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** [[犯罪科学分析室 電子の標的]](2015年5月13日) - 岩瀬泰司 役
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** [[諏訪のスゴ腕警察医]](2016年6月8日) - 平井幸男 役
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* 裁判員制度ドラマ [[家族 (小説)|家族]] 〜あなたに死刑が宣告できますか?〜(2009年5月、TBS)
* 裁判員制度ドラマ [[家族 (小説)|家族]] 〜あなたに死刑が宣告できますか?〜(2009年5月、TBS)

2017年1月20日 (金) 02:38時点における版

にしむら まさひこ
西村 雅彦
生年月日 (1960-12-12) 1960年12月12日(63歳)
出生地 日本の旗 日本富山県富山市[1]
身長 178cm[1]
職業 俳優大学教授
ジャンル 舞台映画テレビドラマ
配偶者 既婚[要出典]
事務所 ドリス
主な作品
テレビドラマ
振り返れば奴がいる
古畑任三郎』シリーズ
総理と呼ばないで
王様のレストラン
TEAM
やまとなでしこ (テレビドラマ)
映画
ラヂオの時間
黒い家
草原の椅子
 
受賞
日本アカデミー賞
第21回最優秀助演男優賞
ブルーリボン賞
第40回助演男優賞(1997年)
その他の賞
キネマ旬報ベスト・テン 助演男優賞
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西村 雅彦(にしむら まさひこ、1960年12月12日[1] - )は、日本俳優大正大学表現文化学部特任客員教授。ドリス所属。

来歴・人物

富山県富山市出身。富山商業高校を卒業し[2]東洋大学中退後、富山の写真専門学校を卒業[3]。卒業後はカメラマンのアシスタントをしていたが、地元のアマチュア劇団に入ったことがきっかけで俳優を志すようになり、ふたたび上京。

劇団文化座」を経て、三谷幸喜率いる東京サンシャインボーイズに入団[3]。特に三谷脚本の『古畑任三郎』シリーズにおける今泉慎太郎役が当たり役となり、知名度を高める[3]。以後、テレビドラマを中心に活躍。

劇団時代からの盟友であった三谷の作品には『振り返れば奴がいる』『王様のレストラン』『ラヂオの時間』など、多数出演。

1997年には『ラヂオの時間』により日本アカデミー賞最優秀助演男優賞受賞。また、『ラヂオの時間』・『マルタイの女』により、キネマ旬報賞助演男優賞、ブルーリボン賞助演男優賞、報知映画賞助演男優賞、日刊スポーツ映画大賞助演男優賞受賞。

2007年の7月 - 9月に放送された連続ドラマには、深夜枠も合わせて4本も出演した。

2011年12月からは、『笑の大学』以来14年ぶりに、三谷幸喜脚本・演出による近藤芳正との二人芝居『90ミニッツ』に挑戦した。

2011年の東日本大震災以降、被害を受けた宮城県岩沼市のメロン農家を支援するボランティア活動を展開していたことから[4]2015年、同じく岩沼市を支援している袋井市主催の「全国メロンサミットinふくろい」のメロン大使に就任した[5]

エピソード

  • 『古畑任三郎』が大ヒットした影響で、テレビではドジでコミカルな役を演じることが多かったが、本来はシリアスな演技を得意とする役者であり、『古畑』を除く三谷作品では大半がシリアスな役や敵役である。現在ではむしろ、渋みのある演技派として定着してきている[6][7]
  • 舞台『笑の大学』における演技は、まるで「この芝居を十年も演じている」かのような余裕が感じられ、藤山寛美にも似た「色気」があると小林信彦に評された[8]。戯曲を執筆した三谷幸喜は、小林が西村を褒めていたので「すごく嬉しかった」という[9]
  • 過去にはCDを発売したことがあり、『古畑任三郎』の今泉慎太郎役や『王様のレストラン』の水原範朝役として歌う曲、キング・クリムゾンのカヴァーが2曲収められている。
  • 三谷幸喜や小林隆は、西村の素顔を「繊細」と語っている[10][11]
  • 趣味は写真撮影、ボウリング、裏道散策。[1]

出演

テレビドラマ

映画

舞台

  • 天国から北へ3キロ(1989年)
  • 彦馬がゆく(1990年)
    • 再演(1993年)
  • ヴァンプ・ショウ(1992年)
  • 1979(1994年・ナイロン100℃
  • 笑の大学(1996年)
    • 再演(1998年)
  • ラ・テラス(2001年)
  • カルテ(2002年)
  • エデンの南(2002年)
  • Wブッキング(2003年)
  • 音楽劇 兵士の物語(2003年)
  • GOOD(2004年)
  • 大騒動の小さな家(2004年)
  • ドレッサー(2005年)
  • 初仕事納め(2006年) - 企画・出演
  • 歌の翼にキミを乗せ―ロクサーヌに捧げるハイネの詩―(2007年)
  • コースター(2007年) - 企画・出演
  • どんまいマインド(2008年) - 企画・出演
  • ナンシー(2010年) - 企画・出演
  • 90ミニッツ(2011年)
  • 地球の王様(2012年) - 出演・企画
  • ベートーヴェンと三人の女たち(2013年) - 語り
  • ブラザーブラザー(2013年) - 出演・企画
  • おくりもの〜あるクリスマスの出来事〜(2014年) - プロデュース・出演[16]
  • めんたいぴりり(2015年) - 岡村吾郎 役
  • Walk oN!〜さあ、新しいキミに会いに行こう〜(2015年) - 共同演出・主演 五十男 役[17]

劇場アニメ

吹き替え

ラジオ

バラエティ

  • 運命GAME1991年4月 - 9月)※出題用再現VTRレギュラー出演
  • ダウトをさがせ!(1992年、TBS系列)※番組前期の出題用VTRで出演
  • 西村雅彦のさよなら20世紀(1998年10月 - 1999年3月、フジテレビ系列)
  • 週刊ストーリーランド(1999年10月 - 2001年9月、日本テレビ系列)
  • ダヴィンチの予言(1999年10月 - 2002年3月、テレビ朝日)
  • 発見!ひざポン(2002年4月 - 2003年3月、テレビ朝日)
  • カスペ! 南極から北極まで自分の足で答えを探せ!世界一過酷な冒険クイズ(2006年4月9日、フジテレビ系列)
  • 有名人が極秘情報を流出! 世界!どや顔サミット(2010年12月、朝日放送) - 司会
  • ショートピース1(2011年3月、フジテレビ)
  • Oh!どや顔サミット(2011年4月-2013年3月、朝日放送) - 司会
  • ショートピース2(2011年5月、フジテレビ)
  • スパニチ!!『ドラマクイズ名探偵は君だ!』(2011年7月、TBS)

ドキュメンタリー

料理番組

音楽番組

情報番組

  • シネマタクシー(CS放送ムービープラス
  • 極上をドウゾ(2009年4月 - 2009年9月、TBS)※ナレーター
  • わが家の「地デジ」奮闘記(2010年3月、NHK総合)
  • 続・わが家の「地デジ」奮闘記〜おじいちゃんと姉を救え!〜 (2010年7月、NHK総合)
  • データソムリエ西村雅彦 (2011年4月7日-2012年3月、FBS福岡放送)
  • 趣味Do楽「ゼロからはじめるデジタル講座 くらしのタブレット」(2014年4月2日 - 5月28日、NHK Eテレ)※生徒
  • 趣味Do楽「使える!タブレット アプリとことん活用術」(2015年2月4日 - 3月25日、NHK Eテレ)※生徒

CM

音楽

アルバム

  • DECO(1996年10月18日)
  • トンガリNo.5(『P-kies 20th Century New Trax』に収録、2000年7月1日)

書籍

DVD

脚注

  1. ^ a b c d Profil” (PDF). ドリス. 2015年5月14日閲覧。
  2. ^ 「富山商10年ぶり甲子園 高校野球富山大会 高岡商に9-3」北日本新聞 2014年7月27日1面
  3. ^ a b c 西村雅彦”. KINENOTE. 2016年2月7日閲覧。
  4. ^ “西村雅彦、「メロン熊」にかみつかれる「こんなことしているから非公認」”. SANSPO.COM. (2015年5月13日). http://www.sanspo.com/geino/news/20150513/geo15051317350029-n1.html 2015年5月14日閲覧。 
  5. ^ “西村雅彦 メロン大使で被災農家支援”. DAILY SPORTS ONLINE. (2015年5月14日). http://www.daily.co.jp/gossip/2015/05/14/0008023546.shtml 2015年5月14日閲覧。 
  6. ^ a b “後藤真希 : 田中麗奈×西村雅彦による“流行り”の電撃婚ドラマ、主題歌は後藤真希”. BARKSニュース. (2010年7月5日). http://www.barks.jp/news/?id=1000062423 2013年1月15日閲覧。 
  7. ^ a b "『アサヒ ブルーラベル』TVCM放映のお知らせ" (Press release). アサヒビール. 4 July 2011. 2013年1月15日閲覧
  8. ^ 『コラムは誘う』(1999年、新潮文庫)[要ページ番号]
  9. ^ 『仕事、三谷幸喜の』(2001年、角川文庫)[要ページ番号]
  10. ^ 『むかつく二人』(2007年、幻冬舎)[要ページ番号]
  11. ^ 別冊宝島『面白さのツボ!三谷幸喜の全仕事』(2003年、宝島社)[要ページ番号]
  12. ^ 中越典子&忍成修吾&高畑淳子ら、谷原章介主演「ドクター調査班」への出演が決定!”. cinemacafe.net (2016年3月20日). 2016年3月22日閲覧。
  13. ^ 佐藤浩市&西村雅彦、息ぴったりの掛け合いを成島監督絶賛”. 映画.com (2012年7月27日). 2015年5月14日閲覧。
  14. ^ 西村雅彦、「超高速!参勤交代」続編で再び落ち武者姿を披露!”. 映画.com (2016年7月27日). 2016年9月14日閲覧。
  15. ^ 妻夫木聡「ホントに嫌だ…」西村雅彦の熱弁に困惑!?”. TVfanWeb (2016年1月29日). 2016年2月7日閲覧。
  16. ^ “児童32人、堂々の舞台 金沢で西村雅彦さんプロデュース”. 北國新聞. (2014年12月28日). オリジナルの2015年5月18日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150518091936/http://www.hokkoku.co.jp/subpage/HT20141228401.htm 2016年9月15日閲覧。 
  17. ^ “西村雅彦、初舞台の鈴木杏樹起用「自分にとってもプラス」”. スポーツ報知. (2015年4月15日). オリジナルの2015年5月18日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150518103456/http://www.hochi.co.jp/entertainment/20150415-OHT1T50135.html 2016年9月15日閲覧。 
  18. ^ もののけ姫”. 金曜ロードSHOW!. 2016年6月18日閲覧。
  19. ^ 風立ちぬ”. 金曜ロードSHOW!. 2016年7月29日閲覧。
  20. ^ “【週刊BSマップ】“時代メシ”の謎を追い… 西村雅彦が軽妙な演技で展開”. zakzak. (2015年5月16日). http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20150516/enn1505161000007-n1.htm 2016年2月7日閲覧。 
  21. ^ “西村雅彦「自分への戒め」俳優入門DVD本を出版”. 日刊スポーツ. (2016年12月12日). http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1750740.html 2016年12月12日閲覧。 

外部リンク