中央情報隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
中央情報隊
Military Intelligence Command
Military intelligence command JGSDF.png
シンボルマーク
創設 2007年平成19年)3月28日
所属政体 日本の旗 日本
所属組織 Flag of the Japan Self-Defense Forces.svg 陸上自衛隊
部隊編制単位
兵科 情報科
兵種/任務/特性 公刊情報収集・翻訳地理
地図情報・ヒューミント
人員 約600名
所在地 東京都新宿区
編成地 市ヶ谷
上級単位 陸上総隊
担当地域 日本全国
テンプレートを表示

中央情報隊(ちゅうおうじょうほうたい、英称:Military Intelligence Command:MIC)は、東京都練馬区朝霞駐屯地に駐屯する陸上自衛隊陸上総隊直轄の情報部隊である。

概要[編集]

陸上自衛隊の部隊が作戦を実施する際に必要な作戦情報、偵察情報、地理情報などを一元化し、効率化を進めるため、地理情報を担当する中央地理隊東立川駐屯地)と、海外の軍事関連の文献を収集・翻訳する中央資料隊市ヶ谷駐屯地)が統合されて2007年3月28日に編成された。隊員数は約600名。

中央情報隊には「あらゆる情報を一元的かつ専門的に処理して部隊の情報業務を支援する」役割が期待されている。中央情報隊の新編構想が出てきた背景には、これまで連隊(例えば各普通科連隊には本部管理中隊情報小隊が置かれている)や中隊レベルで収集していた偵察部隊からの敵部隊に関する情報や作戦情報などが必ずしも上級部隊と双方向に迅速、的確に流れていたわけではなかったことなどがある。作戦情報などに関して一元化し、各部隊が共有でき、迅速・的確に対応できる新たな情報組織の必要性が高まっていたものに基づく。また、海外で人間相手の情報工作を担当するヒューミント部隊である現地情報隊を新設し、自衛隊海外派遣のとき、先遣隊として現地入りし、情報収集に従事させるとしている。

沿革[編集]

部隊編成[編集]

特記ないものは朝霞駐屯地に所在。

主要幹部[編集]

官職名 階級 氏名 補職発令日 前職
中央情報隊長
陸上総隊司令部情報部長
陸将補 亀山慎二 2016年07月01日 東北方面総監部幕僚副長
副隊長 1等陸佐 平澤達也 2017年08月01日 中部方面総監部情報部長
歴代の隊長(陸将補(二))
氏名 在職期間 出身校・期 前職 後職
中央情報隊長(防衛大臣直轄)
01 市川卓治 2007年03月28日 - 2009年02月22日 防大20期 情報本部情報官 陸上幕僚監部[1]
→2009年3月24日 辞職
02 末永典良 2009年03月24日 - 2011年08月05日 防大22期 自衛隊沖縄地方協力本部 退職
03 川久保源映 2011年08月05日 - 2012年07月25日 防大24期 陸上自衛隊小平学校副校長 陸上自衛隊小平学校長
小平駐屯地司令
04 田原義信 2012年07月26日 - 2014年08月04日 防大26期 西部方面特科隊
湯布院駐屯地司令
第9師団副師団長
青森駐屯地司令
05 工藤天彦 2014年08月05日 - 2016年06月30日 防大28期 北部方面総監部情報部長 陸上自衛隊小平学校長
兼 小平駐屯地司令
06 亀山慎二 2016年07月01日 - 2018年03月26日 防大31期 東北方面総監部幕僚副長 2018年3月27日
陸上総隊司令部情報部長兼補発令
中央情報隊長 兼 陸上総隊司令部情報部長(陸上総隊隷下)[2]
01 亀山慎二 2018年03月27日 - 防大31期

脚注[編集]

  1. ^ “ネット閲覧、陸将補を処分…職場PCから携帯サイト”. YOMIURI ONLINE (読売新聞社). (2009年2月21日). オリジナル2009年2月25日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20090225081755/http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20090223nt04.htm 
  2. ^ 防衛省人事発令(2018年3月27日将補人事)