1982年の映画
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1982年の映画(1982ねんのえいが)では、1982年(昭和57年)の映画分野の動向についてまとめる。
目次
できごと[編集]
- アメリカでは前年に脚本家組合のストライキがあり、一時的に撮影を中断した多くの作品の公開が1982年にずれ込む事になった。公開作が多かったために観客が分散した。
- スティーヴン・スピルバーグ監督の『E.T.』は歴史的なメガヒットとなった。
この節の加筆が望まれています。 |
周年[編集]
- 創立50周年
- 創立20周年
- ATG - 創立20周年記念として、第1弾『TATTOO<刺青>あり』 / 『九月の冗談クラブバンド』の2本立て、第2弾『怪異談 生きてゐる小平次』 / 『東海道四谷怪談』(ニュープリント)の2本立てを公開した[3]。
日本の映画興行[編集]
- 入場料金(大人)
- 1,500円[4]
- 映画館・映画別
- 1,500円(松竹、正月映画『男はつらいよ 寅次郎紙風船』)[5]
- 1,500円(松竹、8月公開『男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』)[6]
- 1,477円(統計局『小売物価統計調査(動向編) 調査結果』[7] 銘柄符号 9341「映画観覧料」)[8]
- 入場者数 1億5528万人[9]
- 興行収入 1695億2200万円[9]
| 配給会社 | 配給本数 | 年間配給収入 | 前年対比 | 概要 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 新作 | 再映 | 洋画 | ||||
| 松竹 | 17 | 70億5399万円 | 114.8% | 配給収入10億円の大台を突破したのは、『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』(12.9億円)、『男はつらいよ 寅次郎紙風船』(12.1億円)、『男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』(10.4億円)の3番組。角川映画の『蒲田行進曲』/『この子の七つのお祝いに』(8.5億円[注 1])は健闘。ヤング層をターゲットにしたMIE主演の『コールガール』とパンジー主演の『夏の秘密』には集客力がなく、深作欣二監督の『道頓堀川』(4.2億円[10][注 2])は話題先行で実を結ばなかった。 | ||
| 15 | 1 | 1 | ||||
| 東宝 | 21 | 100億3563万円 | 86.2% | 前年から13.8%ダウンしたが、3年連続年間配給収入100億円突破を達成。『ハイティーン・ブギ』(18億円)がたのきんシリーズ最高を記録。『ドラえもん のび太の大魔境』(12.2億円)と『グッドラックLOVE』(10.5億円)も配給収入10億円の大台を突破した。1982年2月から1983年1月までの1年間では、たのきんトリオの2番組3作品、『ハイティーン・ブギ』と『ウィーン物語 ジェミニ・YとS』など(11億円)の配給収入の合計が29億円となり、東宝全体の30.4%を占めた[10][注 3]。創立50周年記念作品の『南十字星』・『ひめゆりの塔』(9.8億円)・『幻の湖』(0.9億円[12])・『海峡』(9.6億円)の配給収入は合計しても約22億円にしかならなかった[10]。 | ||
| 16 | 1 | 4 | ||||
| 東映 | 25 | 110億0954万円 | 153.2% | 東映の年間配給収入が初めて100億円を突破した。偉業達成には、『セーラー服と機関銃』(23億円)、『大日本帝国』(14億円)、『鬼龍院花子の生涯』(11億円)の配給収入10億円の大台を突破した3番組の貢献が大きい。オールスターによる『制覇』(7.5億円)は地味な作風で失敗。『青春の門 自立編』、『化石の荒野』(2.6億円[13])は不振。1982年2月から1983年1月までの1年間では、『ボーイズ & ガールズ』(7.2億円[10][注 4]))・『龍の忍者』/『胸さわぎの放課後』(3.3億円)・『伊賀忍法帖』(16億円)などの4番組8作品で合計配給収入28.7億円となり、東映全体の27.4%をアイドル映画が占めた[10][注 5]。 | ||
| 21 | 1 | 3 | ||||
| にっかつ | 67 | 39億0895万円 | 101.0% | 既成の女優をロマンポルノに起用する戦略が結実した。五月みどり主演『マダム・スキャンダル 10秒死なせて』(4.6億円[10][注 6])が従来のロマンポルノ・ファンだけでなく、新規の中年男性観客を劇場に呼び込みヒット。高田美和主演『軽井沢夫人』/大信田礼子主演『ジェラシー・ゲーム』(4.2億円[10][注 7])は健闘。好調な成績を収めてきた畑中葉子主演シリーズがダウンするが、入れ替わるように新スターである美保純主演『ピンクのカーテン』・『ピンクのカーテン2』(3億円)が好調。 | ||
| 64 | 3 | 0 | ||||
各国ランキング[編集]
日本配給収入ランキング[編集]
| 順位 | 題名 | 製作国 | 配給 | 配給収入 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ミラクル・ワールド ブッシュマン | 東宝東和 | 23.6億円 | |
| 2 | セーラー服と機関銃 燃える勇者 |
東映 | 23.0億円 | |
| 3 | キャノンボール | 東宝東和 | 21.0億円 | |
| 4 | ハイティーン・ブギ シンデレラ( わんわん物語( |
東宝 | 18.0億円 | |
| 5 | ロッキー3 | ユナイテッド・アーティスツ | 16.7億円 | |
| 6 | 少林寺 | 東宝東和 | 16.5億円 | |
| 7 | 大日本帝国 | 東映 | 14.0億円 | |
| 8 | レイダース/失われたアーク《聖櫃》 | パラマウント映画/CIC | 13.8億円 | |
| 9 | 機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙篇 | 松竹 | 12.9億円 | |
| 10 | ドラえもん のび太の大魔境 怪物くん デーモンの剣 忍者ハットリくん・ニンニン忍法絵日記の巻 |
東宝 | 12.2億円 |
北米興行収入ランキング[編集]
| 順位 | 題名 | スタジオ | 興行収入 |
|---|---|---|---|
| 1. | E.T. | ユニバーサル | $359,197,037 |
| 2. | トッツィー | コロムビア | $177,200,000 |
| 3. | 愛と青春の旅だち | パラマウント | $129,795,554 |
| 4. | ロッキー3 | ユナイテッド・アーティスツ | $124,146,897 |
| 5. | ポーキーズ | 20世紀FOX | $105,492,483 |
| 6. | スタートレックII カーンの逆襲 | パラマウント | $78,912,963 |
| 7. | 48時間 | パラマウント | $78,868,508 |
| 8. | ポルターガイスト | MGM | $76,606,280 |
| 9. | テキサス1の赤いバラ | ユニバーサル | $69,701,637 |
| 10. | アニー | コロムビア | $57,059,003 |
- 出典: “1982 Domestic Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年12月23日閲覧。
日本公開映画[編集]
1982年の日本公開映画を参照。
受賞[編集]
- 第40回ゴールデングローブ賞
- 作品賞 (ドラマ部門) - 『E.T.』
- 主演女優賞 (ドラマ部門) - メリル・ストリープ(『ソフィーの選択』)
- 主演男優賞 (ドラマ部門) - ベン・キングズレー(『ガンジー』)
- 作品賞 (ミュージカル・コメディ部門) - 『トッツィー』
- 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門) - ジュリー・アンドリュース(『ビクター・ビクトリア』)
- 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門) - ダスティン・ホフマン(『トッツィー』)
- 監督賞 - リチャード・アッテンボロー(『ガンジー』)
- 第48回ニューヨーク映画批評家協会賞 - 『ガンジー』
- 第39回ヴェネツィア国際映画祭
- 金獅子賞 - 『ことの次第』(ヴィム・ヴェンダース
)
- 金獅子賞 - 『ことの次第』(ヴィム・ヴェンダース
- 第25回ブルーリボン賞
- 作品賞 - 『蒲田行進曲』
- 主演男優賞 - 渥美清(『男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』)
- 主演女優賞 - 夏目雅子(『鬼龍院花子の生涯』)
- 監督賞 - 深作欣二(『蒲田行進曲』)
- 第56回キネマ旬報ベスト・テン
- 外国映画第1位 - 『E.T.』

- 日本映画第1位 - 『蒲田行進曲』
- 外国映画第1位 - 『E.T.』
- 第37回毎日映画コンクール
- 日本映画大賞 - 『蒲田行進曲』
誕生[編集]
- 3月11日 - ソーラ・バーチ、アメリカの女優
- 4月30日 - キルスティン・ダンスト、アメリカの女優
- 5月15日 - 藤原竜也、日本の俳優
- 7月24日 - アンナ・パキン、カナダの女優
- 8月28日 - 石垣佑磨、日本の俳優
- 9月14日 - 成宮寛貴、日本の俳優
- 10月15日 - 真木よう子、日本の女優
- 10月27日 - 塚本高史、日本の俳優
- 11月12日 - アン・ハサウェイ、アメリカの女優
- 12月12日 - 加藤あい、日本の女優
- 12月13日 - 瑛太、日本の俳優
- 12月26日 - 小栗旬、日本の俳優
死去[編集]
| 日付 | 名前 | 国籍 | 年齢 | 職業 | |
| 1月 | 5日 | ハンス・コンリード | 64 | 俳優 | |
| 18日 | 三益愛子 | 71 | 女優 | ||
| 2月 | 2日 | エレノア・パウエル | 69 | 女優 | |
| 11日 | 志村喬 | 76 | 俳優 | ||
| 17日 | リー・ストラスバーグ | 80 | 俳優 | ||
| 26日 | 衣笠貞之助 | 86 | 俳優・映画監督 | ||
| 3月 | 5日 | ジョン・ベルーシ | 33 | コメディアン・俳優 | |
| 6日 | アイン・ランド | 77 | 作家・脚本家 | ||
| 16日 | 藤村有弘 | 48 | 俳優 | ||
| 4月 | 3日 | ウォーレン・オーツ | 53 | 俳優 | |
| 5月 | 13日 | レンツォ・ロッセリーニ | 74 | 作曲家 | |
| 16日 | 伏見直江 | 73 | 女優 | ||
| 29日 | ロミー・シュナイダー | 43 | 女優 | ||
| 6月 | 10日 | ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー | 36 | 映画監督 | |
| 16日 | パトリック・ドベール | 35 | 俳優 | ||
| 18日 | クルト・ユルゲンス | 66 | 俳優 | ||
| 29日 | ヘンリー・キング | 96 | 映画監督 | ||
| 7月 | 23日 | ヴィック・モロー | 50 | 俳優 | |
| 8月 | 12日 | ヘンリー・フォンダ | 77 | 俳優 | |
| 14日 | パトリック・マギー | 60 | 俳優 | ||
| 29日 | イングリッド・バーグマン | 67 | 女優 | ||
| 9月 | 14日 | グレース・ケリー | 52 | 女優 | |
| 22日 | 佐分利信 | 73 | 俳優 | ||
| 11月 | 1日 | キング・ヴィダー | 88 | 映画監督 | |
| 4日 | ドミニク・ダン | 22 | 女優 | ||
| 5日 | ジャック・タチ | 75 | 映画監督・俳優 | ||
| 12月 | 8日 | 三波伸介 | 52 | 俳優・コメディアン | |
| 27日 | ハーブ・テイラー | 66 | 録音技師 | ||
| 28日 | 岸田森 | 43 | 俳優 | ||
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 〔引用者註〕1983年のアンコール上映分を含んでいない。アンコール上映分を加えると17.6億円。
- ^ 〔引用者註〕キネマ旬報1983年2月下旬号では『道頓堀川』の配給収入は5億円[11]、同じキネマ旬報1983年8月下旬号では4.2億円と異なった金額になっているが、より新しい資料である後者を採用した。
- ^ 1982年2月から1983年1月までの1年間の東宝の年間配給収入は95億2800万円[10]。
- ^ 〔引用者註〕キネマ旬報1983年2月下旬号では『ボーイズ & ガールズ』の配給収入は7.3億円[11]、同じキネマ旬報1983年8月下旬号では7.2億円と異なった金額になっているが、より新しい資料である後者を採用した。
- ^ 1982年2月から1983年1月までの1年間の東映の年間配給収入は104億7200万円[10]。
- ^ 〔引用者註〕キネマ旬報1983年2月下旬号では『マダム・スキャンダル 10秒死なせて』の配給収入は4.2億円[11]、同じキネマ旬報1983年8月下旬号では4.6億円と異なった金額になっているが、より新しい資料である後者を採用した。
- ^ 〔引用者註〕キネマ旬報1983年2月下旬号では『軽井沢夫人』の配給収入は4.6億円[11]、同じキネマ旬報1983年8月下旬号では4.2億円と異なった金額になっているが、より新しい資料である後者を採用した。
出典[編集]
- ^ 「1982年度日本映画・外国映画業界総決算 日本映画」、『キネマ旬報』1983年(昭和58年)2月下旬号、キネマ旬報社、1983年、 116頁。
- ^ 竹入栄二郎「アイドル映画 データ分析」、『キネマ旬報』1983年(昭和58年)8月下旬号、キネマ旬報社、1983年、 40頁。
- ^ 「(広告)ATG創立20周年記念新作2本立て特別上映」、『キネマ旬報』1982年(昭和57年)5月上旬号、キネマ旬報社、1982年、 3 - 4頁。
- ^ 斉藤 2009, p. 97.
- ^ “第28作 男はつらいよ 寅次郎紙風船”. 『男はつらいよ』公式サイト. 松竹映画. 2016年12月28日閲覧。
- ^ “第29作 男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋”. 『男はつらいよ』公式サイト. 松竹映画. 2016年8月5日閲覧。
- ^ “小売物価統計調査(動向編) 調査結果”. 統計局. 2016年8月3日閲覧。
- ^ “主要品目の東京都区部小売価格:昭和25年(1950年)〜平成22年(2010年) (Excel)”. 統計局. 2016年8月3日閲覧。
- ^ a b “過去データ一覧”. 一般社団法人日本映画製作者連盟. 2016年8月2日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i 竹入栄二郎「アイドル映画 データ分析」、『キネマ旬報』1983年(昭和58年)8月下旬号、キネマ旬報社、1983年、 40 - 41頁。
- ^ a b c d 「1982年邦画4社<封切配収ベスト作品>」、『キネマ旬報』1983年(昭和58年)2月下旬号、キネマ旬報社、1983年、 118頁。
- ^ 竹入栄二郎「アイドル映画 データ分析」、『キネマ旬報』1983年(昭和58年)8月下旬号、キネマ旬報社、1983年、 39頁。
- ^ 中川右介 「資料編 角川映画作品データ 1976-1993」『角川映画 1976‐1986 日本を変えた10年』 角川マガジンズ、2014年、282頁。ISBN 4-047-31905-8。
参考文献[編集]
- 斉藤守彦 『映画館の入場料金は、なぜ1800円なのか?』 ダイヤモンド社、2009年11月27日。ISBN 978-4-478-01134-8。
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