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スリーアイ・グループ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スリーアイ・グループ
3i Group plc
種類 公開会社
市場情報 LSE
本社所在地 イギリスの旗 イギリス
SW1E 5JD
16 Palace Street, ロンドン
設立 1945年 (79年前) (1945)
事業内容 プライベート・エクイティ
代表者 サイモン・A・ボロウズ (CEO)
外部リンク コーポレートサイト(英語)
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スリーアイ・グループ: 3i Group plc)は、イギリスロンドンに本拠を置き、プライベート・エクイティ・ファンドを中心に運用を行う投資管理会社。ロンドン証券取引所上場企業(LSE)。

沿革

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1945年第二次世界大戦終了後の企業活動を刺激するため、イングランド銀行とイギリスの主要銀行により、中小企業への長期投資促進を目的に設立されたIndustrial and Commercial Finance Corporation(ICFC)を起源に持つ[1]。1960年代以降、非上場会社に対するグロースキャピタル企業として、イギリスの最大手に成長した。1973年、ICFCと同年に大企業への投資促進を目的に設立されたFinance Corporation for Industry(FCI)を合併し、Finance for Industry (FFI)と改称、1983年Investors in Industryと改称し頭文字から「3i」と呼ばれるようになった[1]1987年に株式会社「3i Group」となり、1994年7月にロンドン証券取引所に上場した[1]2013年バークレイズのインフラファンド部門を買収した[2]

1983年パリオフィスを開設以降、国際展開も進み、ニューヨークフランクフルトムンバイなどに拠点を有する。欧米やアジアの各地で、マネジメント・バイアウト実施や債権管理等を通じ、経営改善や事業支援を目的とした投資活動を行っている。

スリーアイと日本

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日本では1999年4月、日本興業銀行との共同出資で「スリーアイ興銀バイアウツ」が設立されたことがあり、同社経由で2001年日産自動車から当時グループ会社のバンテックの株式を買収[3]、資金提供を行い同社の経営再建に関与していた[4]

脚注

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出典

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  1. ^ a b c Our history” (英語). スリーアイ・グループ. 2017年6月10日閲覧。
  2. ^ 3i to buy Barclays Infrastructure Funds Management” (英語). ロイター (2013年5月24日). 2017年6月10日閲覧。
  3. ^ 英3i、日産子会社買収へ MBO方式で”. 日本経済新聞 (2001年1月13日). 2017年6月10日閲覧。
  4. ^ 物流会社負け組の処方箋 物流子会社のM&A戦略”. ロジスティクスビジネス (2002年7月). 2017年6月10日閲覧。

外部リンク

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