山口駐屯地
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山口駐屯地 | |
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位置 | |
所在地 | 山口県山口市上宇野令784 |
座標 | 北緯34度11分19秒 東経131度29分07秒 / 北緯34.18861度 東経131.48528度座標: 北緯34度11分19秒 東経131度29分07秒 / 北緯34.18861度 東経131.48528度 |
概要 | |
駐屯地司令 | 第17普通科連隊長 |
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開設年 | 1955年 |
山口駐屯地(やまぐちちゅうとんち、JGSDF Camp Yamaguchi)は、山口県山口市上宇野令784に所在し、第17普通科連隊等が駐屯する陸上自衛隊の駐屯地。
概要
[編集]駐屯地司令は、第17普通科連隊長が兼務。
最寄の演習場は、むつみ演習場。同駐屯地の少し離れた北東部に野外訓練場、南東部近傍に射撃場がある。
駐屯地内には、入館無料の史料館・防長尚武館がある。元々は駐屯地の前身に当たる歩兵第42連隊の武道場として建てられた建物であり、戦時中の写真、手紙、勲章、軍服、銃、寺内正毅・寿一親子の元帥刀などが展示されている。
沿革
[編集]- 1955年(昭和30年)10月21日:山口駐屯地開設[1]により、山口県小月駐屯地から第17普通科連隊本部及び第1大隊、第13新隊員教育隊が移駐。
- 1957年(昭和32年)12月5日:第304地区施設隊が新編。
- 1959年(昭和34年)8月13日:第13新隊員教育隊が第112教育大隊に改編。
- 1962年(昭和37年)1月18日:第112教育大隊が第2教育団隷下に編合。
- 1984年(昭和59年)2月27日:訓練自衛官小銃乱射事件。
- 1990年(平成 2年)3月26日:第304地区施設隊が廃止。
- 1999年(平成11年)3月29日:
- 第17普通科連隊が普通科連隊(軽)に改編(第4中隊、重迫撃砲中隊が廃止)。
- 第112教育大隊が廃止。
- 2004年(平成16年)3月29日:第13後方支援隊第2整備中隊第2普通科直接支援小隊(第17普通科連隊を支援)を新編。
- 2008年(平成20年)3月26日:第17普通科連隊改編(即応近代化)。
- 2015年(平成27年)3月26日:第322会計隊が廃止され、第350会計隊山口派遣隊が設置される。
- 2021年(令和 3年)3月18日:第350会計隊山口派遣隊が第322会計隊に改編。
駐屯部隊
[編集]中部方面総監隷下部隊
[編集]- 第13旅団
- 中部方面会計隊
- 第322会計隊
- 中部方面システム通信群
- 第104基地システム通信大隊
- 第312基地通信中隊
- 山口派遣隊
- 第312基地通信中隊
- 第104基地システム通信大隊
- 山口駐屯地業務隊
防衛大臣直轄部隊
[編集]- 中部方面警務隊
- 第132地区警務隊
- 山口派遣隊
- 第132地区警務隊
最寄の幹線交通
[編集]- 高速道路
- 一般道
- 国道2号
- 国道9号
- 国道262号
- 国道376号
- 国道435号
- 山口県道21号山口防府線(山防線)
- 山口県道194号山口秋穂線
- 山口県道204号宮野大歳線(旧国道9号)
- 鉄道
- 港湾
- 飛行場
重要施設
[編集]- 柳井発電所(出力140.0万kW。LNG)(柳井市)
- 新小野田発電所(出力100.0万kW。石炭)(山陽小野田市)
- 岩国発電所(出力85.0万kW。石油・石炭)(岩国市)
- 下関発電所(出力57.5万kW。石油・石炭)(下関市)
- 下松発電所(出力107.5万kW。石油)(下松市)
- 新山口変電所(超高圧変電所)(美祢市)
- 東山口変電所(超高圧変電所)(周南市)
- 南山口変電所(一次変電所)(山口市)
- 新徳山変電所(一次変電所)(徳山市)
- 阿知須変電所(中間変電所)(山口市)
- 山口物流産業団地(山口市)
- 西部石油山口製油所(原油処理能力は日量12.0万バレル。備蓄施設容量は約384万kl)(小野田市)
- 出光興産徳山製油所(原油処理能力は日量12.0万バレル)(徳山市)
- ENEOS麻里布製油所(原油処理能力は日量12.7万バレル)(玖珂郡和木町)
- 新日鐵住金光鋼管工場(光市)
- 日新製鋼徳山工場(ステンレス一貫生産工場)(徳山市)
- 三菱重工業下関造船所(貨物船・RORO船の他にもケーブル敷設船、調査・研究船も建造している)(下関市)
- 海上自衛隊小月基地/下関基地(下関市)
- 在日米軍岩国航空基地(岩国市)
- 関門橋
- 関門トンネル