「名探偵コナン 14番目の標的」の版間の差分

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; 仁科 稔(にしな みのる) - 2
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: 声 - [[鈴置洋孝]]
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: 料理エッセイスト。37歳。過去に犯罪ルポライターをしており、村上丈の事件を取り上げていた
: 料理エッセイスト。37歳。
: キザな性格で外見も丁寧に繕っているが、実際は味音痴でワインの知識にも疎いらしく沢木からも指摘されていた。また、金槌のため水が苦手で、海面を走るモノレールの上からでも冷や汗をかいていた。奈々に味覚を疑われ口論となり、土産に持参したワインの銘柄を当てるブラインド・テイスティングで勝負をしたが、高級ワインであるシャンベルタンを挙げてしまい、(正解はムーラン・ナ・ヴァンを長期熟成させたボジョレー)、笑われる結果となった。村上に狙われていることを聞かされ、最も小五郎に怒りをぶつけていた。
: キザな性格で外見も丁寧に繕っているが、実際は味音痴でワインの知識にも疎いらしく沢木からも指摘されていた。また、金槌のため水が苦手で、海面を走るモノレールの上からでも冷や汗をかいていた。奈々に味覚を疑われ口論となり、土産に持参したワインの銘柄を当てるブラインド・テイスティングで勝負をしたが、高級ワインであるシャンベルタンを挙げてしまい、(正解はムーラン・ナ・ヴァンを長期熟成させたボジョレー)、笑われる結果となった。村上に狙われていることを聞かされ、最も小五郎に怒りをぶつけていた。
; ピーター・フォード(Peter Ford) - 4
; ピーター・フォード(Peter Ford) - 4
: 声 - アンディ・ホリィフィールド
: 声 - アンディ・ホリィフィールド
: ニュースキャスター。40歳。村上丈とは面識が無い
: ニュースキャスター。40歳。
: 紳士的な外国人で、片言の日本語で喋っている。陽気な性格で冗談好きだが、子供のコナンを引っ張っていこうとするなど正義感は強い。村上に襲われる立場にあっても毅然とした態度を崩さず、宍戸と同様に慌てる素振りは見せていない。女遊びが好きらしく、英理との食事中に、十和子のクラブで若い女性たちに囲まれて遊んでいる姿をコナンたちに目撃されている。予告では、フォードがワインを飲んだ直後に苦しむシーンが挿入されていたが、実際には毒を盛られたふりをしただけの冗談であった。
: 紳士的な外国人で、片言の日本語で喋っている。陽気な性格で冗談好きだが、子供のコナンを引っ張っていこうとするなど正義感は強い。村上に襲われる立場にあっても毅然とした態度を崩さず、宍戸と同様に慌てる素振りは見せていない。女遊びが好きらしく、英理との食事中に、十和子のクラブで若い女性たちに囲まれて遊んでいる姿をコナンたちに目撃されている。予告では、フォードがワインを飲んだ直後に苦しむシーンが挿入されていたが、実際には毒を盛られたふりをしただけの冗談であった。
; 宍戸 永明(ししど えいめい) - 6
; 宍戸 永明(ししど えいめい) - 6
: 声 - [[内海賢二]]
: 声 - [[内海賢二]]
: カメラマン。45歳。村上丈を撮影したことがあり、面識がある
: カメラマン。45歳。
: 豪快な性格で口が悪いため、初対面(航空博物館で会っているが話すのは初めて)のコナンを小僧と呼び嫌がられてしまう。また、挑発めいた言動を繰り返すなど態度も大きいことから、目暮警部に咎められるが、村上に襲われる立場にありながらも動揺した素振りは見せていない。しかし、泳げない仁科に対して「俺が連れていってやる」と発言したり、少年探偵団の写真を撮って喜ばせたりするなど、優しい面も持ち合わせている。高級ワインにも興味があるが、一同が飲もうとしたときは缶ビールの方を選んでいた。
: 豪快な性格で口が悪いため、初対面(航空博物館で会っているが話すのは初めて)のコナンを小僧と呼び嫌がられてしまう。また、挑発めいた言動を繰り返すなど態度も大きいことから、目暮警部に咎められるが、村上に襲われる立場にありながらも動揺した素振りは見せていない。しかし、泳げない仁科に対して「俺が連れていってやる」と発言したり、少年探偵団の写真を撮って喜ばせたりするなど、優しい面も持ち合わせている。高級ワインにも興味があるが、一同が飲もうとしたときは缶ビールの方を選んでいた。
; 小山内 奈々(おさない なな) - 7
; 小山内 奈々(おさない なな) - 7
: 声 - [[岡本麻弥]]
: 声 - [[岡本麻弥]]
: 人気モデル。21歳。村上丈とは面識が無い
: 人気モデル。21歳。
: 旭から一同と同様に招待されるが、フランス製の高級なマニキュアも一緒にプレゼントされている。高飛車な性格で、仁科が紹介した店を批判して口論となり、ブラインド・テイスティングが失敗したら、さらに挑発を繰り返している。また、運転も荒っぽく駐車場に車を停める際に、勢いよく走行してコナンたちを驚かせた。宍戸とは知り合いで、「宍戸先生」と呼んでおり、宍戸からは「奈々ちゃん」と呼ばれている。3ヶ月前に前方不注意でバイクを転倒させており、それが村上から狙われる原因かもしれないと考えていた。
: 旭から一同と同様に招待されるが、フランス製の高級なマニキュアも一緒にプレゼントされている。高飛車な性格で、仁科が紹介した店を批判して口論となり、ブラインド・テイスティングが失敗したら、さらに挑発を繰り返している。また、運転も荒っぽく駐車場に車を停める際に、勢いよく走行してコナンたちを驚かせた。宍戸とは知り合いで、「宍戸先生」と呼んでおり、宍戸からは「奈々ちゃん」と呼ばれている。3ヶ月前に前方不注意でバイクを転倒させており、それが村上から狙われる原因かもしれないと考えていた。
; 沢木 公平(さわき こうへい) - 8
; 沢木 公平(さわき こうへい) - 8
: 声 - [[中尾隆聖]]
: 声 - [[中尾隆聖]]
: 仏料理店「ラ・フルール」のソムリエ。36歳。村上丈とは面識が無い
: 仏料理店「ラ・フルール」のソムリエ。36歳。
: 小五郎や英理とは古くからの友人。温和で紳士的な性格だが、ワインに対する知識と情熱は凄まじく、奈々が持参したワインの銘柄をいとも簡単に当てるなどソムリエの実力は一流。いつか自分の店を開くのを目標にしている。趣味はワインの収集で、自宅のワインクーラーには宝物のシャトー・ペトリュスを始め高級ワインを数多く所持し、山梨の実家にも数百本のワインが貯蔵されている。旭からレストランの経営を打診され会う約束をしていたため、ガードも兼ね、コナンたちを「アクアクリスタル」へ連れて行った。
: 小五郎や英理とは古くからの友人。温和で紳士的な性格だが、ワインに対する知識と情熱は凄まじく、奈々が持参したワインの銘柄をいとも簡単に当てるなどソムリエの実力は一流。いつか自分の店を開くのを目標にしている。趣味はワインの収集で、自宅のワインクーラーには宝物のシャトー・ペトリュスを始め高級ワインを数多く所持し、山梨の実家にも数百本のワインが貯蔵されている。旭からレストランの経営を打診され会う約束をしていたため、ガードも兼ね、コナンたちを「アクアクリスタル」へ連れて行った。
; 旭 勝義(あさひ かつよし) - 9
; 旭 勝義(あさひ かつよし) - 9
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; 辻 弘樹(つじ ひろき) - 10
; 辻 弘樹(つじ ひろき) - 10
: 声 - [[谷口節]]
: 声 - [[谷口節]]
: プロゴルファー。36歳。村上丈とは面識が無い
: プロゴルファー。36歳。
: ヘリコプターの操縦免許を取得しており、自家用機も所有している。小五郎の関係者が襲撃されているため、飛行を中止するよう要請されるが、それを断り、小五郎と目暮警部を乗せて飛行を開始してしまう。だが、米花町上空を飛行中、目の異常を訴え墜落の危機を迎えるが、こっそり搭乗していたコナンの活躍により無事に着陸させることに成功した。その後の検査で、何者かが目薬をビタミン剤から虹彩炎用の散瞳剤にすり替えていたことが判明。このことで、全米オープンをキャンセルすることになってしまった。
: ヘリコプターの操縦免許を取得しており、自家用機も所有している。小五郎の関係者が襲撃されているため、飛行を中止するよう要請されるが、それを断り、小五郎と目暮警部を乗せて飛行を開始してしまう。だが、米花町上空を飛行中、目の異常を訴え墜落の危機を迎えるが、こっそり搭乗していたコナンの活躍により無事に着陸させることに成功した。その後の検査で、何者かが目薬をビタミン剤から虹彩炎用の散瞳剤にすり替えていたことが判明。このことで、全米オープンをキャンセルすることになってしまった。



2013年8月1日 (木) 04:32時点における版

名探偵コナン 14番目の標的
Detective Conan
The Fourteenth Target
監督 こだま兼嗣
脚本 古内一成
原作 青山剛昌
出演者 高山みなみ
山崎和佳奈
神谷明
音楽 大野克夫
主題歌 ZARD
少女の頃に戻ったみたいに
配給 東宝
公開 日本の旗 1998年4月18日
上映時間 99分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 18億5000万円
前作 名探偵コナン 時計じかけの摩天楼
次作 名探偵コナン 世紀末の魔術師
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名探偵コナン 14番目の標的』(めいたんていコナン 14ばんめのターゲット)は1998年4月18日に公開された、劇場版『名探偵コナン』シリーズの第2作目である。興行収入は18億5000万円、配給収入は10億4000万円。上映時間は99分。


概要

  • タイトルに「日本語で書いて英語で読む語」が初めて用いられた作品であり、『ベイカー街の亡霊』以降定着している(『11人目のストライカー』を除く)。
  • TVシリーズのキャラクターからは、毛利蘭の母親・妃英理が初登場。また、英理の秘書である栗山緑が名探偵コナンシリーズに初登場した(後に原作・アニメにも登場)。
  • 本作は、毛利小五郎とその知り合いが名前に入っているトランプの数字になぞらえて数字の13から1まで次々と標的になる事件が展開されていく。数字の順番は、目暮十三(13)→英理(12)→阿笠博(11)→弘樹(10)→勝義(9)→沢木平(8)→小山内奈々(7)→戸永明(6)→毛利小郎(5)→ピーター・フォード(4)→白鳥任郎(3)→科稔(2)→工藤新(1)。犯人は小五郎に恨みを抱いている村上(ジョーカー)とされている。そして、映画のサブタイトルである『14番目の標的』とは誰なのか、という謎が本作のメインになっている。なお、名前に数字の付くメインキャラクターが13から番号順に狙われるというストーリーにするにあたり、目暮警部の名前を、13=十三(じゅうぞう)とした。この設定は原作・アニメシリーズでも公式設定となった。その後、第七作『迷宮の十字路』で、コナンや小五郎が本作について触れている。
  • 主人公・江戸川コナン(工藤新一)とヒロイン・毛利蘭が初めて口付け(人工呼吸)をした作品である。
  • 本作では、小五郎が刑事を辞めるきっかけとなった事件と毛利夫婦が別居した理由が語られている。原作者・青山剛昌と監督・こだま兼嗣の対談から、この2つのエピソードを考案したのは青山本人であることが言及されている。映画シリーズの設定が原作・アニメにも受け継がれるときは、原作者とスタッフで矛盾がないように合わせられている。
  • 目暮警部は刑事時代の小五郎を「数々の難事件を迷宮入りにした」と評していたが、本作で射撃の腕前は本物であることが判明され、小五郎の有能な部分が垣間見える作品にもなっている。小五郎は本作以降も、原作・アニメ、そして映画シリーズ『水平線上の陰謀』などでコナンを凌ぐ活躍を見せていくことになる。
  • 本作から第五作『天国へのカウントダウン』まではエピローグシーンで決まった音楽が使用されている。
  • テレビスペシャルとして、1999年3月21日2002年9月1日の計2回放送されている。
  • 本編のDVDは2001年3月28日Blu-ray Disc2011年6月24日に発売された。

あらすじ

湖のほとりで、母の妃英理を見つける毛利蘭。思わず駆け寄ろうとする蘭だが、英理は大声で蘭を止める。どこからともなく銃声が聞こえたかと思うと、英理が地面に倒れこんでしまう。そんな夢の中から焦るように抜け出した蘭は不安になり、英理に電話をかける。それを笑う英理だが、蘭が「夢で見た母は今より少し若く見えた」ということを伝えると、なぜか英理は表情を曇らせる。

一方、江戸川コナンは少年探偵団と航空博物館に向かうことになり、阿笠博士を待つ間、歩美は占いのゲーム機でコナンとの恋を占うが、表示された結果は「Aの予感」。古い隠語で"A"はキスを意味する。

1週間後、公園をジョギングしていた目暮警部が何者かにボウガンで狙撃される事件が起こった。現場には西洋の短剣らしきものが残されていた。その後、今度は英理がチョコレートを食べた途端に苦しみだし倒れるが、すぐに胃の洗浄をしたため命に別状はなかった。そして今度は事務所の郵便受けに紙製の花が入っていた。阿笠博士の家で、今回の事件について考えるコナンだが、突然、玄関のガラスが割れ、外を見に行った阿笠博士はバイクに乗った何者かにボウガンで狙撃される。コナンは犯人を追うが寸前のところで逃げられてしまい、現場からは剣のようなものが発見された。

コナンは、数々の遺留品からトランプの絵札に関連していること、その犯行がコナンや小五郎に関連した人物を狙っていることを突き止める。一方で目暮警部も、犯人は仮出所したばかりの村上丈であることを突き止めていた。帰りの車中、コナンと蘭は白鳥刑事から、村上丈を取り調べた際にトラブルが起きて、小五郎が英理を拳銃で打ったという事実を語られる。

目暮警部は、「十」のつく辻弘樹に事件のことを知らせ忠告するが、辻はヘリコプターのフライトを止めようとしない。仕方なく小五郎と目暮警部も同乗することを条件にフライトに許可を出し、コナンも潜入に成功する。その後、米花町上空を飛行中に、辻が目の不調を訴えヘリは墜落の危機を迎えるが、コナンの助けを借りて不時着を決行し惨事を免れた。

次に狙われるのは「八」のつく人物ということで、沢木公平を尋ねたコナン一行。沢木はこれから海洋娯楽施設「アクアクリスタル」に行くのだと語り、コナンたちはそこで「九」のつく旭勝義の名前を目にする。そして、コナンたちも「アクアクリスタル」に向かうことになり、そこで同じく招待されていた、小山内奈々、仁科稔、宍戸永明、ピーター・フォードと会することになる。しかし、彼らもまた名前に数字を持っていたのであった。

登場人物

メインキャラクター

※以上の人物については名探偵コナンの登場人物を参照。

オリジナルキャラクター

容疑者

村上 丈(むらかみ じょう) - ジョーカー
声 - 鈴木英一郎
元トランプ賭博のディーラーで、「ジョーカー」の異名を持つ。35歳。左利き。
殺人容疑で警察に逮捕されて、取調中に英理を人質にして逃亡を試みたが小五郎に肩を撃たれて失敗した。その直後に、小五郎は人質に構わず発砲した責任を問われて依頼退職したため、小五郎が刑事時代に逮捕した最後の犯人になった。それからは、真面目に服役しており、最近になって刑務所から仮出所している。出所直後、かつて自分を逮捕した小五郎の探偵事務所を訪ねたが留守のため面会できなかった。小五郎に銃撃されたことから遺恨があるとされ、一連の事件の犯人として疑われる。
仁科 稔(にしな みのる) - 2
声 - 鈴置洋孝
料理エッセイスト。37歳。
キザな性格で外見も丁寧に繕っているが、実際は味音痴でワインの知識にも疎いらしく沢木からも指摘されていた。また、金槌のため水が苦手で、海面を走るモノレールの上からでも冷や汗をかいていた。奈々に味覚を疑われ口論となり、土産に持参したワインの銘柄を当てるブラインド・テイスティングで勝負をしたが、高級ワインであるシャンベルタンを挙げてしまい、(正解はムーラン・ナ・ヴァンを長期熟成させたボジョレー)、笑われる結果となった。村上に狙われていることを聞かされ、最も小五郎に怒りをぶつけていた。
ピーター・フォード(Peter Ford) - 4
声 - アンディ・ホリィフィールド
ニュースキャスター。40歳。
紳士的な外国人で、片言の日本語で喋っている。陽気な性格で冗談好きだが、子供のコナンを引っ張っていこうとするなど正義感は強い。村上に襲われる立場にあっても毅然とした態度を崩さず、宍戸と同様に慌てる素振りは見せていない。女遊びが好きらしく、英理との食事中に、十和子のクラブで若い女性たちに囲まれて遊んでいる姿をコナンたちに目撃されている。予告では、フォードがワインを飲んだ直後に苦しむシーンが挿入されていたが、実際には毒を盛られたふりをしただけの冗談であった。
宍戸 永明(ししど えいめい) - 6
声 - 内海賢二
カメラマン。45歳。
豪快な性格で口が悪いため、初対面(航空博物館で会っているが話すのは初めて)のコナンを小僧と呼び嫌がられてしまう。また、挑発めいた言動を繰り返すなど態度も大きいことから、目暮警部に咎められるが、村上に襲われる立場にありながらも動揺した素振りは見せていない。しかし、泳げない仁科に対して「俺が連れていってやる」と発言したり、少年探偵団の写真を撮って喜ばせたりするなど、優しい面も持ち合わせている。高級ワインにも興味があるが、一同が飲もうとしたときは缶ビールの方を選んでいた。
小山内 奈々(おさない なな) - 7
声 - 岡本麻弥
人気モデル。21歳。
旭から一同と同様に招待されるが、フランス製の高級なマニキュアも一緒にプレゼントされている。高飛車な性格で、仁科が紹介した店を批判して口論となり、ブラインド・テイスティングが失敗したら、さらに挑発を繰り返している。また、運転も荒っぽく駐車場に車を停める際に、勢いよく走行してコナンたちを驚かせた。宍戸とは知り合いで、「宍戸先生」と呼んでおり、宍戸からは「奈々ちゃん」と呼ばれている。3ヶ月前に前方不注意でバイクを転倒させており、それが村上から狙われる原因かもしれないと考えていた。
沢木 公平(さわき こうへい) - 8
声 - 中尾隆聖
仏料理店「ラ・フルール」のソムリエ。36歳。
小五郎や英理とは古くからの友人。温和で紳士的な性格だが、ワインに対する知識と情熱は凄まじく、奈々が持参したワインの銘柄をいとも簡単に当てるなどソムリエの実力は一流。いつか自分の店を開くのを目標にしている。趣味はワインの収集で、自宅のワインクーラーには宝物のシャトー・ペトリュスを始め高級ワインを数多く所持し、山梨の実家にも数百本のワインが貯蔵されている。旭からレストランの経営を打診され会う約束をしていたため、ガードも兼ね、コナンたちを「アクアクリスタル」へ連れて行った。
旭 勝義(あさひ かつよし) - 9
声 - なし
実業家。海洋娯楽施設「アクアクリスタル」のオーナー。62歳。
高級ワインをコレクションしており、ワイン好きの白鳥刑事が舌を巻くほどの希少ワインを取り揃えている。だが、管理方法が杜撰で、沢木に室内の温度の高さを指摘されている。その沢木にレストランの経営を任せたいという話を持ち掛けており、コナンたちは次の標的は旭ではないかと推理、沢木のガードも兼ねて「アクアクリスタル」へ向かうことになった。だが、一同が到着しても現れないため待機していると、沢木にワインセラーから好きなワインを選んで待つようにとの手紙が発見された。
辻 弘樹(つじ ひろき) - 10
声 - 谷口節
プロゴルファー。36歳。
ヘリコプターの操縦免許を取得しており、自家用機も所有している。小五郎の関係者が襲撃されているため、飛行を中止するよう要請されるが、それを断り、小五郎と目暮警部を乗せて飛行を開始してしまう。だが、米花町上空を飛行中、目の異常を訴え墜落の危機を迎えるが、こっそり搭乗していたコナンの活躍により無事に着陸させることに成功した。その後の検査で、何者かが目薬をビタミン剤から虹彩炎用の散瞳剤にすり替えていたことが判明。このことで、全米オープンをキャンセルすることになってしまった。

その他のキャラクター

岡野 十和子(おかの とわこ)
声 - 一城みゆ希
小五郎が常連客であるクラブ「十和子」のママ。32歳。名前に10(岡野和子)が入っているため犯人に狙われると思われていたが、一連の事件とは無関係であった。
レポーター
声 - 永島由子
海洋娯楽施設「アクアクリスタル」のオープンに伴い、旭勝義に取材をした女性レポーター。
辻の彼女
声 - 海原やすよ・ともこ
辻がフランス料理店に連れてきた二人組の女性。
医者
声 - 千葉一伸
毒入りチョコレートを食べて倒れた英理を診察した東都大学病院の医師。

キャッチコピー

  • 「次に狙われるのはだれだ!?」

スタッフ

主題歌

少女の頃に戻ったみたいに
作詞 - 坂井泉水 / 作曲 - 大野愛果 / 編曲 - 池田大介 / 歌 - ZARD

挿入歌

「KIZUNA」
作詞 - 有森聡美 / 作曲・編曲 - 大野克夫 / 歌 - 伊織
キミがいれば
作詞 - 高柳恋 / 作曲・編曲 - 大野克夫 / 歌 - 伊織

関連項目

外部リンク

  • 名探偵コナン 14番目の標的 - 日本映画データベース
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