ポリュムニアー

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フランチェスコ・デル・コッサによるポリュムニアー(1455-1460)

ポリュムニアー古希: Πολυμνία, Polymniā)あるいはポリュヒュムニアー古希: Πολυυμνία, Polyhymniā)は、ギリシア神話の女神である。長母音を省略してポリュムニアポリュヒュムニアとも表記される。

ムーサの1人で、讃歌と雄弁を司る。名前は「多くの歌」を意味する。

ゼウスムネーモシュネーの娘で、カリオペークレイオーメルポメネーエウテルペーエラトーテルプシコレーウーラニアータレイアと姉妹[1]

トリプトレモスエロースオルペウスの母とされることがある[2]

たいへんに厳格な女性で、憂いに沈み、瞑想にふける。指を口にあて、長い外套とベールを身に付け、ひじを柱にもたれた姿で描かれる。この女神は、不朽の名声を得る作品を書いた作家に名声を運んでくる。しばしば、幾何学、修辞学、瞑想、農業を司る神とも見なされる。

脚注[編集]

  1. ^ ヘーシオドス、76〜79、915〜917。アポロドーロス、1巻3・1。
  2. ^ 高津『辞典』、p.266b。

参考文献[編集]