Jアイス・リーグ

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Jアイス・リーグ(J ICE LEAGUE)は、日本国内におけるアイスホッケーの地域リーグの通称で、アジアリーグアイスホッケーの下部に当たる。日本アイスホッケー連盟主催、アジアリーグアイスホッケージャパンオフィスが共催として加わっている[1]

概要及び本リーグの理念、目的[編集]

Jアイス・リーグはアジアリーグに属していない国内の一般社会人アイスホッケーチーム(地域クラブ含む)の為の地域リーグとして生まれた。本リーグはアジアリーグの下部リーグという位置付けとなるがアジアリーグへの昇格や降格など両リーグの直接の関連性は無く、サテライトチーム(アジアリーグ加盟チームのセカンドチームなど)も現在は存在しない。 国内を6つのディビジョンに分け、毎年11月~2月に各ディビジョン内でリーグ戦を消化、各ディビジョンの優勝チームが毎年3月に行われるJアイス・プレーオフに参加できる。

  • 本リーグの理念、目的
アイスホッケーと共にスポーツを楽しみ豊かな生活が送れる環境を提供する。
オリンピックでのメダル獲得を目指し、国内競技レベルの向上を目指す。
高校及び大学とアジアリーグをつなぐ、選手発掘事業である。
アイスホッケー競技の全国普及を目的に、全国競技として広くアイスホッケーを観戦する事ができる環境を提供する。

歴史[編集]

ディビジョン[編集]

リーグの現状[編集]

国内一般社会人チームのための地域リーグとして誕生した本リーグだが、このもともとの目的の通りに運営できているのは現在はJアイス・ノース・ディビジョン(北海道)のみである。ほかのディビジョンは一般社会人チームのリーグというより、いわゆる県代表チーム同士のリーグとしての形になりつつある。これは純粋に資金的な問題(参加費用や遠征費用など)で社会人チームが参加し辛いことと、冬季国体を睨んだ県代表チームの強化目的で「県代表チームの実戦の場を増やす」両面のためだと思われる。

また本リーグの開催に際するいわゆる「取り組み度」もディビジョンによってまちまちである。ノースやウエストのように数か月を費やしちゃんとリーグ戦を消化するディビジョンもあれば、一日で消化してしまうディビジョンもあったりする。

脚注[編集]

  1. ^ 2014-15 アジアリーグJ-ICE Central(2014/11/15~2015/1/12)富山県アイスホッケー連盟
  2. ^ a b Another Asia League Playoffs in Sapporo 加藤じろう直営!「語りべ」通信 2013年3月25日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]