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2000年の映画

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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2000年の映画(2000ねんのえいが)では、2000年(平成12年)の映画分野の動向についてまとめる。

出来事

世界

日本

周年

日本の映画興行

  • 入場料金(大人)
    • 1,800円[18]
    • 1,800円(統計局『小売物価統計調査(動向編) 調査結果』[19] 銘柄符号 9341「映画観覧料」)[20]
  • 入場者数 1億3539万人[21]
  • 興行収入 1708億6200万円[21]
配給会社別年間興行収入
配給会社 配給本数 年間興行収入 概要
前年対比
松竹 11 77億104万円 大船撮影所最後の映画『十五才 学校IV』が興行収入10.5億円と健闘。
東宝 23 255億3835万円 興行収入20億円以上を稼いだ邦画5本のうち4本が東宝。配給収入は、2000年も100億円を突破し、16年連続となった。
東映 23 109億8361万円 人気TVアニメ『ONE PIECE』と安定の『デジモン』からなる「2000年春東映アニメフェア」が興行収入20億円突破した。
出典:「2000年度 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報2001年平成13年)2月下旬号、キネマ旬報社、2001年、149 - 150頁。 

各国ランキング

日本興行収入ランキング

2000年日本興行収入トップ10
順位 題名 製作国 配給 興行収入
1 M:I-2 アメリカ合衆国の旗 UIP 97.0億円
2 グリーンマイル アメリカ合衆国の旗 ギャガ/ヒューマックス 65.0億円
3 劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王
ピチューとピカチュウ
日本の旗 東宝 48.5億円
4 ホワイトアウト 日本の旗 東宝 42.0億円
5 パーフェクト ストーム アメリカ合衆国の旗
ドイツの旗
ワーナー・ブラザース 36.0億円
6 トイ・ストーリー2 アメリカ合衆国の旗 ブエナ・ビスタ 34.5億円
7 エンド・オブ・デイズ アメリカ合衆国の旗 ギャガ/ヒューマックス 31.4億円
8 ドラえもん のび太の太陽王伝説
ザ☆ドラえもんズ ドキドキ機関車大爆走!
おばあちゃんの思い出
日本の旗 東宝 30.5億円
9 ターザン アメリカ合衆国の旗 ブエナ・ビスタ 28.0億円
10 名探偵コナン 瞳の中の暗殺者 日本の旗 東宝 25.0億円
出典:2000年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟

全世界興行収入ランキング

2000年全世界興行収入トップ10
順位 題名 スタジオ 興行収入
1 M:I-2 パラマウント $546,388,105
2 グラディエーター ドリームワークス / ユニバーサル $457,640,427
3 キャスト・アウェイ ドリームワークス / 20世紀FOX $429,632,142
4 ハート・オブ・ウーマン パラマウント $374,111,707
5 ダイナソー ディズニー $349,822,765
6 グリンチ ユニバーサル $345,141,403
7 ミート・ザ・ペアレンツ ユニバーサル $330,444,045
8 パーフェクト ストーム ワーナー・ブラザース $328,718,434
9 X-メン 20世紀FOX $296,339,527
10 ホワット・ライズ・ビニース ドリームワークス / 20世紀FOX $291,420,351
出典:2000 Worldwide Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年12月26日閲覧。


北米興行収入ランキング

2000年北米興行収入トップ10
順位 題名 スタジオ 興行収入
1 グリンチ ユニバーサル $260,044,825
2 キャスト・アウェイ ドリームワークス / 20世紀FOX $233,632,142
3 M:I-2 パラマウント $215,409,889
4 グラディエーター ドリームワークス / ユニバーサル $187,705,427
5 ハート・オブ・ウーマン パラマウント $182,811,707
6 パーフェクト ストーム ワーナー・ブラザース $182,618,434
7 ミート・ザ・ペアレンツ ユニバーサル $166,244,045
8 X-メン 20世紀FOX $157,299,717
9 最終絶叫計画 ミラマックス $157,019,771
10 ホワット・ライズ・ビニース ドリームワークス / 20世紀FOX $155,464,351
出典:2000 Domestic Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2016年1月15日閲覧。

イギリス興行収入ランキング

  1. トイ・ストーリー2
  2. グラディエーター
  3. チキンラン
  4. アメリカン・ビューティ
  5. スチュアート・リトル
  6. M:I-2
  7. リトル・ダンサー
  8. X-メン
  9. ザ・ビーチ
  10. ダイナソー
出典:Top 20 films in UK cinemas”. Film Distributors' Association. 2016年1月15日閲覧。

オーストラリア興行収入ランキング

  1. グラディエーター
  2. M:I-2
  3. ミート・ザ・ペアレンツ
  4. スチュアート・リトル
  5. チャーリーズ・エンジェル
  6. アメリカン・ビューティ
  7. 月のひつじ
  8. エリン・ブロコビッチ
  9. チキンラン
  10. 60セカンズ
出典:Australian box office data”. Movie Marshal. 2016年1月17日閲覧。

フランス観客動員数ランキング

  1. TAXi2
  2. シックス・センス
  3. ダイナソー
  4. グラディエーター
  5. トイ・ストーリー2
  6. M:I-2
  7. Le Goût des autresフランス語版
  8. 最終絶叫計画
  9. アンブレイカブル
  10. クリムゾン・リバー
出典:Box-office France 2000”. Avoir-alire. 2016年1月15日閲覧。

ドイツ観客動員ランキング

  1. アメリカン・パイ
  2. M:I-2
  3. アメリカン・ビューティー
  4. グラディネーター
  5. ダイナソー
  6. スクリーム3
  7. ミート・ザ・ペアレンンツ
  8. 劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲
  9. トイ・ストーリー2
  10. エリン・ブロコビッチ

日本公開映画

2000年の日本公開映画を参照。

受賞

死去

日付 名前 国籍 年齢 職業
1月 5日 小島剛夕 日本の旗 71 劇画家[22]
ベルンハルト・ヴィッキ オーストリアの旗 80 俳優・映画監督[22]
12日 マーク・デイヴィス アメリカ合衆国の旗 86 アニメーター[22]
19日 ヘディ・ラマー オーストリアの旗アメリカ合衆国の旗 86 女優[22]
24日 ジェフリー・ボーム アメリカ合衆国の旗 53 脚本家[23]
2月 5日 クロード・オータン=ララ フランスの旗 98 映画監督[22]
9日 荒井注 日本の旗 71 俳優・コメディアン[22]
10日 ジム・ヴァーニー アメリカ合衆国の旗 50 俳優[22]
11日 ロジェ・ヴァディム フランスの旗 72 映画監督[22]
12日 橋本功 日本の旗 58 俳優[22]
26日 高原駿雄 日本の旗 76 俳優[22]
3月 1日 田中澄江 日本の旗 91 脚本家・作家[22]
7日 チャールズ・グレイ イギリスの旗 71 俳優[24]
21日 田波靖男 日本の旗 66 脚本家[22]
24日 小松原一男 日本の旗 56 アニメーター[22]
4月 8日 潮万太郎 日本の旗 91 俳優[22]
クレア・トレヴァー アメリカ合衆国の旗 90 女優[22]
23日 杉浦茂 日本の旗 92 漫画家[22]
5月 1日 スティーヴ・リーヴス アメリカ合衆国の旗 74 俳優[22]
5日 ダグラス・フェアバンクス・ジュニア アメリカ合衆国の旗 90 俳優・プロデューサー[22]
10日 塩沢兼人 日本の旗 46 声優[22]
14日 三浦洋一 日本の旗 46 俳優[22]
21日 ジョン・ギールグッド イギリスの旗 96 俳優[22]
26日 山村聰 日本の旗 90 俳優・映画監督[22]
6月 22日 滝沢修 日本の旗 93 俳優・演出家[22]
24日 デヴィッド・トムリンソン イギリスの旗 83 俳優[22]
27日 ヴィットリオ・ガスマン イタリアの旗 77 俳優[22]
7月 1日 ウォルター・マッソー アメリカ合衆国の旗 79 俳優[22]
22日 クロード・ソーテ フランスの旗 76 映画監督[22]
8月 5日 アレック・ギネス イギリスの旗 86 俳優[25]
12日 ロレッタ・ヤング アメリカ合衆国の旗 87 女優[25]
9月 3日 青木義朗 日本の旗 70 俳優[25]
20日 徳間康快 日本の旗 78 プロデューサー・徳間書店代表取締役社長[25]
古谷伸 日本の旗 80 撮影監督
23日 工藤栄一 日本の旗 71 映画監督[25]
10月 4日 芹川有吾 日本の旗 69 アニメーション演出家・映画監督[25]
6日 リチャード・ファーンズワース アメリカ合衆国の旗 80 俳優[25]
11日 サム・オスティーン アメリカ合衆国の旗 76 編集技師[25]
12日 ミヤコ蝶々 日本の旗 80 女優[25]
13日 ジーン・ピーターズ アメリカ合衆国の旗 73 女優[25]
16日 リック・ジェイソン アメリカ合衆国の旗 74 俳優[25]
31日 リング・ラードナー・ジュニア アメリカ合衆国の旗 85 脚本家[25]
11月 7日 吉村公三郎 日本の旗 89 映画監督[25]
9日 茶川一郎 日本の旗 73 喜劇俳優[25]
東千代之介 日本の旗 74 俳優[25]
14日 東野英心 日本の旗 58 俳優[25]
15日 森幹太 日本の旗 76 俳優[25]
29日 下元勉 日本の旗 83 俳優[25]
ジョージ・ウェルズ アメリカ合衆国の旗 91 脚本家[25]
12月 3日 福田純 中華人民共和国の旗 77 映画監督・脚本家[25]
17日 ジェラール・ブラン フランスの旗 70 俳優・監督[25]
26日 ジェイソン・ロバーズ アメリカ合衆国の旗 78 俳優[25]
30日 ジュリアス・J・エプスタイン アメリカ合衆国の旗 91 脚本家[25]
主な出典:「2000年 映画界物故人」『キネマ旬報2001年平成13年)2月下旬号、キネマ旬報社、2001年、232 - 233頁。 

脚注

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j 東宝 2010b, p. 254.
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab 東宝 2010b, p. 255.
  3. ^ 全米映画ランキング : 2000年8月18日 - 2000年8月20日”. 映画.com (2000年8月22日). 2022年11月19日閲覧。 “注目された和製「ゴジラ2000」は、2111スクリーンを確保しながら惜しくも11位デビューとなった。”
  4. ^ マイケル・ダグラス(Michael Douglas) のプロフィール”. allcinema. 2017年5月14日閲覧。
  5. ^ a b c 業界総決算 2001, p. 144.
  6. ^ 映画界の出来事 2001, p. 222.
  7. ^ 映画界の出来事 2001, p. 224.
  8. ^ 映画界の出来事 2001, p. 225.
  9. ^ a b c 業界総決算 2001, p. 143.
  10. ^ 10大ニュース 2001, p. 222.
  11. ^ 映画界の出来事 2001, p. 226.
  12. ^ a b 映画界の出来事 2001, p. 228.
  13. ^ 映画界の出来事 2001, p. 229.
  14. ^ 映画界の出来事 2001, p. 231.
  15. ^ a b 10大ニュース 2001, p. 228.
  16. ^ 沿革”. TOHOシネマズ. 2022年10月24日閲覧。
  17. ^ 東宝 2010b, pp. 255–256.
  18. ^ 斉藤 2009, p. 135.
  19. ^ 小売物価統計調査(動向編) 調査結果”. 統計局. 2016年8月3日閲覧。
  20. ^ 主要品目の東京都区部小売価格:昭和25年(1950年)〜平成22年(2010年)” (Excel). 統計局. 2016年8月3日閲覧。
  21. ^ a b 過去データ一覧”. 一般社団法人日本映画製作者連盟. 2016年8月2日閲覧。
  22. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa 映画界物故人 2001, p. 232.
  23. ^ Jeffrey Boam - Biography”. IMDb. 2017年5月24日閲覧。(英語)
  24. ^ Charles Gray - Biography”. IMDb. 2017年5月24日閲覧。(英語)
  25. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w 映画界物故人 2001, p. 233.

参考文献

  • 「2000年度 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報2001年平成13年)2月下旬号、キネマ旬報社、2001年。 
  • 「コラムでふりかえる2000年映画界10大ニュース」『キネマ旬報2001年平成13年)2月下旬号、キネマ旬報社、2001年。 
  • 「2000年映画界の出来事」『キネマ旬報2001年平成13年)2月下旬号、キネマ旬報社、2001年。 
  • 斉藤守彦『映画館の入場料金は、なぜ1800円なのか?』ダイヤモンド社、2009年11月27日。ISBN 978-4-478-01134-8 
  • 東宝 編『東宝75年のあゆみ ビジュアルで綴る3/4世紀 1932 - 2007』東宝、2010年4月。 
    • 東宝 編『東宝75年のあゆみ 1932 - 2007 資料編』(PDF)東宝、2010年4月。