高橋留美子劇場
高橋留美子劇場 | |
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ジャンル | 青年漫画 |
漫画 | |
作者 | 高橋留美子 |
出版社 | 小学館 |
掲載誌 | ビッグコミックオリジナル |
発表期間 | 1987年 - |
巻数 | 既刊6巻(2024年3月29日現在) |
その他 | 不定期掲載 |
アニメ | |
原作 | 高橋留美子 |
監督 | 西森章 |
キャラクターデザイン | をがわいちろを、とみながまり |
アニメーション制作 | トムス・エンタテインメント |
製作 | テレビ東京 トムス・エンタテインメント |
放送局 | テレビ東京 |
放送期間 | 2003年7月5日 - 2003年9月27日 |
話数 | 全13話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | 漫画・アニメ |
『高橋留美子劇場』(たかはしるみこげきじょう)は、高橋留美子が『ビッグコミックオリジナル』に不定期掲載している読み切り漫画のシリーズタイトル。2003年にテレビアニメ、2009年にはラジオドラマが新日曜名作座内にて、2012年にはプレミアムドラマ枠にて放送された。
概要
[編集]1987年の「浪漫の商人」から、掲載月は前後するが、ほぼ毎年一作のペースでコンスタントに発表されている。
2003年夏に全13話でアニメ化作品が、テレビ東京系列にて深夜放送された(「第1シリーズ」と呼ばれる)。続編で「人魚シリーズ」をアニメ化し、同枠で「高橋留美子劇場 人魚の森」全11話(第2シリーズと呼ばれる)が放送された。(主演声優は山寺宏一、高山みなみ)
アニメ作品では『高橋留美子劇場』のタイトルは、基本的には第1シリーズのみだが、両シリーズの共通タイトルとして用いることもある。[独自研究?]
高橋留美子作品で過去に主役・準主役を務めた声優陣の多くが起用されている。[独自研究?]
単行本
[編集]6作ごとに単行本化された。 基本的に加筆・修正が加わることはないが、5巻目収録の「死ねばいいのに」のみ雑誌掲載時から題名が変更されている(詳細は下記)。
- 「Pの悲劇 高橋留美子傑作集」 1994年1月29日発行、ISBN 4-09-184721-8
- 復刊 2003年6月30日、ISBN 978-4-09-187051-3
- 掲載作品 - 「Pの悲劇」「浪漫の商人」「ポイの家」「鉢の中」「百年の恋」「Lサイズの
幸福 」
- 「専務の犬 高橋留美子傑作集」 1999年5月29日発行、ISBN 4-09-184722-6
- 復刊 2003年6月30日発行、ISBN 978-4-09-187052-0
- 掲載作品 - 「専務の犬」「迷走家族
F 」「君がいるだけで」「茶の間のラブソング」「おやじローティーン」「お礼にかえて」
- 「赤い花束 高橋留美子傑作集」 2005年6月30日発行、ISBN 4-09-182795-0
- 復刊 2009年10月30日発行、ISBN 978-4-09-187052-0
- 掲載作品 - 「日帰りの夢」「おやじグラフィティ」「義理のバカンス」「ヘルプ」「赤い花束」「パーマネント・ラブ」
- 「運命の鳥 高橋留美子傑作集」 2011年7月15日発行、ISBN 978-4-09-183887-2
- 復刊 2015年7月17日発行、ISBN 978-4-09-187136-7
- 掲載作品 - 「ポジティブ・クッキング」「年甲斐もなく」「運命の鳥」「しあわせリスト」「隣家の悩み」「事件の現場」
- 「魔女とディナー 高橋留美子傑作集」2019年9月18日発行、ISBN 978-4-09-860432-6
- 掲載作品 - 「魔女とディナー」「やましい出来事」「死ねばいいのに[″注″ 1]」「不定形ファミリー」「㊙ルネッサンス」「私のスカイ」
- 「金の力 高橋留美子傑作集」 2024年4月3日発行、ISBN 978-4-09-862671-7
単行本未収録作品
[編集]- 理想の娘(2024年[7])
テレビアニメ
[編集]高橋留美子劇場(第1シリーズ)はテレビ東京系列にて、2003年7月5日から同年9月27日まで毎週土曜日に24時50分から25時20分の時間に放送された。全13話。なお、原作にはなかった「あるエピソードの登場キャラが、他エピソードにカメオ出演する」というお遊び要素が追加された。
テレビ東京系列以外でも、2014年7月4日深夜よりKBS京都で、2015年3月30日より千葉テレビ放送の月曜19時台アニメ枠で、2016年10月4日より12月27日まで毎週火曜0時からサンテレビで、2018年2月2日より6月15日まで中京テレビ放送で、第1シリーズがそれぞれ放送された。
「第2シリーズ」は人魚シリーズ(アニメ版)の項を参照。
スタッフ(アニメ)
[編集]- 監督 - 西森章
- キャラクターデザイン - をがわいちろを、とみながまり
- デザインワークス - かわむらあきお
- 美術監督 - 大橋由佳、徳田俊之
- 美術設定 - 泉寛
- 色彩設計 - 吉岡みゆき、伊藤貴子
- 撮影監督 - 樋口哲治
- 編集 - 岡田輝満
- 音響監督 - 浦上靖夫
- 音響効果 - 横山正和
- 音楽制作 - AGENT-MR
- 音楽プロデュース - 永岡昌憲(Prime direction)
- 文芸担当 - 飯沢洋子
- 制作担当 - 石山桂一
- エグゼクティブプロデューサー - 吉岡昌仁
- プロデューサー - 小林教子、西村政行
- 製作 - テレビ東京、トムス・エンタテインメント
主題歌
[編集]- オープニングテーマ「つづれおり」
- 作詞 - カナコ / 作曲 - ショーコ / 編曲・歌 - speena
- エンディングテーマ「さよなら」
- 作詞・作曲 - 熊谷尚武 / 編曲 - KUMACHI&原田末秋 / 歌 - KUMACHI
各話リスト
[編集]話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 主な出演声優 | 放送日 |
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1 | Pの悲劇 | 吉村元希 | 西森章 | 喜多幡徹 | をがわいちろを | 2003年 7月5日 | |
2 | 浪漫の商人(あきんど) | 笹野恵 | 吉村章 | とみながまり | 7月12日 | ||
3 | おやじローティーン | 中瀬理香 | かわむらあきお | 7月19日 | |||
4 | 鉢の中 | 吉村元希 | 奥脇雅晴 | 池田重隆 | をがわいちろを 日向正樹 |
7月26日 | |
5 | 迷走家族F(ファイヤー) | 笹野恵 | 名村英敏 | 久城りおん | 岩佐裕子 | 8月2日 | |
6 | 君がいるだけで | 中瀬理香 | 喜多幡徹 | とみながまり | 8月9日 | ||
7 | 百年の恋 | 吉村元希 | 大宅光子 | 村上将 | かわむらあきお |
|
8月16日 |
8 | お礼にかえて | 笹野恵 | 西澤晋 | 後信治 | 本橋秀之 | 8月23日 | |
9 | 茶の間のラブソング | 中瀬理香 | 吉村章 | をがわいちろを | 8月30日 | ||
10 | ポイの家 | 吉村元希 | 喜多幡徹 | とみながまり | 9月6日 | ||
11 | 日帰りの夢 | 笹野恵 | 奥脇雅晴 | 村上将 | かわむらあきお | 9月13日 | |
12 | Lサイズの幸福(しあわせ) | 中瀬理香 | 西森章 | 岩佐裕子 | 9月20日 | ||
13 | 専務の犬 | 吉村元希 | 西森章 | 吉村章 | をがわいちろを | 9月27日 |
ラジオドラマ
[編集]2009年7月19日 - 9月6日にかけてNHKラジオ第一『新日曜名作座』内にて高橋留美子劇場をベースにしたラジオドラマ高橋留美子短編集として全8回放送した。
スタッフ(ラジオドラマ)
[編集]- 原作 - 高橋留美子
- 脚色 - 横山玲子
テレビドラマ
[編集]2012年7月8日・7月15日、NHK BSプレミアム「プレミアムドラマ」枠にて『赤い花束』と『運命の鳥』の2編が放送された。ストーリーは再構成されており、『赤い花束』は「赤い花束」「鉢の中」「迷走家族F(ファイヤー)」の3作品、『運命の鳥』は「運命の鳥」「専務の犬」「君がいるだけで」の3作品を元にしている。
キャスト(テレビドラマ)
[編集]スタッフ(テレビドラマ)
[編集]脚注
[編集]- ^ 原題「こんなはずでは」
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]テレビ東京 土曜24:50枠、BSジャパン 日曜24:30枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
高橋留美子劇場
|
高橋留美子劇場 人魚の森
(これよりテレビ東京は24:55枠に変更) |
|
NHK BSプレミアム 日曜22:00枠 | ||
恋愛検定
(2012.6.3 - 6.24) |
高橋留美子劇場
(2012.7.8 - 7.15) |
SHERLOCK(シャーロック) シリーズ2
(2012.7.22 - 8.5) |
NHKラジオ第一 新日曜名作座 | ||
風が見ていた
(2009.5.17 - 7.5) |
高橋留美子短編集
(2009.7.19 - 9.6) |
むこうだんばら亭
(2009.9.20 - 10.25) |
- ^ “年1シリーズ「高橋留美子劇場」最新作は血の繋がらないおっさん2人の家が舞台”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年4月5日) 2022年4月5日閲覧。
- ^ “春のお楽しみ!高橋留美子の年1シリーズ新作がBCオリジナルに、今夏に単行本も”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年4月20日) 2022年4月5日閲覧。
- ^ “高橋留美子の年1シリーズ新作で“小さなおじさん”が走る、BCオリジナルに掲載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年4月3日) 2022年4月5日閲覧。
- ^ “年1シリーズ「高橋留美子劇場」新作、コロナ禍の夫婦のもとにマスク姿の幽霊現る”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年4月5日) 2022年4月5日閲覧。
- ^ “行方不明になった元同級生との因縁は…高橋留美子の年1読み切り企画がBCオリジナルに”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年4月5日) 2022年4月5日閲覧。
- ^ “かつてファンだった幻の女優と“偶然”の出会い…高橋留美子劇場、今年は「金の力」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年4月5日) 2023年4月5日閲覧。
- ^ ““理想の娘”と出会った中年男は…年1シリーズ「高橋留美子劇場」新作がBCオリジナルに”. コミックナタリー (ナターシャ). (2024年4月5日) 2024年4月5日閲覧。