スリーアイ・グループ
種類 | 公開会社 |
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市場情報 | LSE: Ⅲ |
本社所在地 |
イギリス SW1E 5JD 16 Palace Street, ロンドン |
設立 | 1945年 |
事業内容 | プライベート・エクイティ |
代表者 | サイモン・A・ボロウズ (CEO) |
外部リンク | コーポレートサイト |
スリーアイ・グループ(英: 3i Group plc)は、イギリス・ロンドンに本拠を置き、プライベート・エクイティ・ファンドを中心に運用を行う投資管理会社。ロンドン証券取引所上場企業(LSE: Ⅲ)。
沿革
[編集]1945年、第二次世界大戦終了後の企業活動を刺激するため、イングランド銀行とイギリスの主要銀行により、中小企業への長期投資促進を目的に設立されたIndustrial and Commercial Finance Corporation(ICFC)を起源に持つ[1]。1960年代以降、非上場会社に対するグロースキャピタル企業として、イギリスの最大手に成長した。1973年、ICFCと同年に大企業への投資促進を目的に設立されたFinance Corporation for Industry(FCI)を合併し、Finance for Industry (FFI)と改称、1983年にInvestors in Industryと改称し頭文字から「3i」と呼ばれるようになった[1]。1987年に株式会社「3i Group」となり、1994年7月にロンドン証券取引所に上場した[1]。2013年、バークレイズのインフラファンド部門を買収した[2]。
1983年にパリオフィスを開設以降、国際展開も進み、ニューヨークやフランクフルト・ムンバイなどに拠点を有する。欧米やアジアの各地で、マネジメント・バイアウト実施や債権管理等を通じ、経営改善や事業支援を目的とした投資活動を行っている。
スリーアイと日本
[編集]日本では1999年4月、日本興業銀行との共同出資で「スリーアイ興銀バイアウツ」が設立されたことがあり、同社経由で2001年に日産自動車から当時グループ会社のバンテックの株式を買収[3]、資金提供を行い同社の経営再建に関与していた[4]。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “Our history” (英語). スリーアイ・グループ. 2017年6月10日閲覧。
- ^ “3i to buy Barclays Infrastructure Funds Management” (英語). ロイター (2013年5月24日). 2017年6月10日閲覧。
- ^ “英3i、日産子会社買収へ MBO方式で”. 日本経済新聞 (2001年1月13日). 2017年6月10日閲覧。
- ^ “物流会社負け組の処方箋 物流子会社のM&A戦略”. ロジスティクスビジネス (2002年7月). 2017年6月10日閲覧。