カリュプソー

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アルノルト・ベックリンによるカリュプソー

カリュプソー古希: Καλυψώ, Kalypsō, 英語: Calypso)は、ギリシア神話に登場する女神である。カリュプソーは"覆い隠す者"(動詞 kalypto より)の意。長母音を省略してカリュプソとも表記される。

巨人アトラースの娘(母は不明)またはオーケアニスないしネーレーイデスの中の1人とされる。

古代ギリシア叙事詩オデュッセイア』によると、彼女の住むオーギュギアー島に漂着したオデュッセウスを愛し、7年間共に暮らした[1]。その間オデュッセウスとの間に二人の息子ナウシトオスとナウシノオスを生んだ[2](ただしナウシトオスはキルケーとの間に生まれたとする説もある)。あるいはラティーノスを生んだともいわれる[3]

脚注[編集]

  1. ^ 『オデュッセイア』5巻、7巻。ほかアポロドーロス、摘要(E)7・24。
  2. ^ ヘーシオドス神統記』1057~1058。
  3. ^ アポロドーロス、摘要(E)7・24。

備考[編集]

関連項目[編集]