トレンド

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トレンド(英語:trend)は、時代の趨勢、潮流、流行のことを指す。ファッションマーケティング、経済動向分析などの分野でよく使用される。個々の流行の意味でも使われるが、長期的に見て人々が求めるものや、時代の要請を探り、次の計画や企画に生かそうといった趣旨で使われることも多い。

トレンドはまた、流行の上位概念とも言える。たとえば自動車のトレンドが流線型である場合、流線型の範囲でしかデザインされない。また、子ども衣料のトレンドがハーフパンツである場合、ハーフパンツの範囲でしかデザインされない。

バブル経済の時代には盛んに使われていた。

目次

[編集] トレンドの歴史

トレンドの歴史は、印刷技術の開発と、大衆識字率向上に始まる。

資本主義勃興期である19世紀欧米では、百貨店を通じて、台頭しつつあった中産階級に、既製品としての衣服を提供した(「半ズボン」参照)。以後、トレンドは富裕層のステータスシンボルとされ、東ヨーロッパ及び南ヨーロッパから米国に移民した者は、労働者階級の地位に甘んじつつも、トレンドを採用することにより、アメリカ人になろうとした。

1920年代の米国では、若者が模範的な消費者の地位を獲得した。それまでは、年齢と経験を重ねた女性である母親が、家族(とりわけ娘)の服装決定権を握ったものだが、若者が年輩者にトレンドを教えてやる逆転現象が発生した。

1960年代の米国では、ファッション雑誌が消費者の後追いをする現象が現れた。

日本で同様の現象が発生したのは、バブル崩壊以降の1990年代と考えられる。子ども若者文化を採用するようになり、黄色い通学帽や、半ズボン・ハイソックスに象徴される「規格化された子どもらしさ」は否定されるようになった。

[編集] 参考文献

「トレンドはいかに形づくられるか」(晶文社)

[編集] 関連語

  • トレンドセッター
感性豊かで時代の趨勢をいち早く見抜き、一般に流行する前に取り入れる人々のこと
  • トレンドキラー
周りで流行し、評判になってから、テレビ・雑誌報道などでようやく知った人々。流行に疎いおじさん、おばさんでも知っている、という段階になると、もはや流行としては陳腐化している状態になっている

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク