施設科
施設科(しせつか、英: Engineer)は、陸上自衛隊の職種の一つ。戦闘部隊を支援するため、各種施設器材をもって障害の構成・処理、陣地の構築、渡河等の作業を行うとともに、施設器材の整備等を行う。諸外国の軍隊や旧日本軍における工兵科にあたる。職種標識の色はえび茶。



概要[編集]
作戦の全局面において施設技術能力を駆使し、主として戦闘支援及び兵站支援を行って諸部隊を支援することを任務とする[1]。地雷原や対戦車壕等の障害の構成や処理、道路や橋梁等の破壊や構築あるいは修復、各種渡河機材を用いた渡河支援、陣地の構築など、第一線部隊に戦闘力を発揮させるための支援の他、交通路、離着陸場、港等の建設・維持、不動産業務の技術援助などの兵站を維持するための支援、測量及び地図の作成・航空写真の複製を行う。通常は施設科部隊自らが第一線に立って戦闘することは少ないが、敵陣前における地雷原の強行処理のような極めて危険な任務を遂行すること[1] もあり、特に必要な場合、予備戦力部隊として近接戦闘にも当たる[1]。
任務の特性上、多くの建設機械を保有しているため災害派遣や国際貢献などでも施設科が活躍する[1]。自衛隊草創期に多く行われた土木工事等の受託でも施設科部隊が多く運用され、初のPKO活動となった自衛隊カンボジア派遣においては施設大隊、自衛隊東ティモール派遣では施設群が派遣された。2010年(平成22年)には1月に発生したハイチ地震 (2010年)に対する国際貢献(国際連合ハイチ安定化ミッション(MINUSTAH))の一環として陸上自衛隊の施設科部隊が主力となり、のべ3年間にわたり復興活動を行った(詳細は自衛隊ハイチPKO派遣を参照)。2011年7月に北部スーダンから分離独立を果たした南スーダン共和国の施設基盤整備を行うため、2012年から2017年まで施設科を主力とした500名程度の部隊が派遣された(詳細は自衛隊南スーダン派遣を参照)。
部隊編制として、最も規模の大きなものは施設団であり5個の各方面隊に1個ずつ編成されている。施設器材隊(架橋中隊、特殊器材中隊)、ダンプ車両中隊、施設隊が施設団直轄に、施設団直轄または隷下の施設群の中に編制として坑道中隊、水際障害中隊がある。また、各師団には施設大隊・各旅団には施設隊が置かれている。そのほか、各普通科連隊、即応機動連隊隷下の本部管理中隊には施設作業小隊が、各戦車連隊、第11普通科連隊隷下の本部管理中隊には施設小隊が、中央即応連隊・第1空挺団・水陸機動団には施設中隊が編成されている。また、後方支援部隊の施設直接支援大隊等の部隊も施設科隊員を主力として編成される。
職種学校は勝田駐屯地にある陸上自衛隊施設学校、教育支援部隊は同校直轄の施設教導隊、陸上自衛隊富士学校の教育支援施設隊である。他、化学科と装備が共通するも人員除染に関しては施設科も一部担当する[2]。
施設科部隊[編集]
- 師団直轄施設大隊
- 第1施設大隊(朝霞駐屯地)第1師団
- 第2施設大隊(旭川駐屯地)第2師団
- 第3施設大隊(大久保駐屯地)第3師団
- 第4施設大隊(大村駐屯地)第4師団
- 第6施設大隊(神町駐屯地)第6師団
- 第7施設大隊(東千歳駐屯地)第7師団
- 第8施設大隊(川内駐屯地)第8師団
- 第9施設大隊(八戸駐屯地)第9師団
- 第10施設大隊(春日井駐屯地)第10師団
- 旅団直轄施設隊
- 第5施設隊(帯広駐屯地)第5旅団
- 第11施設隊(真駒内駐屯地)第11旅団
- 第12施設隊(新町駐屯地)第12旅団
- 第13施設隊(海田市駐屯地)第13旅団
- 第14施設隊(徳島駐屯地)第14旅団
- 第15施設隊(那覇駐屯地)第15旅団
- 防衛大臣直轄機関・部隊
部隊の種類[編集]
施設団[編集]
施設団(しせつだん)は、方面隊直轄部隊で、施設科部隊としては最大の部隊単位である。各方面隊に1個づつ置かれており、方面隊隷下部隊への施設作業支援を任務とし、陸将補が指揮を執る。団本部、本部付隊をはじめ、複数の施設群及びダンプ車両中隊、施設器材隊等の直轄部隊からなる。
施設群[編集]
施設群(しせつぐん)は、施設団の主な構成部隊であり、群本部及び本部管理中隊、3個の施設中隊によって編成されている。1952年(昭和27年)10月15日に勝田駐屯地で独立第1施設群が方面隊直轄部隊として編成されたのを皮切りに順次編成された。1961年(昭和36年)8月に施設団が各方面隊に編成されると、その隷下に編合された。第14施設群まで編成されているが3個施設群が廃止されたため現在、11個群が編成されている。1999年(平成11年)3月から、第11施設群を皮切りに施設中隊の機能別化改編が始まり、2017年(平成29年)3月の第12施設群で改編が完了した。支援する部隊の特性により特殊な施設機材を装備した坑道中隊、水際障害中隊等が編合されている施設群もある。
施設群の一覧[編集]
- 第2施設群(飯塚駐屯地)第5施設団
- 第4施設群(座間駐屯地)第1施設団
- 第5施設群(高田駐屯地)第1施設団
- 第6施設群(豊川駐屯地)第4施設団
- 第7施設群(大久保駐屯地)第4施設団
- 第9施設群(小郡駐屯地)第5施設団
- 第10施設群(船岡駐屯地)第2施設団
- 第11施設群(福島駐屯地)第2施設団
- 第12施設群(岩見沢駐屯地)第3施設団
- 第13施設群(幌別駐屯地)第3施設団
- 第14施設群(上富良野駐屯地)第3施設団
廃止された施設群の一覧[編集]
- 第1施設群(南恵庭駐屯地)第3施設団:2004年(平成16年)3月29日廃止。
- 第3施設群(座間分屯地)第1施設団:2001年(平成13年)3月26日廃止。
- 第8施設群(善通寺駐屯地)第4施設団:1999年(平成11年)3月29日廃止。第305施設隊(善通寺駐屯地)へ改編。
施設器材隊[編集]
施設器材隊(しせつきざいたい)は、陸上自衛隊の施設団隷下の施設科部隊で第101から第105施設器材隊の5個が編成され各方面隊の施設団に1個ずつ編合されている。大隊相当の部隊であり、隊長は2等陸佐が補職される。隊本部、本部付隊、特殊器材中隊及び架橋中隊からなり、交通器材及び施設器材等をもって、架橋中隊が各種の橋梁の架設を、特殊器材中隊が道路の構築・舗装等を実施するとともに、建設技術を生かして建物の構築や内装工事等も実施する。1972年(昭和47年)8月から東部方面隊より逐次編成され1980年(昭和55年)3月の北部方面隊での編成で全ての方面隊への配置が完了した。
施設器材隊の一覧[編集]
- 第101施設器材隊(古河駐屯地)第1施設団
- 第102施設器材隊(大久保駐屯地)第4施設団
- 第103施設器材隊(小郡駐屯地)第5施設団
- 第104施設器材隊(船岡駐屯地)第2施設団
- 第105施設器材隊(南恵庭駐屯地)第3施設団
施設器材隊の編成の一例[編集]
- 施設器材隊
- 施設器材隊本部
- 施設器材隊本部付隊
- 特殊器材中隊
- 中隊本部
- 建設技術小隊
- 架橋中隊
各施設器材隊の詳細[編集]
第101施設器材隊
- 創設 :1972年(昭和47年)8月1日
- 編成地 :朝霞駐屯地
- 駐屯地 :
- 上級部隊:第1施設団
- 移駐 :古河駐屯地に移駐。
- 改編 :2002年(平成14年)3月27日:整備部門を東部方面後方支援隊第102施設直接支援大隊に移管。
第102施設器材隊(大久保駐屯地)
- 創設 :1973年(昭和48年)3月27日
- 編成地 :大久保駐屯地
- 上級部隊:第4施設団
- 改編 :1992年(平成4年)9月 :整備中隊を廃止、特殊器材中隊を新編。
- 改編 :2004年(平成16年)3月27日:整備部門を中部方面後方支援隊第104施設直接支援大隊に移管。
第103施設器材隊(小郡駐屯地)
- 改編部隊:第302架橋中隊
- 創設 :1973年(昭和48年)8月1日
- 編成地 :小郡駐屯地
- 上級部隊:第5施設団
- 改編 :1989年(平成元年)3月24日:整備中隊を新編。
- 改編 :2000年(平成12年)3月28日:整備中隊を廃止し、特殊器材中隊を編成。
- 改編 :2003年(平成15年)3月27日:整備部門を西部方面後方支援隊第103施設直接支援大隊に移管。
第104施設器材隊(船岡駐屯地)
第105施設器材隊(南恵庭駐屯地)
- 改編部隊:第301架橋中隊
- 創設 :1980年(昭和55年)3月25日
- 編成地 :南恵庭駐屯地
- 上級部隊:第3施設団
- 改編 :2000年(平成12年)3月28日:整備部門を北部方面後方支援隊第101施設直接支援大隊に移管。
施設中隊[編集]
施設中隊(しせつちゅうたい)は、施設群の主となる構成部隊である。第301施設中隊を皮切りに第402施設中隊まで102個中隊が編成された。
施設群等編成時に新編された中隊は第301施設中隊から第340施設中隊及び第395施設中隊、第396施設中隊で42個中隊、地区施設隊から改編された中隊が第341施設中隊から第353施設中隊で13個中隊、それらを逐次「築城」、「障害」、「機動支援」及び「交通」の4つの機能別編成へ改編した。最新の改編では「築城」、「障害」の機能を持った施設中隊は両機能を合わせ持った1個の施設中隊に改編されており、施設群は「築城・障害」、「機動支援」及び「交通」の機能を持った施設中隊3個を編合している。
- 「築城」
- 味方部隊の陣地構築を行う機能である。OD色または迷彩塗装にした、民生品の油圧ショベルやドーザー等の土木作業重機等を装備している。特殊な機材としては掩体掘削機があり油圧ショベルの一種であるが、アーム部分が回転したりできより複雑な掘削作業ができる。また、坑道式の掩壕を掘る坑道掘削装置も築城装備の一つであるが、特に専門部隊の坑道中隊に装備されている。
- 「障害」
- 味方部隊の前面に障害(地雷原を含む)を構成する等敵部隊の前進を妨害する機能であり、道路障害作業車や83式地雷敷設装置等を装備している。ヘリコプターで空中から地雷を散布する87式地雷散布装置も装備していて素早く地雷原を構成できる。また、海中に対しては水際地雷を設置する94式水際地雷敷設装置を装備・運用する専門部隊として水際障害中隊が編されている。
- 「機動支援」
- 味方部隊の前進を容易にするため自然の、または敵部隊の構築した障害の処理(地雷処理を含む)を行う機能で、地雷原を爆破処理する92式地雷原処理車や、対戦車壕や小川などの地隙に橋を架ける91式戦車橋、障害物を排除する75式ドーザや施設作業車など自衛隊独自の装備を有する。作業中に敵部隊からの攻撃が予想されるため装甲化、機械化が図られている。
- 「交通」
- 味方部隊の通行を確保するため道路や橋を維持補修する機能で81式自走架中橋や07式機動橋を装備し、100ⅿ程度の橋を架けたり、グレーダーやタイヤローラー、バケットローダー等の民生品同等品で道路の補修を行う。渡河作業も交通任務の一つといえるが使用する器材の92式浮橋、重門橋やパネル橋を装備するのは施設団隷下の施設器材隊隷下の架橋中隊である。また、道路の舗装等高度な作業は施設器材隊隷下の特殊器材中隊が必要な装備を保有し運用する。
以上のようにそれぞれの機能を発揮するために各種の施設器材を装備するが機能別編成への改編前は、施設群内に各種器材を一括して保有した施設器材中隊が編成されていて、必要最小限の装備をした各施設中隊を付与された任務ごとに増強支援する体制となっていた。
独立施設中隊の一覧[編集]
- 第356施設中隊(福島駐屯地)「機動支援」第11施設群
- 第357施設中隊(福島駐屯地)「交通」第11施設群
- 第360施設中隊(幌別駐屯地)「機動支援」第13施設群
- 第361施設中隊(幌別駐屯地)「交通」第13施設群
- 第364施設中隊(座間駐屯地)「交通」第4施設群
- 第367施設中隊(飯塚駐屯地)「機動支援」第2施設群
- 第368施設中隊(飯塚駐屯地)「交通」第2施設群
- 第371施設中隊(豊川駐屯地)「機動支援」第6施設群
- 第372施設中隊(豊川駐屯地)「交通」第6施設群
- 第375施設中隊(小郡駐屯地)「機動支援」第9施設群
- 第376施設中隊(小郡駐屯地)「交通」第9施設群
- 第377施設中隊(福島駐屯地)「築城・障害」第11施設群
- 第380施設中隊(大久保駐屯地)「築城・障害」第7施設群
- 第381施設中隊(大久保駐屯地)「機動支援」第7施設群
- 第382施設中隊(大久保駐屯地)「交通」第7施設群
- 第383施設中隊(幌別駐屯地)「築城・障害」第13施設群
- 第384施設中隊(船岡駐屯地)「築城、障害」第10施設群
- 第386施設中隊(船岡駐屯地)「機動支援」第10施設群
- 第387施設中隊(船岡駐屯地)「交通」第10施設群
- 第388施設中隊(座間駐屯地)「機動支援」第4施設群
- 第390施設中隊(座間駐屯地)「築城・障害」第4施設群
- 第391施設中隊(小郡駐屯地)「築城・障害」第9施設群
- 第392施設中隊(高田駐屯地)「築城・障害」第5施設群
- 第393施設中隊(高田駐屯地)「機動支援」第5施設群
- 第394施設中隊(高田駐屯地)「交通」第5施設群
- 第395施設中隊(上富良野駐屯地)「築城・障害」第14施設群
- 第396施設中隊(上富良野駐屯地)「機動支援」第14施設群
- 第397設施中隊(上富良野駐屯地)「交通」第14施設群
- 第398施設中隊(岩見沢駐屯地)「築城・障害」第12施設群
- 第399施設中隊(岩見沢駐屯地)「機動支援」第12施設群
- 第400施設中隊(岩見沢駐屯地)「交通」第12施設群
- 第401施設中隊(飯塚駐屯地)「築城・障害」第2施設群
- 第402施設中隊(豊川駐屯地)「築城・障害」第6施設群
廃止された独立施設中隊の一覧[編集]
- 第301施設中隊(那覇駐屯地)第1混成群:2010年(平成22年)3月25日廃止。
- 第302施設中隊(座間分屯地)第3施設群:2001年(平成13年)3月26日廃止。
- 第303施設中隊(座間分屯地)第3施設群:2001年(平成13年)3月26日廃止。
- 第304施設中隊(座間分屯地)第3施設群:2001年(平成13年)3月26日廃止。
- 第305施設中隊(宇都宮駐屯地)第4施設群:2001年(平成13年)3月26日廃止。
- 第306施設中隊(宇都宮駐屯地)第4施設群:2001年(平成13年)3月26日廃止。
- 第307施設中隊(宇都宮駐屯地)第4施設群:2001年(平成13年)3月26日廃止。
- 第308施設中隊
- 第309施設中隊
- 第310施設中隊
- 第311施設中隊
- 第312施設中隊
- 第313施設中隊
- 第314施設中隊
- 第315施設中隊
- 第316施設中隊
- 第317施設中隊
- 第318施設中隊
- 第319施設中隊
- 第320施設中隊
- 第321施設中隊
- 第322施設中隊
- 第323施設中隊
- 第324施設中隊
- 第325施設中隊
- 第326施設中隊
- 第327施設中隊
- 第328施設中隊
- 第329施設中隊
- 第330施設中隊
- 第331施設中隊
- 第332施設中隊
- 第333施設中隊
- 第334施設中隊
- 第335施設中隊
- 第336施設中隊
- 第337施設中隊
- 第338施設中隊
- 第339施設中隊
- 第340施設中隊
- 第341施設中隊
- 第342施設中隊
- 第343施設中隊
- 第344施設中隊
- 第345施設中隊
- 第346施設中隊
- 第347施設中隊
- 第348施設中隊
- 第349施設中隊
- 第350施設中隊
- 第351施設中隊
- 第352施設中隊
- 第353施設中隊
- 第354施設中隊
- 第355施設中隊
- 第358施設中隊
- 第359施設中隊
- 第362施設中隊
- 第363施設中隊
- 第365施設中隊
- 第366施設中隊
- 第369施設中隊
- 第370施設中隊
- 第373施設中隊
- 第374施設中隊
- 第378施設中隊
- 第379施設中隊
- 第385施設中隊
- 第389施設中隊
独立施設中隊の沿革[編集]
- 1972年(昭和47年)
- 3月1日:第301施設中隊が北熊本駐屯地で臨時第1混成群隷下に仮編成。
- 8月1日:第1施設団の改編(施設群の新編)。
- 第302施設中隊、第303施設中隊、第304施設中隊が第3施設群隷下に座間分屯地で新編。
- 第305施設中隊、第306施設中隊、第307施設中隊が第4施設群隷下に宇都宮駐屯地で新編。
- 第308施設中隊、第309施設中隊、第310施設中隊が第5施設群隷下に高田駐屯地で新編。
- 10月4日:第301施設中隊が(那覇駐屯地)に移駐。
- 1973年(昭和48年)
- 3月27日:第4施設団の改編(施設群の新編)。
- 第311施設中隊、第311施設中隊、第313施設中隊が第6施設群隷下に豊川駐屯地で新編。
- 第314施設中隊、第315施設中隊、第316施設中隊が第7施設群隷下に大久保駐屯地で新編。
- 第317施設中隊、第318施設中隊、第319施設中隊が第8施設群隷下に善通寺駐屯地で新編。
- 8月1日:第2施設団の改編(施設群の新編)。
- 第320施設中隊、第321施設中隊、第322施設中隊が第2施設群隷下に飯塚駐屯地で新編。
- 第323施設中隊、第324施設中隊、第325施設中隊が第9施設群隷下に小郡駐屯地で新編。
- 10月16日:第1混成団第1混成群が編成され、第301施設中隊が隷下部隊として那覇駐屯地で編成完結。
- 3月27日:第4施設団の改編(施設群の新編)。
- 1974年(昭和49年)3月26日:第5施設団の改編(施設群の新編)。
- 第326施設中隊、第327施設中隊、第328施設中隊が第10施設群隷下に船岡駐屯地で新編。
- 第329施設中隊、第330施設中隊、第331施設中隊が第11施設群隷下に福島駐屯地で新編。
- 1976年(昭和51年)3月25日:第3施設団の改編(施設群の新編)。
- 第332施設中隊、第333施設中隊、第334施設中隊が第1施設群隷下に南恵庭駐屯地で新編。
- 第335施設中隊、第336施設中隊、第337施設中隊が第12施設群隷下に岩見沢駐屯地で新編。
- 第338施設中隊、第339施設中隊、第340施設中隊が第13施設群隷下に幌別駐屯地で新編。
- 1988年(昭和63年)3月25日:第3施設団の改編(地区施設隊の施設中隊への改編)。
- 第307地区施設隊(釧路駐屯地)を廃止。第341施設中隊を釧路駐屯地で新編し、第1施設群隷下に編入。
- 第301地区施設隊(名寄駐屯地)を廃止。第342施設中隊を名寄駐屯地で新編し、第12施設群隷下に編入。
- 第311地区施設隊(函館駐屯地)を廃止。第343施設中隊を函館駐屯地で新編し、第13施設群隷下に編入。
- 1989年(平成元年)3月24日:第2施設団、第5施設団の改編。
- 第314地区施設隊(湯布院駐屯地)を廃止。第344施設中隊を新編し、第2施設群隷下に編入。
- 第305地区施設隊(都城駐屯地)を廃止。第345施設中隊を新編し、第9施設群隷下に編入。
- 第309地区施設隊(岩手駐屯地)を廃止。第346施設中隊を新編し、第10施設群隷下に編入。
- 第310地区施設隊(秋田駐屯地)を廃止。第347施設中隊を新編し、第11施設群隷下に編入。
- 1990年(平成 2年)3月26日:第4施設団の改編(地区施設隊の施設中隊への改編)。
- 第313地区施設隊(岐阜分屯地)を廃止。第348施設中隊を新編し、第6施設群隷下に編入。
- 第303地区施設隊(出雲駐屯地)を廃止。第349施設中隊を新編し、第7施設群隷下に編入。
- 第324地区施設隊(三軒屋駐屯地)を廃止。第350施設中隊を新編し、第8施設群隷下に編入。
- 1991年(平成 3年)3月29日:第1施設団の改編(地区施設隊の施設中隊への改編)。
- 第317地区施設隊(北富士駐屯地)を廃止。第351施設中隊を新編し、第3施設群隷下に編入。
- 第312地区施設隊(習志野駐屯地)を廃止。第352施設中隊を新編し、第4施設群隷下に編入。
- 第316地区施設隊(松本駐屯地)を廃止。第353施設中隊を新編し、第5施設群隷下に編入。
- 1996年(平成 8年)3月29日:第343施設中隊が函館駐屯地から倶知安駐屯地に移駐。
- 1999年(平成11年)3月29日:第2施設団(第11施設群の機能別中隊の新編等)、第4施設団の改編。
- 第349施設中隊(出雲駐屯地)を廃止。
- 第350施設中隊(三軒屋駐屯地)を廃止し、第7施設群第349施設中隊を三軒屋駐屯地で再編。
- 第329施設中隊、第330施設中隊、第331施設中隊(福島駐屯地)、第347施設中隊(秋田駐屯地)を廃止。
- 第354施設中隊「築城」、第355施設中隊「障害」、第356施設中隊「機動支援」および第357施設中隊「交通」(秋田駐屯地)を新編。
- 2000年(平成12年)3月28日:第3施設団(第13施設群)の改編(第13施設群の機能別中隊の新編)。
- 第338施設中隊、第339施設中隊、第340施設中隊(幌別駐屯地)および第343施設中隊(倶知安駐屯地)を廃止。
- 第358施設中隊「築城」、第359施設中隊「障害」、第360施設中隊「機動支援」(幌別駐屯地)および第361施設中隊「交通」(倶知安駐屯地)を新編。
- 2001年(平成13年)3月26日:第1施設団の改編(第3施設群の廃止、第4施設群の機能別中隊の新編、第4施設群の座間分屯地への移駐。)。
- 第302施設中隊、第303施設中隊、第304施設中隊(座間分屯地)を廃止。
- 第305施設中隊、第306施設中隊、第307施設中隊(宇都宮駐屯地)および第352施設中隊(習志野駐屯地)を廃止。
- 第362施設中隊「築城・障害」(宇都宮駐屯地)、第363施設中隊「機動支援」(座間分屯地)、第364施設中隊「交通」(駒門駐屯地)に改編。
- 第353施設中隊が松本駐屯地から高田駐屯地に移駐。
- 2003年(平成15年)3月27日:第5施設団の改編(第2施設群の機能別中隊の新編等)。
- 第320施設中隊、第321施設中隊、第322施設中隊(飯塚駐屯地)および第344施設中隊(湯布院駐屯地)を廃止。
- 第365施設中隊「築城」、第366施設中隊「障害」、第367施設中隊「機動支援」(飯塚駐屯地)および第368施設中隊「交通」(湯布院駐屯地)を新編。
- 2004年(平成16年):第3施設団(第1施設群の廃止等)、第4施設団(第6施設群の機能別中隊の新編等)の改編。
- 3月23日:第341施設中隊(釧路駐屯地)と第342施設中隊(名寄駐屯地)を統合し、第342施設中隊が釧路駐屯地で再編。第341施設中隊(釧路駐屯地)は廃止。
- 3月27日:第4施設団(第6施設群の機能別中隊の新編等)の改編。
- 第311施設中隊、第311施設中隊、第313施設中隊(豊川駐屯地)および第348施設中隊(岐阜分屯地)を廃止。
- 第369施設中隊「築城」(岐阜分屯地)、第370施設中隊「障害」、第371施設中隊「機動支援」(豊川駐屯地)および第372施設中隊「交通」(鯖江駐屯地)を新編。
- 3月29日:第332施設中隊、第333施設中隊、第334施設中隊(南恵庭駐屯地)を廃止。
- 2005年(平成17年)3月28日:第5施設団の改編(第9施設群の機能別中隊の新編等)。
- 第323施設中隊、第324施設中隊、第325施設中隊(小郡駐屯地)および第345施設中隊(都城駐屯地)を廃止。
- 第373施設中隊「築城」、第374施設中隊「障害」、第375施設中隊「機動支援」(小郡駐屯地)および第376施設中隊「交通」(都城駐屯地)を新編。
- 2006年(平成18年)3月27日:第4施設団の改編、第2施設団(第11施設群の機能別中隊の再改編)の改編。
- 第314施設中隊、第315施設中隊、第316施設中隊(大久保駐屯地)および第349施設中隊(三軒屋駐屯地)を廃止。
- 第379施設中隊「築城」、第380施設中隊「障害」、第381施設中隊「機動支援」(大久保駐屯地)および第382施設中隊「交通」(富山駐屯地)を新編。
- 第354施設中隊「築城」、第355施設中隊「障害」(福島駐屯地)を廃止し、第377施設中隊「築城」、第378施設中隊「障害」を福島駐屯地で新編。
- 2008年(平成20年)3月26日:第1施設団、第3施設団(第13施設群)、第4施設団の改編。
- 第362施設中隊が宇都宮駐屯地から古河駐屯地に移駐。
- 第379施設中隊(大久保駐屯地)をコア部隊に改編。
- 第358施設中隊「築城」および第359施設中隊「障害」(幌別駐屯地)を廃止、第383施設中隊「築城・障害」を幌別駐屯地で新編。
- 2010年(平成22年)3月25日:第1混成団の第15旅団化、第2施設団(第10施設群の機能別中隊の改編)の改編。
- 第301施設中隊(那覇駐屯地)を廃止し、第15施設中隊に那覇駐屯地で改編。
- 第326施設中隊、第326施設中隊、第328施設中隊(船岡駐屯地)および第346施設中隊(岩手駐屯地)を廃止。
- 第384施設中隊「築城」、第385施設中隊「障害」、第386施設中隊「機動支援」(船岡駐屯地)および第387施設中隊「交通」(岩手駐屯地)を新編。
- 2011年(平成23年)4月22日:
- 第363施設中隊「機動支援」(座間分屯地)を廃止し、第388施設中隊「機動支援」を座間分屯地で新編。
- 第362施設中隊「築城・障害」(古河駐屯地)を廃止し、第389施設中隊「築城・障害」コア部隊を古河駐屯地で新編。
- 2013年(平成25年)3月26日:第373施設中隊「築城」及び第374施設中隊「障害」(小郡駐屯地)を廃止し、第391施設中隊「築城・障害」を(小郡駐屯地)で新編[3]。
- 2014年(平成26年)3月26日:第372施設中隊を改編(管理隊新編)。
- 2016年(平成28年)3月29日:第1施設団(第5施設群の機能別中隊の新編等)の改編。
- 第389施設中隊「築城・障害」(コア部隊・古河駐屯地)を廃止。
- 第308施設中隊、第309施設中隊、第310施設中隊および第353施設中隊(高田駐屯地)を廃止。
- 第392施設中隊「築城・障害」、第393施設中隊「機動支援」、第394施設中隊「交通」を高田駐屯地で新編。
- 2017年(平成29年)3月27日:第3施設団の再編(第12施設群の機能別中隊の新編、第14施設群の新編)第5施設団の改編。
- 第335施設中隊、第336施設中隊、第337施設中隊(岩見沢駐屯地)を廃止。
- 第379施設中隊「築城」(大久保駐屯地)を廃止。
- 第395施設中隊「築城・障害」、第396施設中隊「機動支援」を上富良野駐屯地で新編。
- 第342施設中隊(釧路駐屯地)を廃止し、第397施設中隊「交通」を釧路駐屯地で新編。
- 第398施設中隊「築城・障害」、第399施設中隊「機動支援」、第400施設中隊「交通」を岩見沢駐屯地で新編。
- 第365施設中隊「築城」、366施設中隊「障害」(飯塚駐屯地)を廃止し、第401施設中隊「築城・障害」を飯塚駐屯地で新編。
- 2018年(平成30年)3月27日:第378施設中隊「障害」(福島駐屯地)、第385施設中隊「障害」(船岡駐屯地)を廃止[4]。
- 2019年(平成31年)3月26日:第369施設中隊「築城」(岐阜分屯地)及び第370施設中隊「障害」(豊川駐屯地)を廃止し、第402施設中隊「築城・障害」を岐阜分屯地で新編。
独立施設中隊の詳細[編集]
第301施設中隊~第340施設中隊(独立施設中隊の新編)[編集]
第301施設中隊(廃止)
第301施設中隊(だいさんまるいちしせつちゅうたい)は、沖縄県那覇市の那覇駐屯地に駐屯していた第1混成群隷下の施設科部隊。
- 概要 : 1973年(昭和48年)10月那覇駐屯地で第1混成群隷下部隊として新編された。北熊本駐屯地で仮編制されているため独立施設中隊の最初の部隊となった。2010年(平成22年)3月の第1混成団の第15旅団への改編に伴い廃止され第15施設中隊に改編された。
- 創設 :
- 編成地 :北熊本駐屯地(臨時第1混成群)、那覇駐屯地(第1混成群)
- 上級部隊:第1混成群
- 廃止 :2010年(平成22年)3月25日
- 廃止地 :那覇駐屯地
- 後継部隊:第15施設中隊
第302施設中隊(廃止)
第303施設中隊(廃止)
第304施設中隊(廃止)
第305施設中隊(廃止)
- 創設 :1972年(昭和47年)8月1日
- 編成地 :宇都宮駐屯地
- 上級部隊:第4施設群
- 廃止 :2001年(平成13年)3月26日
- 廃止地 :宇都宮駐屯地
- 後継部隊:第362施設中隊~第364施設中隊
第306施設中隊(廃止)
- 創設 :1972年(昭和47年)8月1日
- 編成地 :宇都宮駐屯地
- 上級部隊:第4施設群
- 廃止 :2001年(平成13年)3月26日
- 廃止地 :宇都宮駐屯地
- 後継部隊:第362施設中隊~第364施設中隊
第307施設中隊(廃止)
- 創設 :1972年(昭和47年)8月1日
- 編成地 :宇都宮駐屯地
- 上級部隊:第4施設群
- 廃止 :2001年(平成13年)3月26日
- 廃止地 :宇都宮駐屯地
- 後継部隊:第362施設中隊~第364施設中隊
第308施設中隊(廃止)
第309施設中隊(廃止)
第310施設中隊(廃止)
第311施設中隊(廃止)
第312施設中隊(廃止)
第313施設中隊(廃止)
第314施設中隊(廃止)
- 創設 :1973年(昭和48年)3月27日
- 編成地 :大久保駐屯地
- 上級部隊:第7施設群
- 廃止 :2006年(平成18年)3月27日
- 廃止地 :大久保駐屯地
- 後継部隊:第379施設中隊~第381施設中隊
第315施設中隊(廃止)
- 創設 :1973年(昭和48年)3月27日
- 編成地 :大久保駐屯地
- 上級部隊:第7施設群
- 廃止 :2006年(平成18年)3月27日
- 廃止地 :大久保駐屯地
- 後継部隊:第379施設中隊~第381施設中隊
第316施設中隊(廃止)
- 創設 :1973年(昭和48年)3月27日
- 編成地 :大久保駐屯地
- 上級部隊:第7施設群
- 廃止 :2006年(平成18年)3月27日
- 廃止地 :大久保駐屯地
- 後継部隊:第379施設中隊~第381施設中隊
第317施設中隊(廃止)
第318施設中隊(廃止)
第319施設中隊(廃止)
第320施設中隊(廃止)
- 創設 :1973年(昭和48年)8月1日
- 編成地 :飯塚駐屯地
- 上級部隊:第2施設群
- 廃止 :飯塚駐屯地
- 廃止地 :2003年(平成15年)3月27日
- 後継部隊:第365施設中隊~第367施設中隊に改編。
第321施設中隊(廃止)
- 創設 :1973年(昭和48年)8月1日
- 編成地 :飯塚駐屯地
- 上級部隊:第2施設群
- 廃止 :飯塚駐屯地
- 廃止地 :2003年(平成15年)3月27日
- 後継部隊:第365施設中隊~第367施設中隊に改編。
第322施設中隊(廃止)
- 創設 :1973年(昭和48年)8月1日
- 編成地 :飯塚駐屯地
- 上級部隊:第2施設群
- 廃止 :飯塚駐屯地
- 廃止地 :2003年(平成15年)3月27日
- 後継部隊:第365施設中隊~第367施設中隊に改編。
第323施設中隊(廃止)
- 創設 :1973年(昭和48年)8月1日
- 編成地 :小郡駐屯地
- 上級部隊:第9施設群
- 廃止 :2005年(平成17年)3月28日
- 廃止地 :小郡駐屯地
- 後継部隊:第373施設中隊~第375施設中隊に改編。
第324施設中隊(廃止)
- 創設 :1973年(昭和48年)8月1日
- 編成地 :小郡駐屯地
- 上級部隊:第9施設群
- 廃止 :2005年(平成17年)3月28日
- 廃止地 :小郡駐屯地
- 後継部隊:第373施設中隊~第375施設中隊に改編。
第325施設中隊(廃止)
- 創設 :1973年(昭和48年)8月1日
- 編成地 :小郡駐屯地
- 上級部隊:第9施設群
- 廃止 :2005年(平成17年)3月28日
- 廃止地 :小郡駐屯地
- 後継部隊:第373施設中隊~第375施設中隊に改編。
第326施設中隊(廃止)
第327施設中隊(廃止)
第328施設中隊(廃止)
- 創設 :1974年(昭和49年)3月26日
- 編成地 :船岡駐屯地
- 上級部隊:第10施設群
- 廃止 :2010年(平成22年)3月25日
- 廃止地 :船岡駐屯地
- 後継部隊:第301水際障害障害中隊、第303坑道中隊に改編。
第329施設中隊(廃止)
- 創設 :1974年(昭和49年)3月26日
- 編成地 :福島駐屯地
- 上級部隊:第11施設群
- 廃止 :1999年(平成11年)3月29日
- 廃止地 :福島駐屯地
- 後継部隊:第354施設中隊~第356施設中隊に改編。
第330施設中隊(廃止)
- 創設 :1974年(昭和49年)3月26日
- 編成地 :福島駐屯地
- 上級部隊:第11施設群
- 廃止 :1999年(平成11年)3月29日
- 廃止地 :福島駐屯地
- 後継部隊:第354施設中隊~第356施設中隊に改編。
第331施設中隊(廃止)
- 創設 :1974年(昭和49年)3月26日
- 編成地 :福島駐屯地
- 上級部隊:第11施設群
- 廃止 :1999年(平成11年)3月29日
- 廃止地 :福島駐屯地
- 後継部隊:第354施設中隊~第356施設中隊に改編。
第332施設中隊(廃止)
第333施設中隊(廃止)
第334施設中隊(廃止)
第335施設中隊(廃止)
- 創設 :1976年(昭和51年)3月25日
- 編成地 :岩見沢駐屯地
- 上級部隊:第12施設群
- 廃止 :2017年(平成29年)3月27日
- 廃止地 :岩見沢駐屯地
- 後継部隊:第398施設中隊~第400施設中隊に改編。
第336施設中隊(廃止)
- 創設 :1976年(昭和51年)3月25日
- 編成地 :岩見沢駐屯地
- 上級部隊:第12施設群
- 廃止 :2017年(平成29年)3月27日
- 廃止地 :岩見沢駐屯地
- 後継部隊:第398施設中隊~第400施設中隊に改編。
第337施設中隊(廃止)
- 創設 :1976年(昭和51年)3月25日
- 編成地 :岩見沢駐屯地
- 上級部隊:第12施設群
- 廃止 :2017年(平成29年)3月27日
- 廃止地 :岩見沢駐屯地
- 後継部隊:第398施設中隊~第400施設中隊に改編。
第338施設中隊(廃止)
- 創設 :1976年(昭和51年)3月25日
- 編成地 :幌別駐屯地
- 上級部隊:第13施設群
- 廃止 :2000年(平成12年)3月28日
- 廃止地 :幌別駐屯地
- 後継部隊:第358施設中隊~第360施設中隊に改編。
第339施設中隊(廃止)
- 創設 :1976年(昭和51年)3月25日
- 編成地 :幌別駐屯地
- 上級部隊:第13施設群
- 廃止 :2000年(平成12年)3月28日
- 廃止地 :幌別駐屯地
- 後継部隊:第358施設中隊~第360施設中隊に改編。
第340施設中隊(廃止)
- 創設 :1976年(昭和51年)3月25日
- 編成地 :幌別駐屯地
- 上級部隊:第13施設群
- 廃止 :2000年(平成12年)3月28日
- 廃止地 :幌別駐屯地
- 後継部隊:第358施設中隊~第360施設中隊に改編。
第341施設中隊~第353施設中隊(地区施設隊改編中隊)[編集]
第341施設中隊(廃止)
- 改編部隊:第301地区施設隊
- 創設 :1988年(昭和63年)3月25日
- 編成地 :釧路駐屯地
- 上級部隊:第1施設群
- 廃止 :2004年(平成16年)3月22日
- 廃止地 :名寄駐屯地
- 後継部隊:第342施設中隊
- 備考 :第342施設中隊が名寄駐屯地から移駐、第341施設中隊と統合、341施設中隊は廃止。
第342施設中隊(廃止)
- 改編部隊:第307地区施設隊
- 創設 :1988年(昭和63年)3月25日
- 編成地 :名寄駐屯地
- 上級部隊:第12施設群
- 駐屯地 :
- 廃止 :
- 廃止地 :釧路駐屯地
- 後継部隊:第397施設中隊(釧路駐屯地)第14施設群
第343施設中隊(廃止)
- 改編部隊:第311地区施設隊
- 創設 :1988年(昭和63年)3月25日
- 編成地 :函館駐屯地
- 上級部隊:第13施設群
- 駐屯地 :
- 廃止 :2000年(平成12年)3月27日
- 廃止地 :倶知安駐屯地
- 後継部隊:第361施設中隊
第344施設中隊(廃止)
- 改編部隊:第314地区施設隊
- 創設 :1989年(平成元年)3月24日
- 編成地 :湯布院駐屯地
- 上級部隊:第2施設群
- 廃止 :2003年(平成15年)3月27日
- 廃止地 :湯布院駐屯地
- 後継部隊:第368施設中隊
第345施設中隊(廃止)
- 改編部隊:第305地区施設隊
- 創設 :1989年(平成元年)3月24日
- 編成地 :都城駐屯地
- 上級部隊:第9施設群
- 廃止 :2005年(平成17年)3月27日
- 廃止地 :都城駐屯地
- 後継部隊:第376施設中隊
第346施設中隊(廃止)
- 改編部隊:第309地区施設隊
- 創設 :1989年(平成元年)3月24日
- 編成地 :岩手駐屯地
- 上級部隊:第10施設群
- 廃止 :2010年(平成22年)3月24日
- 廃止地 :岩手駐屯地
- 後継部隊:第387施設中隊
第347施設中隊(廃止)
- 改編部隊:第310地区施設隊
- 創設 :1989年(平成元年)3月24日
- 編成地 :秋田駐屯地
- 上級部隊:第11施設群
- 廃止 :1999年(平成11年)3月29日
- 廃止地 :秋田駐屯地
- 後継部隊:第357支援中隊
第348施設中隊(廃止)
第349施設中隊(廃止)
- 改編部隊:第303地区施設隊
- 創設 :1990年(平成2年)3月26日
- 編成地 :出雲駐屯地
- 上級部隊:第7施設群
- 廃止 :2006年(平成18年)3月27日
- 廃止地 :三軒屋駐屯地
- 1990年(平成 2年)3月26日:第303地区施設隊を第349施設中隊(出雲駐屯地)に改編。
- 1999年(平成11年)3月29日:第349施設中隊(出雲駐屯地)を廃止。第8施設群第350施設中隊を第7施設群第349施設中隊(三軒屋駐屯地)として再編。
- 2006年(平成18年)3月27日:第349施設中隊(三軒屋駐屯地)を廃止。
第350施設中隊(廃止)
- 改編部隊:第324地区施設隊
- 創設 :1990年(平成2年)3月26日
- 編成地 :三軒屋駐屯地
- 上級部隊:第8施設群
- 1999年(平成11年)3月29日
- 廃止地 :三軒屋駐屯地
- 後継部隊:第349施設中隊
- 1990年(平成2年)3月26日:第324地区施設隊を第350施設中隊に改編。
- 1999年(平成11年)3月29日:第8施設群廃止。8施設群第350施設中隊(三軒屋駐屯地)は第7施設群第349施設中隊として再編。
第351施設中隊(廃止)
- 改編部隊:第317地区施設隊
- 創設 :1991年(平成3年)3月29日
- 編成地 :北富士駐屯地
- 上級部隊:第3施設群
- 廃止 :北富士駐屯地
- 廃止地 :2001年(平成13年)3月26日
- 後継部隊:なし
第352施設中隊(廃止)
- 改編部隊:第312地区施設隊
- 創設 :1991年(平成3年)3月29日
- 編成地 :習志野駐屯地
- 上級部隊:第4施設群
- 廃止 :習志野駐屯地
- 廃止地 :2001年(平成13年)3月26日
- 後継部隊:なし
第353施設中隊(廃止)
第354施設中隊~第402施設中隊(機能別改編中隊)[編集]
第354施設中隊(廃止)
- 改編部隊:第329施設中隊
- 創設 :1999年(平成11年)3月29日
- 編成地 :福島駐屯地
- 上級部隊:第11施設群
- 廃止 :福島駐屯地
- 廃止地 :2016年(平成28年)3月28日
- 後継部隊:第377施設中隊
- 備考 :築城
第355施設中隊(廃止)
- 改編部隊:第330施設中隊
- 創設 :1999年(平成11年)3月29日
- 編成地 :福島駐屯地
- 上級部隊:第11施設群
- 廃止 :福島駐屯地
- 廃止地 :2016年(平成28年)3月28日
- 後継部隊:第378施設中隊
- 備考 :障害
第356施設中隊
- 改編部隊:第331施設中隊
- 創設 :1999年(平成11年)3月29日
- 編成地 :福島駐屯地
- 上級部隊:第11施設群
- 備考 :機動支援
第357施設中隊
- 改編部隊:第347施設中隊
- 創設 :1999年(平成11年)3月29日
- 編成地 :秋田駐屯地
- 上級部隊:第11施設群
- 備考 :交通
第358施設中隊(廃止)
- 改編部隊:第338施設中隊~第340施設中隊
- 創設 :2000年(平成12年)3月28日
- 編成地 :幌別駐屯地
- 上級部隊:第13施設群
- 廃止 :2008年(平成20年)3月26日
- 廃止地 :幌別駐屯地
- 後継部隊:第383施設中隊
- 備考 :築城
第359施設中隊(廃止)
- 改編部隊:第338施設中隊~第340施設中隊
- 創設 :2000年(平成12年)3月28日
- 編成地 :幌別駐屯地
- 上級部隊:第13施設群
- 廃止 :2008年(平成20年)3月26日
- 廃止地 :幌別駐屯地
- 後継部隊:第383施設中隊
- 備考 :障害
第360施設中隊
- 改編部隊:第338施設中隊~第340施設中隊
- 創設 :2000年(平成12年)3月28日
- 編成地 :幌別駐屯地
- 上級部隊:
- 備考 :機動支援
第361施設中隊
- 改編部隊:第343施設中隊
- 創設 :2000年(平成12年)3月28日
- 編成地 :倶知安駐屯地
- 上級部隊:
- 備考 :交通
第362施設中隊(廃止)
- 改編部隊:305施設中隊~第307施設中隊、第352施設中隊、第306施設器材中隊
- 創設 :2001年(平成13年)3月26日
- 編成地 :宇都宮駐屯地
- 上級部隊:第4施設群
- 廃止 :2011年(平成23年)4月22日
- 廃止地 :古河駐屯地
- 備考 :築城・障害
- 後継部隊:第389施設中隊(コア部隊)
第363施設中隊(廃止)
- 改編部隊:305施設中隊~第307施設中隊、第352施設中隊、第306施設器材中隊
- 創設 :2001年(平成13年)3月26日
- 編成地 :座間分屯地
- 上級部隊:第4施設群
- 廃止 :2011年(平成23年)4月22日
- 廃止地 :座間駐屯地
- 備考 :機動支援
- 後継部隊:第388施設中隊
第364施設中隊(座間駐屯地)
- 改編部隊:305施設中隊~第307施設中隊、第352施設中隊、第306施設器材中隊
- 創設 :2001年(平成13年)3月26日
- 編成地 :駒門駐屯地
- 上級部隊:第4施設群
- 移駐 :2018年(平成30年)3月26日:座間駐屯地に移駐。
- 備考 :交通
第365施設中隊(廃止)
- 改編部隊:第320施設中隊~第322施設中隊
- 創設 :2003年(平成15年)3月27日
- 編成地 :飯塚駐屯地
- 上級部隊:第2施設群
- 廃止 :2017年(平成29年)3月27日
- 廃止地 :飯塚駐屯地
- 備考 :築城
- 後継部隊:第401施設中隊
第366施設中隊(廃止)
- 改編部隊:第320施設中隊~第322施設中隊
- 創設 :2003年(平成15年)3月27日
- 編成地 :飯塚駐屯地
- 上級部隊:第2施設群
- 廃止 :2017年(平成29年)3月27日
- 廃止地 :飯塚駐屯地
- 備考 :障害
- 後継部隊:第401施設中隊
第367施設中隊(飯塚駐屯地)
- 改編部隊:第320施設中隊~第322施設中隊
- 創設 :2003年(平成15年)3月27日
- 編成地 :飯塚駐屯地
- 上級部隊:第2施設群
- 備考 :機動支援
第368施設中隊(湯布院駐屯地)
- 改編部隊:第320施設中隊~第322施設中隊
- 創設 :2003年(平成15年)3月27日
- 編成地 :湯布院駐屯地
- 上級部隊:第2施設群
- 備考 :交通
第369施設中隊(廃止)
- 改編部隊:第348施設中隊
- 創設 :2004年(平成16年)3月27日
- 編成地 :岐阜分屯地
- 上級部隊:第6施設群(豊川駐屯地)
- 廃止 :2019年(平成31年)3月26日
- 廃止地 :岐阜分屯地
- 備考 :築城
- 後継部隊:第402施設中隊
第370施設中隊(廃止)
- 改編部隊:第311施設中隊~第313施設中隊
- 創設 :2004年(平成16年)3月27日
- 編成地 :豊川駐屯地
- 上級部隊:第6施設群(豊川駐屯地)
- 廃止 :2019年(平成31年)3月26日
- 廃止地 :豊川駐屯地
- 備考 :障害
- 後継部隊:なし
第371施設中隊
- 改編部隊:第311施設中隊~第313施設中隊
- 創設 :2004年(平成16年)3月27日
- 編成地 :豊川駐屯地
- 上級部隊:第6施設群(豊川駐屯地)
- 備考 :機動支援
第372施設中隊
第372施設中隊(だいさんななにしせつちゅうたい)は、鯖江駐屯地に駐屯する第6施設群隷下の施設科部隊。
- 概要 :中隊長は2等陸佐で鯖江駐屯地司令を兼務する。2004年(平成16年)3月の第4施設団改編時に第6施設群の機能別中隊改編により第302施設隊が第372施設中隊に改編され「交通」機能の施設中隊として編成された。各種施設器材と自走架柱橋等を装備し、主として、施設器材等を使用し後方地域における交通、 道路構築、維持・補修や渡河等各種の施設作業を実施し、師団及び方面直轄部隊の支援を任務とする。整備・補給は中部方面後方支援隊第104直接支援大隊整備第1直接支援中隊鯖江派遣隊の支援を受ける。また、駐屯地業務隊が置かれない駐屯地のため駐屯地業務を担当する。2014年(平成26年)3月隷下に管理隊を新編。
- 改編部隊:第302施設隊
- 創設 :2004年(平成16年)3月27日
- 編成地 :鯖江駐屯地
- 上級部隊:第6施設群(豊川駐屯地)
- 改編 :2014年(平成26年)3月26日管理隊新編。
- 整備支援部隊:中部方面後方支援隊第104直接支援大隊整備第1直接支援中隊鯖江派遣隊(2004年(平成16年)3月27日から)
- 備考 :交通
第373施設中隊(廃止)
- 改編部隊:第323施設中隊~第325施設中隊、第303施設器材中隊
- 創設 :2005年(平成17年)3月28日
- 編成地 :小郡駐屯地
- 上級部隊:第9施設群
- 廃止 :2013年(平成25年)3月26日
- 廃止地 :小郡駐屯地
- 備考 :築城
- 後継部隊:第391施設中隊
第374施設中隊(廃止)
- 改編部隊:第323施設中隊~第325施設中隊、第303施設器材中隊
- 創設 :2005年(平成17年)3月28日
- 編成地 :小郡駐屯地
- 上級部隊:第9施設群
- 廃止 :2013年(平成25年)3月26日
- 廃止地 :小郡駐屯地
- 備考 :障害
- 後継部隊:第391施設中隊
第375施設中隊
第376施設中隊
- 改編部隊:第345施設中隊、第303施設器材中隊
- 創設 :2005年(平成17年)3月28日
- 編成地 :都城駐屯地
- 上級部隊:第9施設群
- 備考 :交通
第377施設中隊
- 改編部隊:第354施設中隊
- 創設 :2006年(平成18年)3月27日
- 編成地 :福島駐屯地
- 上級部隊:第11施設群
- 備考 :築城・障害(創設時は築城のみ)
第378施設中隊(廃止)
- 改編部隊:第355施設中隊
- 創設 :2006年(平成18年)3月27日
- 編成地 :福島駐屯地
- 上級部隊:第11施設群
- 廃止 :2018年(平成30年)3月27日
- 廃止地 :福島駐屯地
- 備考 :障害
- 後継部隊:廃止時に第377施設中隊に統合
第379施設中隊(廃止)
- 改編部隊:第314施設中隊~第316施設中隊、第305施設器材中隊
- 創設 :2006年(平成18年)3月27日
- 編成地 :大久保駐屯地
- 上級部隊:第7施設群
- 廃止 :2017年(平成29年)3月27日
- 廃止地 :大久保駐屯地
- 備考 :築城
- 後継部隊:廃止時に第380施設中隊に統合)
第380施設中隊
- 改編部隊:第314施設中隊~第316施設中隊、第305施設器材中隊
- 創設 :2006年(平成18年)3月27日
- 編成地 :大久保駐屯地
- 上級部隊:第7施設群
- 備考 :築城・障害(創設時は障害のみ)
第381施設中隊
- 改編部隊:第314施設中隊~第316施設中隊、第305施設器材中隊
- 創設 :2006年(平成18年)3月27日
- 編成地 :大久保駐屯地
- 上級部隊:第7施設群
- 備考 :機動支援
第382施設中隊
第382施設中隊(だいさんはちにしせつちゅうたい)は、富山駐屯地に駐屯する第7施設群隷下の施設科部隊。
- 概要 :中隊長は2等陸佐で富山駐屯地駐屯地司令を兼務する。2006年(平成18年)3月に第4施設団直轄の第301施設隊を改編して富山駐屯地で新編された。第7施設群の施設中隊の機能別編成に合わせて改編され「交通」機能の施設中隊として編成された。各種施設器材と自走架柱橋等を装備し、主として、施設器材等を使用し後方地域における交通、 道路構築、維持・補修や渡河等各種の施設作業を実施し、師団及び方面直轄部隊の支援を任務とする。整備・補給は中部方面後方支援隊第104施設直接支援大隊第2直接支援中隊富山派遣隊の支援を受ける。また、駐屯地業務隊が置かれない駐屯地のため駐屯地業務を担当する。
- 改編部隊:第301施設隊
- 創設 :2006年(平成18年)3月27日
- 編成地 :富山駐屯地
- 上級部隊:第7施設群
- 編成
- 中隊本部
- 交通小隊
- 渡河器材小隊
- 備考 :交通
第383施設中隊
- 改編部隊:第358施設中隊及び第359施設中隊
- 創設 :2008年(平成20年)3月26日
- 編成地 :幌別駐屯地
- 上級部隊:
- 備考 :築城・障害
第384施設中隊
- 改編部隊:第326施設中隊
- 創設 :2010年(平成22年)3月25日
- 編成地 :船岡駐屯地
- 上級部隊:第10施設群
- 備考 :築城・障害(創設時は築城のみ)
第385施設中隊(廃止)
- 改編部隊:第304施設器材中隊
- 創設 :2010年(平成22年)3月25日
- 編成地 :船岡駐屯地
- 上級部隊:第10施設群
- 廃止 :2018年(平成30年)3月27日
- 廃止地 :船岡駐屯地
- 備考 :障害(廃止時に第384施設中隊に統合)
- 後継部隊:なし
第386施設中隊
- 改編部隊:第327施設中隊
- 創設 :2010年(平成22年)3月25日
- 編成地 :船岡駐屯地
- 上級部隊:第10施設群
- 備考 :機動支援
第387施設中隊
- 改編部隊:第346施設中隊
- 創設 :2010年(平成22年)3月25日
- 編成地 :岩手駐屯地
- 上級部隊:第10施設群
- 備考 :交通
第388施設中隊
- 概要 :掩体掘削機 を装備し、陣地構築や障害構成を主な任務とする。
- 改編部隊:第363施設中隊
- 創設 :2011年(平成23年)4月22日
- 編成地 :座間駐屯地
- 上級部隊:第4施設群
- 備考 :機動支援
第389施設中隊(廃止)
- 改編部隊:第362施設中隊
- 創設 :2011年(平成23年)4月22日
- 編成地 :古河駐屯地
- 上級部隊:第4施設群
- 廃止 :2016年(平成28年)3月28日
- 廃止地 :古河駐屯地
- 後継部隊:第390施設中隊
- 備考 :築城・障害 コア部隊
第390施設中隊
- 改編部隊:第389施設中隊(古河駐屯地)
- 創設 :2016年(平成28年)3月29日
- 編成地 :座間駐屯地
- 上級部隊:第4施設群
- 備考 :築城・障害
- 92式地雷原処理車や75式ドーザを装備し、障害処理を主な任務とする。
第391施設中隊
- 改編部隊:第373施設中隊及び第374施設中隊
- 創設 :2013年(平成25年)3月26日
- 編成地 :小郡駐屯地
- 上級部隊:第9施設群
- 備考 :築城・障害
第392施設中隊「392施」
- 概要 :油圧ショベル、ドーザ等をもって、陣地等を構築するとともに、地雷原の構成、爆破薬により道路・橋梁等の障害構成を行う中隊である。
- 改編部隊:第308施設中隊~第310施設中隊、第353施設中隊、第307施設器材中隊
- 創設 :2016年(平成28年)3月28日
- 編成地 :高田駐屯地
- 上級部隊:第5施設群
- 備考 :築城・障害
第393施設中隊「393施」
- 概要 :92式地雷原処理車、75式ドーザ、爆破薬等を使用し、地雷等の各種障害を処理し、戦車、普通科部隊の攻撃を支援する中隊である。
- 改編部隊:第308施設中隊~第310施設中隊、第353施設中隊、第307施設器材中隊
- 創設 :2016年(平成28年)3月28日
- 編成地 :高田駐屯地
- 上級部隊:第5施設群
- 備考 :機動支援
第394施設中隊「394施」
- 概要 :81式自走架柱橋、各種渡河機材をもって、河川に応急橋梁を架設するとともにドーザ、グレーダ、油圧 ショベル等の施設器材により道路の新設及び道路の補修を行う中隊である[5]。
- 改編部隊:第308施設中隊~第310施設中隊、第353施設中隊、第307施設器材中隊
- 創設 :2016年(平成28年)3月28日
- 編成地 :高田駐屯地
- 上級部隊:第5施設群
- 備考 :交通
第395施設中隊
- 創設 :2017年(平成29年)3月27日
- 編成地 :上富良野駐屯地
- 上級部隊:第14施設群
- 備考 :築城・障害 第14施設群新編により新編成。
第396施設中隊
- 創設 :2017年(平成29年)3月27日
- 編成地 :上富良野駐屯地
- 上級部隊:第14施設群
- 備考 :機動支援 第14施設群新編により新編成。
第397施設中隊
- 概要 :第12施設群第342施設中隊を改編し第14施設群新編に伴い隷属。
- 改編部隊:第12施設群第342施設中隊
- 創設 :2017年(平成29年)3月27日
- 編成地 :釧路駐屯地
- 上級部隊:第14施設群
- 備考 :交通
第398施設中隊
- 概要 :2017年(平成29年)3月に第335施設中隊~第337施設中隊、第312施設器材中隊を廃止し「築城・障害」機能の施設中隊に改編された。
- 改編部隊:第335施設中隊~第337施設中隊、第312施設器材中隊
- 創設 :2017年(平成29年)3月27日
- 編成地 :岩見沢駐屯地
- 上級部隊:第12施設群
- 備考 :築城・障害
第399施設中隊
- 概要 :2017年(平成29年)3月に第335施設中隊~第337施設中隊、第312施設器材中隊を廃止し「機動支援」機能の施設中隊に改編された。
- 改編部隊:第335施設中隊~第337施設中隊、第312施設器材中隊
- 創設 :2017年(平成29年)3月27日
- 編成地 :岩見沢駐屯地
- 上級部隊:第12施設群
- 備考 :機動支援
第400施設中隊
- 概要 :2017年(平成29年)3月に第335施設中隊~第337施設中隊、第312施設器材中隊を廃止し「交通」機能の施設中隊に改編された。
- 改編部隊:第335施設中隊~第337施設中隊、第312施設器材中隊
- 創設 :2017年(平成29年)3月27日
- 編成地 :岩見沢駐屯地
- 上級部隊:第12施設群
- 編成 :中隊本部、渡河小隊、交通小隊
- 備考 :交通
第401施設中隊
- 概要 :2017年(平成29年)3月に第365施設中隊、366施設中隊を改編し、飯塚駐屯地で新編された。
- 改編部隊:第365施設中隊、366施設中隊
- 創設 :2017年(平成29年)3月27日
- 編成地 :飯塚駐屯地
- 上級部隊:第2施設群
- 備考 :築城・障害
第402施設中隊
第402施設中隊(だいよんまるにしせつちゅうたい)は、岐阜分屯地に駐屯する第6施設群隷下の施設科部隊。
- 概要 :2019年(平成31年)3月に第369施設中隊を改編し、岐阜分屯地で第402施設中隊が新編された。第402施設中隊長が岐阜分屯地司令を兼務する。
- 改編部隊:第369施設中隊
- 創設 :2019年(平成31年)3月26日
- 編成地 :岐阜分屯地
- 上級部隊:第6施設群
- 備考 :築城・障害
ダンプ車両中隊[編集]
ダンプ車両中隊(ダンプしゃりょうちゅうたい)は、特大型ダンプを装備する陸上自衛隊の施設団隷下の施設科部隊である。第301から第313までの13個中隊が編成され、現在は5個中隊のみが各施設団に1個中隊ずつ団直轄として編合されている。新編時は全ての施設群に1個中隊ずつ編成されたが、施設団の改編により各施設群隷下のダンプ車両中隊は廃止され、1個中隊に統合され施設団直轄部隊として再編成された。
ダンプ車両中隊の一覧
- 第301ダンプ車両中隊(古河駐屯地) 第1施設団直轄
- 第303ダンプ車両中隊(南恵庭駐屯地)第3施設団直轄
- 第305ダンプ車両中隊(小郡駐屯地) 第5施設団直轄
- 第307ダンプ車両中隊(大久保駐屯地)第4施設団直轄
- 第312ダンプ車両中隊(船岡駐屯地) 第2施設団直轄
坑道中隊[編集]
坑道中隊(こうどうちゅうたい)は、坑道掘削装置を装備・運用する部隊である。陸上自衛隊では有事の際、地対艦ミサイル、自走榴弾砲、多連装ロケットシステムMLRSといった重特科火力を、トンネル状の坑道型陣地から運用することを想定している。 そのため施設科部隊には、坑道掘削の専門部隊が編成されている。
1991年(平成 3年)3月から第301から第304坑道中隊の4個中隊が編成されたが2010年(平成22年)3月に第303坑道中隊が廃止され、北部方面隊に2個中隊、西部方面隊に1個中隊の計3個中隊が配置されているほかに施設教導隊の施設器材中隊に坑道小隊が編成されていて学生に対して教育訓練が行われている。
母性保護の観点から、坑道中隊は女性自衛官の職種開放が行われていない。
坑道中隊等の一覧[編集]
- 第301坑道中隊(上富良野駐屯地)第3施設団第14施設群:北部方面隊
- 第302坑道中隊 (岩見沢駐屯地) 第3施設団第12施設群:北部方面隊
- 第304坑道中隊 (飯塚駐屯地)第5施設団第2施設群:西部方面隊
- 施設教導隊施設器材中隊坑道小隊:(勝田駐屯地)施設学校:大臣直轄部隊(東部方面隊管内に駐屯)
廃止された坑道中隊の一覧[編集]
坑道中隊等の沿革[編集]
- 時期不明:坑道小隊を勝田駐屯地で新編し、施設教導隊施設器材中隊に編合。
- 1991年(平成3年)3月29日:第301坑道中隊を南恵庭駐屯地で新編し、第1施設群に編合。
- 1996年(平成8年)3月29日:第302坑道中隊を岩見沢駐屯地で新編し、第12施設群に編合。
- 1998年(平成10年) 3月26日:第303坑道中隊を船岡駐屯地で新編し、第10施設群に編合。
- 2000年(平成12年)3月28日:第304坑道中隊を飯塚駐屯地で新編し、第2施設群に編合。
- 2004年(平成16年)3月29日:第301坑道中隊(南恵庭駐屯地)が第1施設群廃止により第13施設群隷下に編合。
- 2008年(平成20年)3月26日:第13施設群第301坑道中隊(南恵庭駐屯地)が北部方面施設隊直轄へ。
- 2010年(平成22年) 3月25日:第303坑道中隊(船岡駐屯地)を廃止。
- 2017年(平成29年)3月27日:第301坑道中隊が南恵庭駐屯地から上富良野駐屯地に移駐し第14施設群隷下に編合。
- 2024年(令和5年)3月:
水際障害中隊[編集]
水際障害中隊(すいさいしょうがいちゅうたい)は、海岸線沿いや水際に対上陸舟艇用の地雷・障害を設置し、敵の侵攻を阻止することを任務とし水陸両用車である94式水際地雷敷設装置を装備する部隊である。施設教導隊隷下及び第301から第304施設中隊の5個中隊が編成されている。
東部方面隊管内の宇都宮駐屯地で編成された第303水際障害中隊が西部方面隊の第9施設群(小郡駐屯地)隷下に移駐したが施設教導隊隷下に1個中隊が駐屯するため各方面隊地域内には各1個中隊が配置されていることになる。
水際障害中隊の一覧[編集]
- 第301水際障害中隊(船岡駐屯地)第2施設団直轄:東北方面隊
- 第302水際障害中隊(幌別駐屯地)第3施設団第13施設群:北部方面隊
- 第303水際障害中隊(小郡駐屯地)第9施設群:西部方面隊
- 第304水際障害中隊(和歌山駐屯地)第4施設団直轄:中部方面隊
- 施設教導隊水際障害中隊(勝田駐屯地)施設学校:大臣直轄部隊(東部方面隊管内に駐屯)
水際障害中隊の沿革[編集]
- 水際障害中隊を勝田駐屯地で新編し施設教導隊に編合。
- 1998年(平成10年)3月26日:第301水際障害中隊を船岡駐屯地で新編し第10施設群隷下に編合。
- 第302水際障害中隊を幌別駐屯地で新編し第13施設群隷下に編合。
- 2001年(平成13年)3月26日:第303水際障害中隊を宇都宮駐屯地で新編。
- 2004年(平成16年)3月29日:第304水際障害中隊が第303施設隊を改編し和歌山駐屯地で新編。
- 2008年(平成20年)3月26日:
- 第302水際障害中隊が北部方面施設隊直轄へ。
- 第4施設群隷下の第303水際障害中隊が宇都宮駐屯地から小郡駐屯地へ移駐し、第9施設群隷下に編合。
- 2013年(平成25年)3月26日:第9施設群を改編、第303水際障害中隊を第5施設団直轄部隊に編成替え。
- 2017年(平成29年)3月27日:第302水際障害中隊が北部方面施設隊直轄から第13施設群隷下へ異動。
- 2018年(平成30年)3月:第301水際障害中隊(船岡駐屯地)が第10施設群隷下から第2施設団直轄となる。
- 2019年(平成31年)3月26日:第304水際障害中隊(和歌山駐屯地)が第7施設群隷下から第4施設団直轄に隷属替え。
施設隊[編集]
施設隊(しせつたい)は、第301施設隊から第307施設隊まで7個が編成され、3個が施設中隊等に改編され現在は東部方面隊に2個、中部方面隊に2個の4個の施設隊が編成されている。1993年(平成 5年)3月に地区施設隊を改編し第301から第303施設隊が新編された。次に1999年(平成11年) 3月に第304から第305施設隊が施設中隊、施設群を改編して編成された。2001年(平成13年) 3月、2004年(平成16年) 3月に東部方面隊第1施設団隷下に第306施設隊、第307施設隊が新編された。
施設隊の一覧[編集]
廃止された施設隊の一覧[編集]
- 第302施設隊(鯖江駐屯地)第6施設群 : 2004年 (平成16年)3月26日:第6施設群 第372施設中隊(鯖江駐屯地)に改編。
- 第303施設隊(和歌山駐屯地)第7施設群: 2004年 (平成16年)3月26日:第7施設群 第304水際障害中隊(和歌山駐屯地)に改編。
- 第301施設隊(富山駐屯地)第4施設団 : 2006年 (平成18年)3月28日:第7施設群 第382施設中隊(富山駐屯地)に改編。
施設隊の沿革[編集]
- 1993年(平成 5年)3月30日:
- 1999年(平成11年)3月29日:第8施設群を廃止し、第304施設隊(出雲駐屯地)と第305施設隊(善通寺駐屯地)に改編。
- 2001年(平成13年)3月26日:第306施設隊を松本駐屯地で新編。
- 2004年(平成16年)
- 3月26日:
- 第302施設隊(鯖江駐屯地)を第372施設中隊に改編。第6施設群に編合。
- 第303施設隊(和歌山駐屯地)を第304水際障害中隊に改編。第7施設群に編合。
- 3月27日:第307施設隊を高田駐屯地で新編。
- 3月26日:
- 2006年(平成18年)
- 3月27日:第305施設隊が善通寺駐屯地から三軒屋駐屯地へ移駐。
- 3月28日:第301施設隊を第382施設中隊(富山駐屯地)に改編。第7施設群に編合。
- 2008年(平成20年)3月26日:
- 第304施設隊の築城・障害小隊を廃止し、第301施設小隊(コア部隊)「築城・障害」を新編。4個小隊から、3個小隊ヘ改編。
- 第305施設隊の築城・障害小隊を廃止し、第302施設小隊(コア部隊)「築城・障害」を新編。4個小隊から、3個小隊ヘ改編。
- 2011年(平成23年)4月22日:第307施設隊が高田駐屯地から宇都宮駐屯地へ移駐。
- 2017年(平成29年)3月27日:
各施設隊の詳細[編集]
第301施設隊(廃止)
- 改編部隊:第321地区施設隊
- 創設 :1993年 (平成 5年)3月30日
- 編成地 :富山駐屯地
- 駐屯地 :富山駐屯地
- 上級部隊:第4施設団(1993年 (平成 5年)3月30日から2006年 (平成18年)3月27日)
- 廃止 :2006年 (平成18年)3月27日
- 廃止地 :富山駐屯地
- 後継部隊:第382施設中隊
- 編成
- 第301施設隊本部
- 第1施設小隊
- 第2施設小隊
- 第3施設小隊
- 備考:
- 改編部隊:第322地区施設隊
- 創設 :1993年 (平成 5年)3月30日
- 編成地 :鯖江駐屯地
- 駐屯地 :鯖江駐屯地
- 上級部隊:第6施設群(1993年 (平成 5年)3月30日から2004年 (平成16年)3月26日)
- 廃止 :2004年 (平成16年)3月26日
- 廃止地 :鯖江駐屯地
- 後継部隊:第372施設中隊
- 編成
- 第301施設隊本部
- 第1施設小隊
- 第2施設小隊
- 備考:
- 改編部隊:第323地区施設隊
- 創設 :1993年 (平成 5年)3月30日
- 編成地 :和歌山駐屯地
- 駐屯地 :和歌山駐屯地
- 上級部隊:第7施設群(1993年 (平成 5年)3月30日から2004年 (平成16年)3月26日)
- 廃止 :2004年 (平成16年)3月26日
- 廃止地 :和歌山駐屯地
- 後継部隊:第304水際障害中隊
- 備考:
師団・旅団・陸上総隊等の施設科部隊[編集]
師団・旅団の施設科部隊[編集]
各師団には直轄の施設科部隊として、施設大隊が編成されている。各旅団には同様に施設隊が編成されている。また、即応機動連隊および普通科連隊本部管理中隊には施設作業小隊が、戦車連隊本部管理中隊には施設小隊が編成されている。
陸上総隊直轄部隊の施設科部隊[編集]
- 水陸機動団施設中隊(相浦駐屯地):2018年(平成30年)3月27日新編。
- 第1空挺団施設中隊(習志野駐屯地):2004年(平成16年)3月29日施設隊を拡充し、施設中隊に改編。
- 中央即応連隊施設中隊(宇都宮駐屯地):2017年(平成29年)3月27日新編。
機関・教育支援部隊[編集]
施設科の教育機関として防衛大臣直轄の陸上自衛隊施設学校(勝田駐屯地)が置かれている。施設学校隷下には、支援部隊として施設教導隊がある。また、富士教導団にも教育支援施設隊(滝ケ原駐屯地)が編制にあり、部隊訓練評価隊には評価支援隊施設小隊(滝ヶ原駐屯地)が編成されている。
野整備部隊[編集]
施設直接支援大隊の一覧
- 第101施設直接支援大隊(南恵庭駐屯地)北部方面後方支援隊:第3施設団を支援。2000年(平成12年)3月28日新編。
- 第102施設直接支援大隊(古河駐屯地)東部方面後方支援隊:第1施設団を支援。2002年(平成14年)3月27日新編。
- 第103施設直接支援大隊(小郡駐屯地)西部方面後方支援隊:第5施設団を支援。2003年(平成15年)3月27日新編。
- 第104施設直接支援大隊(大久保駐屯地)中部方面後方支援隊:第4施設団を支援。2004年(平成16年)3月29日新編。
- 第105施設直接支援大隊(船岡駐屯地)東北方面後方支援隊:第2施設団を支援。2006年(平成18年)3月27日新編。
施設直接支援中隊
- 施設教育直接支援中隊(勝田駐屯地 )東部方面後方支援隊:施設学校を支援。
沿革[編集]
警察予備隊・保安隊時代[編集]
- 1951年(昭和26年)
- 5月1日:
- 第1施設大隊が豊川駐屯地において編成完結。第1管区隊に隷属。
- 第2施設大隊が美幌駐屯地において編成完結。第2管区隊に隷属。
- 第3施設大隊が善通寺駐屯地において編成完結。第3管区隊に隷属。
- 第4施設大隊が鹿屋駐屯地において編成完結。第4管区隊に隷属。
- 11月25日:第504建設大隊が福知山駐屯地で新編。
- 5月1日:
- 1952年(昭和27年)
- 1953年(昭和28年)
- 1954年(昭和29年)
- 2月15日:第1施設大隊が南古河駐屯地に移駐。
陸上自衛隊の発足[編集]
- 1954年(昭和29年)
- 7月1日:
- 独立第1施設群が第1施設群(南恵庭駐屯地)に称号変更。
- 第500建設群が第1建設群(豊川駐屯地)に称号変更。第1建設群長が豊川駐屯地司令に職務指定。編成(本部中隊、3個建設大隊、1個施設重器材隊、2個ダンプ車両中隊)
- 第504建設大隊(福知山駐屯地)が第101建設大隊に称号変更。
- 第530施設大隊が第101施設大隊(勝田駐屯地)に称号変更。
- 第532施設大隊が第102施設大隊(岩見沢駐屯地)に称号変更。第1施設群に編合。
- 第533施設大隊が第103施設大隊(幌別駐屯地)に称号変更。第1施設群に編合。
- 第104施設大隊を南恵庭駐屯地で新編。第1施設群に編合。
- 第531施設大隊が第105施設大隊(久居駐屯地)に称号変更。
- 第535施設大隊が第106施設大隊(小郡駐屯地)に称号変更。
- 9月10日:第102建設大隊が豊川駐屯地で新編。朝霞駐屯地に移駐。
- 9月25日:
- 第5施設大隊が帯広駐屯地で編成完結。
- 第6管区隊編成により、第6施設大隊 が南古河駐屯地 において編成完結。
- 第2施設群が小郡駐屯地で新編。第106施設大隊を隷下に編合。
- 10月:第107施設大隊が勝田駐屯地で新編。
- 10月27日:
- 第101建設大隊が福知山駐屯地から豊川駐屯地に移駐。
- 第103建設大隊が豊川駐屯地で新編。
- 12月22日:第6施設大隊が南古河駐屯地から福島駐屯地に移駐。
- 7月1日:
- 1955年(昭和33年)1月25日:第7混成団編成により、第7施設大隊が南恵庭駐屯地において編成完結。真駒内駐屯地へ移駐。
- 1956年(昭和31年)
- 1月25日:
- 第8混成団編成に伴い、第8施設大隊が竹松駐屯地において編成完結。
- 第101施設大隊が施設教導大隊に勝田駐屯地で改編。
- 第108施設大隊が小郡駐屯地で編成、第2施設群隷下に編入。
- 4月1日:第108施設大隊が小郡駐屯地から小倉駐屯地 に移駐。
- 1月25日:
- 1957年(昭和32年)
- 2月20日:第9施設大隊 が福島駐屯地において編成完結(第1施設中隊及び第2施設中隊で編成)。
- 2月21日:第9施設大隊が第9混成団に隷属。
- 3月5日:第9施設大隊が福島駐屯地から八戸駐屯地に移駐。
- 3月26日:第8施設大隊が竹松駐屯地から北熊本駐屯地に移駐。
- 12月7日:第105施設大隊が久居駐屯地から神町駐屯地へ移駐。
- 1958年(昭和33年)6月26日:第10混成団編成に伴い、第10施設大隊(本部管理中隊・第1中隊・第2中隊)が千僧駐屯地において編成完結し、大久保駐屯地へ移駐。
- 1960年(昭和35年)
施設団の編成[編集]
- 1961年(昭和36年)8月17日:
- 第1建設群を母体として第1施設団(朝霞駐屯地)が新編され、第1施設団長が駐屯地司令に職務指定。第104建設大隊が新編の上、第102建設大隊・第107施設大隊とともに第1施設団隷下に編入。
- 第2施設団が仙台駐屯地で新編。第103建設大隊・第105施設大隊が第2施設団隷下に編入。
- 第3施設団が南恵庭駐屯地で新編。第1施設群(第102施設大隊~第104施設大隊)が第3施設団隷下に編入。第301パネル橋中隊、第301浮橋中隊を編合。
- 第4施設団が大久保駐屯地で新編。
- 第5施設団が小郡駐屯地で新編。第2施設群(第106施設大隊、第108施設大隊)が第5施設団隷下に編入。
- 第110施設大隊が富士駐屯地で新編。富士教導隊に配属。
師団へ改編[編集]
- 1962年(昭和37年)
- 1月18日:
- 第1管区隊の第1師団への改編に伴い、第1施設大隊が編成完結。
- 第2管区隊の第2師団への改編に伴い、第2施設大隊が編成完結。
- 第3管区隊の第3師団への改編に伴い、第3施設大隊が編成完結。
- 第5管区隊の第5師団への改編に伴い、第5施設大隊が編成完結。
- 第10混成団の第10師団への改編に伴い、第10施設大隊が編成完結。第3施設中隊を新編。
- 第11師団編成に伴い、第11施設大隊が真駒内駐屯地で編成完結。
- 第12師団編成に伴い、第12施設大隊が古河駐屯地で編成完結。編成完結後、新町駐屯地へ移駐。
- 第13師団編成に伴い、第13施設大隊が編成完結。他の駐屯地から海田市駐屯地へ移駐 。
- 第7施設大隊が真駒内駐屯地から東千歳駐屯地に移駐。
- 第105建設大隊が大久保駐屯地で新編。
- 3月26日:第104建設大隊が朝霞駐屯地から宇都宮駐屯地に移駐。
- 8月14日:第107施設大隊の主力3個中隊が高田駐屯地に移駐。
- 8月15日:
- 第4管区隊の第4師団への改編に伴い、第4施設大隊が編成完結。
- 第6管区隊の第6師団への改編に伴い、第6施設大隊が編成完結。第4中隊を廃止。
- 第7混成団が第7師団への改編に伴い、第7施設大隊が編成完結。第7施設大隊給水班は第7補給隊に編成替え。
- 第8混成団の第8師団への改編に伴い、第8施設大隊が編成完結。第3施設中隊を新編。
- 第9混成団の第9師団への改編に伴い、第9施設大隊が編成完結。第3施設中隊を新編。
- 1月18日:
- 1963年(昭和38年)8月10日:第302ダンプ車両中隊が朝霞駐屯地から福島駐屯地に移駐。
- 1964年(昭和39年)
- 8月1日:第301パネル橋中隊、第301浮橋中隊を廃止し、第301架橋中隊及び第302架橋中隊が編成完結。
- 8月12日:第3施設団第302架橋中隊が小郡駐屯地に移駐し、第5施設団隷下に編合。
- 1965年 (昭和40年)
- 7月:第110施設大隊が富士駐屯地から滝ヶ原駐屯地に移駐。
- 8月3日:第110施設大隊が富士教導団隷下に配属。
- 1966年(昭和41年)
- 2月21日:第108施設大隊が小倉駐屯地から飯塚駐屯地に移駐。
- 4月1日:第101建設隊(第1施設群隷下)が廃止。
- 1968年(昭和43年)8月9日:第107施設大隊の1個中隊が高田駐屯地に移駐。
- 1967年(昭和42年)3月10日:第10施設大隊が春日井駐屯地へ移駐。
- 1970年(昭和45年)3月10日:第6師団の甲師団化に伴い、第6施設大隊第4中隊を再編。
- 1971年(昭和46年)10月20日:第102建設大隊が朝霞駐屯地座間分屯地へ移駐。
- 1972年(昭和47年)8月1日:
- 1973年(昭和48年)
- 3月27日:
- 8月1日:
- 第106施設大隊を基幹として第9施設群が小郡駐屯地で新編。第305ダンプ車両中隊(小郡駐屯地)を第9施設群に編合。
- 第108施設大隊を基幹として第2施設群を飯塚駐屯地で再編(施設大隊を隷下に編成していた旧第2施設群を改編)。第306ダンプ車両中隊(飯塚駐屯地)を第2施設群に編合。
- 第302架橋中隊を廃止し、第103施設器材隊を小郡駐屯地で新編。
- 1974年(昭和49年)3月26日:
- 1976年(昭和51年)3月25日:
- 第104施設大隊を基幹として第1施設群を第3施設団隷下に南恵庭駐屯地で再編。第303ダンプ車両中隊(南恵庭駐屯地)が第1施設群に編合。
- 第102施設大隊を基幹として第12施設群が第3施設団隷下に岩見沢駐屯地で新編。第304ダンプ車両中隊(岩見沢駐屯地)を第12施設群に編合。
- 第103施設大隊を基幹として第13施設群が第3施設団隷下に幌別駐屯地で新編。第313ダンプ車両中隊を幌別駐屯地で新編し第13施設群に編合。
- 1980年(昭和55年)3月25日:第301架橋中隊を廃止し、第105施設器材隊を南恵庭駐屯地で新編。
- 1981年(昭和56年)3月25日:
- 第7師団の機甲師団への改編に伴い、第7施設大隊第4施設中隊を新編、攻撃支援小隊を廃止、衛生小隊が衛生班に改編。
- 第8師団の甲師団化に伴い、第8施設大隊第4施設中隊を新編。
- 第305ダンプ車両中隊(小郡駐屯地)を第5施設団直轄へ。
- 第306ダンプ車両中隊(飯塚駐屯地)を廃止。
- 1982年(昭和57年)3月25日:
- 第303ダンプ車両中隊(南恵庭駐屯地)を第3施設団直轄へ。
- 第304ダンプ車両中隊(岩見沢駐屯地)及び第313ダンプ車両中隊(幌別駐屯地)を廃止。
- 1983年(昭和58年)3月23日:
- 1984年(昭和59年)3月26日:
- 第301ダンプ車両中隊(朝霞駐屯地)を第1施設団直轄に。
- 第308ダンプ車両中隊(宇都宮駐屯地)及び第309ダンプ車両中隊(高田駐屯地)を廃止。
- 1985年(昭和60年)3月25日:
- 第307ダンプ車両中隊(大久保駐屯地)を第4施設団直轄へ。
- 第310ダンプ車両中隊(豊川駐屯地)及び第311ダンプ車両中隊(善通寺駐屯地)を廃止。
- 第8施設大隊が北熊本駐屯地から川内駐屯地に移駐。
- 1989年(平成元年)3月24日:
- 第103施設器材隊に整備中隊を新編。
- 第104施設器材隊に架橋中隊をパネル橋小隊と浮橋小隊を廃止して新編。
- 1991年(平成 3年)
- 3月29日:第1施設群に第301坑道中隊(南恵庭駐屯地)新編。
- 8月 :第8施設大隊特定第4施設中隊を新編。
- 1992年(平成4年)9月 :第102施設器材隊隷下の整備中隊を廃止し、特殊器材中隊を新編。
- 1994年(平成6年)3月23日:第3施設大隊が千僧駐屯地から大久保駐屯地へ移駐。
- 1995年(平成7年)3月28日:第2施設大隊の改編(渡河器材小隊改編)。第2戦車連隊本部管理中隊施設小隊の編成要員を差出。
- 1996年(平成 8年)3月29日:第302坑道中隊(岩見沢駐屯地)を新編。
- 1999年(平成11年) 3月29日:
- 第13施設大隊を第13施設中隊に縮小改編。
- 第8施設群が廃止。第305施設隊(善通寺駐屯地)に改編。
- 第11施設群を機能別中隊に改編。
- 2000年(平成12年)3月28日:
- 第13施設群を機能別中隊に改編。
- 第2施設群に第304坑道中隊(飯塚駐屯地)を編成。
- 第103施設器材隊隷下の整備中隊を廃止し、特殊器材中隊を新編。
- 第105施設器材隊の整備部門を北部方面後方支援隊第101施設直接支援大隊に移管。
- 2001年(平成13年)
- 2002年(平成14年)
- 2003年(平成15年)3月27日:
- 第2施設群を機能別中隊に改編。
- 第103施設器材隊の整備部門を西部方面後方支援隊第103施設直接支援大隊に移管。
- 2004年(平成16年)
- 3月27日:
- 第6施設群を機能別中隊に改編
- 第102施設器材隊の整備部門を中部方面後方支援隊第104施設直接支援大隊に移管。
- 3月29日:
- 第1施設群(南恵庭駐屯地)が廃止。
- 第301坑道中隊(南恵庭駐屯地)が第13施設群隷下に編成替え。
- 第5師団の旅団化に伴い第5施設中隊へ縮小改編。第5戦車隊へ施設小隊要員を異動。第5施設中隊の整備部門を第5後方支援隊第1整備中隊施設整備小隊へ移管。
- 第10施設大隊第4施設中隊(即応予備中隊)を新編。第10施設大隊の整備部門を第10後方支援連隊第1整備大隊へ移管。
- 第1空挺団施設隊を拡充し、第1空挺団施設中隊に改編。
- 3月27日:
- 2005年(平成17年)
- 3月28日:第9施設群を機能別中隊に改編。
- 3月:第7施設大隊に施設作業車装備。
- 2006年(平成18年)3月27日:
- 第104施設器材隊に特殊器材中隊を本部付隊特殊器材小隊を廃止して新編。
- 第104施設器材隊の整備部門を東北方面後方支援隊第105施設直接支援大隊に移管。
- 第7施設群を機能別中隊に改編。
- 第2混成団施設隊を第14施設中隊に改編。
- 2008年(平成20年)3月26日:
- 第13施設群が廃止され第13施設隊に改編。北部方面施設隊隷下に第12施設群とともに編合。第301坑道中隊が北部方面施設隊直轄へ[10]。
- 第11師団の第11旅団への改編に伴い、第11施設中隊へ縮小改編。
- 2010年(平成22年)
- 2011年(平成23年)4月22日:
- 第1施設大隊第4施設中隊を廃止。
- 第2施設大隊改編。第4施設中隊、教育班廃止、特定中隊改編。
- 第5旅団の総合近代化旅団への改編に伴い、第5戦車大隊本部管理中隊から施設小隊の移管を受け第5施設隊へ改編。
- 2012年 (平成24年)3月26日:第14施設中隊が徳島駐屯地に移駐し第14施設隊に改編。
- 2013年 (平成25年)3月26日:第12施設中隊が第12施設隊に改編。
- 2014年 (平成26年) 3月26日:
- 第7師団改編に伴い、第7施設大隊第4施設中隊を常備自衛官の部隊へ改編。
- 第9施設大隊の改編に伴い、交通小隊を改編。
- 第10施設大隊の第4施設中隊(即応予備中隊)を廃止。
- 第11施設中隊が第11施設隊に改編。
- 第13施設中隊が第13施設隊へ改編。
- 2015年 (平成27年)3月26日:第8施設大隊改編に伴い、渡河器材小隊改編。
- 2016年 (平成28年)
- 2月:第7施設大隊に07式機動支援橋を装備。
- 3月28日:第5施設群を機能別中隊に改編。
- 2017年(平成29年)3月27日:
- 2018年 (平成30年)
- 3月26日:第8施設大隊第4施設中隊を廃止(要員の一部を水陸機動団施設中隊へ移行)。
- 3月27日:
- 第4施設大隊の一部と第5施設団、第8施設大隊の1個中隊により水陸機動団施設中隊を相浦駐屯地で編成。
- 第10施設群の第301水際障害中隊(船岡駐屯地)が第2施設団直轄となる。
- 2022年(令和4年)3月17日:第15施設中隊(那覇駐屯地)を第15施設隊に改編[11][12]。
廃止された施設科部隊[編集]
独立施設大隊[編集]
独立施設大隊は、大隊本部及び本部管理中隊、2個の施設中隊の編制からなる施設科の独立大隊である。警察予備隊・保安隊時代に、500番台で7個大隊が編成された。1954年(昭和29年)7月1日の陸上自衛隊の発足時に、第101から第106施設大隊と100番台の部隊番号が付与された。最終的に第110施設大隊まで独立施設部隊として編成され、第101施設大隊が施設教導隊、第110施設大隊が教育支援施設隊、第102から第109施設大隊が逐次、施設群へと改編され現在は全て廃止されている。
- 第510施設大隊:詳細不明
- 第530施設大隊:1956年 (昭和31年)1月25日、第101施設大隊に称号変更。
- 第531施設大隊:1954年 (昭和29年)7月1日、第105施設大隊に称号変更。
- 第532施設大隊:1954年 (昭和29年)7月1日、第102施設大隊(岩見沢駐屯地)に称号変更。
- 第533施設大隊:1954年 (昭和29年)7月1日、第103施設大隊(幌別駐屯地 )に称号変更。
- 第534施設大隊:詳細不明
- 第535施設大隊:1954年 (昭和29年)7月1日、第106施設大隊に称号変更。
- 第101施設大隊:施設教導大隊(勝田駐屯地)に改編。施設教導大隊は1975年に施設教導隊に改編。
- 第102施設大隊:第12施設群(岩見沢駐屯地)に改編。
- 第103施設大隊:第13施設群(幌別駐屯地 )に改編。
- 第104施設大隊:第1施設群(南恵庭駐屯地)に改編。
- 第105施設大隊:1960年(昭和35年)8月12日、神町駐屯地の第105施設大隊が第6施設大隊に、福島駐屯地の第6施設大隊が第105施設大隊にそれぞれ改編。1974年(昭和49年)3月26日、第11施設群(福島駐屯地)に改編。
- 第106施設大隊:第9施設群(小郡駐屯地)に改編。
- 第107施設大隊:第5施設群(高田駐屯地)に改編。
- 第108施設大隊:第2施設群(飯塚駐屯地)に改編。
- 第109施設大隊:第8施設群(善通寺駐屯地)に改編。
- 第110施設大隊:教育支援施設隊(滝ヶ原駐屯地)に改編。
建設大隊[編集]
建設大隊は、1954年(昭和29年)7月1日に陸上自衛隊の発足時に編成された第101建設大隊から1962年(昭和37年)1月に編成された第105建設大隊まで5個大隊が独立施設部隊として編成された。逐次施設群へと改編され1974年(昭和49年)3月に全て廃止されている。
- 第501建設大隊:詳細不明
- 第502建設大隊:詳細不明
- 第503建設大隊:詳細不明
- 第504建設大隊:1954年 (昭和29年)6月30日、第101建設大隊(金沢駐屯地)に名称変更。
- 第101建設大隊:1973年(昭和48年)3月27日、第6施設群(豊川駐屯地)に改編。
- 第102建設大隊:1972年(昭和47年)8月1日、第3施設群(座間分屯地)に改編。
- 第103建設大隊:1974年(昭和49年)3月26日、第10施設群(船岡駐屯地)に改編。
- 第104建設大隊:1972年(昭和47年)8月1日、第4施設群(宇都宮駐屯地)に改編。
- 第105建設大隊:1973年(昭和48年)3月27日、第7施設群(大久保駐屯地)に改編。
建設群[編集]
建設群は、複数の建設大隊からなる施設科部隊であり、第500建設群及びその後継の第1建設群があった。第1建設群は1972年に第1施設団へと改編されている。
方面隊直轄部隊[編集]
地区施設隊[編集]
地区施設隊は、中隊規模程度(60人から70人)の編成であり、各方面隊に配置された。第301地区施設隊から第325地区施設隊まで25個の地区施設隊が編成されたが逐次廃止、施設中隊へ改編された。詳細は、「地区施設隊」参照。
施設団隷下部隊[編集]
パネル橋中隊
第301パネル橋中隊
- 創設(地):不明(南恵庭駐屯地)
- 上級部隊:第3施設団(1961年(昭和36年)8月17日編合)
- 廃止(地):1964年(昭和39年)7月31日(南恵庭駐屯地)
- 後継部隊:第301架橋中隊、第302架橋中隊
- 1961年(昭和36年)8月17日:第3施設団が南恵庭駐屯地において編成完結。第301パネル橋中隊を編合。
- 1964年(昭和39年)8月1日:第301パネル橋中隊、第301浮橋中隊を廃止し、第301架橋中隊及び第302架橋中隊が編成完結。
浮橋中隊
第301浮橋中隊
- 創設(地):不明(南恵庭駐屯地)
- 上級部隊:第3施設団(1961年(昭和36年)8月17日編合)
- 廃止(地):1964年(昭和39年)7月31日(南恵庭駐屯地)
- 後継部隊:第301架橋中隊、第302架橋中隊
- 1961年(昭和36年)8月17日:第3施設団が南恵庭駐屯地において編成完結。第301浮橋中隊を編合。
- 1964年(昭和39年)8月1:第301浮橋中隊が廃止。
架橋中隊
第301架橋中隊(だいさんまるいちかきょうちゅうたい)は、南恵庭駐屯地に駐屯していた第3施設団隷下の施設科部隊で1980年(昭和55年)3月に廃止された。
第3施設団隷下の第301パネル橋中隊及び第301浮橋中隊を廃止して、第301架橋中隊と第302架橋中隊の2個中隊に南恵庭駐屯地で再編された。1980年(昭和55年)3月に第301架橋中隊は廃止され第105施設器材隊に改編された。
- 改編部隊:第301パネル橋中隊、第301浮橋中隊
- 創設(地):1964年(昭和39年)8月1日(南恵庭駐屯地)
- 上級部隊:第3施設団
- 廃止(地):1980年(昭和55年)3月23 日(南恵庭駐屯地)
- 後継部隊:第105施設器材隊
- 1964年(昭和39年)8月1日:第301パネル橋中隊、第301浮橋中隊を廃止し、第301架橋中隊及び第302架橋中隊が編成完結。
- 1980年(昭和55年)3月24 日:第301架橋中隊を廃止し、第105施設器材隊に改編。
第302架橋中隊(だいさんまるにかきょうちゅうたい)は、小郡駐屯地に駐屯していた第5施設団隷下の施設科部隊で1973年(昭和48年)7月に廃止された。
第3施設団隷下の第301パネル橋中隊及び第301浮橋中隊を廃止し、第301架橋中隊と第302架橋中隊の2個中隊に南恵庭駐屯地で再編された。1964年(昭和39年)8月に小郡駐屯地へ移駐し第5施設団隷下となり、1973年(昭和48年)7月に第302架橋中隊は廃止され第103施設器材隊に改編された。
- 改編部隊:第301パネル橋中隊、第301浮橋中隊
- 創設(地):1964年(昭和39年)8月1日(南恵庭駐屯地)
- 移駐(先):1964年(昭和39年)8月12日(小郡駐屯地)
- 上級部隊:第5施設団
- 廃止(地):1973年(昭和48年)7月31日(小郡駐屯地)
- 後継部隊:第103施設器材隊
施設群隷下部隊[編集]
建設隊[編集]
第101建設隊は、陸上自衛隊第1施設群隷下の鉄道部隊であり、1966年4月1日に廃止された。
施設器材中隊[編集]
施設器材中隊は、各種施設器材を多数装備し、各種施設作業を行うほか、他の施設中隊を増援を任務としていた部隊である。全部で13個中隊が施設群隷下に編成されたが、機能別編成改編に伴い、施設群のナンバー施設中隊へと逐次改編された。編成は、中隊本部、81式自走架柱橋を装備する架橋小隊及び各種施設器材を装備する施設器材小隊からなる。なお、施設教導隊には、名称として施設器材中隊が残っているが、編成が異なり、中隊本部、交通小隊、ダンプ車両班、特殊器材小隊及び坑道小隊からなる。
- 第301施設器材中隊(座間分屯地):第3施設群 1972年(昭和47年)8月1日-2001年(平成13年)3月26日
- 第302施設器材中隊(南恵庭駐屯地):第1施設群 1976年 (昭和51年)3月25日-2004年(平成16年)3月29日
- 第303施設器材中隊(小郡駐屯地):第9施設群 1973年(昭和48年)8月1日-2005年(平成17年)3月28日
- 第304施設器材中隊(船岡駐屯地):第10施設群 1974年(昭和49年)3月26日-2010年(平成22年)3月25日。第385施設中隊に改編。
- 第305施設器材中隊(大久保駐屯地):第7施設群 1973年(昭和48年)3月27日-2006年(平成18年)3月27日
- 第306施設器材中隊(宇都宮駐屯地):第4施設群 1972年(昭和47年)8月1日-2001年(平成13年)3月26日
- 第307施設器材中隊(高田駐屯地):第5施設群 1972年(昭和47年)8月1日-2016年(平成28年)3月28日
- 第308施設器材中隊(豊川駐屯地):第6施設群 1973年(昭和48年)3月27日-2004年(平成16年)3月27日
- 第309施設器材中隊(善通寺駐屯地):第8施設群 1973年(昭和48年)3月27日-1999年(平成11年)3月29日
- 第310施設器材中隊(飯塚駐屯地):第2施設群 1973年(昭和48年)8月1日-2003年(平成15年)3月27日
- 第311施設器材中隊(福島駐屯地):第11施設群 1974年(昭和49年)3月26日-1999年(平成11年)3月29日
- 第312施設器材中隊(岩見沢駐屯地):第12施設群 1976年(昭和51年)3月25日-2017年(平成29年)3月27日
- 第313施設器材中隊(幌別駐屯地):第13施設群 1976年(昭和51年)3月25日-2000年(平成12年)3月28日
ダンプ車両中隊[編集]
- 第306ダンプ車両中隊(飯塚駐屯地)第2施設群:1981年 (昭和56年)3月25日廃止。
- 第304ダンプ車両中隊(岩見沢駐屯地)第12施設群:1982年(昭和57年)3月25日廃止。
- 第313ダンプ車両中隊(幌別駐屯地)第13施設群:1982年(昭和57年)3月25日廃止。
- 第302ダンプ車両中隊(福島駐屯地)第11施設群:1983年(昭和58年)3月23日廃止。
- 第308ダンプ車両中隊(宇都宮駐屯地)第4施設群:1984年(昭和59年)3月26日廃止。
- 第309ダンプ車両中隊(高田駐屯地)第5施設群:1984年(昭和59年)3月26日廃止。
- 第310ダンプ車両中隊(豊川駐屯地)第6施設群:1985年(昭和60年)3月25日廃止。
- 第311ダンプ車両中隊(善通寺駐屯地)第8施設群:1985年(昭和60年)3月25日廃止。
師団・旅団直轄部隊[編集]
師団直轄施設大隊[編集]
- 第5施設大隊(帯広駐屯地):2004年(平成16年)3月29日、旅団化に際し、第5施設中隊へ縮小改編。
- 第11施設大隊(真駒内駐屯地):2008年(平成20年)3月26日、旅団化に際し、第11施設中隊へ縮小改編。
- 第12施設大隊(新町駐屯地):2001年(平成13年)3月27日、旅団化に際し、第12施設中隊へ縮小改編
- 第13施設大隊(海田市駐屯地):1999年(平成11年) 3月29日、旅団化に際し第13施設中隊に縮小改編。
旅団直轄施設中隊[編集]
- 第5施設中隊(帯広駐屯地):2011年(平成23年)4月22日、第5施設隊へ改編。
- 第11施設中隊(真駒内駐屯地):2014年(平成26年)3月26日、第11施設隊に改編
- 第12施設中隊(新町駐屯地):2013年(平成25年)3月26日、第12施設隊にへ改編。
- 第13施設中隊(海田市駐屯地):2014年(平成26年) 3月26日、第13施設隊へ改編。
- 第14施設中隊(徳島駐屯地):2012年(平成24年)3月26日、第14施設隊へ改編。
- 第15施設中隊(那覇駐屯地):2022年(令和4年)3月16日廃止、第15施設隊へ改編[11][12]。
野整備部隊[編集]
方面施設野整備隊
- 北部方面施設野整備隊本部(苗穂分屯地):1964年 (昭和39年)3月24日北部方面武器隊に編合。廃止時期不明。
施設野整備隊
- 第301施設野整備隊(苗穂分屯地):1964年 (昭和39年)3月24日北部方面武器隊に編合。廃止時期不明。
- 第302施設野整備隊(苗穂分屯地):1964年 (昭和39年)3月24日北部方面武器隊に編合。3月25日苗穂分屯地から南恵庭駐屯地に移駐。廃止時期不明。
- 第303施設野整備隊(苗穂分屯地):1964年 (昭和39年)3月24日北部方面武器隊に編合。3月25日苗穂分屯地から旭川駐屯地に移駐。廃止時期不明。
- 第304~第316施設野整備隊:詳細不明。
- 第317施設野整備隊(健軍駐屯地):1964年 (昭和39年)3月26日:第317施設野整備隊が健軍駐屯地から小郡駐屯地へ移駐。 1976年 (昭和51年)3月25日 廃止。
脚注[編集]
- ^ a b c d 『陸上自衛隊パーフェクトガイド 2008-2009』学習研究社、2008年、122-128頁。ISBN 978-4056051414。
- ^ 普通科連隊の施設小隊が該当
- ^ “小郡駐屯地のあゆみ-陸上自衛隊第5施設団 小郡駐屯地”. www.mod.go.jp. 2022年5月4日閲覧。
- ^ “第2施設団の沿革”. 2022/4/24閲覧。
- ^ “第5施設群HP”. 陸上自衛隊. 2022年10月23日閲覧。
- ^ “301坑道中隊が30年の歴史に幕|上富良野駐屯14施設群 - 防衛日報デジタル|自衛隊総合情報メディア”. dailydefense.jp. 2023年8月13日閲覧。
- ^ “302坑道中隊訓練検閲「坑道掘削のプロとして」|岩見沢駐屯地 - 防衛日報デジタル|自衛隊総合情報メディア”. dailydefense.jp. 2023年8月13日閲覧。
- ^ a b 「築城・障害」を担当
- ^ 『第一管区隊史 保安隊編』保安隊第一管区総監部、1958年。
- ^ 「19年度末部隊新改編 詳報」朝雲新聞(2008年4月3日付)
- ^ a b 陸上自衛隊 第15旅団 [@jgsdf_15b_pr] (2022年3月31日). "【第15施設「中隊」から「隊」へ改編】". X(旧Twitter)より2022年4月8日閲覧。
- ^ a b “第15施設隊に改編 島しょ展開能力を拡充”. 防衛ニュース (防衛ホーム). (2020年4月15日) 2022年5月9日閲覧。
参考文献[編集]
- 『セキュリタリアン』(防衛弘済会)各号
- 『SoYou』(曹友連合会)各号
- 『軍事研究』(ジャパン・ミリタリー・レビュー)各号
- 木下寛朗 他『陸上自衛隊パーフェクトガイド. 2008−2009』学習研究社、2008年4月。ISBN 978-4-05-605141-4。
関連項目[編集]
- 陸上自衛隊の連隊等一覧#施設科
- 自衛隊南スーダン派遣
- 地理情報隊(情報科部隊であるが、測量は施設科の任務)
- 工兵(アメリカ陸軍工兵司令部)
外部リンク[編集]
- 陸上自衛隊とは > 職種 > 施設科
- 道を拓く(施設科部隊による県道工事を記録した映画)