ヘーリアデス

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ヘーリアデス古希: Ηλιαδες, Hēliades)は、ギリシア神話に登場する太陽神ヘーリオスの7人の娘たちである。長母音を省略してヘリアデスとも表記される。その名前は「太陽の娘たち」を意味する。

弟にパエトーンがいるが、太陽の馬車の暴走を止めるためにゼウスが投げた雷によって弟が死んだため、ヘーリアデスは嘆き悲しみポプラの木に姿を変え、またその涙は琥珀になったという(ポプラに変身したのは一部の姉妹達であるという)。

彼女たちは、3人あるいは5人、それ7人ともいわれる。

# ヘーリアデス el la 名前の意味
1 メロペー Μεροπη Merope 逆の顔
2 ポイベー Φοιβη Phoebe 明るい女
3 アイグレー Αιγλη Aegle 輝きの女
4 ディオークシッペー Διοξιππη Dioxippe 猛烈な馬
5 ヘーリエー Ἡλιη Helie 太陽の女
6 アイテリエー Αεθριη Aethrie 晴れ渡った空
7 ラムペティエー Λαμπετιη Lampetie 光る女

アイギアレー(Aegiale)、パエトゥーサ(Phaethousa)という名前も通り名である。

  • 3人説 - アイギアレー、アイグレー、アイテリエー
  • 5人説 - ヘーリエー、メロペー、ポイベー、アイテリエー、ディオークシッペー
  • 7人説 - メロペー、ポイベー、アイグレー、ディオークシッペー、ヘーリエー、アイテリエー、ラムペティエー
  • 7人説 - ヘーリエー、メロペー、ポイベー、アイテリエー、ディオークシッペー、パエトゥーサ、ラムペティエー