IT'S SHOWTIME!!

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IT'S SHOWTIME!!
B'zシングル
初出アルバム『BIG MACHINE
B面 New Message
リリース
規格 マキシシングル
ジャンル
時間
レーベル VERMILLION RECORDS
作詞 稲葉浩志
作曲 松本孝弘
プロデュース 松本孝弘
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン[2]
  • 2003年4月度月間1位(オリコン)
  • 2003年度年間12位(オリコン)
  • B'z シングル 年表
    • IT'S SHOWTIME!!
    • (2003年)
    BIG MACHINE 収録曲
    I'm in love?
    (5)
    IT'S SHOWTIME!!
    (6)
    愛と憎しみのハジマリ
    (7)
    ミュージック・ビデオ(Short ver.)
    「IT'S SHOWTIME!!」 - YouTube
    テンプレートを表示

    IT'S SHOWTIME!!」(イッツ・ショータイム!!)は、日本のロックユニットB'zの楽曲。2003年3月26日にVERMILLION RECORDSより34作目のシングルとして発売された。

    概要[編集]

    前作『熱き鼓動の果て』から約9か月ぶりのシングル。デビュー15周年時に発売された[3][4]

    CDジャケットの題字は、書家柿沼康二によるもの[5]

    本作の発売と同時に、4thシングル『BE THERE』から13thシングル『裸足の女神』までシングル10作をリマスタリングの上12cmCD化し再発売した[6][7]

    本作のプロモーションの一環として、2003年3月21日〜3月23日までにあるフジテレビ東京都港区お台場)と赤レンガ倉庫神奈川県横浜市)にて、「IT'S SHOWTIME!!」及び再発売10タイトルのミュージック・ビデオとメンバーからのメッセージが見られるイベントが開催された[8]

    第18回日本ゴールドディスク大賞でソング・オブ・ザ・イヤーを受賞した[9]

    記録[編集]

    本作で5thシングル『太陽のKomachi Angel』から30作連続、30作目のオリコンの1位を獲得し[10]、4月のCDセールストップになった。

    前述の再発盤もオリコンデイリーチャートにランクインし、上位11位までをB'zが独占という記録を成し遂げた[11][注 1]。ただし、ウィークリーチャートでは2位にSMAPの『世界に一つだけの花』がランクインしたため、ウィークリーチャートTOP10独占までには至らなかった[2][10]

    2003年3月26日のCDシングルデイリーランキング[12]
    順位 前日
    順位
    タイトル アーティスト リリース日
    1 - IT'S SHOWTIME!! B'z 2003年3月26日
    2 - BE THERE B'z 2003年3月26日(再発)
    3 - Easy Come, Easy Go! B'z 2003年3月26日(再発)
    4 - ZERO B'z 2003年3月26日(再発)
    5 - LADY NAVIGATION B'z 2003年3月26日(再発)
    6 - ALONE B'z 2003年3月26日(再発)
    7 - 愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない B'z 2003年3月26日(再発)
    8 - 太陽のKomachi Angel B'z 2003年3月26日(再発)
    9 - BLOWIN' B'z 2003年3月26日(再発)
    10 - 裸足の女神 B'z 2003年3月26日(再発)
    11 - 愛しい人よGood Night... B'z 2003年3月26日(再発)
    2003年4月7日付 CDシングル週間ランキング[2][10]
    順位 前週
    順位
    タイトル アーティスト リリース日
    1 - IT'S SHOWTIME!! B'z 2003年3月26日
    2 1 世界に一つだけの花(シングル・ヴァージョン) SMAP 2003年3月5日
    3 - BE THERE B'z 2003年3月26日(再発)
    4 - ZERO B'z 2003年3月26日(再発)
    5 - 愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない B'z 2003年3月26日(再発)
    6 - LADY NAVIGATION B'z 2003年3月26日(再発)
    7 - Easy Come, Easy Go! B'z 2003年3月26日(再発)
    8 - ALONE B'z 2003年3月26日(再発)
    9 - BLOWIN' B'z 2003年3月26日(再発)
    10 - 太陽のKomachi Angel B'z 2003年3月26日(再発)
    11 - 裸足の女神 B'z 2003年3月26日(再発)
    12 - 愛しい人よGood Night... B'z 2003年3月26日(再発)

    この再発盤の売上枚数も合算され、4thシングル『BE THERE』はオリコンの最高順位を更新した[13]。また、12thシングル『愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない』は総売上が200万枚を突破し、ダブルミリオンとなった[14][15][注 2]

    収録曲[編集]

    12cmCD
    全作詞: 稲葉浩志、全作曲: 松本孝弘、全編曲: 松本孝弘・稲葉浩志・徳永暁人
    #タイトル作詞作曲・編曲時間
    1.「IT'S SHOWTIME!!」稲葉浩志松本孝弘
    2.「New Message」稲葉浩志松本孝弘
    合計時間:

    楽曲解説[編集]

    1. IT'S SHOWTIME!!
      2003年に行われたB'z LIVE-GYM The Final Pleasure "IT'S SHOWTIME!!"のツアータイトル曲で、自身の迫力あるライブを彷彿とさせる詞になっており、ライブでも定番曲となっている。
      松本はマイナー・キーで自分がよく使うコードだけで作りたかったらしい。
      シングルバージョンのドラム打ち込みだが、13thアルバム『BIG MACHINE』にはドラムが生になった別バージョンが収録された。
      MVロサンゼルスで撮影されたもので、路地で演奏していたB'zがオルフェウム・シアター英語版の前にトレーラーで登場して演奏するという内容になっている。ドラムでシェーン・ガラース、ベースで現地の女性コーディネーターが出演している。監督はライオネル・コールマン[18]
      テレビでは4回披露され、いずれもアコースティック・ギターのパートがエレクトリック・ギターで演奏された。また、『ミュージックステーションスペシャル スーパーライブ2003』(2003年12月26日)の時はドラムが生になっていた。
    2. New Message
      2002年に行われた『B'z LIVE-GYM 2002 "GREEN 〜GO★FIGHT★WIN〜"』の客出し曲[3]
      11thアルバム『ELEVEN』のアウトテイクであり、濃厚なギターリフなどがその名残である。
      2008年に行われた『B'z LIVE-GYM 2008 "ACTION"』で初演奏され、未発表曲として客出し曲に使用された曲がライブで演奏されるのは初となった。
      ベスト・アルバムB'z The Best "ULTRA Treasure"』のファン投票で7位にランクインし[19]、アルバム初収録となった。

    タイアップ[編集]

    参加ミュージシャン[編集]

    収録アルバム[編集]

    IT'S SHOWTIME!!

    New Message

    ライブ映像作品[編集]

    IT'S SHOWTIME!!

    New Message

    関連項目[編集]

    脚注[編集]

    注釈[編集]

    1. ^ これまでの最高は宇多田ヒカルglobeが記録した4作[10]
    2. ^ 「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」は、本作のプロモーションで出演した『ミュージックステーションスペシャル』(2003年3月28日放送)[16][17]、『CDTV 10周年史上最高プレミアライブ!(2003年4月2日放送)で「IT'S SHOWTIME!!」と共に演奏された。

    出典[編集]

    1. ^ Gold Album+...認定 2003年7月度」『The Record』第526号、日本レコード協会、2003年9月、16頁。 
    2. ^ a b c ■ オリコン ENTERTAINMENT SITE”. オリコン (2003年4月7日). 2003年4月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月27日閲覧。
    3. ^ a b B'z、2003年第1弾マキシ発売決定!(Musicnet)”. Yahoo!JAPAN Music. ヤフー株式会社. 2003年2月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月3日閲覧。
    4. ^ [B'z]ニュー・シングル発売&TAKアルバム米発売(シンコー・ミュージック)”. Yahoo!JAPAN Music. ヤフー株式会社. 2003年3月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月5日閲覧。
    5. ^ “B'z” マキシシングル「IT'S SHOW TIME!!」タイトル揮毫”. 柿沼康二 公式サイト. koji kakinuma Inc. (2003年12月6日). 2019年11月10日閲覧。
    6. ^ “デビューから15年間の歴史を佐伯明が検証”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2003年4月1日). https://www.barks.jp/news/?id=52314624 2021年11月29日閲覧。 
    7. ^ B'z シングルCD11枚を同時発売”. スポニチ Sponichi Annex. 株式会社スポーツニッポン新聞社. 2003年2月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月5日閲覧。
    8. ^ B'z、東京&横浜でイベントあり!(Musicnet)”. Yahoo!JAPAN Music. ヤフー株式会社. 2003年3月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月5日閲覧。
    9. ^ THE JAPAN GOLD DISC AWARD|THE GOLD DISC”. 日本レコード協会. 2019年11月10日閲覧。
    10. ^ a b c d B’z、オリコン独占!トップ10に9曲”. SANSPO.COM. 2003年4月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月15日閲覧。
    11. ^ “B’zが11位まで独占/オリコンチャートで史上初”. 四国新聞社 (株式会社四国新聞社). (2003年3月26日). https://www.shikoku-np.co.jp/national/culture_entertainment/20030326000490 2021年2月22日閲覧。 
    12. ^ “B'z、同時発売した11枚のシングルがオリコン1〜11位を独占。”. Narinari.com. (2003年3月27日). https://www.narinari.com/smart/amp/2003/03/465/ 2021年2月22日閲覧。 
    13. ^ 「BE THERE/B'z」は○○初出演時に演奏した思い出のナンバー!【歌詞&PVアリ】”. OTOKAKE. 株式会社Tech Factory. 2021年2月22日閲覧。
    14. ^ “B'z、歴代No.1アーティストまでの軌跡!”. ORICON NEWS (オリコン). (2006年5月25日). https://www.oricon.co.jp/news/22742/full/ 2021年11月21日閲覧。 
    15. ^ B’zオリコンチャート上位12曲中11曲”. 日刊スポーツ. 株式会社日刊スポーツ新聞社. 2003年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月13日閲覧。
    16. ^ B'z、2人のメッセージが届いたよ。(Musicnet)”. Yahoo!JAPAN Music. ヤフー株式会社. 2003年3月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月7日閲覧。
    17. ^ 出演者ラインナップ|ミュージックステーション”. テレビ朝日 (2003年3月28日). 2021年2月22日閲覧。
    18. ^ 青木優『B'z The Best XXV 1999-2012』(MUSIC VIDEOのライナーノーツ (初回限定盤に付属))VERMILLION RECORDS、2013年。 
    19. ^ “B'z The Beat “ULTRA Treasure”リクエスト集計最終結果 TOP30”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2008年7月16日). https://www.barks.jp/news/?id=1000041791 2019年11月10日閲覧。 
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