アウトノエー

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アウトノエー古希: Αὐτονόη, Autonoē)は、ギリシア神話の女性。長母音を省略してアウトノエとも表記する。


アウトノエーΑὐτονόη, Autonoē)は、ギリシア神話の女性である。テーバイの王カドモスとハルモニアーの娘で、イーノーセメレーアガウエーポリュドーロス[5]イリュリオスと兄弟[6]アポローンの子アリスタイオスの妻となり、アクタイオーンを生んだ。

アウトノエーの子アクタイオーンはキタイローンで狩をしているときにアルテミスの水浴を目撃したために、アルテミスに自分の猟犬をけしかけられて食い殺された。さらにディオニューソスがテーバイにやってきたとき、ペンテウスがディオニューソスの信仰を拒んだために、気を狂わされてアガウエーやイーノーとともにペンテウスを八つ裂きにして殺した[7]

アウトノエーはこうした不幸な出来事のために絶望してテーバイを去り、メガラのエリネイアに移住した。エリネイアにはアウトノエーの墓があったという[8]

脚注 [編集]

  1. ^ イーリアス』18巻。ヘシオドス神統記』258。アポロドーロス、1巻2・7。
  2. ^ アポロドーロス、2巻1・5。
  3. ^ アポロドーロス、2巻7・8。
  4. ^ オデュッセイア』18巻。
  5. ^ ヘシオドス『神統記』975~978。アポロドーロス、3巻4・2。ヒュギーヌス、179。
  6. ^ アポロドーロス、3巻5・4。
  7. ^ エウリピデースバッコスの信女』。オウィディウス『変身物語』3巻。
      アポロドーロス、3巻4・4。ヒュギーヌス、180、181、184。
  8. ^ パウサニアス、1巻44・5。

参考文献 [編集]