ザ☆ドラえもんズ ゴール!ゴール!ゴール!!

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ザ☆ドラえもんズ
ゴール!ゴール!ゴール!!
監督 やすみ哲夫
脚本 なし
製作 シンエイ動画
小学館
テレビ朝日
出演者 なし
音楽 宮崎慎二
編集 小島俊彦、岡安プロモーション
配給 東宝
公開 2002年3月9日
上映時間 7分
製作国 日本の旗 日本
前作 ドラミ&ドラえもんズ 宇宙ランド危機イッパツ!
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ザ☆ドラえもんズ ゴール!ゴール!ゴール!!』は、2002年に公開された日本のアニメ映画である。同時上映は『ドラえもん のび太とロボット王国』『ぼくの生まれた日』。

ザ・ドラえもんズ映画の最終作。

概要[編集]

ザ・ドラえもんズシリーズ最終作。本編中の音声は音楽と効果音のみで、台詞が一切ないサイレント劇として製作されている。上映時間も7分程度とシリーズ最短である。

クライマックスはシュートで決めており、「親友テレカ」は第3作目『ムシムシぴょんぴょん大作戦!』以来未登場となった。

なお、この作品が公開された2002年は日本・韓国共催でサッカーワールドカップが行われた年でもある。

あらすじ[編集]

ドラメッド三世の魔法の絨毯に乗っていたドラえもんズ(ドラえもんを除く6人)。そこへ突如、悪の科学者・Dr.アチモフ率いる悪の軍団からサッカー対決を仕掛けられる。しかし、アチモフの用意した特設会場「アチモフスタジアム」には、ドラえもんズを妨害する為の罠が大量に仕掛けられていた。

キャラクター[編集]

ドラリーニョ
第2作目第6作目に続いて本作の主役。ラストでは彼がシュートを決める。
ドラ・ザ・キッド
普段は高い所が苦手だが、多少克服されたのか、全員が海に落下しそうになった時彼の空気砲のおかげで助かる。
エル・マタドーラ
得意のヒラリマントで援護する。この映画では珍しくシエスタの場面がない。
ドラメッド三世
ゴールキーパーを担当。顔面にボールが当たり、怒って巨大化する。カナヅチで水に触れることも苦手だが、多少克服したのか、仲間とともにシンクロを披露した。ゴールキーパーでは、敵のシュートで何度か痛い目に遭い、昇ろうとした王ドラにズボンを下ろされるなど不憫な役が多い。
ドラニコフ
かつては、丸いものを見ると狼男になるが、彼も克服したのかボールなどある程度のものは大丈夫になった。巨大な扇風機満月に見えたため変身し、トウガラシを食べて火を吐いた。なお、彼が狼男になる前にマフラーを取った所を見られるのは本作初である。
王ドラ
カンフーが得意とするため、最初にボールを蹴ったがドラリーニョにぶつかったり、エル・マタドーラが避けたボールに当たって容器のように割れたりと酷い目にあう。
Dr.アチモフ
第2作目『怪盗ドラパン謎の挑戦状!』、第5作目『ドキドキ機関車大爆走!』に続いて3度目の登場の悪の科学者。ドラえもんズにサッカー対決を挑み、様々な装置を駆使して勝とう[1]とする。しかし、またしてもドラえもんズに敗れた。
アチモフ軍団
Dr.アチモフが率いる悪のサッカーチーム。ドラえもんズとサッカー対決を繰り広げる。
ドラえもん
前作の第6作目に引き続いて不在(前作とは異なり一切説明が無いため理由は不明)。ただし、ドラリーニョがお尻を焦がして走り回るシーンで地面にドラえもんの顔が描かれている。予告では、のび太とともにナレーションを務める。

スタッフ[編集]

主題歌も存在しないため、スタッフロールは本編ラストにBGMと共に流れる。

脚注[編集]

  1. ^ アチモフの仕掛けはアチモフが猫ふんじゃったを弾くと作動。

関連項目[編集]