カオス
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カオス(古典ギリシア語:Χάος、英語:Chaos)とは、ギリシア神話に登場する原初神である。英語からの読み方で、ケイオスとも言う。
この世が始まったとき最初に無の空間に誕生した神で、混沌を神格化したもの。一人でガイア(大地)、タルタロス(奈落)、エロース(愛;別説有)、エレボス(暗黒)、ニュクス(夜)といった神々を生んだ。
カオスと同時にガイアとタルタロスが生まれたという説もある。
原義は大きく開いた口、空っぽな空間の事だったらしい。
また、混沌、無秩序を意味するカオスは、コンピュータの発達により「決定論的システムが作り出す予想不能のふるまい」、 即ち、ほんのわずかな初期条件の違いが予想もつかないほど大きく違った結果を生む現象、個々の現象は決定論的に予測できても、総体としては非連続でバラバラな挙動を示し予測不可能なこととしても認知されるようになった。気象学者エドワード・ローレンツのローレンツアトラクタが有名。
この不規則で非常に複雑に見える現象が、簡単な方程式で書き表せることもある、とするのが「カオス理論」である。(常にそうできる、とまでは主張しない。) カオス理論は数学、物理学だけでなく、化学、医学などの生命科学、経済学や社会学など、全ての学問体系に影響を及ぼしている。
転じて、日常でも混沌としている様子や雑然とした場所などについて、「カオス」と形容することがある。 また文脈や展開的に支離滅裂になった場合にもしばしば使用される。
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