GTO (1998年のテレビドラマ)

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GTO (漫画) > GTO (1998年のテレビドラマ)
GTO
ジャンル 学園ドラマ
アクションドラマ
放送国 日本の旗 日本
制作局 関西テレビ
演出 赤羽博
中島悟
原作 藤沢とおる
脚本 遊川和彦
菅良幸
出演者 反町隆史
松嶋菜々子
近藤芳正
藤木直人
池内博之
窪塚洋介
中村愛美
小栗旬
円城寺あや
井田國彦
小林正寛
立石涼子
中尾彬
白川由美
連続ドラマ
放送時間 火曜 22:00 - 22:54(54分)
放送期間 1998年7月7日 - 9月22日(12回)
プロデューサー 柴崎正(関西テレビ)
安藤和久(関西テレビ)
オープニング 反町隆史「POISON 〜言いたい事も言えないこんな世の中は〜
ドラマスペシャル
放送時間 火曜 21:00 - 22:48(108分)
放送期間 1999年6月29日(1回)
プロデューサー 柴崎正(関西テレビ)
安藤和久(関西テレビ)

特記事項:
初回15分拡大(22:00 - 23:09)
最終回15分拡大(22:15 - 23:24)
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GTO』(ジーティーオー)は、藤沢とおる同名の漫画を原作とした、1998年放送の連続テレビドラマ。1999年に続編としてスペシャルドラマ、またその続編として映画も公開されており、本記事ではこれらについても扱う。

概要[編集]

1998年7月7日から9月22日まで毎週火曜日22:00 - 22:54に、関西テレビAVECが企画・制作し、フジテレビ系の「火曜22時枠」で放送された。関東地区の視聴率は最終回で35.7%を記録した(ビデオリサーチ調べ)。主演した反町隆史の歌う主題歌『POISON 〜言いたい事も言えないこんな世の中は〜』は50万枚[1]を、ビデオは1999年12月時点で累計10万本[1]を売り上げた。

キャッチコピーは「サボんなよ、オレの時間。

1998年12月にテレビドラマシリーズの総集編が放送された。沖縄では2000年に放映(当時沖縄テレビでは火曜10時に日本テレビの土曜9時枠ドラマを放映していたため、2007年4月から同時ネット)。

安藤和久をはじめとするスタッフの「原作よりもシリアスな学園ドラマにする」という製作方針により、原作とは部分的に設定を改変。舞台を中学校ではなく高校に変え、さまざまな規則で生徒を縛り付ける学校に対する問題提起や鬼塚と冬月の激しい確執と和解を軸にしている。ただし、原作のコミカルな要素も盛り込まれており、コメディーとしても楽しめる。

本作で主人公・鬼塚を演じた反町隆史と冬月を演じた松嶋菜々子は、このドラマでの共演をきっかけにして、1999年11月に交際を始め、2001年2月に結婚。

放送当時、各アイドル雑誌で特集されたが、近代映画社の『近代映画』だけ特集しなかった。

あらすじ[編集]

暴走族のリーダーで昔湘南に君臨した鬼塚英吉(25)は湘南の高校を中退後、大検を受け三流大学の優羅志亜(ユーラシア)大学に入学し、7年かけて卒業した。彼は高校教師になるのが夢。しかし実際は教育に情熱を持っているわけではなく、ただ単に教師になりたいというだけで、その理由も、女子高生とつき合うことができ、楽しく生きられるといったものであった。そんなある日、鬼塚が普段通りにアルバイトをしていると鬼塚の親友で警察官をしている冴島龍二が私立高校・武蔵野聖林学苑の教員募集のパンフレットを持ってきた。千載一遇のチャンスとなった鬼塚は応募し聖林学苑の面接に向かうが、面接官の内山田ひろし教頭と学年主任の中丸浩司からは邪険な扱いをされた挙句、退学させられた生徒に対する内山田の態度に腹を立て、回し蹴りを食らわす。

しかし、そんな無茶苦茶だが目先の理屈よりも「ものの道理」を通そうとする彼の行為に武蔵野聖林学苑の理事長・桜井あきらが目をつけ、ある事情を鬼塚に明かして採用する。その事情とは、武蔵野聖林学苑は伝統ある自由な学苑だと思われているが、内情は、イジメ・登校拒否・暴力などの問題だけでなく、生徒や先生たちにも問題があるなど様々な複雑な問題が山積みであることであった。それらの問題を桜井一人ではもう抱えきれなくなっていた。そこで、それらの問題を解決できる教師は鬼塚しかいないと思い、彼を非常勤として採用したのだ。

桜井は、この無茶苦茶な鬼塚が様々な問題に真っ向からぶつかり、豪快な力技で解決してくれることに一縷の望みを託したのであった。

各話のあらすじは#エピソードリストを参照。

登場人物[編集]

凡例
  • ×は本作オリジナルキャラクター
  • ▲は原作に登場しているが、鬼塚が担任でない生徒
  • ○は『GTO SHONAN 14DAYS』の登場人物
  • ■は原作及び『GTO SHONAN 14DAYS』と名前が異なる人物

主人公・ヒロイン[編集]

鬼塚英吉〈25〉
演 - 反町隆史
主人公。2年4組の担任で担当教科は社会科[2]。通称「GTO」(Great Teacher Onizuka)。暴走族の元リーダーで、神奈川の暴走族2000人を1人でまとめ上げたという伝説を持つ。
親友・冴島龍二が持ってきた、私立高校・武蔵野聖林学苑の教員募集のパンフレットを見て、それに応募。面接当日の荒唐無稽な振る舞いから不採用にされそうになるも、その姿を見た武蔵野聖林学苑の理事長・桜井あきらにより、様々な問題を抱える聖林学苑の解決と未来を託され採用される。
結託して教師を脱落させるためのイジメをしている2年4組の担任となり生徒と対立、嫌がらせを受けるが、彼らの抱えている苦悩や学苑全体を巻き込むトラブルと向き合い、自分を忌み嫌う内山田を筆頭とする教職員達の様々な攻撃を突破してゆく中で生徒達からの信頼と人望、そして冬月からの信頼も徐々に得ていく。原作・アニメでの年齢は22歳童貞となっている。
冬月 あずさ〈23〉
演 - 松嶋菜々子
ヒロイン北海道出身で、早稲田大学第一文学部卒業の英語担当の教師[3]スチュワーデス志望だったが、就職氷河期のせいもあって夢破れたため教師になった。容姿端麗で生徒には人気があり、保護者への対応はそつがなく、信頼も厚いマドンナ教師という“表”の顔を持つ。しかし、その実態は教育に対する理想や理念などゼロで、教師をただのつなぎのお仕事としてしか考えていないOL教師だった。また恋愛に関しても相手を人間性ではなく、社会的ステータス・家柄・収入・将来性などで決める計算高さを持ち、キープばかりをしていたが勅使河原に襲われそうになったところを鬼塚に助けられるものの、本性を知り激怒した鬼塚に公園噴水に投げ込まれて愛は品定めではないという言葉で一喝された事からキープをやめる。終盤、教師の仕事をしつつ、スチュワーデスの臨時採用試験を受けて見事合格し、夢であったスチュワーデスの職に就き、教師兼臨時スチュワーデスとなった。当初は鬼塚の行動や言動を無茶苦茶な行為と思っていたが、生徒の気持ちを本当に考える熱意によって、次第に鬼塚の一番の理解者となった。アフター5はパチンコ屋に入り浸りなほどのパチンコ好き。好きな男性芸能人は竹野内豊。そのため自宅には竹野内豊のポスターが貼られている。最終回で「GTF」Great Teacher Fuyutsukiの略)という通称を与えられた。
最終回では、鬼塚が聖アカデミー学園に臨時教員として出向いた関係から2年4組の担任となる。
SPで鬼塚と交際し別れを切り出そうとする。しかし終盤、鬼塚のとんでもない行動を止めようとに飛び込むも後に海に飛び込んだ鬼塚に救われたことと、鬼塚の反省に触れた父が認めたことにより鬼塚と結婚を果たした。鬼塚との結婚後は竹野内豊ファンを辞めたため、竹野内のポスターがなくなっている。
原作漫画では性交経験がないが、この作品では学生時代に性交経験がある。
原作・漫画及び2012年ドラマ版での設定では新潟県出身となっており、スチュワーデスの研修には入ってない。

職員[編集]

当初は鬼塚のことを忌み嫌っており、2年4組の生徒たちが鬼塚によって更生していくと次々と裏切られていく。終盤、(藤富を除き)内山田の味方となってイジメをして鬼塚を解雇することに成功するが、最終話で藤富と鬼塚の一番の理解者となった冬月の熱弁により改心・更生する。

内山田 ひろし〈55〉
演 - 中尾彬
教頭文部省やPTAなどの組織に弱く、これに関係する人の前ではやたらとペコペコする、あるいは善人となる。鬼塚を面接した直後に元生徒に暴言を吐いたため、鬼塚に回し蹴りを食らわされる。鬼塚の非常識な行動などが気に入らず鬼塚を解雇したくてたまらない。職場では教頭の位にあるが、家庭では妻・良子や娘・好子には煙たがれており、亭主としての威厳はなく肩身の狭い存在となっている。好子が鬼塚に惚れていることを知り、嫉妬している。
夢は自らが望む理想の教育論で、昔は温厚で理想主義的者であったが、いつの間にか自己保身が強く、短気で頑固な人間になってしまい、そのせいで校長になって理想の教育論を望む夢へと変わってしまった。愛車はメルセデス・ベンツ 190E。そのベンツは鬼塚によって1回だけ破壊されている。最終話で聖林学苑が神南学園によって吸収合併の危機に陥った際、騙されていたことに気づき、教師を辞めて転職することを考えていたが、あんなに自分を煙たがっていた良子と好子が突然教師として認めたことにより改心・更生し、教師を続けていくこと決意する。また、聖林学苑の吸収合併の事件を機に、鬼塚を見直したと同時に校長に昇任した。
原作とアニメでの愛車はトヨタ・クレスタX100系で、5台破壊された。
■桜井 あきら〈49〉
演 - 白川由美
校長兼理事長。内山田が頭の上がらない唯一の存在。元々は理事長専任だったが、前任の校長が辞めたことに伴い、校長も兼任している。
校長の席が空いていながら内山田を校長に、そして中丸を教頭に昇格させないのは、この二人が「教育者の教育者」になることに疑問符を感じていることによる。
数々の問題を抱える武蔵野聖林学苑の未来を変える可能性を鬼塚に感じ、非常勤として鬼塚に全てを託して採用する(昼間の方の面接では「理事長」としては直に接していないが、鬼塚が学苑に試験を受けに来たときからずっとチェックしていた)。
温厚で理想主義的者で、鬼塚や冬月のよき理解者だが、善意の目的のためなら時折残酷に変貌して適切だが退学などの処分・結論を下すことすらある。趣味の一環として昼は学苑内で売店を開き商売をしている、と同時に学苑内の生徒や教師の素行を監視している(但し、同一人物にならないよう、自分とは別人ということにしている)。最終話で聖林学苑が神南学園によって吸収合併の危機に陥った際、解雇されたが後に復帰する。双子の妹・さくらは聖アカデミー学園の理事長を務めている。孫がいる。
原作および2012年版テレビドラマでの名前は桜井良子
×中丸 浩司〈37〉
演 - 近藤芳正
学年主任。想定は東京理科大学卒の理科。内山田の腰巾着でもある。自分では何も意見を言えずに人の意見に便乗ばかりしていた。鬼塚に反感をもっていたが聖林学苑が吸収合併の危機に陥った時の鬼塚の行動と冬月や藤富の熱弁により鬼塚に協力して学苑を護った。また、その最中に藤富と奇妙な信頼関係で繋がったことが示唆されている。後日、次期教頭として候補に挙がっていたが辞退し、未練こそあったものの教頭の座を藤富に譲った。
SPでは冬月の紹介でみゆきと結婚することになった。
×小谷 宏子〈36〉
演 - 円城寺あや
担当教科は国語科。ヒステリックな言動で教え子や同僚の教師にも嫌われている。女子生徒を標的にした受験科目に関係のない茶道華道裁縫など、家庭科のような授業を教えて自分がいつまでたっても結婚できない憂さとストレスを発散しており、女にとって一番幸せなのは「好きな人と結婚して、夫に尽くすことだ」と言っているが、実際は結婚はしていない。結婚相談所のパンフレットや生徒の没収品が職員室の自分の机の引き出しの中に入っている。若くてキレイで周りからチヤホヤされている冬月には何かと嫉妬心を抱いていたが学苑が吸収合併の危機に陥った際には中丸と同様、改心して鬼塚に協力した。その際冬月を助けており、冬月が鬼塚に必要であることを、冬月に伝えている。
×藤富 誠〈50〉
演 - 沼田爆
担当教科は国語科(主に古典)。教師の中では、内山田と中丸のいじめの標的。教員室の机は、鬼塚と対面する。「すいません」が口癖で、生徒にも教師にも気を遣いすぎて、ストレスにより鬱病に慢性疲労狭心症高血圧を患い休職していた。冬月には嫌われていないが、心配されていた。いじめが原因で教師という仕事を辞めるまでに追い詰められていたが、鬼塚の教師としての振る舞いを見て「生涯一教師」としての再スタートを決意する。教職員の中では一足先に鬼塚を信頼し、心の支えとしている。そのせいか立ち位置は常に鬼塚側であり、彼の突飛な行動にも自らの意思で協力することすらあった。聖林学苑吸収合併の危機が去った後、内山田の校長昇格にともない、中丸の自棄混じりの推薦もあって後任の教頭に就任することとなる。3話から登場。
■袴田 はじめ〈37〉
演 - 小林正寛
日暮里体育大学卒の保健体育担当。運動神経は抜群で時には熱血的になることもある。性格が軽いという欠点もあって生徒からはあまり信頼されていない。村井が悩んでいた時に強引に悩みを聞こうとして断られたことに腹を立てて、つい興奮して村井に暴力を振るってしまい体罰で問題になりかけたことがある(目撃した冬月に止められて大事にはいたらなかった)。冬月に想いを寄せており、冬月を巡っては勅使川原と衝突する。坂本金八に憧れている。なお、金八には久我・沼田・田島・田山が出演している。鬼塚には反感を持っていたが、聖林学苑吸収合併の危機に陥った際に中丸同様鬼塚に協力した。複数の警官に拘束された際に自分の身を案じてくれる生徒たちの声を聴き、取り押さえられながらも感激と歓喜の咆哮を上げている。
原作および2012年版テレビドラマでの名前は袋田はじめ
勅使川原 優〈28〉
演 - 井田州彦
東京大学卒の数学科担当。性格は几帳面。夜はの講師の副業をしている。頭の中には常に学苑の有名大学進学率しかなく、内山田からは優秀な教師と思われているものの生徒からは鬱陶しく扱われている。鬼塚を解雇する方法を考えた第一人者である。父と兄は行政官(文部官僚)で文部官僚志望であったが、国家公務員試験に落ちたため教師になった。勅使川原も冬月に片想いしており、袴田と冬月を巡って衝突をする。一時、冬月のストーカーとなったことがあり、自宅で睡眠薬入りのワインを飲ませて襲おうとしたが鬼塚に止められそのショックから翌日の特進クラスの授業中に突然キレて授業を放棄してしまう。父を尊敬している。ほかの教師と同様に鬼塚には反感を持っていたが、聖林学苑吸収合併の危機に陥った際には中丸同様鬼塚に協力した。その際に仕えるはずだった神村を殴り、蔑みの言葉と嘲笑と共に神村を見下しながら警官に取り押さえられた。鬼塚には「テッシー」と呼ばれている。

生徒[編集]

表面的には男子も女子も真面目な生徒の揃ったクラスに見えるが、実際は男子と女子が結託して担任教師を脱落させるためのイジメをしている。鬼塚が聖林学苑に教師として採用され、彼らの担任となったことによって、非常識な鬼塚の活躍により更生していき、鬼塚を信頼するようになる。SPでは3年4組に進級している。但し、信頼している教師は鬼塚だけ(後に冬月も)で他の教師への反感は変わらない。

▲水樹 ナナコ
演 - 希良梨
両親が金持ちで裕福であるが、家では互いに別々の生活をしており、家庭内別居状態であった。鬼塚によって家庭内別居問題を解決してもらって以降、鬼塚と友達となり、いつも一緒にいる。鬼塚を「鬼っち」と呼ぶ。下着姿になって鬼塚を誘惑したこともある。かなりの音痴である。
原作では鬼塚が教習に行った高校の生徒であるため、相沢たちとの面識はない。2012年版ドラマでの名前は水樹ななこで鬼塚が赴任する前に自殺した相沢の親友として登場。
村井 国雄
演 - 池内博之
教師イジメの参謀。成績優秀でスポーツ万能。水泳や陸上競技は袴田より優れている。母子家庭で極度のマザコン。クールな性格である。母はトラックの運転手。
父は暴走族「暴走天使」の3代目の総長であったが、国雄が生まれてすぐバイクの度胸試しで亡くなっている(鬼塚と冴島も「憧れの人」と言い、彼の遺品を見てはしゃいでいた)。当初は父の事を憎んでおり、悪口を言っていたが、鬼塚によって父の悪口を言うことと教師イジメを辞めて更生して改心する。
相沢に好意を寄せているような節があり、SPでは相沢と付き合っている。
原作及び、2012年版ドラマでの名前は村井國男
×渡辺 マサル
演 - 山崎裕太
鬼塚に依田とともにカツアゲをしたり、水樹と依田とともに鬼塚をハメるが失敗。以後、鬼塚を友達としている。
本作オリジナルキャラクター。
×依田 ケンジ
演 - 徳山秀典
鬼塚に渡辺と共にカツアゲをしたり、水樹と渡辺と共に鬼塚をハメるが失敗。こちらも以後鬼塚と共に友達としている。
渡辺同様、本作オリジナルキャラクター。
菊池 善人
演 - 窪塚洋介
2年4組きっての天才。教師イジメの黒幕(リーダー)。天才児であると同時に問題児でもあるため、教師にとっては非常に扱い難い存在である(問題を起こすため退学にさせたいが、天才児ゆえに退学させると難関大学合格実績に影響が出るため)。水樹とは同じ中学校であった。パソコンで鬼塚の如何わしい破廉恥なSM合成写真を作り鬼塚を罠にハメて陥れようとして問題を起こす[4]。ただ、今までの教師ならこれでノイローゼになっていたが鬼塚には全く通用せず、逆にエロ本を元にした合成写真の作成を頼まれた。ゲームの実力は鬼塚より上で、さらに英会話の実力も英語科の冬月よりも上である。また天才であるがゆえに言動が年相応でない。
都内で一番偏差値の高い高校である神南学園に合格できる実力がありながら、試験当日に体調を崩してしまい不合格になる。このこともあり、「高校なんか東大入るためのリハーサル」と言って周りの教師や生徒を見下していたが、鬼塚の熱弁により考えを改める。以後、教師イジメをやめ鬼塚の理解者となる。上記のようにパソコンの技術に優れており、鬼塚が相沢たちに吉川をいじめたことへの報復が問題になったときは吉川が捨て身で録音した相沢たちのいじめの証拠の録音テープを合成して校内に流して鬼塚と吉川を救った。また勅使河原による冬月のストーカー事件の解決後、特進クラスの授業中、板書された数式の誤りを指摘し、勅使河原がキレるきっかけを作った。前述の事件の際、鬼塚に冬月の合成写真作成を依頼される。
SPで野村と遠距離恋愛していることが判明。
原作及び、2012年版での名前は菊善人。
相沢 みやび
演 - 中村愛美
2年4組きっての問題児。教師イジメの中心であり、母は教育評論家でPTAの会長。根は誰に対してでも優しい女の子であったが、昔付き合っていた猛の事件で大人を信用しなくなり、大人から見て性悪の女に豹変する。菊池や村井といった教師イジメの主要人物が相次いでイジメを止める中、彼女は一人になっても考えを改めなかった。都内で一番偏差値の高い神南学園の成績トップである藤堂真一によって騙されたときに鬼塚に助けられた事からようやく鬼塚を担任と認め、教師イジメを辞め再び大人を信用するようになる。
朋子とは小さい頃からの親友だが、言動が遅いことや鬼塚に感化されたこともあり徐々に見下すようになる。しかしながら、完全に相手にしないということはなく、朋子が沖縄に行くときには彼女の両親を説得し、朋子の背中を押した。また、朋子が心の支えであることは変わりない。
村井に好意を寄せられているような節があり、SPで村井と付き合っている。
原作及び、2012年版ドラマでの名前は相沢
野村 朋子
演 - 黒田美樹
愛称はトロ子(勉強・スポーツ等と何をやらせてもダメでトロイことによる)。鬼塚によってアイドルオーディションを渋々受けさせられるが、後に冬月の後押しもあり実際にアイドルになることが本人の夢となる。その後、芸能プロダクションの社長によってスカウトされ、沖縄にある養成スクールに入るため聖林学苑を中退する。そして、才能が開花し押しも押されもせぬアイドルとなる。学園祭には沖縄から駆けつけている。みやびとは小学校の頃からの親友。
SPで菊池と遠距離恋愛をしていることが判明。
吉川 のぼる
演 - 小栗旬
みやび、月島、大島の3人から日常的にイジメを受けており、耐えかねて学校屋上から飛び降りようとしたことがある。聖林学苑の朝会で根性を見せて[5]イジメから解放される。それ以来鬼塚とは友達。怖い話を思いつくのが得意。
SPで年上の女子大生と付き合っていることが判明。
原作及び、2012版ドラマでの名前は吉川
大島 知佳子
演 - 白川みなみ
父は学習教材を販売する営業マン。相沢や月島とともに援助交際詐欺をするが、その相手が鬼塚だった。一時は退学させられそうになるが、鬼塚に助けられ、月島とともに学校に行けるようになる。これ以降、体を張って自分を守ってくれた鬼塚を見直し、担任いじめを辞めて支持するようになる。
原作及び、2012年版ドラマでの名前は白井知佳子。
月島 えりか
演 - 林知花
相沢、大島と共に援助交際詐欺をする。一時は退学させられそうになるが鬼塚に助けられ、大島と共に学校に行けるようになる。これ以降、大島と同様に体を張って自分を守ってくれた鬼塚を見直し、担任いじめを辞めて支持するようになる。
原作及び、2012年版ドラマでの名前は月島エリカで、原作で鬼塚は彼女との出会いを機に教師になることを決意。

内山田家[編集]

内山田 好子
演 - 馬渕英俚可[6]
内山田ひろしの娘。大学生。
内山田を「パパ」と呼んではいるが、「パパの入った後の風呂は汚い」などと、いつも父につらく当たっている。父に対しても強気な態度で接していたが、ある時それに怒った父親からビンタされたが、好子は泣くどころか怒って一時家出して鬼塚のアパートで暮らしたことがある。
彼女が鬼塚に惚れる設定はドラマオリジナルだったが、後に原作にも導入された。聖林学苑吸収合併の危機の際にはようやく父を教師として認め学苑を守ろうとする父を応援した。
内山田 良子
演 - 立石凉子
内山田ひろしの妻。
通販オタクな上、毎日健康器具で運動しているが、効果は見られない。
夫を尻に敷いて顎でコキ使っており、時には「うるさいなー」と邪見に扱う。前述の好子が出ていった後に母も後から家を出て2人して鬼塚のアパートでしばらくの間過ごしたことがある。
好子には結婚相手として「教師(鬼塚は例外)とだけはダメ」とクギを刺していたが聖林学苑吸収合併の危機の際には好子と同様夫を応援した。

鬼塚と冬月の友人[編集]

■冴島 龍二〈25〉
演 - 藤木直人[7]
鬼塚の親友。警察官。階級は巡査。鬼塚と同じ元暴走族。鬼塚とは普段は口ゲンカ仲間だが、時には鬼塚をサポートする一面もある。
名前は原作での鬼塚の友人・冴島俊行と弾間龍二[8]からとっている。
×夏目 みゆき〈23〉
演 - 木村多江(第2・5・9・12話)
冬月の友人。客室乗務員。準レギュラーとして度々登場。SPでは冬月に紹介された中丸と婚約する。冴島が鬼塚にとってのよき理解者であると同様、冬月のよき理解者でもある。

神南学園関係者[編集]

原作漫画版および2012年版テレビドラマの大門美鈴一派に相当するオリジナルキャラクター。

×藤堂 真一
演 - 原田篤(第9-12話)
都内で一番偏差値の高い高校・神南学園の生徒で一年次から常に首席を維持している成績優秀者。猛と瓜二つである。何不自由ない裕福な家庭に育つ。しかし、同期とつるんで女性を強姦する「シンデレラゲーム」をする、疾しい部分は父の社会的権力に依頼し、もみ消して貰う等で性格はかなり悪い。発言や行動ともに「上から目線」である。前記の「シンデレラゲーム」の標的を相沢みやびとしたため、鬼塚を怒らせ同期連中ともに半殺しにされるが、鬼塚を後ろからナイフで刺す。その事件から、鬼塚を逆恨みしマスコミに告発。しかし、生徒たちから信頼されている鬼塚の姿を見て少しながら考えを改め、後に父の陰謀を東京地検に密告。前述のことから終盤に大きくストーリーを動かした人物。なお第9話は姿を現していないため正式な登場は10話からである。
×藤堂 真人
演 - 篠井英介(第11-12話)
藤堂真一の父。文部省の高級官僚(事務補佐官)で、事務次官候補。勅使河原優の父の上司でもある。武蔵野聖林学苑の生徒はおろか教師(勅使河原は除く)・理事長をクズ呼ばわりしている。高権威者ゆえに発言や行動共に、息子同様の「上から目線」である。息子・真一の性悪さは、彼の影響による。と同時に、成績優秀の真一を非常に可愛く思うあまり、親として真一の「本来の姿」が見えなくなっている。真一が起こした事件を機に、より高い地位と名誉を獲得するために神村とつるんで陰謀を企む。しかし、その陰謀は真一に密告され未遂に終わる。
×神村 総太郎
演 - 北見敏之(第11-12話)
神南学園理事長。藤堂真人とは仲が良く、このことも加わり藤堂真一を「神南学園の誇り」としている。真一が起こした事件を機に、より高い地位と名誉を獲得するために真人とつるんで陰謀を企む。

その他[編集]

■村井 つばさ
演 - 村上里佳子(第6話)
村井の母。トラック運転手。夫の死後は、トラックの運転手をしながら国雄を女手一つで育てる。未亡人シングルマザー。とても高校生の息子がいるとは思えない、いわゆる「グラマー」な体型の持ち主で、鬼塚がつばさと居酒屋で楽しく話しているのを見た冬月が「鬼塚がキレイな女性をナンパしてる」と勘違いしたほど。明るい性格でサバサバしているが、国雄が間違ったことをするとちゃんと叱るなどちゃんとする時はちゃんとする。亡くなった夫が鬼塚の憧れの人だったこともあり、話が弾み鬼塚とは気が合う。
×相沢 麗子
演 - 田島令子(第7-8・11-12話)
相沢の母。インテリで嫌味な性格で何かと学校に文句をつけたがる、モンスターペアレント。武蔵野聖林学苑のPTA会長であり教育評論家、ワイドショーコメンテーターでもある。内山田教頭をはじめとした武蔵野聖林学苑の教師を何か不祥事が有れば処分できるような存在で鬼塚を何度も解雇しようとしたが聖林学苑吸収合併の危機を鬼塚が救ったことで彼を見直し、娘のみやびとも和解した。

ゲスト[編集]

第1話
第2話
第4話
第7話
第8話
第10話
第11話
最終話

スタッフ[編集]

  • 10話で模擬試験の為に学校のトイレの中で英単語を勉強していた鬼塚が「POISON…毒…なんか聞いたことあるな…」と言っていたシーンがある。
  • ドラマスペシャルでは山口梨香・松谷結花・斉藤もえの三人がカラオケでこの曲を歌っているシーンがある。それに対して鬼塚は「人の歌勝手に歌うなっつーの」と言っている。

エピソードリスト[編集]

話数 サブタイトル 初回放送日 ターゲット人物 脚本 演出 視聴率
GREAT 1 いち教師です
1998年7月7日 水樹ナナコ 遊川和彦 赤羽博 26.6%
元暴走族の鬼塚英吉は東京・吉祥寺の有名進学校・武蔵野聖林学苑の教師として採用され、2年4組の担任を命じられる。しかしそこは生徒による陰湿な担任いじめにより何人も担任が変わっているという問題学級だった。赴任した当日、鬼塚が帰宅すると水樹が涙を浮かべてアパートの階段に座っていたが、実は水樹は昨日鬼塚にカツアゲした2人組の渡辺と依田の仲間で共に鬼塚を罠にハメようとしていたのだったが、暴走族集団に返り討ちにあい失敗。「悩みがある」というのが口実だったが、実際、水樹は誰にも言えない秘密を抱えていた。
GREAT 2 変態教師とマドンナ教師
1998年7月14日 菊池善人 遊川和彦 赤羽博 25.5%
学園内に鬼塚の破廉恥な合成写真が貼り出される。犯人は学年一の秀才・菊地善人だった。IQが高く様々な能力に秀でていることを鼻にかけ教師を見下す菊地に対し、鬼塚はある行動に出る。
GREAT 3 問題教師です
1998年7月21日 相沢みやび
吉川のぼる
遊川和彦 中島悟 27.5%
吉川は、クラスのボスである相沢たちから陰湿ないじめを受けていた。過激なやり方で相沢たちを懲らしめた鬼塚だったが、相沢たちはそれを逆手にとり学校にある要求をつきつける。ある要求とは、体育館で全校生徒の前で土下座による謝罪をすることである。みやびたちは、土下座をすれば許す、しかし拒否すれば即刻解雇という条件を内山田や中丸に突きつけた。吉川にとって鬼塚は学校内で唯一の後ろ盾であったことから、吉川も鬼塚に土下座することを懇願する。「土下座をして相沢たちからの許しを乞い、吉川のぼるを守るか」、「土下座を拒否して学苑を去り、吉川を見殺しにするか」、鬼塚は究極の選択を迫られた。
GREAT 4 アイドルで金もうけ
1998年7月28日 野村朋子 遊川和彦 中島悟 24.5%
相沢の扇動により、菊地・吉川・渡辺・依田・水樹を除く2-4の生徒たちは鬼塚の授業をボイコットし始めた。さらにみやびは幼なじみの野村朋子を使い、鬼塚を一層追いつめようとする。一方鬼塚は朋子をオーディションに出場させようとするが、国語教師・小谷宏子は猛反対する。
GREAT 5 ストーカー教師です
1998年8月4日 勅使川原優
冬月あずさ
遊川和彦
菅良幸
赤羽博 25.4%
夏休みに入り、学園では特進コースの夏期講習が始まった。冬月に思いを寄せる勅使河原は、夏期講習を機会として彼女をものにするために様々な策略を画し始める。
GREAT 6 生徒の母親に手を出す危ない教師
1998年8月11日 村井国雄 遊川和彦 中島悟 26.3%
熱血を自認する袴田が鬼塚に協力を申し出た。担任いじめにおいて相沢の相棒である村井家を訪問した鬼塚は、村井の母・つばさから村井の複雑な生い立ちを知る。
GREAT 7 援助交際する教師
1998年8月18日 大島知佳子
月島えりか
遊川和彦 赤羽博 26.3%
夜の街をさまよう相沢・月島・大島の3人組は、遊ぶ金を手に入れるためにある行動に出る。一方鬼塚と冴島は出会いを求めてテレクラボックスに出かけ、学年主任・中丸は大島の父・卓三と部下・山田の学習教材販売会社の接待に招待されていた。
GREAT 8 二学期の始業式にクビになる教師
1998年8月25日 大島知佳子
月島えりか
遊川和彦 中島悟 29.9%
みやびの母のPTA会長・相沢麗子が学校に乗り込んできて援助交際詐欺のかどで大島と月島を退学処分に、鬼塚を解雇にするよう迫る。緊急会議を開くものの、鬼塚は相沢麗子の話に真剣に耳を傾けず、火に油を注ぐごとく彼女を怒り心頭とさせてしまう。鬼塚の失敬な振る舞いで怒り心頭となった相沢麗子は、内山田に大島と月島退学処分と、鬼塚の解雇の決定を突きつける。大島と月島は自宅謹慎を強いられるが、鬼塚は聖林学苑の教師採用面接で内山田に上から目線の発言をされたこともあり、大島と月島の処遇に納得がいかず内山田に突っかかる。当然のことながら受け入れてもらえず、大島と月島は自暴自棄になり、退学を願い入れする。しかし、鬼塚はこの二人を放っておくことはせず、大島と月島を「課外授業」に誘う。一方で、相沢が変貌し担任いじめをするようになった原因が明らかになる。
GREAT 9 生徒を無理やり退学させる教師
1998年9月1日 野村朋子 遊川和彦 赤羽博 29.6%
野村が沖縄のタレント養成所に入るために高校を辞めたいと言いだした。高校生と、芸能界の両立ははっきり言って事実上不可能であった。「高校生を続け、友達と楽しい高校生活を満喫する。一方で何の変化もない毎日を過ごすだけ。」を選ぶか、「高校を中退して養成所に行き、夢を叶える。一方で友達もいない、何事も全て一人でしなければならなくなる。」を選ぶか、野村は究極の二択を迫られていた。考え直すよう説得する冬月だったが、かつて自分が就職試験に失敗した航空会社がスチュワーデスの中途採用を実施することを友人・夏目みゆきから聞かされ、動揺する。周囲が反対する中、鬼塚だけは「日本一のアイドルを目指せ。」と野村の背中を押す。周囲の反対できっぱりと決断できずに苦しむ朋子を見て、鬼塚はついにクラス担任として一つの行動に出る。
GREAT 10 冬月の部屋に泊まり興奮する教師
1998年9月8日 相沢みやび
藤堂真一
遊川和彦
菅良幸
中島悟 30.3%
教頭たちは、鬼塚解雇のための新たな作戦を打ち出した。一週間後の模試で5科目8割以上を得点できなければクビという厳しいもの。鬼塚は自分の部屋にはナンパで知り合った教頭の娘・内山田好子と妻・良子の内山田母子が居座っているため仕方なく冬月の部屋に泊まり込んで猛勉強するはめになる。一方、PTA会長の母の一件以来、クラスで孤立して授業ボイコットと登校拒否を続ける相沢は死んだ恋人・猛にそっくりの少年・藤堂真一に出会い、交際を深めていた。鬼塚が模擬試験を受ける前夜に相沢がトラブルに巻き込まれ、鬼塚も関与したことで事件に発展する。
GREAT 11 美人看護婦にしかられる暴力教師
1998年9月15日 - 遊川和彦 中島悟 32.4%
藤堂の企みにより鬼塚は高校生らを暴行した暴力教師に仕立て上げられ、聖林学苑は世間から糾弾される。さらに文部省の高級官僚である父親・藤堂真人も動きだし、学園内でクーデターが起こり鬼塚と理事長の追放が断行される。しかし、聖林学苑教師らによる鬼塚と理事長の追放は2年4組の生徒から大きな反感を買うこととなる。冬月はこの一連の事件で聖林学苑の教師という仕事に失望し、自ら退職を願い出る。理事長と鬼塚、そして冬月が聖林学苑を去り、教頭たちにとって平穏な学苑に戻りつつあるように見えたが、再び問題が勃発する。
FINAL GREAT グレートなティーチャーです
1998年9月22日 藤堂真人
神村総太郎
遊川和彦 赤羽博 35.7%
教頭たちが生徒のボイコットで混乱する中、藤堂真人と神南学園理事長・神村が聖林学苑に再び乗りこんできた。そして、藤堂真人は聖林学苑を神南学園の傘下とすることを通告する。傘下になると同時に聖林の生徒は神南学園に編入することになるが、職員は全員解雇されることとなった(勅使河原は除く)。さらに聖林の敷地は、グランドとすることとなり校舎は取り壊されることとなった。聖林の教師たちは失職する形となり、再就職先・退職金等で窮地に立たされることとなった。一方で鬼塚と冬月は既に第二の人生に向けて一歩づつ踏み出していた。そんな中、藤堂真人と神村の主導により、聖林学苑の吸収合併計画は着々と進んでいた。鬼塚は2-4生徒たちとともに一つの行動に出て、教師の初心を取り戻した聖林の教師たちも動き出した。なお、制作局の関西テレビのエリア内で、台風7号による停電のため、この最終話を視聴することができなかった世帯が多くあった。

GTOドラマスペシャル(1999年6月)[編集]

1999年6月29日の2時間SPは、7月から放送開始予定のアニメ版の前宣伝も兼ねて、テレビドラマシリーズ後の続編として鬼塚が代理教員として女子高に赴任するという設定で放送された。また、ドラマでは設定としていなかった神崎麗美の演出がある。視聴率は27.4%

前の週に放送されていた『古畑任三郎(第3シリーズ)』最終回中盤では、古畑任三郎(田村正和)が「来週はGTOスペシャルをお送りする予定です」と番宣をしていた。

聖アカデミー学園生徒
聖アカデミー学園教職員
その他
話数 エピソードタイトル 初回放送日 脚本 演出 視聴率
1 鬼塚英吉、再び参上!!今夜限りの新たなストーリーが始まる
1999年6月29日 遊川和彦 中島悟 27.4%
武蔵野聖林学苑で様々な問題に真っ向からぶつかり解決してきた鬼塚だったが、ある日桜井の依頼で、私立女子高校・聖アカデミー学園(セントアカデミー学園)に代理教員として赴任することになった。実は聖アカデミー学園では、教育熱心で生徒に人気のある教師の武田がハーバードに留学することになったが、後任の担任の先生が決まらずにいた。聖アカデミー学園の理事長で桜井の双子の妹・桜井さくらが無理矢理姉のあきらに頼みをいれ、武蔵野聖林学苑で一番優秀な先生を依頼した結果、鬼塚を代理教員としてスカウトしてきたのだった。さくらは、武蔵野聖林学苑で様々な問題に真っ向からぶつかり解決してきた鬼塚に無理な一縷の望みと願いを託したのであった。そんな中、鬼塚はあずさとの交際を機に童貞卒業を果たしていた。そんなある日、あずさの父・冬月謙造が北海道からやってくる。

映画[編集]

GTO
グレート・ティーチャー・オニヅカ
Horobinai station.JPG
撮影セットの「幌比内駅」駅名標陸別駅で保管されている
監督 鈴木雅之
脚本 田辺満
長谷川隆
原作 藤沢とおる
出演者 反町隆史
藤原紀香
田中麗奈
笠原秀幸
妻夫木聡
音楽 服部隆之
主題歌 POISON 〜言いたい事も言えないこんな世の中は〜
撮影 浜田毅
編集 田口拓也
製作会社 講談社
フジテレビ
関西テレビ
研音
配給 東映
公開 日本の旗 1999年12月18日
上映時間 108分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 13.2億円[9]
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GTO』のタイトルで、1999年12月18日東映系で封切された。タイトルではメディアの区別がつかないため「映画版」などと言われている。

監督は鈴木雅之。同年春に放送されたドラマスペシャルの続編で、ドラマシリーズ完結編の意味合いもある。

1999年初夏に北海道幌比内町(ほろびない、架空)の北文館学園高校へ臨時教員として赴任した鬼塚の活躍を描いた小説版『GTO LIVE in 北海道』が原作だが、展開は大きく異なる。町長兼理事長である桂木の下で保身に徹する教職員、町の衰退で閉塞感に包まれた生徒たちに鬼塚が正面からぶつかり、心を開かせる様を描く。キャストは主演の反町隆史を除いて出演者は全て一新されている。

キャスティングは、準主役に鬼塚の行動を追跡する新聞記者役にナオミで型破りな高校教師を演じた藤原紀香と、当時TVCMでブレイクしていた田中麗奈ショムニで俳優活動が広く知られるようになった戸田恵子、北海道を舞台とした同年の朝ドラすずらんに出演していた笠原秀幸夏八木勲、端役ではあるがブレイク前の妻夫木聡という布陣であった。

制作はフジテレビ(ドラマ制作・映画事業部)主体で、『ズッコケ3人組 怪盗X物語』以来1年ぶりの東映配給作品であったが、2000年以降、フジテレビ制作による東映配給作品は激減している。本作ではドラマ制作局の関西テレビや制作プロダクションのアベクカンパニーはスタッフにおいてもほぼノータッチだった。なお、鬼塚がコンドーム入りの財布を夜の歓楽街(すすきの)で落としたり、同級生のいじめで市川楽が制服のズボンを下ろされてパンツ(白ブリーフ)姿を露わにするなど部分的にテレビドラマ版へのオマージュを伺えるシーンがある。また、公開日時点では既にテレビアニメ版の放映が開始されていた。

芦別市立頼城小学校(2002年閉校)・白樺学園高等学校・芦別カナディアンワールド公園北海道ちほく高原鉄道(2006年廃止)沿線などでロケされた。反町が着用していたサングラスが「Ray-Ban反町モデル」として販売された。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

その他[編集]

  • 関連書籍 - 映画『GTO』Official Book 反町隆史(講談社KCデラックス、1999年) ISBN 4-06-334257-3

脚注[編集]

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  1. ^ a b 産経新聞』1999年12月10日付東京夕刊
  2. ^ 大学入学資格検定大学入試センター試験教員採用試験替え玉受験で取得。主に日本史世界史の担当教諭。
  3. ^ 原作版と2012年版では新潟県出身で、国語科担当教師。
  4. ^ 2012年版では、村井がスマートフォンを使って合成写真を作っている。
  5. ^ 相沢たちのいじめによる傷を全校生徒に見せて、自らが捨て身で録音した相沢たちのいじめの証拠を菊地に校内に流してもらった
  6. ^ 2014年版では野上多恵子役で出演している
  7. ^ この役は加藤浩次を予定していたが、本人が断ったため、最終的に藤木に候補が上がり、オファーした結果、出演が決まった。
  8. ^ 冴島、弾間ともGTOの前身である『湘南純愛組』のキャラクター。
  9. ^ 2000年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
  10. ^ 2012年版では内山田ひろし役で出演している。

外部リンク[編集]

関西テレビ制作・フジテレビ 火曜22時枠連続ドラマ
前番組 番組名 次番組
ドンウォリー!
(1998.4.14 - 1998.6.30)
GTO(1998年)
(1998.7.7 - 1998.9.22)
ソムリエ
(1998.10.13 - 1998.12.22)