いじわるばあさん

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いじわるばあさん
(意地悪ばあさん)
ジャンル ファミリーギャグ漫画
漫画
原作・原案など 長谷川町子
作画 同上
出版社 毎日新聞社
姉妹社
朝日新聞社朝日新聞出版
掲載誌 サンデー毎日
発表号 1966年1月2日号 - 1971年7月18日
巻数 6巻(姉妹社版)
テンプレート使用方法 ノート

いじわるばあさん』は、長谷川町子による日本4コマ漫画作品。雑誌『サンデー毎日』(毎日新聞社)にて、1966年(昭和41年)1月2日号から1971年(昭和46年)7月18日号まで連載された。『サザエさん』と共に長谷川町子を代表する作品の一つである。「いじわるばあさん」または「意地悪ばあさん」のタイトルで数回、テレビドラマ化やテレビアニメ化された。

目次

[編集] 解説

アメリカに『意地悪じいさん』(著者・ボブ・バトル)という意地悪なおじいさんを主人公とした作品があり、1956年から1962年まで雑誌『漫画読本』(文藝春秋)に翻訳した版が連載されていた。これに触発されて誕生した[1]ことを、作者の長谷川は『サザエさんうちあけ話』などで語っている。本作品にもイギリスに旅行に行った際にそれらしき人物が登場する。

当時の長谷川は朝日新聞の『サザエさん』の連載と共に、『サンデー毎日』で『エプロンおばさん』を連載していたが、双方の作品に共通するヒューマニズム色の強い作風に飽きを感じていた。そのような中で、『サンデー毎日』の新年号に8ページの漫画を依頼されて執筆したのが「いじわるばあさん」である。主人公を女性に変更したのは、『いじわるじいさん』を読んで「おバァさんのほうがグッと迫力あるのになァ」[1]と感想を持ったことに由来する。その反響を見て連載を依頼しに来た『サンデー毎日』の編集長と話し合った末、1年後の1966年に連載を開始した[2]。単行本の初版はサザエさんのそれよりも発行部数が多く、読者の側もまた、ヒューマニズムに飽いた人が多かったのだろうと、作者は『サザエさんうちあけ話』で述べている。

テレビドラマやテレビアニメ化された中でも、特に青島幸男主演のテレビドラマは人気が高かった。ただし、長谷川は漫画作品とは別と考えており、「あれは青島幸男による青島ばあさんです」と述べるなど、アニメの『サザエさん』同様テレビでの登場を快く思っていなかったらしく、漫画でもテレビドラマに出ている青島幸男を伊知割石が批判するというエピソードがある。

昭和40年代にして、高齢化社会ならびに老人介護の問題点を取り上げた話も存在する。石自身、度々老人介護施設の職員やヘルパーを相手に意地悪を仕掛けている。

アメリカでも、「Granny Mischief」というタイトルで翻訳・出版されて人気を博した。出版の際には、一部のコマが左右反転された。

2001年度の立命館中学校の入試問題で出題されたことがある。

単行本姉妹社から全6巻が出版されていたが、1993年に姉妹社が解散して絶版となった。現在は「サザエさん」と同様、朝日新聞出版朝日新聞社の出版事業)から文庫本として全4巻が出版されている。但し、文庫版では姉妹社版で掲載された作品の一部が、ページの都合などで割愛されている。

ドラマ、アニメ共にソフト化されていない。これは町子と遺族等の意向によるものである。

[編集] 登場人物

伊知割石(いじわる イシ)
本作の主人公。数々の意地悪やいたずらで人々を困らせるが、本人曰く「子供と動物には寛大」。しかし実際は、動物には優しいが子供に対しても容赦ない。他人を不愉快にさせたり、自らの利益を目的としての意地悪がほとんどであるが、時には意地悪を通り越した悪質極まりない行動になったり、裏目に出て人助けに繋がったりすることも。また、意地悪をしようとして自分が酷い目に遭ったり後悔する事もある。飼い犬に人間への意地悪を仕込んだり、子供にお駄賃を与えて意地悪の代役を依頼することもある。
時には自分からいい事をしようとしたり正義感を垣間見せることもあり、窃盗や密航などの犯罪行為を未然に防いだり、犯罪者を発見する仕掛けを仕込んだり、次男シゲルに嫌がらせを働く看護師に仕返しをすることもある。
夫とはかなり前に死別。普段は長男である順一の家族と生活しているが、家族は石の意地悪に悩まされているため、次男シゲルと三男トシアキの家庭に回されたり、老人ホームに預けられることもあるが、すぐに順一の家庭に戻っている。(石の押入れには大量の老人ホームの看板があることから、老人ホームでも意地悪をやらかしては閉鎖させるということをやってきたようである。)建国記念の日に大反対だが、この日は自身の結婚記念日であるため、それを祝って国旗を掲げる。(その際隣人である老翁から「結婚相手がいたのか」と馬鹿にされ、憤慨した石は老翁にホースで水を浴びせた。)
同年代の男性たちとの交際も多く、ボーイフレンドたちとデートを楽しむこともあるが、彼らが浮気をした際には容赦なく仕返しをしている。
年齢は、連載時の年代や回想シーンで結婚適齢期に結婚・出産したことから推察すると、明治20年代生まれの75歳くらい(作品内でも、明治生まれと石みずから称しているが、2011年1月28日の市原悦子主演の実写版では昭和10年生まれで放送当時で75歳前後)。また娘時代に女学校に通っていたことや、書生が住み込んでいるような家庭で育っていることから、裕福な生まれのインテリ女性であると考えられる。これに加え、血縁関係者達もみな社会的地位・収入の高い職業についていることから、庶民的な『サザエさん』よりも長谷川にとって自分の境遇に近く執筆しやすかったと考えられる[3]
一度交通事故で死んだ事により地獄に行ったが、閻魔大王に「この婆さんは地獄では預かりかねる」と言われ生き返る。また、通り魔に遭った事も何回かあり、その内1回は容疑者(石に恨みを持っていた人達)が病院の外にまで長蛇の列をなしていた。
伊知割順一
石の長男。石の意地悪の主な被害者。54歳のサラリーマン(部長職)。ミチコとの間に二男一女。死んだ父親の遺言で、仲人口を信用するなと言われたため、妻とは恋愛結婚している。その甲斐あってかミチコとの仲はラブラブといえるほど良いが、しかしホステスと浮気をしている様で、石の反射テストなどで明かされその度にミチコにひどいめにあわされる。
伊知割ミチコ
順一の妻。順一同様、石の意地悪の主な被害者。石の見ていない場では順一とラブラブな一幕を見せることも。
順一の子供達
長男は大学生のマコト、長女は高校生のサナエ、次男は小学生のツトム。
伊知割シゲル
石の次男。開業医。病院の設立資金は妻の実家に出してもらっており、妻に頭が上がらない上に看護師たちにも軽くあしらわれている。19歳の時までおねしょをしていた。一度脱税をしたことにより国税局の取り調べを受けた事がある。
伊知割トシアキ
石の三男。某少年雑誌(週刊少年サンデー)売れっ子の漫画家。妻とまだ赤ん坊の子供がいる。
石の四男
名前不明。新婚であり、新妻とともに登場するが、登場は1回のみ。
石の妹
名前不明。学校の理事長。入試結果発表に不合格者の番号を貼り出し合格と勘違いした当人たちを一転絶望に陥れるなど意地悪ではあるが、石よりは心優しい。石の亡き夫が出征する際に「君を選べばよかった」と言われたことで、それ以来、生涯独身を貫いている、ということになっている。実際は、人に言えない恥ずかしい病気持ちで、それが原因で結婚相手が現れなかったと、姉から暴露されている。
石の夫
名前不明。故人。石曰く、大酒飲みで博打などをするので、自分は夫が目覚めるまで非常に苦労したと語っている。しかし、順一と妹は、「意地悪さゆえ貰い手が無い石の嫁入りさせるために、石の両親が仲人を説得して、石と結婚することになってしまい、意地悪に泣かされた」と明かしている。盆の日に、石が夫について、『浮気者の大酒飲みで家で暴れられた』と怒っているとき、順一がお盆だからと宥めている。その頃地獄では、石の夫だけが、この世へ帰らず閻魔大王と将棋をしているというエピソードがある。また、命日には石は海苔巻など夫の嫌いだった食べ物をわざわざ仏壇に供えている。
実在の人物
『サザエさん』とは異なり、実在の人物が登場して石の意地悪の対象になることはあまりなかったが、以下の人物が被害に遭っている。
  • 東京オリンピックの記録映画がその内容を巡って議論を呼んでいたときに、総監督の市川崑に石がわざと嫌みを言う作品が掲載された。
  • 婦人参政権不要論を唱えた石川達三と間違えて松本清張の執筆を妨害した。
  • 作者の長谷川自身も何度か登場。漫画のコマの書きかえができるという作者の特権を利用して石にいじわるをしたが、休載が続いた際には反対に石にやりこめられた。
ドラマ版の主人公青島幸男が登場した回については下記を参照。
また、一度だけサザエさん一家と共演したことがある。(石が水筒を崖から落っことしてしまった時、飲み物を分けてくれた役回りとして登場。但し石は「不潔だから」ということで水筒のお茶(水?)でコップを何回もゆすいでは中身を減らすという意地悪をやった。)

[編集] 書誌情報

[編集] テレビドラマ

[編集] 青島幸男版 (1)

  • 1967年9月26日 - 1969年9月25日 C.A.L制作・よみうりテレビ日本テレビ系)
  • 主演:青島幸男 → 古今亭志ん馬(8代目) → 高松しげお
  • 主人公の名前は波多野タツ。
  • 原作漫画で、このロケを石(主人公)が見に行って、あまりの意地悪振りに「自分の方が余程いい」と腹を立てるエピソードがある。
  • また、青島を見て「私の方が器量よしだ」と非難するエピソードもある。
  • 讀賣テレビ放送版の主題歌は青島が作詞し、歌も歌っていた。現代では差別用語と解釈される言葉が歌詞に含まれており、一部のカラオケに入っているものは該当部位が伏字になっている。
  • タイトルクレジット部はアニメで、ばあさんが「これから何が始まるかって? 決まってんじゃない! 『意地悪ばあさん』!」と言うと、画面上部にマシンガンの音と共にタイトルが出されるが、違うタイトルなのでばあさんが消し、「意」「地」「悪」「ば」「あ」「さ」「ん」と一文字ずつ出て、最後はばあさんが「ヒヒヒヒヒ!」と笑うという構成となっている。なお最初に出たタイトルは差別用語が入っているらしく、後に『知ってるつもり?!』で「長谷川町子特集」をやった時には、タイトル部がCGで消されていた。

[編集] キャスト

[編集] 藤村有弘版

  • 1971年10月12日 - 1971年12月28日 フジテレビ
  • 主演:藤村有弘
  • 2年振りの登場で、初のフジテレビ放送となったが、同日放送の『ゲバゲバ一座のちょんまげ90分!』(日本テレビ系。枠は20時 - 21時26分)に人気を取られ、よみうりテレビ版ほどヒットせず、3ヶ月で終了した。
  • 本作は他のドラマ版と違い、芸術座からの公開録画となっている。また本作のみ、タイトルは原作通りの『いじわるばあさん』になっている。
  • レギュラーの中には後年、アニメ版『キャプテン』(日本テレビ系)に主演する和栗正明がいる。

[編集] 青島幸男版 (2)

  • 1981年10月12日 - 1982年12月27日 テレパック制作・フジテレビ系
  • 主演:青島幸男。
  • 主人公の名前は波多野たつ、息子夫婦は平四郎・良子。
  • 原作と設定が若干異なり、受験生の居候・万年浪夫(まんねん・なみお)、警官・早野金造(はやの・きんぞう)が登場する。
  • スラップスティックの唄うテーマ曲(「意地悪ばあさんのテーマ」作詞・作曲:森雪之丞/編曲:飛澤宏元/発売元:キャニオンレコード・7A0127)も人気を博した。「好きなんだ、好きなんだ」というフレーズのみ青島が歌っている。

[編集] キャスト

[編集] スタッフ

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[編集] スペシャル版

  • 1983年10月10日 帰って来た意地悪ばあさん
    • 月曜ドラマランドで放映。以後1987年10月の同枠終了まで毎年4・10月に放送。翌1988年も同時期に単発スペシャルとして放送。
    • 1981年版の設定を引き継ぎつつも原作に登場したシゲル(佐藤英夫)・トシアキ(大和田獏)も登場しているが、シゲルが長男、平四郎が次男となっている。白石まるみはトシアキの夫人・ナミエに役柄が変わった。ロケ地は山形県蔵王山
  • 1984年 フジテレビ開局25周年記念 長谷川町子スペシャル サザエさんVS意地悪ばあさんVSいじわる看護婦
  • 1984年4月16日 意地悪ばあさんの逆襲
  • 1984年10月22日 意地悪ばあさん GO!GO!!ハワイの巻
  • 1985年4月8日 意地悪ばあさん まだまだ・・・マダマダ・・・の巻
  • 1985年10月7日 意地悪ばあさん 北海道へ追放?の巻
  • 1986年4月7日 意地悪ばあさん もう沖縄は夏の色の巻
    • 全日本空輸とのタイアップ。同社系列の万座ビーチホテルが舞台となる。小松政夫が漫画雑誌編集長役で出演。また、富士通ともタイアップしており、劇中には当時の主力機種だったFM77AVFM-16βが登場していた(早野が当時人気だったテグザーをプレイしている)。
  • 1986年10月6日 意地悪ばあさん 馬はいななく北海道
  • 1987年4月6日 意地悪ばあさん 幻の金印の巻
    • 全日本空輸とのタイアップ。ロケ地は福岡市八名信夫が地上げ屋の大将役で出演。
  • 1987年10月5日 意地悪ばあさんスペシャル
    • 翌週で月曜ドラマランドは終了。その回は名場面集だったため、月曜ドラマランドの実質的な最終回である。30分拡大の2時間放送。
    • ロケ地は北海道江差町。平四郎が同地に単身赴任する設定。
  • 1988年4月 意地悪ばあさんスペシャル
  • 1988年10月 意地悪ばあさんスペシャル
  • 1989年1月5日 傑作 意地悪ばあさん・抱腹絶倒!意地悪ギャグ決定版
  • 1989年4月5日 意地悪ばあさんスペシャル・GO!!豪!!ゴールドコースト移住!?の巻(19時30分 - 20時54分)
    • 1983年より続いたスペシャルの最終作である。
  • 1999年10月12日 意地悪ばあさんリターンズ 伝説のばあさんVS湾岸署スリーアミーゴス意地悪バトル
    • 「青島幸男が東京都知事選2期目に出馬・再選できなかったらドラマいじわるばあさんの新作が作られる」という下馬評どおり(実際は不出馬)の結果。湾岸署一日署長になってスリーアミーゴスを困らせたり、商店街で多発する空き巣を撃退したりする内容だった。
    • 続編の制作も検討されていたが、10%台がやっとと言うほどの低視聴率だったばかりか、主演の青島が2006年12月20日に逝去したため、青島主演作としての「意地悪ばあさん」は本作が最後となった。
    • テーマ曲は「意地悪ばあさんのテーマ」だがスラップスティックではなくUP AND UNDERのカバーバージョンが使用された。

[編集] 市原悦子版

2000年代に入って、実写ドラマ・テレビアニメを含む映像化はされていなかったが、2009年市原悦子主演でフジテレビ系の「金曜プレステージ」枠で約10年ぶりに復活した。

実写・アニメ声優を合わせて女性役者による「いじわるばあさん」の役柄は市原が史上初めてになる。複数話のオムニバス構成であり、オープニングや話のつなぎでは「いじわるばあさん」のアニメーション(新規作成)が挿入され、BGMは「意地悪ばあさんのテーマ」がアレンジして使用された。

市原版では、少子高齢化社会や振り込め詐欺などの社会問題を取り入れるなど、社会派ドラマの要素も取り入れている。

[編集] キャスト

(三男のトシアキは第3話で名前のみ登場し、四男のタカシは派遣社員をしている設定になっている)

[編集] 第1作

2009年1月9日放映。視聴率13.6%。

[編集] サブタイトル・客演
第1話「意地悪は愛の始まり」脚本:竹山洋、演出:堀川とんこう
中村哲夫:蟹江敬三
第2話「気をつけろ若造 お前の親はどこに居る」脚本:樫田正剛、演出:鶴巻日出雄
渡久保ミヤ:三條美紀
ミヤの息子:小林正寛
ミヤの息子の妻:若林志穂
第3話「子育てに使った時間 人生のムダ遣い」脚本:鎌田敏夫、演出:吉川一義
吉村秀樹:石橋蓮司
坂下松代:あめくみちこ
やきとり屋:石井愃一

[編集] 第2作

2010年4月23日放映。視聴率13.3%。

[編集] サブタイトル・客演
第1話「オレオレ詐欺をかもにしてやる」脚本:鎌田敏夫、演出:鶴巻日出雄
オレオレ詐欺チーム:渡辺いっけい佐藤せつじ沢井正棋久保耐吉
石塚恒子:野際陽子
第2話「意地悪できるのが幸せなのさ」脚本:竹山洋、演出:堀川とんこう
山村元次郎:神山繁
青木富也:蟹江一平
佐伯登・登の息子(2役):筒井巧
山村洋子:川俣しのぶ

[編集] 第3作

2011年1月28日放映。視聴率15.6%。

[編集] サブタイトル・客演
第1話「親不孝は親を鍛える」 脚本:鎌田敏夫、演出:鶴巻日出雄
尚子:八千草薫
不動産屋幹部:佐藤B作渡辺哲
不動産屋手下:石井洋祐遠山俊也清田智彦
タクシーの運転手:志賀圭二郎
消防士:井上智之
第2話「こんにちはモンスター」 脚本:井上由美子、演出:堀川とんこう
大槻治子:高畑淳子
大槻さやか:小山侑紀
ツトムの学校の校長:中丸新将
愛犬と散歩中のマダム:大島蓉子
順一の会社に怒鳴り込む母親:三輝みきこ
藤枝多佳子(ツトムの担任):勝島之恵
公園での母親:ひがし由貴
治子側の弁護士:山本卓也

[編集] オールスタッフ

[編集] テレビアニメ

[編集] 1970年版

いじわるばあさん
ジャンル コメディ
アニメ:いじわるばあさん
原作 長谷川町子
脚本 吉田喜昭・吉田進・鈴木良武
アニメーション制作 ナック
製作 読売テレビ・テアトルプロ
放送局 日本テレビ
放送期間 1970年10月3日 - 1971年8月18日
話数 40話
テンプレート使用方法 ノート
  • 1970年10月3日 - 1971年8月18日日本テレビ放送網系にて放送。全40話。
  • 放送時間(JST)は、当初は土曜19時30分 - 20時00分だったが、1971年4月~6月は水曜19時30分 - 19時56分となり、更に同年7月以降は直前番組『奇想天外歌合戦』が水曜19時00分 - 19時26分になった(「NNNニューススポット」が19時26分に移動したため)ので、19時30分 - 20時00分に拡大された。
  • キー局は読売テレビだが、土曜19時30分枠・水曜19時30分枠とも、この枠で読売テレビ制作番組が放送されたのは、2011年現在唯一(但し2010年1月 - 3月には、水曜19:00 - 19:56にYTV版『SUPER SURPRISE』が放送されていた)。
  • サブタイトルクレジット部は、ばあさんがサブタイトルを読まずに、話に関する事をばあさんが述べるという、独特のやり方である。
  • 本作のみのキャラクターとして、ばあさんの相棒的な犬の「ペケ」が登場する。
  • 最終回の翌週はプロ野球中継だったが、当時の新聞のテレビ欄では雨傘番組として「いじわるばあさん」と記載されている。未放映の回が存在したのか、放送済の回の再放送の予定だったのかは不明。
  • 主題歌は、1967年ドラマシリーズの主題歌を歌詞を全て変え、『いじわるマーチ』と改題して使用。副主題歌は『さすらいのいじわるゲリラ』(作詞・作曲:南雲修治/歌:サトー・ペペ)。なお後年発売されたアニメソング集CDでは『さすらいのいじわるゲリラ』のみが収録、『いじわるマーチ』は未だCD化されてない。
  • 本作がナックの製作した初のテレビアニメである。
  • 関東地区では、終了後日本テレビの夕方に何度か再放送されたが、1970年代後半以降は全く再放送されず、映像ソフト化もされてない。但し「読売テレビ50年社史」付属のDVDには、ばあさんがゴルフに行った回の一部が収録されている。

[編集] キャスト

ほか

[編集] スタッフ

  • 原作:長谷川町子
  • 脚本:吉田喜昭・吉田進・鈴木良武
  • 作画:林静一・富永貞久
  • 演出:青野暉
  • 制作:ナック
  • 製作:読売テレビ・テアトルプロ

[編集] 1996年版

いじわるばあさん
ジャンル コメディ
アニメ:いじわるばあさん
原作 長谷川町子
監督 森田浩光
キャラクターデザイン 高橋信也
音楽 和田薫
アニメーション制作 エイケン
製作 フジテレビ・エイケン
放送局 フジテレビ
放送期間 1996年4月19日 - 1997年6月13日
話数 全46話
テンプレート使用方法 ノート
  • 1996年4月19日 - 1997年6月13日フジテレビ系にて放送。全46話。
  • 1996年8月から関東のみのローカル枠に移行し、ほとんどの地域では7月19日の放送を以って、わずか3ヵ月で打ち切りになった。『ドラえもん』(テレビ朝日系)の裏番組として放送されていた。
  • 本作のオープニングテーマは作詞と作曲を森雪之丞が手掛け、スラップスティックが歌うドラマシリーズ(1981年)版の主題歌を、王様がカヴァーしたものが起用された。しかし、「ローラースケート」が時代に合わせて「ローラーブレード」になるなど、歌詞の一部が変更されている。なお、エンディングテーマは王様のオリジナル曲『裸の王様グルグル』であった(両曲のシングルCDの発売元は、ファンハウス)。
  • 同じ長谷川町子原作・エイケン制作のアニメ版『サザエさん』のOP映像とED映像では、歌詞テロップが一切表示されないが、本作のOPとEDに於いては歌詞の表示があった。
  • 番組ラストのフォーマットは、金曜19時時代はストーリー直後に「いじわるクイズ」の問題を出した後、CM→ED→予告→「いじわるクイズ」の答だったが、金曜17時時代は問題は予告の直前に移動した。又これに伴い予告の締め台詞も、「次回も見ないと、いじわるしちゃうぞ!」から「次も見ないと、いじわるするよ!」に変わった。
    • この「いじわるクイズ」は、ある物のシルエットを映して、それが何かを当てる物だが、答を発表する時は必ずシルエットが天地逆になって、予想と違う物になるというパターンだった。
  • テレビ長崎では、金曜19時 - 19時30分枠は自社制作枠(長崎県提供番組)を編成した為に、土曜18時30分枠で放送された。
  • 1970年版の様な再放送は行われていない。また『サザエさん』同様、映像ソフト化はされておらず、東映ビデオ発売の「エイケンTVアニメ主題歌大全集」(VHS、LD、DVD)にも未収録である。

[編集] キャスト

ほか

[編集] スタッフ

  • 原作:長谷川町子

(C)(財)長谷川町子美術館

  • 企画:久保田榮一
  • キャラクターデザイン:高橋信也
  • 美術監督:長尾仁
  • 撮影監督:大貫昌男
  • 録音演出:伊達康将
  • 音響制作:東北新社
  • 音楽:和田薫(選曲:合田豊
  • 効果:倉橋静男
  • 制作担当:一色弘安
  • 制作デスク:羽生田貴志
  • 制作協力:メルヘン社
  • プロデューサー:鈴木吉弘→小川泰(フジテレビ)・渡辺米彦(エイケン)
  • 監督:森田浩光
  • 制作:フジテレビエイケン

[編集] 脚注

  1. ^ a b 長谷川町子『サザエさんうちあけ話・似たもの一家』 朝日新聞社、2001年、ISBN 4022613408 90頁。
  2. ^ 長谷川町子『サザエさんうちあけ話・似たもの一家』 朝日新聞社、2001年、ISBN 4022613408 91頁。
  3. ^ 樋口恵子『サザエさんからいじわるばあさんへ』ドメス出版、1993年、ISBN 4810703762 166頁
ytv制作·日テレ 火曜22:00 - 22:30枠
前番組 番組名 次番組
意地悪ばあさん
(ドラマ第1作)
(1967年9月26日 - 1968年3月26日)
ytv制作·日テレ 木曜19:00 - 19:30枠
木馬座と遊ぼう
※土曜18:00枠へ移動
意地悪ばあさん
(ドラマ第1作)
(1968年4月4日 - 1969年9月25日)
フジテレビ 火曜21:00 - 21:30枠
20:00 - 火曜ワイドスペシャル
21:26 - 待ッテマシタ!
※20:56へ移動
いじわるばあさん
(ドラマ第2作)
フジテレビ 月曜19:30 - 20:00枠
19:30 - 逆転クイズジャック
19:45 - スター千一夜
※以上 平日帯
意地悪ばあさん
(ドラマ第3作)
日本テレビ 土曜19:30 - 20:00枠
【当番組のみよみうりテレビ制作】
前番組 番組名 次番組
いじわるばあさん
(アニメ第1作)
(1970年10月3日 - 1971年3月27日)
日本テレビ 水曜19時台後半枠
【当番組のみよみうりテレビ制作】
スターへばく進!!
※19:00 - 19:56
いじわるばあさん
(アニメ第1作)
(1971年4月7日 - 1971年8月18日)
新・オバケのQ太郎
※19:30 - 20:00
日本テレビ 水曜19:56 - 20:00枠
いじわるばあさん
(アニメ第1作)
(1971年7月7日 - 1971年8月18日)
【4分拡大して継続】
新・オバケのQ太郎
※19:30 - 20:00
フジテレビ 金曜19時台前半枠
恐怖の体重計

金曜超テレビ宣言!
つなぎとして19:00から開始
いじわるばあさん
(アニメ第2作)
(1996年4月 - 7月)
フジテレビ 金曜17時台後半枠
ドラゴンボールZ(再放送)
※月曜 - 金曜 → 月曜 - 木曜
いじわるばあさん
(アニメ第2作)
(1996年8月2日 - 1997年3月)
17:25-いじわるばあさん
※5分繰上げ
17:55-FNNニュース555 ザ・ヒューマン
※月曜 - 金曜
フジテレビ 金曜17:25 - 17:55枠
17:25-B-Wave
※月曜 - 金曜。5分繰上げ
17:30-いじわるばあさん
いじわるばあさん
(アニメ第2作)
(1997年4月 - 6月13日)
ゲゲゲの鬼太郎(第3作)(再放送)
※月曜 - 金曜
個人用ツール
名前空間

変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス