つなぎ番組
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つなぎ番組(-ばんぐみ)とは、前番組が何らかの理由で打ち切りになり、後番組の放送が始まるまでの仮の番組として放送させる、テレビ番組若しくはラジオ番組の手法のこと(暫定措置)である。穴埋め番組とも表現される。
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[編集] 概要
あくまで後番組が始まるまでの穴埋めとして放送されることが多いため、後番組が決まると終了となる。しかし、好評だった場合はそのままレギュラー番組化することもある。
- また、最初から視聴率を取れないと見込まれる時間帯、低予算で半年間ずつつなぎ番組でつなぐ時間帯は「つなぎ時間」と呼ばれる[要出典]。例として1990年代半ばまでのフジテレビの水曜夜7時30分からの30分間が挙げられる。この時間帯は後に『タモリのボキャブラ天国』[1]が成功するのだが、「半年で終わらせるつもりだったのにあまりのヒットで…」と番組本番中で語られている。
- 番組を一時的に休止して、復活するまでの間の仮の番組もつなぎ番組とされることがある。例えばアニメやドラマ(主に特撮や刑事ドラマ)の場合、シリーズ作品を一時休止して別の作品でつないだ後に再開することがある。この場合シリーズ間の番組がつなぎ番組とされることがある。東映作品に多く見られる。[2]
[編集] ラジオにおける「つなぎ番組」
- プロ野球中継の枠でシーズンオフに放送される番組(いわゆる、ナイターオフ番組番組)も「つなぎ番組」とされることがある。基本的に次のシーズンが開幕した時点で終了することを前提としているが、中にはシーズンオフ恒例の番組に発展することや別の枠でレギュラーに昇格することもある。制作費削減のためか[要出典]、音楽番組(フィラー参照)やJRN・NRNキー局の番組購入が多い。
- ラジオ大阪は、「ソングトレイン1314」と題して、ノンDJで自社の持っている音源を使用して特定のジャンルの音楽を放送する場合がある。
- 2008年の夏頃、日曜夜の1314 V-STATIONの時間帯にアニメ・ゲーム関連と無関係と思われる音楽を流したために、一部のアニラジリスナーから批判があったこともあった。[要出典]
- 新潟放送でも、2009年4月よりオールナイトニッポン終了後、あなたへモーニングコールが始まるまでの1時間(月曜日を除く3:00~4:00)、「深夜音楽」と称して自社の持っているクラシック音楽の放送を開始した。
- 静岡エフエム放送(K-MIX)では、日曜日午前8時から放送していた番組「レイニードライブ」のパーソナリティであるsuzumokuが2009年3月突然失踪する事件を起こし、番組の今後の収録が出来なくなる事態に陥った。この為急遽番組を打ち切り、残った3週分の放送を特別番組を編成して後番組を開始するまでの間を繋いでいる。
- TBSラジオ他JRN各局では、「feel the mind~最上の出会い~」が初代MCだった片山右京の富士山遭難騒動により2009年12月18日から翌2010年1月8日まで一時休止され、その間は代替番組として「杉浦舞のMキャッチ!」を翌週12月21日より(2010年1月8日まで)「最上の出会い」本編をそのまま差し替えて放送された[3]。のちに「最上の出会い」は2010年1月11日より俳優の辰巳琢郎を新MCに起用し再開されている。
[編集] 特異な例
- スポーツ中継がつなぎ番組となるケースもある。過去には、日本航空123便墜落事故により「アップダウンクイズ」(毎日放送制作)の放送が休止され(最終的には打ち切り)、その間をプロ野球中継でつないだこともある。また、最近では穴埋めにレギュラー番組を設けず特番を連発して、サッカーなどのスポーツ中継を放送することも増えてきている。[要出典]
- 基本的に視聴率が低迷しても予定された回数だけ放送されるが、中には余りの低視聴率や不慮の事情で予定より早く終了する場合もある。例として深夜放送の再編集版にもかかわらず[要出典]深夜より低迷した「CDTVゴールド」[4]や、5~7%台という低視聴率[5]に加えスタッフがロケ地で死亡事故を起こした「雲と波と少年と」[6]などがある。
[編集] つなぎ番組からレギュラー化した主な番組
- 『笑点』(日本テレビ)
- 『夜のヒットスタジオ』(フジテレビ)
- 『まんが日本昔ばなし』(毎日放送)
- NETテレビ(現・テレビ朝日)系列からTBS系列へのネットチェンジまでの3ヶ月間に、改編の都合で枠に空きが出来たため、海外在住の日本人向けに制作していたシリーズを放映した。その後、視聴者からの反響が大きかった事から、ネットチェンジ後に一旦終了した『仮面ライダーシリーズ』の後番組として改めてレギュラー番組化。1970年代後半~1990年代初頭にかけてTBS系列の土曜日ゴールデンタイムを象徴する番組として親しまれた。また、2005年10月から2006年9月までの1年間、過去に製作された作品の一部をデジタルリマスタリングした上でハイビジョン制作に対応した形で再放送された。
- 『スーパー戦隊シリーズ』(NETテレビ(現:テレビ朝日))
- 前番組『仮面ライダーアマゾン』が制作局・毎日放送のネットチェンジで打ち切られたため、つなぎとしてNETで制作されたものがシリーズ第1作『秘密戦隊ゴレンジャー』である。これが大ヒットしたため戦隊としてシリーズ化され、途中1年2ヶ月の中断を経て現在でも1年ごとに登場人物やストーリーを変えて放送されている(2010年現在放送中の作品は『天装戦隊ゴセイジャー』)。
- 『パネルクイズ アタック25』(朝日放送)
- 『スーパー戦隊シリーズ』同様、毎日放送とのネットチェンジを機に制作された。前番組『東リクイズ・イエス・ノー』がネットチェンジで打ち切られ、単独スポンサーだった東リの意向により、替わってNET系に移行した朝日放送で制作されたものである。当初は関西以外のNET系列局でのつなぎだったが好評を得たため、2010年で放送開始35周年を迎える。
- 『カックラキン大放送!!』(日本テレビ)
- 『コント55号のなんでそうなるの?』のつなぎ番組として半年間放送されたが、1976年4月より『なんでそうなるの?』の後枠としてレギュラー番組化され、『カックラキン決定版!』も含めて10年半放送された。
- 『オレたちひょうきん族』(フジテレビ)
- 『所さんのただものではない!』(フジテレビ)
- 『欽ドン!』のつなぎ番組である『夜はタマたマ男だけ!!』の1コーナーとして1985年5 - 9月まで放送していたが、視聴率が好調であったため、1985年10月からは土曜19時枠に移動して1991年9月まで放送された超人気クイズ番組であった。
- 『大追跡』(日本テレビ)
- 『全員出席!笑うんだってば』終了から『土曜スーパースペシャル(第2期)』開始までのつなぎ番組として3ヶ月間放送されたが、1990年10月より『土曜スパスペ』の後枠としてレギュラー番組化され、約2年間放送された[7]。
- 『世界まる見え!テレビ特捜部』(日本テレビ)
- 前番組である『所さんのまっかなテレビ』が視聴率低迷で打ち切りになり、つなぎとして以前特別番組として単発で放送された『たけし&所が選んだ!笑えるTV番組グランプリ』をベースにスタート。大好評だったものの、一旦は当初から予定されていた後継番組『TVマンモス』の放送のために終了。しかし同番組も視聴率が低迷したため半年で打ち切られ、『世界まる見え』が再びレギュラー番組として復活。これが結果的に大成功し、現在でも放送されている。
- 『ウッチャンナンチャンの誰かがやらねば!』(フジテレビ)
- とんねるずが日本テレビ系ドラマ『火の用心』への出演に専念するため『とんねるずのみなさんのおかげです』を半年間休養したことに伴い、つなぎ番組として制作された。これが予想以上に高視聴率を獲得したため、『みなさんのおかげです』放送再開に伴い放送時間を移動し『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』と題名を改めレギュラー放送を継続した。
- 『進め!電波少年』(日本テレビ)
- 元々は『ウッチャンナンチャン with SHA.LA.LA』のつなぎとして立ちあげられ、好評を得たためそのまま番組が続けられついにはシリーズ化された(電波少年シリーズ)。ウッチャンナンチャンは別の時間帯にて『ウンナン世界征服宣言』をスタート、この番組も後にゴールデンタイムに進出し『ウッチャンウリウリ!ナンチャンナリナリ!!』『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』として人気番組となった。
- 『はなまるマーケット』(TBS)
- 『学級王ヤマザキ』(テレビ東京)
- 『ギャラクシーエンジェル』(テレビ大阪)
- 前番組の『Cosmic Baton Girl コメットさん☆』が途中で打ち切られたため、すでにアニマックス『ゲーマーズエクスプレス』内で放映されていた第1シーズンの続編として2002年2月に2ヶ月間の穴埋めで第2シーズンを放映。同年10月から同じ枠で第3シーズンが放映され、その後もギャラクシーエンジェル関連アニメは全てテレビ東京系で放映されている。
- 『プリキュアシリーズ』(朝日放送)
- 『明日のナージャ』の不振を受け、単発・1年の作品として作られたのがシリーズ第1作の『ふたりはプリキュア』である。これが予想以上の好評(特に玩具が爆発的なヒットを記録した)であったことからシリーズ化され、現在でも1〜2年ごとに登場人物やストーリーを変えて放送されている(2009年現在では6シリーズ目の『フレッシュプリキュア!』を放送中)。
- 『モヤモヤさまぁ〜ず2』(テレビ東京)
- 2007年正月昼の枠が編成の都合で空いてしまった為、放送6日前に急遽台本や打ち合わせもほとんどないままロケを行い放送。視聴率が予想以上に好調だったため、2007年4月より深夜枠でレギュラー化される。現在は深夜以外にゴールデンタイムでも特番が不定期で放送されている。
- 『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ)
- 関西テレビ製作の番組、『発掘!あるある大事典II』のデータ捏造問題で打ち切りとなり、2007年元日の「爆笑ヒットパレード」で放送した1企画を特番仕様にした上で、つなぎ番組として2月18日・3月18日に放送された。その結果、芸人が1分前後のネタを披露する構成やそれに出演した芸人が後にブレイクするなど好評だったため、2007年7月以降は不定期特番となり、特番の視聴率が好調であったことから2008年4月には水曜22時枠でのレギュラー放送が開始された。その後も時間帯1位になることがあるなど高視聴率を維持している。なお、2009年4月以降は『脳内エステIQサプリ』の後番組として、土曜19時枠で放送している。
- 『しゃべくり007』(日本テレビ)
- 『LQ〜女をアゲる30分〜』が視聴率の不振で打ち切りとなり、急遽3ヶ月間のつなぎ番組の予定で放送していたが視聴率が好調だった事[8]から、2008年10月からは『オジサンズ11』の後枠として月曜22時枠で全国ネット化された。
- 『まるまるちびまる子ちゃん』(フジテレビ)
- 元々、アニメ版の派生作品としてとして不定期特番として放送されていたが、『クイズ$ミリオネア』の後枠として木曜19時枠に移行予定だった『メントレG』が上記の『発掘!あるある大事典II』の打ち切りにより日曜21時枠に変更された為、木曜19時枠でつなぎ番組としてレギュラー化。当初は半年の予定だったが延長され約1年放送された。
- 『クイズ発見バラエティー イッテQ!』(日本テレビ)
- 『サルヂエ』(中京テレビ制作)の枠移動によるつなぎ番組として半年間放送していたが、2007年1月に『ウタワラ』が急遽終了したため同年2月より『世界の果てまでイッテQ!』と題名を改めてスタート、予想に反し視聴率が好調だった為2010年2月現在も放送されている[9]。
- 『絶品!地球まるかじり』(テレビ東京)
- 『ハッピー2 愛と感動の物語』終了から『あっぱれ!日本一』開始までのつなぎ番組として2ヶ月間放送していたが、2001年4月より『火曜イチバン!』の後枠でレギュラー番組化され約1年間放送された[10]。
[編集] 脚注
- ^ ただし『ボキャブラ天国』は1993年9月に一旦終了し、1994年4月に『Superボキャブラ天国』として再スタートした。
- ^ 例としては、ナンシー関の著書で「さすらい刑事旅情編」を「はぐれ刑事純情派」のつなぎとする記述がされている
- ^ ネットワークセールスではあるものの本編で提供読みは無し。「最上の出会い」の核スポンサーとなっているトヨタのCMは「Mキャッチ」で放送されず、番組エンディングのヒッチハイク枠CMのみを放送していた。
- ^ 4ヶ月の予定だったが残りの2ヶ月は「ザ!激闘!大家族!!」で補った
- ^ 関東地方。ビデオリサーチ調べ。
- ^ 残り2回の放送枠は前番組の「電波少年に毛が生えた 最後の聖戦」の事後エピソードを含めた総集編で補った
- ^ 『大追跡』は『追跡』の土曜版である。
- ^ 放送内でのネプチューン・名倉潤の発言より
- ^ 『世界の果てまでイッテQ!』は『クイズ発見バラエティー イッテQ!』終了後に2回スペシャルとして放送された。
- ^ 『絶品!地球まるかじり』は『クイズ地球まるかじり』の復刻番組である。
[編集] 関連項目
- 打ち切り
- フィラー
- 長寿番組
- 改編
- 日本のラジオパーソナリティ一覧
- 地方ラジオ局のナイター中継タイトル一覧
- ラジオ局ローカルニュースタイトル一覧
- ローカルニュース動画配信実施局一覧
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