新春スポーツスペシャル箱根駅伝

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★SAPPORO新春スポーツスペシャル
東京箱根間往復大学駅伝競走
ジャンル スポーツ中継
放送国 日本の旗 日本
制作局 日本テレビ箱根駅伝特別後援)
プロデューサー 市川浩崇(2016年 - )
岩崎泰治(CP、2017年 - )
出演者 平川健太郎(放送センター実況、2015年 - )ほか
音声 ステレオ放送
字幕 リアルタイム字幕放送
データ放送 番組連動データ放送(2007年 - )
オープニング 久石譲「Runner of the Spirit」
(2009年 - )
エンディング 同上
外部リンク 番組公式サイト
往路
放送時間 毎年1月2日 7:00 - 14:05(425分)
放送期間 1987年1月2日 - 現在(30回)
復路
放送時間 毎年1月3日 7:00 - 14:18(438分)
放送期間 1987年1月3日 - 現在(30回)

特記事項:
放送時間は2016年のもので、中断して放送される『NNNニュース』を含む。
放送回数は、各年の往路・復路の放送をまとめて各1回とする。
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新春スポーツスペシャル箱根駅伝』(しんしゅんスポーツスペシャルはこねえきでん)は、日本テレビ系列で放送されている東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の生中継番組である。

冠スポンサー・筆頭スポンサーであるサッポロビール冠番組で、冠名を含めた正式名称は『★SAPPORO新春スポーツスペシャル 第○回東京箱根間往復大学駅伝競走』(サッポロビールしんしゅんスポーツスペシャル だい○かいとうきょうはこねかんおうふくだいがくえきでんきょうそう)[1] と筆頭スポンサーと箱根駅伝の開催回数を含めたものとなる。

概要[編集]

日本テレビによる箱根駅伝の生中継は、第63回(1987年)から開始された。ただし初回中継時は往路が7:55 - 10:25、12:00 - 13:55、復路が7:55 - 9:25、12:00 - 13:55の計4部構成となっており、3区・4区・7区 - 9区は中継が中断されていた。第64回(1988年)は往路の10:25 - 10:50、復路の10:30 - 11:00に別番組が放送されたため、3区・8区が一部中断となった。

第65回(1989年)から全区間での完全生中継が行われている。現在も数分間のニュース中断があるものの、その間も画面左下のワイプ画面で中継映像を映し出すなどの配慮がある。第73回(1997年) - 第76回(2000年)はCS★日テレでも同時放送された。

なお、日本テレビが中継を始める前の第55回(1979年)から第62回(1986年)まではテレビ東京が箱根駅伝の中継番組を放送していたが、1月3日12:00 - 13:54の録画ダイジェスト放送(ゴールは生放送)であった。

番組のキャッチコピーは「ニッポンのお正月。」。毎年25%以上の高視聴率を上げる正月恒例の大型番組となっており、テレビ番組の視聴率調査を行っているビデオリサーチでも『NHK朝の連続テレビ小説』や『NHK紅白歌合戦』などの様に箱根駅伝の歴代視聴率に関する専用ページを設けている程である[2]

放送時間[編集]

1月2日
7:00 - 7:50 / 第1部『まもなく箱根駅伝 往路』
7:50 - 14:05 / 第2部『★SAPPORO新春スポーツスペシャル 第○回東京箱根間往復大学駅伝競走 往路』
1月3日
7:00 - 7:50 / 第1部『まもなく箱根駅伝 復路』
7:50 - 14:18 / 第2部『★SAPPORO新春スポーツスペシャル 第○回東京箱根間往復大学駅伝競走 復路』
14:18 - 15:00 / 『続報!箱根駅伝』(任意ネットのため、一部地域は非ネット。詳細は後述

第1部はローカルスポンサー枠だが、日本テレビなど一部の局ではサッポロビールがスポンサーに付いている。オープニング映像は、第2部冒頭の7:51頃に流れる。

第81回(2005年)までは、7:00 - 7:45を『見どころ』(番組表の表記は『まもなく箱根駅伝』)として放送し、実況中継は7:45からとなっていた。地方局では一部地域で『見どころ』をネットしない所もあった。それらの地域は『笑点』のスピンオフ番組『新春演芸宝船→おはよう笑点』などに差し替えていた。

第82回(2006年)以降、全てのネット局で7:00からの放送となり、新聞やテレビ情報誌の番組表上は、見どころと実況中継の区分が無くなっている。

各放送局で決めている実際のプログラムでは、7:00 - 7:50を第1部、7:50以降を第2部としている。7:00 - 7:50はローカルセールス扱い[3] で、7:50から『★SAPPORO新春スポーツスペシャル』である。EPGでは従来通り、「間もなく箱根駅伝」と本編の「SAPPORO新春スポーツスペシャル」を区分して掲載している。

第85回(2009年)までは放送センターの出演者は第2部に入ってから登場していたが、第86回(2010年)からは若干構成が変わり、7:00のオープニングの時点で一旦放送センターの出演者が挨拶してから、スタート地点にいる第1部進行のアナウンサーに引き渡す形になった。

日本テレビの中継放送体制[編集]

日本テレビ中継車107号 横浜市パシフィコ横浜にて

体制概要[編集]

第89回(2013年)時点で、中継ポイント50カ所、テレビカメラ81台、移動中継車2台、オートバイ中継車4台、固定中継車12台、ヘリコプター3機、実況アナウンサーとサブアナウンサー20名、スタッフ総勢1000名という日本のテレビ局におけるスポーツ中継としては最大規模の体制で行っている[4]。日本テレビや関連会社だけでは全ての放送機材とスタッフを賄えないため、系列各局[5]や他系列の関連会社からも機材や人員の協力を受けている。

  • 例として2013年の大会においては、実況アナウンサー(日テレ本社内の本部総合実況、中継所、移動中継車担当)14人が参加。その他実況はしないものの日テレ本体から6人、その他各系列局のアナウンサー[5]の若干名が中継のサポートスタッフとして参加し、彼らは前回大会から1年をかけて、スポーツ新聞の番記者と同じ要領で取材する学校をあらかじめ決める「学校担当制」を採用して密着取材し、出場者それぞれについてのプロフィルなどをまとめて、それを放送で紹介する補足資料などとして紹介している[4]
  • 東京都港区東新橋(汐留)の日本テレビ本社内に放送センターが設けられる。放送センターアナウンサーや箱根駅伝OBのゲスト解説者[6] が配置されるとともに中継映像のスイッチングや計測タイムのとりまとめなども含め、スタッフ全体のコントロール拠点となる。中継映像や音声は最終的に全てこの放送センターに集められ、全国ネット局に送られる。
  • その他、箱根のNTT双子無線中継所と湘南平にも中継拠点が設置され、ヘリコプターを介した山間部の中継車映像などを集め日本テレビ本社内の放送センターに送信する。
  • 移動中継車の1号車は、1位選手がゴールするまでは先頭を走り常に1位を映す。2号車(バイク)は2位から5位前後の主に順位が変わりそうなところに付く。3号車は往路では2号車(バイク)より後ろを走る注目選手を、復路では10位前後のシード校争いの模様等を映す。
  • 第79回(2003年)からは4号車(放送上の表記は「バイク」)としてオートバイによる中継が開始され、その機動力を生かして3台の移動中継車でまかなえない部分をカバーしている。カメラ車と実況車の2台に分かれている。
  • その他、各所(全中継点およびポイントとなる場所)に固定カメラが設置され、随時順位の正確な把握がなされているとともに選手の通過タイムを独自に計測している。
  • 5区・6区の山間部は電波が届きづらく、電波中継するヘリコプターが悪天候で飛べないことも想定し、コースと中継基地の両方が見える駒ケ岳、明星ヶ岳、久野林道など数箇所に中継機材を設置し、中継車の映像をそこに一旦集めてから放送センターに映像を送る形式としている。
  • 箱根の函嶺洞門と日本橋では、クレーンカメラを使ったダイナミックな映像を撮影し放送している。
  • 第63回(1987年)の初回中継時、スタッフ数は約700名であった。
  • 第76回(2000年)から、移動中継車からの電波にはアナログ波に代えてデジタル波を使うようになった。
  • 第86回(2010年)からは移動中継車を1号車と3号車の2台体制とし、2号車と4号車にはトライク(3輪バイク)を活用することになった[7]。ただし、放送上の表記は従来通り、2号車は「2号車」、4号車は「バイク」のまま変わらず。
  • 第93回(2017年)は、これまで「バイク」と表記されていた4号車の表記が「4号車」に統一された。

ハイビジョン化[編集]

2003年12月から順次開始された地上デジタル放送に合わせ、第81回(2005年)では放送センターのみハイビジョン画質だったものが第82回(2006年)では移動中継車もハイビジョン対応に更新[8] したことや対応機材の整備、電波送受の体制がとりあえず整ったことを受け、各中継所など固定カメラの映像をハイビジョンに移行、箱根エリアと東京エリアをハイビジョンで中継した。さらに第83回(2007年)では湘南エリアもハイビジョン化し、第84回(2008年)では全ての中継映像がハイビジョン化された(ENG取材映像などではまだアナログ機材によるものも残る)。

  • 日本テレビが開催した「デジテク2007」での展示によれば、自社で所有する移動中継車および中継用ヘリコプターを全てフルハイビジョン対応しているテレビ局は世界でも日本テレビのみとのことである。また同展示会での展示内容によると、箱根駅伝は同社の映像中継技術を磨くための場としても用いられており、最新の技術を全て投入して安定かつ高画質な映像を配信できるようにしているとのことである。
  • 箱根芦ノ湖の折り返し地点は、日本テレビ系の中継が始まってから数年間の例外はあったものの、隣接する系列局の静岡第一テレビ(SDT)が子会社である静岡第一ビデオ(現・SDTエンタープライズ)と共に担当してきた。しかし、地上デジタル放送の開始と中継映像のハイビジョン化という流れの中でハイビジョン中継の設備を持ち合わせていない静岡第一テレビは、第82回(2006年)以降「固定中継点全てのハイビジョン化」という日本テレビの方針に合致できず、人員及び一部機材のみの応援となった。なお、中継車を含む機材については在京の技術会社であるテレテックからレンタルされている。また大手町スタート・ゴールではテレビ新広島(TSS、フジテレビ系列)の完全子会社であるTSSプロダクションから中継車や機材をレンタル(ただし、これは在京の技術会社・千代田ビデオを経由しているものである[9])するなど、遠方にある他系列の関係会社からも機材やスタッフをレンタルするケースもある。
  • 第84回(2008年)では、1号車に使われた日本テレビ中継車107号が屋根上の箱根駅伝のシンボルマークを付けたまま、1月5日から7日までパシフィコ横浜で開催されたトミカ博(日本テレビ主催、タカラトミー協力)の会場内に展示および車内公開され、子供たちの注目を集めた。

インターネット配信[編集]

第93回(2017年)から番組公式サイトで、各区間1か所から定点カメラの映像を配信する。

シンボルマーク[編集]

日本テレビ系「箱根駅伝」番組シンボルマーク
「箱根駅伝」オフィシャルロゴマーク
  • 第81回(2005年)からは、富士山日の出をモチーフにしたデザイン(上図左)を番組シンボルマークとして使用している。
    • 「HAKONE EKIDEN」の「A」の文字の裾を広げたデザインで富士山を、「O」の文字を赤く塗りつぶしたデザインで日の出を表現している。シンボルカラーは日本テレビが当時、新CI・VIとして制定していた「日テレ」ロゴに準じている。また、「SINCE 1920」の表記は第1回箱根駅伝の開催年を表す。
  • それ以前は、「箱根駅伝」の4文字を刻印調に表した箱根駅伝オフィシャルロゴ(上図右)を放送に使用していた時期があり、このロゴは現在でもスタッフジャンパーや箱根駅伝グッズなどに使用されている。なお、このロゴは読売新聞東京本社の登録商標(第3228005号ほか)である。

テーマ曲[編集]

第85回(2009年)以降のテーマ曲[編集]

第85回(2009年)から、オープニング・エンディングともに久石譲が制作したオリジナルテーマソング「Runner of the Spirit」が用いられている[10]。この曲はテレビ番組のテーマ曲としては珍しく吹奏楽曲として作曲されており、これは中学校の吹奏楽部にも演奏できて親しみやすくするという趣旨である。番組内で流れる曲は東京佼成ウインドオーケストラが演奏を担当している。

第84回(2008年)までのテーマ曲[編集]

  • オープニングテーマには、映画『ネバーエンディング・ストーリー』のサウンドトラックに収録されている「喜びの飛行」(クラウス・ドルディンガー作曲)が使用されていた。提供クレジット表示中には、時間短縮されたバージョンが使われた。初期のスタッフである平谷修三がディレクターに推薦したとされる。
  • 第83回(2007年)までのエンディングテーマには、「I Must Go!」(ヴァン・マッコイ作詞作曲、歌:トミー・ヤング)が使用されていた。
  • 第84回(2008年)では「I Must Go!」が使用されることはなく、エンディングでも「喜びの飛行」が流された。
  • 第63・64回(1987・1988年)では、日本テレビの「スポーツ行進曲」が使われていた時間帯もあった。
  • 他にCM入り時のBGMとして「NEVER RUN AWAY」(歌:楠木勇有行)のイントロ部分や「箱根八里」(瀧廉太郎作曲)などが、第1部のBGMとして「銀河伝承」(服部克久作曲)が使用されていた。第85回(2009年)以降はこれらのほか提供クレジット表示中、番宣CM中の曲も全て「Runner of the Spirit」に差し替えられた。

「I Must Go!」について[編集]

  • 日本テレビが中継を開始した第63回(1987年)からエンディングテーマとして使われ、当初は復路のみ使用であったがその後は往路でも使用され、番宣CMにも使われていた。
  • 曲が使用されていた時期は毎年反響が大きく、日本テレビへの問い合わせも数多く寄せられていた。そのため、番組公式サイトのトップ画面に曲名や歌手名、楽曲のCDが発売されていない旨が記載されていた年もあった。この曲は1978年にアメリカで放送されたテレビ映画『A Woman Called Moses』のサウンドトラックに収録されていたが、中継開始時点では収録LPは既に廃盤になっていた。
  • 番組のラストは、「I Must Go!」に合わせて競走の印象的だったシーンを流し、優勝校のアンカーがゴールテープを切る映像を最後に、東京都心上空のヘリコプター映像へオーバーラップ、番組の制作協力にあたった系列各局[11] や技術・制作プロダクション、関係機関、そして中継に関わった技術担当者などおおよそのスタッフの氏名(サブアナウンサーも含む)がエンドロールでクレジットされ、例年14:14頃、延べ14時間にわたる中継は終了していた。過去にはエンドロールの最後に「製作著作 日本テレビ」とともに「WE MUST GO」のテロップを表示していた時期もあった。

名物コーナー「箱根駅伝今昔物語」[編集]

中継放送の中で数回、過去の大会を走った選手や支援者などのエピソードが紹介される「箱根駅伝今昔物語」が放送される。

  • もともとは中継映像が途切れた場合の予備映像として制作していたものであったが、制作した日本テレビ側には「これまでに走ったことのある人の話も伝えなければ、箱根駅伝を放送したとは言えない」という自負もあり、箱根駅伝にまつわる様々な逸話や裏話を楽しめるコーナーとなっている。
  • 特に太平洋戦争によって大会そのものの続行が危ぶまれ、その中で学生が軍部との折衝の末に開催を果たした第22回(1943年)の経験や、戦地に散った選手が少なからずいた中で生き残った当時の選手達による歴史ある大会を後世に繋げていくためのメッセージに焦点が当たることが多く、伝統と歴史に裏打ちされた駅伝であることを視聴者に印象付けるものである。
  • このコーナーは沿道のスポンサーのライバル企業の事業所が存在している区間で流されることが多く、かつてはキリンビールの工場がある生麦付近(2区・9区)で放送されていた。
  • 資料や証言の募集は年間を通して随時行われ、新しい資料・証言があれば、それを次年度の中継で紹介することもある。
  • CM前アイキャッチでは、過去の大会の名場面やゴールシーンを放送している。

関連番組[編集]

  • 第84回(2008年)より、復路の全国ネット中継終了後に『箱根駅伝エクストラ』(2008年・2009年)、『続報!箱根駅伝』(2010年 - )が15:00まで放送されるようになった(一部地域を除く)。総合優勝チームへのインタビューが行われるほか、中継枠で紹介しきれなかった各選手の様子、監督の談話などをカバーしている。
  • 関東地区では中継後の週末に、選手に随行する運営管理車の中の監督・コーチに密着した事後番組『もうひとつの箱根駅伝』が放送される。箱根人気の影響で地方での放映を求める声もあるが、地上波での放送はネットスポンサーのつかない番組販売の形になるため、一部地域でのみの放送となっている。ただし、衛星放送BS日テレ日テレG+)を通じて全国で視聴が可能である。
  • BS日テレ・日テレG+では、本大会に向けた各校の様子を取材した『密着!箱根駅伝』を毎年9月以降に月1回放送するほか、加えて日テレG+では、過去に日本テレビで実況が行われた1987年度以後の大会を再編集した「箱根駅伝名勝負」や、「箱根駅伝シンポジウム」や「監督激突トークバトル」といった関連イベントの模様を大会直前に放送している。
  • 第89回(2013年)は、2012年12月29日 16:25 - 17:20と2013年1月2日 5:50 - 6:45にランナーとそれを支える人たちの「絆」に注目した『箱根駅伝 絆の物語』が放送された。

スポンサーについて[編集]

サッポロラガービール

サッポロビール(筆頭スポンサー)[編集]

  • この放送では大会特別協賛であるサッポロビールが全時間帯の筆頭スポンサーとなっており、「サッポロビール(現在の表記は★SAPPORO新春スポーツスペシャル」の冠が付く(ただし後述のとおり全編サッポログループの1社単独協賛番組ではなく複数企業との連合協賛である)。なお、サッポロビールの箱根駅伝に関するサイト(2009年版)によると箱根駅伝のスポンサーに関してはこだわりがあるそうで、他の広告費を削ってまでもこのスポンサーについては固守しているとのこと。同社の企業イメージCM・商品CMも、この番組を以って更新かつ披露されている。また、当番組内のみでしか放送されない120秒CM・60秒CMといった長尺のCMも制作・放送されている。
  • サッポロビールでは、現在のコーポレートスローガン「乾杯をもっとおいしく。」と併用する形で、スポーツ中継については協賛社提供クレジットのフレーズを「スポーツマンシップに乾杯!!」と表示している。
  • 第86回(2010年)まで、生中継内で放送されるサッポロビールのCMについては、午前中は企業イメージCM(箱根駅伝にちなんだオリジナルCMも)を、午後からはこれに加えて、同社の個々の商品CM(ヱビスビール・黒ラベルなどの正月バージョンCMほか)が放送されていた(まれにグループ会社の、旧サッポロ飲料(現:ポッカサッポロフード&ビバレッジ)の各種清涼飲料のCMやサッポロワインのポレールシリーズのCMも放送された)が、第87回(2011年)からは生中継内の全時間帯において、企業イメージCMと一部のノンアルコール飲料ビールテイスト飲料:サッポロ プレミアム アルコールフリーなど)の商品CMのみが放送されるようになった。これはビール酒造組合が、未成年者飲酒防止の取り組みを強化する目的で、酒類のテレビ広告放送の自粛時間を拡大した[12]ためである。ただし、当日夜に放送される「箱根駅伝ダイジェスト」では、2011年以降も企業イメージCMと、各種ビール類(発泡酒新ジャンル(所謂「第3のビール」)を含む)等の商品CMがあわせて放送されていたが、2014年の第90回記念大会では企業イメージCM(通常CM+黒ラベル「大人のエレベーター」編CMの差し替え版+駅伝中継の独自CMの各30秒×計3本)の組み合わせに改定された。
  • サッポロビールはラジオにて中継を行っているラジオ日本および文化放送の中継でも筆頭スポンサーとなっている(このうちラジオ日本の中継は「サッポロビールスポーツスペシャル」の冠が付いている)。ラジオ広告は「自主基準」の範囲外であるため、番組中にもアルコール飲料の広告が流されている。
  • 旧サッポロビールの持株会社化以降、旧サッポロ飲料などのグループ会社はスポンサーとなっていなかったが、第89回(2013年)には大会前日に発足したグループ会社で、飲料・食品事業担当の新会社ポッカサッポロフード&ビバレッジ(旧ポッカコーポレーションが旧サッポロ飲料を統合)もスポンサーに加わった。

その他[編集]

  • かつては地方では飛び乗り局も多く、最初から放送している地域でも、11:30頃までスポンサーを差し替えて放送している地域もあった(それらの地域もサッポロビールのCMは流していた)が、第79回(2003年)以降は、クロスネット局も含めフルネットで放送されている(全局でネットスポンサーが付いたのは第81回(2005年)から。宮崎県テレビ宮崎は復路のみ、往路は、第91回(2015年)は9時飛び乗り。第84回(2008年)から第90回(2014年)まで12時飛び乗り。2017年からは往路復路ともにフルネット。)。
    • テレビ大分はフルネットではあるが、全面提供表示の時だけ日本テレビのものとは別にサッポロビールのほかローカルスポンサーに差し替えられる。そのため、CM開けの提供表示後は実況の途中から始まることがある。
    • テレビ宮崎では、往路はノンスポンサー、復路のスポンサーはアナウンスを流用しサッポロビールなど主要スポンサー以外はローカルスポンサーに差し替えられ、いずれも提供表示は下半分をブルーバックで隠す形で対応している。
    • フルネット開始初期の高知放送も11:30頃までネットスポンサーが付かなかったが、当時は日本テレビからの提供読み音声を止めた上で自社で提供読みを挿入し、提供表示は下半分をグリーンバックで隠す形で対応していた(『ザ・ワイド』でも同様の措置が採られていた)。スポンサーが入れ替わらない場合も、提供表示中は下半分を自社で用意したイメージ画像に差し替え、提供読み音声もそれに合わせたBGMに差し替えていた。
  • CMについて、大会協賛社及び番組スポンサーの1社に敷島製パン提供クレジットは「Pasco」と表記)が入っているが、北海道・九州など敷島製パンの製品が発売されていない地域についてはACジャパンのCMに差し替えられていた。同じ理由により、当日夜にBS日テレで放送されるダイジェストではスポンサーにつかない。なお、第86回(2010年)〜第91回(2015年)は往路・復路共にスポンサーには入っていなかったが、第92回(2016年)からは往路・復路共にスポンサーに入った(※復帰・但し、CMの終盤にはPascoネットショップでも購入できますというテロップが挿入しているため全国一斉に視聴できる)。現在でも箱根駅伝の応援は継続しており、暮れ頃に製造販売される食パン等の製品には必ず広告ステッカーが貼り付けられている。

ネット局[編集]

日本テレビでは、以下の系列局(一部を除く)からスタッフ及び中継機材の協力も受けている。

■印は事後番組[13] ネット局。※印はかつて飛び降り・飛び乗りが行われた局。

『東京箱根間往復大学駅伝競走』ネット局
放送局 放送日時 備考
関東広域圏 日本テレビ(NTV) ■ 1月2日 7:00 - 14:05(生放送)
1月3日 7:00 - 14:18(生放送)
『東京箱根間往復大学駅伝競走』制作局
北海道 札幌テレビ(STV) ■
青森県 青森放送(RAB) ■※ 第68回(1992年)からフルネット。
ただし、第81回(2005年)まで事前番組は一部年度を除き未ネット。
岩手県 テレビ岩手(TVI) ■
宮城県 ミヤギテレビ(MMT) ■
秋田県 秋田放送(ABS) ■※
山形県 山形放送(YBC) ■※
福島県 福島中央テレビ(FCT) ■
山梨県 山梨放送(YBS) ※ 第69回(1993年)からフルネット。
長野県 テレビ信州(TSB) ■※
新潟県 テレビ新潟(TeNY) ■
静岡県 静岡第一テレビ(SDT) 一時、機材提供が行われなかった時期がある。
富山県 北日本放送(KNB) ■※
石川県 テレビ金沢(KTK) ■ 第67回(1991年)から放送。
福井県 福井放送(FBC) ■※ 第79回(2003年)からフルネット。
テレビ朝日系列とのクロスネット局。
中京広域圏 中京テレビ(CTV)■
近畿広域圏 読売テレビ(ytv) ■
鳥取県
島根県
日本海テレビ(NKT) ※ 第66回(1990年)からフルネット。
広島県 広島テレビ(HTV) ■
山口県 山口放送(KRY) ■※
徳島県 四国放送(JRT) ■※ 第79回(2003年)からフルネット。
香川県
岡山県
西日本放送(RNC) ★
愛媛県 南海放送(RNB) ■※ 第71回(1995年)からフルネット。
高知県 高知放送(RKC) ■※ 第77回(2001年)からフルネット。
福岡県 福岡放送(FBS) ■ 放送対象地域ではないが、佐賀県のほとんどの地域でも視聴できる。
長崎県 長崎国際テレビ(NIB) ■ 第68回(1992年)から放送。
熊本県 くまもと県民テレビ(KKT) ■ 放送対象地域ではないが、佐賀県の南部でも視聴できる。
大分県 テレビ大分(TOS) ※ フジテレビ系列とのクロスネット局。
鹿児島県 鹿児島読売テレビ(KYT) ■ 第71回(1995年)から放送。
宮崎県 テレビ宮崎(UMK) ※ フジテレビ系列・テレビ朝日系列とのクロスネット局。
第83回(2007年)までの往路は深夜にダイジェストを放送。
第84回(2008年)から第90回(2014年)の往路は12:00飛び乗り。
第91回(2015年)・第92回(2016年)の往路は9:00飛び乗り。

第93回(2017年)はフルネット。
第86回(2010年)と第87回(2011年)の復路は7:00 - 8:00に『ボクらの時代新春SP』を放送したため8:00飛び乗り。

衛星放送
(全国)
BS日本(BS日テレ) 1月2日 - 1月3日 21:00 - 22:54(録画放送) 第77回(2001年)から「箱根駅伝ダイジェスト」を放送。
第88回(2012年)までは19:00 - 22:00。
日テレジータス
スカパー!ケーブルテレビ
大会終了後(年度により同日または後日に遅れ放送) ダイジェスト版を放送(BS日テレ版の再放送、サッポロビール協賛付)。
第92回(2016年)からは「箱根駅伝G+完全版」と題し、ノーカット版で放送する。
かつての『東京箱根間往復大学駅伝競走』ネット局
放送対象地域 放送局 現在の系列 備考
石川県 石川テレビ(ITC) ※ フジテレビ系列 1990年のテレビ金沢開局まで番販扱いで放送(復路のみ)。
長崎県 テレビ長崎(KTN) ※ 1991年まで日本テレビ系列・フジテレビ系列のクロスネット。
長崎放送(NBC) ※ TBS系列 テレビ長崎がネットできない場合に一時期放送。
鹿児島県 鹿児島テレビ(KTS) フジテレビ系列 1994年まで日本テレビ系列・フジテレビ系列のクロスネット(第69・70回(1993・1994年)は非ネット)。

沖縄県では日本テレビ系列の放送局がないため、テレビ朝日系列の琉球朝日放送はもとより、日本テレビ系列の番組をネットするフジテレビ系列の沖縄テレビTBS系列の琉球放送は、それぞれ系列の番組[14]を優先するため、地上波では放送されない。ただしBS日テレ(当日夜に「箱根駅伝ダイジェスト」を放送)、CS放送の日テレG+(遅れ時差放送として3月に「箱根駅伝ダイジェスト」を放送)では沖縄県でも視聴可能。また本島北部では鹿児島読売テレビが受信できる世帯が少数ながらあるため、リアルタイムで見ることも可能ではある。

歴代視聴率[編集]

※以下のデータはビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯[15]

視聴率
往路 復路
1部 2部 1部 2部
第63回 1987年 18.0% 18.7% 14.1% 21.2%
第64回 1988年 22.1% 19.2% 19.4% 20.3%
第65回 1989年 20.9% 18.7% 19.9% 21.7%
第66回 1990年 17.6% 19.4% 20.3% 22.3%
視聴率
往路 復路
第67回 1991年 19.7% 22.7%
第68回 1992年 23.2% 26.1%
第69回 1993年 26.1% 27.8%
第70回 1994年 24.9% 27.3%
第71回 1995年 27.1% 28.8%
第72回 1996年 29.2% 28.2%
第73回 1997年 26.8% 25.4%
第74回 1998年 25.7% 26.1%
第75回 1999年 25.3% 28.3%
第76回 2000年 26.8% 29.0%
視聴率
往路 復路
第77回 2001年 24.5% 27.5%
第78回 2002年 27.5% 27.0%
第79回 2003年 29.3% 31.5%
第80回 2004年 25.2% 26.6%
第81回 2005年 23.7% 29.9%
第82回 2006年 27.6% 29.1%
第83回 2007年 27.3% 28.5%
第84回 2008年 25.4% 27.7%
第85回 2009年 26.5% 27.5%
第86回 2010年 27.2% 27.9%
視聴率
往路 復路
第87回 2011年 25.1% 29.5%
第88回 2012年 27.9% 28.5%
第89回 2013年 29.1% 27.9%
第90回 2014年 26.8% 27.0%
第91回 2015年 28.2% 28.3%
第92回 2016年 28.0% 27.8%
第93回 2017年 27.2% 28.4%
  • 第63回(1987年) - 第66回(1990年)は往路・復路共に2部構成。
  • 第63回(1987年)は往路の10:25 - 12:00、復路の9:25 - 12:00の時間帯は中継を中断していた。
  • 第64回(1988年)は往路の10:25 - 10:50、復路の10:30 - 11:00の時間帯は中継を中断していた。

歴代実況アナウンサー[編集]

本大会[編集]

放送センター 移動中継車 中継所 小涌園 スタート
フィニッシュ
インタビュー 事前番組
事後番組
1号車 2号車
(バイク)
3号車 4号車
(バイク)
鶴見 戸塚 平塚 小田原
第63回 1987年 小川光明 芦沢俊美 山下末則 小倉淳 (配置なし) 白岩裕之 多昌博志 (配置なし) 白岩裕之 多昌博志 舛方勝宏 増田隆生
第64回 1988年 松永二三男 多昌博志 船越雅史 増田隆生 多昌博志 船越雅史 今井伊佐男 日高直人
第65回 1989年 山下末則 多昌博志 船越雅史 増田隆生 保坂昌宏 船越雅史 増田隆生 (不明)
第66回 1990年 多昌博志 船越雅史 増田隆生 保坂昌宏 村山喜彦 増田隆生 浅見源司郎 山下末則
第67回 1991年 村山喜彦 船越雅史 松永二三男 船越雅史 福澤朗 白岩裕之
第68回 1992年 船越雅史 保坂昌宏 松永二三男 鈴木健 保坂昌宏 後藤俊哉 多昌博志
第69回 1993年 鈴木健 村山喜彦 保坂昌宏 後藤俊哉 村山喜彦 河村亮 山下末則 松永二三男
第70回 1994年 村山喜彦 保坂昌宏 鈴木健 増田隆生 保坂昌宏 後藤俊哉 多昌博志
第71回 1995年 芦沢俊美 山下末則 河村亮 松永二三男 (不明)
第72回 1996年 松永二三男 増田隆生 河村亮 保坂昌宏 後藤俊哉 平川健太郎 藤井貴彦 村山喜彦 吉田填一郎
第73回 1997年 山下末則 船越雅史 増田隆生 金子茂 平川健太郎 吉田填一郎 後藤俊哉 鈴木君枝 松永二三男 (不明)
第74回 1998年 平川健太郎 松永二三男 河村亮 羽鳥慎一 舟津宜史 村山喜彦 小川光明
第75回 1999年 多昌博志 平川健太郎 河村亮 村山喜彦 羽鳥慎一 若林健治 増田隆生
第76回 2000年 船越雅史 村山喜彦 平川健太郎 河村亮 羽鳥慎一 矢島学
第77回 2001年 船越雅史 村山喜彦 河村亮 羽鳥慎一 平川健太郎 矢島学 蛯原哲 町田浩徳 多昌博志
第78回 2002年 平川健太郎 矢島学 羽鳥慎一 小倉淳 菅谷大介
第79回 2003年 河村亮 羽鳥慎一 町田浩徳 平川健太郎 蛯原哲 矢島学 菅谷大介 高橋雄一
第80回 2004年 矢島学 羽鳥慎一 高橋雄一 新谷保志 平川健太郎 小川光明 小川光明
柴田倫世
第81回 2005年 船越雅史 河村亮 平川健太郎 蛯原哲 町田浩徳 菅谷大介 新谷保志 高橋雄一 森圭介 村山喜彦 山下末則 山下末則
杉上佐智枝
第82回 2006年 平川健太郎 矢島学 森圭介 新谷保志 田中毅 町田浩徳 高橋雄一
第83回 2007年 村山喜彦 蛯原哲 町田浩徳 田中毅 森圭介 新谷保志 河村亮 菅谷大介 菅谷大介
杉上佐智枝
第84回 2008年 新谷保志 町田浩徳 森圭介 高橋雄一 田中毅 上重聡 菅谷大介
佐藤良子
第85回 2009年 河村亮 蛯原哲 矢島学 町田浩徳 森圭介 新谷保志 上重聡 高橋雄一 青木源太 平川健太郎
第86回 2010年 町田浩徳 森圭介 新谷保志 高橋雄一 菅谷大介 矢島学 矢島学
佐藤良子
第87回 2011年 新谷保志 町田浩徳 森圭介 青木源太 佐藤義朗 矢島学
森麻季(前)
佐藤良子(後)
第88回 2012年 森圭介 町田浩徳 青木源太 菅谷大介 上重聡 矢島学(往)
菅谷大介(復)
矢島学
佐藤良子
第89回 2013年 町田浩徳 新谷保志 菅谷大介 佐藤義朗 辻岡義堂 矢島学(往)
佐藤良子(復)
矢島学
徳島えりか
第90回 2014年 新谷保志 森圭介 上重聡 町田浩徳 佐藤義朗 青木源太 菅谷大介 蛯原哲 平川健太郎(往)
徳島えりか(復)
平川健太郎
水卜麻美
第91回 2015年 平川健太郎 町田浩徳 佐藤義朗 森圭介 辻岡義堂 安藤翔 徳島えりか(往)
菅谷大介(復)
村山喜彦
水卜麻美
第92回 2016年 町田浩徳 森圭介 佐藤義朗 青木源太 上重聡 菅谷大介 辻岡義堂 後藤晴菜(往)
徳島えりか(復)
第93回 2017年 蛯原哲 町田浩徳 辻岡義堂 安藤翔 上重聡 山本健太 菅谷大介 杉野真実(往)
後藤晴菜(複)
村山喜彦
水卜麻美
徳島えりか

予選会[編集]

放送センター 2号車 3号車 リポート
第90回 2013年 平川健太郎 菅谷大介 辻岡義堂 徳島えりか
第91回 2014年 菅谷大介 新谷保志 森圭介
徳島えりか
第92回 2015年 安藤翔 山本健太 平川健太郎
青木源太

スタッフ[編集]

2017年(第93回)現在[編集]

  • マイクロプラン:岡田直紀
  • 音声プラン:櫻田勝博
  • エリアTD(テクニカルディレクター):黒木貴博(以前は技術)、鈴木雄仁
  • 総合TD(テクニカルディレクター):菅谷典彦
  • TM(テクニカルマネージャー):山本聡一(以前は技術)
  • ディレクター:松岡祐樹、木村拓也
  • 総合ディレクター:鶴田史隆
  • プロデューサー:市川浩崇
  • チーフプロデューサー:岩崎泰治(2016年は制作)
  • 製作著作:日本テレビ

歴代番組スタッフ[編集]

  • 技術:矢沢直樹、中村洋二(札幌テレビ)、渡辺洋、古井戸博、天野重幸、北野政憲、村上孝一、宮下英俊、山岸真、杉本好造、一本哉、片柳幸夫、今村公威、勝見明久、原泰造、熨斗賢司、福王寺貴之、山口裕司、山本英雄、島村隆宏、小椋敏宏、渡邊勇二、鎌倉和由、保刈寛之、蔦佳樹、各務裕之、大竹弘一、牛山雅博、大越克人、清野理、伊東俊哉
  • マイクロプラン:江頭恭二、小野敏之
  • 音声プラン:清水秀明、川合亮、岡田洋一
  • 総合テクニカルディレクター:須田昌宏、天野重幸、勝見明久、柴田康弘、佐治佳一、山本英雄、神田洋介、渡邊勇二
  • エリアテクニカルディレクター:大西一孝、山中隆吉、大森達雄、水島光一、矢込宏敬、山本聡一、菅谷典彦、神田洋介、小澤郁彌、山口裕司
  • テクニカルマネージャー:佐治佳一
  • ディレクター:平谷修三、竹下洋、丸山公夫、菊池剛太、黒岩直樹、梅垣進、新井直彦、村手武治、実成俊也、宮本修二、岡部智洋、稲垣眞一、柴田哲志、松本達夫、橋本敦、岡田謙吾、酒井基成、渡瀬慶吾、市川浩崇、笈川真、望月浩平、紀内良彦、水田貴久、鶴田史隆、椿亮輔
  • 総合ディレクター:田中晃、実成俊也、橋本敦、岡部智洋、稲垣眞一、木戸弘士、市川浩崇
  • プロデューサー:坂田信久、柴田哲志、黒岩直樹、新井直彦、今村司、橋本敦、土谷幸弘
  • チーフプロデューサー:黒岩直樹
  • 制作:島田康生、稲垣利照、中畑成、福田泰久、小湊義房、長尾泰希、今村司、松本達夫、新井直彦

予選会中継[編集]

10月中旬の土曜日陸上自衛隊立川駐屯地立川市街地→国営昭和記念公園の全長20kmのコースで行われる予選会は『★SAPPOROスポーツスペシャル 第○回箱根駅伝予選会』(サッポロビールスポーツスペシャル だい○かいはこねえきでんよせんかい)として、本大会同様にサッポロビールが筆頭スポンサーとなって放送される。

第90回(2013年)以降の対応[編集]

  • 日本テレビで9:25 - 11:25[16]生放送される。スタート直前の様子から結果発表までを生中継で放送する。
    • 一部の系列局でも同時ネットで放送される。第90回(2013年)は福島中央テレビ静岡第一テレビ四国放送で、第91回(2014年)は福島中央テレビ、山梨放送[17]テレビ信州、静岡第一テレビで、第92回(2015年)はテレビ信州、静岡第一テレビで放送された。また、左記以外の日本テレビ系列各局では、年末のローカル編成枠[18]で55分の短縮版[19]で放送。
    • 大筆頭で冠スポンサーのサッポロビールのほか、車両提供をしているトヨタ自動車が準筆頭として提供している。それ以外の主要スポンサーも各社扱いで提供している[20]
  • BS日テレでは当日午後に録画放送される。
  • 日テレG+では翌週土曜日に特別版が放送される。地上波では伝えられなかったレースの裏側、監督やチームメイトの反応、結果発表後の各チームの悲喜こもごもをドキュメンタリータッチで放送する。

第89回(2012年)以前の対応[編集]

  • 日本テレビでの予選会録画中継は第69回(1992年)から開始された。日テレG+では第78回(2001年)から生中継を開始した。
    • 地上波では当日午後に90分枠でダイジェスト版が放送されていた。山梨放送でも同時ネットされる場合があった。
    • 日テレG+では9:15 - 12:00に生放送されていた。第89回(2012年)はBS日テレで翌日午後にダイジェスト版が放送された。
  • 大井埠頭日曜日に開催されていた時期は、地上波では当日午後に放送していた。立川での土曜日開催となった第77回(2000年)以降は、第81回(2004年)までは翌週日曜日、第82回(2005年)・第83回(2006年)は翌日の放送となり、第84回(2007年)からは再び当日午後の放送となった。
  • 日本テレビ以外の系列局は任意ネットとなっていた。
    • 青森放送では、かつては本大会往路直前の1月2日早朝に、その後は年末の午前に放送していた。
    • 読売テレビでも10月下旬頃、もしくは年末の深夜に録画放送を実施していたことがあった。
    • 第86回(2009年)は札幌テレビ山形放送で同時ネットされた。

番組に関するエピソード[編集]

  • 往路の放送の後枠は14時10分キックオフの高校サッカーであり、放送時間の延長はこれまで行われていない。
  • もともと山岳部の地理的条件などから箱根駅伝の中継は不可能と思われており、他にも長時間の中継を視聴者が観てくれるのか、たかが関東の大会でスポンサーが付くのか、など多数の難題を抱えながらも番組成立にこぎつけた。その経緯についてはノンフィクションとして書籍化されている。また、放送開始当初のエンドロールでは、スタッフ紹介の部分が「箱根に挑んだ男たち」というタイトルになっていた(第67回(1991年)前後までは「箱根に挑んだスタッフ」と表記)。
    • 第67回(1991年)前後は番組タイトル→協力系列局・協力会社→スタッフの流れだったが、後に番組タイトル表記を廃止。
  • 第63回(1987年)では最終10区を走っていた順天堂大学のランナーが突然興奮して飛び出してきたファンと接触し転倒するも、動揺することなく走り続けたシーンが生中継された。最近では、放送中に必ず沿道の観戦についての注意がアナウンスされており、特に往路で観客と運営管理車の接触事故が発生[21] した第87回(2011年)では、復路の放送の際に繰り返し注意を呼びかけていた。
  • 第64回(1988年)の復路の中継で選手が箱根登山鉄道の踏切を渡る前に遮断機が下り始め、移動中継車が踏切の手前で立ち往生する間に選手が遮断機を潜り抜け、後から移動中継車がなかなか追いつけなかったというハプニングがあった。当時は駅伝の状況に関わらず、鉄道の運行を優先するルールとなっていた。こうした選手たちの遮断機の潜り抜けが危険なことから、箱根登山鉄道は2000年ごろより電車とランナーが交錯しそうなときは、電車を踏み切り近くで止め、ランナーを優先にしている[22]
  • 第67回(1991年)前後までのエンディングのダイジェストでは、一部実況音声を挿入した映像が流れていた。現在は全て無音声のものになっている。
  • 第76回(2000年)・第77回(2001年)では、例年芦ノ湖中継点で技術協力していた静岡第一テレビが、1999年に発覚したCM未放送問題のため担当を外された。
  • 第81回(2005年)では、中継スタッフ向けに配られた弁当でノロウイルスによる食中毒が発生。同社社員ら96人が吐き気や下痢、発熱などの症状を訴え、うち1人が一時入院する騒ぎになった。
  • 同年は第1部に特別リポーターとして佐藤隆太サエコが出演した。芸能人が出演したのはこの回のみである。
  • また、同年からスタッフロールの文字体も現在のもの(イワタ新ゴシック)に一新。後の『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』でも数年後に現在のものに一新している。
  • 以前の中継ではデータが誤っていたこともあり、優勝回数などを間違えて伝えていたこともあったが、ここ最近は発生していなかった。しかし、第82回(2006年)のテレビ中継において法政大学の復路優勝を「初のタイトル」と連呼してしまったが、法政大学は既に往路優勝(第12回(1931年))の経験があり、第78回(2002年)のテレビ中継ではきちんとその事実を伝えた。
  • 実況中継で用いる出場校紹介の際の冠としては、概ね以下のような基準の傾向がある。
    • 「伝統校」:第二次世界大戦前から出場している大学
    • 「名門校」:総合優勝を果たしたことのある大学
    • 「古豪」:片道だけでも優勝したことのある大学
    • 「中堅校」:シード圏外になることが多いが予選会を勝ち上がって本戦へ出場することの多い大学。近年はあまり使用されない。
    • 「常連校」:30回以上出場している大学
    • 「新鋭校」:出場回数30回以下の大学
  • 上位争いやシード争いが切迫すると区間賞ランナーのインタビューが割愛、もしくは上位通過チームのランナーへのインタビューに変更されることがある。特に復路の8区や9区でよく起こる。しかし、往路も決して例外ではなく、第77回(2001年)では区間賞の平成国際大学のジョン・カーニーではなく、上位争いを制してトップでタスキリレーを行った法政大学の徳本一善にインタビューを行った。なお、5区と10区では優勝インタビューとの兼ね合いから、区間賞ランナーのインタビューは行われない。
  • 中継で場所を伝える際は基本的に地名や公共施設しか紹介しないが、例外として「小涌園」がある。これは前述の完全生中継に伴い、中継拠点設置の際に日本テレビが中継スタッフの宿泊予約を箱根の各旅館に打診したが、打診が前年の6月にも関わらず、宿泊日が年末年始という事もあり、満室で断られた。しかし、小涌園から「宴会場なら貸せる」との申し出があり、日本テレビ側もその条件で同意した。宴会場なので、布団や食事は自前ではあったが、暖房と温泉は利用できた。その為、感謝の意味を込めた名残で現在でも必ず番組内で紹介されている[23]
  • 第63回(1987年)の初放送が成功に終わったことで他局の中にも駅伝中継への機運が高まった。TBSは翌年(1988年)から毎年1月1日に行われる全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)の完全生放送を開始することとなった。

ミニ番組[編集]

2011年からは出場するチームのエピソードや注目選手を紹介するミニ番組が日本テレビで年末に放送されている。

  • 2011年と2012年の10月から12月の毎週日曜日0:50 - 0:55(土曜深夜)にはサッポロビールなど翌年放送分の『箱根駅伝』のスポンサー提供のミニ番組『箱根駅伝への道』が放送されていた。
  • 2013年には12月10日から31日までの火曜日 - 金曜日の未明に全12話のミニ番組『箱根駅伝のツボ』が放送された。
  • 2014年には12月9日から31日までの火曜日 - 金曜日の未明に全12話のミニ番組『箱根駅伝の刻』が放送された。
  • 2015年には12月8日から火曜日 - 木曜日の未明にミニ番組『箱根駅伝の風』が放送される。

箱根駅電[編集]

第83回(2007年)にはJR東日本山手線の一部電車を「DIGITAL箱根駅」と称し、日本テレビの地上デジタル放送を活用した車内での生放送を実施した。また「箱根駅伝ギャラリー列車」と称し、各出場大学のを模したラッピングが施された山手線車両を運行した(第84回(2008年)も実施(第546編成))。

関連項目[編集]

  • 風が強く吹いている - 三浦しをんの小説。2009年に映画化され、箱根駅伝を目指す学生を取り上げた。なお、映画内では日本テレビアナウンサーによる実況とリポートが放送[24] され、往路のゴール[25] シーンでは、ゴール地点の中継を担当する河村亮アナウンサー[26] も登場した。また、本番の中継でも使われる日本テレビ中継車も使われた。

脚注[編集]

  1. ^ 初期のアイキャッチのタイトルでは「サッポロビールスペシャル・箱根駅伝」と表示されていたが、現在は「★SAPPORO新春スポーツスペシャル・箱根駅伝」となっている。
  2. ^ 『過去の視聴率データ 箱根駅伝』 - ビデオリサーチ
  3. ^ 実際に、一部の地域ではローカルセールス枠を『笑点』のスピンオフ新春演芸宝船』などに差し替えられた年もある。
  4. ^ a b 日本テレビ「箱根駅伝」中継陣に1000人体制
  5. ^ a b 同時期開催・同系列放送の全国高等学校サッカー選手権大会との兼務、ないしはシフト担当者あり
  6. ^ 陸連役員や実業団チームの監督・コーチのほか、現在実業団チームの陸上部で活躍する現役選手も2 - 3名程度参加。中にはニューイヤー駅伝を元日に走り終えてからこの箱根駅伝の解説に参加する選手もいる。また、DeNA陸上部総監督(2013年までは「ヱスビー食品スポーツ推進局長」)で早稲田大学OBの瀬古利彦も、2014年を除き、ニューイヤー駅伝の解説を務めた後、当中継の解説を務める。
  7. ^ 「報知グラフ1月増刊号 箱根駅伝完全ガイド」(2009年11月30日刊行)より。
  8. ^ 2006年に東京国際マラソン横浜国際女子駅伝札幌国際ハーフマラソン24時間テレビチャリティーマラソンにおいて使用実績あり。青森県民駅伝競走大会では更新後も2007年まで標準画質で運用。
  9. ^ TSSプロダクション・WHAT'S NEW - インターネットアーカイブによるキャッシュ。日付は2005年だが、2016年現在も中継で使用されている。
  10. ^ 久石譲が「箱根駅伝」テーマ曲(スポーツ報知)
  11. ^ クロスネットでありNNSに加盟していない(NNNには加盟している)テレビ宮崎は含まれない。
  12. ^ 同組合の「自主基準」において、これまで「平日が午前5時から18時」・「土日祝(振替休日、1月2日・3日の両日を含む)は午前5時から12時」を自粛時間としていたが、2010年秋より「自主基準」の「テレビ広告を行わない時間帯」についての文言を、「年間を通し、5時00分 - 18時00分まで、酒類のテレビ広告を自粛する」に変更した。
  13. ^ 2008年・2009年の『箱根駅伝エクストラ』、2010年以降の『続報!箱根駅伝』。
  14. ^ 前者フジテレビ系列後者TBS系列
  15. ^ 東京箱根間往復大学駅伝競走(日本テレビ)歴代視聴率 【関東地区】
  16. ^ 第90回(2013年)は9:30 - 11:25。
  17. ^ 9:30から飛び乗りで放送。
  18. ^ 特にZIP!スッキリといった帯の生番組の放送がない時期に集中している。
  19. ^ 青森放送の場合、2014年は12月26日15時50分から、2015年は12月30日14時05分から、2016年は12月31日17時30分からそれぞれ放送。
  20. ^ BS日テレでは絨毯の上にカラー表示(冠筆頭・サッポロビールはバナー表示)を行う局独自の方式になっている。
  21. ^ 国学院大関係車が観客と接触/箱根駅伝 - 日刊スポーツ、2011年1月2日配信、2017年1月27日閲覧
  22. ^ 『それぞれの箱根駅伝物語』…箱根登山鉄道篇 - サッポロビールWebサイトより(2014年1月3日閲覧→現在はテキストデータのみインターネットアーカイブに残存)
  23. ^ 『それぞれの箱根駅伝物語』…坂田信久篇(完全中継への挑戦) - サッポロビールWebサイトより(2014年1月3日閲覧→現在はテキストデータのみインターネットアーカイブに残存)
  24. ^ 但し、テロップ類は独自のもの。
  25. ^ 本番のゴール地点は東京・大手町の「読売新聞(旧)東京本社前」だが、映画でのゴール地点は設定上は大手町だが、実際は大手町ではない。
  26. ^ 本番の大会では「移動中継車1号車」からの中継を担当。

外部リンク[編集]