イギリス料理
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イギリス料理(イギリスりょうり)とは、主にイギリスで食される料理。
[編集] 概要
フランス料理やイタリア料理の様な料理と比べると、他国に比べ食材にも恵まれていなかった為に料理の種類が少ない。食材に恵まれていないというのは地中海の温暖な農業に適した土地ではなく、宮廷料理人の料理が国民の料理になるフランス革命の様な事件にも遭遇していないからであり、劣っているという訳ではない。
しかし、ジョークなどの中では不味い料理として語られており、これがイギリス料理=不味いというイメージに拍車をかけているといえる。
また、なぜこれほどにまで言われるのかというと、野菜は本来の食感がわからなくなるほど茹でる、油で食材が黒くなるまで揚げるなどといったイギリスでよく行われる食材本来の味を残さないほど加熱する調理法が他国人には好まれないからである。しかも味付けはなされない(食べる人の好みに応じて塩や酢などで味付けされることを前提としている)ことが多く、不慣れな旅行者には「味がない」という印象を与えてしまう。
しかしながら、決してイギリス料理のすべてが不味いという訳ではなく、ローストビーフやステーキなどのイギリス発祥とされ、現在では世界中で広く食べられている料理もあるのは事実である。ただしイギリス以外の国で食べられるイギリス料理はその国ならではのアレンジが加わっている事には注意すべきである。
また、ローストビーフやステーキのような料理の調理法を見ればわかるように、イギリス料理はおよそ料理としての手間をかけないものもあり(フランス料理においてアングレーズ(イギリス風)とは、単に茹でただけか焼いただけのシンプルすぎる調理法を指す)、そのために、料理が素材そのものの味に大きく左右されるのである。つまり、素材が良ければ出来上がる料理も美味しくなる事があるが、素材が悪ければそれも期待できない。
このように総じて評価の低いイギリス料理ではあるが、イギリス式の朝食はソーセージやベーコン、加熱した卵料理がつくなど充実しており、一般的に「イングリッシュ・ブレックファスト」と言えばアメリカンや温かい料理が無いコンチネンタル(大陸式)よりも上級に位置付けられる。
料理ではないが、イギリスのお茶菓子はイギリス以外の国にも名高く、美味しいお菓子が多く知られている。

