第9師団 (陸上自衛隊)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
第9師団
JGSDF 9th Division.svg
創設 1962年(昭和37年)8月15日
所属政体 日本の旗 日本
所属組織 Flag of the Japan Self-Defense Forces.svg 陸上自衛隊
部隊編制単位 師団
兵種/任務/特性 軽歩兵
人員 約7,000名
所在地 青森県 青森市
編成地 青森
上級単位 東北方面隊
担当地域 北東北
テンプレートを表示

第9師団(だいきゅうしだん、JGSDF 9th Division)は、陸上自衛隊師団のひとつ。東北方面隊隷下にあり、青森県青森市青森駐屯地に司令部を置く。3個普通科連隊を基幹とする。

北東北3県(青森県岩手県秋田県)の防衛警備、災害派遣を任務とするほか、民生協力及び国際貢献活動を行っている。特に、日本有数の豪雪地帯であるため、冬になると、毎年災害派遣要請に基づいて出動している。

沿革[編集]

第9混成団[編集]

1960年頃の主要編成
第5普通科連隊、第9特科連隊

第9師団[編集]

1965年頃の主要編成
第5・第38・第39普通科連隊、第9特科連隊、第9戦車大隊
  • 1966年(昭和41年):三沢市大火災災害派遣及び豪雪による青森市災害派遣
  • 1968年(昭和43年)3月25日:弘前駐屯地新設(第39普通科連隊、第9偵察隊が八戸駐屯地から弘前駐屯地へ移駐)
  • 1970年(昭和45年):十勝沖地震による災害派遣。
3月:第9戦車大隊・第9対戦車隊が八戸駐屯地から岩手駐屯地へ移駐
  • 1971年(昭和46年):全日空機遭難事故による災害派遣
  • 1975年(昭和50年):第9音楽隊新編
  • 1977年(昭和52年):第32回あすなろ国体冬季大会協力
  • 1980年(昭和55年):陸幕指名対機甲演習
  • 1987年(昭和62年):日米共同訓練「つがる、87」
  • 1990年(平成2年)3月26日:第9後方支援連隊を新編。第9特科連隊第6大隊が第9高射特科大隊に改編され、師団直轄となる。司令部付隊に化学防護小隊を編成
1990年頃の主要編成
第5・第38・第39普通科連隊、第9特科連隊、第9高射特科大隊、第9戦車大隊
  1. 隷下の3個普通科連隊に01式軽対戦車誘導弾及び96式装輪装甲車89式5.56mm小銃を配備[2]
  2. 第9対戦車隊を廃止。
  3. 第9後方支援連隊武器大隊を2個整備大隊編制とし、連隊本部を青森から八戸へ移動。

編成・駐屯地[編集]

編成
駐屯地


司令部[編集]

主要幹部[編集]

官職名 階級 氏名 補職発令日 前職
第9師団長 陸将 納富中 2016年07月01日 東北方面総監部幕僚長
副師団長
兼 青森駐屯地司令
陸将補 源弘紀 2017年08月01日 西部方面総監部装備部長
(1等陸佐)
幕僚長 1等陸佐 山下博二 2017年08月01日 部隊訓練評価隊
歴代の第9師団長(前身を含む)
氏名 在職期間 出身校・期 前職 後職
第9混成団長(陸将補)
01 吉橋戒三 1956年12月01日 - 1959年03月16日 陸士39期・
陸大50期
防衛大学校幹事
→1956.11.19第6管区総監部
第5管区総監
02 竹下正彦 1959年03月17日 - 1961年07月31日
※1961年07月01日 陸将昇任
陸士42期・
陸大51期
防衛大学校幹事 第4管区総監
03 平岡與一郎 1961年08月01日 - 1962年08月14日
※1962年07月01日 陸将昇任
陸士41期・
陸大51期
陸上幕僚監部通信課長 第9師団長
第9師団長(陸将)
01 平岡與一郎 1962年08月15日 - 1964年07月15日 陸士41期・
陸大51期
第9混成団長 陸上幕僚監部付
→1965.1.1退職
02 島貫重節 1964年07月16日 - 1966年06月30日
※1965年01月01日 陸将昇任
陸士45期・
陸大53期
陸上幕僚監部第1部長
(陸将補)
東北方面総監
03 三岡健次郎 1966年07月01日 - 1969年07月01日 陸士46期・
陸大55期
中部方面総監部幕僚長
兼 伊丹駐とん地司令
退職
04 齋藤稔 1969年07月01日 - 1972年03月15日 京都帝国大学 北部方面総監部幕僚長
兼 札幌駐とん地司令
東北方面総監部付
→1972.7.1退職
05 中村定臣 1972年03月16日 - 1973年06月30日 陸士53期・
陸大60期
陸上幕僚監部第3部長 防衛大学校幹事
06 馬來祥介 1973年07月01日 - 1974年06月30日 陸士53期 北部方面総監部幕僚長
兼 札幌駐とん地司令
陸上自衛隊航空学校
兼 明野駐とん地司令
07 坂本力 1974年07月01日 - 1976年10月14日 東京帝国大学 統合幕僚会議事務局第1幕僚室長 陸上自衛隊幹部学校
08 高田不二男 1976年10月15日 - 1979年07月01日 陸士57期 北部方面総監部幕僚長
兼 札幌駐とん地司令
退職
09 瀧武正 1979年07月01日 - 1981年05月31日 陸士59期 自衛隊東京地方連絡部 中部方面総監
10 松浦昇 1981年06月01日 - 1983年03月15日 陸士60期 陸上自衛隊通信学校
兼 久里浜駐とん地司令
東北方面総監
11 増岡鼎 1983年03月16日 - 1985年06月30日 早稲田大学 自衛隊東京地方連絡部長 東部方面総監
12 白井明雄 1985年07月01日 - 1986年06月17日 陸上自衛隊東北地区補給処 退職
13 志摩篤 1986年06月17日 - 1987年07月06日 防大1期 陸上幕僚監部教育訓練部長 防衛大学校幹事
14 栗岡武郎 1987年07月07日 - 1988年07月07日 防大2期 富士教導団長 退職
15 重松惠三 1988年07月07日 - 1990年03月15日 防大3期 統合幕僚会議事務局第5幕僚室長 防衛大学校幹事
16 横地貞 1990年03月16日 - 1992年06月15日 防大4期 陸上幕僚監部装備部長 西部方面総監
17 藤原博 1992年06月16日 - 1995年03月22日 防大6期 西部方面総監部幕僚長
兼 健軍駐屯地司令
陸上自衛隊幹部学校長
兼 目黒駐屯地司令
18 岸良征 1995年03月23日 - 1996年07月01日 防大6期 陸上自衛隊施設学校
兼 勝田駐屯地司令
退職
19 酒巻尚生 1996年07月01日 - 1997年10月12日 防大10期 陸上幕僚監部教育訓練部長 統合幕僚会議事務局長
20 小栁毫向 1997年10月13日 - 1999年12月09日 防大11期 陸上幕僚監部教育訓練部長 陸上自衛隊幹部学校長
兼 目黒駐屯地司令
21 鈴木通彦 1999年12月10日 - 2000年04月28日 防大13期 陸上幕僚監部教育訓練部長 退職 ※
22 小早川達彦 2000年04月28日 - 2003年03月27日 防大12期 東部方面総監部幕僚長
兼 朝霞駐屯地司令
退職
23 折木良一 2003年03月27日 - 2004年08月29日 防大16期 陸上幕僚監部装備部長 陸上幕僚副長
24 廣瀬誠 2004年08月30日 - 2005年07月27日 防大17期 陸上幕僚監部教育訓練部長 陸上幕僚副長
25 角裕行 2005年07月28日 - 2007年07月03日 防大16期 陸上自衛隊航空学校長 退職
26 三本明世 2007年07月03日 - 2009年03月23日 防大19期 北部方面総監部幕僚長
兼 札幌駐屯地司令
陸上自衛隊富士学校長
兼 富士駐屯地司令
27 林一也 2009年03月24日 - 2011年08月04日 防大21期 統合幕僚監部運用部長 統合幕僚学校
28 田邉揮司良 2011年08月05日 - 2012年07月25日 防大24期 陸上幕僚監部装備部長 防衛大学校幹事
29 田口義則 2012年07月26日 - 2013年08月21日 東京学芸大学[3] 第5旅団 陸上自衛隊補給統制本部
兼 十条駐屯地司令
30 高橋勝夫 2013年08月22日 - 2014年08月04日 防大25期 東北方面総監部幕僚長
兼 仙台駐屯地司令
統合幕僚学校長
31 山崎幸二 2014年08月05日 - 2015年03月29日 防大27期 陸上幕僚監部人事部長 統合幕僚副長
32 湯浅悟郎 2015年03月29日 - 2016年06月30日 防大28期 陸上幕僚監部装備部長 陸上幕僚副長
33 納富中[4] 2016年07月01日 - 防大29期 東北方面総監部幕僚長
兼 仙台駐屯地司令

※:東富士演習場違法射撃事件の項を参照

脚注[編集]

  1. ^ http://www.mod.go.jp/gsdf/neae/9d/dgaiyo2.html 第9師団沿革
  2. ^ 朝雲新聞、2010年4月1日号。
  3. ^ 昭和56年卒(81幹候、防大25期相当)
  4. ^ ハーバード大学修士

外部リンク[編集]