ヴィッテル (ミネラルウォーター)
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ヴィッテル (Vittel) は、ナチュラルミネラルウォーターのブランドである。現在はネスレグループが商標を所有している。日本国内では、ネスレ日本株式会社が輸入し、ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社が販売している。
ロンドンマラソンの公式飲料となっていたほか、2008年からは同じネスレグループのミネラルウォーターである「アクアレル」(日本未発売)に代わってツール・ド・フランスの公式飲料となった。
基本情報[編集]
歴史[編集]
- 1882年 - ヴィッテルの販売開始。
- 1903年 - ヨーロッパ全体へ輸出開始。
- 2003年1月7日 - サントリーフーズが日本における販売元となる[1]。
- 2014年1月7日 - コントレックスとともに、日本での販売をポッカサッポロフード&ビバレッジに移管[2]し、同日付でパッケージリニューアル。
ツール・ド・フランスでの活動[編集]
ツール・ド・フランス2008からは最後の選手が通過した後に宣伝として、「チーム・ヴィッテル」を出走(実際に走るのではなく、バイクのサイドカーを改造した台の上にローラー台を乗せてその上に乗ってペダルを回している)させたが、選手は「40年以上同じ機材を使い続けている」「平坦地形のレースで山岳賞を受けた」等の、実際にはありえない経歴の選手で占められている。この凝った宣伝が好評で、ベスト・キャラバン賞を受賞した。
チームは2009年にも出場し、選手とヴィッテルのボトルを配布する車だけでなく、実際にレースに参戦しているチームと同じように監督車とメカニックの乗った車が併走するなど、さらに凝った宣伝体制となった。選手の中にはマイヨ・ジョーヌのレプリカを着用した女性も含まれており「女性では初のマイヨ・ジョーヌ着用者」として宣伝していた。チームの監督は、本物の元ロードレース選手で、マイヨ・ジョーヌの着用経験もあるヴァンサン・バルトー。
YouTubeにはチームのオフィシャルチャンネルもあり、現地にいない人間にも楽しめる用に工夫が凝らされている。
脚注[編集]
- ^ “サントリー「Vittel(ヴィッテル)」販売を開始”. サントリー. (2002年12月3日) 2013年8月29日閲覧。
- ^ “ポッカサッポロフード&ビバレッジ、ネスレ日本 輸入ミネラルウォーターに関する事業提携に合意”. ネスレ日本. (2013年8月8日) 2013年8月29日閲覧。
外部リンク[編集]
- vittel.jp - ウェイバックマシン
- ヴィッテル - 商品一覧情報|ポッカサッポロ - ウェイバックマシン
- TeamVittel - ウェイバックマシン
- TeamVittel - YouTubeチャンネル
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