トライフル
概要 [編集]
固めのカスタード、フルーツ、スポンジケーキ、フルーツジュース(近年はゼリーで代用することも多い)、泡立てたクリームで作る。以上の材料を層状に重ね、フルーツとスポンジケーキを下に、カスタードとクリームを上にするのが一般的である。
フルーツジュースはケーキを湿らせるのに必要だが、フルーツジュースの代わりにポートワイン、シェリー、マデイラ・ワインなどの洋酒を加える場合がある。シェリーを使ったトライフルはシェリー・トライフルまたはハイ・チャーチ (High Church) などと呼ばれる。
バリエーションの一つとして、冷やす前にスポンジケーキをゼリーに浸すものがある。この二つを適切な分量で組み合わせることで、独特の快い食感が生まれる。
トライフルは味覚だけでなく見た目も工夫しやすく、色鮮やかなフルーツ・ゼリー・ジャム等と、黄色いカスタード・白いクリームのコントラストを利用して飾りつけることが可能である。
トライフルはクリスマスにも供され、重い食べ物であるクリスマスプディングの軽い代替物とされる場合がある。
クレオール・トライフルまたはロシアン・ケーキと呼ばれるデザートは、トライフルとは異なるが関連性のある料理である。様々なケーキの一部を混ぜて固め、赤ワインやラム酒、シロップ、フルーツジュースなどで湿らせ、冷やして作る。出来上がったものは複雑な色と芳香を示す。ニューオーリンズのパン屋は残り物や失敗した商品からこのようなケーキを作ったことで知られている。
イタリアにはトライフルに似たズッパ・イングレーゼ(イングランド風ディップ)というデザートがある。
語源は古いイギリス語からのものと言われており、そこには「気ままなおしゃべり」だったり、残り物またはあり合わせで作ったデザートだから「つまらない物」と言う意味合いがあるという。