Jリーグ ディビジョン2

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
日本プロサッカーリーグ > Jリーグ ディビジョン2
Jリーグ ディビジョン2
加盟国 日本の旗 日本
大陸連盟 アジアサッカー連盟
創立 1999年
参加クラブ 22
リーグレベル 第2部
上位リーグ Jリーグ ディビジョン1
下位リーグ J3リーグ
国内大会 天皇杯全日本サッカー選手権大会
最新優勝クラブ ガンバ大阪 (2013)
最多優勝クラブ コンサドーレ札幌
川崎フロンターレ
京都サンガF.C. (2回)
テレビ局 スカパー!
(オフィシャルブロードキャストパートナー)
NHK総合テレビ
NHK BS1
朝日放送
スカイ・Aスポーツプラス
(以上サブライセンス)
公式サイト Jリーグ公式サイト
2014年のJリーグ ディビジョン2

Jリーグ ディビジョン2(J. League Division 2)は、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)における2部リーグのことを指す名称である。略称はJ2(ジェイツー)。

創設された1999年から2014年現在まで1ステージ制を採用している。

2014年シーズンの所属クラブ[編集]

Jリーグ ディビジョン2の位置
2014年J2チームの所在地
  • 太字は2014年シーズンからJ2に降格したクラブ。※印は2014年シーズンからJ2に参入したクラブ。
  • J2連続在籍年数は最後にJ2へ昇降格してから。
クラブ名 J2通算
在籍年数
J2連続
在籍年数
J1昇格
回数
J2降格
回数
3大タイトル
獲得回数
コンサドーレ札幌 12 2 3 4 0
モンテディオ山形 13 3 1 1 0
水戸ホーリーホック 15 15 0 0 0
栃木SC 6 6 0 0 0
ザスパクサツ群馬 10 10 0 0 0
ジェフユナイテッド千葉 5 5 0 1 2
東京ヴェルディ 8 6 1 2 7
横浜FC 13 7 1 1 0
湘南ベルマーレ 13 1 2 3 1
松本山雅FC 3 3 0 0 0
カターレ富山 6 6 0 0 0
ジュビロ磐田 1 1 0 1 6
FC岐阜 7 7 0 0 0
京都サンガF.C. 8 4 3 4 1
ファジアーノ岡山 6 6 0 0 0
カマタマーレ讃岐 1 1 0 0 0
愛媛FC 9 9 0 0 0
アビスパ福岡 11 3 2 3 0
ギラヴァンツ北九州 5 5 0 0 0
V・ファーレン長崎 2 2 0 0 0
ロアッソ熊本 7 7 0 0 0
大分トリニータ 8 1 2 2 1

開催方式[編集]

開催日時[編集]

2011年シーズンまでの数年は原則として毎週土曜日と日曜日に振り分け、終盤の数節を除いて土曜日に2-4試合程度、日曜日に残りの6-8試合程度を開催していたが、2012年シーズンは日曜日に開催日を集約した。また、1クラブあたりホーム&アウェイで42試合を開催するため、月に1回程度(ゴールデンウィークお盆休みなども含む)は平日(主として水曜)に試合を開催することが有る。

2011年の場合は、同じ都道府県・市区町村に本拠地を置くクラブに配慮して、原則同じ節には同一自治体のクラブの主催試合が重複しないように日程を組んでいたが、神奈川県のクラブについては同一節に主催試合を組む場合があり、その場合でもやむをえない場合を除き、開催日を分割する処置をとった(どちらか一方が土曜日、もう一方が日曜日)。2012年は原則日曜固定となるため、配慮されない。[要出典]

平日は祝日と重ならない範囲であれば基本としてナイターである。但し、水戸ホーリーホックひたちなか市総合運動公園陸上競技場で試合をした2000年の一部主催試合を含め、ごく一部で平日のデーゲーム(薄暮含む)開催をした事例がある。

試合方式[編集]

  • 22チームによる2回戦総当りの1ステージ(通年制/各チーム42試合)の成績で順位を決定する。
  • 勝ち点は勝ち3点、引き分けは双方に1点、負け0点。最終的に勝ち点の多いチームが優勝。同点の場合、得失点差・総得点・直接対決成績・反則ポイント・決定戦の順で決める。なお、決定戦は主催者が特に必要とした場合に実施する。行わない場合は抽選で順位を決める。

昇降格[編集]

  • 原則として、上位チームがJ1に昇格し、翌年はJ1所属となる(詳細は入れ替え制度の項目を参照)。2012年からは、上位2チームが自動で昇格し、残る1チームについては、J1昇格プレーオフを行って決める。
  • 2012年シーズンから下位チームとの間で日本フットボールリーグ (JFL) との昇降格が実施される。

「J2リーグの将来像」の決定[編集]

2008年7月、Jリーグは「J2リーグの将来像」として、以下の3項目を理事会で承認した[1]

  1. J2の参加クラブ数は最大22とする(2012年に到達)
    • J2参加クラブ数が19に達したシーズン以降、日本フットボールリーグ(JFL)から入会できるクラブ数は22から逆算して定められる。ただし、この場合も「JFL4位以内」など、一定の成績条件が設けられる(2010年度より適用)
  2. J2の参加クラブ数が22に達したシーズン以降はJ2とJFLと入れ替え制度を導入(2012年度のポストシーズンから実施)[2]
    • Jリーグ準会員がJFLにおいて1位となった場合にはJ2の最下位(22位)と自動入れ替えとなる。
    • Jリーグ準会員がJFLにおいて2位になった場合にはJ2の21位(JFL1位が準会員でない場合は22位)と入れ替え戦(J2・JFL入れ替え戦)を実施する。
    当初は以下の項目が想定されていた。
    • JFLから最大3クラブがJ2に昇格(Jリーグ入会)し、J2から同数のクラブがJFLに降格(Jリーグ退会)。入れ替え戦等は実施しない。
    • JFL所属クラブは、Jリーグが別に定める入会条件を満たさなければ、順位に関わらず昇格(Jリーグ入会)できない。
    • J2からJFLへ降格したクラブは、Jリーグ正会員資格喪失。
  3. J2の参加クラブ数が18に達したシーズン以降はJ1・J2入れ替え戦を廃止し、リーグ戦成績をもって昇降格要件とする(自動昇格・降格のみ採用)(2009年度より適用)
    • J2から最大3クラブがJ1に昇格し、J1から同数のクラブがJ2に降格。
    • J2所属クラブは、リーグが別に定めるJ1昇格基準を満たなければ、順位にかかわらず昇格できない。

昇降格に関する備考[編集]

2012年導入のJ1昇格プレーオフでは参加要件として「クラブがJ1の参入基準を満たしていること」とされており、J1参入資格を持たないクラブ(公式試合安定開催基金から融資を受けており完済前のクラブ、など)は昇格プレーオフに参加できない。この条件は従前から設けられていた(ただしこれを適用されたクラブは今までない)が、昇格プレーオフ実施に当たってルールが厳格化されている。

また、Jリーグで2013年から導入された「Jリーグクラブライセンス制度」では、J1・J2別のライセンス基準が導入され、昇降格に当たってはそれぞれのライセンス基準を満たす必要があり、J1基準を満たさない場合にはJ2降格もあり得ると報じられている[3]。2012年にFC町田ゼルビアがJ2に昇格した際には、運営会社設立から赤字続きであることを理由に「昇格初年となる2012年度の決算を黒字にすること」との条件が付いた[4]

なお、J2の下部リーグとしてJ3リーグが2014年度より創設された。

試合方式の変遷[編集]

  • J1(1998年まで1部のみのJリーグ)では、創設当初からしばらく1年2ステージ制(年間総当りの半分ずつで区切る)であったが、J2では、第1回の1999年から一貫して1年1ステージ制で優勝を争う方式である。
  • 詳細な試合方式については各シーズンの項目を参照の事。
年度 試合方式 備考
1999-2001 4回戦総当り、Vゴール方式・引き分け併用 延長を含め120分終了時で同点である場合引き分け
2002-2007 4回戦総当り、引き分け 2002年:Vゴール方式の廃止(90分で同点であれば引き分けに変更)
2008-2009 3回戦総当り、引き分け 2008年:反則ポイントの追加
2010- 2回戦総当り、引き分け

結果[編集]

年度 優勝 2位 3位 クラブ数
1999 川崎フロンターレ FC東京 大分トリニータ 10
2000 コンサドーレ札幌 浦和レッズ 大分トリニータ 11
2001 京都パープルサンガ ベガルタ仙台 モンテディオ山形 12
2002 大分トリニータ セレッソ大阪 アルビレックス新潟 12
2003 アルビレックス新潟 サンフレッチェ広島 川崎フロンターレ 12
2004 川崎フロンターレ 大宮アルディージャ アビスパ福岡 12
2005 京都パープルサンガ アビスパ福岡 ヴァンフォーレ甲府 12
2006 横浜FC 柏レイソル ヴィッセル神戸 13
2007 コンサドーレ札幌 東京ヴェルディ1969 京都サンガF.C. 13
2008 サンフレッチェ広島 モンテディオ山形 ベガルタ仙台 15
2009 ベガルタ仙台 セレッソ大阪 湘南ベルマーレ 18
2010 柏レイソル ヴァンフォーレ甲府 アビスパ福岡 19
2011 FC東京 サガン鳥栖 コンサドーレ札幌 20
年度 優勝 2位 プレーオフ勝者 クラブ数
2012 ヴァンフォーレ甲府 湘南ベルマーレ 大分トリニータ(6位) 22
2013 ガンバ大阪 ヴィッセル神戸 徳島ヴォルティス(4位) 22
  • 太字J1に昇格したクラブ。
  • 斜太字入れ替え戦に勝利して昇格したクラブ。
  • 斜字は入れ替え戦に敗退して昇格できなかったクラブ。
  • 背色黄は当該クラブがJ1に初昇格。
  • J1昇格プレーオフ勝者の括弧はレギュラーシーズン終了時の順位
  • J1に昇格して以降、1度もJ2に降格経験のないクラブは、大宮、新潟、鳥栖の3クラブである。

統計[編集]

クラブ別優勝回数[編集]

クラブ名 回数 優勝年度
川崎フロンターレ 2 1999, 2004
コンサドーレ札幌 2 2000, 2007
京都サンガF.C. 2 2001, 2005
大分トリニータ 1 2002
アルビレックス新潟 1 2003
横浜FC 1 2006
サンフレッチェ広島 1 2008
ベガルタ仙台 1 2009
柏レイソル 1 2010
FC東京 1 2011
ヴァンフォーレ甲府 1 2012
ガンバ大阪 1 2013

クラブ別通算成績[編集]

クラブ名






コンサドーレ札幌 11 203 111 157 629 524 2
ベガルタ仙台 9 185 87 125 592 479 1
モンテディオ山形 12 196 129 193 646 629 0
水戸ホーリーホック 14 172 142 293 602 874 0
栃木SC 5 71 53 85 239 262 0
ザスパ草津 9 103 108 180 392 572 0
浦和レッズ 1 28 3 9 82 40 0
大宮アルディージャ 6 125 41 86 342 277 0
ジェフユナイテッド千葉 4 73 38 47 233 158 0
柏レイソル 2 50 18 16 155 84 1
FC東京 2 44 11 19 118 57 1
東京ヴェルディ 7 135 68 102 460 376 0
FC町田ゼルビア 1 7 11 24 34 67 0
川崎フロンターレ 5 126 33 53 401 232 2
横浜FC 12 165 138 216 600 714 1
湘南ベルマーレ 12 198 124 207 618 641 0
ヴァンフォーレ甲府 11 173 110 184 605 646 1
松本山雅FC 2 34 23 27 100 97 0
アルビレックス新潟 5 111 31 66 334 237 1
カターレ富山 5 54 52 103 206 300 0
ジュビロ磐田 0
FC岐阜 6 61 62 128 238 404 0
京都サンガF.C. 7 161 60 81 492 336 2
ガンバ大阪 1 25 12 5 99 46 1
セレッソ大阪 4 101 37 47 346 221 0
ヴィッセル神戸 2 50 19 21 156 94 0
ガイナーレ鳥取 3 24 28 70 107 212 0
ファジアーノ岡山 5 59 60 90 203 275 0
サンフレッチェ広島 2 56 18 12 164 70 1
徳島ヴォルティス 9 119 98 174 444 544 0
カマタマーレ讃岐 0
愛媛FC 8 93 92 162 351 461 0
アビスパ福岡 10 174 107 156 600 569 0
ギラヴァンツ北九州 4 49 39 70 168 218 0
V・ファーレン長崎 1 19 9 14 48 40 0
サガン鳥栖 13 190 123 246 667 767 0
ロアッソ熊本 6 78 70 103 264 359 0
大分トリニータ 7 143 53 84 424 300 1
  • 2014年シーズン開幕前時点
  • J2の成績のみ

賞金・賞品[編集]

チームに対する表彰は、Jリーグ表彰規定[5]に定めがある。下記は2012年の場合。

順位 賞金 賞品
1位 2000万円 Jリーグ杯(優勝銀皿)
2位 1000万円 Jリーグ杯(準優勝銀皿)
3位 500万円 -

また、J1昇格プレーオフ優勝チームには優勝盾が授与される。

表彰[編集]

Jリーグアウォーズにて、J2フェアプレー賞、J2 Most Exciting Player、J2ベストゴール賞が表彰される。

得点王[編集]

年度 選手名 当時所属クラブ 得点 国籍
1999 神野卓哉 大分トリニータ 19 日本の旗 日本
2000 エメルソン コンサドーレ札幌 31 ブラジルの旗 ブラジル
2001 マルコス ベガルタ仙台 34 ブラジルの旗 ブラジル
2002 マルクス アルビレックス新潟 19 ブラジルの旗 ブラジル
2003 32
2004 ジュニーニョ 川崎フロンターレ 37 ブラジルの旗 ブラジル
2005 パウリーニョ 京都パープルサンガ 22 ブラジルの旗 ブラジル
2006 ボルジェス ベガルタ仙台 26 ブラジルの旗 ブラジル
2007 フッキ 東京ヴェルディ 37 ブラジルの旗 ブラジル
2008 佐藤寿人 サンフレッチェ広島 28 日本の旗 日本
2009 香川真司 セレッソ大阪 27 日本の旗 日本
2010 ハーフナー・マイク ヴァンフォーレ甲府 20 日本の旗 日本
2011 豊田陽平 サガン鳥栖 23 日本の旗 日本
2012 ダヴィ ヴァンフォーレ甲府 32 ブラジルの旗 ブラジル
2013 ケンペス ジェフユナイテッド千葉 22 ブラジルの旗 ブラジル

脚注[編集]

  1. ^ J2リーグの将来像を決定”. 日本プロサッカーリーグ (2008年7月22日). 2011年12月6日閲覧。
  2. ^ “2012シーズンよりJ2・JFL入れ替え制度導入および「J2・JFL入れ替え戦(仮称)」大会方式について” (プレスリリース), 日本プロサッカーリーグ, (2012年1月17日), http://www.j-league.or.jp/release/000/00004296. 2012年1月17日閲覧。 
  3. ^ 「J1 3年連続赤字で降格へ 13年から」 - 読売新聞2011年1月1日付け24面紙面
  4. ^ “町田は条件付き…松本山雅とJ2入り”. 日刊スポーツ. (2011年12月12日). http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20111212-875941.html 2011年12月13日閲覧。 
  5. ^ Jリーグ表彰規定 (PDF)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]