TBSの夏の参加型イベント

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TBS夏サカス(西暦)
デジタル&グルメパーク
「夏サカス」メイン会場(赤坂サカス、写真は2011年夏に撮影のもの。)
「夏サカス」メイン会場(赤坂サカス、写真は2011年に撮影のもの。)
イベントの種類 一般イベント
通称・略称 夏サカス
正式名称 TBS夏サカス(西暦) デジタル&グルメパーク
旧イベント名 夏Sacas(西暦)
→ 夏サカス(西暦)〜笑顔の扉〜
→ 夏サカス(西暦)デリシャカス〜番組グルメでおもてなし〜
→ デリシャカス(西暦)
開催時期 7月中旬 - 8月下旬
初回開催 2008年7月18日 - 8月31日
会場 赤坂サカス
主催 TBSホールディングスTBSテレビ
企画制作 TBSテレビ
運営 TBSテレビ
来場者数 約133万人(2013年
最寄駅 東京メトロ赤坂駅赤坂見附駅溜池山王駅
公式サイト
備考
特別な記載が無い限り、記載情報は2018年現在

TBSの夏の参加型イベント(ティービーエスのなつのさんかがたイベント)では、東京都港区にある赤坂サカスにて毎年開催されている、TBSホールディングスTBSテレビ主催する参加型イベントについて扱う。

概要[編集]

2008年TBSの敷地内にオープンした再開発事業地区・赤坂サカスを会場とした夏休みイベント夏Sacas』として誕生。在京キー局の夏休みイベントはフジテレビの『お台場冒険王』(現:『THE ODAIBA』)、日本テレビの『GO!SHIODOMEジャンボリー』(現:『超☆汐留パラダイス!』)に次いで3つ目。

TBSテレビの人気番組と連動したブース、アトラクション、グッズ販売、飲食ブースなどが出店されるほか、特設ステージや特設スタジオが設けられてTBSテレビ・TBSラジオの番組の公開生放送や収録が行われる。

入場は無料だが、一部有料のブース・アトラクションもある。

イベントの期間中はその年にTBSテレビに入社したアナウンサーが宣伝担当として、イベントの魅力などについてテレビやラジオを通して発信を行う。TBSテレビの新人アナウンサーは近年、この仕事がアナウンサーとして初めての仕事となっている[1]

2010年より『夏サカス』に表記を変更。

2013年からは『夏サカス デリシャカス〜番組グルメでおもてなし〜』というタイトルを使用。

2015年からは『デリシャカス』に改め、これまで通り番組のブースやアトラクションはもちろん登場するものの「」をメインとして、様々なグルメメニューを提供するブースが出店のほか、TBS番組とコラボレーションしたメニューも登場してきた。

2018年はイベント名を『夏サカス』に戻し『TBS夏サカス デジタル&グルメパーク』として開催。『デリシャカス』時代のグルメ関連はもちろん、デジタル時代にふさわしく、デジタルコンテンツを多用したアトラクションが多数登場した。

2019年は前年までと大きく趣向を変え、『怪獣酒場 in ストロングゼロ チューハイガーデン』として、その名の通りウルトラ怪獣が集まる酒場をサカス内にガーデンとしてオープンする[2]。そのため前年までのアトラクションなどがなくなり、主にグルメ関連を中心としたイベントとなる。

2020年2021年はコロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大の影響で開催されなかった。特に2021年は、営業時間および酒類提供時間の制限の影響が大きかったとされる。

3年ぶりの開催となった2022年は、『サントリー 翠ジンソーダGARDEN』として、赤坂サカス広場で開催された。

開催日程[編集]

回/年 イベント正式名 開催期間 開催日数
第1回/2008年 夏Sacas'08 7月18日 - 8月31日 45日間
第2回/2009年 夏Sacas'09 Sacas Water Park 7月18日 - 8月31日 45日間
第3回/2010年 赤坂ビッグバン〜夏サカス2010〜 7月17日 - 8月31日 46日間
第4回/2011年 夏サカス2011〜笑顔の扉〜 7月16日 - 8月28日 44日間
第5回/2012年 夏サカス2012〜笑顔の扉〜 7月21日 - 9月2日 44日間
第6回/2013年 夏サカス2013 笑顔の扉 デリシャカス~番組グルメでおもてなし~ 7月13日 - 9月1日 51日間
第7回/2014年 夏サカス2014 デリシャカス~番組グルメでおもてなし~ 7月19日 - 8月31日 44日間
第8回/2015年 デリシャカス2015 7月18日 - 8月30日 44日間
第9回/2016年 デリシャカス2016 7月16日 - 8月31日 47日間
第10回/2017年 デリシャカス2017 7月15日 - 8月31日 48日間
第11回/2018年 TBS夏サカス2018 デジタル&グルメパーク 7月14日 - 9月2日 51日間
第12回/2019年 怪獣酒場ストロングゼロ チューハイガーデン[2] 7月19日 - 9月1日 44日間
2020年 (新型コロナウイルス感染症拡大の影響で開催なし) - 0日間
2021年
第13回/2022年 サントリー 翠ジンソーダガーデン 7月15日 - 7月24日 10日間
第14回/2023年 VIVANT』×『サントリー生ビールビアガーデン 7月14日 - 7月23日 10日間

『夏Sacas』 → 『夏サカス』時代[編集]

特別展示[編集]

番組ブース[編集]

赤坂ギャラリー[編集]

サカス広場[編集]

Bizタワーエリア[編集]

TBS放送センター[編集]

南公園[編集]

飲食ブース[編集]

協賛社ブース[編集]

ステージ、その他イベント[編集]

ステージ[編集]

  • Sacasステージ(2008年、2009年)
  • サカスウイング(2010年)
  • 8時だョ!全員集合ステージ(2011年)

各種イベント[編集]

テーマ曲[編集]

アーティスト名 曲名
2008
2009
2010 SCANDAL 太陽と君が描くSTORY
2011 7!!(セブン・ウップス) 愛の言葉
2012 DEEP GO
2013 Cheeky Parade 無限大少女∀
2014 チャラン・ポ・ランタン 忘れかけてた物語
2015 チャラン・ポ・ランタン デリシャカスのテーマ
2016
2017 EXILE THE SECOND Summer Lover
2018 THE RAMPAGE from EXILE TRIBE HARD HIT

関連番組[編集]

その他[編集]

  • 2011年度は東日本大震災に伴う節電対策として、メイン会場はエアコンを設置せず、自然風やグリーンフォールなどを効率的に利用するなど省電力化に務めた。
  • また、2011年の会期中、8月23日に『紳助社長のプロデュース大作戦!』司会者のタレント島田紳助が芸能界引退を発表したため、その余波から同番組のブースを閉鎖(番組も放送終了)、そのまま再開されることはなく閉幕した[6]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 2013年入社・2014年アナウンス部異動の笹川友里は担当せず(当時はアシスタントディレクター)。
  2. ^ a b “「怪獣酒場」とコラボ、「-196℃ ストロングゼロ チューハイガーデン」赤坂サカスにオープン/サントリースピリッツ”. 食品産業新聞社ニュースWEB. 食品産業新聞社. (2019年7月18日). https://www.ssnp.co.jp/liquor/247200/ 2019年7月26日閲覧。 
  3. ^ “TBS夏サカス2011:懐かしの「ザ・ベストテン」のセットが登場 「金八」教室や「こち亀」派出所も”. 毎日新聞デジタル『まんたんウェブ』. (2011年7月16日). https://mantan-web.jp/article/20110715dog00m200046000c.html 
  4. ^ 夏サカス2010にTBSラジオの特設ブース「赤坂放送局 サカスタ」OPEN! - TBS、2010年8月14日閲覧
  5. ^ 会期終了後も、常設展示として展示されている。
  6. ^ “番組差し替え、テレビ各局対応に追われる 紳助さん引退”. 朝日新聞(東京夕刊). (2011年8月24日). http://www.asahi.com/culture/update/0824/TKY201108240160.html 

外部リンク[編集]