(日曜日)の阪神ホームゲーム[注 87] では、甲子園球場のある兵庫県内への緊急事態宣言発出(発出期間は東京都内と同じ)に伴って無観客での開催に変更されたが、当番組では自社制作による中継をRCC・SFとの3局ネットで放送[注 88]。SFがNRNのシングルネット局であるにもかかわらず、他球場の試合速報ではJRN仕様のチャイムが使われた。

2019年以来2年振りに開催されたセ・パ交流戦の期間中は、阪神が関与する全18試合から15試合を自社制作で中継。5月28日(金曜日) からの対西武3連戦(メットライフドーム)のみ、NRN基幹局が制作する中継で賄った[注 89]。残りのビジターゲーム(札幌ドームでの対日本ハム3連戦・楽天生命パーク宮城での対楽天3連戦[注 90])については、「ABCラジオ リスナー大感謝まつり交流戦スペシャル」の期間(6月7 - 13日)と重なることから、ABCのスタッフが現地に乗り込んで中継している[注 91]。また、「リスナー大感謝まつり」期間中の6試合では、希望するリスナーから抽選で毎試合1名を対象に「阪神の得点数×1万円(+阪神が勝利した場合には勝利ボーナス10万円)」分の現金プレゼント企画を実施。解説者が中継内で3回にわたって発表する文字をつなげた「キーワード」をハガキか電子メールに記すことを条件に、メールでは中継当日の24:00、ハガキでは翌日の消印分までリスナーからの応募を受け付けていた。実際には阪神が上記の全試合で勝利したばかりか、大量得点を相次いで挙げた[注 92] ため、プレゼントの総額は「近年のラジオ番組としては異例の高額」とされる95万円にまで達した(阪神は交流戦を勝ち越した末にセ・リーグ球団の最上位=全体2位で交流戦を終了)。

なお、東京オリンピックの開催が想定(後に開催)された期間の前後(7月15日 - 8月13日)には、NPBがレギュラーシーズンを中断。当番組では、交流戦終了(リーグ戦再開)から休止期間までに組まれている阪神戦のうち、7月2日(金曜日)からの対広島3連戦(マツダスタジアム、2日のみナイトゲーム、3・4日はデーゲーム)をRCC制作分中継[注 93] のネット受け、7月6日(火曜日)からの対ヤクルト3連戦(神宮)をQR制作分中継の裏送りで賄った。オールスターゲームについては、7月16日(金曜日)の第1戦(メットライフドーム)でLF制作分、17日(土曜日)の第2戦(楽天生命パーク)でTBC制作分の中継(NRN向けの裏送り分)をネット受けで放送した。15日(木曜日)に松山坊っちゃんスタジアムで開催されたフレッシュオールスターゲームについては、例年どおりLF制作分中継をMBSがネット受けしたため、ABCでは自社制作による『ラジオで虎バン!スペシャル』を18:00 - 21:00に編成した。

また、NPBではレギュラーシーズンの中断期間中に、「エキシビションマッチ」と称する練習試合(有観客での非公式戦)を実施。阪神は甲子園球場で6試合を主催したほか、京セラドーム大阪でオリックス主催の3連戦に臨んでいた。ただし、ABCではエキシビションマッチを一切中継せず[注 94]。平日のナイトゲーム中継基本放送枠(18:00 - 21:00)で自社制作の特別番組(過去のレギュラー番組の復活版など)を日替わりで放送した。日本の民放ラジオ全局は東京オリンピックの開催期間中(7月23日 - 8月8日)にオリンピック関連の事前収録番組(民放ラジオ統一番組)を1日に3回(午前帯:「東京2020オリンピックリポート」、夕方・夜間帯:「東京2020オリンピックハイライト」)のペースで10分間放送することを決めていたため、オリンピック期間中の火 - 金曜日には、「東京2020オリンピックハイライト」の夕方分を17:50 - 18:00、夜間分を20:50 - 21:00に単独番組として編成した。

NPBレギュラーシーズン中断期間終盤の8月10日(火曜日)から第103回全国高等学校野球選手権大会が開催されたことに伴って、ABCラジオでは大会の中継を2年振りに再開。平日のナイトゲーム基本中継枠内の特別番組(前述)は、この日からレギュラーシーズン再開前日(12日=木曜日)まで、当番組のスタジオバージョン(『ABCフレッシュアップベースボールスペシャル』)として編成された。そのため、上記の3日間で第103回大会の試合が17:55までに終了しなかった場合には、展開にかかわらず当該試合の中継を17:52で打ち切っている[注 95](ナイトゲームの中継日に準じた措置)。阪神のレギュラーシーズン再開後の最初のカード(13日=金曜日からの対広島3連戦)と、大会期間の終盤に組まれていた阪神の主催試合(24日=火曜日からの対DeNA3連戦[注 96])は、いずれもナイトゲームとして京セラドームで開催されるため、大会の試合中継と並行しながら自社制作で中継。横浜スタジアムが2020東京オリンピックの野球競技に使われた関係で、DeNAが東京ドームで初めて主催した対阪神戦(17日=火曜日からの3連戦)では、TBSラジオが裏送り向けに制作した中継を充てた。阪神にとって次のカードである中日との3連戦(ナゴヤドーム)については、21日(土曜日)の第2戦と22日(日曜日)の第3戦がデーゲームとして組まれたため、両日ともCBC制作分の中継を高校野球中継の雨傘番組に設定(実際には両日とも高校野球を中継)。その一方で、RCCがNRNナイター向けに制作する広島対ヤクルト戦(マツダスタジアム)中継を、両日ともナイトゲームの中継枠で編成した。ただし、22日の開催予定分では中継の開始後に雨天中止が決まったため、雨傘番組の『SET UP!!』(文化放送制作)が放送されている。さらに、27日(金曜日)から29日(日曜日)までは広島対阪神戦(マツダ)の中継を自社向け、オリックス対ソフトバンク戦(京セラドーム大阪)の中継をKBC(27・28日)/RKB(29日)への裏送り向けに制作。もっとも、高校野球で開会式を皮切りに試合の雨天順延が相次いだため、ABCラジオでは28日(準決勝2試合の開催日)と29日(決勝の開催日)に高校野球中継も上記2カードの中継も自社で制作した。

9月には阪神のビジターゲームが11試合組まれていたが、いずれの試合もビジター地元局の制作による中継で賄っている。

  • 9月10日(金曜日)・11日(土曜日)の対広島戦(マツダスタジアム):いずれもRCC制作分の中継をネット受け(10日はナイトゲーム、11日は13:30開始のデーゲーム=SFを加えた3局ネットで中継、MBSでは2試合とも自社制作による中継を放送)
  • 9月12日(日曜日)の対DeNA戦(横浜)/14日(火曜日)・15日(水曜日)の対ヤクルト戦(神宮):QR制作分の裏送り向け中継を充当
    • MBSでは3試合とも、自社制作による中継を放送。12日の対DeNA戦では試合開始時刻が17:00に設定されていたため、当番組では16:55から中継を実施した(実況:寺島啓太、解説:松沼雅之)[注 97]。ヤクルトとの2連戦はいずれもナイトゲームで、阪神の公式戦が最初から組まれていない16日(木曜日)には、RKB制作のソフトバンク対ロッテ戦(福岡PayPayドーム)中継(実況:宮脇憲一<RKB>、解説:浜名千広)をナイトゲームの中継枠で放送。
  • 9月21日(火曜日)からの対中日3連戦(ナゴヤドーム):いずれもCBC制作分の中継をネット受け(21日と22日は18:00開始のナイトゲーム・秋分の日に当たる23日は13:55開始のデーゲーム)
  • 9月24日(金曜日)からの対巨人3連戦(東京ドーム):24日のナイトゲームはLF制作分中継のネット受け、25・26日のデーゲームはRF制作分の裏送り向け中継で対応。

その一方で、スポーツ担当離脱後の1977年4月から『おはようパーソナリティ道上洋三です』(平日早朝の生ワイド番組)に出演してきた道上が、脳梗塞の発症によって9月11日(土曜日)から急遽入院。道上の退院や番組復帰の時期を見通せないことから、翌週(13日)以降の同番組では、朝日放送テレビから(スポーツアナウンサーの中邨・伊藤・横山を含めて)中堅・ベテラン級の現職アナウンサーが日替わりでパーソナリティ代理を務めていた。9月28日(月曜日)から放送を再開した『ABCミュージックパラダイス』(福井が月曜日・北條が火曜日のパーソナリティをレギュラーで担当)でも、水曜日のレギュラーパーソナリティに起用された現役大学生のリコ(ヤユヨ)が学業との兼ね合いで出演開始の時期を10月20日まで遅らせたことを背景に、小縣が10月13日(水曜分)放送分のパーソナリティを1回限定で担当。このような事情から、レギュラーシーズンの終盤で阪神・オリックスともリーグ優勝の可能性を残しているにもかかわらず、スポーツアナウンサーがスポーツ関連以外のラジオ番組へ駆り出される事態が相次いでいた(ナイターオフ編成に入る10月第1週以降の当番組の対応については後述)。

2022年

日本国内で新型コロナウイルス感染症の流行が過去2年ほどには広まっていない状況で、NPBが3月中旬からレギュラーシーズンをスタート。一軍の公式戦が開幕した3月25日(金曜日)の時点ではオールスターゲーム前後以外の中断期間を設けておらず、10月8日からクライマックス・シリーズ、同月22日(いずれも土曜日)から日本シリーズの開催を予定している。

阪神のビジターゲームについては、セ・パ交流戦の最終カードとして京セラドーム大阪を使用したオリックスとの3連戦を含めて、以下のように対応している。

  • マツダスタジアムでの対広島戦
    • 3月29日(火曜日)からの3連戦(開幕第2カード):いずれもナイトゲームで、RCCの技術協力によって中継を自社で制作。
    • 6月21日(火曜日)からの3連戦(セ・パ交流戦全日程終了後最初のビジターカード):いずれもナイトゲームで、RCCが制作する中継を2局ネットで放送[注 98]。放送に際しては、ABCの自社制作による阪神主催分とは逆に、本番カード限定でNRNにラインを切り替えた(他球場速報もNRNのチャイムを使用)[注 99]
    • 7月18日(月曜日・海の日)からの3連戦:いずれもナイトゲームで、6月21日 - 23日と同様にRCC制作分中継での相互ネットを予定していた(MBSは乗り込み自社制作で対応)。実際には、18日開催分のみ雨天中止で、19・20日開催分ではABCが本番カード限定でNRNに切り替えた。
      • 18日のマツダスタジアム界隈は大雨で、放送開始の時点(17:55)では当該試合の開始時間を遅らせる措置が講じられていたが、当初開始を予定していた18:00に中止が確定。ABCでは『ミラクル・サイクル・ライフ』(本来は月曜日の18時台前半に通年で放送されているTBSラジオ制作の収録番組)の遅れネットを臨時に返上していたほか、自社で収録しているスポンサー付きレギュラー番組(本来は19時台に放送している『桂りょうばの落語トラベル』『楠淳生のLET'S GOアスリート』)を休止する措置を講じていたことから、RCC制作分の中継を18:16まで続けた後に、小早川(スタジオMC)の単独進行による『ABCフレッシュアップベースボールスペシャル』を本社スタジオから21:00まで放送した。
      • その一方で、ABCでは19日(火曜日)からのオリックス対日本ハム3連戦(京セラドーム大阪でのナイトゲーム)中継をHBC向けに制作。同日と翌20日(水曜日)は裏送りのみだったが、阪神戦が最初から組まれていない21日(木曜日)のみ、実況:山下、解説:濱中、ベンチリポート:伊藤史隆という陣容の中継を自社でも放送した[注 100]
    • 8月5日(金曜日)からの3連戦:いずれもナイトゲームで、RCC制作分中継の2局ネットで対応。
    • 9月23日(金曜日=秋分の日)のナイトゲーム:RCCからの技術協力を受けながら、乗り込み方式によって自社で中継を制作。この試合が中止・不成立(ノーゲーム)によって翌24日(土曜日)の予備日に開催された場合にも、上記の体制で中継の自社制作を予定していた。
  • 東京ドームでの対巨人戦
    • 4月1日(金曜日)からの3連戦:1日はナイトゲーム、2日・3日はデーゲームで、3試合とも自社で中継を制作(RFが技術協力)。
    • 4月29日(金曜日)からの3連戦:29日のナイトゲームは、LFがNRNナイター向けに制作した中継を同時ネット。30日・5月1日のデーゲームでは、自社で中継を制作した(RFが技術協力)。
    • 8月2日(火曜日)からの3連戦:いずれもナイトゲームで、RF制作分の中継を同時ネット。
    • 8月19日(金曜日)からの3連戦:19日にはナイトゲーム、20・21日には14:00開始のデーゲームとして編成。19日には、LFがNRNナイター向けに制作した中継の同時ネット、20日・21日にはRF制作分中継の裏送りで賄った。
      • 上記の日程は第104回全国高等学校野球選手権大会の終盤と重複しているが、この大会では22日(月曜日)に決勝を開催することを前提に、17日(水曜日)・19日・21日を休養日に設定していた。
        • 20日には、高校野球の準決勝(全2試合)を午前9時(9:00)から甲子園球場で開催。第2試合(近江下関国際戦)が15:13に決着したことを受けて、高校野球の中継を15:32で切り上げた後に、15:34から巨人対阪神戦の中継(実況:槇嶋範彦、解説:岡島秀樹、リポーター:真鍋杏奈)に切り替えた。切り替えたタイミングは5回表の途中(阪神の攻撃中)で、試合が17:10で終了したため、17:25まで中継を放送。スタジオMC(土曜デーゲーム担当の中野涼子と週末ナイトゲーム担当の小早川)によるスタジオパートをはさんで、QRがNRNナイター向けに制作したDeNA対広島戦(横浜)中継を17:55から放送した(18:00以降はRCC・18:20以降はKRYでも同時ネット)。ちなみに、阪神は中継への飛び乗り前(4回表の終了まで)に全得点(5点)を挙げていたため、スタジオパートでは飛び乗り前の実況同録音源から決勝打(3回表に佐藤輝明が放った2点本塁打)のシーンを再生している。
        • 21日に高校野球で雨天順延分の試合を組み込まれた場合には、20日と同様に、午後帯で巨人対阪神戦より高校野球の中継を優先することを想定していた。もっとも、高校野球の日程が同日(準決勝)まで当初の予定通りに消化されたことに伴って、21日に巨人対阪神戦の中継(実況:ギャオス内藤、解説:石黒新平、リポーター:斎藤一平)を14:00から放送することが確定。実際には17:31で試合が決着したため、17:46まで中継を放送した後に、スタジオパートをはさんで17:55から20日と同じ体制でDeNA対広島戦のNRNナイター向け中継に充てた。なお、21日には日曜デーゲーム中継のMC(しもぐち☆雅充)・ナイトゲーム中継のMC(小早川)とも休演していたため、両方の中継と中継間のスタジオパートの進行を一丸志帆が一手に担っていた。
    • 9月17日(土曜日)のナイトゲーム(この年のレギュラーシーズンにおけるカード最終戦)
      • QRがNRNナイター扱いで制作した中継で対応(18:20以降はKRYの2局ネット)。試合前の時点でセ・リーグの3位だった阪神は、5位の巨人に逆転負けを喫したことによって、レギュラーシーズンのリーグ戦を7試合残しながら17年連続でリーグ優勝を逃すことが確定した。その一方で、ABCでは、同じ時間帯に京セラドーム大阪で催されたオリックス対ソフトバンクのナイトゲーム中継(実況:伊藤、解説:中田、リポーター:中邨)をRKBへの裏送り向けに制作。
  • バンテリンドーム ナゴヤでの対中日戦
    • 4月12日(火曜日)からの3連戦:いずれもナイトゲームで、CBCラジオ制作分の中継を2局ネットで放送。
    • 5月6日(金曜日)からの3連戦/7月1日(金曜日)からの3連戦
      • 金曜日のナイトゲームではSF制作分、土・日曜日のデーゲームではCBC制作分中継の2局ネットで対応。
    • 8月26日(金曜日)からの3連戦:26日のナイトゲームではSF制作分、27・28日のデーゲームではCBC制作分中継の2局ネットで賄った。
  • 横浜スタジアムでの対DeNA戦
    • 4月19日(火曜日)からの3連戦/6月28日(火曜日)からの3連戦:いずれもナイトゲームで、TBSラジオ制作分の中継を裏送り方式で放送。
    • 5月13日(金曜日)からの3連戦(実際には2試合を開催):14日・15日のデーゲームは、TBS制作分中継の裏送りで対応。13日には、LF制作分中継の裏送りを予定していたナイトゲームの雨天中止に伴って、同局がNRNナイター向けに制作していた巨人対中日戦(東京ドーム)の中継(予備第1カード)を本番カードに昇格させた。
    • 8月9日(火曜日)からの3連戦:9日・10日(水曜日)開催分はナイトゲーム、祝日(山の日)であった11日(木曜日)は17:00開始の薄暮試合で、いずれもTBSラジオ制作分中継の裏送りで対応。
      • 11日は第104回全国高等学校野球選手権大会の第6日にも当たっていて、2回戦の4試合が組まれていた。ABCラジオでは第4試合(下関国際富島戦)を15時台の後半から中継していたが、17:50までに決着しなかったことから、8回裏(富島の攻撃)の途中(17:53)で中継を終了した。実際には、17:55からDeNA対阪神戦の中継枠に切り替えたうえで、4回表(阪神の攻撃)から中継の放送を開始。この試合が19:47に決着したため、中継を20:01で切り上げた後に、田淵(スタジオMC)の単独進行による『ABCフレッシュアップベースボールスペシャル』を本社スタジオから21:00まで放送した[注 74]
    • 9月9日(金曜日)からの2連戦:9日開催分のナイトゲームではLF制作分、10日開催分のデーゲームではTBSラジオ制作分中継の裏送りで対応。
  • 神宮球場での対ヤクルト戦
    • 4月22日(金曜日)からの3連戦:いずれもナイトゲームで、22日にはLF制作分中継の裏送りで対応した。23日開催分はNRNナイターの本番指定カードで、QRが裏送り向けに制作した中継を、KRYラジオとの2局ネットで放送。24日の中継は関西ローカル放送ながら、QRがNRNナイター扱いで制作していたため、試合の開始前には同局のアナウンサーがスポーツニュース担当で出演していた。
    • 5月17日(金曜日)からの3連戦:いずれもナイトゲームで、QR制作分の中継を裏送り方式で放送[注 101]
    • 7月8日(金曜日)からの3連戦(実際には9日・10日の開催を取り消し):8日はナイトゲームで、LF制作分中継の裏送りで対応した[注 102]。9日(土曜日)以降の対応については後述。
    • 8月16日(火曜日)からの3連戦:いずれもナイトゲームで、QR制作分の中継を裏送り方式で放送。同局では、この期間に組まれている西武対ソフトバンク3連戦(ベルーナドーム)でも、KBCとの2局ネットが基調の中継と、RKB向けの裏送りが基調の中継[注 103]を別々に制作している。
    • 9月27日(火曜日)・28日(水曜日):いずれもナイトゲームで、乗り込み方式・QRからの技術協力によって自社で中継を制作。放送上のタイトルは『ABCフレッシュアップベースボールスペシャル』で、2試合とも福井が実況を担当した[66]
      • この年は前述したように、NPBがレギュラーシーズンのスケジュールを2019年までと同様の期間に編成。ABCラジオから9月の中継スケジュールが発表された8月下旬の時点では、上記2試合の中継を取り止める可能性も伝えられていたが、9月中旬には阪神・ヤクルトの成績などにかかわらず中継を編成する方針に変更された。実際にはヤクルトの2年連続セ・リーグ優勝が24日(土曜日)に決まった一方で、阪神が26日の時点でクライマックスシリーズ進出(レギュラーシーズン3位確定)の可能性を残していたが、27日からの2連戦ではいずれも阪神が勝利。
      • 阪神では、2019年から一軍の監督を務めていた矢野燿大が、この年限りで監督を退任することを春季キャンプの前日(1月31日)に発表。9月27日には、「2008年までの監督だった岡田彰布が、2023年シーズンから矢野の後任として15年振りに阪神へ復帰することが濃厚」との報道が一部で流れた。岡田は翌28日の中継で解説を担当することがあらかじめ決まっていたが、中継では上記の報道や監督人事に一切言及せず、当初の予定に沿って試合の解説に徹した[66]
  • ZOZOマリンスタジアムでの対ロッテ3連戦(5月27 - 29日)
    • 27日(金曜日)のナイトゲームはLF制作分、28日・29日のデーゲームはQR制作分中継の裏送りで対応。毎日放送グループでは、27日開催分をMBSラジオ、28日開催分を毎日放送(テレビ)から自社制作で関西ローカル向けに中継した[注 104][注 105]
      • このカードの前後に組まれている阪神のホームゲーム(いずれも甲子園開催分のセ・パ交流戦)では、以下のように対応している。
        • 5月24日(火曜日)からの対楽天3連戦:いずれもナイトゲームで、24日開催分のみTBCとの2局ネット、25・26日開催分を関西ローカルで中継[注 106]。25日(水曜日)の中継では、中邨が朝日放送テレビの定年退職(「シニアアナウンサー」への移行)後初めて、当番組における阪神戦の実況を福本とのコンビで担当した。
        • 5月31日(火曜日)からの対西武3連戦:いずれもナイトゲームで、自社で制作する中継をQRとの2局ネットで放送[注 107]
        • 6月3日(金曜日)からの対日本ハム3連戦:3日のナイトゲームでSTV、4日・5日[注 108]のデーゲームでHBCとの2局ネットを実施[注 109]
  • 福岡PayPayドームでの対ソフトバンク3連戦(6月7 - 9日のナイトゲーム)
    • 小縣をメインキャラクターに起用したABCラジオの「阪神タイガース徹底応援キャンペーン」期間(実際には関西地区における聴取率調査週間)の前半に当たることを背景に、KBCからの技術協力によって、3試合とも自社制作で中継[注 110]
  • 京セラドーム大阪での対オリックス3連戦(6月10 - 12日)
    • 「阪神タイガース徹底応援キャンペーン」期間の後半に組まれていて、12日(日曜日)のみデーゲーム、10日・11日にはナイトゲームで開催。いずれも中継を自社で制作しているが、11日(土曜日)開催分のみNRNナイターの指定カードで、試合の途中(18:22 ー 21:26)にKRYとの2局ネットを実施していた。残り2日は関西ローカル向けの中継で、10日は『おはようパーソナリティ小縣裕介です』が放送されない金曜日であったことから、小縣が1週間前(3日の対日本ハム戦)のラジオ中継に続いて濱中とのコンビで実況を担当。
      • 「阪神タイガース徹底応援キャンペーン」では、ソフトバンクとの3連戦・オリックスとの3連戦(合計6試合)を対象に、前年に続いて「阪神の得点数×1万円(+阪神が勝利した場合には勝利ボーナス10万円)」分の現金プレゼント企画を実施[注 111]。対象カードでの阪神の戦績は4勝2敗で、8・9日の対ソフトバンク戦で完封負けを喫しながらも、オリックス戦での3連勝によってプレゼント対象の現金総額は60万円にまで達した[注 112]。結局、この期間の阪神戦ラジオ中継では、在阪他局を圧倒するほど高い聴取率を記録している[67]
      • この年には、セ・パ両リーグとも6月17日(金曜日)からリーグ戦を再開することを前提に、NPBが13日(月曜日)から16日(木曜日)までの4日間を交流戦の予備日に設定していた。もっとも、阪神・オリックスとも12日の直接対決(前述)によって交流戦の全日程を消化できることが9日までに確定したため[注 113]、ABCラジオでは13日に通常編成で対応。14日(火曜日)以降の3日間は、ナイトゲーム中継の基本放送枠(17:55 - 21:00)に以下の特別番組(いずれも自社制作によるスタジオからの生放送番組)を充てている(◎印の人物は放送の時点で朝日放送テレビのアナウンサー)。
        • 6月14日(火曜日):下埜北村の夏フェスラジオ2022(パーソナリティ:下埜正太北村真平◎)
        • 6月15日(水曜日):鷲尾千尋のFUKUSHIMA漫才劇場!!(進行:鷲尾千尋◎、ゲスト:からし蓮根[68]
        • 6月16日(木曜日):これ聴いて!(パーソナリティ:鈴木淳史・武田和歌子◎)

オールスターゲームについては、同月25日(火曜日)の第1戦(福岡PayPayドーム)でRKB制作・翌26日(水曜日)の第2戦(松山坊っちゃんスタジアム)でQR制作の非NRN向け中継をネット受けで放送している。

なお。この年には当番組で本番カードとしての中継を予定していた阪神戦が、相手球団の(一軍の選手・コーチを含む)チーム関係者における新型コロナウイルスの大量感染(クラスターの発生)によって以下のように開催を取り消される事例が相次いでいる。

  • レギュラーシーズン開幕直後の4月上旬には、DeNAの選手やチーム関係者が新型コロナウイルスに相次いで感染。5日(火曜日)・6日(水曜日)の対阪神戦(甲子園)に出場・帯同していた選手・コーチからも複数名の感染が確認されたため、7日(木曜日)の同カードおよび、8日(金曜日)から予定されていたヤクルトとの3連戦(横浜)の開催が急遽取り消された[69]。このため、当番組の中継にも以下の影響が及んでいる。
    • 5日(火曜日)と6日(水曜日)に関西ローカルで放送していた阪神対DeNA戦中継については、7日にも予定していたが、RKBがHBC・CBCとの3局ネットを前提に制作していたソフトバンク対オリックス戦(福岡ヤフオク!ドーム)中継のネット受けに切り替えた。
      • 7日に阪神対DeNA戦が開催された場合には、中邨が「シニアアナウンサー」への移行後初めて、(テレビを含めた)阪神戦の中継で実況を担当することが決まっていた。4月には25日(火曜日)の阪神対中日ナイトゲーム(甲子園)中継(CBCとの2局ネット分)でも実況を予定していたが、試合の雨天中止に伴って中継も消滅。以降はオリックス戦の裏送り向け中継や、広島対阪神戦(5月11日=甲子園)のBS朝日向け中継で実況を担当していたものの、移行後初の阪神戦ラジオ実況は同月24日の対楽天戦中継(前述)にまで持ち越された。
    • 10日(日曜日)の阪神対広島戦(甲子園でのデーゲーム)中継では、RCCとの2局ネットを予定していたが、上記の決定を受けてSFとの3局ネットに変更された(他球場の速報チャイムは2021年度と同じ理由でJRN仕様を採用)。SFでは8日からDeNA対中日3連戦(同日のみLF裏送りナイトゲーム、9・10日はQR裏送りデーゲームで)の中継を予定していたが、8日にはLFがNRNナイター向けに制作していた巨人対ヤクルト戦(東京ドーム)中継、9日にはMBSラジオが制作した阪神対広島戦デーゲーム中継のネット受けに変更している[注 114]
  • 7月9日(土曜日)・10日(日曜日)には、8日(金曜日)に続いてヤクルト対阪神のナイトゲームが神宮球場で組まれていたため、当番組では9日・10日とも「NRNナイターの本番指定カード」としてQRが裏送り向けに制作する中継(9日はKRYラジオとの2局ネット)の放送を予定していた。しかし、ヤクルトから(一軍監督の高津臣吾・一軍投手コーチの石井弘寿・8日開催分のナイトゲームに出場していた選手の一部を含む)14名の感染が9日に判明したため、当日に予定されていたナイトゲームの開催を急遽取り消し[70]。この試合の中継を放送する予定だったABCとKRYでは、第1予備カードに設定していたABC制作のオリックス対ロッテ戦(ほっともっとフィールド神戸)中継を、本番カード扱いで放送する措置を講じた(予備カードには当初第2予備カードであったKBC制作・福岡PayPayドームのソフトバンク対日本ハム戦中継を設定)[注 115]。さらにヤクルトでは、一軍のコーチ陣と(8日のナイトゲームに出場していた)選手から新たに6名の感染が10日の午前中に判明したことを受けて、当日のナイトゲームの開催も取り消す措置を講じた[71]
    • 9日に当番組で17:55から急遽放送されたオリックス対ロッテ戦中継では、実況を伊藤史隆、解説を中田、両チームのベンチリポートをフリーアナウンサーの寺田が担当。2021年の8月からオリックス戦の裏送り向け・自社(朝日放送ラジオ)での予備待機向け中継限定で出演してきた寺田が、「(局名無しの)寺田健人アナウンサー」として自社向けのプロ野球中継に初めて出演した。
    • 10日は第26回参議院議員通常選挙の執行(投・開票)日で、近畿広域圏のAM・ワイドFM兼営民放ラジオ局では、ABCとMBSが自社制作による選挙特別番組(ABCは『ウラのウラまで選挙です』・MBSは『厳選!選挙ジャーナル』)を生放送(ラジオ大阪では定時ニュースを含めて選挙関連の番組を編成せず)。ヤクルト対阪神戦が開催された場合には、ABC・MBSとも上記番組の前に中継を放送することを予定していたが、LF制作分中継の裏送りで賄うMBSでは、試合の展開にかかわらず21:00で放送を終了することを決めていた(『厳選!選挙ジャーナル』を21:00から3時間にわたって放送することに伴う措置)。一方のABCでは、「NRNナイターの本番カードへの指定」という事情から完全中継を実施した後に、事前収録でスポンサーの付いた数本のレギュラー番組をはさんで、24:00(翌11日の0:00)以降に『ウラのウラまで選挙です』の生放送(1時間)へ移行する体制を講じていた。当日組まれていたNPBのナイトゲームはヤクルト対阪神戦だけだったが、上記の事情から開催が取り消されたため、ABCでは雨傘番組として設定していた『SET UP!!』(パーソナリティ:砂山圭太郎<QRアナウンサー>)を同局からの裏送りで21:00まで生放送。『ウラのウラまで選挙です』は24:00から放送された。

この年は、阪神が8月下旬(夏季長期ロード明け)の時点で公式戦をセ・リーグで最も早く消化。その一方で、パ・リーグでは、日本ハム以外の5球団が史上稀に見るほどの僅差で優勝争いを展開している。当番組ではこのような事情を踏まえて、レギュラーシーズンの終盤に当たる9月で、阪神戦が最初から組まれていない日に以下のカードの中継を放送した。

  • 8日(木曜日):巨人対DeNAのナイトゲーム(東京ドーム=RF制作分の中継を2局ネット方式で放送)
  • 15日(木曜日):オリックス対日本ハムのナイトゲーム(京セラドーム大阪)
    • 自社制作の中継でHBCにもネット(実況:福井、解説:濱中、リポーター:寺田)
  • 16日(金曜日):DeNA対広島のナイトゲーム(横浜=LF制作分の中継を放送)
    • ABCでは前日に続いてオリックス対日本ハム戦の中継(実況:寺田、解説:湯舟、リポーター:伊藤)を制作していたが、自社では放送せずSTV向けの裏送りに特化。
  • 22日(木曜日):オリックス対ロッテのナイトゲーム(京セラドーム大阪=自社制作で中継)
    • 当番組の本番カードでは初めて、寺田が実況を担当(解説:湯舟、リポーター:福井)。当初は自社向けだけの放送を予定していたが、QRとの2局ネットに急遽変更された。試合時間は3時間41分(18:01開始)で、当番組が21:56まで中継を放送したのに対して、QRでは試合途中の21:28でネットを終了。

また、阪神球団では糸井嘉男外野手が9月13日に現役引退を表明したことを受けて、同月21日(水曜日)の対広島戦(甲子園)を「糸井嘉男選手引退試合」に設定。当番組では、阪神選手の引退試合における近年の通例に沿って、糸井の引退試合を試合後の引退セレモニーまで中継した。

  • この試合は7月5日の雨天中止分を予備日に組み込んだもので、「追加日程」としてセ・リーグから発表された時点では、レギュラーシーズンにおける阪神のホーム最終戦にもなっていた。しかし、9月19日(月曜日・敬老の日)に組まれていたヤクルトとのデーゲームが令和4年台風第14号接近の影響で前日(ヤクルト戦をナイトゲームで開催していた18日)に中止が決まったため、セ・リーグではこの試合を10月2日(日曜日)のデーゲーム(14:00開始)に振り替えることを「追加日程」として決定した。このような日程の追加によって、振り替え後の試合が阪神および矢野燿大監督のレギュラーシーズン最終戦になったことから、当番組では実況:山下、解説:福本、リポーター:大野という陣容で試合後の最終戦セレモニー(ファンに向けた矢野監督の挨拶)まで中継した。
    • ABCラジオではこの試合を、RCCとの2局ネットで中継(実況:山下、解説:下柳、リポーター:高野)[注 116]。試合は18:01に始まったものの、延長11回までもつれ込んだ末に22:39で終了したため、引退セレモニーは当初の想定より遅く22:58頃から催された。この試合では広島が勝利したため、RCCでは上本崇司(フル出場で外野の全ポジションを守りながら11回表に決勝打を放った広島内野手)へのヒーローインタビューまで放送した後に、22:51でネットを終了。引退セレモニーについては、関西ローカル向けに23:26(糸井による場内一周の直前)まで中継した。結局、試合時間が4時間38分だったこともあって、当番組の放送時間は(オープニング・エンディングパートやCMを含めて)5時間35分に及んだ。
      • 9月19日に阪神対ヤクルト戦が開催された場合には、当番組で13:55 - 17:00を基準に、試合終了まで中継をすることを予定。月曜日の当該時間帯における生ワイド番組のうち、本来は12:00 - 15:00に放送される『上沼恵美子のこころ晴天』では13:55までの短縮放送、本来は15:00 - 17:25に放送される『ウラのウラまで浦川です』では(17:00または中継終了の直後から)17:25までの短縮放送か(試合が17:20までに決着しない場合に)休止で対応することを想定していた。しかし、試合の中止が18日に決まったため、いずれの番組も本来の時間帯で放送している。
        • ちなみに、9月19日には京セラドーム大阪でオリックス対ソフトバンクのデーゲーム(パ・リーグの首位攻防戦)が組まれていた。この試合については、屋内球場を使用することなどから、台風第14号の接近が見込まれていたにもかかわらず当初の予定どおりに13:00から開始。ABCはKBCへの裏送り向けに実況:寺田、解説:中田、リポーター:大野という陣容で中継を制作していたものの、当番組では阪神戦中継の予備カードに設定していなかった。オリックスは18日のデーゲーム終了時点で首位のソフトバンクへ1ゲーム差の2位に付けていたが、翌19日の首位攻防戦については、阪神戦の中止が決まってからも自社での放送に至らなかった[注 117](試合は延長10回の末にオリックスがサヨナラ勝利)。
  • この年は、中日外野手の福留孝介(2013 - 2020年に阪神へ在籍)も9月8日に現役引退を表明。当番組では、福留が帯同していた同月12日の阪神対中日ナイトゲーム(甲子園)をCBCとの2局ネットで中継した際に、実況担当の北條が試合終了(6対2で阪神が勝利)からヒーローインタビューの間に組まれた福留の引退セレモニー(阪神球団主催分)の模様も伝えている。

ナイターオフ編成下での中継

公式戦の残り試合

ABCラジオでは2009年まで、ナイターオフ編成に入る10月にも、クライマックス・セ(2006年以前は日本シリーズ)が始まるまで阪神の未消化試合を『ABCフレッシュアップベースボールスペシャル』として自社制作で可能な限り中継していた。ただし、予備日開催の最終戦(対中日戦、スカイマークスタジアムでのナイトゲーム)を放送できなかった2008年10月12日のように、放送権や編成上の事情で中継できない試合も存在していた。

しかし、2010 - 2013年のナイターオフ編成においては、後述の2011年の事例を除いて、優勝チーム決定かつ、阪神のクライマックスシリーズ進出有無が決定した場合は、原則として残りの試合は阪神戦であっても中継しなくなった(一方で競合局のMBSは2010年以降のナイターオフ編成においても、日曜デーゲームでなければ中継している)。ただし、CBCやRCCといったビジターチーム側の地元局が、ABCで中継されない阪神主催試合を中継する場合、ABC制作でこれらの局へ向けた裏送りは行っていた。特に2013年においては、それまで消化試合の放送に消極的であったCBCも中日の最終戦まで中継を行ったため、関東以外の球団所在地地元局では唯一消化試合の中継を原則行わなかったことになる。なお、2014年と2015年は阪神の最終戦まで中継を行ったが、2016年以降は再びナイターオフ編成下の残り試合は中継しない方針に戻った。

本来月曜・金曜・土曜・日曜はNRNナイターの曜日であるが、シーズンオフ期間に雨天中止の場合の予備カードを設定する場合は、これらの曜日でもJRN系列局制作のものとなることが多い。自社制作の試合では、ネット局がない場合は原則として本来のシーズン中の曜日の速報チャイムを使用するが、2011年10月10日(月曜)の対巨人戦(東京ドーム)ではABC・MBS共にJRNの速報チャイムを使用していた(どちらかの局の不手際と思われる)。また、2011年10月15日〜16日(土・日曜)の対広島戦(甲子園)はネット相手のRCCがABC同様クロスネット局のため、NRNのチャイムを使用した。2011年10月20日(木曜)の対横浜戦(甲子園)dはNRN扱いの広島対中日戦(マツダ。RCC制作・SFにもネット)が予備カードとして編成された(MBSが予備カードを設定しなかったことと、CBCでの中継予定がなかったため)。

以下では2010年以降で、ナイターオフ編成期の前後に阪神が未消化の公式戦を残していた場合の対応を記す。

  • 2010年:ナイターオフ編成に入った10月4日の時点で3試合を残していたが、いずれも中継を見送った。同月1日に中日のセ・リーグ優勝が決定したことに加えて、阪神もクライマックス・セへの進出を確定していたことによる。
  • 2011年:3月11日に発災した東日本大震災の影響でレギュラーシーズンの開幕が4月中旬にまで延期されていたため、ナイターオフ編成に入った10月3日の時点で多数の試合を残していた。このため、ナイターオフ期間限定のレギュラー放送を予定していた『おっちゃんラジオ』(2010年度まで放送された長寿番組の『歌謡大全集』に代わる番組)の開始を日本シリーズの終了後(11月22日)まで繰り下げる代わりに、レギュラーシーズンの残り試合を放送できる体制を採った。その結果、この年は高校野球期間中の阪神戦デーゲームがなかったうえ、オフ編成突入後も順調に日程を消化したため、阪神の公式戦全144試合の中継を達成した。ちなみに、阪神のクライマックス・セ進出の可能性が消滅した10月16日の中継からは、シーズンの名場面を伝える実況音源を中継で随時再生していた。
    • この期間の火曜から金曜に中継予定試合が予備も含めて中止となった場合は、『フレッシュアップベースボール』のスタジオバージョンを放送することになっていたが、元から試合開催予定がない場合は、『パーソナリティ秋の交流戦』などの単発番組を放送して繋いだ。一方で、この期間の土・日・月曜は予備カードの補充はせず、通常の定時番組を放送することになっていた。
  • 2012年:ナイターオフ編成に入った10月1日の時点で3試合を残していたが、実際に中継したのは、金本知憲の引退試合でもあった最終戦(同月9日の対DeNA戦)のみであった。9月21日に巨人のセ・リーグ優勝が決定していたことに加えて、阪神のクライマックス・セ進出の可能性も消滅していたことによる。
  • 2013年:ナイターオフ編成に入った9月30日の時点で6試合を残していたが、MBSが全試合を中継したのに対して、ABCでは基本としてナイターオフ番組の放送を優先した。同月22日に巨人の優勝が決定したことに加えて、阪神も24日にクライマックス・セへの進出を3年振りに確定させていたことによる。ただし、10月1日の対中日戦については阪神主催試合のため、ABC制作でCBC向けの裏送りを実施。阪神にとってシーズン最後の主催試合で桧山進次郎の引退試合でもあった同月5日(土曜日)の対巨人戦ナイトゲーム(甲子園)については、試合終了後に引退セレモニーを実施した関係で、試合終盤の21:00からセレモニー終了後の21:55まで特別に中継した。
  • 2014年:ナイターオフ編成に入った9月29日の時点で3試合を残していたが、前年までの方針とは一転して、『武田和歌子のぴたっと。』『堀江政生のほりナビ!』を短縮したうえで全試合を自社制作で中継した。この年は高校野球期間のデーゲームも高校野球開催順延の影響で中継しているため、2011年以来の阪神の公式戦全144試合中継を達成した。なお、この期間の予備カードは設定せず、中止の場合はナイターオフの定時番組を放送することになっていた。また、この年はオリックスがパ・リーグのレギュラーシーズン2位でクライマックス・パへ進出していたが、クライマックス・パの全試合まで中継したMBSと対照的に一切放送しなかった。
  • 2015年:ナイターオフ編成に入った9月28日の時点で4試合を残していたが、前年と同じ編成の下で、全試合を自社制作で中継した。実際には10月2日の対ヤクルト戦(神宮)で、ヤクルトのセ・リーグ優勝が決定。この試合では、ABC・MBSとも自社制作で中継したにもかかわらず、両局ともJRNの速報チャイムを使用していた。10月4日の最終戦(甲子園の対広島戦)では、自社制作の中継(解説:桧山、実況:高野、ベンチリポート:山下)を、RCCでも2局ネットで放送することを予定していた。しかし、阪神と広島がクライマックス・セへの進出権を争っていたことを背景に、RCCが急遽甲子園球場に中継スタッフを派遣。結局、ABC制作分中継の2局ネットから、自社制作・ABCの技術協力におる中継(解説:山崎隆造、実況:石田充、リポート:一柳信行)に切り替えた(速報チャイムはABC・MBS・RCCともNRN用を使用)。
  • 2016年:ナイターオフ編成に入った9月26日の時点で、3試合を残していた。『ほりナビ!』については、『堀江政生のほりXナビ』( - ほりなびクロス)に改題したうえで、放送枠を18:00 - 21:00に変更した。阪神は同月17日の対DeNA戦に敗れたことでクライマックス・セへの進出を逃していたが、公式戦の残り試合のうち、27日(火曜日)の対ヤクルト戦(甲子園)を『堀江政生のほりXナビスペシャル』として中継。堀江も、甲子園球場の放送席からゲストとして出演した。ただし、30日(金曜日)・10月1日(土曜日)の巨人戦(甲子園)については、編成上の事情で中継を放送しなかった。
  • 2017年:ナイターオフ編成に入った10月2日の時点で中日との2試合(5日と10日にナイトゲームとして甲子園で開催)を残していたが、いずれの試合も中継せず、『伊藤史隆のラジオノオト』(3日から始まった『堀江政生のほりXナビ』の後継番組)の生放送に充てた。9月18日に広島のセ・リーグ優勝が決定したことに加えて、阪神も28日にクライマックスシリーズ進出、30日にレギュラーシーズン2位(3位・DeNAとの対戦による甲子園でのクライマックスシリーズ・ファーストステージ開催)が相次いで確定したことによる。
  • 2018年:ナイターオフ編成に入った10月1日の時点で、例年以上にレギュラーシーズンの未消化試合を残していた。さらに、阪神のクライマックス・セ進出の有無が確定していなかったため、自社制作で中継を継続。しかし、阪神は4日の対ヤクルト戦を終えた時点でクライマックス・セへの進出の可能性が完全に消滅したため、7試合を残して中継を打ち切った。翌5日から、『ラジオノオト』シーズン2の放送を開始。
  • 2019年:ナイターオフ編成に入った9月30日(月曜日)に、8月28日に開催を予定しながらグランドコンディションの不良によって中止になっていた対中日戦が、阪神のレギュラーシーズン最終戦として組み込まれた[72]。中日・阪神の両球団で活躍した高橋聡文の引退試合および、この年限りで阪神を退団することが決まっていた鳥谷敬の阪神におけるレギュラーシーズン最後の試合でもあったが、当番組では試合途中の19:00から中継を開始した。在京局制作のスポンサー付き事前収録番組(TBS制作の通年番組『ミラクル・サイクル・ライフ』とLF制作のナイターオフ限定番組『菊正宗ほろ酔いイブニングトーク』月曜分)が18時台に編成されていたことによる措置で、当初は21:00までの2時間を中継枠に設定していたが、実際には中継を延長したうえで試合終了まで放送した(阪神はこの試合の勝利によってクライマックス・セへの進出が確定)。
    • ABCでは本来、レギュラーシーズン中の月曜日(阪神戦を中心にNPBのナイトゲームが組まれた場合)にNRNナイターを担当するが、TBSがJRNナイターの配信業務から撤退した2018年以降は[注 118]、撤退前の制約が緩和されているため、月曜日とナイターオフ期間の金 - 日曜日は、ABCとMBSがJRN・NRN並列加盟である特性を生かしてMBSの間でJRN担当とNRN担当を交換する余地が生じている。このため、本来は中日の地元局でNRNシングルネット局のSFと、JRNシングルネット局のCBCのいずれかでも2局ネットで中継することが可能だったが、在名2局が放送を見送ったため、ABC・MBSとも関西ローカル向けに放送した[73][74]
  • 2020年:新型コロナウイルス感染拡大の影響でNPBのレギュラーシーズンが11月上旬にまで延長されていることを踏まえて、火 - 金曜日のナイトゲーム中継枠におけるナイターオフ番組(『ラジオで虎バン!』『伊藤史隆のラジオノオト』)を、当初の全日程終了翌日であった11月6日(金曜日)から生放送。阪神は同日の時点で3試合を残していたが、藤川球児がこの年限りでの現役引退を表明していたことから、藤川の引退試合として11月10日に甲子園球場で開催された対巨人戦(甲子園)と試合後の引退セレモニーを『ABCフレッシュアップベースボールスペシャル 藤川球児22年間ありがとう緊急特別番組』(実況:高野、解説:関本、ゲスト:道上)として18:00 - 22:24に放送した。
    • 中継のネットワーク体制については、10月以降も、原則としてJRN(火 - 木曜日)・NRN(金 - 日曜日)の割り当てを継続していた。
      • 金曜日の予備カードについては、JRNナイターの担当日と同じく、巨人戦を含めたセ・リーグの他カードの開催有無にかかわらずオリックス主催試合の自社制作中継を優先。オリックスのビジターゲームが対日本ハム戦(STVが中継を制作)・楽天戦(TBCがメインカードとして自社向けに中継に制作)・ソフトバンク戦(KBCが中継を制作)のいずれかに該当する場合には、NRNのビジターチーム地元局(STV・TBC・KBC)制作中継のネット受けを優先した。オリックスが臨んでいるロッテまたは西武とのビジターゲームを、LFが中継しない場合も同様に対応。
      • 10月9日(金曜日)には、メインカードであった阪神対DeNAナイトゲーム(甲子園)の雨天中止が試合前に決まったことを受けて、STVの制作による日本ハム対オリックス(札幌ドーム)ナイトゲーム中継の2局ネットに切り替えている[注 119]
        • 10月30日(金曜日)からのDeNA対阪神(横浜)3連戦(30日のみナイトゲーム、31日・11月1日にはデーゲームとして開催)では、JRN基幹局のTBSラジオが裏送り向けに制作する中継を充当[注 120]。30日は、メインカードのDeNA対阪神戦中継ではTBS制作でありながらNRNの速報チャイムを使用した[注 121] 一方で、LF制作分の巨人対ヤクルト(東京ドーム)中継が予備カードに設定されていた[注 122][注 123]
          • 10月30日のナイトゲームについては、LFでも中継の制作を見送ったが、予備カードの設定では金曜日における本来の割り当て(ABC=NRN・MBS=RFおよびJRN)を踏襲。結果として、メインカードと予備カードで割り当てが入れ替わった。
      • 甲子園球場でデーゲーム(14:00開始の阪神対ヤクルト戦)、京セラドーム大阪でナイトゲーム(18:00開始のオリックス対楽天戦)が組まれていた11月3日(火曜日・文化の日)には、両試合とも自社制作で中継。オリックス戦の中継では、楽天の地元局のTBCに加えて、地元球団の試合がデーゲーム開催だったHBC・CBC・RKBでもネット受けを実施した。
        • 実際には阪神戦が18:00まで続いていたため、試合終盤の17:55にナイトゲーム中継枠のタイトルコールと提供クレジットをはさんだうえで、阪神戦の中継をナイトゲーム中継枠の冒頭(18:05)まで延長。オリックス戦については、1回裏(オリックスの攻撃)開始のタイミングに合わせて、18:07から中継を放送した(17:57 - 18:07の時間帯は事実上TBC・HBC・CBC・RKBへ裏送り)。
      • ABCがナイターオフ編成を開始した11月6日(金曜日)には、オリックス対日本ハムのナイトゲーム(オリックスの本拠地最終戦)が京セラドーム大阪で組まれていたため、STVへの裏送り向けに中継を制作。阪神戦については、同日以降の3試合のうち、藤川球児引退試合以外の2試合(7日の対広島戦=マツダスタジアムでのデーゲーム、11日の対DeNA戦=甲子園球場でのナイトゲームで阪神のレギュラーシーズン最終戦)で完全生中継を見送った。ただし、11日の対DeNA戦には北條を報道素材用の実況要員として派遣していたため、1回裏(阪神の攻撃)のみ北條の実況による生中継を『ラジオで虎バン!!』内で放送している(当日のパートナーである濱中がABCラジオのスタジオから解説を担当)。
  • 2021年:ナイターオフ編成の開始日を9月27日(月曜日)に設定しているが、前年に続いてNPBのレギュラーシーズンが11月上旬まで、前年に開催を見合わせたクライマックス・セが同月の中旬に組まれている。さらに、編成開始前週(9月下旬)の時点で阪神にもオリックスにもリーグ優勝の可能性が残っていたことから、10月中は阪神の公式戦を可能な限り中継。9月まではビジター相手局制作の中継で賄うことが多かった東京ドームでの対巨人戦・神宮球場での対ヤクルト戦[注 124]・マツダスタジアムでの対広島戦では、乗り込み方式による中継の自社制作を順次再開させた。実際には、阪神・オリックスとも10月中旬までにクライマックスシリーズへの進出が確定。阪神がクライマックスシリーズの突破を経て日本シリーズへ進出した場合には、11月下旬にシリーズ全試合中継の再開を予定していたが、阪神がファーストステージで敗退したことを受けて再開を見送った(詳細後述)。
    • 五輪期間中にナイトゲーム中継のレギュラー協賛スポンサーの提供を中断していたことに伴う代替措置として、ナイターオフ編成に入ってからも、10月17日の阪神対広島戦中継までは上記スポンサーの提供による通常バージョンで放送。翌18日(月曜日)の同カード中継(RCCとの2局ネットで放送)から阪神のレギュラーシーズン最終戦(26日の対中日戦=いずれも甲子園でのナイトゲーム)中継までは、パーティシペーション(固定スポンサーなし、スポットCMか番組宣伝・朝日放送ホールディングス主催イベントの告知)による『ABCフレッシュアップベースボールスペシャル』扱いで放送している。
      • 阪神は最終戦の開始前までセ・リーグ優勝の可能性を残していた一方で、岩田稔投手の引退セレモニーを最終戦の終了後に組んでいた。当番組では、実況:山下、解説:関本、リポーター:高野という陣容で、最終戦に続いてこのセレモニーを21:58まで中継した[注 125]
        • 最終戦の当日(10月26日)には、阪神とのゲーム差0ながら首位のヤクルトも、横浜スタジアムのナイトゲームでDeNAと対戦。ヤクルトが勝利した一方で、阪神は中日に完封負けを喫した。このため、最終戦までの残り2試合に全敗しても(引き分け試合数の差で)最終勝率が阪神を上回るヤクルトのリーグ優勝と、(ヤクルトが残り2試合に全勝しても)レギュラーシーズンの勝利数がリーグトップ(77勝)である阪神のシーズン2位が確定した。
    • ナイターオフ期間の火 - 金曜日夜間には、2020年度に続いて『ラジオで虎バン!』『伊藤史隆のラジオノオト』を編成。10月中は、阪神戦が最初から組まれていない22日(金曜日)および、阪神の最終戦翌日(27日=水曜日)以降に『ラジオノオト』の3時間バージョンを放送している[注 126]。なお、阪神・オリックスともポストシーズンへの進出が決まったことに伴って、『ラジオで虎バン!』と『ラジオノオト』(2時間バージョン)の放送再開は両チームのポストシーズン終了後にまで持ち越されている。
      • (オリックス・ロッテ・楽天に可能性のあった)パ・リーグの優勝チームが18日までに確定した場合には、阪神対ヤクルトの2連戦と阪神対中日戦が甲子園球場で組まれている19 - 21日に、『ラジオノオト』を雨傘番組に設定することを予定していた。しかし、18日までにパ・リーグの優勝チームが決まらなかったことから、この設定を取り消し。19日・20日にはオリックス対楽天戦(19日にオリックスが勝利したことで楽天優勝の可能性が完全に消滅)、21日にはオリックス対西武戦(いずれも京セラドーム大阪)を予備カードに採用した。
      • オリックスは優勝マジックを1度も点灯させないまま、10月25日(月曜日)の対楽天戦で勝利したことによって、レギュラーシーズンの全日程を首位で終了。この時点で2位ながらマジック3のロッテは27日(水曜日)以降に3試合を残していたが、1試合でも敗れれば残りの試合に全勝しても最終勝率でオリックスの.560を上回れないことから、オリックスの優勝が決まることになっていた。結局、ロッテが同日の対楽天戦(いずれも楽天生命パーク)に敗れた20:56に、オリックスの優勝が確定した。
        • ABCラジオでは10月27日に、『伊藤史隆のラジオノオト』の3時間バージョンを18:00から生放送(当日のパートナーは阪急時代からのオリックスファンである笑福亭松喬)。伊藤が楽天対ロッテ戦の途中経過を放送中に随時紹介したほか、オリックスの首脳陣・ナインが優勝の決定に備えて待機する京セラドーム大阪(ABCテレビ・ラジオ共通の特設ブース)に(『キャスト』向けの取材を兼ねて)佐藤修平を派遣したうえで、佐藤による中継リポートを19:40頃から数分間放送した。実際にはロッテの敗戦(20:56)がエンディングパートと重なったため、観客を入れずに実施された中嶋聡監督などの胴上げまでは中継できなかったが、オリックス球団公式応援歌の「SKY」を流しながら優勝決定の一報をスタジオから伊藤が伝えた。21:00から放送の『ABCニュース』でも、かつて当番組で実況していた担当アナウンサーの戸石が、オリックスの優勝決定を冒頭で速報。NPBレギュラーシーズンの最終日に当たる11月1日(月曜日)には、『優勝おめでとう!60分まるまるオリックス・バファローズ!!』という特別番組を20時台に放送した(詳細後述)。
  • 2022年:ナイターオフ編成の開始日を9月26日(月曜日)に設定していて、当初は翌27日(火曜日)から『伊藤史隆のラジオノオト』を3時間バージョンで放送することを予定していた。しかし、阪神が26日の時点で公式戦を3試合(ビジターで2試合・ホームで1試合)残していたため、『ABCフレッシュアップベースボールスペシャル』扱いで全試合を自社制作で中継する方針に切り替えた。このため、『ラジオノオト』の3時間バージョンは、阪神戦が最初から組まれていない28日(木曜日)と30日(金曜日)に放送。阪神のレギュラーシーズン最終戦が「9月19日開催予定分の中止に伴う追加日程」扱いで10月2日(日曜日)の対ヤクルト戦(甲子園)になったことに加えて、阪神のクライマックスシリーズ進出が10月1日(土曜日)に決まったことを受けて、4日(火曜日)以降の火 - 金曜日には阪神がポストシーズンを終えるまで『ラジオノオト』の3時間バージョンを阪神戦のない場合に編成している。
    • この年の当番組では、「完全中継」ではないものの、第104回全国高等学校野球選手権大会(阪神の夏季長期ロード)期間中に組まれていた巨人とのデーゲームでRFラジオ日本への委託制作分の中継をすべて放送。さらに、10月2日のレギュラーシーズン最終戦(前述)は、MBSラジオが競馬中継を優先している日曜日の午後にデーゲームとして組まれた(当該項で詳述)。結果として当番組では、阪神ビジターゲームの大半で中継の制作をホームチームの地元局に委ねながらも、阪神のレギュラーシーズン全143試合の中継を放送できた。

クライマックス・セ

2007年からセントラル・リーグに導入された2段階プレーオフ制度(クライマックス・セ)については、阪神が進出した場合を中心として、該当試合(ナイトゲーム)を『ABCフレッシュアップベースボール クライマックスシリーズ実況中継』として放送。阪神のシーズン最終順位が4位以下の場合や、阪神がファーストステージ(2009年までは第1ステージ)で敗退した場合の対応は年によって異なっていたが、2016年以降は阪神が関与する試合のみの中継に絞り込んでいる。

  • 阪神がシーズン3位で第1ステージへ進出した2007年には、ナゴヤドームで実施された第1ステージ(対中日戦、10月13日14日の2試合)をABCが自主制作して中継。しかし、第2戦で阪神のステージ敗退が決まったため、第2ステージの3試合(10月18日20日、東京ドームの巨人-中日戦)については一切中継しなかった。
  • 阪神がシーズン2位で第1ステージへ進出した2008年には、地元・京セラドーム大阪で実施された第1ステージ(対中日戦、10月18日〜20日の3試合)を中継。1勝1敗で迎えた第3戦で阪神のステージ敗退が決まったが、第2ステージの4試合(10月22日25日、東京ドームの巨人-中日戦)については前年と違い全試合自社制作で完全中継した。
  • 阪神がシーズン4位でクライマックス・セへの出場を逸した2009年には、第1ステージ(10月17日19日、ナゴヤドームの中日-ヤクルト戦3試合)・第2ステージ(10月21日24日、東京ドームの巨人-中日戦4試合)ともに中継せず、10月5日開始のナイターオフ編成を継続。在阪ラジオ局の聴取率調査週間と重なったこともあって、自社制作のナイターオフ番組で連日「ABCラジオ 秋のジューシーデイズ」キャンペーンを展開していた。ちなみにMBSラジオでは、クライマックス・セの全7試合を、『MBSタイガースナイタースペシャル』として自社制作で中継している。
  • 阪神がシーズン2位でファーストステージへ進出した2010年には、地元の甲子園でのファーストステージ(対巨人戦、10月16日〜17日の2試合)を生中継した。第2戦で阪神のステージ敗退が決まったが、ファイナルステージの4試合(10月20日23日、ナゴヤドームの中日-巨人戦)についても、2008年同様に全試合自社制作で完全中継した。
  • 阪神がシーズン4位でクライマックス・セへの出場を逸した2011年には、前述のように日本シリーズ終了までナイター中継をレギュラー編成としていたため、ファーストステージの3試合(10月29日31日、神宮球場のヤクルト-巨人戦)をニッポン放送からの裏送り、ファイナルステージの5試合(11月2日6日、ナゴヤドームの中日-ヤクルト戦)を第1・2戦はCBCから、第3戦以降はSFからのネット受けで全試合完全中継した。
  • 阪神がシーズン5位に終わり、早い段階でクライマックス・セへの出場を逸した2012年も完全中継は実施。ファーストステージの3試合(10月13日〜15日、ナゴヤドームの中日-ヤクルト戦)はCBCからのネット受けで放送。ファイナルステージの6試合(10月17日〜22日、東京ドームの巨人-中日戦)については、在阪ラジオ局の聴取率調査週間と重なったこともあって、第3戦までは自社制作で中継したが、第4戦以降はTBSラジオからのネット受けで放送した(MBSは聴取率調査週間の終了する第5戦まで自社制作)。なお、ネット受けとなった試合のうち、ファーストステージの第3戦と、ファイナルステージの第4・5戦についてはABCのスタジオに自社の解説者・アナウンサーを配置し、イニング間にスタジオトーク(試合解説)を交えて放送した。
  • 阪神がシーズン2位でファーストステージへ進出した2013年には、地元の甲子園でのファーストステージ(対広島戦、10月12日〜13日の2試合)を、CBCラジオにもネットして生中継した。しかし、第2戦で阪神のステージ敗退が決まったため、ファイナルステージの3試合(10月16日〜18日、東京ドームの巨人-広島戦)についてはTBSラジオからのネット受け形式で中継した。
  • 阪神がシーズン2位でファーストステージへ進出した2014年には、地元の甲子園でのファーストステージ(対広島戦、10月11日〜12日の2試合)を、前年同様にCBCラジオにもネットして生中継した。第2戦で阪神が1勝1分でファイナルステージ進出を決めたため、その東京ドームでのファイナルステージ(対巨人戦、10月15日〜18日の4試合)も全試合自社制作で生中継した。
  • 阪神がシーズン3位でファーストステージへ進出した2015年には、東京ドームでのファーストステージ(対巨人戦、10月10日〜12日の3試合)をABCが自主制作して中継。このカードは全試合デーゲームであることから地元局であるTBSラジオが一切中継を行わないため、ABCの乗り込み中継がJRN系列局向け中継(厳密には個別の番販ネット扱い)となり、CBCラジオへもネットされた。12日の中継は月曜開催だからか、JRN単独局のCBCにネットしていながらNRNの速報チャイムを使用していた(前日まではJRNチャイムを使用。逆に前日までNRNのチャイムを使用したMBSがJRNチャイムを使用したが、こちらはネット局がなかった為問題なかった)。第3戦で阪神のステージ敗退が決まった後のファイナルステージ(神宮球場のヤクルト-巨人戦、10月14日〜17日の4試合)はNRN独占のヤクルト主催試合の放送権の関係上レギュラーシーズンに準じてMBSとのネット振り分けが行われ、16日(金曜)の第3戦と19日(月曜)の第6戦はLF自社(とSF)向けをネット受けし、17日・18日(土・日曜)の第4・5戦はABCがLFの技術協力で乗り込み自社制作、その他の試合はLFからABC向けの裏送りで放送する予定が組まれたが、第4戦でヤクルトの日本シリーズ出場が決定した。
  • 阪神がシーズン4位でクライマックス・セへの出場を逸した2016年には、ファーストステージ(10月8日〜10日、東京ドームの巨人-DeNA戦3試合)・ファイナルステージ(10月12日〜15日、マツダスタジアムの広島-DeNA戦4試合)ともに中継せず、9月26日開始のナイターオフ編成を継続。このため、2009年以来のクライマックスシリーズ中継なしとなった。これは、ファーストステージが在京球団同士のデーゲームとなり、LF以外の民放ラジオ局で中継されないことも要因としてあげられる。
  • 阪神がシーズン2位でファーストステージへ進出した2017年には、甲子園でのファーストステージ(対DeNA戦、10月14日〜17日の3試合)を、ABCの自社制作で関西ローカル向けに中継。第3戦で阪神のステージ敗退が決まったため、ファイナルステージ(マツダスタジアムの広島-DeNA戦)については中継を一切放送せず、10月2日開始のナイターオフ編成を優先している。ただし、阪神がファイナルステージへ進出した場合には、同ステージの全試合をABCの自社制作で関西ローカル向けに中継する予定だった。
  • 阪神がシーズン最下位に沈んだ2018年は、2016年同様にファーストステージ(10月13日〜14日、神宮球場のヤクルト-巨人戦2試合)・ファイナルステージ(10月17日〜19日、マツダスタジアムの広島-巨人戦3試合)ともに中継せず、10月5日開始のナイターオフ編成を継続した。
  • 阪神がシーズン3位でクライマックス・セへ進出した2019年には、横浜スタジアムでのファーストステージ3試合(10月5日~7日の対DeNA戦)を自社制作で中継。阪神がファーストステージを突破したため、東京ドームでのファイナルステージ4試合(10月9日~13日の対巨人戦)でも、ファーストステージと同様に対応した。
  • クライマックス・セが2年振りに復活した2021年には、阪神のクライマックス・セ、オリックスのクライマックス・パ進出が10月中旬までに確定。クライマックス・セではシーズン2位の阪神が甲子園球場で3位・巨人とのファーストステージ(11月6日から最長で8日まで開催)に臨むことが決まっていたため、ABCラジオでは全試合を自社制作で中継したが、阪神は第1戦からの2連敗によってファーストステージで敗退した。
  • 阪神がシーズン3位でファーストステージへ進出した2022年には、シーズン2位・DeNAとのファイナルステージ(10月8日から10日まで横浜スタジアムでデーゲームとして開催)を、ABCの自社制作・TBSラジオの技術協力で関西ローカル向けに中継。阪神がファーストステージを10日の第3戦で突破したことから、12日(水曜日)からヤクルトとのファイナルステージ(神宮球場でのナイトゲーム)全試合をABCの自社制作・QRの技術協力で中継している。
    • この年はオリックスもリーグ2連覇でクライマックス・パのファイナルステージ(京セラドーム大阪でのナイトゲーム)に臨んでいるが、ABCラジオでは裏送り向けの制作・技術協力を担うクライマックス・パのファイナルステージ中継(詳細後述)を自社向けの予備カードに設定せず、第1戦から第3戦までは『伊藤史隆のラジオノオト』の3時間バージョン、第4戦が15日(土曜日)に発生(伊藤がラジオ中継の実況を担当)した場合には『山下剛のナイスじゃナイト!』を雨傘番組として待機させていた。しかし、阪神が第1戦からの3連敗で日本シリーズへの進出を逃したため、第4戦は発生しなかった。
    • ファイナルステージの中継に際しては、2021年からセ・パ交流戦終盤の中継で実施している「阪神タイガース徹底応援キャンペーン」を、関西地区の聴取率調査期間ではないにもかかわらず特別に再開。「阪神タイガースCS突破応援キャンペーン」と称して、ファイナルステージ1試合につき「阪神の得点数×1万円(+阪神が勝利した場合には勝利ボーナス10万円)」分の現金を、希望するリスナーから抽選で贈呈するプレゼント企画を全3試合で実施していた。このキャンペーンでは交流戦期間中のキャンペーンと違って応募に必要なキーワードを設定せず、試合ごとに設けられた「67コール」専用の電話番号でのみ中継翌日の17:00まで応募を受付。当日分の受付電話番号を中継の冒頭に発表したうえで、1回の応募につき55円の通話料を要することを条件に、受付時間内であれば1つの番号(携帯電話かスマートフォン)から複数回の応募を認めている。もっとも、実際には阪神が1勝もできずにファイナルステージで敗退したため、現金1万円を抽選で総得点数(7)と同じ人数の応募者へ贈呈するだけに終わった[注 127]

クライマックス・パ

ABCの本社がある大阪市内の京セラドーム大阪をオリックスが本拠地として使用しているにもかかわらず、(クライマックス・セが開催されなかった)2020年をはさんで、クライマックス・パの中継をビジター地元局の制作分を含めて一切放送していない。以下では、オリックスも阪神もクライマックスシリーズへ進出した年の対応を記す。

  • オリックスがシーズン2位で3位・日本ハムとのファーストステージに進出した2008年には、自社制作によるクライマックス・セ全試合中継の放送(詳細前述)を優先した関係で、会場の京セラドーム大阪へ乗り込んで自社で中継した在道・在京ラジオ局への技術協力に限定。MBSラジオでも同様に対応したが、オリックスは第1戦からの2連敗によってファーストステージで敗退した[注 128]
  • オリックスがシーズン2位で3位・日本ハムとのファーストステージに進出した2014年には、前述したように阪神のクライマックス・セ全試合の中継を優先した関係で、文化放送への裏送り向けにファーストステージ全試合の中継を制作するだけにとどまった[注 129]
  • 2021年には、リーグ優勝チームのオリックスがファイナルステージ(全試合が京セラドーム大阪でのナイトゲーム)にのみ参加することが確定していた一方で、リーグ2位の阪神がファーストステージで敗退。クライマックス・パでは、オリックスとファーストステージの突破チーム(実際にはリーグ2位のロッテ)によるファイナルステージが、11月10日(水曜日)から最長で15日(月曜日)まで組まれていた。実際には12日(金曜日)の第3戦で決着したものの、ABCラジオではオリックスのリーグ優勝記念特別番組を放送していながら、10 - 12日の試合の時間帯に『ラジオで虎バン!』と『伊藤史隆のラジオノオト』を編成。試合経過の速報を、両番組の中で随時伝えるだけにとどめた[注 130]
    • オリックスは、優勝チームとしてのアドバンテージ(1勝分)をあらかじめ与えられていたことに加えて、第1戦からロッテに2連勝。第3戦では、1点ビハインドの9回裏無死1・2塁から小田裕也の適時二塁打で同点に追い付いたところで、「レギュラーシーズンでの上位チームを優先する」というクライマックスシリーズの規定が適用された。この規定によってコールドゲーム扱いで試合が打ち切られたため、オリックスは(前述したアドバンテージの1勝分を含めた)3勝1分という成績で日本シリーズへの進出を決めた。
  • 2022年には前年に続いて、リーグ優勝チームのオリックスが、ファーストステージを突破したソフトバンク(レギュラーシーズン2位)とのファイナルステージ(京セラドーム大阪で18:00開始のナイトゲーム)に10月12日(水曜日)から臨んでいた。ABCラジオでは、オリックスのリーグ優勝記念特別番組として、『オリックス・バファローズ 今年こそ日本一だスペシャル!』を同月10日(月曜日・スポーツの日)の20:00 - 20:45に生放送。ファイナルステージについては、全試合でKBCが乗り込み方式で自社向けに制作する中継の技術協力に限っていたが、オリックスは15日(土曜日)の第4戦に勝利したことによって日本シリーズへの進出を決めた[注 131]

ちなみに、阪神がクライマックス・セに出場できない一方で、オリックスがクライマックス・パに進出した場合の対応については、2022年に至るまで実例がない。

日本シリーズ

2018年までは、阪神の進出いかんにかかわらず全試合を中継。プロ野球中継のタイトルを『フレッシュアップベースボール』に変更してからは、『ABCフレッシュアップベースボール 日本シリーズ実況中継』として放送していた。なお、阪神・オリックスがシリーズへ出場した場合には、関西ローカル向けに全試合を自社制作で中継。JRN・NRN系列局が制作する関西以外の地方向け中継にも、ベンチサイドリポーターとしてABCのアナウンサーを派遣していた。

2017年までは、第1・2・6・7戦をJRN(TBSラジオ受け持ち)、第3 - 5戦をNRN(西暦偶数年は3,5戦はニッポン放送、4戦は文化放送受け持ち、西暦奇数年の3,5戦は文化放送、4戦はニッポン放送受け持ち)の各ラインで中継していた(MBSとは逆の関係)。

ソフトバンクと広島が対戦した2018年には、TBSラジオが中継の放送業務から撤退してから最初の日本シリーズでもあったため、第1・2・6・7戦をニッポン放送との個別扱いによる2局ネット(広島主管分をニッポン放送が乗り込み自社制作。逆にMBSが中国放送からNRNラインでネット受け)、第3 - 5戦を文化放送および系列各局受け持ちのNRNライン(ソフトバンク主管分を九州朝日放送からネット受け。逆にMBSがニッポン放送の乗り込み制作分を個別相互扱いでネット受け)による中継で賄っていた。

しかし、2019年から、日本シリーズの編成方針を転換。「オリックスが日本シリーズに出場できても、阪神が出場できなければ自社では中継を一切放送しない」という対応に切り替えた。また、ABCは阪神・オリックス出場の場合に限り、第1・2・6・7戦のNRN全国中継[注 132]を制作することになった(阪神不出場・オリックス出場の場合、オリックス主管試合は裏送り)。

阪神がクライマックス・セ ファイナルステージで敗退、オリックスがレギュラーシーズンを最下位で終えた2019年の日本シリーズでは巨人とソフトバンクがドーム球場でのナイトゲームのみで対戦したため、他局が制作する中継のネット受けを一切実施せず、ナイターオフ期間の通常編成を優先させた[注 133]

東京オリンピックの開催が予定されていた2020年には、2012年以降当該期間(7月)に組まれていた都市対抗野球大会を、東京ドームで11月22日から12月3日まで実施することがあらかじめ決まっていた。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響による東京オリンピック開催とレギュラーシーズン開幕の延期に伴って、日本シリーズと都市対抗野球大会の期間が重複。さらに、東京ドームを本拠地に使用する巨人には、同ドームでの対阪神戦に勝利した9月15日からセ・リーグの優勝マジックが点灯していた。NPBでは以上の事態を踏まえて、巨人がセ・リーグ優勝を経て日本シリーズへ出場した場合のセ・リーグ側ホームゲーム(第1・2・6・7戦)の会場を、10月5日の理事会で検討。その結果、本来なら東京ドームを使用するセ・リーグ主催の全試合を、京セラドーム大阪で開催すること[注 134] を決定した[75]。結局、10月30日に巨人のセ・リーグ優勝が決まったことに伴って、セ・リーグ側ホームゲームの会場が京セラドーム大阪に確定。前日(29日)にはオリックスのパ・リーグ最下位が確定したため、ABCでは前年(2019年)同様に日本シリーズ中継の放送をしなかった[注 133]。ただし、QRが関東ローカル(非NRN)・KBCが北部九州(福岡・佐賀両県)ローカル向けに制作したセ・リーグ側ホームゲームの中継には、京セラドーム大阪の地元局として制作協力扱いで関与している[注 135]

2021年には、阪神・オリックスともクライマックスシリーズに進出。阪神がファーストステージで敗退した一方で、オリックスがファイナルステージの突破によって、ヤクルトと共に日本シリーズへの進出を決めた。日本シリーズでは第1戦・第2戦を京セラドーム、第6戦・第7戦が発生した場合にほっともっとフィールド神戸[注 136]で開催したが、朝日放送ラジオでは(後述の事情による特例で東京ドームを使用した第3 - 5戦を含めて)全試合の中継を見送る方針を立てていた。その一方で、前述の通りパ・リーグ(オリックス)主管試合のNRN全国中継担当局として、第1・2戦および、第6戦以降の試合が発生した場合の中継をQRとNRN系列局への裏送り[注 137]向けに制作する体制を設定。実際には、第6戦まで以下の陣容で中継を制作した(MBSでは自社制作で関西ローカル向け/LFではMBSの技術協力による自社制作で関東ローカル向けに中継)。

11月20日(土曜日=第1戦)解説:福本豊、実況:福井治人、ベンチリポート:横山太一
11月21日(日曜日=第2戦)解説:岡田彰布、実況:横山太一、ベンチリポート:福井治人
11月27日(土曜日=第6戦)解説:福本豊、実況:高野純一
実際には第6戦で決着したが、11月28日(日曜日)に第7戦が発生した場合には、解説:濱中治、実況:山下剛という陣容で中継を予定していた。なお、解説者は濱中を含めて、阪急→オリックスOBの朝日放送テレビ解説者で統一した。

2022年には、前年に続いてヤクルトとオリックスが日本シリーズへ進出。セ・リーグ(ヤクルト)の主管試合に神宮球場(前年のシリーズでは日程が明治神宮野球大会と重なったために使用が見送られたヤクルトの本拠地)[注 138]、パ・リーグ(オリックス)の主管試合に京セラドーム大阪だけを使用することを前提に、第1・2戦を10月22・23日(土・日曜日)に神宮球場、第3 - 5戦を25 - 27日(火 - 木曜日)に京セラドーム大阪、第6・7戦を29日(土曜日)・30日(日曜日)に神宮球場で開催することが確定している。実際には第2戦が延長12回でも決着せずに(日本シリーズの規定に沿って)「引き分け」と扱われたことから、第7戦でも決着しない場合には延長無制限の第8戦を31日(月曜日)に神宮球場で予定しているが、朝日放送ラジオでは自社で中継を一切放送しない。その一方で、第3 - 5戦ではMBSラジオが自社と(文化放送を含む)NRN加盟局向けに中継を制作。朝日放送ラジオでは、NRNナイター非参加局(HBC・CBC・RKB・RBC)向けのネットがなかったこともあり、前年から一転して裏送り向けの中継も制作しなかったが(素材収録を行ったかは不明)、非NRN扱いでの乗り込み方式で関東ローカル向けに制作するニッポン放送の中継に技術協力扱いで関与している。

関連番組

前座番組

  • ウラのウラまで浦川です(2020年10月6日 - 、火 - 木曜日)
  • 岩本・西森の金曜日のパパたち(2021年4月2日 - 、金曜日)
    • 『ウラのウラまで浦川です』は、『柴田・西森のぼちぼち金曜日』(2021年3月26日で終了)と共に、2020年10月改編から平日の夕方帯へ新たに編成された生ワイド番組。2020年には11月10日の藤川球児引退試合までナイトゲームの中継を続けたため、中継日には、前座コーナーとして「タイガースヘッドライン」を17時台の後半で放送していた。
    • 2021年には前述した事情から、当番組で平日に中継するナイトゲームの開始時間が当初の予定から繰り上げられた場合に、開始時間の5分前で放送を終えている。『ウラのウラまで浦川です』では、火 - 木曜日の放送終了時間が10月改編で17:55から17:45にまで繰り上げられたため、同月以降に中継対象のナイトゲームが18:00開始の場合には17:55スタートの中継へ直結しなくなった。

過去

  • ナイター一番乗り(『ABCラジオナイター』時代に放送)
  • 元気イチバン!!ぶっちぎりプレイボール(2003年シーズンから2009年3月29日まで放送、平日17:30~17:55 オフシーズンは18:30まで)
  • サタデーぶっちぎりプレーボール(2008年シーズンまで、ナイター中継がある土曜17:30 - 17:55)
  • 柴田博のプレイボール直前情報(2012年4月 - 7月1日、日曜13:30~13:55)
    • 2012年シーズンにおいて、この期間の日曜日の阪神戦がすべてデーゲームであることから、期間限定の前座番組として編成。『ABC天気予報』を内包したほか、他球団のデーゲームの途中経過も伝えた。ちなみに柴田は、当番組の実況・リポーター陣に加わった後に、スポーツ中継の担当から離れた2005年から「チーム 虎バン主義。」の応援団長。当番組には、午前中の生ワイド番組『磯部・柴田の日曜のびのび大放送』に続いて出演。中継が17時以降にまでずれ込んだ場合には、中継終了後にフィラー扱いで放送される中継のハイライトにも登場していた。
  • 武田和歌子のぴたっと。第2部(2010年シーズンから2020年シーズン途中まで、2019年以降のシーズンは火 - 木曜日の17:15 - 17:55に編成)
    • 2010年4月5日から平日の夕方に通年で放送する生ワイド番組(以下「本編」と略記)の1コーナー扱いで、2012年度までは月曜日、2018年度までは金曜日にも放送。ナイトゲーム中継の前座番組としては、2010年シーズンのみ『フレッシュアップベースボール 野球にぴたっと。』、2011年から2016年シーズンまで『武田和歌子の野球にぴたっと。』というタイトルが付けられていた。2017年から番組が終了する2020年10月1日までは、「第1部」(15:00 - 17:00)に次ぐ「第2部」として、後述する内容で放送していた。
    • 2010年シーズンは、ナイトゲームの直前情報を中心に、かつて当番組の中継リポーターを務めた武田とスポーツ実況のベテラン・楠がスタジオからスポーツの話題・情報を伝えていた。2011年から2016年までは、楠に代わって、本編のアシスタント(井之上チャル小早川秀樹)が楠の役割を継承。本編を2部構成へ再編するとともに、アシスタントに代わって日替わりパートナー制度を導入した2017年からは、パートナーが本編(第1部)に続いて登場する。その一方で、武田は『野球にぴたっと。』時代のアシスタントの役割も担っていた。
    • 2013年からは月曜日のみ、プロ野球の試合の有無にかかわらず当番組を放送しない。ただし、月曜ナイターの中継がある場合に限り、番組内コーナーとして編成されていた「麒麟淡麗Presents キレうまプレイヤー(2013年)→キリン一番搾りプレゼンツ ICHIBANプレイヤー!」(2014・2015年)のみを、独立番組として17:55 - 17:58に放送していた(従ってタイムテーブル上での中継本編も17:58開始となる。なお、新聞などの番組表はそれも内包扱いとみなして17:55からの放送扱いとなっている。また、予定していた月曜ナイターが予備カードも含め雨天中止となった場合は、元からカードがない日に準じた編成に戻すため「キレうま→ICHIBANプレーヤー」の放送も休止<ABCニュース・天気予報に差し替え>となり、前週金曜日分の当選発表も火曜日の試合前に延期されていた)。
    • 『ぴたっと。』本編のレギュラー出演者が夏季休暇に入る全国高等学校野球選手権大会の期間中に放送する場合や、前述のキリン提供コーナーだけを独立番組として放送する場合には、当該曜日の当番組スタジオ担当(後述)が上記番組のパーソナリティを兼務していた。
  • 浦川泰幸の金曜はウラから失礼(2019年シーズンから2020年シーズン途中の10月2日まで、金曜日15:00 - 17:55)
    • 『武田和歌子のぴたっと。』の放送曜日短縮に伴って誕生した生ワイド番組で、武田の先輩アナウンサー・浦川泰幸がメインパーソナリティを担当。前座番組としては、2018年シーズンまで編成していた『ぴたっと。』金曜日第2部の構成・時間帯を継承しつつ、浦川が武田ほど野球に詳しくないことに配慮した内容で放送されていた。
  • 柴田・西森のぼちぼち金曜日(2020年シーズン途中の10月から2021年3月26日まで『金曜はウラから失礼』の放送枠を継承)。
    • 2020年のシーズン中には、ナイトゲーム中継日に前座コーナーを内包していた。
    • 最終回は2021年NPBレギュラーシーズンの開幕日に放送されたが、前述した事情から、当初17:55に設定されていた放送終了時間を17:25に繰り上げる措置を講じた。

当番組で阪神戦・オリックス戦を中継する日には、前座番組のパーソナリティ(前座番組を放送しない場合には当番組のスタジオ担当)が、「それでは、○○(中継先の球場名)へ御案内です」と言ってから実況アナウンサーにつなぐ(『元気イチバン!!ぶっちぎりプレイボール』時代からの慣例)。ただし、『野球にぴたっと。』のみ、番組タイトルに合わせて「この後は○○にぴたっと。」と言っていた。

フィラー番組

現在

当番組火 - 木曜日スタジオMCの田淵麻里奈が、(ワイドFMとの並行放送局を含む)AMラジオ局制作の番組としては初めて単独でレギュラーパーソナリティを務めるほか、同年代(20代)の女性スタッフだけで制作している。
2021年には、NPBのレギュラーシーズンが11月第1週内まで組まれていて、阪神・オリックスのシーズン順位次第では同月末までのポストシーズンにもナイトゲームを中継する可能性があるため、10月の第1週以降も火 - 木曜日のフィラー番組に設定。田淵は、9月27日から福井とのコンビで『ABCミュージックパラダイス』月曜分のパーソナリティを務めるかたわら、阪神・オリックスの全日程が終了するまで当番組のスタジオMCと『夜あそびはココから』のパーソナリティを引き続き担当していた。
  • 小早川秀樹のオシマシ!(2021年10月1日から。金曜21:05 - 21:50)
当番組金曜日のスタジオMCである小早川秀樹がパーソナリティを兼務。2021年には、『田淵麻里奈の夜あそびはココから』と同様の扱いで、金曜日のナイトゲーム中継を終了するまでフィラー番組に設定されている。
  • 小早川秀樹のマシマシ!ベースボール(2022年4月23日から。ナイター中継のある土・日曜21:05 - 21:30)
『オシマシ!』同様に当番組土 - 日曜日ナイトゲーム時のスタジオMCである小早川秀樹がパーソナリティを兼務。土曜日は『小早川秀樹のナイスじゃナイト!』の事実上の短縮版として、日曜日は『サニー・フランシスのマサララジオ』の休止代替として編成。

過去

デーゲーム中継が17:55までに終了しなかった場合には、試合終了まで中継を放送していた。2009年からは通年番組になったため、プロ野球シーズン中には土曜・日曜のナイトゲームを中継しない場合に放送。
2012年度のナイターオフ番組として、火~金曜日の19:00 - 21:50に生放送。2013年度からのプロ野球シーズンには、放送時間を21時台のみに縮小したうえで、火~金曜日のフィラー番組として継続。最初からプロ野球のナイトゲームが予定されていない平日(予備日など)に、当番組のスタジオバージョンとして、17:55 - 21:50に拡大版を放送することもあった(この場合でもナイターのスポンサード番組は21:00までで終了し、以後残り50分間は「ほりナビ!!」の定時放送扱いとなる[注 30][注 31])。
2016年度のナイターオフ番組として、同年11月より火~金曜日の21:05 - 21:50に生放送。2017年度以降は通年放送で、プロ野球シーズン中のみ、土・日曜21:05 - 22:00にも放送されていた。2018年12月で放送終了。
2016年9月30日から金曜日の22:00 - 25:00で放送を開始。2019年1月から2020年3月までは、火 - 木曜日の21:05 - 21:50にも放送するとともに、金曜日の放送枠を21:05 - 24:30に拡大していた(普段は単独番組の『スポーツ伝説』を金曜日のみコーナーとして内包)。2020年のナイターイン編成から金曜日21:05 - 24:00のみの放送へ変更されたが、当番組の放送期間には、金曜日のみフィラー番組としての編成を継続。
朝日放送ラジオが2021年の10月改編で『ABCミュージックパラダイス』を12年3ヶ月振りに復活させることに伴って、同年のNPBレギュラーシーズン中だった9月24日で放送を終了した[76]が、下埜は翌週(10月1日)以降も『ミュージックパラダイス』の金曜分でパーソナリティを続けている。

プロ野球関連番組

週末のデーゲームや月曜日のナイトゲームの開催を最初から予定していない場合や、中継予定のゲームが中止になった場合には全編を放送。週末については放送週によっては、阪神のデーゲーム中継を挿入する形で短縮放送(2010年以後、土曜日はワイド番組の内包コーナー扱い)。

現在
  • 感度良好!中野涼子です(土曜日、原則として13:00 - 17:00)
  • STAR☆MUSIC☆SUNDAY(日曜日、原則として13:00 - 17:00)
    • いずれも、阪神のデーゲーム実施日には、当該試合中継の前座番組として編成。17:00までに試合が終わるか、中継予定の試合が13:55までに雨天で中止された場合には、以降の時間帯に「フレッシュアップベースボール」のスタジオバージョン扱いで放送する。
過去
  • Monday! SPORTS - JAM(2013年度 - 2021年9月の月曜日、2017年度までは19:30 - 21:15→2018 - 2020年度には通年で20:00 - 21:00→2021年度は20:00 - 21:15に通年で生放送)
    • ABCラジオのスポーツ情報番組を集約したコンプレックス形式の生ワイド番組で、2013年3月まで独立番組として放送されていたオリックス情報番組『これぞ!Bs魂 〜気になるオリックス・バファローズ〜』を、内包コーナーの1つとして継続。2015年シーズンまでのナイターイン編成では、阪神情報も「虎スタ」というコーナーで扱っていた。
    • ナイターイン編成とナイターオフ編成で放送時間が異なっていて、ナイターイン編成での基本放送枠を19:30 - 21:15に定めていた2017年度までは、月曜日にナイトゲーム中継を実施する場合に短縮版を生放送(基本として21:00 - 21:15)。2018 - 2020年度には放送時間が20:00 - 21:00に統一されたため、上記の場合には、全編にわたって放送を休止していた。
    • 2021年度には阪神関連の情報を再び扱っていたが、シーズン途中の9月20日で放送を終了。内包コーナーとして競馬シーズン限定で編成されていた『ジョッキー・ルーム』のみ、10月以降の秋競馬シーズンから単独番組としての放送を再開している。
      • もっとも、番組の終了からおよそ1ヶ月後にオリックスのパ・リーグ優勝が決まったことを受けて、この番組をベースに『優勝おめでとう!60分まるまるオリックス・バファローズ!!』という特別番組を急遽収録。当番組の最終パーソナリティであった女と男(和田ちゃん・市川くん)、番組終了の時点で「ナビゲーター」を交互に務めていたスポーツアナウンサーの北條・福井・佐藤に加えて、オリックスファンの著名人代表でたむらけんじ藤原丈一郎なにわ男子)などをスタジオに迎えて収録した模様を、2021年11月1日(月曜日)の20:00 - 21:00に放送した[77]

以下の番組ではいずれも、土・日曜に共通のタイトルで放送。

  • ABCフレッシュアップJAM(2008年まで フレッシュアップベースボールとして放送される日は休止扱い。なお、2005年ABCスポーツJAM」、2006年ABCフレッシュアップJAM」の時代は土・日ナイターが常時放送されていたため、その中で「デーゲーム中継」のコーナー扱いで放送されていた)
  • 楠淳生のABCフレッシュアップボックス(2009年4-6月 フレッシュアップベースボールとして放送される日は短縮扱い)
    • 土曜日の放送は2009年7月4日で、日曜日の放送は2009年6月21日でそれぞれ終了。楠は、後継番組『楠淳生のやんちゃな!weekend』のパーソナリティも担当したため、同年度の中継では実況の機会がほぼ平日に限られていた。
  • 日曜さくらい倶楽部(2010年・2011年シーズン 日曜13:30-17:00 阪神戦のデーゲームがある日は2010年度は形式上「-さくらい倶楽部」は休止とし「フレッシュアップ-」としながら、試合開始前までは「-さくらい倶楽部」の体裁で放送していた。15時以後開始の薄暮開催の場合は「-さくらい倶楽部」の短縮版があった。2011年度は14時以後開始の場合でも「-さくらい倶楽部」の短縮版を送ってから野球中継を始める。2012年4-6月の間の阪神戦がすべてデーゲームとなることを受けて一旦終了。2012年7月より再開されるが、13:55放送開始かつ阪神戦デーゲーム開催時は休止となるため、野球中継の前座番組としての役割はなくなった。しかし、デーゲーム中止時のスタジオバージョンは桜井が再び担当するようになる)
  • 芦沢誠のGO!GO!サタデー(2010年~2012年シーズン、『フレッシュアップベースボール』を内包 この場合でもデーゲームが雨天中止となった場合は当番組のスタジオバージョン扱いとして通常放送されていた)
  • 柴田博のプレーボール直前情報(前述)
  • 南山千恵美(笑福亭鉄瓶)のMusic Smile(土曜 原則として13:30-19:00<4-6月の阪神戦デーゲーム開催日>、または13:30-17:55<7-9月の阪神戦デーゲーム開催日と、全期間を通しての阪神戦ナイター開催日> 詳細は前述
  • 慶元まさ美のSounds Good!(2017年シーズンのみ、原則として土曜13:00-17:00)

脚注

注釈

  1. ^ a b c d e 1951年3月15日に朝日放送(ABC)として会社設立。同11月11日ラジオ単営局として開局。1959年6月に大阪テレビ放送(OTV)を合併しラジオ・テレビ兼営局となる。2018年4月に朝日放送グループホールディングスへと社名変更・放送持株会社化し、ラジオ放送業務は朝日放送ラジオ(ABCラジオ)、テレビ放送業務は朝日放送テレビ(ABCテレビ)としてそれぞれ子会社の運営に移行。アナウンサーはABCテレビに転籍したため、ABCラジオへはABCテレビからの出向として出演。
  2. ^ 一部資料では、出演者として月亭八方と道上洋三が記載[46]
  3. ^ 1997年当時のレギュラー放送は4月8日から10月5日[48]
  4. ^ 一部資料では、火曜から日曜17:55 - 21:00と記載[48]。1997年度当時の編成:平日…[49]、土曜…[50]、日曜…[51]
  5. ^ ナイターオフ期間も2014年3月まで継続
  6. ^ ただし、土・日のデーゲームが13時55分以前に試合を開始する場合は、13時55分までは『ABCフレッシュアップベースボールスペシャル』として送り、13時55分以後は通常のスポンサー付き『ABCフレッシュアップベースボール』として放送する。また、夏の高校野球期間中の土・日に(高校野球の中止または早終了のため)阪神のデーゲームを放送する場合は阪神戦を『ABCフレッシュアップベースボールスペシャル』として放送し、阪神戦以外のナイターの方を『ABCフレッシュアップベースボール』として放送(この場合、ナイターの開催が中止・あるいは当初から予定されていない場合の予備番組を流す場合も同様)。このほか、並びに火 - 金曜に17時開始での薄暮デーゲームが行われたり、デーゲームが17:55を越えても続いている場合、17:55まではオールスポットの『ABCフレッシュアップベースボールスペシャル』として放送するが、17:55からスポンサード番組扱いの『ABCフレッシュアップベースボール』に移行させる。
  7. ^ 2013年3月20日に現役引退を表明。5日後(同月24日)のオリックス対阪神デーゲーム中継において、阪神での現役時代にバッテリーを組んだ矢野とのコンビで、解説者としての活動を本格的に開始した。
  8. ^ 1990年と1998年は、中継への出演が無かった。
  9. ^ 参考…1967年[53]
  10. ^ 2011年にNTT西日本の打撃コーチ、さらに2012年から2014年まで同チームの監督を務めていたため、関西に在住していた。ABC制作の場合で該当カードがNRN雨天予備になった場合も、佐々木単独解説のまま組み込まれた。
  11. ^ 全国放送・ブロックネット=対戦相手側の放送局へネットする場合も含む。ただし阪神がビジターとなり、対戦相手の主催球団側の本拠地の放送局が制作、裏送りする場合は除く。
  12. ^ 2016年から阪神春季キャンプの取材リポートを担当。
  13. ^ この場合はオリックスのホームゲームの裏送りや素材実況の担当に限定される。特に、週末開催のオリックス対広島戦ではRCCへの裏送りを2年続けて担当している(RCC向けはオリックス戦であっても若手・中堅を主体とするRKB・KBC・TBC・HBC・STV向けと異なり阪神戦主体のベテランを充てることが多い)。スポーツアナウンサーの統括デスクを務めていた2009年度頃から2011年度までは、中堅・若手アナウンサーの実況を優先させる関係で、自身が実況する機会を減らす傾向にあった。なお、『サクサク土曜日 中邨雄二です』の前身番組『ようこそ!伊藤史隆です』を担当していた時期の伊藤も、土曜日に掛け持ちで実況・ベンチリポーターを担当することが多かった。
  14. ^ 当番組の公式サイトでは、2015年版でもプロフィールを掲載していた。実際には、同年3月30日から『おはよう朝日です』(朝日放送テレビで平日早朝に放送される情報番組)の総合司会に起用された関係で、スポーツ中継の担当から離脱。同番組では、2020年10月改編の放送枠拡大・2部構成化後も、改編前の時間帯を中心に編成される第2部で司会を続ける。
  15. ^ 2014年には、阪神が進出した日本シリーズ第1戦(甲子園)のABC・JRNライン向け中継(10月25日)を実況したことを最後に、11月4日付でスポーツ局スポーツ部に異動した。異動後は、(当番組を含む)スポーツ関連番組のプロデューサーやディレクターに転身。
  16. ^ 2016年入社で、2017年からスポーツを担当。2017年2月13日に、スカイ・Aの『猛虎キャンプリポート2017』で、スポーツアナウンサーとしての番組デビューを果たした。同年の全国高等学校野球選手権大会ラジオ中継で実況デビュー。ラジオのプロ野球中継では、2017年9月から、当番組や裏送り中継でベンチリポートを担当している。2018年3月からは、公式サイトにプロフィールを掲載。同年7月8日の「阪神×DeNA」戦から実況も担当していた。2020年10月改編から『おはよう朝日です』の平日版に新設される第1部(『おはようコールABC』の放送枠の大半を継承するパート)アシスタントへの起用に伴って、実況では同年9月28日の「阪神×中日」戦、ベンチリポートでは10月1日の同カードを以て当番組への出演を終了。
  17. ^ 主にオリックス戦中継で、実況やオリックス側ベンチリポーターを担当。
  18. ^ 2011年に阪神戦(主に日曜日のホームゲーム)中継でベンチリポーターを務めていたが、シーズン途中の10月から『おはようコールABC』のメインキャスターに起用されたことを機に、同番組が終了するまで9年間にわたってスポーツ担当を離脱。2020年10月から、朝日放送ラジオで『横山太一のピカイチ☆ブランチ!』(金曜日午前中の生ワイド番組)のメインパーソナリティを務める一方で、テレビ・ラジオの阪神戦中継にベンチリポート専任で出演を再開した。また、『ジョッキー・ルーム』のナビゲーターを山下から一時継承した。朝日放送グループへの入社12年目に当たる2021年から「ABCプロ野球解説実況名鑑」に名を連ねるほか、4月18日の阪神対ヤクルト戦(甲子園)で、プロ野球中継における実況デビューを果たした。テレビ中継でも6月2日の関西ダービー(プロ野球セ・パ交流戦の阪神対オリックス)の中継から、高校野球中継でも2021年からテレビ・ラジオとも実況を担当。『ピカイチ~』の放送前日(木曜日)にも、関西圏の球場で阪神・オリックス主催ナイトゲーム中継の実況/リポーターを務める場合があった。2022年4月4日から『ピカイチ~』への出演と並行しながら『news おかえり』(『キャスト』の後継番組)で週に5日メインキャスターを務めること[58]に伴って、スポーツ中継から再び離脱。当番組の公式サイトからも、2022年度から氏名が削除されている。
  19. ^ 2017年6月2-4日の日本ハム戦が該当し、この場合は本来日本ハム側のレポーターを2・3日はSTVラジオ、4日のみHBCラジオから派遣すべきだったが、出演がなく、阪神側担当のレポーターが日ハム側も担当した。
  20. ^ オリックス対広島戦のRCC向け裏送りでは、RCCが要員を派遣せず、全てをABCのアナウンサーと解説者で行うことが多い(この対戦での全国中継本番カード時の対応は広島主催も含めて実績がないため未定)。
  21. ^ (過去の事例)
    ・2007年6月16日・17日のロッテ vs阪神(千葉マリンスタジアム)はスペシャルとして試合開始の13時から中継を行った。両日13時台の番組は、18時台に変更して放送(この時は14時以前開始の場合本来放送されなかった箇所だが、スペシャルウィーク開催中のための特例編成だった)。
    2011年5月21日2012年5月26日のソフトバンク対阪神(福岡ヤフードーム)も同じように13時から13:55をスペシャル扱い(13:55以後は定時枠 芦沢誠のGO!GO!サタデーは名目上17時からの単独枠扱いだったが、後述のとおり試合が速く終了したため事実上1コーナー扱い)として放送。同じカードの2014年5月24日(福岡ヤフオクドーム)も同様パターンで、「南山千恵美のMusic Smile」は17時からの単独枠扱い(17時以前に終了すれば、「フレッシュアップベースボールスタジオバージョン」扱いでその時間から)での短縮放送とする予定だったが、野球が長引いたため17:10開始となっており、「スタジオバージョン」扱いは休止となっている。
    2012年5月13日DeNA対阪神、同6月17日のロッテ対阪神も13時開始となったため、13時からの定時番組を20時からに延期、13:30からの「柴田博直前情報」を休止した上で、同様に13:00-13:55をスペシャル扱い、以後は定時枠で放送。
    2013年4月7日の広島対阪神戦は13:30開始のため「Star☆Music☆Sunday(ほしおん)」を13:30までの短縮にしたうえで13:30から13:55までスペシャル扱い、以後定時枠で放送
    ・同6月16日の楽天対阪神戦は13:00開始のため、名目上は「ほしおん」を休止扱いとみなし、13:00-13:55までスペシャル扱い、13:55以後は定時枠放送としたが、試合が予定終了時間より早く終わったため、15:50頃から残りの時間をスタジオバージョン扱いで「ほしおん」を放送した
    2015年4月25日4月26日の広島対阪神は13時開始となったため、13:55まで「フレッシュアップベースボールスペシャル」として、13:55以後は定時番組扱いで放送。25日は「Mスマ」を17時開始の単独番組扱いとする予定だったが、試合が早く終了したため16:41から残りをスタジオバージョン扱いで放送。26日は「ほしおん」を12:30から13時までの短縮版で一度放送したのち、試合終了後の16:41頃からスタジオバージョン扱いで再開。実質「ほしおん」への内包となる。
  22. ^ 土曜日は2005年以後
  23. ^ 2013年度はナイター終了が21:30までであれば『-ほりナビ!!』のフロート番組扱いで内包するが、21:30以後に終了した場合は『-ほりナビ!!』は休止となるため単独放送扱いだった。
  24. ^ 2008年度から2012年度までは『サウンドトラベル』、2013年度から『スポーツ伝説』を編成。
  25. ^ 関東のネット相手である文化放送も似た措置を採っている。そのため、当日のナイターをABCと文化放送の2局ネットで中継する場合には、「文化放送A&Gゾーン」各番組のリスナーへ配慮して、試合後のインタビュー等が終わっていなくても、編成上切りが良い所で中継を終了させる措置をABC側で行うことがある。
  26. ^ 7月期 - 9月期についても、日曜ナイターが基から組まれていない場合には放送するので、同様の処置をとる場合がある
  27. ^ 2013年3月31日までのタイトル。
  28. ^ 本来『サウンドトラベル』が編成される枠での放送となる。この場合、『サウンドトラベル』は20時台前半の『月曜スペシャル』枠などで一週間分を集中放送していた。
  29. ^ この日は甲子園からの「阪神対広島」をRCC、さらにこの日はソフトバンク戦が組まれていなかったためRKBを含めた3局ネットで放送する予定が雨天中止となり、RCCはLF配給によるNRNナイター指定の「DeNA対巨人」の放送に差し替えたが、ABCとRKBは、TBSラジオが阪神・中日・日本ハム・楽天・ソフトバンク戦以外のDeNA主催試合の裏送り出しを原則行っていないのと、「ヤクルト対中日」もヤクルト主催試合のJRN系列への放送が認められていない(ただし2022年現在ABCは当番組で放送する「ヤクルト対阪神」のみ例外でQRによる裏送りが認められている他、過去にはLFが非NRN日のABCまたはMBSに、ヤクルトやNRN独占時代の横浜主催試合を阪神非関与のカードを含めて二重制作した事例もあった)こと、また、この日唯一のパ・リーグである「楽天対ロッテ」が14時開始のデーゲームであったということもあり、予備カードの設定ができなかったことによる。そのためこの日は、ABCでは田淵麻里奈が「スタジオバージョン」と「夜遊びはココから」の2本連続・約4時間の番組を担当することになった。またRKBも『ホークスもっと!応援団』(担当:田中友英田尻敏明)の放送に差し替えた。
  30. ^ a b ただし、新聞番組表EPGでは、21:00までは「ABCフレッシュアップベースボール」のみを表記、「ほりナビ!!」はレギュラー版の21:00-21:50の部分だけ別番組扱いで表記されている
  31. ^ a b ただし、雨天中止試合が発生し、元々試合予定が組まれていなかった日に予備日として試合が組まれる場合(特にセ・パ交流戦期間)は、野球中継実施日の体裁に準じるため、「ほりナビ!!」の拡大版はその試合が雨天中止になった場合でも実施しない。
  32. ^ 2013年7月9・10日の「阪神対中日」(那覇市営奥武山野球場・沖縄セルラースタジアム那覇)は沖縄の日没が遅いため、19時開始にあらかじめ設定されたため、予定通り開催されることを前提として17:55-18:55ごろまで「ほりナビ!!」が放送されるが、番組表では案内されていない
  33. ^ 2013年度から文化放送の日曜ナイターが不定期特番扱いとなり、雨天で放送予定カード(予備カード含む)がすべて中止となった場合も前年までの雨傘用の予備番組ではなく、通常の定時番組を復活させるため
  34. ^ 日曜日は2013年度から裏送りのみとなった。
  35. ^ 2019年度まではFBC福井放送ラジオも
  36. ^ この場合でもABCラジオでは阪神戦のみが基本であり、オリックス戦は阪神戦ナイター開催時の予備放送のみ
  37. ^ 但し、ABCラジオのホームページには「試合が雨天中止の場合、スタジオから〇〇(パーソナリティー名)がお送りします」、また新聞番組表にも「【中止】〇〇(パーソナリティー名)」、または「【中止】フレッシュアップベースボール」としか記載されず、内包先番組の記載はなかったが、内容はナイター開催日やシーズンオフで流れるワイド番組の通常の内容に準拠したものだった。
  38. ^ 但し、元から全試合デーゲームである2010年7月4日分は参議院議員通常選挙大阪府選挙区政見放送が20時から21時に行われるため、2012年7月1日も編成の都合上6月までの放送体裁に準じたもので放送を行った。
  39. ^ a b 通常ナイターオフ期(10-3月)の土曜・日曜18時-21時の番組は、ナイターシーズン中も4-6月までは定時放送扱いとしている
  40. ^ この事例は東日本大震災による開幕延期となった2011年4月9日4月10日と、オールスターゲーム移動日の2012年7月22日2013年7月21日2014年7月20日2015年7月19日2016年7月17日2017年7月16日の事例がある。
    ・2011年4月9日の事例については「芦沢誠のGO!GO!サタデー」のページに詳述。あくる4月10日も雨天中止に準じる形で、13:55以後は「スタジオバージョン」の扱いで「日曜さくらい倶楽部」を13:30-17:00のフルバージョンで放送した。
    ・2012年7月22日の放送回は「オールスター第2戦」(坊っちゃんスタジアム)が前日7月21日に雨天中止となった場合の予備開催日としてデーゲーム<13:30開始>が設定されていたことから、阪神戦デーゲーム中継がある日とほぼ同じ形で13:55-17:00まで「ABCフレッシュアップベースボール」扱いで「日曜さくらい倶楽部」を送り、本来のナイター用予備番組は「杏のAnytime Andante」を17:55-18:25に代替放送した後、18:25-21:00に短縮・飛び乗りで放送を行った
    ・2013年以後の海の日前日の日曜日も「オールスター第2戦」(2013年は明治神宮野球場、2014年は阪神甲子園球場2015年MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島、2016年は横浜スタジアム、2017年は千葉・ZOZOマリンスタジアム)のそれぞれ前日雨天中止時の予備開催日<2013年のみ14:05、他14:00開始 仮に試合が行われる場合、2015年以降は日曜日のデーゲームの体裁に準じ、TBSラジオ・JRNラインを使用する(2011年の第3戦もデーゲームであったが、この時はナイターに準じてQR・NRNラインを使用し、2012年ならびに2013年の予備日も同様の予定を組んでいた。2014年のように関西で開催される場合は自社制作であるが、実際にどちらのラインへつなぐかは不明)>だったが、日程通り実施されたため試合がなく、「ほしおん」はフルバージョンとなるが13:55-17:00は「フレッシュアップベースボールスタジオバージョン」の扱いで放送。また、ナイター時間帯は「Cheers!」を放送した(ただし、2013年は7月15日月曜日に本来放送される予定だった『ミラクル・サイクル・ライフ』がプロ野球中継「阪神対巨人」のため休止だったため、この日の20:30から21:00に延期放送された都合上、『Cheers!』は20:30までの短縮版だった。2014年度以後はナイター時間帯の『Cheers!』は2013年とは異なり3時間のフルバージョンで放送された)
  41. ^ 2013年度・2014年度は阪神戦デーゲーム開催当該の日曜日には別のナイターを放送している
  42. ^ 金曜日に開催される場合には、MBSとRFの間で同様の措置を講じている。
  43. ^ ソフトバンク・日本ハム・楽天の主催試合は基本的にJRN系列局への裏送り分が対象となるが、それ以外の西武・ロッテ主催(西武戦非開催時のロッテ対ソフトバンクまたは日本ハム戦を含む)や、交流戦の巨人・ヤクルト・DeNA主催の西武戦は文化放送との2局ネットが可能である。
  44. ^ 2019年8月に初めて行った時は、NRNの速報チャイムを使用したが、2022年5月以降の中継では曜日に合わせてJRNのチャイムを使用した。同様に文化放送が担当したMBS向けの金曜日もMBS独自のチャイムを使用した。
  45. ^ RCC・ABC・MBSがいずれもクロスネット局であることから、火 - 木曜でも予備順位が屋内球場より下位で、MBSが自社制作を行う場合は、阪神主催時とは逆にABCが当カード限定でNRNに切り替えた上での2局ネットも可能なため、2022年6月21日 - 23日が最初の実例となった。
  46. ^ 広島ホームテレビ(UHT→HOME)がNETテレビ(現:テレビ朝日)系列で開局した後も、1975年10月のテレビ新広島(TSS・フジテレビ系列)開局まで、NETテレビや腸捻転時代のMBS、腸捻転解消後のABCの番組の一部がRCCの編成に残っていた。また、TSS開局後もテレビ朝日のアニメ『宇宙魔神ダイケンゴー』が本放送期間中にRCCで遅れネットされた事例がある。
  47. ^ 1988年に朝日新聞社・中国新聞社・RCC・HOMEとの間で資本調整が行われたが、中之島フェスティバルタワーにRCCの大阪支社が入居するなど、朝日系企業との関係が残っている(同所にはHOMEの大阪支社も入居)。
  48. ^ テレビ中継時はRCCがMBS協力で実況を差し替えて中継する際に、ベンチリポートのRCCのアナウンサーが現地からABCのラジオ中継と兼務した例がある(実況はオフチューブが多いが、優勝決定試合などでは乗り込み)。またHOMEもABCからの映像提供で実況を差し替えて放送することもあるため(実況がオフチューブか乗り込みかは随時異なる)、いずれもテレビとラジオで異なるネットワーク関係となる。
  49. ^ RCCがウェブショップで販売しているワイドFM対応バッジラジオも、ABC・MBSの両局がプリセットされている(関東地区はLFのみ、東海地区はCBC・SFがプリセットされている)。
  50. ^ ちなみに、RCCが2017年までのJRN担当日にヤクルト対広島戦を放送する場合には、ナイターオフの消化試合を除き、月・火曜=ニッポン放送、土・日曜=文化放送という原則を堅持していた。自社制作時の技術協力先は、2018年以降も含め、年度によりこの原則に従うか、随時変更するかが異なる。
  51. ^ 27 - 29日はいずれもオリックス対中日(京セラドーム大阪)を在名局向けに制作した。27日は『東海ラジオ ガッツナイター』への、28・29日は『CBCドラゴンズサタデー・サンデー』への裏送りとなった。
  52. ^ 京セラドーム大阪で開催のソフトバンク主催試合も同様。
  53. ^ HBCでは、実況(卓田和広)を自社、解説者(亀山つとむ)とベンチリポーター(赤木誠)をMBSから派遣する方式で自社向けに中継。
  54. ^ なお、2016年の当該日は木曜日であり、阪神が移動日(16・17日に広島戦を、京セラドームで行い、18日は移動日)に当たるが、この日はABC・MBSとも在名局(ABC=CBC、MBS=SF)制作の「中日対巨人」戦を本番カードに指定、ソ×西は早く終了した時の予備待機となっている
  55. ^ 基からABC発の裏送りはJRNライン担当の火曜日の第1戦だけであり、この第2戦は水曜日で、TBCはNRNラインの担当日であるため、MBSから裏送りする予定だった
  56. ^ ただし、1999年8月14日8月15日のヤクルトとの大阪ドームでの主催試合では午後4時開始の薄暮デーゲームを行っている。1999年タイガース試合結果[リンク切れ] また、2014年8月9日、10日の対広島戦は、14時開始のデーゲームで開催されるため、RCCへの裏送りを実施する予定であったが、台風11号の影響により高校野球が順延となったため、急遽ABCでも「フレッシュアップベースボールスペシャル」扱いで放送されることになった。
  57. ^ 解説は阪神OBの安仁屋宗八、実況が長谷川努、リポートは石橋真と、RCCのスタッフで放送し、自社からアナウンサーを派遣しなかった。
  58. ^ なお、この日はNRNナイターとしての体を取るために、ヤクルト側ベンチサイドレポーターとしてQRの片山真人を配置した。前日9月10日はNRNナイター指定の試合が「巨人×広島」で、ドーム球場の東京ドームの試合であったため、ABCはQRから技術協力をするかたちで乗り込みを行った。なお、「ヤ×神」が終了後、「巨×広」が試合継続中だったのでQRからのNRNナイター(実況・斉藤一美、解説・仁志敏久)を放送し、広島の優勝を伝えた
  59. ^ MBSは25日のみTBSラジオからのネット受け、26日はLF協力自社乗り込み。
  60. ^ 27日のみデーゲーム。
  61. ^ ヤクルト3連戦と巨人戦の初日のみLF、巨人戦第2戦はQR、第3戦はTBS協力(なお、第1・2戦はNRNナイター全国放送指定カードでもあるので別途LF(第1戦)・QR(第2戦)制作の全国放送用のものと、RF、さらに第2戦はLFがそれぞれ首都圏向けに放送する内容も制作される)。
  62. ^ TBS-JRN本番カード「DeNA対中日」とRF本番カード「ロッテ対日本ハム」の中止のため、予備繰り上げにより全国放送となり、TBS-JRNの他に「ラジオ日本マリーンズナイター」でも放送された。
  63. ^ 2016年の業務提携再開後、RF制作のJRNナイターは予備放送が数回あったものの本番カードが開催されたため中継が行われず(ただし、ABC・TBSを含めたJRN各局制作の中継(ABCの場合はオリックス戦裏送りを含む)がRF・GBS、さらにCRK(火曜日のみWBSも)で並列放送された事例はある)、今回CRK(8日のみWBSも)との並列ではあるがABCで初めてRFナイターが放送されることになった
  64. ^ 本来の日程であれば、21日には大会は終了していたはずであった。
  65. ^ 2022年5月17 - 19日の同カードもQRが裏送りしたが、いずれもRKB向けのロッテおよび西武主催試合に準じてJRNの速報チャイムを使用した。
  66. ^ QRでは日曜日にナイトゲームを中継せず、他のネット局でも地元球団の試合中継を優先したため。特に、STV、RCC、KBCは日曜日(RCC・KBCは土曜日も)に地元勢のナイターが予定されていた場合、雨天中止であれば予備カードへの繰り上げ補充を基本的に行わない
  67. ^ 第1位・「広島対DeNA」(RCC制作)、第2位・「楽天対日本ハム」(TBC制作・STVとの2局ネット)で、いずれもNRNラインで現地局では本番扱いの試合だった。なお、通常TBCはHBC向けを自社本番とし、STV向けを裏送りとしているが、当該日はHBCが乗り込み自社制作を行ったため、STV向けを自社で放送した。
  68. ^ TBSとQRは通常編成のワイド番組を、RFは競馬中継を優先するため。なお、LFも中継はしなかったが、土曜日のみMBSの中継に協力し自社と音源を共有した。
  69. ^ 20日準決勝、21日決勝予定。但し今年度はリオ五輪への配慮として準決勝を10時・決勝を14時開始に設定
  70. ^ 当初日程では8月19日が準々決勝明けの休養日とされていたが、台風5号直撃の可能性があるとして、8月7日の開会式を含む第1日プログラムがすべて順延となった(この段階では1日ずつ延期。その後8月15日に雨天中止が生じ、休養日は8月21日に充当されることになったため、19・20日とも雨天中止でない限り阪神戦は放送休止、ないしは早く終了したときのフィラー扱いとなったが、19日はナイター突入前に試合終了となったため結果的に放送なし。20日はナイターの本編開始時に中×神が延長戦で継続していたため、2013年の事例とは異なり、広×ヤの放送前にデーゲームの体裁に準じてCBCからのネット受け・飛び乗りで放送された。なお、MBSラジオは試合進行中ながら中×神の放送はせず、広×ヤの放送に直接接続した)。
  71. ^ 8月19日は左記カードの雨天中止時の予備カードとして「楽天対ソフトバンク」のナイター(東北放送制作・KBCラジオ向け裏送り放送、なおかつNRNナイター予備待機兼用。TBCは自社ではRKBラジオ向け、LF-MBS予備待機兼用分を放送)を制定。20日は18時以後のナイター開催は左記カードのみ(楽×ソは17時開始のためデーゲーム扱い(それでも自社=RKB向け、KBC向け裏送りを放送)となりABC、LF-MBSともに予備補充されない)となり、中止時は『SET UP!!』を編成(この場合、ABC以外は別の予備番組となるため、事実上ABC向けのみの裏送り放送である)。
  72. ^ 当初日程では8月22日が準々決勝明けの休養日とされていたが、最終的に21日・22日とも2回戦の4試合日となった。
  73. ^ 8月21日は左記カードの雨天中止時の予備カードとして「ソフトバンク対ロッテ」のナイター(KBCラジオ制作)を制定。22日は18時以後のナイター開催は左記カードのみ)。
  74. ^ a b 高校野球のうち、少なくとも第4試合が中止の場合には、DeNA対阪神戦の中継を17:00から(17:55までは『フレッシュアップベースボールスペシャル』扱いで)放送することを予定していた。ちなみにNPBでは、ロッテ対ソフトバンク戦(ZOZOマリン)を17:00開始の薄暮試合、広島対ヤクルト戦(マツダ)を当日唯一のナイトゲーム(18:00開始)として編成。前者ではQR(RKBへの裏送り向け)とLF(KBCへの裏送り向け)、後者ではRCCがNRNナイター向けに中継を制作していた。しかし、当番組ではいずれの試合もDeNA対阪神戦中継の予備カードに設定しなかったため、このカードが中止の場合にも田淵の進行による『フレッシュアップベースボールスペシャル』をスタジオから放送することを決めていた。なお、MBSラジオでも編成上の事情でDeNA対阪神戦中継(LFがNRNナイターの予備待機を兼ねて裏送り向けに制作)を17:45から放送していたが、試合終了後の20:02から広島対ヤクルト戦中継(前述)の飛び乗りネットによって21:00までの基本中継枠を消化した。
  75. ^ 伊藤史隆、中邨雄二、小縣裕介、山下剛、高野純一、北條瑛祐、福井治人、小西陸斗、佐藤修平(テレビ中継で実況デビュー)。
  76. ^ MBSラジオでは両日とも、阪神対巨人戦を自社およびNRNナイター向け、オリックス対日本ハム戦をSTVラジオ向けの裏送りで中継する予定を立てていて、予備カードの設定でもセ・リーグの試合を優先していた。阪神対巨人戦の中止に伴って、MBSではオリックス戦の裏送り中継と並行しながら、中日対ヤクルト戦(ナゴヤドーム)中継(SFの制作で第1予備カードからNRN本番カードに昇格)を自社向けに放送。中日対ヤクルト戦ではCBCも中継を制作していたが、ABCが自社制作のオリックス戦中継のみを予備カードに設定していたため、CBC制作分の中継はCRKで放送された。
  77. ^ 土・日曜のNRNナイター担当局でありながら、自社には2013年から日曜分、2019年から土曜分のレギュラー放送を取りやめている文化放送が、新型コロナウイルスへの感染リスクなどを考慮してスタッフの派遣を見送る代わりに、NRNナイター向け巨人戦中継の制作業務をABCに委託。7月11日(土曜日)には、KBCが制作するソフトバンク対楽天戦(PayPayドーム)中継がNRNナイターの本番カードになったため、報道素材の収録のみで対応した。10日(金曜日)に巨人戦が予定通り開催された場合には、平日のNRNナイター担当局であるLFがアナウンサーを派遣するとともに、ABCの技術協力によって中継を制作する予定だった(11日にはMBSの技術協力で関東ローカル向けに中継)。
  78. ^ 甲子園高校野球交流試合の中継をインターネット向けに限定しているMBSでは、広島対阪神のナイトゲーム全試合を自社制作で中継。LFでは、ヤクルト対DeNA3連戦(神宮)を自社向けの予備待機カードに設定する。
  79. ^ 8・9日開催分はデーゲームにつき対象外(報道用の素材収録を行ったかは不明。テレビでは9日のみBS朝日向けに中継を制作)。
  80. ^ 月曜日にナイトゲームが組まれる場合には、原則としてABCがNRN、MBSがJRNを優先している。このため、ABCで当該カードを中継する場合には、基本としてLF制作分の裏送りか自社制作の中継を放送する。ただし、10日が祝日であること、月・火・水曜の3連戦であることに加え、月曜はネットワークの縛りが緩いこと、MBSがDeNA主催の阪神戦については曜日にかかわらずLFとのネットを優先したことが重なり、11日以降(火・水曜開催)に合わせてMBSがLF、ABCがTBSからの裏送りで対応した。なお通常月曜ナイターの他球場速報のチャイムはNRN用を使うが、8月10日放送分は火 - 木曜と同じJRN(TBSラジオ・RF・ABC・RKB・RCC仕様)のものを使った。また、同様の事例となった9月30日は金曜だったことと、本番と予備でネットワークが逆転することに配慮して、TBSラジオがNRNのチャイムを使うという異例の対応となった。
  81. ^ MBSでは3試合ともLF制作分の中継(10・12日は裏送り、11日はNRN本番扱い)で対応したが、10日には西山秀二(MBS・RF解説者)、11日は佐々木主浩(LF解説者)、12日には谷繁元信(LF・SF・MBS解説者)が出演。
  82. ^ 伊藤は代演の翌日(8月6日)に、代演前から決まっていた阪神対巨人ナイトゲーム(甲子園)ラジオ中継の実況を担当。7日に代演する場合でも、8日(土曜日)・9日(日曜日)には、ABCラジオで甲子園高校野球交流試合開幕直前番組『高校野球スペシャル 届け!この夏の想い』(いずれも15:00 - 17:00)の司会を務めることが決まっていた。なお、交流試合では開会式と開幕試合のラジオ実況を担当。14日(土曜日)には、午前中に甲子園球場で第1試合のテレビ中継を実況した後に、夕方から京セラドームで阪神対広島戦ラジオ中継のベンチリポーターを務めていた。
  83. ^ 蔓延防止等重点措置の適用当初は、5月3日(月曜日・憲法記念日)のヤクルト対阪神戦(神宮)でも、試合開始時間が当初予定の18:00から17:30に繰り上げられていた。しかし、緊急事態宣言の発出に伴って、当該カードは宣言の解除後まで延期されている。なお、ABCでは試合時間の繰り上げが決まった当初、LFが予備カード扱いで制作する中継を裏送り方式で放送することを計画。『ウラのウラまで浦川です』を17:00までの25分短縮版、後枠に通年で編成されている『とびだせ!夕刊探検隊』(事前収録・朝日新聞大阪本社単独提供の通年番組)の放送枠(通常は17:25 - 17:55)を25分繰り上げ(17:00 - 17:30)、『Monday! SPORTS - JAM』を野球中継終了後(早終了時は20:30)から21:15までの短縮版で対応することも予定していたが、前述の事情で延期が決まったため、通常の番組編成に戻している。
  84. ^ MBSでは、2017年以来4年振りにTBS制作分中継の裏送りで対応。
  85. ^ MBSでは、土曜日にLF制作分の裏送り向け中継を放送。日曜日には、午後に競馬中継を優先しているため、LFで放送する報道素材向けの実況収録のみ担当した。
  86. ^ 解説者は、QRと契約している西武OBの松沼兄弟(4日は兄の松沼博久・5日は弟の松沼雅之)。MBSでは、両日とも自社制作で中継している。
  87. ^ 前日(1日)の対広島デーゲーム(甲子園)は、RCCがABC制作分、SFがMBS制作分の中継の2局ネットで対応していた。この試合も無観客で開催されたが、激しい風雨に見舞われたため、3回裏の終了後に審判団がノーゲームを宣告。
  88. ^ SFがネット受けを実施したのは、中日がSFでの中継に制限が掛かる東京ドームで巨人との対戦を予定していたことによる(実際には緊急事態宣言の発出に伴って宣言解除後まで延期)。ちなみに、MBSでは競馬中継を優先する編成につき、報道素材向け実況音源の収録のみ実施。
  89. ^ 28日のナイトゲームではLF制作分、29日のナイトゲームと30日のデーゲームではQR制作分の裏送り向け中継を放送(29日はNRNナイター扱いで18:20以降にKRYとの2局ネットを実施)。28日・29日には試合開始時刻が17:45に設定されたため、ABCでは当該時間帯に自社制作で放送しているレギュラー番組の放送時間を短縮したうえで、17:40から中継枠を編成した。
  90. ^ TBCが確保している実況ブースから1ヶ所を借用するとともに、同局からの技術協力を受けながら中継。
  91. ^ MBSでは、5月29日・30日の対西武戦(29日は『文化放送ライオンズナイター』・30日は『ニッポン放送ショウアップナイター』のネット受けを充当)と、編成上中継を放送できない(31日の対西武戦など)日曜日のデーゲーム3試合を除く13試合を自社制作で中継した。対日本ハム戦と対楽天戦では、ABCと同様の聴取率調査週間企画として、開催球場への乗り込み方式で中継を制作。
  92. ^ 6月8日(火曜日)日本ハム2 - 3阪神(現金13万円)、9日(水曜日)日本ハム3 - 10阪神(現金20万円)、10日(木曜日)日本ハム2 - 4阪神(現金14万円)、11日(金曜日)楽天2 - 3阪神(現金13万円)、12日(土曜日)楽天1 - 9阪神(現金19万円)、13日(日曜日)楽天5 - 6阪神(現金16万円)。
  93. ^ RCCの放送対象地域である広島地区では、例年より遅く、6月28日(月曜日) - 7月4日を聴取率調査週間に設定。
  94. ^ 逆にMBSでは、阪神が甲子園球場で主催する6試合(ロッテとの3連戦・西武との3連戦)および、京セラドーム大阪で8月3日・4日・6日に開催のオリックス対阪神戦(いずれもナイトゲーム)を自社制作で中継。
  95. ^ 実際には8月11日(水曜日=大会第2日)に、第4試合・愛工大名電東北学院戦(実況:楠)を4回の途中で打ち切ったうえで、当番組のスタジオバージョンとして『なにわスワンキーズの男どアホウラジオ』(『伊藤史隆のラジオノオト』からのスピンオフ番組)を当初の予定どおり17:55から生放送。
  96. ^ 8月25日(水曜日)には、ABCテレビでもサンテレビとのトップ&リレー方式で中継。さらに、テレビ・ラジオとも、高校野球3回戦の4試合を中継した。
  97. ^ MBSでは、自社制作による中継を試合途中の17:59から放送。
  98. ^ ABCでは21日と22日(水曜日)に、オリックス対ソフトバンクのナイトゲーム(京セラドーム大阪)中継を、自社とQRの第1予備カード(予備待機)扱いで制作する体制を講じていた。ただし、実際にはABC・QRの本番カード(QRの本番カードはZOZOマリンスタジアムのロッテ対西武戦)が2日とも開催されたため、両局では本番カードの中継を優先。オリックス対ソフトバンク戦については、ABCが上記の事情から報道素材向け実況音源の収録に切り替えた一方で、ソフトバンクの地元局であるRKBとKBCでは、京セラドームへの乗り込み方式で北部九州ローカル向けに別途中継を制作した。ABCでは両日とも、自社向けの予備待機と並行しながら、RKB制作分の中継に技術協力。21日放送分では寺田、22日放送分では伊藤史隆を両チームのベンチリポーターとして派遣している。NRNではこのカードを他の屋内球場でのナイトゲーム(東京ドームでの巨人対DeNA戦とバンテリンドーム ナゴヤでの中日対ヤクルト戦)より下位の第3予備カードとして扱ったため、MBSでは中継を制作せず、KBC制作分の中継を充てた。なお、パ・リーグのナイトゲームが最初から組まれていない23日(木曜日)には、RCC・MBSがNRNからLF制作分の巨人対DeNA戦(前述)、非NRN扱いのABCではCBC制作分の中日対ヤクルト戦(前述)中継を第1予備カードに設定。ABCが中日戦を予備カードに充てたのは、RFが同日の巨人戦で中継を制作しないことにもよるが、実際には広島対阪神戦を中継した。
  99. ^ NRNにおける予備カードの設定順位が屋内開催の巨人対DeNA戦(東京ドーム)より下位の第2予備(第1予備は同じく屋内開催の中日対ヤクルト戦〈バンテリンドーム ナゴヤ。SF制作〉)であることと、本来は火 - 木曜日にNRNでネットを組むMBSが3連戦とも自社で中継を制作することによる措置(事実上、通常の金曜日パターンをこのカードに限定して火-木曜日に適用する形である。但し予備カードは通常パターンと同じ)。ちなみに、テレビでは22日(水曜日)に、RCCとMBSがローカル向けの中継を別々に制作。
  100. ^ 逆にMBSでは、STV向けに中継を制作したほか、7月21日のみ自社でも中継を放送。
  101. ^ 他球場速報ではJRNのチャイムを使用した。18日放送分では、スポーツ担当へ4年振りに復帰したばかりの斉藤一美(QR)が、復帰後初めて非NRN扱いの裏送り中継で実況した。逆にABCでは、17日と18日にオリックス対日本ハムのナイトゲーム(ほっともっとフィールド)中継を裏送り向けに制作。17日にはHBCで、18日にはHBCとTBCで放送されたほか、両日とも『文化放送ライオンズナイター』の第1予備カードに設定されていた。
  102. ^ MBSラジオは、8日の開催分を、QR制作分中継の裏送りで対応。セ・リーグの公式戦中継では1976年以来46年振り(セ・パ交流戦を含めれば2021年以来)であった
  103. ^ 16日開催分の中継のみ、NBC、RKK、OBS、MBC、KRYでも同時ネット。
  104. ^ MBSラジオでは29日に(日本ダービーなどの)競馬中継を優先した関係でデーゲーム中継を見送ったものの、予備日の30日(月曜日)にナイトゲームが組み込まれた場合に、QR制作分の中継を裏送りで放送する体制を組んでいた(実際には3連戦が予定通り消化されたため試合と中継が発生せず)。
  105. ^ ABCラジオでは3日間とも、オリックス対中日戦(京セラドーム大阪)の中継を在名局への裏送り向けに制作。27日のナイトゲームではSF、28・29日のデーゲームではCBCで中継を放送した。CBCラジオでは中央競馬開催週の日曜日に競馬中継の自社制作(またはMBSラジオかLFが制作するメインレース中継のネット受け)を実施しているが、中日のデーゲームと中央競馬(GⅡ以下の重賞競走)の開催が重なった場合には、原則としてデーゲームの中継を優先している。ただし、29日にはGⅠ競走の日本ダービー(第89回東京優駿)がオリックス対中日戦の最中に開催されたため、「ABC制作のオリックス戦中継にMBS制作の日本ダービー中継を挿入する」という変則編成で対応した(SFではMBS制作のオリックス戦中継を完全放送)。
  106. ^ 逆に、MBSラジオでは24日開催分のみ関西ローカル、25日・26日開催分をTBCとの2局ネットで中継。
  107. ^ 他球場速報では5月31日と6月2日はJRNのチャイムを、6月1日はNRNのチャイムを使用した。
  108. ^ ABCテレビでも、ラジオ・テレビ兼営局のHBCと競合するHTB(ANN加盟局の北海道テレビ)との2局ネットで中継。
  109. ^ MBSラジオでは、3日のナイトゲームでHBCとの2局ネットを実施。4日のデーゲームでは、STVが週末のデーゲーム中継枠を編成しない方針を立てている関係で、関西ローカル向けの中継にとどめた。5日には、(安田記念などの)競馬中継を優先する関係で自社でもデーゲームを中継せず、報道素材向けの実況収録のみで対応。
  110. ^ 朝日放送(ABC)ラジオにおける火 - 木曜日の中継は非NRN扱いで、オリックス主催試合での裏送り向け中継などではRKBと組んでいる。もっとも、RKB・KBCともテレビとの兼営局で、テレビ放送部門ではRKBが毎日放送(MBS)と同じJNN、KBCが朝日放送テレビと同じANNに加盟している。このような事情から、ABC・MBSがPayPayドームへの乗り込み方式でソフトバンク主催の阪神戦ラジオ中継を関西ローカル向けに制作する場合には、曜日に関係なくKBCがABC制作分、RKBがMBS制作分の中継に技術協力扱いで関与することが多い(2022年のソフトバンク対阪神3連戦にも該当)。
  111. ^ 前年と同じく、中継の随所でランダムに発表される3つの文字をつなげた「キーワード」をハガキや電子メールに明記することを応募の条件に指定しているため、基本として中継へ出演する解説者に放送席から全ての文字を発表させていた。例外は11日(土曜日)のナイトゲーム中継(実況:北條、解説:関本、ベンチリポート:福井、ABCでは17:55から放送)で、KRYによる飛び乗りの直前(オリックスの1回裏攻撃時)に関本が最初の1文字、5回裏・8回裏(いずれもオリックスの攻撃)の終了後(関西ローカル向けのインターバルゾーン)にスタジオMCの小早川が残りの文字を1つずつ発表した。
  112. ^ 対象カードの試合結果は、6月7日(火曜日)阪神2 - 0ソフトバンク、8日(水曜日)ソフトバンク1 - 0阪神(2021年の対象カード初戦から7試合続いていたプレゼントが初めて実現せず)、9日(木曜日)ソフトバンク4 - 0阪神、10日(金曜日)オリックス1 - 6阪神、11日(土曜日)オリックス2 - 3阪神、12日(日曜日)オリックス1 - 9阪神
  113. ^ この年の交流戦は雨天中止・順延が1試合もなく、6月12日までの所定日程で全108試合を消化した。
  114. ^ 当日にデーゲームで開催されていた巨人対ヤクルト戦について、LFが編成上の事情などから中継の制作を見送ったことにもよる。ちなみに、4月9・10日はJRNラインの適用対象日であったが、CBCラジオでは、DeNA対中日戦の開催取り消しを受けて、野球中継自体を休止した。
  115. ^ MBSラジオではLF制作分中継の2局ネットを予定していたが、予備カードを一切設定していなかったため、雨傘番組として組み込んでいた『豊永真琴のMBSミュージックパーク 延長スペシャル』(自社制作番組)を急遽生放送。
  116. ^ MBSラジオでも関西ローカル向けに自社制作で中継していたが、糸井の引退セレモニーを待たずに、22:46で中継を終了。地上波テレビで唯一の中継局だったサンテレビでは、ABCテレビによる技術協力の下で、試合開始の直前(18:00)から糸井の場内一周開始直後(23:30)まで5時間半もの中継をローカル向けに単独で放送していた。
  117. ^ MBSでは、RKBへの裏送り向けに中継を制作する一方で、HBC制作の日本ハム対ロッテ戦(札幌ドームで14:00から開始)中継を阪神戦中継の第1予備カードに設定。結局、阪神戦の中止を受けて日本ハム戦を本番カードに昇格させたため、ABCと同様にオリックス戦の中継を制作していながら自社での放送を見送った。
  118. ^ 既に2017年時点でJRN・NRNともに月曜はナイターの全国配信から撤退していた。
  119. ^ MBSでは、RKBの制作によるソフトバンク対ロッテ(PayPayドームでのパ・リーグ首位攻防戦)中継を、当初から予定していたCBCを含めた3局ネットで放送。
  120. ^ ナイター編成時に類似した事例が発生した場合は、NRNの枠組みでQRがABC向けの制作を担当した例もあった。
  121. ^ TBSラジオがDeNA主催の裏送り以外撤退した2018年からは、逆にLFとQRがパ・リーグの試合のRKB向けの裏送りでJRNの速報チャイムを使用している。
  122. ^ 本番JRN、予備NRNの編成は、巨人主催がRF・JRN複占時代のRCCでよく行われていた。
  123. ^ 逆にMBSでは、DeNA対阪神戦を、LFの技術協力による自社制作で中継。予備カードには、RF制作分の巨人対ヤクルト戦中継を充てていた。巨人はセ・リーグの優勝マジック1、阪神はリーグ2位(マジック対象)チームとして以上の試合に臨んでいたが、両チームとも延長10回の末に引き分けたことによって巨人のリーグ2連覇が決まった。
  124. ^ 10月8日(金曜日)から10月10日(日曜日)の三試合共にQRが技術協力した
  125. ^ 本来のネット局であるむCBCでは、中日のBクラス確定に伴って10月14日(木曜日)の中日対東京ヤクルト戦で2021年のプロ野球中継自体を終了したが、26日の対阪神戦では西村俊仁(CBCテレビアナウンサー)を『ドラ魂キング』向けの取材・電話リポート要員として甲子園球場へ派遣していた。
  126. ^ 例年はレギュラーシーズン中の金曜日にLF=NRN向けのナイトゲーム中継を放送しているが、10月17日からナイターオフ編成に準拠していたことや、22日にオリックス戦も組まれていなかったことから『ラジオノオト』の生放送を優先させた。22日にはヤクルト対広島のナイトゲームが神宮球場で予定されていて、関西地区ではMBSがLF-NRN向け中継のネット受けを予定していたものの、実際には雨天で中止された。
  127. ^ 対象カードの試合結果は、10月12日(水曜日:第1戦)ヤクルト7 - 1阪神、13日(木曜日:第2戦)ヤクルト5 - 3阪神。14日(金曜日:第3戦)ヤクルト6 ‐ 3阪神。第2戦は阪神が1点を先制した後(1回裏の途中)に降雨で中断されたが、実況担当の山下が中断の前に応募用の電話番号を案内していたため、放送上は試合不成立(降雨ノーゲーム)の場合でも現金(1万円)のプレゼントを実施することを予定していた。
  128. ^ 在阪の地上波テレビ局では、関西テレビが2試合とも自社制作で中継。
  129. ^ 西武がクライマックス・パへの出場を早々に逸したことを受けて、文化放送が当時実施していたクライマックス・パ試合中継の自社制作を見送ったことに伴う措置。実際には、両チームの1勝1敗で10月13日に予定されていた第3戦が台風19号の接近に伴って翌14日の予備日に順延されたため、14日の第3戦に限ってSTVラジオにも中継を配信した。在阪の地上波テレビ局では、関西テレビが第1戦を中継(第3戦の中継を予定していたが前述した事情で取り止め)。在阪のラジオ他局では、NHK大阪放送局が近畿ブロック向けのラジオ第1放送で第2戦と第3戦を中継したほか、第1戦の中継を北海道ブロック向けに制作(同ブロックでは全試合を中継)。MBSラジオでは、第3戦が13日に開催された場合にも通常編成での対応を予定していたが、14日への順延に伴って第3戦を急遽自社で中継した。
  130. ^ これに対して、MBSラジオではクライマックス・パのファイナルステージ全試合を自社制作で中継。クライマックス・セのファイナルステージ(神宮球場でのヤクルト対巨人戦)中継(ニッポン放送制作)を予備カードに設定していた。
  131. ^ RKBでは、MBSラジオ制作分中継の裏送りで対応。MBS自体は、セ・リーグのファイナルステージを自社制作で中継することに伴って、裏送り向けの中継を予備カードに設定していた。しかし、セ・リーグのファイナルステージが第3戦で終了したことを受けて、第4戦が予定されていた10月15日に、パ・リーグのファイナルステージ第4戦中継を予備カードから本番カードへ昇格。オリックスのサヨナラ勝利による2年連続のステージ突破を、RKBとの2局ネットで伝えた。
  132. ^ 開催年に関わらず、セ本拠地分はニッポン放送、パ本拠地分は文化放送が受け持ち。
  133. ^ a b 逆にMBSは、ニッポン放送(巨人主管)と九州朝日放送(ソフトバンク主管・関東地区は文化放送がネット)が制作するNRN全国中継のネット受け方式で、全試合の中継を放送。
  134. ^ 京セラドーム大阪では、日本シリーズ第1戦の前日(11月20日)と当日(21日)に、AAAデビュー15周年記念5大ドームツアーの2公演が組まれていた。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響でツアー全公演の開催を翌2021年に延期することが9月24日に発表された ため、10月20・21日の使用スケジュールが空白に変わっていた。ちなみに、巨人は例年、レギュラーシーズン中の主催試合の一部(主に7月開催分の2試合)で京セラドームを使用。2020年にも6月30日・7月1日の対広島戦で使用する予定だったが、新型コロナウイルスへの感染拡大に伴う開幕の延期・日程の再編成によって、会場を東京ドームに変更していた。
  135. ^ MBSがLFとRKBによる中継の制作に協力したことから、在阪局と在福局は資本関係とテレビネットワークに準じた組み合わせで中継した。
  136. ^ 前年から延期されたAAAドームツアー大阪公演が、11月26日から28日まで開催されることに伴う措置。
  137. ^ ネット局=QR、SF、KRY、RNC、OBS。以上のQRを除く各局はセ・リーグ(ヤクルト)主管試合でLFが制作(大阪地区はMBSがネット受け)する第3 - 5戦もネット。
  138. ^ 神宮球場は学生野球が最優先で、神宮大会は球場側が主催者ということもあって、日程の変更を認めていない(当該項で詳述)。もっとも、NPBでは2022年にシーズンのスケジュールを2019年以前の体制に戻していたため、ヤクルトの進出いかんにかかわらず、日本シリーズを明治神宮野球大会の開幕より1ヶ月早く開催できるようになった。

出典

  1. ^ a b c 『朝日放送の50年 III 資料集』P270より、1952年の年表内「朝日放送の動き」欄を参照。
  2. ^ 『朝日放送の50年 I 本史』P57
  3. ^ a b 『朝日放送の50年 III 資料集』P62のラジオ番組一覧表より、『「プロ野球実況放送」南海VS巨人定期戦』のタイトルで、2月29日・3月1日の14:00-15:40に放送されたことが明記。
  4. ^ 『朝日放送の50年 III 資料集』P276より、1955年の年表内「朝日放送の動き」欄を参照。
  5. ^ a b c 『朝日放送の50年 III 資料集』P97より、『「フェザー・シルバー・ナイター」プロ野球薄暮試合実況中継』を参照。
  6. ^ a b c 『朝日放送の50年 III 資料集』P97より、『東芝 プロ野球ナイター』を参照。
  7. ^ a b 『朝日放送の50年 III 資料集』P97より、『木曜ナイター』を参照。
  8. ^ a b c d e f g 『朝日放送の50年 III 資料集』P100より、『木曜ナイター』『日曜ナイター』いずれかの番組情報を参照。
  9. ^ a b c d e 『朝日放送の50年 III 資料集』P103より、
    • 『フェザーシルバーナイター』
    • 『「日曜ナイター」'63プロ野球ナイター実況中継』
    • 『「火曜ナイター」プロ野球ナイター実況中継』
    • 『「水曜ナイター」プロ野球ナイター実況中継』
    • 『「近鉄ナイター」プロ野球ナイター実況中継』
    • 『「土曜ナイター」プロ野球ナイター実況中継』
    各番組情報を参照。
  10. ^ 『TBS50年史』P211-212
  11. ^ a b c 『朝日放送の50年 III 資料編』P106より、1964年4月から9月の各種プロ野球中継番組情報を参照。
  12. ^ a b c 『朝日放送の50年 III 資料編』P109より、1965年4月から10月の各種プロ野球中継番組情報を参照。
  13. ^ a b c 『朝日放送の50年 III 資料編』P112より、1966年4月から10月の各種プロ野球中継番組情報を参照。
  14. ^ a b c 『朝日放送の50年 III 資料編』P115より、1967年4月から10月の各種プロ野球中継番組情報を参照。
  15. ^ a b c d 『朝日放送の50年 III 資料編』P117より、1968年4月から10月の各種プロ野球中継番組情報を参照。
  16. ^ a b c d 『朝日放送の50年 III 資料編』P119より、1969年4月から10月の各種プロ野球中継番組情報を参照。
  17. ^ 『朝日放送の50年 III 資料集』P119に掲載された『「プロ野球実況中継」金曜ナイター』より、解説者として関根の名が明記。
  18. ^ a b c d 『朝日放送の50年 III 資料編』P121より、1970年4月から10月の各種プロ野球中継番組情報を参照。
  19. ^ a b c d e 『朝日放送の50年 III 資料編』P122より、1971年4月から10月のプロ野球中継番組情報を参照。
  20. ^ 『朝日放送の50年 III 資料編』P123より、『プロ野球ナイター実況中継』を参照。
  21. ^ 『朝日放送の50年 III 資料編』P125より、『プロ野球ナイター実況中継』を参照。
  22. ^ a b 『朝日放送の50年 III 資料編』P126より、『プロ野球実況中継 ABCナイター』を参照。
  23. ^ 『朝日放送の50年 III 資料集』P128より、『プロ野球中継「ABCナイター」』を参照。
  24. ^ 『朝日放送の50年 III 資料集』P128より、『近鉄バファローズ・アワー』を参照。
  25. ^ 『朝日放送の50年 III 資料集』P129より、『プロ野球中継「ABCナイター」』を参照。
  26. ^ 『朝日放送の50年 III 資料集』P131より、『プロ野球中継「ABCナイター」』を参照。
  27. ^ a b c 『朝日放送の50年 III 資料集』P133より、『プロ野球中継「ABCナイター」』(1978年放送分または1979年放送分)を参照。
  28. ^ 『朝日放送の50年 III 資料集』P135より、『プロ野球中継「ABCナイター」』を参照。
  29. ^ ラジオライフ』1980年6月号(創刊号。同誌2005年8月号にも、縮小した別冊付録として復刻)に掲載された同年春の新番組情報を参照。
  30. ^ 『朝日放送の50年 III 資料集』P137より、『ABCナイター』を参照。
  31. ^ 『朝日放送の50年 III 資料集』P138より、『ABCナイター実況中継』を参照。
  32. ^ 『朝日放送の50年 III 資料集』P140より、『プロ野球実況中継「ABCナイター」』を参照。
  33. ^ a b 『朝日放送の50年 III 資料集』P141を参照。
  34. ^ 参考:『ラジオ新番組速報版』1985年春号(『ラジオライフ』別冊。三才ブックス発行)に掲載された、ABCラジオ番組表(『ラジオマニア2010』P164にも縮刷という形で再録)。
  35. ^ a b 『朝日放送の50年 III 資料集』P142
  36. ^ 『朝日放送の50年 III 資料編』P145
  37. ^ a b 『朝日放送の50年 III 資料編』P146
  38. ^ 『朝日放送の50年 III 資料編』P148
  39. ^ 『朝日放送の50年 III 資料編』P150
  40. ^ a b c d 『朝日放送の50年 III 資料集』P152
  41. ^ 『朝日放送の50年 III 資料集』P159より、『ABCフレッシュアップナイター「植草貞夫のタイガース一番のり」』を参照。
  42. ^ 『朝日放送の50年 III 資料集』P159より、『ABCフレッシュアップナイター』を参照。
  43. ^ 『朝日放送の50年 III 資料集』P159より、『草ヤン・悠さんのがんばれタイガース』『中邨雄二のスポーツウェーブ』を参照。
  44. ^ 『朝日放送の50年 III 資料集』P159より、『ナイタージョッキー』を参照。
  45. ^ 『朝日放送の50年 III 資料集』P160より、『修さんのヒットエンドラン』を参照。
  46. ^ a b c 『朝日放送の50年 III 資料集』P161を参照。
  47. ^ a b 『朝日放送の50年 III 資料集』P163を参照。
  48. ^ a b 『朝日放送の50年 III 資料集』P165より、『ABCフレッシュアップ・ナイター』を参照。
  49. ^ ABC RADIO TIMETABLE(WeekDay) - ABCラジオ公式サイト内で配信された1997年4月編成の平日番組表(インターネットアーカイブ同10月11日付保存キャッシュ)
  50. ^ ABC RADIO TIMETABLE(WeekEnd) - ABCラジオ公式サイト内で配信された1997年4月編成の土曜番組表(インターネットアーカイブ同10月11日付保存キャッシュ)
  51. ^ ABC RADIO TIMETABLE (SUNDAY) - ABCラジオ公式サイト内で配信された1997年4月編成の日曜番組表(インターネットアーカイブ同10月11日付保存キャッシュ)
  52. ^ 以下の書籍に掲載された解説者名鑑を参照。
    • 『12球団全選手カラー百科名鑑2011』(2011年2月、廣済堂あかつき発行。ISBN 4331801721
    • 『プロ野球コンプリート選手名鑑2011年版』(2011年3月、三才ブックス発行。ISBN 4861993318
  53. ^ 出典:産経新聞、1967年8月12日番組表。ABCは当日「西鉄対阪急」(RKB)を個別ネットで本番としていたため(MBSもQRから「巨人対サンケイ」をネット受け)、阪神対広島戦のRCCへの裏送りに出演した。ちなみにABCでは「巨人対サンケイ」(TBS-JRN全国ネット)「南海対東京」(ABC予備待機)より後位の第3予備だった。
  54. ^ 道上洋三アナの後任は小縣裕介、古川昌希両アナ ABCラジオ「おはようパーソナリティ」(『サンケイスポーツ』2022年2月25日付記事)
  55. ^ “ABC元アナの清水次郎さんが教員採用試験合格 来春から教壇へ”. スポーツニッポン. (2016年9月29日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/09/29/kiji/K20160929013443980.html 2016年9月30日閲覧。 
  56. ^ “元ABC清水アナ 西宮今津高の野球部顧問に就任”. デイリースポーツ. (2017年4月6日). https://www.daily.co.jp/baseball/2017/04/07/0010075084.shtml 2017年4月9日閲覧。 
  57. ^ ABC平岩アナが退社 今後はeスポーツ実況に転身 - 芸能 : 日刊スポーツ 2018年6月16日9時配信
  58. ^ ABCテレビ、平日夕方のニュース番組『キャスト』終了 4月から横山太一アナMC『news おかえり』スタート(2022年2月25日 05時00分 (2月25日 10時06分更新) 中日新聞)
  59. ^ 『ABCラジオ創立60周年記念ブック いつもラジオと一緒』(2011年、プラネットバルン)より、試合前の取材の間に球場内のスタジオでナレーションを収録するという。
  60. ^ 2022年5月12日 田淵麻里奈ツィートより
  61. ^ ラジオ日本とTBSラジオが巨人戦中継で制作協力 ラジオ日本の巨人戦中継、80試合以上へ大幅増加(RFラジオ日本2016年1月28日付プレスリリース)
  62. ^ エキサイトベースボール TBSラジオとラジオ日本がナイター中継で制作協力 TBSラジオ「エキサイトベースボール」の 巨人戦中継数が大幅に増加”. 2016年1月27日閲覧。
  63. ^ 「甲子園高校野球交流試合」は原則無観客 NHKなどで生中継(『スポーツニッポン2020年7月1日付記事)
  64. ^ 2020年練習試合の放送配信予定について(6月2日~)(阪神タイガース公式サイト)
  65. ^ ABCが番組出演者変更、局アナ感染踏まえ検査強化(『日刊スポーツ2020年8月2日付記事)
  66. ^ a b 【阪神】次期監督内定の岡田彰布氏「今、俺から言えることは何もない」 ヤクルト戦でラジオ解説(『日刊スポーツ2022年9月28日付記事)
  67. ^ “ABCラジオ新生「おはパソ」好調 闘病中の道上洋三さんにリスナーから激励メッセージも”. サンケイスポーツ. (2022年7月22日). https://www.sanspo.com/article/20220722-GADUCERDHRP2BOKMTJ3JP2ZTV4/ 2022年7月23日閲覧。 
  68. ^ 鷲尾がtwitter上の個人アカウントから2022年6月10日付で発信した告知ツイートを参照
  69. ^ 4/8(金)、4/9(土)、4/10(日)横浜DeNA 対 中日戦は中止(横浜DeNAベイスターズ)
  70. ^ ヤクルト・高津監督、山田哲人ら14人がコロナ陽性 18時阪神戦は中止に(『デイリースポーツ2022年7月9日付記事)
  71. ^ 【ヤクルト】新たに塩見泰隆、中村悠平ら6人陽性判明、阪神戦2日連続中止 計24人の緊急事態(『日刊スポーツ2022年7月10日付記事)
  72. ^ 2019年年間予約席の予備券ご利用についてのご案内(阪神タイガース公式サイト)
  73. ^ 9月プロ野球中継予定(東海ラジオ放送)
  74. ^ CBCドラゴンズナイター 9月の放送予定(CBCラジオ)
  75. ^ 巨人進出なら日本シリーズ会場は京セラ 東京ドームは都市対抗(『日刊スポーツ2020年10月5日付記事)
  76. ^ 朝日放送ラジオ (2021年7月14日). ““ミューパラ”再始動!!ABCラジオ秋改編”. PRTIMES. 2021年7月15日閲覧。
  77. ^ オリックスV特番にたむらけんじ、なにわ男子・藤原丈一郎ら出演を発表(『日刊スポーツ』2021年10月29日付記事)

参考資料

関連項目

  • 朝日放送ラジオ番組一覧
  • スーパーベースボール(ABCテレビのプロ野球中継で『スーパーベースボール 虎バン主義。』と改題)
  • サンテレビボックス席(水曜日の阪神ナイトゲームを中心に『スーパーベースボール 虎バン主義。』とのリレー中継を随時実施)
  • S☆1 BASEBALL(1975年3月までABCテレビが加盟していたTBSテレビ系列ネットワーク向けのプロ野球中継における現行統一タイトル)
  • 近鉄バファローズアワー(1975年から2004年までABCラジオで放送された近鉄バファローズの応援番組)
  • サクサク土曜日 中邨雄二です - プロ野球シーズン中も、中邨・桧山が、当番組と並行しながらレギュラーで出演。2017年度から基本としてプロ野球シーズン限定で放送する「土曜サスペンス劇場 女検事・林智美」というコーナーでは、放送週の当番組(主に阪神戦中継)で露呈したABCアナウンサー(主に中邨)による放送上のミスや失言を、リスナーからの指摘や張本人からの弁明を交えながら検証している。

外部リンク

過去のABCラジオプロ野球中継公式サイト保存キャッシュ一覧 - インターネットアーカイブより